■■■ 日刊IWJガイド・番組表「川内原発停止『勘弁して』、九電、三反園知事の要請に応じず!/『過去の「共謀罪」の議論では、あらぬ誤解も多々あった』公明党・山口代表が共謀罪法案に前向き姿勢!/民進・前原氏が衆院解散に言及!『平和条約交渉、北方領土問題で進展があれば』?/日露で平和条約締結、北方2島返還へ?プーチン大統領12月の来日で何が?」」2016.9.8日号~No.1455号~ ■■■
(2016.9.8 8時00分)
おはようございます。記者の原佑介です。
「走れるってすごいねぇ…もう一度、思いきり走れるようになりたい」
昨日、岩上さんがしみじみとそうつぶやいていました。今年もフレンドリーランの駅伝にIWJチームとして出場しようと、陸上部の合同練習について話していた時です。
キックボクシングジムではスタミナこそ衰えているものの、キレのいいフットワークでまったく身体の劣化を感じさせない岩上さんですから、このつぶやきはちょっと今さらながらに意外でした。
IWJを2010年末に立ち上げて以降、社長、編集長、ジャーナリストと「3足のわらじ」を履いてきた岩上さんは1日14〜16時間という長時間労働を毎日のようにこなしてきました。通常は考えられない、むしろやってはいけないレベルのオーバーワークです。
もちろん、他のIWJスタッフはみんな、週1で休みをとっています(僕など一部の人間は週1の休み)。しかし、IWJの活動自体は年中無休ですので、編集長として記者たちの記事にも日刊IWJガイドにもすべて毎日目を通し、赤入れしなければならない岩上さんは、1年のうち1日も完オフの日をとることができません。
そうしたハードワークを続けたことで、今年7月、再び心臓発作に見舞われてしまいました。7月いっぱいはそれでも「3足のわらじ」すべてに無理を重ねたのですが、8月に入ってさすがに体調も悪化し、仕事量をセーブしてきました。
IWJを存続させていくためには、岩上さんの健康管理は死活問題。しかし、ついこの間も激しいめまいに襲われ、3日間も船酔いのような状態に陥るなど、ひと夏、仕事を少しセーブしたぐらいで急に健康になる、というものでもありません。もちろん病院通いも続けています。
期末決算という、経営者としてたいへん多忙な夏を乗り越えた岩上さんは、もっと長期的に健康回復するために、基本的な体作りからやり直そうと、食事制限と運動によって、本格的に減量を開始しました。8月末時点で体重91kg、体脂肪31.7%からのスタートでしたが、9月に入って1週間、早くも87kgまで体重を落とし、事務所のスタッフを驚かせています。
2〜3ヶ月で体重を70kg台に落とし、体脂肪を20%前後にまで持っていき、平均的な男性よりも上回っている筋肉量を落とさず、逆に増やしていくことを目標としています。
正直、岩上さんの「おれは痩せるぞ!」という言葉は、過去、何回か聞いてきました。運動に励もうといっても、結局は忙しさに飲み込まれて、夜中にコンビニ弁当を買ってきて事務所で徹夜で仕事という、おそろしく不規則で睡眠すら削る生活の中、ダイエットなど先延ばしになってきたのが現実でした。
でも、今回はちょっと違うような気がしています。IWJを続けるうえで、身体の異変をもう放置できない、加齢とも真剣に向き合わなくてはいけない、という覚悟が伝わってきます。
絶対に身体が壊れないよう気をつけつつ、運動不足と老化、病気と闘い、仕事と両立させつつ、身体の強化を図る。これは高齢化社会である日本では、多くの人が向き合わなければならない普遍的なテーマだと思います。
一昨日も膝に痛みが走ったという岩上さんですが、すでに首も腰も肩も痛めており、加えて膝まで痛めてしまったら、あらゆる運動に支障がでます。というよりも、もう運動ができなくなります。
「膝が動いて走れるってすごいことだねぇ。走れるようになりたい。孫崎享さんと一緒に、とは言わないが、孫崎さんの後ろを走ることが目標だな」
生きていれば、誰でも50代、60代、70代になります。73歳になっても毎日、10kmのランニングを続ける孫崎さん、同じく73歳になっても柔道を続ける鈴木邦男さん、65歳になっても武道家であり続ける哲学者の内田樹さん。知的活動を続けながらも、日々、運動を続けている元気な先輩方のあとを追いたい。それが岩上さんの望みだそうです。
IWJを存続させるため、我々スタッフも大急ぎで個々が成長し、岩上さんの負担を少しでも減らせるように、懸命に精進してまいりたいと思います。そしてIWJの経営が安定し、少しでも経営者としての心労が軽減できるよう、どうかまだ会員登録されていない方は会員登録していただければ幸いです。社会問題に向き合いながらも、皆さまにおかれましてもくれぐれも健康に気をつけて、この不安定な時代をともにサバイブしてまいりましょう!
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┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>熱狂は終わらない!本日、リオ・パラリンピック開幕!/川内原発停止「勘弁して」、九電、三反園知事の要請に応じず!/「過去の『共謀罪』の議論では、あらぬ誤解も多々あった」公明党・山口代表が共謀罪法案に前向き!/民進・前原氏が衆院解散に言及!「平和条約交渉、北方領土問題で進展があれば」/日露で平和条約締結、北方2島返還へ?プーチン大統領12月の来日で何が?(原佑介)
┠■<新記事アップ!>「いつの間にか戦争?」――池内了氏、望月衣塑子氏、西谷修氏の3氏が新刊をもとに科学、武器輸出、戦争の正体について多角的に語る(原佑介)
┠■民主主義実践のためのテキスト『いまを生きるための政治学』と明日の政治のあきらめない『徹底討論 日本の政治を変える―これまでとこれから』~IWJ書店より「戦う政治学者」立憲デモクラシーの会・共同代表山口二郎・法政大学教授の著作をご紹介します!(本田望)
┠■わとはぷ~What happened today?(原佑介)
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◆中継番組表◆
**2016.9.8 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。
【Ch6】18:00~「『TPP国会』開会を前に訴える!~TPP絶対反対!『TPP反対』で『自由貿易推進』という姿勢は有り得ない!生活の党本部前アクション」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「TPP断固反対!市民連合」の呼びかけで行われる、生活の党本部前アクションを中継します。
【再配信・Ch4】19:00~「武器輸出反対ネットワーク(NAJAT)発足集会『Made in Japanの武器はいらない』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※2016年2月に収録した、「武器輸出反対ネットワーク」主催の集会を再配信します。
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◆中継番組表◆
**2016.9.9 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch未定】11:00~「『3・11甲状腺がん子ども基金』設立記者会見」
※出席者は、崎山比早子氏(3・11甲状腺がん子ども基金代表理事/元国会事故調査委員会委員)、武藤類子氏(3・11甲状腺がん子ども基金副代表理事/福島原発告訴団団長)、河合弘之氏(3・11甲状腺がん子ども基金理事/弁護士)。
【Ch未定】13:30~「普天間・辺野古問題を考える会 主催『<共同声明>沖縄の人権・自治・環境・平和を侵害する不法な強権発動を直ちに中止せよ!』発表・記者会見」
※「普天間・辺野古問題を考える会」(代表:宮本憲一氏)主催の記者会見を中継します。
【Ch未定】16:00~「『憲法フェス東京』山本太郎×三宅洋平」
※山本太郎氏(参議院議員・生活の党と山本太郎となかまたち)と三宅洋平氏(音楽家・政治団体 NAU 代表)による街頭演説と屋内イベントを中継します。出演予定者は、Cro-magnon(Jazzy Sport)、小林節氏(憲法学者)、小西ひろゆき氏(参議院議員・民進党)、DELI氏(NITRO MICROPHONE UNDERGROUND・松戸市議)。
【IWJ_OSAKA1】17:30~「故金大中大統領8周忌記念講演会『安保法制と東北アジアの平和体制』講師 孫崎享氏」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=osaka1
※「金大中平和センター日本後援会」主催の記念講演会を中継します。
【IWJ_AOMORI1】18:00~「森永徹医学博士講演会 『再処理から放出されるトリチウムと白血病の関連』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=aomori1
※「進め!ドクター大竹の会」主催の講演会を中継します。
▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲
【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議」
視聴URL:http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
【IWJ_TOKYO8】 18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL:http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=tokyo8
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■民主主義実践のためのテキスト『いまを生きるための政治学』と明日の政治のあきらめない『徹底討論 日本の政治を変える―これまでとこれから』~IWJ書店より「戦う政治学者」立憲デモクラシーの会・共同代表山口二郎・法政大学教授の著作をご紹介します!
おはようございます。IWJで日刊の発行、翻訳、リサーチ、そしてWeb関係の仕事をさせていただいております、本田望(のぞむ)と申します。
本日はIWJ書店より、「戦う政治学者」、立憲デモクラシーの会・共同代表の山口二郎・法政大学教授の著書を二冊紹介させていただきます。
まずはじめに、『いまを生きるための政治学』(岩波現代全書)という政治学入門書です。政治学というと、何か専門家にしかわからない話が出ていて、私たちの日常とはちょっと関係ないのではないか、と思ってしまいがちですよね。
山口先生は本書を「政治をよりよく理解し、現状に不満を持ち、民主政治によって何とか変えたいと願っている人々のために実践につながることを意識して」書かれたと述べています。まさに題名のとおり、「今を生きるための政治学」を標榜しているのです。
さて、その中身はというと、題名にふさわしく私たちが置かれているいわゆる「グローバリゼーション」による雇用状況の激変についてから説明がはじまり、暴走する経済システムに対して、政治を機能させるために市民の政治活動がどのように必要なのかが論じられていきます。
そして山口先生のもうひとつの著作、『徹底討論 日本の政治を変える―これまでとこれから』は、中央大学の宮本太郎教授(政治学)との対談による共著です。
「(1990年代中ごろに)人間をリスクから守ってきた雇用や地域経済の仕組みを解体した後に、どのような生活、労働の基盤を作るのかという問題は認識できていなかった。ともかく成長さえすれば、人間の生活はなんとかなるという認識だったわけでしょう。それは以後の小泉構造改革、アベノミクスにも一貫する流れです。だからこそ、日本の経済システムの曲がり角をうまく曲がれないままです。そして、そこにこそ自民党政治を乗り越えるカギがあるということができますね」(p73-74)
さまざまなテーマを、政治学的な視点をまじえて論じる中で、自民党がいかにダメだったか、そして民主党がいかにダメだったかを詳しく論じつつ、「じゃあもうダメだ」と政治を諦めないためのあり方が、この本では熱く論じられています。
いずれも、自信をもってお薦めできる良書ですので、両書ともぜひ下記のリンクから、IWJ書店でお買い求めください!
※IWJ書店【山口二郎さんサイン入り】 いまを生きるための政治学(税込2,268
円)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=149
※IWJ書店【山口二郎さんサイン入り】 徹底討論 日本の政治を変える―これまでと
これから(税込2,052 円)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=150
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それでは今日も1日よろしくお願いします!
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http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20160908
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】
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