日刊IWJガイド・非会員版「東京都知事選は小池百合子氏が再選! 都のコロナ新規感染者は4日連続100人超えの111人! 東京のコロナ対策は再び小池都知事の肩に!」2020.7.6日号 ~No.2853号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~東京都知事選は午後8時の時報と同時にNHKが小池百合子氏当確を発表! 5日東京都の新型コロナ新規感染者は4日連続100人超えの111人! 東京のコロナ対策の責任は再び小池都知事の肩に!
■【中継番組表】
■<新記事紹介>熊本県南部で死者20人、観測史上最大雨量を更新する豪雨! 球磨川の氾濫で浸水被害の推定水深9メートル! さらに今後8日まで西日本から東日本にかけて豪雨の予報!
■香港併合から事態は次の局面に! 南シナ海で、米中が同時にそれぞれ軍事演習を実施する異例の事態! 尖閣諸島周辺地域への中国海警局警備艦侵入、および台湾の防空識別圏への中国軍機の侵入はどこに向かうのか!?
■<本日の再配信>本日午後8時より、2019年11月18日に収録した「『最前線で戦っている仲間たちは、想像を絶するプレッシャーやストレスに晒されながら、あきらめずに戦い続けている。それは、香港のためだから。みんなもともと普通の香港人!』~11.18在日香港人らによる香港デモへの会見」を再配信します!
■IWJ第10期の期末は7月末です。今期末まで残り26日! IWJが赤字転落しないために、どうか皆様のご寄付・カンパでIWJをご支援ください!
■IWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」への登録をぜひ、お願いします! 登録は無料でできます! 目標は10万人突破! 登録の呼びかけ・拡散もお願いします!
■【緊急スタッフ募集!! 一般事務】会員管理担当に急な欠員が出たため、エクセルを使える事務経験者を緊急募集します! 時給1200円から。熱意や経験、能力次第で順次昇給します!
■IWJから皆様にサイトのコンテンツ管理中につき、お知らせがあります。一時的にご不便おかけします。
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■はじめに~東京都知事選は午後8時の時報と同時にNHKが小池百合子氏当確を発表! 5日東京都の新型コロナ新規感染者は4日連続100人超えの111人! 東京のコロナ対策の責任は再び小池都知事の肩に!

 
 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日7月5日、投開票日を迎えた東京都知事選は、午後8時の時報と同時にNHKが小池百合子氏の当選確実を報じました。

※東京都知事選 現職の小池百合子氏 2回目の当選確実(NHK、2020年7月5日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200705/k10012497581000.html?utm_int=all_contents_just-in_001

 開票結果は、小池氏は得票率59.72%、得票数は3,560,919票となりました。

 次点の、宇都宮健児氏は得票率13.89%、得票数は828,422票。

 続く、山本太郎氏は得票率10.85%、得票数は647,161票。

 小野泰輔氏は得票率10.00%、得票数は596,501票。

 そして最も懸念すべきは、続く5位に、桜井誠氏が得票率2.85%、得票数は169,712票となって入っています。ヘイトスピーチ禁止条例に反対する小池都知事の再選のもと、ヘイトスピーチを繰り返し続ける桜井氏が169,712票の支持を集めたという結果を、都民は重く受けとめる必要があります。

 IWJは山本太郎候補、宇都宮健児候補の開票中の事務所の様子を生配信しました。

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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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◆中継番組表◆

**2020.7.6 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 691・IWJ_YouTube Live】20:00~「『最前線で戦っている仲間たちは、想像を絶するプレッシャーやストレスに晒されながら、あきらめずに戦い続けている。それは、香港のためだから。みんなもともと普通の香港人!』~11.18在日香港人らによる香港デモへの会見」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2019年11月に収録した、「公益社団法人 日本ジャーナリスト協会」主催の在日香港人らによる香港デモへの会見を再配信します。これまでIWJが報じてきた香港関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e9%a6%99%e6%b8%af

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◆中継番組表◆

**2020.7.7 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 692・IWJ_YouTube Live】1 「協定にサインすれば台湾は永遠に属国になる」中国とアメリカ、2つの「帝国」の狭間で生きる台湾 ~岩上安身によるインタビュー 第418回 ゲスト 呉叡人政治学博士 2014.4.11
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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■<新記事紹介>熊本県南部で死者20人、観測史上最大雨量を更新する豪雨! 球磨川の氾濫で浸水被害の推定水深9メートル! さらに今後8日まで西日本から東日本にかけて豪雨の予報!

 7月4日の明け方から朝にかけて九州で猛烈な雨が降り、熊本県内を流れる球磨川が氾濫。国土交通省によると、人吉(ひとよし)市で決壊したほか、八代(やつしろ)市、芦北(あしきた)町、球磨(くま)村、人吉市、相良(さがら)村などで越水などにより家屋の浸水被害などが出ています。

 国土交通省によると、熊本県では23件、鹿児島県では4件の土砂災害が起きています。

※7月3日からの大雨に係る被害状況について(第3報)(国土交通省、2020年7月5日)
https://www.mlit.go.jp/common/001352036.pdf

 球磨村では浸水した特別養護老人ホーム「千寿園」で、入所者14人が心肺停止になったほか、洪水や土砂災害による被害は、NHKのまとめによると、5日午後現在、熊本県内で死者20人、心肺停止14人、行方不明14人となっています。

※熊本 記録的大雨 20人死亡 14人心肺停止 14人行方不明(NHK、2020年7月5日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200705/k10012497101000.html

 気象庁の発表によると、西日本から東日本に停滞している梅雨前線は、6日にかけて次第に北上。大気の状態が非常に不安定になり、西日本から東日本は6日にかけて、局地的に雷をともなった非常に激しい雨が降り、8日ごろにかけて大雨が続く恐れがあると、警戒を呼びかけています。

※梅雨前線に伴う大雨の見通しについて(気象庁、2020年7月5日)
https://www.jma.go.jp/jma/press/2007/05a/kaisetsu202007051400.pdf

 詳しくはぜひ、以下のURLから記事をご一読ください。

※熊本県南部で死者20人、観測史上最大雨量を更新する豪雨! 球磨川の氾濫で浸水被害の推定水深9メートル! さらに今後8日まで西日本から東日本にかけて豪雨の予報!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/477715

 IWJは2016年4月に起きた熊本・大分大震災の際に取材と支援を行った。ぜひ、あわせてご覧いただきたい。

※【IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援(1)】「今は足元しか見えないです。俯瞰ができない…」~4月17日、IWJ九州緊急特派チームが急遽、被災地入り。避難所となった熊本市立月出小学校で、現場指揮を執っていたPTA会長にインタビュー! 2016.10.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/336959

※【IWJふり返りレポート・熊本・大分大震災取材&支援(2)】「本震」直後の出産!強い余震が続くなか、「もう産むしかない」と決意~4月18日、IWJ特派チームは聖粒会慈恵病院へ支援物資を届け、看護部長と「本震」直後に出産された女性にインタビュー! 2016.10.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/337689

■香港併合から事態は次の局面に! 南シナ海で、米中が同時にそれぞれ軍事演習を実施する異例の事態! 尖閣諸島周辺地域への中国海警局警備艦侵入、および台湾の防空識別圏への中国軍機の侵入はどこに向かうのか!?

 2020年7月2日から3日にかけて、中国海警局警備艦2隻が尖閣諸島周辺の領海に侵入し、操業中の日本の漁船に接近する動きを繰り返したため、海上保安庁が日本漁船の安全を確保、中国海警局の2隻は、3日22時30分までに領海を退去しました。30時間超の滞留は、過去最長でした。

※中国公船の尖閣領海侵入、30時間超 過去最長、3日夜に退去(産経新聞、2020年7月4日)
https://www.sankei.com/politics/news/200703/plt2007030036-n1.html

 日本の領海内であっても、外国船は通航する権利を有しています。「国連海洋法条約(UNCLOS)」は、第17条で、ある国の領海内を外国船が通航する権利「無害通航権(Right of innocent passage)」を認めています。

 ただし、同じく18条2項でその通航は「継続的かつ迅速」であるべきで、投錨したり停止したりするのは「不可抗力による場合、危険な状態にある人、船または航空機を支援する場合」のみに限定されています。

 また、「沿岸国の平和や秩序、安全を害する場合」が「無害通航」から除外され(19条1項)、軍事演習、情報収集、航空機の発着艦、漁獲といった活動も「無害通航」から除外(19条2項)されます。

 今回、30時間超に及ぶ「通航」が果たして「継続的かつ迅速」な無害通航と言えるのかどうか、大いに疑問です。日本漁船への接近も、無害通航から除外されるべき行為だと思われます。

※国連海洋法条約(UNCLOS)第2部第18条第19条
https://www.un.org/Depts/los/convention_agreements/texts/unclos/part2.htm

 尖閣諸島周辺地域における中国船(2008年~2020年6月30日)の活動は、2008年12月8日にさかのぼります。この日、中国公船2隻が尖閣諸島周辺に初めて侵入しました。

 2012年には、石原慎太郎都知事(当時)の「尖閣買い取り」発言を契機に、領海内へ侵入する中国船が激増。2012年8月の28隻をピークとして、2012年から2013年にかけてが最も多く、その後はやや沈静化に向かっていましたが、再び増加する傾向にあります。

※尖閣諸島周辺地域における中国公船等の動向と我が国の対処(海上保安庁)
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html

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■<本日の再配信>本日午後8時より、2019年11月18日に収録した「『最前線で戦っている仲間たちは、想像を絶するプレッシャーやストレスに晒されながら、あきらめずに戦い続けている。それは、香港のためだから。みんなもともと普通の香港人!』~11.18在日香港人らによる香港デモへの会見」を再配信します!

 IWJでも繰り返しお伝えしているように、香港返還24年目の記念日である7月1日の前日に施行された香港国家安全法の影響で、香港の状況は一変。イギリスの植民地であった香港が中国へ返還されて以来、23年間続いてきた一国二制度は崩壊し、香港は事実上、中国に「再合併」されました。

※中国が香港で反政府的な活動を取り締まる国家安全法を施行し事実上の「再併合」を強行! 次は中国による台湾併合か!? 米軍は何度模擬戦を繰り返しても台湾海峡有事で中国軍に歯が立たず!! 半年後の事態を誰が見通せるのか!?(2020年7月3日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/477593

 昨年、逃亡犯条例改正への反対をきっかけとして始まった長期のデモは、一時、香港政府による逃亡犯条例撤回に漕ぎつけました。しかし香港市民は決して油断せず、コロナ禍を乗り超えつつデモと民主化運動を続けてきました。

 そこで本日午後8時より、香港における民主化運動を振り返り、2019年11月18日に収録した「『最前線で戦っている仲間たちは、想像を絶するプレッシャーやストレスに晒されながら、あきらめずに戦い続けている。それは、香港のためだから。みんなもともと普通の香港人!」~11.18在日香港人らによる香港デモへの会見」を再配信いたします。

 公益社団法人日本ジャーナリスト協会の主催による在日香港人らによる香港デモへの会見は、2019年11月18日、東京都渋谷区の道玄坂会見場にて行われました。

 「光復香港 時代革命」とのスローガンが掲げられた会場で、5人の在日香港人たちが会見に臨みました。ヘルメットやマスク、サングラスなどを着用し、また、名前も仮名で林(ラム)氏、鄭(チェン)氏、シャウ(★山かんむりに将)氏、平(ペイ)氏、ラー氏としています。

 なお、デモや民主化運動で広く使用されるこのスローガンについて、現在、香港政府は香港国家安全法に違反するものとの見解を示しています。

※「光復香港、時代革命」は国安法違反、スローガンに香港政府が見解(ニューズウィーク日本版、2020年7月3日)
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2020/07/282981.php

 会見の冒頭、林(ラム)氏がマイクを握り、明確なリーダーや指導組織が存在しないため誰かが逮捕されてもデモを続けられることや、SNSで情報を拡散し、参加者たちはそれぞれが自発的に集まることでデモが成立していることを説明。会見に出席した5人も、もともとお互いのことを知らず、現在もお互いの本名を知らないままでいることを明かします。

 さらに、会見に臨んだ5人やデモ参加者たちの、黒いTシャツ、黒いズボン、黒いマスク、ヘルメットを着用した服装を「ブラック・ブロック」と呼ぶことを紹介。当初は自殺したデモ参加者を追悼するための服装だったものが、その後、逮捕から逃れるためマスクで顔を隠し、警察が用いる催涙弾や瓶爆弾への対策として自分たちの身を守るためのものとなっていった経緯が説明されます。

 鄭(チェン)氏は、「一国二制度で与えられる民主主義を取り戻せ」とのタイトルを掲げ、民主主義を求める香港人たちの具体的な活動を解説。香港の俳優で中国武術家だったブルース・リー氏による「Be water my friend(水のようになれ)」との言葉を実践していることなどを語り、さらに、香港中文大学が香港市民に対して行ったアンケートの結果を発表します。

 シャウ(★山かんむりに将)氏は、デモに対して警察が使用した催涙弾やゴム弾、実弾の記録を紹介。6月12日には催涙弾150発、ゴム弾数発、実弾0発だったのに対し、10月1日には催涙弾1400発、ゴム弾900発、実弾6発と、警察による取り締まりが劇的に過激化していることを示しました。また、警察が市民や記者らを「ゴキブリ」と呼び、人権を無視した扱いを行っていることを明らかにします。

 さらに、平(ペイ)氏、ラー氏も素顔では語れない香港デモの実情を語り、「私たち香港市民だけでは、香港を守ることはもう無理です」と吐露。日本や世界へ向けて協力を求めます。

 詳しくはぜひ、本日午後8時からの再配信をご視聴ください。

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【タイムリー再配信 691・IWJ_YouTube Live】20:00~
「最前線で戦っている仲間たちは、想像を絶するプレッシャーやストレスに晒されながら、あきらめずに戦い続けている。それは、香港のためだから。みんなもともと普通の香港人!」~11.18在日香港人らによる香港デモへの会見
[配信ページURL] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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■IWJ第10期の期末は7月末です。今期末まで残り26日! IWJが赤字転落しないために、どうか皆様のご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

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 新型コロナウイルスによる経済への悪影響が広がる中、IWJをご支援くださる皆様には岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 IWJでは期のはじめに、1年間の収支を考えて予算計画を立てていますが、今期は、ご寄付・カンパの目標額を5400万円に設定して活動してまいりました。

 しかしながら、今期第10期はコロナ禍の影響もあり、例年ほどご寄付・カンパが集まっていません。IWJが今期赤字に転落しないよう、目標額を達成するためには、残りあと1か月ほどとなった6月末の時点で、1574万円以上のご寄付・カンパが必要となっています。

 今期末まで、あと26日しかありません。どうか皆さまからの緊急のご支援を、よろしくお願いいたします!

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 ぜひ、これからも、IWJがお届けする様々なコンテンツにご期待ください。よろしくお願いいたします。

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、仲川正紀、六反田千恵、城石裕幸、布施絵理子、中村尚貴)

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