日刊IWJガイド・番組表「市民による抗議が続く沖縄・東村高江、現場リーダーの山城博治氏への直撃インタビューをアップ！／岩上安身による梅林宏道氏インタビュー、福島菊次郎氏インタビューを再配信！／復刻版『TALK ABOUT DEMOCRACY』Tシャツをぜひお買い求めください！／今日はバイトの日！」2016.8.10日号～No.1426号～

■■■ 日刊IWJガイド・番組表「市民による抗議が続く沖縄・東村高江、現場リーダーの山城博治氏への直撃インタビューをアップ！／岩上安身による梅林宏道氏インタビュー、福島菊次郎氏インタビューを再配信！／復刻版『TALK ABOUT DEMOCRACY』Tシャツをぜひお買い求めください！／今日はバイトの日！」2016.8.10日号～No.1426号～ ■■■
（2016.8.10 8時00分）

　おはようございます。IWJで主にテキスト関連の業務を担当している平山と申します。

　毎日、本当に暑い日が続きますね。昨日、東京都内は朝から気温がぐんぐん上がり、昼過ぎにはなんと38度を記録しました。ここ数日、関東地方を中心に35度を超える猛暑日が続いており、総務省消防庁によると、この1週間に熱中症で救急搬送された人は、全国で6,588人にのぼるそうです。

　現在、開催中のリオ・オリンピックが盛り上がりを見せていますが、4年後には、この「灼熱地獄」の東京でオリンピックが開催されることになります。そう考えると、いささか心配にもなります。

　オリンピックで行われる競技は、当然のことながら、柔道や水泳、体操といった屋内競技だけではありません。陸上、マラソン、サッカーなど、多くの屋外競技が行われます。連日35度を超える猛暑日が続く東京で、選手が万全のコンディションで競技に臨めるのか。過酷すぎる大会にならないか、今から不安が募ります。

　2020年の東京オリンピック・パラリンピックが、日本という国家の国威発揚のためではなく、「アスリート・ファースト（選手第一）」の大会となることを願うばかりです。

　暑い日が続いているのは、もちろん東京だけではありません。沖縄県・東村（ひがしそん）高江では、連日暑い中、市民がヘリパッド建設に反対して抗議活動を行っています。

　市民が設置したテントの強制撤去が行われるのではないかと言われていた8月5日（金）を前に、IWJでは、7月末に続いてスタッフが現地入り。東京からは原佑介記者と阿部洋地カメラマンが、京都からは「IWJ中継市民京都」の北野ゆりさんが高江入りし、「IWJ中継市民沖縄」のKEN子さんと合流して、連日、取材を続けています。

　現場の様子は、ツイキャスのIWJ_OKINAWA1とIWJ_OKINAWA2の2チャンネルで中継しつつ、TwitterのIWJエリアCh1で写真入りのレポートを随時アップしています。ぜひ、以下のURLよりご覧ください。

※ツイキャスIWJ_OKINAWA1：http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1

※ツイキャスIWJ_OKINAWA2：http://twitcasting.tv/iwj_okinawa2

※Twitter・IWJエリアCh1：https://twitter.com/IWJ_AreaCh1

　高江現地での取材成果として、IWJではレポート記事を続々とアップしています。昨日8月9日（火）には、現場の抗議行動のリーダー役を務める沖縄平和市民センター事務局長・山城博治氏へのインタビューをアップ。三宅洋平氏が総理夫人である安倍昭恵氏をともなって突如テントを訪れた際も、現場に記者が居あわせていたIWJは、一部始終を目撃、記録し、他のどのメディアよりも詳しいレポートをお伝えしました。

※2016/08/06 【速報！】「現場で何が起きているか知りたかった」安倍昭恵・総理夫人が沖縄・高江を訪問！～新ヘリパッド強行建設工事に反対する市民からは戸惑いの声――IWJが追ったその一部始終
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/323920

※2016/08/09 「全国から若者たちが集まってくれた。辺野古でもこの現象はなかった」――沖縄平和運動センター・山城博治氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/324122

　こうした高江での取材には、当然のことながら、交通費や宿泊費など、多くの経費がかかっています。Wi-Fiも新たに契約して回線を増やしました。それでも、市民が連日体を張って最前線で抗議行動を行っている高江での取材は非常に重要であると岩上さんは判断し、東京や京都から3人もの人を出すことを決断しました。

　IWJは現在、もちろん高江のことだけを取材しているわけではありません。安倍総理が推し進める憲法改悪の動き、稲田朋美・新防衛大臣や小池百合子・新都知事の動向、天皇陛下による「お気持ち」表明とその余波、四国電力・伊方原発3号機の再稼働、民進党代表選挙の行方、相模原で発生したヘイトクライム事件、経産省前テントの強制撤去、GPIFによる5.3兆円の損失、米国大統領選・・・。これらすべてが、IWJにとっては取材対象です。

　NHKをはじめとする既存大手メディアが、市民が必要とする情報を報じることなく、政権の意を汲んだマニピュレーション（意図的な情報操作）を行っている今、IWJのような独立系メディアが果たす役割はますます大きくなっているように思われます。

　IWJの活動は、大企業や特定のスポンサーからの広告収入ではなく、会員の皆様からの会費とカンパによって支えられています。ぜひ、IWJの定額会員にご登録いただき、IWJの活動をご支援いただけないでしょうか。

　IWJの会員数は、8月8日の時点で、6,052名様となっています。前回、私が日刊ガイドの編集を担当した8月4日は6,025名様でしたので、この4日間で27名様に新たにご登録いただいたことになります。ご登録いただいた皆様、誠にありがとうございます！

　しかしながら、IWJの現在の活動規模を維持するためには、会員が少なくとも8,000人台にまで届かないと、収支がトントンになりません。IWJが赤字の危機にさらされながら、それでも、これまで活動を維持し続けられたのは、ひとつには、創設者でオーナーであり、代表でもある岩上さんが、自宅を担保に入れ、私財を注ぎ込んできたからであり、さらに、会費とは別途、多くの皆さまから、ご寄付・カンパによるご支援をいただくことができたおかげです。

　そもそも、IWJの原点は、岩上さんが一人で、ネット上に無償で取材した情報などをポストし続けたところ、それに対し、「もっと続けて欲しい」という声があがり、求めていなかったのに、カンパをお送り下さる方々が現れたことに発します。まさに、経済人類学でいうところの典型的な贈与による支配の関係といえるでしょう。本当に伝える必要があると思う情報を、本当に私心なく、私欲なく、ネットの向こうへと投げ続けていた岩上さんに、沈黙の受け手が現れていたのですね。

　情報の贈与と応答、そこにはお互いに感謝で結びついた関係があったのだろうと思います。不思議といえば不思議、そして奇跡的といえば奇跡的です。お名前を名乗って下さる方も、匿名の方もいたそうです。そうした志のある方々がいて、さらにフリージャーナリストとして仕事をし続けてこられ、これからも一人で仕事をすることもできた岩上さんが、50歳を迎えて「今後は若い次世代を育てながらチームをつくろう」と思い決めて、それが現在のIWJにまで一直線につながっています。

　皆さまのご寄付・カンパがなければ、IWJは存在しえませんでした。原点に立ち戻り、人が思わずこの取材、この情報発信活動にカンパを送ろう！と思っていただけるような仕事を、日々、心がけたいと存じます。

　どうぞ、市民による市民のためのメディアとして、これからもIWJをお支えいただけますよう、ご寄付・カンパもよろしくお願い申し上げます！今後も、7,000名、8,000名、そして10,000名へと会員を増やせるよう、IWJスタッフ一同精進してゆきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパをどうぞよろしくお願いいたします！
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします！

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■＜★ニュース・フラッシュ！★＞中国公船が尖閣諸島「接続水域」に再び進入／細野豪志氏が民進党代表選への不出馬を表明／衆院福岡6区補選で「保守分裂」の様相
┠■＜★記事アップのお知らせ★＞高江発！新着記事2本をご紹介〜小口幸人弁護士＆「ヒロジ」さんこと山城博治氏インタビュー（ぎぎまき）
┠■＜★取材報告★＞植松容疑者の「正気」の正体…相模原殺傷事件の背景と本質に迫る取材を続けます（佐々木隼也）
┠■＜★本日の配信告知★＞核関連再配信シリーズ～本日16時から岩上安身による梅林宏道氏インタビュー、19時からは岩上安身による福島菊次郎氏インタビューを再配信します！（城石エマ）
┠■＜★お知らせ★＞長らく伝説として語り継がれてきた「TALK ABOUT DEMOCRACY」Tシャツが、約5年の沈黙を破り、パワーアップして復活しました！ぜひこれを着て、安心できる日本をゲット！（関根かんじ）
┠■＜★お知らせ★＞続々とご寄稿をいただいています！「みんなで語る『改憲への危機感』〜Talk about Democracy and Constitution」のご紹介！（関根かんじ）
┠■わとはぷ～What happened today？（平山茂樹）
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◆中継番組表◆

＊＊2016.8.10 Wed.＊＊

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・IWJ_OKINAWA1】時間未定～随時「政府による高江での米軍ヘリパッド強行建設工事と市民による抗議・集会の模様＜カメラ 1＞」
視聴URL： http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1
※沖縄県東村高江から現地の模様を中継します。

【ツイキャス・IWJ_OKINAWA2】時間未定～随時「政府による高江での米軍ヘリパッド強行建設工事と市民による抗議・集会の模様＜カメラ 2＞」
視聴URL： http://twitcasting.tv/iwj_okinawa2
※沖縄県東村高江から現地の模様を中継します。

【録画配信・IWJ_SF】13：00～「リバモア核兵器研究所前、広島・長崎核兵器絶滅集会」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=sf
※同日収録。リバモア核兵器研究所前にて毎年行われる広島・長崎追悼、核絶滅集会、行進およびダイ・インを録画配信します。

【Ch4】13：30～「日本外国特派員協会主催日本障害者協議会代表藤井克徳氏記者会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「日本外国特派員協会」主催の記者会見を中継します。

【Ch3】14：30～「原子力規制委員会田中俊一委員長定例会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会田中俊一委員長による定例会見を中継します。

【核関連シリーズ特集6・再配信・Ch1】16：00～「長崎型原爆1万発分以上の衝撃日本は原発のプルトニウムですぐにでも核武装が可能～岩上安身による梅林宏道氏インタビュー」
UST視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2013年8月収録の、岩上安身による梅林宏道氏インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/96927

【Ch5】18：30～「連続行動3日目伊方原発3号機8/12再稼働許さない！四国電力東京支社抗議行動」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※四国電力東京支社前で行われる抗議行動を中継します。

【核関連シリーズ特集7・再配信・Ch1】19：00～「日本の社会構造の根底にあるのは『国家によるウソ』　～岩上安身による福島菊次郎氏インタビュー」
UST視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2013年9月収録の、岩上安身による福島菊次郎氏インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/102501

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◆中継番組表◆

＊＊2016.8.11 Thu.＊＊

【核関連シリーズ特集8・再配信・Ch1】16：00～「『核』のプロフェッショナルが『沖縄発の核戦争が勃発する直前だった！』というスクープの裏側を語る！～岩上安身による共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー（前編）」
UST視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2016年1月収録の、岩上安身による太田昌克氏インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/281578

【Ch未定】18：00～「連続行動4日目再起動予定日8/12前日！伊方原発3号機再稼働許すまじ！四国電力東京支社抗議行動」
※四国電力東京支社前で行われる抗議行動を中継します。

【核関連シリーズ特集9・再配信・Ch1】19：30～「核燃料サイクルと『核技術抑止』政策のこれから日米原子力協定の交渉担当者・遠藤哲也氏に岩上安身が聞く」
UST視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※2014年2月収録の、岩上安身による遠藤哲也氏インタビューを再配信します。
[掲載記事はこちらから] http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124876

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　続いては城石エマ記者より、本日の配信告知です！

■＜★本日の配信告知★＞核関連再配信シリーズ～本日16時から岩上安身による梅林宏道氏インタビュー、19時からは岩上安身による福島菊次郎氏インタビューを再配信します！

　おはようございます、記者の城石エマと申します！

　昨日は8月9日、長崎原爆忌でした。1945年8月9日午前11時2分、長崎市は原爆の熱戦と爆風、そして放射能に包まれました。米軍による原爆投下で、約7万4000人が亡くなったとされています（昭和25年7月）。

　その長崎型原爆を、日本は3万5000発も開発することができる原料をすでに手にしている――。

　原爆投下から68年の2013年、NPO法人ピース・デポ代表で、長崎大学核兵器廃絶研究センター長の梅林宏道氏が、岩上さんのインタビューでそう述べました。梅林氏によると、日本にある使用済み燃料のプルトニウムで、核兵器3万5000発を作ることができるというのです。

　「核軍縮のリードをしたい」と一方では言いながら、原発を動かし、さらにNPT（核拡散防止条約）に不参加のインドへも原発を輸出しようとする日本政府に、梅林氏は厳しい目を向けます。ちなみに、インタビューから2年後、2015年の12月、安倍総理はインドのモディ首相と会談し、日本の原発輸出を可能にする原子力協定締結に原則合意しました。梅林氏の懸念した通りの方向へと、日本政府は進みつつあります。

　今年、8月6日の広島訪問に続き、9日の長崎訪問でも、「非核三原則を堅持しつつ、核兵器不拡散条約（NPT）体制の維持」を強調した安倍総理。言葉と行動がまったく矛盾していますが、そうした矛盾は、2013年に行われた岩上さんのインタビューの時点で、すでに鋭く指摘されていたのです！

　梅林氏へのインタビューは、本日16時からチャンネル1番です！

　さらに本日は、あの反骨のカメラマン、故・福島菊次郎氏へのインタビューも再配信します！

　インタビューは、同じく2013年に行われたもの。当時92歳の福島氏は、「アルツハイマーがそうとう重傷ですよ」と冗談めかして笑いつつ、日本社会に厳しい言葉を次々投げかけました。

　「あれは侵略戦争でした。悪いことをしたら贖罪をしなければならない。戦後の日本は、（『敗戦』ではなく）『終戦』という言葉を使い、また憲法ができたのに自衛隊を作る。戦後の政局が混乱した原因は、そういった『ウソ』が根底にある」

　まさに、今の私たち日本人の胸にぐさりと刺さる言葉です。

　1961年の『ピカドン―ある原爆被災者の記録』で写真家としてデビュー、その後、戦争と原爆、原発をテーマに、次々と写真集を発表した福島氏は、日本政府が繰り返し繰り返しついてきた「ウソ」を炙り出してきました。2012年に公開された福島氏の姿を追った映画『ニッポンの嘘』も、まさにそうした「ウソ」を、多くの人の目の前に突きつけたのでした。

　1945年当時24歳だった福島氏は、日本が降伏する直前に、自爆攻撃の命令を受けていたとのこと。敵が上陸してきた時、戦車の下に爆弾を抱えて飛び込む訓練をさせられ、待機していたのです。現在のジハーディスト（イスラム過激派のテロリスト／聖戦士）と寸分変わらない自爆特攻です。福島氏の義兄は、結婚後2日で出征し、実際に人間魚雷で爆死したそうです。

　国家に死を強制された福島氏は、写真家としての自身の活動の原動力を「怨念」だと語りました。

　昨年9月24日、94歳でその生涯を閉じた福島氏への独占インタビューは、IWJとして唯一で最後のインタビューとなってしまいました。岩上さんとの間で、「このインタビューの続きをやろう！」と、続編を誓ってくださった福島さんでしたが、その約束はかないませんでした。小さな体に溜め込んだ「怨念」を大きなエネルギーに変え、日本の「ウソ」を妥協なく暴き出していった福島氏の死は、大変無念です。心からご冥福をお祈りします。

　福島氏へのインタビューは、本日19時より、同じくチャンネル1番です。お見逃しなく！！

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　城石エマ記者でした！次はテキスト班＆Web班の関根かんじスタッフよりお知らせです！

■＜★お知らせ★＞長らく伝説として語り継がれてきた「TALK ABOUT DEMOCRACY」Tシャツが、約5年の沈黙を破り、パワーアップして復活しました！ぜひこれを着て、安心できる日本をゲット！

　『全国的に、アサー』に条件反射で、谷岡ヤスジと答えられる、「IWJフィフティーズ」の関根かんじ（テキスト＆Web班）です。『鼻血ブー』がわからない若い世代に囲まれつつ、元気に張りきっています。IWJのセンターはもちろん「フィフティーズ」の一人である岩上さんですが、最近、すこぶる体調を崩されていて、にもかかわらず、社長兼編集長兼看板ジャーナリストとして、一日も休むわけにはいかず、全身に疲れをためこんでいるのがはた目にもわかる状態で事務所によろよろと来られることもあり、とても心配です。。。

　岩上さんには高血圧に狭心症の発作の可能性に加えて、長年の睡眠障害もあります。何重にもストレスと緊張と仕事が重なると、やはり安眠できないとか。かたや、「睡眠障害」を理由に何ヶ月も国会を休んでいたのに、いつのまにか国政に復帰していた甘利明氏は、なんなんでしょうかっ!?　

※「あっせん利得処罰法が死文化してしまう！」甘利明議員と元秘書の不起訴処分刑事告発を行った上脇博之教授、宮里邦雄弁護士が憤り！「これほど証拠が揃っているのは初めて」の事件がなぜ無罪放免に!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/305740

※【岩上安身のツイ録】甘利氏の「睡眠障害」は、約4ヶ月も国会を休む言い訳にはならない！睡眠障害と長年つきあってきたIWJ代表・岩上安身が断言
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/309097

　6日深夜、IWJは、衝撃のニュースを配信しました。なんと、「アッキーGO」の発売キャンペーンなのか、ファーストレディである安倍昭恵・総理夫人が、沖縄高江のN1裏テントを電撃訪問したのです。IWJ原佑介、阿部洋地、北野ゆり記者たちが、宿代の節約もあり、車中で寝泊まりしていたことが、功をなしスクープできたのです。こんな暑いハードな取材で、岩上さん同様、彼らの体調にも、とても心配させられます。

※【速報！】「現場で何が起きているか知りたかった」安倍昭恵・総理夫人が沖縄・高江を訪問！〜新ヘリパッド強行建設工事に反対する市民からは戸惑いの声――IWJが追ったその一部始終
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/323920

　ネットでは、同行した三宅洋平氏、また昭恵夫人の行動に賛否両論、侃々諤々（かんかんがくがく）の議論が展開されていますが、今回のスクープ的取材の結果も、大手マスメディアのような広告収入も資産もなく、限られたマンパワーと機材で、やり繰りしてできたことです。何よりもIWJを日頃から支えてくださるみなさまのご支援が成し遂げた成果です。ありがとうございます！とはいえ常に、危機的財政状況からは、脱することができず、ひき続きご支援のほど、お願い申し上げる次第です。

　さて、“DEMOCRACY”とは、DEMOS（デーモス・人々）とKRATIA（クラティア・支配、政治体制）を意味するギリシャ語に由来するそうです。人々の政治体制は、一部の権力者だけのものではありません。民主主義がどこまで機能するかは、選挙だけではなく、人々の力、日々の訴えにかかっています。単にアピールすること、主張し、議論し、話し合うことが、大切なのです。

　そこで、日本の民主主義が危機的である、という今こそ、バージョンアップされた「TALK ABOUT DEMOCRACY」Tシャツを着ていただき、私たち、子どもたち、さらに孫たちのために、10代から働き盛りから、熟年、シニアの皆さんまで、一部の人たちの利益のための国家ではない、みんなの国のための政治について、話し合えるキッカケになったらと願います。

　もちろん自分とは、相いれない意見もあるでしょう。気に障る言葉も発せられるかもしれません。でも、それも一蓮托生、清濁併せ吞む、昨日の敵は今日の友。同じ国、この同じ列島に生きているんですから！多少のことはグッと堪えて、ハッピーハッピーで！　話し合うこととは、自分の正当性を押しつけたり、ディベートのように勝ち負けを競うものではなく、自分の考えを言葉にし、人の話に耳を傾け、視野を広げ、人間を成長させるものなのですから。

　色は、「ヘザーグレー」（灰色）と「バーガンディ」（ワインレッド）の2色をご用意しています。サイズは、YL（XS相当）、S、M、L、XLの5種類からお選びいただけます。

※復刻版!!　Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:ヘザーグレー✕ブラック
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=256

※復刻版!!　Tシャツ TALK ABOUT DEMOCRACY 色:バーガンディ✕キナリ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=257

　ぜひ、お買い求めください！

■＜★お知らせ★＞続々とご寄稿をいただいています！「みんなで語る『改憲への危機感』〜Talk about Democracy and Constitution」のご紹介！

　巷では、リオ・オリンピックで盛り上がっている？のでしょうが、その背後から、改憲の足音が、稲川淳二の語りのごとく、コツ、、、コツ、、、と響いてきます。怪談ばなしだったら、『怖かったよね！』で済みますが、改憲はリアルです。「全国的にヨルーー！」です。もう「鼻血ブー」も出ません。8月8日の天皇陛下のお言葉も、少しでも改憲を阻止しようとするお心だと思うのは、穿（うが）った見方ではないと思います。

　岩上さんは、偽装愛国の極右、実はグローバリストに対抗するには、天皇から共産党まで共闘することだと、途方もないことを、志位委員長に対して言って「いや、天皇の政治利用になりますから」と苦笑いされていましたが、あながち冗談でもなくなってきたような気がします。

　IWJでは、自民党改憲案による独裁の実現に対して、危機感をもっともっと高めるべきと、みなさまから寄稿文を募ることにしました。なにせ、98、99条の緊急事態条項を筆頭に、自民党改憲草案は、憲法と呼べるシロモノではありません。

　その緊急事態条項の恐ろしさは・・・

※DVD 饗宴VI (2015年12月20日収録)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=188

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】『前夜日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

　まだの方は、ぜひ、手にとってください。目からウロコです。

　それでは、短いですが、「ライター・元編集者」さんの山椒のようにピリリとした寄稿文を紹介します。

　「国民投票は国民みんなで決めるんだから公平だよね！」と思っている人が多いのではないか、と思います。しかし実際には、国民投票法は歪なものになっています。

　1. 国民投票といいながら、実は『投票総数の過半数』で決まってしまう。

　2. 教育者、憲法学者などが国民投票について発言すると取り締まられるようになっている。

　この事実を知らない国民が大半ではないかと思います。安倍自民党がいかに周到に「自分たちに都合の良い改憲」を進める準備をしてきたか、国民は知るべきです。自民党支持の人も、この事実を知れば「危ない」と感じるのではないでしょうか。改憲の前に、国民投票法を国会で問う機会を作るべきだと思います」

※掲載ページ： http://iwj.co.jp/wj/open/consti-msg/1-027

　どうもありがとうございました！

　そうなんです。「ライター・元編集者」さんのおっしゃるとおり、みなさんは参議院3分の2をとっても、国民投票があるじゃん、大丈夫と思ってはおられないでしょうか!? しかし、国民投票が行われるまでには、なんと国会発議から60日しかありません。あっという間です。

　参議院選挙、都知事選挙をみても、ほとんどの人は、改憲に興味も知識もありません。それなのに、最短60日間で投票させられるのです。

　発議させてはなりません。そのためには、自民党憲法草案での改憲阻止エナジーを発散させましょう！

　お寄せいただく原稿は、本日ご紹介させていただいた「ライター・元編集者」さんのような短いメッセージでも、例えば短歌や川柳のようなものでも、どのような形式でも構いません。デザインでも、イラストでも、写真でも、風刺のきいたパロディ（俗悪なのはダメよ）でも構いません！下記のフォームより受け付けていますので、「改憲への危機感」について、民主主義について、我々の自由について、侵されてたまるかの基本的人権について、天皇陛下のおことばについて、もう何でも、皆様の思いをどしどしお寄せください！　そして、友人、知人、その他もろもろの方々に拡散してください！　よろしくお願いします！

※投稿フォームはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc7bnfuZOlRy0S9o9HmEGQWgdgT7TYJJIth4J3GaWHMgUPAzw/viewform?c=0&w=1

※本日の日刊IWJガイドのフルバージョンはこちらからご覧ください
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20160810

　それでは、本日もよろしくお願いいたします！

IWJ　株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト【 http://iwj.co.jp/ 】

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