日刊IWJガイド「神奈川新聞がスクープ! 共同通信も記者クラブも官邸に完全に『服従』したのか!? 官邸による東京新聞・望月衣塑子記者の質問制限問題に関して、共同通信が記事の一部を削除! 官邸と記者クラブの顔色をうかがったのか!?」 2019.2.22日号~No.2353号~(2019.2.22 8時00分)


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~ 日銀黒田東彦総裁が毎月勤労統計について経済財政諮問会議で「直近の名目賃金のマイナスは統計上のサンプル要因が影響。実勢は緩やかに上昇していると考える」と批判!! 「アベノミクス偽装」のために統計調査方法見直しを誘導か!?
┠■【中継番組表】
┠■神奈川新聞がスクープ! 共同通信も記者クラブも官邸に完全に「服従」したのか!? 官邸による東京新聞・望月衣塑子記者の質問制限問題に関して、共同通信が記事の一部を削除! 官邸と記者クラブの顔色をうかがったのか!?
┠■本日午後8時より、2010年12月22日に行われた「CIAに取材したピューリッツァー賞受賞のジャーナリスト、ティム・ワイナー氏は、日米関係は『娼婦とヒモ』の関係と断じる!~岩上安身が映画『ANPO』リンダ・ホーグランド監督インタビュー」を全編フルオープンで再配信いたします!
┠■<お知らせ>
┠■「アベノミクス偽装」(統計不正問題)について、岩上さんは小川淳也衆議院議員、『アベノミクスによろしく』『データが語る日本財政の未来』の著者で弁護士の明石順平氏へのインタビューを予定! その他にも続々とインタビューのアポイントを進めています! 最前線で走り続ける岩上さんとIWJに、どうかご支援をよろしくお願いいたします!
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■はじめに~ 日銀黒田東彦総裁が毎月勤労統計について経済財政諮問会議で「直近の名目賃金のマイナスは統計上のサンプル要因が影響。実勢は緩やかに上昇していると考える」と批判!! 「アベノミクス偽装」のために統計調査方法見直しを誘導か!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 日本の中央銀行である日銀の独立性を疑われる、大きな疑惑が明らかになりました。

◇<厚労省有識者検討会は懸念する意見を隠し、平均賃金差の補正を「あえて補正する必要はない」と捏造>

 厚労省は毎月勤労統計の調査方法について、調査対象とする中規模事業所のサンプルを、2年から3年に一度、全数を入れ替えるやり方から毎年一部を入れ替えるやり方に変えることを、2015年の有識者検討会で協議しました。

 しかし、この調査方法の変更は、事務負担が増すなどの懸念から、「合理性は低い」などとして「引き続き検討する」と慎重な意見が出ていました。また、サンプルの入れ替えによる平均賃金の差を補正するため、「規模別の労働者数などに基づく指数も補正が必要」と、指摘していました。

 ところが、厚労省は2015年12月、この検討会の内容を全く反映していない「検討会の主な意見」という文書を総務省の統計委員会に提出しています。「検討会の主な意見」では、調査方法変更に対する検討会の意見には全く触れられず、平均賃金の差の補正については、「あえて増減率を補正する必要はない」と、捏造されていました。

 調査方法の変更については、サンプルを全て入れ替えるより、部分的に入れ替える方が賃金の下落が抑えられます。

 2015年10月16日の第16回経済財政諮問会議では、麻生太郎財務相兼副総理が、「毎月勤労統計については、企業サンプルの入れ替え時には変動があるということもよく指摘されている。(中略)ぜひ具体的な改善方策を早急に検討していただきたいとお願いを申し上げる」と発言しています。

※中江元哉元総理秘書官が「私個人の考え」を厚労省に伝えただけで、統計の調査方法が変わった!? 官邸の関与や圧力なしに「アベノミクス偽装」なんてありえるか!?(日刊IWJガイド、2019年2月20日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/38375

◇<黒田東彦日銀総裁が、「直近の名目賃金のマイナスは統計上のサンプル要因が影響」と統計を批判>

 そして、11月4日に行われた第17回経済財政諮問会議では、会議の冒頭でいきなり黒田東彦日銀総裁が、「直近の名目賃金のマイナスは統計上のサンプル要因が影響。実勢は緩やかに上昇していると考える」と、統計を批判しました。

※平成27年第17回経済財政諮問会議議事要旨(内閣府平成27年会議情報一覧)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2015/1104/gijiyoushi.pdf

 2015年1月のサンプル入れ替えによる過去データの修正では、民主党政権時代の2011年分を上回っていたはずの2014年分賃金指数が、修正により下回ってしまっています。

 11月4日の経済財政諮問会議では、麻生財務相が「経済統計の改善については、前回申し上げたところを具体化していただくという話になったので、結構なことだと思っている」と語りました。また、会議の最後には、甘利明経済再生相(当時)が「指摘された課題について来春までに方針を整理するよう統計委にお願いしたい」と語っています。

◇<西村清彦統計委員長は「経済財政諮問会議の議論を非常に重く受け止めております」と発言>

 2015年12月11日の第93回統計委員会第65回基本計画部会の冒頭で、西村清彦統計委員長は「11月4日に開催された経済財政諮問会議の議論を私は非常に重く受け止めております。統計委員会に対し甘利大臣から、諮問会議で指摘された課題について、来春までに方針 を整理するよう検討要請がありました。この点も重く受けとめております。 この要請は統計委員会のそもそもの役割とも合致しており、委員長及び部会長として、 この基本計画部会で行っている法施行状況審議の中で対応していくことを皆様にお願いしたいと思います」と語っています。

※第65回基本計画部会議事録(総務省統計委員会会議記録)
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/singi/toukei/meetings/kihon_65/proceedings_65.pdf

 この後、2016年3月22日に統計委員会は、調査対象サンプルの部分入れ替え導入を盛り込んだ「平成26年度統計法施行状況に関する審議結果報告書(未諮問基幹統計確認関連分)」を出し、2018年1月には調査対象サンプルの部分入れ替えが導入されました。

※平成26年度統計法施行状況に関する審議結果報告書(未諮問基幹統計確認関連分)(総務省)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000413397.pdf

◇<岩上さんは「日銀が政府と一体になって統計を八百長していたらアウトだろっ!!」とツイート>

 「アベノミクス偽装」のために財務相と経済再生相、さらに日銀総裁までが一体となって自分たちに都合の悪い統計を批判し、忖度した官僚が有識者の懸念を振り切って、文書まで捏造し、自分たちにとって都合の良いデータが集まるように行政を歪めていく様子がわかります。

 「アベノミクス偽装」に日銀総裁までもが関与していたことに、岩上さんは次のようにツイートしています。

 「経済がわからない頭のネトウヨはさておき、アベノミクス礼賛のエコノミストや株長者も、もういい加減に眼を覚ます時。日銀が政府と一体になって統計を八百長していたらアウトだろっ!!→日銀、統計不正に加担か。黒田総裁が『調査手法見直し』を先導していた事実が判明」

※岩上さんのツイート(2019年2月21日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1098271722317307904

 エコノミストの田代秀敏氏によると、日本の統計偽装について、「ヘッジファンド(Zero Hedge)のレポートでは、すでに『日本政府の経済統計の40%はフェイクだ』との情報も出ている」とのことです。そこに日銀まで加われば、日本の国債はいつ「売り浴びせ」が来てもおかしくありません。

※統計不正でアベノミクスの失敗を偽装!? 国債危機はもうごまかしがきかない局面に!他方、中・韓・台のインバウンド需要の取り込みに必死の安倍総理は中国向けに春節祝いを発信!~2.13 岩上安身による中国通エコノミスト田代秀敏氏インタビュー1/3 2019.2.13
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442030

◇<岩上さんは立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也衆議院議員と、明石順平弁護士にインタビューを行います!>

 統計不正問題は、森友・加計学園問題とも似たような様相を呈してきたといえるでしょう。

 岩上さんは今週、「アベノミクス偽装」統計不正問題について国会で鋭い追及を続け、一躍脚光を浴びている、立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也衆議院議員にインタビューを行う予定です。

 さらに、新刊『データが語る日本財政の未来』(集英社インターナショナル、2019年2月7日発売)(https://amzn.to/2SpMLvG)の著者・明石順平弁護士にインタビューを行う予定です。明石氏インタビューは26日を予定していましたが、この日、明石氏が国会に参考人として招致されることになり、3月1日に日程が変更となりました。両インタビューとも、詳細が決まり次第お知らせいたします。

 岩上さんによるインタビューは、基本的には冒頭のみフルオープンで配信し、その後は会員限定配信に切り替えてお届けしています。ぜひ、会員にご登録していただいて、岩上さんによるインタビューをご覧ください!

※会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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◆中継番組表◆

**2019.2.22 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch4】17:00~「勤労統計不正『賃金偽装』野党合同ヒアリング ―内容:2月22日に公表される毎月勤労統計の確定値及び前回の宿題返しについて厚生労働省、総務省、財務省、内閣府よりヒアリング」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 勤労統計不正「賃金偽装」野党合同ヒアリングを中継します。これまでIWJが報じてきた野党合同ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%87%8E%E5%85%9A%E5%90%88%E5%90%8C%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】17:00~「プラカードの前に大型トラックが横づけ!! 『平和で豊かな沖縄を』等と静かに訴える創価学会員たちに、学会の現役職員が大掛かりな妨害工作!? 12・29学会本部前サイレントアピール」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年12月に収録した、創価学会本部前サイレントアピールを録画配信します。 これまでIWJが報じてきた 創価学会関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%89%B5%E4%BE%A1%E5%AD%A6%E4%BC%9A
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【IWJ・エリアCh1・大阪】18:00~「国民民主党街頭演説会 ―弁士:にしゃんた府連副代表・参議院総支部長 ほか」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1

 京阪枚方市駅前でおこなわれる国民民主党街頭演説会を中継します。弁士は、矢田わか子府連副代表・参議院議員、にしゃんた府連副代表・参議院総支部長、中村哲之助府連代表代行・大阪府議会議員。
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【IWJ・エリアCh6・静岡】18:30~「金曜アクション『さよなら原発の夕べ@浜松』」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach6

 浜松駅北口JR敷地外広場で開催される「さよなら原発の夕べ@浜松」を中継します。
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【再配信・IWJ_Youtube Live】20:00~「CIAに取材したピューリッツァー賞受賞のジャーナリスト、ティム・ワイナー氏は、日米関係は『娼婦とヒモ』の関係と断じる!~岩上安身が映画『ANPO』リンダ・ホーグランド監督インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 2010年12月に収録した、岩上安身による映画『ANPO』監督リンダ・ホーグランド氏へのインタビューを再配信します。

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/134

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【IWJ・Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「首都圏反原発連合」の呼びかけで開催される首相官邸前抗議を中継します。これまでIWJが報じてきた首相官邸前抗議関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E5%89%8D%E6%8A%97%E8%AD%B0

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◆中継番組表◆

**2019.2.23 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

調整中

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◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

東電コメントはちぐはぐ!? 東京電力が #東海第二原発 に経済支援を行うのは不当だとして、株主らが起こした支援差し止め仮処分申し立てを東京地裁が却下した際のコメントへの指摘~11.19 #東京電力 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/435983

デブリの調査を華々しく行った東電!廃炉の優先順位を間違えているのでは!? との指摘に「調査を後回しにするわけにはいかないのも事実」~2.20原子力規制委員会 更田豊志 委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442795

KYB社製オイルダンパーの原発への使用について問われて「不正の内容は極めて悪質!」「安全上重要な施設に使われているとは報告を受けていない」~10.24原子力規制委員会 更田豊志 委員長 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/434473

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■共同通信も記者クラブも官邸に完全に「服従」したのか!? 官邸による東京新聞・望月衣塑子記者の質問制限問題に関して、共同通信が記事の一部を削除! 官邸と記者クラブの顔色をうかがったのか!?

 首相官邸が昨年12月28日に記者クラブ「内閣記者会」に対して、東京新聞・望月衣塑子記者による質問内容は「事実誤認」と難癖をつけていた問題は、記者クラブが官邸に「服従」した姿を浮き彫りにすることになりました。

 2月21日付の神奈川新聞によると、2月18日午後9時57分、共同通信が配信記事の一部を削除することを通知してきたといいます。削除されたのは、「官邸要請、質問制限狙いか 『知る権利狭める』抗議」と題した記事の以下の文言だったことを同紙が伝えています。

 「メディア側はどう受け止めたのか。官邸記者クラブのある全国紙記者は『望月さん(東京新聞記者)が知る権利を行使すれば、クラブ側の知る権利が阻害される。官邸側が機嫌を損ね、取材に応じる機会が減っている』と困惑する」

※<時代の正体>質問制限 削られた記事「8行」 忖度による自壊の構図(神奈川新聞、2019年2月21日)
http://www.kanaloco.jp/article/389690

 この箇所を削除した理由として、共同通信の「編注」(編集注意)に「全国紙記者の発言が官邸記者クラブの意見を代表していると誤読されないための削除です」と書かれていたことを、神奈川新聞は明らかにしています。

 「望月さん(東京新聞記者)が知る権利を行使すれば、クラブ側の知る権利が阻害される」など荒唐無稽な言い分で、この「官邸記者クラブのある全国紙記者」は、官邸の顔色をうかがって記者会見に参加しているにすぎません。そもそも望月記者の質問と、それに対する菅官房長官の苦々し気な対応によって、他社の記者が記事を書いたことはないのか、と言いたくなります。自分は官邸のトップの顔色をうかがい、機嫌を損ねないようにしながら、リスクをとって質問して他の記者の「成果」をありがたく頂戴する「受益者」だったのではないか。

 他者が知る権利を行使したことで、自分の権利が阻害されたなどと言っている記者の姿勢は、記者クラブの体質をよく表しているといえます。共同通信は、本来であれば、自らリスクをとらない記者の声をきちんと出し、その上でこうした記者クラブの姿勢を批判するべきだったのではないでしょうか。しかし、批判するどころか、「記者クラブの意見」と「誤読」されないためと称して削除してしまうあたりは、もはや、官邸に対する「服従」の意志と、記者クラブに加盟することで「甘い蜜を吸い続けていたい」という意図があるのではないか、と疑わざるをえません。

 もっとも、「ある全国紙記者」の「官邸側が機嫌を損ね、取材に応じる機会が減っている」という証言からは、官邸が、意に沿わない質問をする記者に対して、強力な圧力をかけていることが容易に想像できます。

 2月20日付の東京新聞によると、上村秀紀・官邸報道室長が質問中の望月氏に対して、「簡潔にお願いします」「質問に移ってください」などと言って質問を遮っており、1分半ほどの質問で7回も遮られたこともあったといいます。さらに、官邸から望月氏に対して計9回も「事実にもとづかない質問は慎んでほしい」などと申し入れがあったとのことです。

※(中)1分半の質疑中 計7回遮られる(東京新聞、2019年2月20日)
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2019/kanbou-kaiken/list/19022002.html

※(下)会見は国民のためにある 編集局長・臼田信行(東京新聞、2019年2月20日)
http://www.tokyo-np.co.jp/hold/2019/kanbou-kaiken/list/19022003.html

 こうした質問の遮断や申し入れは、官邸による質問制限に他ならないですし、明らかに他の記者を委縮させることにもつながります。

 IWJは、望月記者の質問を妨害する官邸を徹底的に批判しています。ぜひ、下記の岩上さんによる伊波洋一参議院議員インタビューをご覧ください。

※辺野古埋立積み出し港で砕石と赤土を混ぜ合わせ!防衛省は「知らないふり」!? 辺野古の海を汚しながら「値の付かない」赤土と高額な予算との差額を懐に入れているのは誰だ!? 岩上安身による会派「沖縄の風」幹事長 伊波洋一参議院議員インタビュー 2019.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442603

 あわせて以下の記事も、会員登録の上、ご覧ください。

※辺野古新基地建設でIWJが伊波洋一参議院議員に独占取材! 積み出し港で砕石と赤土を混ぜ合わせ! 防衛省は赤土投入を「知らないふり」!? 「事実誤認」は東京新聞・望月衣塑子記者ではなく官邸側なのは明らか! 2019.2.16
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442465

※菅官房長官会見で「東京新聞の特定の記者」による質問を官邸が「制限」!? 官邸報道室長・上村秀紀氏は「特定の記者」が望月衣塑子記者であることを認め、「排除する意図はない」と口を濁す!IWJが上村氏に直撃取材! 2019.2.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/441476

■本日午後8時より、2010年12月22日に行われた「CIAに取材したピューリッツァー賞受賞のジャーナリスト、ティム・ワイナー氏は、日米関係は『娼婦とヒモ』の関係と断じる!~岩上安身が映画『ANPO』リンダ・ホーグランド監督インタビュー」を全編フルオープンで再配信いたします!

 2月7日と2月17日に全編フルオープンでお届した、「岩上安身による新刊『知ってはいけない2 』『天皇メッセージ』著者・ 編集者 矢部宏治氏インタビュー」はご覧いただけたでしょうか?お見逃しになった方は、5月8日まで全編公開していますので、ぜひご覧ください。

※旧安保と新安保は同じ!米軍占領統治が今も続く日本の闇の核心!〜新刊『知ってはいけない2』『天皇メッセージ』著者・矢部宏治氏への、2.7岩上安身によるインタビュー! 2019.2.7
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/441535

※「日米安保体制に指一本触れるな」はCIAからの巨額資金提供と引き換えに自民党結党時に合意された密約だった!?〜新刊『知ってはいけない2 』 岩上安身による 作家・編集者 矢部宏治氏インタビュー(第2弾) 2019.2.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442568

 2月17日のインタビューでは、米国のCIAが戦犯容疑者の岸信介を釈放させ、秘密資金を提供して自民党のトップ、さらには首相にまでさせた経緯を紹介しました。そして岸と米国は、1952年のサンフランシスコ講和条約発効による占領終結後も、日本を極東の米軍事基地とし、核兵器を配備するため、「口頭密約」を結び、さらには日本国内における米軍の軍事行動についても事前協議を不要とする取り決めをしました。

 17日のインタビューでは、2010年のリンダ・ホーグランド監督によるドキュメンタリー映画『ANPO』をご紹介しました。映画の登場人物で、2000人以上のCIA工作員への取材を行った、ピューリッツァー賞受賞者で『CIA秘録』の著者であるジャーナリストのティム・ワイナーは、日米関係を「娼婦とヒモ」の関係だと表現しています。

 本日午後8時より、2010年12月22日に行われた「岩上安身による映画『ANPO』リンダ・ホーグランド監督インタビュー」を全編フルオープンで再配信いたします。インタビューの冒頭、ホーグランド監督は、映画のテーマとして60年安保を選んだ理由について、「60年安保は戦争の恐怖と密接に結びついた国民的な運動だった。だから、わかりやすいメッセージとしてシンプルに世界に発信できる。しかしこの運動は、CIAと岸によって露骨に潰された。そしてティム・ワイナーの証言は現代にまでずっと残っている」と語っています。

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【再配信・IWJ_Youtube Live】20:00~「CIAに取材したピューリッツァー賞受賞のジャーナリスト、ティム・ワイナー氏は、日米関係は『娼婦とヒモ』の関係と断じる!~岩上安身が映画『ANPO』リンダ・ホーグランド監督インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

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 安倍政権が沖縄の辺野古新基地を強行に続行するのも、この対米従属という日本のいびつな外交姿勢が、根本原因です。どんなに沖縄が反対の民意を示しても、また、建設困難な要因である軟弱地盤が明らかになっても、日本政府は米軍に基地を提供し続けようとするのでしょう。

 安倍政権の辺野古新基地建設における数々の無法については、ぜひ以下のインタビューをご覧ください。

※辺野古埋立積み出し港で砕石と赤土を混ぜ合わせ!防衛省は「知らないふり」!? 辺野古の海を汚しながら「値の付かない」赤土と高額な予算との差額を懐に入れているのは誰だ!? 岩上安身による会派「沖縄の風」幹事長 伊波洋一参議院議員インタビュー 2019.2.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/442603

■ <お知らせ>
■「アベノミクス偽装」(統計不正問題)について、岩上さんは小川淳也衆議院議員、『アベノミクスによろしく』『データが語る日本財政の未来』の著者で弁護士の明石順平氏へのインタビューを予定! その他にも続々とインタビューのアポイントを進めています! 最前線で走り続ける岩上さんとIWJに、どうかご支援をよろしくお願いいたします!

 いつもIWJをご支援いただき、本当にありがとうございます。

◇<岩上さんは「アベノミクス偽装」について、立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也衆議院議員にインタビュー予定!>

 岩上さんは今週、今、もっとも注目を集めているテーマといえる、「アベノミクス偽装」(統計不正問題)について、国会で鋭い追及を行っている、立憲民主党・無所属フォーラムの小川淳也衆議院議員へインタビューを行う予定です。小川議員へのインタビューは日程が未定ですが、今週中の実施に向け鋭意準備を進めています。詳細は決まりしだいお知らせいたします。

◇<明石順平弁護士へのインタビューは日程が3月1日に変更になりました>

 また、3月1日には、同じく「アベノミクス偽装」について、『アベノミクスによろしく』で知られ、新刊『データが語る日本財政の未来』(集英社インターナショナル、2019年2月7日発売)(https://amzn.to/2SpMLvG)の著者で弁護士の明石順平氏へ、インタビューを行います。

 このインタビューは、2月26日に行うとお知らせしていましたが、この日、明石弁護士が国会に参考人として招致されることが決まったため、日程が変更となりました。明石弁護士の国会での発言も注目です!

 岩上さんは、自分が体調不良で3ヶ月間休んでいたことで、売り上げが落ちてIWJが財政危機に陥ってしまったと、強い危機感と責任を感じています。このため、それを挽回しようと、現在、この他にも何人もの識者や議員、ジャーナリストなどへのインタビューのアポイントを進めています。詳細は決まりしだい、随時お知らせしていきますので、お待ちください。

◇<岩上さんが体調不良で3ヶ月間休んでいたことが、確実にご寄付・カンパの伸び悩み、会員数の減少につながってしまいました。 IWJの第9期は、半年間でご寄付・カンパが目標額の7割台にとどまっています!>

 昨年8月1日から始まったIWJ第9期は、1月末までの半年間で、ご寄付・カンパの目標額を達成できた月は昨年11月だけでした。

 また、2月1日から15日までのご寄付・カンパは167万6561円で、月間目標額の37%です。半月が経過した時点で目標額の4割も到達していませんので、今月もこのペースで推移していくと目標未達は必至で、IWJの財政はますます苦しくなってしまいます。

 岩上さんが体調不良で3ヶ月間休み、その間はインタビューもできなかったため、確実にご寄付・カンパの伸び悩み、会員数の減少につながってしまいました。

 ご寄付・カンパによるご支援をしていただいた皆様には、心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございます。しかし、ご寄付・カンパが現在のような状況が毎月続きますと、IWJの活動を維持していくことが困難となります。大げさではなく、IWJは会社としての存続も危ぶまれる状態が迫りつつあります。

◇<IWJの危急存亡クラスの危機につきご支援のほどよろしくお願い申し上げます!>

 現在、IWJは活動費の約半分を会員の皆様の会費で、そして残りの半分を皆様からのご寄付・カンパで賄っています。IWJが、独立メディアとして精力的な活動を続けていくためには、皆様からの会費、そしてご寄付によるご支援がどうしても必要となります。

 IWJではこれまで、1年間の活動にかかる経費から計算して、年間のご寄付・カンパの目標額を1ヶ月500万円としていました。しかし、第8期で赤字となってしまったため、今期第9期は緊縮予算に改め、1ヶ月のご寄付・カンパの目標額を450万円に下げました。その分支出を切りつめなければいけません。

 しかし、IWJは、人件費以外に大きな支出費目がありません。とはいっても、「スタッフへの報酬を削るわけにはいかない」と岩上さんは考え、自らの決断で、自身の役員報酬を50%カットしました。岩上さんは、文字どおり身銭を切ってIWJを支えていますが、個人の資力には限界があり、その限界が目前に迫っています。

 IWJの危急存亡の非常事態につき、改めて皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願いいたします。
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https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

◇<クレジットカードでのお支払いが大変便利です!>

 また、一度会員に登録されて以降現在お休みになっている方は、ぜひもう一度会員登録の再開をご検討いただきたいと存じます! 会費の支払いをつい忘れがちという方は、クレジットカードでのお支払いが大変便利ですので、ぜひご検討ください。クレジットカードをお持ちでない方は、自動引き落としサービスもご用意していますので、こちらのページをご覧ください!

※クレジットカード・自動引き落としでのお支払いへの変更はこちらから(※ログインが必要です)
https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

※よくある質問と回答 年会費をクレジットで支払いたい
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-18

※よくある質問と回答 非会員でも動画は見れますか
https://iwj.co.jp/info/faq.html#idx-11
 
 なおIWJの記事は、単品で購入していただき、ご都合のよい時にゆっくり購読していただくことも可能です!

 岩上さんのインタビューは会員以外の方は1本500円、一般会員の方は1本50円でご購入いただけます。また、一般の記事は会員以外の方は1本300円でご購入いただけます。こちらも、ぜひご利用ください。

◇<ぜひサポート会員にご登録いただき岩上安身によるインタビューの全編動画をご視聴ください!>

 さらに、IWJサポート会員にご登録いただくと、岩上安身インタビューなどの独自動画コンテンツを期間無制限でご覧いただくことができます。また、岩上安身インタビューを全文文字起こしして詳細な注釈をつけた「岩上安身のIWJ特報!」のバックナンバーを、すべて無料で閲覧することができます。さらに、インタビュー以外のシンポジウムや記者会見などの動画やテキスト記事など、様々なIWJのコンテンツをいつでも無制限にご覧いただけます。

 また、一般会員からサポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4,000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

 サポート会員へのご登録、アップグレードをご検討いただき、IWJの活動へのさらなるご支援をいただければ幸いです。

※サポート会員へのご登録はこちらからお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
(会員登録いただいたメールアドレスとパスワードでログインの上、MYページの「会員登録内容変更」をクリックし「会員登録内容変更(入力ページ)」へ移動してください。そこに「会員種別の変更はこちら」とございまして、青字になっている「こちら」をクリックすると「会員種別変更申請」のページが表示されます。その画面で「サポート会員への変更を申請します」の前にあるチェック欄をクリックし、申請ボタンを押してください。)

 どうか、IWJと岩上さんへの一層のご支援をよろしくお願いいたします!

■現在IWJではテキスト班スタッフを募集中です!

◇<現在、IWJではテキスト班のスタッフを募集しています。>

 IWJでは現在、週5日、フルタイムの専業で働ける方を最優先で募集しています。

 テキスト班は、毎日発行している現在お読みの日刊IWJガイドの執筆や編集、 IWJのサイトの記事の取材や執筆・編集、岩上さんによるインタビューのためのリサーチとパワーポイント作成が主な仕事になります。その他にも、記者会見での現場記者や、時にはインタビューアーも務めます。

 これらの仕事がすべてできる必要はありません。現在のスタッフにもそれぞれ得意・不得意があり、他班のスタッフとも助け合いながら仕事を行っています。

 メディアでの仕事の経験は問いません。経験のない方には、丁寧にご指導いたします。必要な条件は、旺盛な知的好奇心と、当方の指示・当社のルールを守れるチームワークです。

 現在、IWJでは、退職金を会社が積み立てている無期雇用の正社員、退職金はない有期雇用の契約社員、アルバイトの3種類の雇用形態があります。いずれも健康保険、厚生年金、雇用保険など、社会保険が完備されています。そのほかに、他の仕事と兼業するための業務委託、外注、などの働き方もあります。

◇<IWJはメディア界で常態化した裁量労働制=サビ残問題に一石投じます!>

 また、IWJでは、社会保険労務士と顧問契約を結んでおり、労働法規を過失であっても違反しないように気をつけています。残業には、すべて規定どおり割増賃金が付きます。深夜残業により終電を逃した場合は、車を運転できる人には社用車を貸し出し、運転できない人は運転できる人が自宅まで送ります。また、仮眠室も用意しています。週2日の休みは必ず取れるようにし、どうしても休日出勤せざるをえなかった場合には、必ず代休をとれるようにしています。

 IWJは、決してブラック企業ではありません。小さな会社ですが、税理士、社労士、産業医に報酬を払って顧問としてお願いしているのは、珍しいと自負しています。正社員に限らず、スタッフには健康診断を受診できるようにしています。慢性的な体調不良や病気がある場合には、産業医と面談し、適切な病院を紹介してもらうなど、スタッフの健康管理にも、細心の注意を払っています。

 一部の大企業の正社員並の高給が支払えるわけではありませんが、法規やルールはきちんと守り、約束した賃金は滞りなくお支払いしています。企業でも人間でも、一番大切なものは信用です。その信用は大切に守り通しています。

 ぜひ、ご応募ください!お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

■社外ライター・記者として寄稿してくださる方も求めています。また中継市民などのボランティアも常時募集中です。ぜひご応募ください!

 プロの外注ライターの方、地方を含む在宅ライターの方も募集しています。サマリーライターは、難解な文章を書く必要はありません。新聞・雑誌の一般的な記事程度の文章を書ければ大丈夫です。

 外部ライターの方は通年で募集しています。どんな分野でも書ける方であればとても助かりますが、自分は、原発だけ、貧困・格差問題だけ、といったワンテーマライターの方も歓迎です。他の仕事(メディア以外の仕事、メディアの仕事)との兼業も、話し合って調整できれば、可能です!

 フリージャーナリストの横田一氏のIWJへの寄稿回数が増えていますが、日頃から連絡をとりあう回数も増え、企画段階から話し合うことによって、寄稿者と媒体としての良好な関係が次第に築かれてきたものと思っています。こうした外部ライターの登用を、これからも心がけていきたいと思っています。

 また、IWJでは全国各地で、ライブストリーミングをやってくださる中継市民の方々を募集しています。ボランティアでも、ペイワークでも、ご相談に乗ります。機材の貸し出しもします。現場への交通費などの経費は全額IWJが持ちます。もちろん、ボランティアとして、中継を中心にお手伝い下さる方は、週に一度であろうと、月に一度であろうと歓迎です。その方のペースで、ご助力いただければと思います。

 ぜひ、ご応募ください!こちらもどうぞご検討よろしくお願いします。

※スタッフ応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

IWJ編集部(岩上安身、川上正晃、城石裕幸)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/