日刊IWJガイド・番組表「2017年も残り3日! 豊臣秀吉の朝鮮出兵で連行された陶工の末裔、十五代目・沈壽官(ちんじゅかん)氏に岩上安身がインタビュー、本日配信! /東電の『メルトダウン隠蔽は官邸指示』は虚偽説明だった! 福島第一原発事故当時の総理大臣・菅直人氏への単独インタビュー調整中!/米朝開戦の危機感に党内で温度差? 『立憲民主党基本政策』発表記者会見~ 一方防衛相会見ではIWJが『日本はカモにされたのではないか』と直接質問!!」2017.12.29日号~No.1932号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「2017年も残り3日! 豊臣秀吉の朝鮮出兵で連行された陶工の末裔、十五代目・沈壽官(ちんじゅかん)氏に岩上安身がインタビュー、本日配信!/東電の『メルトダウン隠蔽は官邸指示』は虚偽説明だった! 福島第一原発事故当時の総理大臣・菅直人氏への単独インタビュー調整中!/米朝開戦の危機感に党内で温度差? 『立憲民主党基本政策』発表記者会見~ 一方防衛相会見ではIWJが『日本はカモにされたのではないか』と直接質問!!」2017.12.29日号~No.1932号~ ■■■
(2017.12.29 8時00分)

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>2017年も残り3日! 豊臣秀吉の朝鮮出兵で連行された陶工の末裔、十五代目・沈壽官(ちんじゅかん)氏に岩上安身がインタビュー、本日配信!東電の「メルトダウン隠蔽は官邸指示」は虚偽説明だった!福島第一原発事故当時の総理大臣・菅直人氏への単独インタビュー調整中!(IWJ編集部)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>(城石エマ・林俊成)
┠――【1】北朝鮮でミサイルまたは人工衛星の発射実験の準備が行われている可能性 朝鮮戦争再開の可能性は100%!?
┠――【2】韓国で2015年の慰安婦問題日韓合意に関する検証報告が発表! 文大統領は「この合意では慰安婦問題は解決せず」との声明、日本政府は韓国をけん制
┠■<取材報告>米朝開戦の危機感に党内で温度差が? 長妻氏「なかなか言及できない」福山氏「武力的なオプションについて選択するべきではない」~「立憲民主党基本政策」発表記者会見~ 一方防衛相会見ではIWJが「日本はカモにされたのではないか」と直接質問!!(川上正晃)
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<はじめに>2017年も残り3日! 豊臣秀吉の朝鮮出兵で連行された陶工の末裔、十五代目・沈壽官(ちんじゅかん)氏に岩上安身がインタビュー、本日配信! 東電の「メルトダウン隠蔽は官邸指示」は虚偽説明だった! 福島第一原発事故当時の総理大臣・菅直人氏への単独インタビュー調整中!
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 おはようございます。IWJ編集部です。

 早いもので、今年も残すところ3日となりました。無事に仕事納めをむかえられた皆さん、本当に今年1年間、お疲れ様でした。もちろん、「まだまだ仕事は終わらないよ!」という方も少なくないと思います。ラストスパート、頑張りましょう!

 IWJは昨日、年内最後の東電会見を中継し、立憲民主党の政策発表会見も取材・中継しました。本日は年内最後の「再稼働反対! 首相官邸前抗議」を中継し、沖縄からは「米軍基地被害から子どもを守り、安心・安全な教育環境を求める市民大会」を生中継します。IWJは今年も来年も変わらず「年中無休」で稼働していますので、年末年始も引き続きIWJをご覧ください!

 昨日は、岩上さんが年内最後のロングインタビューを行いました。お相手は、2017年を象徴する「森友学園問題」の火付け役である、大阪府の木村真・豊中市議です。木村氏が国有地払い下げ問題を暴かなければ、「森友問題」は闇に消え、生徒に教育勅語を斉唱させる愛国小学校が設置されていた可能性が濃厚です。やがては「安倍晋三小学校」と名を変え、「極右小学校」の先駆けとして全国に多大なる悪影響を与えていたかもしれません。

 木村市議の働きは、何重もの意味でグッドジョブでしたが、昨日のインタビューでは、「森友問題」を世に知らしめるになかなか苦労したというエピソードも明かされました。

 森友学園が開学予定の小学校の名誉校長が安倍昭恵夫人で、かつ、籠池理事長は日本会議の関係者だと知り、「土地の取得で何かあるかもしれないと思って登記をとり、情報開示請求したら、貸付合意書がいきなり真っ黒で。これは怪しいと思った」と振り返ります。

 「最初は週刊金曜日と日刊ゲンダイに情報を送りましたが、取り扱われませんでした。その後、大手メディアにも送って。取材はするんですけど、なかなか書かないんですね」

 岩上さんは、取材はするが記事は書かない、政権に忖度してブレーキを踏む大手メディアの姿勢を「万年便秘のようなもの」と言い得て妙な例え話を展開。これにはさすがにスタッフも笑いました。

 木村市議は、森友学園の国有地売却額の情報公開を国が「不開示」とした件について、2月に決定の取り消しを求める訴えを提起しましたが、8月に国が開示したため、現在、国の対応で「精神的苦痛を受けた」として11万円の損害賠償請求を求めています。現在、裁判では、裁判長が国に対し「ゴミが実際にあったかどうか主張せよ」と迫っているといいます。

 国土交通省大阪航空局は今月13日、森友学園の建設予定地から実際に撤去したごみが、算定のわずか100分の1でしかない194トンだったことを明らかにしています。国は撤去すべきごみの量を1万9500トンと算定し、土地の価格を8億円引きとしていたわけですから、値引きの根拠はグラッグラに揺らいでいます。次回2月に開かれる木村氏の訴訟では、追い詰められた国がどう反論してくるのか、非常に興味深い展開となっています。

 話は弾みすぎて、なかなか本題に入れず、用意したパワポ資料も3分の1も使わずにタイムオーバーとなってしまいました。年明けすぐに続編インタビューを行いますが、「モリカケ問題」は2018年も引き続き注目しなければなりません。IWJも追及の手を緩めることはありませんが、市民の皆さんも監視の目を弱めることなく、注視していきましょう!昨日のインタビューをお見逃しになった方は、ぜひアーカイブをご覧ください!

※「市民レベルの追及はやり尽くした」〜財務省強制捜査と昭恵総理夫人の証人喚問を!岩上安身による木村 真豊中市議インタビュー!

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408662

 IWJ書店では、木村さんが共著者として名を連ねる『徹底解剖 安倍友学園のアッキード事件』の販売を開始しました!ご本人のサイン入りで、会員限定特典となっています!お早めにご購入ください!

※【木村真さんサイン入り】徹底解剖 安倍友学園のアッキード事件

https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=359

 本日21時からは、10月12日、13日に収録した岩上安身による十五代沈壽官こと大迫一輝(おおさこ・かずてる)氏インタビューを配信します。

 大迫氏は、豊臣秀吉による慶長の役の際に、朝鮮から強制的に連れてこられた陶工の末裔で、岩上さんの早稲田実業高校時代の同級生でした。現在は先代から沈壽官の名前を受け継ぎ、十五代として活動されています。

 インタビューでは、焼き物の歴史や沈家の歴史、秀吉による朝鮮侵略などの他、明治維新後の朝鮮人差別、現代のヘイトスピーチ問題など、重い話についてもうかがいました。とはいえ、2人は高校の同窓生。お互いにリラックスした雰囲気の中で語り合いました。

 大迫氏にお話をうかがった際には、同時に作品展の様子も取材し、動画の中で紹介しています。普段のインタビューとは少々異なる、ゆったりとした趣きとなっています。ぜひご覧ください。

 インタビューは2日にかけておこなわれており、後編は明日12月30日の21時から配信します。こちらもぜひご覧ください!

 2018年も、続々と岩上さんによるインタビューが決まりつつあります。

 新潟県と東京電力は今月26日、福島第一原発事故時の「メルトダウン」の公表遅れを調査する合同検証委員会を開催。当時の清水正孝・東電社長などへの聞き取りなどに基づいた調査結果を公表し、官邸による「隠蔽の指示」などなかったと結論を出しました。東電はメルトダウンの公表遅れを「官邸の指示」と主張していましたが、これが虚偽説明であったことが明らかになったのです。

 これを受け、当時総理大臣だった民進党の菅直人氏はブログを更新。「事故発生当時、原子炉の状況を直接把握できたのは東電の現場以外にはありませんでした。それにもかかわらず、炉心溶融(メルトダウン)が起きたことを東電本店は2か月以上発表せず、そのことが判明した後には隠ぺいを『官邸』のせいにしてきました。東電は自分に都合の悪いことの多くを『官邸』のせいにしてきました」とつづっています。

・炉心溶融の表現回避は東電社長の判断(菅直人氏ブログ)

http://n-kan.jp/news/12240.html

 IWJは現在、岩上さんによる菅直人氏への単独インタビューの申し込みをしており、日程調整を進めています!まもなく原発事故から丸7年が経ちますが、当時、官邸では何が起きていたのか、そして東電とどのような情報共有をしていたのか、改めて当時の総理大臣に詳しくお聞きしたいと思いますので、こちらもご期待ください。

 こうしたIWJの活動は、IWJ有料会員の皆様によって支えられています。まだ会員にご登録いただいていない方は、ぜひこの機会にご登録ください。どうか、IWJの取材活動をご支援ください。よろしくお願いします。

※会員登録はこちらからよろしくお願いします。

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 そして、IWJの活動資金の半分は、ご寄付・カンパによって支えられています。お伝えしてきたとおり、IWJの第7期は厳しい船出になりました。このままでは沈没してしまうと思い、皆様に連日、ご寄付・カンパのお願いを呼びかけさせていただきました。おかげさまで、12月からは皆様からのご寄付も積み重なって、少しずつ持ち直してきたところです。本当にありがとうございます。まだまだまったく気は抜けません。どうか引き続き、IWJを応援してください。2018年も頑張っていけるよう、お支えください。

 また12月22日、会員ページへログインできなくなるという不具合が生じ、皆様にご迷惑をおかけしてしまいました。外部からのハッキングやサイバー攻撃に対するセキュリティを強化するため、「SSL(暗号通信)化」をおこなったことで、一時的に不具合が生じたものでした。25日にこの点についてお詫びをお知らせしたところ、間もなく多くの会員の方からご理解・ご支援をいただいたと思われるご寄付をいただきました。本当にありがとうございます。

※ログインシステム障害に関するご報告とお詫び

https://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/33831

 SSL化は、所帯の小さいIWJにとってはかなりコストと労力のかかる大工事です。また会社の規模にかかわらず、基礎的な費用は同程度にかかります。しかし、例えば同じ1000万円という金額であっても、それが何千億も資本を持つ大会社であれば、さほど懐を痛めるといったことはないかもしれませんが、IWJのような小規模の会社になりますと、予算の分母が小さいために、やりくりが本当に大変になってきます。実際に、小規模な他のネットメディアでは、SSL化に至れていないところも少なくありません。

 現在こちらは一応の工事完了には至っていますが、まだまだ改修の必要もあり、システムが安定的に運営されるまでには、今後もバグが生じてしまう可能性がございます。またファイアウォールの構築とともに、以前はPCでご覧になっていただくことを前提として設計していたサイトを、今後スマートフォンでも快適にご視聴いただけるように、改修もはじまっています。

 23日のファンドレイジングイベントでは、スタッフがお越しいただいたお客様から直接お話を聞く機会がありました。その際、「中継中の番組を一覧できる画面をトップに上げてほしい」というご要望、また「見たいページたどり着くまでのクリック数が多く、かつ解りづらい」というご指摘をいただきました。

 まさにこれらの点が、スタッフの多くも以前から苦慮しているところです。2010年の設立当時から比較すれば、少しずつ改良はされてきているのですが、まだまだいたらなく、改良の必要性を感じるのは事実です。

 この点を指摘してくださった会員様の一人は、同時に「お友達にIWJのことをもっと教えたいし、伝えたい。だから便利になって欲しいのです」とも言ってくださっていました。この言葉は本当にありがたく、同時に身が引き締まる思いにもなるものです。

 会員の皆様には、これらのウェブの開発・改良・メンテナンスについて、安定に至るまでのしばらくの間、時間をいただくことをご理解いただき、引き続き、ご支援を賜ることができましたら幸いです。

 今後とも、IWJが活動を続けていくことができるよう、継続的なご支援を何とぞよろしくお願いいたします。

※ご寄付・カンパのご支援はこちらからよろしくお願い致します。

http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 またIWJでは現在、テキスト、動画、事務スタッフを募集しています。

 テキストスタッフは、記者として、取材と記事の作成をメインでおこなうほか、日刊ガイドの執筆と編集、インタビューに向けたリサーチとパワーポイントの作成など、編集寄りの業務も担います。資料の読解力、文章力のある方のご応募をお待ちしております。

 中継・動画スタッフは、カメラマンとして現場に出向いて取材をおこない、動画を編集するほか、記事を執筆することもあります。現在求めている人材は特に、動画編集の際にエフェクトを効果的に使える人(youtuberのように!)を募集中です。IWJはハイライト動画をポップに一新してゆくプランを考えており、アイディアと若々しいセンス、技術をお持ちの方、ぜひご応募ください。

 事務スタッフは、岩上さんのインタビューアポイントメントをとったり、講演や出張、各種イベントなどのスケジュール調整をおこなったりするほか、IWJがおこなっている動画配信のスケジュール管理なども担います。IWJの屋台骨となる重要な仕事です。

 いずれの職種も、チームで動くことになるため、コミュニケーション能力の高い方を募集しています。興味のある方は、ぜひ、以下のフォームからご応募ください。

 なお、現在フォームには「職種」としてテキストスタッフしか記載されていませんが、上記のように、動画スタッフ、事務スタッフも募集しております。近日中に対応いたしますので、少々お待ちください。

※【IWJ レギュラースタッフ 募集フォーム】

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform

 さて、今年最後のIWJ特報は、ファンドレイジングへのゲストアンケートでも非常に多くのリクエストをいただいた、拓殖大学・関良基准教授のインタビュー「『長州レジーム』から日本を取り戻せ! 歴史の闇に葬られた幕末の思想家・赤松小三郎の夢と明治維新の闇」シリーズの最終号です。

 特報のためにテキストを編集した際、注釈をしっかり付け、関氏からも「自分の知る以上の事実もたくさん付記された内容になっていた!」と驚かれ、「語られなかった明治のもう一つの側面」を知るには非常に有用なコンテンツになっているのではないかと自負しています。こちらは間もなくの発行となりますので、もう少々お待ちください! なおこちらは単品販売も行なっていますので、「会員ではないけれど幕末は好き!」という方にはお勧めです。お正月休みにぜひ「あり得たかもしれないもう一つの明治時代」に思いを馳せていただければ幸いです。

※岩上安身のIWJ特報!(「まぐまぐ!」への登録が必要です)

http://www.mag2.com/m/0001334810.html

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◆中継番組表◆

**2017.12.29 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・IWJ_OKINAWA1】14:00~「米軍基地被害から子どもを守り、安心・安全な教育環境を求める市民大会」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1

 宜野湾市役所前で開催される市民大会を中継します。
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【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
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【録画配信・IWJ_Youtube live】21:00~「民族とはなにか?岩上安身が約40年ぶりに鹿児島の沈壽官窯を訪問!早稲田実業の同級生15代沈壽官・大迫一輝氏に一族の歴史を訊く! 前編」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 10月12日収録の岩上安身による十五代沈壽官・大迫一輝氏インタビューを録画配信します。

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◆中継番組表◆

**2017.12.30 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【録画配信・IWJ_Youtube live】21:00~「民族とはなにか?岩上安身が約40年ぶりに鹿児島の沈壽官窯を訪問!早稲田実業の同級生15代沈壽官・大迫一輝氏に一族の歴史を訊く! 後編」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 10月12日収録の岩上安身による十五代沈壽官・大迫一輝氏インタビューを録画配信します。

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<取材報告>米朝開戦の危機感に党内で温度差が? 長妻氏「なかなか言及できない」福山氏「武力的なオプションについて選択するべきではない」~「立憲民主党基本政策」発表記者会見 ~ 一方防衛相会見ではIWJが「日本はカモにされたのではないか」と直接質問!!
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 おはようございます。IWJの川上正晃と申します。

 昨日28日、衆議院本館で行われた、立憲民主党・長妻昭政調会長による基本政策の発表記者会見と、その後に行われた福山哲郎幹事長の記者会見に取材に行きました。

 現在、民進党から分裂した立憲民主党、希望の党、そして民進党残留組の今後の動向に注目が集まっています。

 民進党は今、立憲民主党寄りの議員と希望の党寄りの議員で割れています。立憲民主党は民進党が提案する、立憲民主、民進、希望の「三党連立」に安易に乗らない姿勢でいますが、蓮舫氏や有田芳生氏のように民進から立憲民主へと移っていく議員がポロポロと出てくると、民進党に残るのは希望寄りだけとなり、彼らが残額70億ともいわれる政党助成金を持って希望へと合流する可能性があります。

 これを踏まえ、IWJは長妻氏に対し、「民進党の政党助成金などについて民進党と話し合うべきではないか? また、希望から理念の近い議員を立憲民主に呼ぶことは考えているか?」と質問しました。

 これについて長妻氏は、希望の議員を「一本釣りで強力に勧誘する」ことはしないと明言。その上で、「党の基本政策や綱領をご覧いただいて、これならば立憲民主党でやりたいという方がおられれば、我々は幅広く大歓迎して一緒に仲間として活動していきたい」と述べました。その一方で、政党助成金の問題については、「他党のお金のことについて我々がとやかく言うことはできない」と回答するにとどまりました。

 また、安倍政権が「敵基地攻撃論」の検討から巡航ミサイルや空母を所持し、専守防衛を超えて米軍との一体化を進めようとしている点についても質問しました。戦争の片棒を担げば、北朝鮮からのミサイルによる報復攻撃を受け、日本の国土が焦土と化す可能性が高まります。このことについて、どれほどの危機意識を持っているのかと、問いかけました。

 長妻氏は、「いずもは空母ではない、空母は持っていない」という政府の公式見解と、「空母は専守防衛の観点から持たない」という公式見解の整合性が論点であると前置きしつつ、公式見解の「中身についても検証する必要がある」と回答しました。

 そもそも、長妻氏自身が述べているように、空母を持つことは「専守防衛」の枠を超えています。IWJに何度もご登場いただいている元外務省国際情報局長の孫崎享氏は、ミサイル戦争の時代に空母を持つことの意味について強く疑問を呈しています。

・離島防衛に空母。寝言は止めて欲しい。戦艦大和は爆撃でハチの巣のようになり沈没。空中戦で中国に勝利することはない。ミサイルの飛びかう時代空母が島の周辺に行ったら守れる時代でない、戦闘機の離陸する滑走路をミサイルで破壊すれば飛べない(孫崎享のつぶやき、2017年12月28日)

http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar1389472

 さらに、長妻氏に対して、万が一米朝開戦に至った際に「局外中立」を安倍政権に迫るつもりはあるかどうか、そして、「朝鮮国連軍地位協定」について国会で追及するつもりはあるのか、という質問をしました。

 長妻氏からは具体的な回答はなく、「なかなか言及できない」という消極的な回答しか得られませんでした。その一方で福山氏は、同様の質問に対して、国会で取り上げることについて積極的な姿勢を示しつつ、朝鮮半島における「武力的なオプション」は「どんな手段を使っても避けなければいけない」と明言しました。

 長妻・福山両氏の対照的な回答は注目です!以下のURLからぜひご覧ください!

※米朝開戦の危機感に党内で温度差が?長妻氏「なかなか言及できない」福山氏「武力的なオプションについて選択するべきではない」~「立憲民主党基本政策」発表記者会見

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/408678

 なお、12月26日に行われた小野寺防衛相の会見では、イージス・アショアの配備について、IWJの新人の小田和治記者が、「日本はカモにされたのではないか」と直接質問をしました。以下、その質疑応答を記します。

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小田「日本政府は2023年度に迎撃ミサイル「イージス・アショア」を導入する見通しであると言われています。

 欧州のイージス・アショアや韓国のTHAADやPAC3などのミサイル防衛システムはどれも米軍が配備したもので、配備先の国が購入したわけではない一方で、イージス・アショアを米国からお金を払って購入したのは日本だけであり、日本はトランプ政権の米国にカモにされているのではないかという国民の疑念の声があります。こうした国民の声についてはどのようにお考えでしょうか?」

小野寺防衛大臣「私どもとしては、日本の防衛に資するということでイージス・アショアの導入について、今予算のなかに入れさせていただき、国会の審議を仰ぎたいというふうに思っております。あくまでもこれは我が国の防衛に必要だということで、自衛隊が運用していくということで対応していくことでございます。

 また、この検討というのは、トランプ政権あるいはトランプ大統領との発言とは関係なく、私どもとしては、様々な検討を行ってきた中で今回の運用をさせていただくというふうにご理解いただきたいと思います」

小田「先ほどの質問に関連する質問です。日本がイージス・アショアを導入するのは2023年度の見通しであり、6年も先になります。イージス・アショアは現在の緊迫した北朝鮮情勢の対応策として役立つものとお考えでしょうか?」

小野寺防衛大臣「私どもとしては、脅威見積もりに合わせまして対応していきます。ただ、装備においては、決定をしてからどうしても導入には時間がかかるということも事実ではあります。その間、私どもとして現在あるイージス艦等でしっかり対応するような万全の態勢をとっていきたいと思っております」

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 御覧の通り、日本だけが高値でイージス・アショアを買わされている事実について、小野寺大臣は否定しませんでした。イージス・アショアは日本の重要拠点(東京を始めとする大都市、原発など)へのミサイル着弾を防ぐために配備したものではありません。秋田・山口への配備はそれぞれハワイ・グアムの米軍基地へ向かうミサイルを迎撃する(それも技術的に不可能を思われます)ためのものです。

 日本を守るために必要な手だては払われず、米軍ファーストで、日本の国民の血税が使われ、その報復攻撃は日本が受けとめることとなる。「矛盾」以外の何ものでもありません。

※「イージス・アショア」を買わされた日本はカモにされたのでは!? IWJが小野寺防衛相を直撃!安倍政権の軍事国家化に拍車か!? 会見では護衛艦「いずも」の空母化検討に質問相次ぐ

https://iwj.co.jp/wj/open/archives/408502

 それでは今日も1日、よろしくお願いします!

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。

http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20171229

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岩上安身サポーターズクラブ事務局
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