┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~IWJ第10期の期末は7月末です。今期末まで残り14日ですが、 現状ではたいへん厳しく、赤字に転落しかねません! IWJが赤字転落しないために、どうか皆様、会員登録とご寄付・カンパでIWJをご支援ください!
┠■【中継番組表】
┠■新型コロナ、17日の東京都の新規感染者は293人! 2日連続最多を更新! 「Go Toトラベル」キャンペーンは開始直前の東京除外に加え、「若者、高齢者、宴席をともなう旅行」は除外と赤羽国交相が発表し大混乱!
┠■「謝罪は本心ではなかった!?」「命の選別」発言でれいわ新選組を除名処分された大西つねき氏が会見!! IWJ記者の連続質問に答える!!
┠■中国の4~6月GDPは3.2%増と素早い経済回復を達成! 日本は前期比年率で23.53%減の予測!
┠■<新記事紹介>船橋二和病院労働組合書記長 柳澤裕子氏「医療は社会になくてはならない。経営者側は『ベッドを埋めろ』と言う。私たち医師は『埋める』のではなくベッドにいる患者さんを退院させたい」~7.15船橋二和病院労働組合記者会見
┠■<本日の再配信>本日午後8時より「新型コロナウイルスによる歴史的大暴落の影響と震源地・中国の現状~岩上安身によるインタビュー 第989回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 後編(後半)」を再配信します!
┠■IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」への登録をぜひ、お願いします! 登録は無料でできます! 目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします!
┠■【緊急スタッフ募集!! 一般事務】会員管理担当に急な欠員が出たため、エクセルを使える事務経験者を緊急募集します! 時給1200円から。熱意や経験、能力次第で順次昇給します!
┠■IWJから皆様にサイトのコンテンツ管理中につき、お知らせがあります。一時的にご不便おかけします。
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■はじめに~IWJ第10期の期末は7月末です。今期末まで残り14日ですが、 現状ではたいへん厳しく、赤字に転落しかねません! IWJが赤字転落しないために、どうか皆様、会員登録とご寄付・カンパでIWJをご支援ください!
おはようございます。IWJ編集部です。
皆様、いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。
IWJの今期第10期も、期末の7月末まで、いよいよ残すところあと14日となりました。
新型コロナウイルスによる経済への悪影響が広がる中、IWJをご支援くださる皆様には岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
しかしながら、コロナ禍の影響もあり、現状は大変厳しく、このままでは赤字に転落しかねません!
どうか皆さまからのご寄付・カンパによるご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!
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◆中継番組表◆
**2020.7.18 Sat.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【タイムリー再配信 703・IWJ_YouTube Live】20:00~「新型コロナウイルスによる歴史的大暴落の影響と震源地・中国の現状~岩上安身によるインタビュー 第989回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 後編(後半)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
3月26日に収録した、岩上安身による田代秀敏氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた田代秀敏氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%94%b0%e4%bb%a3%e7%a7%80%e6%95%8f
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/470925
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◆中継番組表◆
**2020.7.19 Sun.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【「限界の夏」迫る!これでいいのか!?「トリチウム水」海洋放出問題を考える シリーズ特集 1・IWJ_YouTube Live】19:00~「『健康被害が無いなんて、大ウソですよ !! 』『風評被害じゃない!実害が出る !! 』反対論が圧倒~8.31トリチウムを含む処理水の取扱いに関する説明、公聴会(東京会場)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
2018年8月に収録した、「経済産業省 汚染水処理対策委員会 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」主催の説明、公聴会を再配信します。これまでIWJが報じてきたトリチウム関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/tritium
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430531
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
れいわ新選組が命の選別発言の大西つねき氏を除名! 山本太郎代表は会見でIWJ記者の質問に答え、大西氏擁護発言をする人々について「れいわの本質を理解できている方ならそういう解釈にはならない」と批判!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/478255
◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆
船橋二和病院労働組合書記長 柳澤裕子氏「医療は社会になくてはならない。経営者側は『ベッドを埋めろ』と言う。私たち医師は『埋める』のではなくベッドにいる患者さんを退院させたい」~7.15 船橋二和病院労働組合記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/478196
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■新型コロナ、17日の東京都の新規感染者は293人! 2日連続最多を更新! 「Go Toトラベル」キャンペーンは開始直前の東京除外に加え、「若者、高齢者、宴席をともなう旅行」は除外と赤羽国交相が発表し大混乱!
昨日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしましたが、16日の参院予算委に参考人として招致された東京大学先端科学技術研究センター名誉教授で新型コロナ抗体大規模測定プロジェクトリーダーの児玉龍彦氏は、感染が拡大する東京の現状について、「国の総力を挙げて止めないと、ミラノ、ニューヨークの二の舞になる」「今日の勢いで行ったら、来週は大変になります。来月は目を覆うようなことになります」と訴えました。
※16日東京新規感染者は過去最多の286人! 閉会中審査の参院予算委で、参考人招致された児玉龍彦東大名誉教授は「今日の勢いで行ったら、来週は大変になります。来月は目を覆うようなことになります」と警告! 東京が「エピセンター(震源)」となって「東京・埼玉型」のウイルスが蔓延し始めている!! これは『第3波』! なのに政府は「Go to キャンペーン」実施を強行!?(日刊IWJガイド、2020年7月17日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/45730#idx-1
昨日、17日の東京都の新規感染者は史上最多を2日連続で更新し、293人となりました。このままでは児玉氏の懸念が現実のものとなってしまいます。
※東京都の感染者、最多の293人 「広がりが見える」(朝日新聞デジタル、2020年7月17日)
https://www.asahi.com/articles/ASN7K4RKKN7KUTIL01L.html
増え続ける東京の感染者数に対して、政府は22日から始まる予定の観光支援事業「Go Toトラベル」キャンペーンから東京都を除外する方針を表明し、17日、正式決定しました。東京都民が他の道府県へ、また、他の道府県から東京都への旅行はキャンペーンの対象外となります。
※GoToトラベル東京除外を発表 国交相「断腸の思い」(朝日新聞デジタル、2020年7月17日)
https://www.asahi.com/articles/ASN7K3SHKN7KULFA008.html
しかし、東京都と生活圏が一体である神奈川、千葉、埼玉など首都圏の他の3県との間で線引きすることの非合理性が問われています。
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、ご覧になってください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■「謝罪は本心ではなかった!?」「命の選別」発言でれいわ新選組を除名処分された大西つねき氏が会見!! IWJ記者の連続質問に答える!!
「自分は障害者に関してはまったく言っていない。だから(重度障害者の木村英子参議院議員等からの批判には)何とも言いようがない」。
「命の選別」発言で、れいわ新選組を除名処分された大西つねき氏が17日、弁明の記者会見を行いました。
はじめに大西氏は、7月3日の動画チャンネルでの発言の真意を以下のようにもっともらしく釈明しました。
「少子高齢化が加速するなかで、介護従事者の倍増が急務だが、『緊縮財政の呪い』が打破されれば『お金がいくらでも作れる』ので、上限は『人の時間と労力』という実体リソースの有限性になる。しかし人口バランスがいびつになる中、十分な人材を確保できるかは、他の分野も含む総労働力の配分の問題となり、難しい国家経営上の決断となる。『苦渋の選択』を迫られるかもしれない。
そのために、何かするとしたら、自分は生産性や能力、ナチスによる人種による選別などとは一言も言っておらず、むしろ反射的にそんなことを連想するほうが、差別と偏見に満ちている。そこにはご高齢者=生産性の低い人という決めつけが見てとれる。むしろ自分は生産性で序列を生む金融システムを変えようと活動してきた。
何らかの方策が必要なら、高齢になれば死に近づくという『自然の摂理』にしたがって考えるべきで、医師のアドバイスで延命中止のルールを作るなど、『最後の出口を少しだけ緩める』ということ」
大西氏の「弁明」は続きます。
場面に応じ、言葉をいくらでも言いかえて、追及を逃れる。大西氏の話術は実に巧妙です。7月3日に公開し、7日に山本氏の怒りを買って頭を低くし、いったんは口先だけの謝罪を発表し、動画を非公開にしたものの、自分の「謝罪ポーズ」が党内では受け入れられないとわかると開き直り、7日に非公開にしていた動画を再度公開。そこでははっきりと「生命選別しないと駄目」「高齢の方から逝ってもらうしかない」と言いきっています。記者会見でのソフトな言い回しの「最後の出口を少しだけ緩める」などとは、まったく違います。
高齢者に「逝ってもらう」とは、「殺す」ということです。それを政治家として、国家全体で、組織的に行うようにしよう、と述べているのです。これは高齢者ジェノサイドを合法化せよ、という以外の何ものでもありません。それを、れいわを除名されてからは、開き直って再公開しつつも、顔をソフトに記者らに向かって、丸め込むように語りかけるのです。
中継のタイムラインを見るとぎょっとします。「大西信者」ともいうべき、熱狂的ファンが、礼賛の書き込みを続けているのです。この大西擁護者らのうち、どの程度が山本太郎支持者や、れいわ支持者らと重なっているのか、わかりません。16日のれいわの総会とその後の記者会見によって、山本代表およびれいわのメンバーの大半と、大西氏が、「命の尊重、平等」という一点において相容れないことはわかったはずです。すると、ここに集って大西擁護に走っているのは、れいわと決別して、大西氏についていくことにした「信者」ばかりなのでしょうか。それにしても数が多い。大西氏は、れいわの公募に応募して、山本太郎氏の目にとまり、2019年の参議院選挙の公認候補となることで、山本氏の絶大な人気とカリスマ性にあやかって、一躍、名が知られるようになりました。その間に、着々と「大西信者」をも増やしてきたようです。
「また新型コロナで、重症化率は高齢者が特に高いなかで、若い世代にしわ寄せが大きい。ご心配なご高齢者には外出を控えていただき、スーパーなどで高齢者タイムゾーンを設けたり、高齢者施設の対策強化などを行い、そのほかは通常の生活様式に戻すのはどうか。
その結果、感染者数が増え、高齢者の死亡は増えるかもしれないが、このままいけば大量の経営破綻と失業者を生み、そこで失われるかもしれない命は『新しい生活様式』で選別されていないか? 仮に死を迎えなくても、子どもや今を大切に生きる人たちの時間の過ごし方も命の問題。どんな政策も命の選択につながるから、政治家の仕事は命の選択につながる。車に乗っても、児童労働で作られた服を着ても、誰もが他の人や動物の命を脅かしながら生きている」。
大西氏の言動は、言葉回しだけは流暢であり、マニピュレーションの典型です。すべてが嘘ではない。事実をちりばめる。しかし、核心部分では強引な誘導があります。「ハーフトゥルース」という煽動や洗脳にお決まりの手法です。
「高齢者以外の中高年以下の世代は元の生活に戻し、感染者数が増え、高齢者の死亡が増える」という主張は、若年層はコロナに感染しても重症化しないという「俗説」を前提とし、高齢者の死亡数が上がることを想定しています。
しかし、これは、間違った根拠によるものです。コロナは死に至らなくても、軽症ではすみません。
英エジンバラ大学の研究グループが、コロナウイルスが心臓にもたらす「病理学的な変化」の可能性を明らかにしたと報じられているのです。69か国、1261人のコロナ患者の心エコー図分析の結果、「55%の患者に心臓の働きに病理学上の変化」、「7人に1人の割合で心臓の重い機能不全」がみとめられたというのです。研究責任者は「ウイルスの心臓感染は普通にあり得ることだが、コロナウイルスの場合、心臓感染を起こす患者の数が余りに多すぎる」と述べたとのことです。
※コロナ 心臓の病理を招く恐れ 英研究者ら(スプートニク、2020年07月14日)
https://jp.sputniknews.com/covid-19/202007147607793/
コロナによる多臓器の合併症について、京都大学名誉教授の中辻憲夫氏も、Franklin Veaux氏のレポートを紹介し、以下のようにツイートしています。
「これは大事な指摘。新型コロナ感染症拡大の重大性について、『致死率は1%程度に過ぎない』と軽視するのは大間違い。即ち、100名感染すると、1名が死亡だが、それに伴う可能性高いのは、『19名の入院必要患者、18名が生涯の心臓障害、10名が生涯の肺障害、3名が脳卒中、2名が神経障害、2名が脳障害。』」
※中辻憲夫氏のツイート(2020年7月13日)
https://twitter.com/norionakatsuji/status/1282638809746685952
次に、れいわ新選組からの除籍の経緯を大西氏自身が説明しました。7月3日の問題の動画公開から、7月7日に党本部から呼び出され、謝罪、撤回をすることを受け入れ、14,15日に生命倫理に関するレクチャーを受けたと話しました。それは、木村英子議員や難病を抱えた当事者のお話だったが、自分は障害者について話してないから、前提が違っているとして、離党を決意したが、結果的に除籍になったと述べました。
自分は「高齢者」の命の選別を話したが、「障害者」の命の選別については話していない、というのは、詭弁の典型です。これも一種の「ご飯論法」です。「自分は対象は障害者とは言っていない。高齢者だと言っている」と大西氏は弁明します。しかし、特定の具体的弱者の集団を指して、カネ(リソースとはありていにいえばカネのこと)の分配をめぐって邪魔になるから消してしまおう、といっていることに変わりはありません。
続いて大西氏は、一度サイトに掲載した謝罪文を引き下げたことについて、「政治家にあるまじき言葉づかい」をしたのは事実だが、朝日新聞をはじめ各メディアは、「命の選別」という自分の発言だけを切り取って使い、拡大解釈されたとお門違いの反撃をしました。さらに、言ってもいない「優生思想」を持ち出して非難されたが、「お前は間違っている」と言って私を攻撃し社会的制裁を加えようとしたこと自体が、優劣が正誤に変わっただけで、優生思想と根っこは同じと語りました。そうした観点から謝罪を取り下げたといいます。
もちろん、これも、事実と違います。我々もまた彼を政界から姿を消すべきだと厳しく批判しましたが、命まで奪うべきだ、などとは言っていません。他のメディア、批判者も同様です。彼が発言し、主張したことは、高齢者に「逝ってもらう」すなわち「殺す」ということ。彼と同レベルの議論などどこにもありません。ミソとクソをごちゃまぜに並べる詭弁です。
最後に大西氏は、今後、「真実と自由と自立」を旗印に、12月25日と言われる衆議院選挙に出馬する意向を表明しました。その際、憲法9条と自衛隊や在日米軍の矛盾や、岸信介を通じた戦後の米国による日本支配、昭和天皇の戦争責任等を取り上げ、向き合うべき問題に向き合っていないからだとして、自由にタブーに触れる必要があると述べました。
この後、記者との質疑応答が行われ、IWJの記者は以下の質問を行い、大西氏の回答を得ました。
IWJ記者「れいわの山本代表や議員からは、大西さんが『当事者の声をきく会』や総会で、自説を曲げず、自分の主張がいかに正しいかを訴えるばかりだったときいています。舩後議員は大西さんについて『おごりがあり、政治家に向かない』とおっしゃっています。これらの批判について、どうお考えでしょうか」
大西氏「そういうふうに思われていることについては、自分は特にないです。自分のなしたことに対する評価だと思う」
IWJ記者「大西さんは15日に動画を再公開し、総会で7日に出した謝罪を撤回したと聞きます。大西さんが出された7日の謝罪は、本心ではなかったということでしょうか?」
大西氏「7日の謝罪は本心ではなく、党との相談のうえで出したものです。動画については、もう少し前の段階で、動画を公開しない方がいいと、党との話し合いで、公開停止にした。その後、15日に再公開する前に、なぜか改めて党本部から、公開ついては『お任せします』というメールが来て、任された。16日の総会の前に見られるようにした方がいいと考えて公開した」
IWJ記者「山本代表は、大西さんがコロナ禍の中で命に対する考え方を変えたようだとおっしゃっていました。これは事実ですか?最初からそういうお考えをお持ちだったのではないですか?」
大西氏「自分の人生や死生観は基本的に変わっていない。自分が変わったのは、コロナが拡散したときに、それまで遠い状態だった死が身近に近づいたときに、残りの時間をどう過ごすか多くの人が考え出した。自分は『延命主義』に対して、生きている時間の質を重視するようになった」
これもまた、突っ込みどころです。生きている人間にとって、「延命主義」などという立場や思想はありません。すべての人は、生まれたての赤ちゃんの段階から、生きて、「延命」をはかっているのです。それぞれのかけがえのない人生を生きている人のうち、一部を指して「延命主義」というレッテルをはる。あたかも、延命するだけに汲々としている人生の質の低い生き方だと言わんばかりです。すべての「生きよう」としている人間は、「延命主義者」です。クオリティー・オブ・ライフと何の関係もない。「延命主義」に対立する概念は、「生きる」を諦めた人、死を選ぶ人やそうした考えだけです。
IWJ記者「すべての人の生きる権利や尊厳を守るというのが、れいわの最初からの理念であることは、大西さんもわかっていたはずですが、命に対する考え方を隠して、れいわの参院選公募枠に申し込んだということはないですか?」
大西氏「隠しているつもりはまったくない」
IWJ記者「れいわの参院選公募枠に応募した際、れいわの理念と共通したのは『反緊縮財政』という点だけだったのでしょうか?」
大西氏「まず『八策』という政策があるので、そこでの合意です。命に関する考え方は、八策の中ではなく、結党の理念にあったものだと思います。自分は命を粗末にしているように言われるが、そうでない。そこは一緒です。ただ、死をどう受け入れるかが、自分はちょっとあっさりしている、そこの違い。そもそも命を粗末にしているわけではなく、違っていないが、向こうから見ればそうなのかもしれない」
大西つねき氏も、いつかは死ぬ。人間はすべて死ぬ。死をどう受け入れるかは、それぞれのテーマであって、他人にとやかく言われることではありません。「自分はあっさりしている」というのは、大西氏個人の死生観であり、それなら、そのようにあっさりと死なれればよろしい。そんな死生観を他人に押しつけないでもらいたいし、まして政策として、高齢者ジェノサイドを掲げるなどもってのほかです。そのような考えをバラまくこと自体、高齢者ヘイトを培養する行為であって、世代間の分断や憎悪を煽らないでもらいたい。
会見の全体は、以下でご覧いただくことができます。
※大西つねき、れいわ新選組離党会見‼「命の選別」発言に対する謝罪は本心ではなかった!?「本当のこと言う政治」を求め、次回衆議院選では「旗を立てて戦いたい」‼~7.15 大西つねき氏 れいわ新選組離党会見 2020.7.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/478324
■中国の4~6月GDPは3.2%増と素早い経済回復を達成! 日本は前期比年率で23.53%減の予測!
最初に新型コロナウイルスが発生した国として、1月23日から武漢をロックダウンし経済活動を制限した中国ですが、コロナの封じ込めにほぼ成功してから、制限を緩和してゆき、16日に発表された2020年4~6月の実質国内総生産(GDP)は前年同期比で3.2%のプラスとなりました。中国経済の回復の早さが明らかになりました。
※中国、プラス成長に転換 4~6月GDP3.2%増(日経新聞、2020年7月16日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61572680W0A710C2MM0000/
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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■<新記事紹介>船橋二和病院労働組合書記長の柳澤裕子氏「医療は社会になくてはならない。経営者側は『ベッドを埋めろ』と言う。私たち医師は『埋める』のではなくベッドにいる患者さんを退院させたい」~7.15船橋二和病院労働組合記者会見
日本医療労働組合連合会が、加盟する医療機関に対し、夏のボーナスについて調査したところ、6月30日の時点で回答した338の医療機関のうち、約3割にあたる115の医療機関で、ボーナス額が去年より引き下げられていたという調査結果が報告されました。
コロナ禍での受診控えの広がりなどによって、病院の経営が悪化。今、「経済的医療崩壊」とでも言える事態があちこちの病院で起きています。
千葉県船橋市の船橋二和病院では、7月10日に、コロナによる医療機関の大幅減収を労働者のボーナスカットで穴埋めするのは間違っているとして、ストライキを決行しました。
※新型コロナで人は死んでいないという俗説はまやかし!? 日本の新型コロナの致死率は、4.447%! 季節性インフルエンザの40倍以上! 「第2波」は重症者が少ないから医療体制は万全は嘘!? Go Toキャンペーン予算を医療へ! 2020.7.15
https://iwj.co.jp/wj/member/archives/478208#memberB
2020年7月15日(水)18時00分より、千葉県船橋市の二和公民館にて、船橋二和病院労働組合記者会見が行われました。
冒頭、船橋二和病院労働組合書記長・柳澤裕子氏より、船橋二和病院労働組合のこと、ストライキ実施にいたる過程、そして、ストの反響などについて説明・報告があり、その後、各社記者との質疑応答となりました。
船橋二和病院労働組合の組合員は、合計9名。4名が医師で、4名が看護師、そして、1名が理学療法士であるとのこと。常勤雇用、非常勤雇用、請負、派遣などなどで構成されており、船橋二和病院の運営を維持するために関わっている労働者のすべてに、雇用形態に関係なく門戸を開いている組合です。
このつづきはぜひ、以下のURLよりご覧ください。
※船橋二和病院労働組合書記長 柳澤裕子氏「医療は社会になくてはならない。経営者側は『ベッドを埋めろ』と言う。私たち医師は『埋める』のではなくベッドにいる患者さんを退院させたい」~7.15 船橋二和病院労働組合記者会見 2020.7.15
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/478196
■<本日の再配信>本日午後8時より「新型コロナウイルスによる歴史的大暴落の影響と震源地・中国の現状~岩上安身によるインタビュー 第989回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 後編(後半)」を再配信します!
岩上安身は、今年3月25日と3月26日、エコノミスト田代秀敏氏に、2日連続となるインタビューを行いました。
田代氏によると、ウイルスを克服した中国は、世界83ヵ国、およびWHOやアフリカ連合等の国際機関に対して、検査キットやマスク等の医療物資を含め、医師団を派遣するなどの緊急援助を提供しました。
感染拡大が急速に広がるブラジルをはじめ、世界中の国が、今や超大国となった中国を頼っています。
田代氏は100年前に米国でパンデミックを起こしたインフルエンザ(いわゆる「スペイン風邪」)に言及し、当時新興国だった米国が、このインフルエンザのパンデミックの後、世界で覇権を握っていく「パックスアメリカーナ」に至った歴史を解説しました。
そして田代氏は、今回の新型コロナウイルス騒動が収まった後、中国では国内でだぶついた資金が投資先を求めて国外へ向かうであろうと予測を述べ、その後、世界における米国の覇権はどうなるか、中国が覇権を握るかどうかは、過去の歴史を参照して見きわめてゆくべきと説きました。
このインタビューが行われた3月26日、中国は、当時欧州の感染の中心となっていたイタリアへ第3陣の医療チームを派遣しました。一方、米国は自国内の対応で手いっぱいで、海外への援助どころではありません。また、世界中の国々も、「アメリカ・ファースト」の米国に支援を求めようとしません。
この26日に行われた田代氏インタビューの後編を前後半2回に分け、本日午後8時より後半を再配信いたします! 詳しくはぜひ、本日と明日の再配信をご視聴ください!
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【タイムリー再配信 703・IWJ_YouTube Live】20:00~
新型コロナウイルスによる歴史的大暴落の影響と震源地・中国の現状~岩上安身によるインタビュー 第989回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏 後編(後半)
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
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■IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」への登録をぜひ、お願いします! 登録は無料でできます! 目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします!
IWJでは岩上安身によるインタビューや毎日の中継の録画を短くまとめたハイライト動画をアーカイブとしてIWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」にラインナップしています。
また、国会での審議の中で、重要な質疑応答や話題のシーンも国会ハイライトとしてアップしています。
これらの動画は、スタート画面に、大きなタイトルをつけて、皆様に内容をわかりやすくご案内もしています。下記のURLから、一度ご覧になってみてください。
YouTubeのチャンネル登録者が増え、動画の視聴回数が増えれば、わずかではありますが広告料も入り、IWJの財政安定の助けになります。まだ登録されていない方は、無料ですのでこの機会にぜひご登録をお願いします!
7月8日、登録者数は4万9155人、この1か月で約1943人の新規ご登録があり、5万人まで、あと845人と迫っています。6月の1か月間で90.4万件のご視聴をいただきました。ご登録、ご視聴された皆さま、ありがとうございます。5万人を超えたら、10万人、20万人の登録者数を目指していきたいと思います。ぜひ、まだご覧になっていない方は、チャンネル登録とともに、他の方へのおススメや拡散もよろしくお願いします。
※YouTubeチャンネルはこちらから(右側の赤いチャンネル登録という項目をクリック! )
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会員管理とは、主としてエクセルを使い、会員の方の情報管理等の作業をしていただくお仕事です。PCの操作に慣れており、一般的な事務経験のある方、エクセルの操作ができる方を募集します。
時給1200円以上からのスタートですが、経験と能力次第では、相談に応じます! ぜひご応募ください!
詳しくはぜひ、下記のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。
※スタッフ応募フォーム
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日頃から、IWJをご支援下さり、様々なコンテンツを、ご視聴、ご覧いただきましてありがとうございます。
現在、IWJのサイト上で一部のコンテンツが閲覧できない状態になっています。
コンテンツの大がかりな整理を行っているためで、皆様にはご不便をおかけしており申し訳ありません。復旧まで少々お時間がかかるとは思いますが、もうしばらくお待ちください。
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IWJ編集部(岩上安身、浜本信貴、近藤ゆり、木原匡康、城石裕幸)
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