※日刊IWJガイド2016.8.3日号~No.1419号~より抜粋
日刊IWJガイドをお読みのみなさん、こんにちは。IWJスタッフの谷口直哉と申します。普段は一般事務班と中継動画班の兼務として勤務していますので、この日刊IWJガイドではあまり馴染みがありませんが、毎日IWJで汗水たらして働いていますので、どうぞよろしくお願いいたします!
普段はインタビューをお願いする先生方へのアポイント取りやIWJイベントの運営、岩上さんのスケジュール管理、取材出張の手配、現場からの中継配信、動画の編集、撮影機材のメンテナンス、さらにはお客様へのお茶出しも担当させていただいております。
この様にIWJの裏方業務にたずさわる私より、皆様に緊急カンパのお願いをさせていただきたく思います。
もう既にご存知の方も多いと思いますが、現在、沖縄の高江では、オスプレイの訓練用ヘリパッド(ヘリコプターの離発着所)の建設が、沖縄県民の強い反対の民意を無視して、強引に進められようとしています。
IWJでは現地の状況を全国の皆さんにお伝えするため、急遽、沖縄にスタッフを派遣し、建設に反対する市民の抗議行動と、その市民を排除する機動隊の模様を中継し続けています。しかし、こうした取材活動を行うためには、どうしても飛行機代や宿泊費、レンタカー代などの取材費がかかってしまいます。現地・高江は電波状況が厳しいところですが、それでも使えるWi-Fiの回線を探し、また新たに一回線契約もしました。
また、IWJの取材活動で撮影される映像素材や画像データは日々蓄積され、膨大な量になっています。撮影されたデータは、いったんIWJのハードディスクに保存され、ウェブにアップするために必要な作業を行います。
最近では熊本地震や参議院選挙、都知事選、さらに今回の沖縄での取材など、重大な政治的トピックが続いたため、撮影データは一気に増え、IWJのハードディスクの容量不足問題が深刻になってきました。
IWJでは8個のハードディスクをまとめて、一つのハードディスクのように使用できる「NAS」というシステムを使用しています。このシステムを使うと、社内ネットワークに接続されている、どのパソコンからでもデータにアクセスすることができます。また、8個のハードディスクにデータを分散、複製して保存するため、万が一、いくつかのディスクが故障しても、他の正常なディスクを使って、データを復元できるという優れたシステムです。
しかし最近、IWJの取材量の多さのため、この『NAS』の容量が追いつかなくなってきました。このハードディスク容量不足問題を解決するためには、容量の大きなハードディスクを新たに購入しなければなりません。
この様に、沖縄や熊本に記者を派遣するといった「目に見えるコスト」の他に、取材されたデータを保存、編集するための「目に見えないコスト」も、IWJの取材、報道活動のために必要不可欠であるということを、皆さまにご理解いただければ幸いでございます。
今後も市民メディアとして、大手マスメディアでは報道されない情報を取材、発信してまいりますので、何卒、市民の皆さんのお力でIWJをお支え下さいますよう、お願い申し上げます。
※IWJへのご寄付・カンパはこちらからお願いいたします。
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