日刊IWJガイド「昨日5日、岩上さんが元沖縄タイムス論説委員で『それってどうなの?沖縄の基地の話』共著者・屋良朝博氏にインタビューしました。本日は同書共著者の沖縄国際大学・佐藤学教授にインタビューします!玉城デニー氏への単独インタビューは、9月7日金曜日の午後4時からに決定!!お見逃しなく!!/アナウンスしたルールに従わなければ警察に通報します!? 中継を許可した担当者はいない!? 公益社団法人日本青年会議所 沖縄ブロック協議会(JC)主催の『沖縄県知事選挙立候補予定者による公開討論会 登壇:佐喜真淳氏・玉城デニー氏』の不可解な運営!/『緊急事態条項の必要性が見えない!』西日本豪雨災害の現場取材をふまえ、説得力ある説明を求めたIWJに石破茂氏 『基本的人権を最大限に尊重』?~自民党総裁選・政策発表記者会見で/国民民主党新代表に玉木雄一郎氏が選出、津村啓介氏にトリプルスコアの大差、来夏参院選は「一人区で勝てる候補者の発掘・擁立を共産党も含め調整」/トランプ政権、国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)への経済支援を停止! 他方、コロンビア大統領がパレスチナ国家を不可逆的に認定!/今週の岩上さんは県知事選を控えた沖縄で関係者や識者に5日連続インタビュー!IWJはこれからも、精力的に幅広い活動を展開して参ります。大手メディアが報じようとしない、公共性、公益性、緊急性のある報道を続けていくためにも、どうか、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます/【動画班からお知らせ】地方チャンネルの中継が「ユーストリーム」から「ツイキャス」に替わりました!」2018.9.6日号~No.2184号~


■■■ 日刊IWJガイド「昨日5日、岩上さんが元沖縄タイムス論説委員で『それってどうなの?沖縄の基地の話』共著者・屋良朝博氏にインタビューしました。本日は同書共著者の沖縄国際大学・佐藤学教授にインタビューします!玉城デニー氏への単独インタビューは、9月7日金曜日の午後4時からに決定!!お見逃しなく!!/アナウンスしたルールに従わなければ警察に通報します!? 中継を許可した担当者はいない!? 公益社団法人日本青年会議所 沖縄ブロック協議会(JC)主催の『沖縄県知事選挙立候補予定者による公開討論会 登壇:佐喜真淳氏・玉城デニー氏』の不可解な運営!/『緊急事態条項の必要性が見えない!』西日本豪雨災害の現場取材をふまえ、説得力ある説明を求めたIWJに石破茂氏 『基本的人権を最大限に尊重』?~自民党総裁選・政策発表記者会見で/
国民民主党新代表に玉木雄一郎氏が選出、津村啓介氏にトリプルスコアの大差、来夏参院選は「一人区で勝てる候補者の発掘・擁立を共産党も含め調整」/トランプ政権、国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)への経済支援を停止! 他方、コロンビア大統領がパレスチナ国家を不可逆的に認定!/今週の岩上さんは県知事選を控えた沖縄で関係者や識者に5日連続インタビュー!IWJはこれからも、精力的に幅広い活動を展開して参ります。大手メディアが報じようとしない、公共性、公益性、緊急性のある報道を続けていくためにも、どうか、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます/【動画班からお知らせ】地方チャンネルの中継が「ユーストリーム」から「ツイキャス」に替わりました!」2018.9.6日号~No.2184号~ ■■■
(2018.9.6 8時00分)

 おはようございます、IWJ編集部です。

  一昨日の9月4日、西日本を通過した台風21号により、死亡された方は大阪、滋賀、愛知、三重で計11人。大阪や愛知など21府県で計292人が負傷し、住宅被害は、大阪をはじめ17府県で一部損壊や床下浸水など計317棟。また、5日午前10時時点で約54万戸が停電状態のままでした。高潮による冠水や連絡橋へのタンカーの衝突で約5000人が孤立した関西空港では、午前6時ごろから高速船、一夜明け、午前8時過ぎよりバスによる島外への輸送がようやく始まりました。

 日本の玄関でもある関西国際空港が、復旧の見通しが立たないという異常事態の中、関西へ飛んでいくどころか、安倍晋三総理は5日午前に新潟市へ。首相動静によれば、大規模農場を視察し、午後はANAクラウンプラザホテル新潟で自民党新潟県連の衆参議員、県議らと昼食。その後、同ホテル内の宴会場で「安倍総裁の3選を実現する新潟県民の集い」に出席しました。関西地方の方々、国際空港という重要なインフラの機能喪失について、まったく眼中にないようです。

 安倍総理の新潟行きのニュースを受けて、岩上さんは自身のツイッターに、「台風21号は、関西を荒らしたあと北陸を北上。そのあとを追いかけるように新潟へ行く安倍総理は、まさか自分の三選支持の訴えを最優先させるわけではありますまい。え? 違うの?」と驚きをストレートに投稿。

 さらに別ツイートでは、「NHKニュースをホテルのテレビで見る。台風被害の様子を事細かく伝えるが、この間の官邸や政府の防災担当部局、なによりもトップで指揮すべき安倍総理の動向など、全く伝えない。安倍総理はもはや三選を目指す安倍候補でしかない。その様をあわせ伝えるべきなのに。府知事、市長の動向も不明」と、政権批判を封じたマスメディアのいびつな報道ぶりをも厳しく批判しました。今回の台風21号の襲来で発生した被害の大きさについて、報道機関は、暴風のもたらしたスペクタクルな映像だけでなく、これほどのことが起きても、現政権は何もしないという事実ともあわせて伝えるべきです。こちらの方こそ真に驚愕すべきことかもしれません。

 安倍政権になってから、官邸のトップダウンが強まる一方で、その官邸の手足として動くはずの役所・内閣府もぼさーっとしたまま機能していません。

 内閣府(防災担当)のツイッター・アカウント( @CAO_BOUSAI )は、災害関連情報や内閣府の防災担当が取り組む施策などを発信することを主な目的としているとのこと。しかし、9月3日の15時19分に下記の投稿をしたのみ。その後、5日午後6時半の時点で、台風21号に関する投稿は一切ありません。

 「【台風】本日(9/3)午後、台風第21号に係る関係省庁警戒会議を開催しました。小此木防災担当大臣は台風の進路に近い地域にお住いの皆様には本日中に事前の備えを行っていただくとともに、明日の予定を変更するなど不要不急の外出を控え、危険な水路、海岸等には絶対に近づかないよう呼びかけました」

※内閣府(防災担当)の公式アカウントによるツイート、2018年9月3日
https://twitter.com/CAO_BOUSAI/status/1036498798153879552

 台風通過後も倒壊したビルによる事故や、電源復旧時の火災など、二次災害の恐れがあります。なぜ、全く新たな情報の投稿がないのか、IWJ記者が内閣府広報室に取材。内閣府の担当者は「ご意見として承ります」と繰り返すのみで、質問に対するまともな回答は一切ありませんでした。

 今回の台風21号は、四国や関西を中心に記録的な暴風をもたらしました。最大瞬間風速は関西国際空港では58.1メートル(4日午後1時38分)を観測。これは、2009年以降の観測で1位を記録。大阪市でも47.4メートル(午後2時 3分)を観測。45メートル以上を観測するのは半世紀ぶりとのことです。

 この強風の影響で、大阪市住之江区の人工島にある大阪府咲洲(さきしま)庁舎の周辺では、駐車していた乗用車20台以上が横転。55階建ての同庁舎(高さ256メートル)も、長時間の揺れに見舞われたそうです。庁舎内に計31台あるエレベーターのうち21台が自動停止。職員に対して外出しないよう呼びかける放送を流したといいます。

 この咲洲に庁舎を設けることに固執していたのが、当時大阪府知事だった橋下徹氏です。庁舎を設置するとしても、この建物は防災拠点としてふさわしくないものであると当時から指摘されていましたが、それへの反発の挙げ句に約85億円もの金額で橋下元知事が強引に購入したという経緯があります。

※橋下・大阪知事、咲洲府庁舎の全面移転断念 耐震性懸念(朝日新聞、2018年8月18日)
http://www.asahi.com/special/08002/OSK201108180099.html

 この咲洲の北側には、連絡橋を一本挟んで夢洲(ゆめしま)という人工島があります。松井一郎府知事はこの夢洲を、カジノを設置した統合型リゾート(IR)の候補地として推し、2025年万国博覧会の誘致も行っています。夢洲への陸路は夢舞大橋(ゆめまいおおはし)と、夢咲(ゆめさき)トンネルのみ。台風21号で、連絡橋にタンカーが激突したために、約5000人が孤立した関西国際空港と同様の立地構造となっています。そんな場所に、万国博覧会の開催やカジノを誘致することが適切でしょうか?万博開催中に同様の台風に襲われたらどうするのでしょうか。

 IWJは咲洲、および夢洲の防災計画を担当する大阪市を取材。危機管理室の橘内氏は、「咲洲庁舎は大阪府の管轄、市はあのエリアのみを管轄している」と断った上で、次のように語りました。

 「大阪市としては、これまで台風の被害で一番大きかったのは高潮だったので、防潮壁の整備など高潮対策はすでにやっています。咲洲、夢洲のエリアについては埋立地で、もともと海面よりも高く作っている。なので、たとえ南海トラフの地震が起きて、津波が来たとしても、土地自体が水につかるということはないという想定。実際、今回咲洲も夢洲も、高潮での直接被害はなかった」と、高潮対策について強調しました。

 他方、今回の暴風による被害については、「海沿いなので、風はもともと強いエリアではある。そこはある程度は想定の範囲とういことになるんですけど、台風であんな規模の風が吹く、車が吹っ飛ぶ、とかそんなことまでは、正直あんまり考えていないです。だから、今回の台風被害を踏まえて、どうしていくべきか、ということを多分課題整理していくことになるとは思うんですけど、現段階において、何かできます、ああします、こうしますとは、ちょっと言うことはないんです」とのこと。

 「あんな規模の風が吹く」ということが想定外だったことは十分に理解できますが、すでに今年だけで「想定外」とか「観測史上最悪」というレベルの自然災害が毎月のように起きています。これまで通りの思考、これまで通りの計画や予定で物事を進めていいはずがありません。

 また、IWJは松井府知事の会見で、夢洲について質問しています。自信満々(慢々?)に答える松井知事の回答ぶりもあわせてご一読ください。

(再掲)大阪北部地震と南海トラフ地震の関連は根拠がないと一蹴!? IR誘致の夢洲は津波予想高を上回るので南海トラフ地震に対して強固なエリア!? 〜 震災から一週間後の6.25松井一郎大阪府知事会見 2018.6.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/425627

 台風21号に関連して明らかになった様々な問題に関して、現在IWJは他にも多数取材中です。近日中に記事としてまとめますので、今しばらくお待ちください。

★さて、本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■台風21号が関西を荒らしたあと、安倍総理は新潟で「安倍総裁の3選を実現する新潟県民の集い」に出席、3日以降更新されない内閣府(防災担当)の公式ツイート、台風による暴風は想定していなかった万博・カジノ誘致候補地の夢洲
┠■【中継番組表】
┠■昨日5日、岩上さんが元沖縄タイムス論説委員で『それってどうなの?沖縄の基地の話』共著者・屋良朝博氏にインタビューしました。本日は同書共著者の沖縄国際大学・佐藤学教授にインタビューします!玉城デニー氏への単独インタビューは、9月7日金曜日の午後4時からに決定!!お見逃しなく!!
┠■アナウンスしたルールに従わなければ警察に通報します!? 中継を許可した担当者はいない!? 公益社団法人日本青年会議所 沖縄ブロック協議会(JC)主催の「沖縄県知事選挙立候補予定者による公開討論会 登壇:佐喜真淳氏・玉城デニー氏」の不可解な運営!
┠■<ニュース・フラッシュ>
┠―【1】「緊急事態条項の必要性が見えない!」西日本豪雨災害の現場取材ふまえ、説得力ある説明を求めたIWJに石破茂氏「基本的人権を最大限に尊重」?~自民党総裁選・政策発表記者会見で
┠―【2】国民民主党新代表に玉木雄一郎氏が選出、津村啓介氏にトリプルスコアの大差、来夏参院選は「一人区で勝てる候補者の発掘・擁立を共産党も含め調整」
┠―【3】トランプ政権、国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)への経済支援を停止! 他方、コロンビア大統領がパレスチナ国家を不可逆的に認定!
┠■<お知らせ>
┠―■今週の岩上さんは県知事選を控えた沖縄で関係者や識者に5日連続インタビュー!IWJはこれからも、精力的に幅広い活動を展開して参ります。大手メディアが報じようとしない、公共性、公益性、緊急性のある報道を続けていくためにも、どうか、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。
┠―■【動画班からお知らせ】地方チャンネルの中継が「ユーストリーム」から「ツイキャス」に替わりました!
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◆中継番組表◆

**2018.9.6 Thu.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【CAS・Ch4】13:00~「障害者雇用水増し問題 野党合同ヒアリング ―内容:障害者雇用の水増しの実態と各府省の障害者雇用の現状、今後の雇用促進策」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 中央省庁が、義務付けられている障害者の雇用を長年に渡り水増ししていた問題に関して、野党合同でおこなわれる院内ヒアリングを中継します。内容は、障害者雇用の水増しの実態と各府省の障害者雇用の現状、今後の雇用促進策国家公務員の障害者採用枠の検討状況、前回の宿題返し等について関係府省よりヒアリング、障害者団体からのヒアリングを予定しています。

 これまでIWJが報じてきた省庁ヒアリング関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E7%9C%81%E5%BA%81%E3%83%92%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0
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【IWJ_YouTube Live】15:00~「岩上安身による沖縄国際大学教授・佐藤学氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 9月30日の沖縄県知事選(投開票日)まで、37の選挙が繰り広げられる沖縄に、岩上安身が取材のため現地入りしました。選挙の候補者をはじめ、沖縄に関わるさまざまな問題に詳しい識者やキーマンに直撃インタビューします。本日は、沖縄国際大学教授・佐藤学氏へのインタビューを全編フルオープンで中継します。
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【CAS・Ch2】17:45~「『中長期ロードマップの進捗状況』に関する記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch2

 東京電力による記者会見を中継します。「中長期ロードマップの進捗状況」の記者会見は、毎月1回開催されています。これまでIWJが報じてきた「中長期ロードマップの進捗状況」に関する記事は以下のURLからご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/medium-to-long-term-road-map
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【関東大震災と朝鮮人大虐殺シリーズ特集 5・YouTube Live】20:00~「<IWJ追跡検証レポート>『九月、東京の路上で』~関東大震災・ジェノサイドの跡地を加藤直樹氏と歩く 第三夜」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 ライターの加藤直樹氏は、歴史に埋もれかけている朝鮮人大虐殺の一次史料を丹念に調べあげ、それをもとに「実際に虐殺事件の起こった現場」を歩きまわって取材し、2014年に書籍『九月、東京の路上で――1923年関東大震災・ジェノサイドの残響』(http://amzn.to/2x8MSAK)にまとめあげました。信じられない凄惨な虐殺の事実の数々が描かれ注目を浴びました。

 2014年8月、IWJスタッフが加藤氏とともに東京近郊の「虐殺の現場」を歩き、レポート。その上で、加藤氏をIWJにお招きして岩上安身がインタビューを行い、3夜連続で配信しました。9月6日はその第三夜を、冒頭のみフルオープン再配信、その後は会員限定で再配信します。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/165254

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◆中継番組表◆

**2018.9.7 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_Youtube Live】13:00~「岩上安身による伊波洋一 参議院議員インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 9月30日の沖縄県知事選(投開票日)まで、37の選挙が繰り広げられる沖縄に、岩上安身が取材のため現地入りしました。選挙の候補者をはじめ、沖縄に関わるさまざまな問題に詳しい識者やキーマンに直撃インタビューします。本日は、岩上安身による伊波洋一 参議院議員インタビューを全編フルオープンで中継します。

 これまでIWJが報じてきた伊波洋一氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E4%BC%8A%E6%B3%A2%E6%B4%8B%E4%B8%80
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【CAS・Ch4】13:00~「自民党総裁選・所見発表演説会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 9月7日告示、9月20日投開票の自民党総裁選・所見発表演説会を自民党本部から中継します。
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【CAS・Ch4】15:00~「自民党総裁選・共同記者会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch4

 9月7日告示、9月20日投開票の自民党総裁選・共同記者会見を自民党本部から中継します。
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【CAS・Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「首都圏反原発連合」の呼びかけで開催される首相官邸前抗議を中継します。これまでIWJが報じてきた首相官邸前抗議関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E9%A6%96%E7%9B%B8%E5%AE%98%E9%82%B8%E5%89%8D%E6%8A%97%E8%AD%B0

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◆中継番組表◆

これ以降の予定で決定しているものは、以下のカレンダーよりご覧いただけます。あわせてご確認ください。

→「配信カレンダー」 https://iwj.co.jp/channels/main/calendar.html
(あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。)

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

岩上安身による故 翁長雄志・前沖縄県知事の妻 翁長樹子さんへのインタビュー
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430808

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■昨日5日、岩上さんが元沖縄タイムス論説委員で『それってどうなの?沖縄の基地の話』共著者・屋良朝博氏にインタビューしました。本日は同書共著者の沖縄国際大学・佐藤学教授にインタビューします!玉城デニー氏への単独インタビューは、9月7日金曜日の午後4時からに決定!!お見逃しなく!!

 昨日、午後2時半より沖縄よりライブでお届けする岩上安身のインタビュー第二弾が行われました。インタビューのお相手は、元沖縄タイムス論説委員で、『それってどうなの? 沖縄基地の話』の共著者、屋良朝博(やら・ともひろ)氏です。

 このインタビューは、沖縄の基地にまつわるネトウヨ(インタビューの中では、愛国右翼ではなくアメリカべったりなので「アメポチ」に改名したほうがいいという意見が出ていました)のデマに反論することが趣旨でしたが、それにとどまらず、今、もっともホットな話題の沖縄知事選を、同時進行で行われている自民党総裁選に絡めて取り上げるなど、非常にアクチュアルなものになりました。

 屋良氏は、沖縄タイムス出身ですが、本土にいると、沖縄タイムスも琉球新報も違いがわかりません。現在では、両紙とも、本土のメジャー新聞とは一線を画し、反米・基地反対の論陣を張っていますが、もともと、戦後、米軍統治下で始まった両紙は、50年代はともに親米的だった(そうせざるをえない言論統制下にあった)という意外な話からインタビューは始まります。

 その新聞が変質してゆくのは、1956年頃から、基地建設で土地を奪われ、生活手段を奪われた人々が声を上げはじめてからでした。米軍の「銃剣とブルドーザー」による土地収奪は、残酷で容赦のないものでした。

 「家屋はブルドーザーで壊し、その後は農地に海砂を入れて作物ができないようにした」(屋良氏)

 これは生存権に関わる問題だったため、左右のイデオロギーを問わず、基地反対運動が盛り上がりました。沖縄の基地問題の起源には「生存権の問題」があると屋良氏は指摘しています。しかも、この暴力を伴った基地建設は、もともと50年代、本土に点在した米軍基地が、本土の反基地闘争の結果、日米両政府の合意によって、沖縄に持ち込まれたものでした。当時の本土の反基地闘争は沖縄まで視野に入れた運動を展開できなかったため(米軍統治下の沖縄の状況を理解する情報も決定的に不足していました)、基地問題は「差別問題」の側面も持つことになった経緯が、インタビューから明らかになります。

 このインタビューの見どころの一つは、本土ではけっして見えない沖縄の現実が、屋良氏の口から語られるところです。たとえば、官邸を中心に本土で語られる「中国脅威論」は、沖縄がもはやハワイを超える観光地であり、そこを訪れる中国人観光客の目当てが嘉手納基地に隣接する「道の駅」であるという驚くべき現実によって、くつがえされるのです。なぜ、中国人観光客は嘉手納基地のそばの「道の駅」をめざすのか。その理由はインタビューをご覧いただくとして、沖縄基地建設を正当化する「中国脅威論」がいかに非現実的なものか、複数の説得的な根拠が示されます。

 また、本土で流されているデマ、たとえば、「辺野古は普天間の代替基地であり、新基地の建設ではない」には、「辺野古基地には新しい機能がたくさんつく。新基地と言っていいもの」(屋良氏)といった反論が加えられるなど、私たちがうっかり落ち込んでしまう誤謬をいくつも正すなど、啓蒙的な側面もあります。ぜひ、昨日行われた『それってどうなの? 沖縄基地の話』の共著者、屋良朝博(やら・ともひろ)氏インタビューをご覧ください。

※全編フルオープン【9/5 14時半~】岩上安身による元沖縄タイムス論説委員、『それってどうなの?沖縄の基地の話』共著者・屋良朝博氏インタビュー
(告示日までフルオープン)
https://youtu.be/T08v9NpAEcg

 さらに本日15時から、沖縄ライブの第三弾として、屋良氏とともに『沖縄の基地の間違ったうわさ』の共著者で沖縄国際大学教授の佐藤学氏への岩上さんによるインタビューが行われます。沖縄の現実を通じて日本の現実を正しく知るために、ぜひご覧ください。

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【IWJ_Youtube Live】16:00~「岩上安身による沖縄国際大学教授・佐藤学氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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■アナウンスしたルールに従わなければ警察に通報します!? 中継を許可した担当者はいない!? 公益社団法人日本青年会議所 沖縄ブロック協議会(JC)主催の「沖縄県知事選挙立候補予定者による公開討論会 登壇:佐喜真淳氏・玉城デニー氏」の不可解な運営!

 昨日5日午後7時より、南風原町立中央公民館にて沖縄県知事選挙に立候補を表明している玉城デニー氏と佐喜真淳氏を招いた「公開討論会」が公益社団法人日本青年会議所 沖縄ブロック協議会(以下、JC)主催で開かれました。

 冒頭、会場へ向けて主催者のJC側から趣旨説明がありましたが、そこでは不規則発言はおろか拍手さえも司会や主催者側が許可した場合のみ認め、それに反し討論会の進行を妨げた場合は、警察への通報もあり得るなどという脅しめいたアナウンスもありました。当初、公開討論会を拒んでいた佐喜真氏は、上記のような身内だけで通用するハウスルールで運営される場であれば参加するというスタンスのようです。

※佐喜真氏マスコミ討論会不参加 自民「時間なくJCに一本化」 玉城陣営「県民に争点示そう」(琉球新報、2018年9月3日)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-795674.html

 さて、討論の形式ですが、両候補者が議論を戦わせるというよりも、司会の島田勝也(沖縄大学非常勤講師)氏が間に割って入る形式をとっていました。そのため、両者の違いが鮮明に出た論点でも、その相違を突き詰めるのでなく、機械的に予定表に沿って討論会は進行していきました。

 たとえば、司会が提示したキーワードに玉城氏、佐喜真氏両氏が答えるというコーナーでは、アベノミクスについて、玉城氏「失敗」、佐喜真氏「概ねよい」。安倍政権の通知表は、玉城氏「0点」、佐喜真氏「60点」。翁長県政の評価は、玉城氏「80点」、佐喜真氏「40点」。沖縄にとってカジノは、玉城氏「必要ない」、佐喜真氏「よくわからないが、観光資源として研究」といった調子で安倍政権の是非、翁長県政の賛否という対立構図が明らかとなりました。玉城氏は確信を持って、佐喜真氏は言いづらそうに回答していた印象を受けたツイッター実況中のIWJスタッフは、さらなる展開に期待していました。

 ところが、両方の意見の相違が明らかになり始めたこの一問一答のくだりで突如、IWJの中継市民を始め、同討論会を中継していた方々が主催者のJCによって会場より閉め出されるというハプニングが起きました。

 中継が途切れたのは子どもの貧困の話題に入ってからですが、JCの人物が、三脚を立てて会場後部から撮影していたIWJ中継市民の場所までつかつかと歩み寄る時間を考えると、むしろ先の一問一答の様子が、JCにとって、そしてそのハウスルールにすがっていた佐喜真陣営にとって不都合であったのではないかと推測できます。

 JC主催で佐喜真氏有利の土俵を設定しようとし、それでも思い通りいかなかった、というのが今回の中継陣途中締め出し事件の真相ではないでしょうか。

 ただ、子どもの貧困という論点をJCや佐喜真側が隠したかった可能性も否定できません。それにはJCという団体の性格について予備知識が必要です。その上で政権与党の自民党・公明党から公認を受けている佐喜真氏がJCと懇意にしているという点、そして当日の佐喜真氏の発言から、佐喜真陣営が子どもの貧困の話題を中継してほしくなかった理由とは何だろうか、と考えてみる必要があります。

 端的に言って現在のJCは、破廉恥なスキャンダルにまみれた極右団体ともいうべき組織となり果てています。試みにWikipediaの日本青年会議所のページで「問題となった事件・不祥事」を確認してみれば驚かれるのではないでしょうか。該当部分では、それぞれの事件に関して出典もついています。

※日本青年会議所(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9D%92%E5%B9%B4%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E6%89%80

 一例を挙げれば、2018年2月、日本青年会議所国家戦略グループ内の改正推進委員会が、同年初から「宇予くん」というアイコンを用いたTwitter上で、「対左翼を意識し、炎上による拡散も狙う」との目的で、安倍政権が掲げる政策を支持しながら、関係ない機関・団体への誹謗中傷や品性を欠いた内容の投稿を繰り返していました。

 JCの破廉恥なスキャンダルはもちろん問題ですが、同団体が知事選に関わっているならば、安倍政権を支持する極右的な偏向も無視できません。佐喜真氏はこれまた極右団体で知られる日本会議のメンバーであったという経歴を有していますから、共通点や人脈もあったのでしょう。JC主催の討論会のみ参加するという、佐喜真氏がとった偏った姿勢の背景として、日本会議とJCとの思想的なつながりを連想するのはあながち見当違いではないと思われます。

 以上簡単ながら、日本会議メンバーであった佐喜真氏が、安倍政権を支持するJCと懇意であることが浮かび上がってきました。それと子どもの貧困がなぜ結びつくのかと言えば、JCに息子(女性会員は約7%)を入れられる家庭は、自公政権主導の公共事業や米軍基地をめぐる利権にぶらさがるかたちで安定した収入を得ている特権的な富裕層なのではないか、という疑念が浮かぶからです。日本会議、JC、そして安倍政権の政治的スタンスが共通する団体や人脈を重ね合わせてみれば、単なる思想的偏向だけでなく、収入源にも直結する問題であることにも注意を払う必要があります。

 自公政権の支持が、基地にまつわる経済利権として調達されていることは、先の名護市長選で自公推薦により当選した渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏の選挙事情を追った記事が明らかにしています。その記事では渡具知陣営が「基地マフィア」に乗っ取られていたと分析しています。

※野中大樹「新基地建設と人々(上)――名護市長選挙に蠢く“基地マフィア”」(『世界』2018年3月号)

 そして、そうした渡具知氏の先例にならわんとする佐喜真氏は、今回の討論会で次のように述べています。

「いろんな事情をふまえて名護市長は渡具知さん」
「日本は法治国家です。政府は法的措置をとると言っている。沖縄と政府が法的に争うことになる」
「政治は予算」
「玉城さん、沖縄が政府との訴訟で負けたらどうなるのか」

 そうした佐喜真氏の発言は、法的措置をちらつかせて地方自治を踏みにじる安倍政権の代弁者と言われても仕方がないものと思われます。そうまでして沖縄県知事となって何をしたいのでしょうか。安倍政権が進める辺野古新基地建設で動く土建予算にぶらさがるという近視眼的な利権のほかに訴えられる内容がないからこそ、佐喜真氏はJC主催の閉鎖的な「ホームグラウンド」でしか討論会に臨めないのだと思わざるをえません。

■<ニュース・フラッシュ>
【1】「緊急事態条項の必要性が見えない!」西日本豪雨災害の現場取材ふまえ、説得力ある説明を求めたIWJに石破茂氏「基本的人権を最大限に尊重」?~自民党総裁選・政策発表記者会見で

 9月4日、午後5時30分より、衆議院第一議員会館で、自民党総裁選に立候補した石破茂衆議院議員が、政策発表記者会見をおこないました。

 石破氏は、自らが打ち出す「日本創生戦略-石破ビジョン」を広くアピールするための政策動画を、経済再生、地方創生、社会保障、防災省、憲法など8つの項目について制作しました。この日の会見では、ウェブサイト上で順次公開を始めたという、政策動画についての説明がおこなわれました。

 8つの項目の中の「地方創生」と「防災省」に関連する質問として、IWJは、石破氏が「九条改正よりも重要」と位置づけている緊急事態条項に対する、素朴な疑問をぶつけました。

 7月に西日本を襲った豪雨災害の取材のため、IWJ記者は3週間近くに渡り、愛媛県、岡山県、広島県の各地の現場を回りました。そこで記者が見たのは、困難な状況の中で奮闘する自治体職員、自治体の手が及ばない地域で互いに支え合う住民たちの姿でした。取材にあたった記者によれば、現場が何を必要とするかは現場に近い人々が一番わかっているという、当たり前の事実を各地で実感したとのことです。

 そこで石破氏に、緊急事態条項を憲法に創設することで「災害時に、国家に権力を集中する」ことについての、説得力ある説明を求めました。石破氏は「国が強大な権限を行使するということではなくて、人命あるいは人の財産を守るということのみを目的とし」と前置きした上で、「基本的人権の尊重を決しておろそかにしない、ということを念頭においての、憲法上の規定があったほうがよい」と説明しました。もちろん、とても納得できるものではありません。

 ほかの記者の質問に対してもそうであったように、相手の目を見て、自分の言葉で答えるという石破氏の姿勢には、政治家としての一定の品格を感じます。また「医療、年金、介護の3つは単体で議論できるものではない」という発言や、水害に関する議論の中でダムからの緊急放水や避難勧告のタイミングについて触れるなど、現場を渡り歩いてきた政治家として、言葉に重みを感じる瞬間も多々ありました。

 その石破氏が、民主主義を瞬殺する緊急事態条項に、なぜ固執するのでしょうか? この先の日本の将来を決定づけると言っても過言ではない自民党総裁選に、これからもIWJは注目していきます。この日の石破氏とのやりとりは、後ほど動画の準備ができ次第、アーカイブにアップします。しばらくお待ち下さい。

※自民党総裁選に出馬表明した石破茂議員が緊急事態条項創設に前のめり!「緊急事態条項がないと、本当にいざという時に、布告もできなければ必要なところに必要なものを届けられない」~第247回J.I.フォーラム 2018.8.21
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/429914

【2】国民民主党新代表に玉木雄一郎氏が選出、津村啓介氏にトリプルスコアの大差、来夏参院選は「一人区で勝てる候補者の発掘・擁立を共産党も含め調整」

 国民民主党は2018年9月4日、臨時党大会を開き、代表選の投開票を実施。玉木雄一郎共同代表が、津村啓介元内閣府政務官を抑え、新代表に選出されました。IWJはこの選挙及び代表選出後の記者会見を取材、中継しました。

 代表選は国会議員と地方議員の投票数を、総数284に「ポイント」化し、その獲得数で争われました。玉木氏の獲得数は204ポイントなのに対して、津村氏は74ポイント。ほぼトリプルスコアで玉木氏の勝利となりました。任期は2021年9月までの3年間です。

 代表選出後の記者会見で玉木新代表は、来年の参議院選挙における野党共闘について聞かれ、「1人区はひとりに絞りこんでいかないと勝てないと思いますので、共産党も含めた調整を何らかの形で実現していかなければならない。(与党と野党)1対1で戦える構図をしっかりと作り、勝てる候補者の発掘擁立に協力をして行きたい」と、意外なことに日本共産党との選挙協力についても言及しました。共産党との共闘に徹底して反発し、距離を置いてきた玉木氏の今回の発言が、共産党を含めた野党共闘への参画を意味するのか、共産党に一方的に候補をおろせと迫るものなのか、真意は本人にこれから聞いてみないとわかりません。

 また、改憲については、「私達はしっかりと議論していく立場。私達が国民の目から見て必要と思われる憲法の項目については、積極的に議論していきたい。場合によってはそれを他の野党にも呼びかけ、働きかけをしていきたい」などと語りました。曖昧な言葉で改憲へすり寄る姿勢もにじませました。

 同選挙及び会見の動画アーカイブは、準備ができ次第IWJのウェブに公開しますので、今しばらくお待ちください。

【3】トランプ政権、国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)への経済支援を停止! 他方、コロンビア大統領がパレスチナ国家を不可逆的に認定!

 トランプ政権が8月31日に、パレスチナ難民とその子孫を支援する国連パレスチナ難民救済機関(UNRWA)への援助予算を全額削減すると公式に発表しました。

※Trump Administration Ends Financial Aid for Palestinian Refugee Agency UNRWA(HAARETZ、2018年9月1日)
https://www.haaretz.com/.premium-trump-administration-announces-end-to-financial-aid-for-unrwa-1.6433942

 イスラエル紙のハアレツは、この米国の措置によって、ヨルダン川西岸やガザ地区、ヨルダン、その他の国々でのUNRWAの現地活動が破壊されてしまうだろうと述べています。

 この措置に対して、9月1日、PLO執行委員会を代表して、ハナン・アシュラウィが、「残忍で無責任だ」というステートメントを発表しました。また、「米国の措置はパレスチナ社会のもっとも弱い領域を標的にしている」と非難しています。

 UNRWAは1950年に、パレスチナ難民にさまざまなサービスを提供する目的で活動を開始しました。米国は最大の拠出国で、昨年は3億6000万ドル(およそ400億円)を拠出しています。

 片や、コロンビアのイバン・ドゥケ大統領は、パレスチナ国家を認定する前大統領の決定は「撤回不可能」と、ラジオインタビューの中で述べました。

※Colombian President Says Recognition of Palestine ‘Irreversible’(Haaretz、2018年9月3日)
https://www.haaretz.com/world-news/americas/colombian-president-says-recognition-of-palestine-irreversible-1.6445238

 コロンビア前大統領のフアン・マニュエル・サントス氏はパレスチナのリアド・アルマルキ宛の書簡の中で「コロンビアは、パレスチナを自由で独立した主権国家と認めることを決めた」と述べています。

 米国とコロンビアのパレスチナに対する態度は、まさに対照的です。米国は抑圧する側に加担し、コロンビアは抑圧される側を助けています。どちらが、より人間的な対応なのか、一目瞭然ではないでしょうか。

 強引な土地収奪とそれを正当化するような史実の改竄・隠蔽は植民地支配の常套手段です。沖縄滞在中の岩上さんは、ハッとするような類推を投げかけています。

 「戦後になってから、米軍統治下で、土地が強制的に収用され、暴力的な脅しとブルドーザーで、強引に住民を排除して作られたのが普天間基地である。そのあげくもとは人がいなかった土地に基地を作ったら、あとから基地のそばに沖縄の住民がやってきたなどとネトウヨと同じデマを米軍幹部まで言う」

 「今日、屋良さんと話していた時、これは何かに似ていると思ったが、さっき気がついた。イスラエルの入植とパレスチナ人の排除の論理、やり方、詭弁とそっくりである。無住の地にやってきた、という嘘が、暴力的な排除と土地収奪の後に、厚かましく主張される。真実とほど遠い嘘が延々と繰り返される」

※岩上安身ツイート(2018年9月5日)
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/1037339839580889088

■<お知らせ>
■今週の岩上さんは県知事選を控えた沖縄で関係者や識者に5日連続インタビュー!IWJはこれからも、精力的に幅広い活動を展開して参ります。大手メディアが報じようとしない、公共性、公益性、緊急性のある報道を続けていくためにも、どうか、皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

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 9月4日時点での会員数は5725名様。そのうちサポート会員は1875名様です。会員数が増えれば、そして何よりサポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。

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■【動画班からお知らせ】地方チャンネルの中継が「ユーストリーム」から「ツイキャス」に替わりました!

 動画班からのお知らせです。

 2018年8月6日月曜よりメインチャンネル(2ch~9ch)が「ツイキャス」に切り替わりましたが、2018年9月1日土曜から地方チャンネルが「ツイキャス」に切り替わりました。

 下記、「ツイキャス」配信の地方チャンネルの視聴URLです!ぜひブックマークをお願いします!

 沖縄以外の地方は下記の計6チャンネルです。

※IWJ_AreaCh1
https://twitcasting.tv/iwj_areach1

※IWJ_AreaCh2
https://twitcasting.tv/iwj_areach2

※IWJ_AreaCh3
https://twitcasting.tv/iwj_areach3

※IWJ_AreaCh4
https://twitcasting.tv/iwj_areach4

※IWJ_AreaCh5
https://twitcasting.tv/iwj_areach5

※IWJ_AreaCh6
https://twitcasting.tv/iwj_areach6

 沖縄は下記の計2チャンネルです。

※IWJ_okinawa1
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※IWJ_okinawa2
https://twitcasting.tv/iwj_okinawa2

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 また、中継の告知、及び中継開始のアナウンスは下記のツイッターアカウントでお知らせしています。そちらもぜひご利用ください。

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 それでは本日も1日、よろしくお願いいたします!

IWJ編集部(岩上安身、上杉英世、尾内達也、小野坂元)

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