日刊IWJガイド・番組表「11月25日は『女性に対する暴力撤廃の国際デー』!世界各地で集会が開催!国連事務総長は『今こそ、私たち全員が結束し、行動を起こすとき』とのメッセージを発信!IWJでは今夜19時より『伊藤詩織さんの準強姦罪事件問題を検証するため、野党で「超党派の会」発足!「刑事部長による逮捕状執行停止」の真相を徹底追及!』を再配信!/自民党議員らの『人権』への意識の低さが次々露呈!/12月23日『IWJ設立7周年記念ファンドレイジング・トークイベント』を開催!」2017.11.27日号~No.1900号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「11月25日は『女性に対する暴力撤廃の国際デー』!世界各地で集会が開催!国連事務総長は『今こそ、私たち全員が結束し、行動を起こすとき』とのメッセージを発信!IWJでは今夜19時より『伊藤詩織さんの準強姦罪事件問題を検証するため、野党で「超党派の会」発足!「刑事部長による逮捕状執行停止」の真相を徹底追及!』を再配信!/自民党議員らの『人権』への意識の低さが次々露呈!/12月23日『IWJ設立7周年記念ファンドレイジング・トークイベント』を開催!」2017.11.27日号~No.1900号~ ■■■

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>自民党議員らの「人権」への意識の低さが次々露呈!竹下亘・総務会長が「(同性パートナーは)日本国の伝統には合わない」/山本幸三・元地方創生相はアフリカを指して「何であんな黒いのが好きなのか」/慰安婦像設置に反対した大阪市がサンフランシスコ市と姉妹都市関係を解消宣言!(城石エマ)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>(林俊成)
┠――【1】11月25日は「女性に対する暴力撤廃の国際デー」!世界各地で集会が開催!国連事務総長は「今こそ、私たち全員が結束し、行動を起こすとき」とのメッセージを発信!IWJでは今夜19時より「伊藤詩織さんの準強姦罪事件問題を検証するため、野党で『超党派の会』発足!『刑事部長による逮捕状執行停止』の真相を徹底追及!」を再配信!
┠――【2】日本のジェンダー・ギャップの大きさを象徴する出来事!赤ちゃん連れで議会に出席しようとした女性市議に対し、熊本市議会が処分を検討!?
┠■<★新着記事★>「死んだふり代表辞任」で始まった小池院政!その背後には小池氏と玉木氏の「裏取引」や米国の影も・・・!?(ジャーナリスト・横田一氏による特別寄稿)(川上正晃)
┠■<★お知らせ★>12月23日は「IWJ設立7周年記念ファンドレイジング・トークイベント」を開催!IWJをサポートしながら、マスコミが報じない貴重な情報を生で手に入れられる!?みなさまのご参加をお待ちしております!(IWJ編集部)
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<はじめに>自民党議員らの「人権」への意識の低さが次々露呈!竹下亘・総務会長が「(同性パートナーは)日本国の伝統には合わない」/山本幸三・元地方創生相はアフリカを指して「何であんな黒いのが好きなのか」/慰安婦像設置に反対した大阪市がサンフランシスコ市と姉妹都市関係を解消宣言!
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 おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。

 自民党議員らから、安倍政権周辺の「人権」に対する意識の低さを露呈する発言が相次いでいます。

 11月23日、自民党の竹下亘・総務会長が党支部のパーティーで、宮中晩餐会のゲストをめぐり、天皇、皇后両陛下が招く国賓について、「パートナーが同性だった場合、私は(晩餐会への出席には)反対だ。日本国の伝統には合わないと思う」と発言しました。

 LGBT(レズビアン:Lesbian、男性同性愛者:Gay、両性愛者:Bisexual、トランスジェンダー:Transgender)という言葉が世界的に広く認知されるようになり、性的少数者の人権がおろそかにされてきた事実に多くの人が目を向けるようになってきた中で、竹下総務会長の発言は、そうした社会の流れに逆行しています。

 竹下総務会長は批判を受け、「反省している。言わなきゃ良かった」などと反省の意を示しているといいますが、「皇室を考えた時に日本人のメンタリティーとしてどうかなという思いがあり、言葉になって出た」という弁明を聞くと、反省しているわけでは到底なく、首を傾げたくなります。

・自民・竹下氏 「言わなきゃ良かった」同性パートナー発言(毎日新聞、2017年11月24日)
https://mainichi.jp/articles/20171125/k00/00m/010/027000c

 なお議員発言ということで言えば、2013年、ニュージーランドで同性婚を認める法案が出来た際に賛成票を投じたモーリス・ウィリアムソン議員の演説が話題になりました。岩上さんもこれを「日本の国会で、残念ながら与党議員から聞いたこともない演説。叡知と慈悲と寛容には恐ろしく欠けるけど、差別と無知ならあふれかえるほど持っている日本の与党議員たち。彼我の落差をぜひ比べてみましょう」とコメントしてリツイートしています。

・岩上安身ツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/934800447705047040

・同性婚を認めたらどうなる? 世界で賞賛された国会議員のスピーチ(ハフィントンポスト、2017年11月26日)
http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/25/nz-gay-marriage_a_23288119/

 同性パートナーが、「日本の伝統」や「日本人のメンタリティー」と合わないという発言が、どれほど愚かしいか、自分でわからないのでしょうか? 性的少数者に対する差別は、世界のあちこちで行われてきました。LGBTの人権を訴える動きは、まさにそうした古い「伝統」や「メンタリティー」によって行われる差別の悪弊を断ち切ろうとする動きのはずです。「日本国の伝統にあわない」などという竹下総務会長の発言は、「差別をなくすことはできない」という本音がこぼれたものに聞こえてしかたありません。

 さらに同日23日には、自民党の山本幸三・元地方創生相が、自民党の三原朝彦衆院議員の「政経セミナー」のあいさつで、三原議員がアフリカ各国と交流や支援活動をしていることについて触れ、「何であんな黒いのが好きなのか」と発言しました。

 批判を受けた山本元地方創生相は、25日に「アフリカ大陸のことを表現した。差別的なことを意図しているわけではない。表現が誤解を招くということであれば撤回したい」と弁明し、山本元地方創生相の事務所も発言について「アフリカが『黒い大陸』『暗黒大陸』と表現されたことが念頭にあっての発言で、黒人を指して言ったわけではない」などと釈明しました。

・「何であんな黒いのが好き」自民・山本氏、アフリカ巡り(2017年11月25日)
http://digital.asahi.com/articles/ASKCT3CT8KCTTIPE005.html

 しかし、山本元地方創生相員側の弁明は、弁明になっていません。「暗黒大陸」とは、かつてヨーロッパがアフリカ大陸に踏み込む前に、「未開の地」であることを意味して呼んだ呼び方です。アフリカを、自分たちより「劣っている」とみなしていたから「暗黒」と呼んだのでした。

 大陸そのものが「黒い」わけもなく、そもそも発言の骨子は「黒いの」(それがアフリカ人であれ、アフリカ大陸であれ)が好きなのがわからない、つまりアフリカ諸国に対して、好んで友好や交流を重ねている行動そのものを軽侮した発言でした。

 アフリカ諸国との交流を深めることは、日本の外交にとっても経済にとっても急務です。そういう意味でも凄まじい勢いで勃興するアフリカ経済の現状など、まったく知らない無知蒙昧ぶりの露呈も実に痛いとしかいいようがありません。すでに中国では100万人ともいわれる移民がアフリカに渡り、ビジネスを展開していることは、下の本を読むとよくわかります。

・中国第二の大陸 アフリカ:100万の移民が築く新たな帝国
http://amzn.to/2jrbJHs

 現世人類がアフリカ女性(ミトコンドリア・イブ)に端を発している、というのはすでに知られた話ですが、文明においてもまた、イスラム学者で東京大学名誉教授の板垣雄三氏が「私たちは近代化が西洋から始まったとする教育を知らないうちに刷り込まれてきた。マーティン・バナールは、古代ギリシャ文明はアフリカ・アジアに起源があるとし、西洋古典とされていた古代ギリシャ文明が実は故買であると著書『ブラック・アテナ』(http://amzn.to/2i8UEWv)の中で批判した」と語っています。

※「姿を見せない支配者が『嫌イスラム』を演出、世界を計画的にカオス化している」──東京大学名誉教授・板垣雄三氏が語るイスラム世界の歴史と現在 2015.4.18
http://iwj.co.jp/wj/member/archives/242959

・岩上安身ツイート「ギリシャ文明がヨーロッパのアイデンティティーという起点こそ捏造」
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/629318072390692864

 山本元地方創生相は、自らの発言が差別的であり、無知そのものであることに気づいていないから、弁明をすればするほど墓穴を掘るのでしょう。自らの発言を差別と無知にもとづくものと認識し、素直に謝罪すべきです。そして国会議員なんぞになる前に、世界の現状を一から勉強し直して、出直してきてもらいたいと思います。

 こうした日本の人権意識の低さが、対外的には、日本を国際的に孤立させかねない問題にも発展しています。

 米サンフランシスコ市では23日、民間団体が建てた慰安婦像の寄贈を受け入れる決議案に、サンフランシスコのエドウィン・リー市長が署名したことを受け、サンフランシスコ市と姉妹都市関係にあった大阪市の吉村洋文市長(元おおさか維新)が、60年にわたる姉妹都市関係を解消すると発表しました。

 像は、第二次世界大戦中に、旧日本軍によって慰安婦とされた、朝鮮半島、中国、フィリピンの3人の女性をかたどっており、碑文には「この記念碑はいわゆる『慰安婦』と呼ばれる数十万人の女性や少女の苦しみをあらわにするもの。女性たちは1931年から1945年にかけてアジア・太平洋地域の13カ国で、日本帝国軍によって性奴隷にされた」と刻まれています。

・米サンフランシスコ、「慰安婦」像を正式受け入れ(BBC、2017年11月24日)
http://www.bbc.com/japanese/42105321

 吉村市長は、「日本政府の見解と違う」などと反論しているようですが、サンフランシスコ市が大阪市の主張を退けて、像の設置に合意したのは、国際的に慰安婦が史実として認められているからではないでしょうか。

 戦時下であろうと、また国内であっても国外であっても、「かどわかし」や「誘拐」によって、女性に売春を強要する性奴隷にしたこと、それが「強制」的なものであり、「犯罪」であったことは、岩上さんが国際人権法学者・戸塚悦朗氏にインタビューをして明らかにしていますので、ぜひ、ご覧ください。

※「日本軍慰安婦制度は、国内法上も国際法上も明らかに犯罪である」「韓国併合は無効である」~岩上安身による国際人権法学者・戸塚悦朗氏インタビュー 2013.6.24
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/86605

※【IWJブログ】 従軍慰安婦制度は「奴隷制度であり、 醜業条約違反であり、強制労働条約違反」~戸塚悦朗氏インタビュー 2013.6.24
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/90389

 大阪維新の会の法律顧問を務める橋下徹氏は、2013年5月13日に「慰安婦制度は必要だった」などと発言をしていました。慰安婦問題をめぐり、極端な言動を取るのは、維新のお家芸なのでしょうか。吉村市長も元大阪維新であり、10月の選挙では維新候補の応援演説に熱心に回っていました。今でも維新の政治家である、と言ってさしつかえないと思います。

 こうして史実を無視する自分たちとは、主張の異なるものを「反日」認定して敵視する大阪市の行動は、多くの元慰安婦女性を傷つけ、同時に日本は世界に恥をさらし、国際的に孤立を深めています。

 慰安婦問題をめぐっては、24日韓国国会で、8月14日を慰安婦記念日として制定したことを受け、菅義偉官房長官が、2015年の日韓合意の「趣旨、精神に反する」として、韓国側に抗議しました。大阪市の強硬な姿勢と、日本政府の姿勢は平仄があっているといえそうです。

・慰安婦記念日 菅官房長官「極めて強い違和感」(毎日新聞、2017年11月24日)
https://mainichi.jp/articles/20171125/k00/00m/010/044000c

 また人権意識の低さという点では、この「区域外(自主)避難者」への対応も根を同じくするものと思われます。

 福島第一原発の事故によって、いまだに約3万5千名が福島県から県外への避難生活を送っています。しかし2017年3月いっぱいで、国と福島県は、避難指示区域以外の「区域外(自主)避難者」に対し、災害救助法に基づく住宅提供の支援を打ち切り、当事者は住居費を負担して避難を継続するか、福島県へ帰還するかの選択を迫っています。

 福島県による借り上げ住宅であった山形県の雇用促進住宅の8世帯は、国や福島県の対応に「突然期間を決めて支援を打ち切ることはおかしい」と、今年4月以降も住み続けました。これを受け、雇用促進住宅の運営法人「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」は、8世帯に対し退去と家賃支払を求める訴訟を起こしました。

 第1回の口頭弁論が11月21日に山形地方裁判所で行われるにあたり、被告とされた自主避難者と弁護団が東京・霞が関の司法記者クラブで記者レクを行いました。

 この中で海渡雄一弁護士は、国と福島県が、自主避難者に対し2017年3月に住宅支援を打ち切ったことも、「子ども被災者支援法」に反することであると指摘。意に沿わない生活の大幅な変更と被曝を強いることは、自主避難者の人格権や生存権を侵害することであり、違法であること、そして8世帯に強制的な立ち退きを迫る本訴訟もまた違法である、と訴えています。

※原発事故自主避難者が被告に! 山形県雇用促進住宅運営法人が8世帯を訴え追い出しにかかる! 第1回口頭弁論直前の記者レクで海渡雄一弁護士「国の帰還政策の当否を問う非常に重要な裁判」 2017.11.16
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/405422

 歴史を修正し、他国への敵対心を煽り、人権を軽視する政府の姿勢と、北朝鮮のミサイルを見据えて好戦的な態度を見せる日本政府の姿勢を重ね合わせると、日本が戦争遂行体制へと着々と向かいつつある不気味さを感じます。

 安倍総理は22日の参院本会議で、敵基地攻撃能力の保有に含みをもたせる発言をしました。IWJはハイライト動画にまとめていますので、ぜひ、ご視聴ください。

※安倍晋三総理大臣が「敵基地攻撃能力」の保有について検討に含みをもたせる発言!!~「日本の『敵基地攻撃能力』の保有がいかに馬鹿げていることか」をまとめたハイライト!!
https://youtu.be/JdiibB-xYME

 IWJは、こうした社会のきな臭さに、はっきりと異論を唱えていきます。テレビや新聞が政権とスポンサーに忖度し、こんなに明らかにおかしい差別発言や歴史修正に対しても鋭い追及をできない中、IWJは政権や大資本に一切おもねることなく、批判を続けていきます。

 どうぞ、まだIWJ会員にご登録いただいていない方は、この機会にぜひ、ご登録をお願いします!

※会員登録はこちらから。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 また、8月以降、選挙取材や社用車・社長車の故障が重なり、IWJの財政に重くのしかかっています。

 昨日は、社内ネットワークセキュリティを高めるためのファイアウォール機器の保守更新の申し込みもしました。

 ファイアウォール機器とは、外部の攻撃から社内ネットワークを守るための機器です。社内のネットワーク環境を守るために必要な機器で、今回、1年間の更新で11万1500円の費用がかかります。

 IWJでは、こうしたバックヤードの部分にもお金がかかっております。会員のみなさまや、ご寄付・カンパをしてくださっているみなさまのおかげで、このように環境を整えられていることに感謝しつつも、IWJはまだまだ財政難の真っ只中です。

 どうか、みなさまのご寄付・カンパでIWJをお支えください。よろしくお願いします!

※ご寄付・カンパのご支援はこちらから
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

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◆中継番組表◆

**2017.11.27 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】14:00~「『ブラック企業大賞 2017』記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 2017年「ブラック企業大賞」についての記者会見を中継します。内容は実行委員会によるノミネート企業名の発表、説明など。
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【Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2

 東京電力による記者会見を中継します。
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【再配信・Ch5】19:00~「伊藤詩織さんの準強姦罪事件問題を検証するため、野党で『超党派の会』発足!『刑事部長による逮捕状執行停止』の真相を徹底追及! 警察庁・法務省『個別案件のため』と明確に回答せず」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

 11月21日に収録した、「超党派で『準強姦事件逮捕状執行停止問題』を検証する会」を再配信します。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/405943
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【タイムリー再配信 78・IWJ_YouTube Live】21:00~「世界で注目集まるスイス流『ダイレクトデモクラシー』!実践目指すイタリア『五つ星運動』リーダー・リカルド・フラカーロ下院議員来日直前企画!コーディネーター・佐々木重人氏に岩上安身がインタビュー!<エッセンス版>」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 11月22日収録。イタリア「五つ星運動」リカルド・フラカーロ下院議員の来日コーディネーターを務めた佐々木重人氏に岩上安身がインタビューしました。
[記事URL] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/406001

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◆中継番組表◆

**2017.11.28 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】14:45頃~「岩上安身によるイタリア『五つ星運動』リカルド・フラカーロ下院議員インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身によるイタリア「五つ星運動」リカルド・フラカーロ下院議員インタビューを中継します。
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【Ch未定】16:30~「五つ星運動リーダー・フラカーロ下院議員が語る 本当の市民革命を起こすには」

 来日中のイタリア「五つ星運動」リカルド・フラカーロ下院議員を招いて開催されるイベントの模様を中継します。主催は「五つ星運動との対話集会実行委員会」。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

【特別寄稿】密室談義から生まれた詐欺的政党「希望の党」で騙し討ち的代表交代!「死んだふり代表辞任」で始まった小池院政――党本部に居座る産経出身の尾崎良樹事務総長(ジャーナリスト・横田一)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/406206

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<★新着記事★>「死んだふり代表辞任」で始まった小池院政!その背後には小池氏と玉木氏の「裏取引」や米国の影も・・・!?(ジャーナリスト・横田一氏による特別寄稿)
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 おはようございます。IWJスタッフの新人の川上正晃と申します。ジャーナリストの横田一氏から特別寄稿が届いたのでご紹介します!

 小池氏と玉木氏の間で「裏取引」はあったのか――

 11月14日、小池百合子氏が突然、希望の党代表を辞任しました。先の衆院選大敗の責任を求める声に「創業者としての責任がある」と代表続行を明言していたにもかかわらず、事前告知なく急に代表の座を放り投げたのです。小池氏は辞任を表明したその場で、4日前に共同代表に選ばれたばかりの玉木雄一郎氏を後継指名し、同席した議員らの拍手で玉木氏が新代表に就任しました。民主的な手続きを踏んでいるとは到底言えません。

 「両院議員総会は党の最高意思決定機関なのに、代表辞任の事前告知がなかった。誰が立候補するのか否かを考える時間的な余裕を持った上で、(代表決定を)進めるのが組織としては普通ではないか」

 玉木氏と共同代表選を戦った大串博志氏はこのように語り、目の前で繰り広げられた突然の辞任劇と玉木氏の新代表就任について違和感を隠しませんでした。

 所属の国会議員や秘書にさえ事前に知らせず、両院議員総会直前に「辞任」をメディアにリーク。誰にも異論を挟ませない形で辞任を発表し、玉木氏を新代表に後継指名した小池氏。同時に、親小池の長島昭久氏や細野豪志氏が政調会長や憲法調査会会長に就く党役員人事まで了承されています。こうした小池氏のやり方は独裁的手法といえるでしょう。

 「小池氏と玉木氏が事前に密室談義をし、親小池抜擢人事の見返りに代表禅譲をしてもらうという『裏取引』をしていたとしか見えない」――

 こう指摘するのは、小池氏本人の口から「排除」発言を引き出し、選挙情勢を一変させた、フリージャーナリストの横田一氏です。

 さらに横田氏は、リベラル派排除を進めたとされる小池氏の側近の存在も明らかにしました。それは、都議選で都民ファーストの会圧勝の立役者となった野田数氏でもなければ、選挙プランナーを務めていた松田馨氏でもありません。しかも、その人物が衆院選後も事務局トップに居座っているようです。

 また、先日の民進解体・希望合流は、米国の意向によって進められた可能性もあるといいます。米国の意向とは何なのか、なぜ米国が関与した可能性があるのか、民進解体・希望合流をもたらした小池・前原両氏の狙いは何だったのか。

 横田氏の寄稿はこうした点にも深く踏み込んでおります。大手マスコミは先日の衆院選を、自民公明・希望維新・立憲民主共産社民の三極構造でとらえていましたが、このような視点では決して明らかにされることのない内容です。ぜひ、ご一読ください。

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※【特別寄稿】密室談義から生まれた詐欺的政党「希望の党」で騙し討ち的代表交代!「死んだふり代表辞任」で始まった小池院政――党本部に居座る産経出身の尾崎良樹事務総長(ジャーナリスト・横田一) 2017.11.25
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/406206
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 日本の政治に多大な影響力を及ぼしている「ジャパン・ハンドラー」の存在については、以下をぜひご覧ください。

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※「ジャパン・ハンドラー」が言いたい放題!「安保法制の成立も、TPPも、すべては日米同盟強化のため」 ~日米安全保障研究会・最終報告、すでに安倍総理は「指令」実行に奔走中?! 2016.2.29
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/289639
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 岩上さんは、選挙戦中から、希望の党の本質を見抜き、一貫してその胡散臭さに警鐘を鳴らしてきました。ぜひ、以下のツイ録もご一読ください。

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※【岩上安身のツイ録】希望の党に希望はない。有権者も、移ってから騙されたと気づいた候補者も幻想からのエクソダスを!極右にとっての万能魔法・緊急事態条項を導入させないためには156議席以上が絶対に必要!! 2017.10.20
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/402383
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<★お知らせ★>12月23日は「IWJ設立7周年記念ファンドレイジング・トークイベント」を開催!IWJをサポートしながら、マスコミが報じない貴重な情報を生で手に入れられる!?みなさまのご参加をお待ちしております!
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 今年もいよいよ、年末が近づいてきました。例年、IWJは年末になると、「饗宴」という比較的大規模なシンポジウムを開催してきました。岩上さんがインタビューをしたゲストや、有識者の方々をお招きして、その年の重要なトピックをお話いただき、毎年大好評でした。

 しかし、「饗宴」は毎年赤字必至のイベントで、大赤字の危機を迎えていた昨年はついに、岩上さんもスタッフも断腸の思いで、「饗宴」の開催を見送りました。

 その代わりに、昨年はもう少し規模の小さい「ファンドレイジング」(活動資金集め)トークイベントを開催しました。IWJが何とか財政危機を乗り切れるよう、ご参加いただくみなさまからご寄付・カンパを募らせていただくことを目的としつつ、IWJにゆかりのあるゲストの方々をお招きしてトークイベントを行い、日頃お支えいただいているみなさまに、少しでも有意義な時間をご提供したいという趣旨のイベントです。

 今年も、残念ながら、毎月赤字が続いており、赤字必至の「饗宴」を同様の規模で開催することはかないません。そこで、
昨年開催してご好評いただいた「ファンドレイジング・トークイベント」を、開催します!日時は、12月23日の14時からです!

 IWJの活動資金を集めるためのイベントですので、ご参加費用は少し高めの設定となっております。長引く日本経済の停滞により、今、多くの方々がご自身も決して財政状況が上向きではない中とは存じますが、ご参加費以上の濃い中身をお届けすることができるよう、岩上さんやIWJスタッフも精一杯頑張ります。

 ゲストは、先の衆院選で「ひとり野党共闘」を展開した自由党共同代表の山本太郎参議院議員、「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表として加計問題を追及し、衆院選では山口4区で出馬した黒川敦彦氏、NGO・国際連合職員として世界各地の紛争地での紛争処理や武装解除などにあたってきた伊勢崎賢治氏、明治維新後の大日本帝国から岸信介や安倍晋三総理につながる政治体制を「長州レジーム」として鋭く批判する、関良基(よしき)・拓殖大学政経学部准教授。

 また大手メディアや安倍政権が訴える「中国脅威論」の嘘を暴き続ける矢吹晋(すすむ)・横浜市立大学名誉教授、官房長官会見で鋭い追及を続けている東京新聞の望月衣塑子記者、元経産官僚の古賀茂明氏などなど、安倍政権を「戦後史上最悪の政権」と批判する浅野 健一元同志社大学教授など、多数の方が、ご参加のご意向を示してくださっています!(※まだ全員が確定ではありません。諸々の事情により、予定が変更になることもございますので、ご了承ください)

 お値段は高いですが、「お、値段以上」のイベントとなること間違いなしです!

 イベントの詳細、参加費、申込方法等については決まり次第、日刊ガイド等でご連絡いたします。ただ今企画を熟考中ですので、今しばらくお待ちください!

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【IWJ設立7周年記念ファンドレイジング・トークイベント概要】
◆日時:2017年12月23日(土) 開場 14:00 開演 14:30~
◆会場:健康中華 青蓮 六本木一丁目店
〒106-0003 東京都港区 六本木1丁目6-1 泉ガーデンタワー 3F
TEL:03-3583-1553
アクセス

http://www.seiren.cc/archives/txt0cjrr3tq8rzisjjz2/tempo25?easys_page_id=90&easys_block_id=syt4za0rb50yrmsbj2c5

◆参加ゲスト:
山本太郎氏(自由党共同代表、参議院議員)
伊勢崎賢治氏(東京外国語大学教授、ジャズトランペッター)
関良基氏(『赤松小三郎ともう一つの明治維新 テロに葬られた立憲主義の夢』著者、拓殖大学政経学部准教授)
矢吹晋氏(横浜市立大学名誉教授)
黒川敦彦氏(「今治加計獣医学部問題を考える会」共同代表、衆院選山口4区元立候補者)
植草一秀氏(政治経済学者)
望月衣塑子氏(東京新聞記者)
古賀茂明氏(元経産官僚)
浅野健一氏

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 それでは本日も一日、IWJをよろしくお願いします!

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20171127

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