日刊IWJガイド「『国民ではなく、国家の存立を維持するためにあるのが国家緊急権だ』~岩上安身による永井幸寿弁護士への超重要インタビュー記事をアップ! 『慰安婦制度は国内法上も国際法上も明らかに犯罪』国際人権法学者・戸塚悦朗氏インタビュー再配信!」2016.1.4日号~No.1208号~


■■■ 日刊IWJガイド「『国民ではなく、国家の存立を維持するためにあるのが国家緊急権だ』~岩上安身による永井幸寿弁護士への超重要インタビュー記事をアップ!
『慰安婦制度は国内法上も国際法上も明らかに犯罪』国際人権法学者・戸塚悦朗氏インタビュー再配信!」2016.1.4日号~No.1208号~■■■
(2016.1.4 8時00分)

 おはようございます! IWJの原です。

 試練というのは続くものですね。ジャーナリストには「事件運」に恵まれる人と、そうでない人がいるそうですが、岩上さんは生まれもって「事件運」といいますか、「試練運」をもっているなぁと、近くで見ていてつくづく感心します。「ダイハード」の主人公の刑事を演じたブルース・ウィルスを彷彿とさせます。

 大晦日にはIWJ経理の責任者が突然、体調不良を訴え、急に戦線離脱を余儀なくされ、岩上さんは元旦早々から経理スタッフ探しを開始せざるをえなくなったわけですが、翌2日には慰安婦問題に切り込み、「戦時中、(慰安婦が)合法であったことは事実」と発言した稲田朋美元行政改革担当大臣(現・自民党政調会長)について、「戦時中合法だったというのは虚偽だが、仮に合法だったなら人権蹂躙のひどい時代だったことを認めることに」とツイートしたところ、大量のネトウヨがウヨウヨと湧いては「慰安婦は合法だった!」「違法などというなら何の法律に違反したのか言ってみろ!」などと、ワーワーワーワー騒ぎだしている状態です。

・岩上さん当該ツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/682875280013172737

 ネトウヨの品性下劣な神経は、貴公子然とした僕にはさっぱり理解できませんが、しかし、どれだけ炎上しようとも、従軍慰安婦制度を作り、女性を捕まえ、監禁し、性行為を強要したことは「犯罪」です。これについては今号の日刊IWJガイドで城石エマ記者が「稲田議員やネトウヨのアタマでもわかる慰安婦問題のイロハ」として、本日、再配信する戸塚悦郎氏への岩上さんのインタビューを紹介しつつ、とてもわかりやすく書いていますが(なんて親切なんだろう、IWJって)、最新ニュースの紹介に行く前に、本日もIWJが直面している「緊急事態」について、まずはお知らせです!

■IWJに緊急事態発生! 経理スタッフを緊急募集!

 IWJでは現在、経理スタッフを緊急で募集しています。これまで経理の中軸をお願いしていたベテランの方が、昨年末、それも大晦日の日に体調不良のために急遽、戦列を離れることが明らかになったからです。

 経理および総務の実務経験がある方、経理ならば簿記などの資格をお持ちの方、ぜひともご応募願います!

 経理はIWJの経営の心臓部です。穴があいたままでは、IWJの経営が立ち行かなくなります。突然の出来事に、大晦日、岩上さんは真っ青でしたが、元旦からは、気持ちを切り替え、新しい人材の募集に期待を賭けることにしました。どうか、経理事務の経験とスキルとIWJへのシンパシーのある方、ぜひともお力をお貸しください!

◆応募条件

※「経理・総務スタッフ」を御覧下さい。

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2016.1.4 Mon.**

【Ch4】12:00~「戦争法廃止!安倍内閣退陣!1・4 国会開会日総がかり行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催する、「戦争法廃止」、「安倍内閣退陣」を訴える1・4 国会開会日総がかり行動を中継します。

【録画配信・IWJ_SF】17:00~「島ぐるみ会議訪米取材4 ~滞在3日目:サンフランシスコ記者会見」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-sf
※2015年11月17日に行った、「島ぐるみ会議訪米取材」の滞在3日目、「サンフランシスコ記者会見」を録画配信します。Twitterアカウント、
@IWJ_AreaCh1 では、当日の模様を配信にあわせ、実況ツイートします。

【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。

【再配信・Ch1】18:30~「『日本軍慰安婦制度は、国内法上も国際法上も明らかに犯罪である』『韓国併合は無効である』~国際人権法学者・戸塚悦朗氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/86605
※2013年6月24日、国際人権法学者で日本軍慰安婦問題の専門家として知られる戸塚悦朗氏に、岩上安身がインタビューした模様を再配信します。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2016.1.5 Tue.**

【Ch未定】12:00~「『安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合』大街頭宣伝」
※「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」主催の街頭宣伝を中継します。参加団体は「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」「安全保障関連法に反対する学者の会」「SEALDs」「安保関連法に反対するママの会」「立憲デモクラシーの会」。

【録画配信・IWJ_SF】17:00~「島ぐるみ会議訪米取材5 ~滞在3日目:サンフランシスコ市民との交流会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-sf
※2015年11月17日に行った、「島ぐるみ会議訪米取材」の滞在3日目、「サンフランシスコ市民との交流会」を録画配信します。Twitterアカウント、
@IWJ_AreaCh1 では、当日の模様を配信にあわせ、実況ツイートします。

【Ch未定】18:00~「2016年はTPPを止める年!! STOP TPP!! 官邸前アクション」
※「STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会」主催の官邸前アクションを中継します。内容は、各界参加者、国会議員からのスピーチ。

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(前半の続き)…

■本日、国会召集! 小沢一郎氏「ダブル選が少しずつ現実味を帯びてきた」

 本日より、第190通常国会が召集されます。期間は(延長がなければ)6月1日までの150日間で、国会法改正で1月召集となった1992年以降、最も早い召集日となっています。

 本日は衆参両院の本会議で安倍総理が外交報告、麻生太郎副総理兼財務大臣が補正予算案に関する財政演説をそれぞれ行う予定で、これに対する各党代表質問は6日に衆院、7日に参院で実施されます。

 与党は8日にも衆院予算委員会で補正予算案の実質審議に入り、今月中旬に成立させたい意向ですが、補正予算案には、低所得の高齢者ら1人につき3万円を配る「臨時給付金」が計上されており、野党は「選挙前の合法的な買収だ」と反発。統一会派を組んだ民主・維新を中心に、激しい論戦が予想されます。

 国会召集が異常に早いのは、もちろん参院選の準備を考慮したスケジュール組みですが、このタイミングで衆参同日選が行われるのではないか、との見方も少なくありません。「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表は元旦に私邸で開いた新年会で、ダブル選について「少しずつ現実味を帯びてきた」と分析。野党共闘の必要性を訴えました。

 安倍政権は、衆参両院で改憲発議に必要な3分の2議席の改憲勢力を固め、一気に憲法改正にまで進もうとしており、その主眼は9条改正ではなく、「緊急事態条項」の新設に置かれています。

 安倍総理は昨年11月の参院予算委員会で、「緊急時に国家、国民がどのような役割を果たすべきかを憲法にどう位置付けるかは極めて重く大切な課題だ」と述べ、緊急事態条項創設が改憲の重要テーマになると表明。野党は、我が事として議席獲得には躍起になっていますが、緊急事態条項に対する認識は、よく熟れたマスクメロンのようにトロトロに甘いのが実態です。

 本日は「生活の党と山本太郎となかまたち」代表定例記者会見がありますので、IWJは、そのあたりの小沢一郎代表と山本太郎代表の認識を問うてきたいと思っています!
会見場は電波が悪いため、録画配信になります。放送時間は追ってお報せしますので、ご注目ください!

■永井幸寿弁護士「国民ではなく、国家の存立を維持するためにあるのが国家緊急権だ」インタビュー記事をアップ!

 で、その「緊急事態条項」とはなんぞや、というお話ですが、なかなかこれに関する専門的な知識をお持ちの方は少ないようです。

 自民党改憲草案に規定された「緊急事態条項」は、有事の際に総理大臣が「緊急事態宣言」を発することで、憲法を一時停止することができるというもので、内閣が法律と同等の政令を制定でき、予算を自由に設定できる一方、国民や地方自治体は国家の命令に従うことが義務づけられており、人権が著しく制限される内容となっています。

 これがいかに危ないことか。正しく危機感を持つためには、昨日の深夜、正確に言うと本日(4日)の未明に岩上さん自身が夜中まで作業してアップした、永井幸寿弁護士インタビュー記事は必聴・必見です!

 「緊急事態条項」に関する日本屈指の知識人ともいえる永井弁護士は、日弁連の災害復興支援委員会委員でもあり、阪神淡路大震災に遭遇した経験や東日本大震災で現場支援に当たった経験から、災害支援に国家に緊急権は必要ないと主張されています。

 インタビューで永井弁護士は、国家緊急権が大規模な自然災害やテロが起きた場合に必要であるという見方に対し、丁寧に反証を加えて否定。災害時における都道府県、市町村、関係公的機関の対応は、人権への強制権も含めて法律で細かく定めてあり、「すでに法律でお腹いっぱいの状態だ」と反論しました。

 そのうえで、「緊急事態において、国民ではなく、国家の存立を維持するためにあるのが国家緊急権だ。今の政府は、東日本大震災の記憶が消えないうちに、この国家緊急権を決めようとしている」との見方を示しました。

 さらに永井弁護士は、大日本帝国憲法の下での国家緊急権の濫用や、ナチスが実質的な独裁を成し遂げた全権委任法の強行採決を容易にした、ワイマール憲法48条の国家緊急権発動の悪しき前例を振り返ります。そして、「その悲劇の反省のもとに、日本国憲法では、あえて国家緊急権を定めなかったのだ。それは現憲法の不備では決してない」と力説。安倍政権が新設を目論む「緊急事態条項」が不必要であること指摘しました。

 では、安倍政権はなぜこれほどまでに「緊急事態条項」の新設を急ぐのか。その真意は、ぜひ、岩上さんによる、永井弁護士インタビュー記事をご覧ください!
現在の日本で間違いなく最も重要インタビューです!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279662

 また、1月11日には、やはり緊急事態条項に対して尋常ならざる危機感を抱いている、「一人一票裁判」で有名な升永英俊弁護士に、岩上さんがお話をうかがいます!
升永弁護士は「饗宴VI」にもご登壇いただき、安倍政権が新設を目論む「緊急事態条項」と、実際に独裁政権を築き、維持するまでの「ナチスの手口」の類似性をご解説いただきました。

 多くの参加者の皆さんの背筋が凍ったであろう「饗宴VI」のDVDは、1月15日頃の発売を予定しています!
新幹線より、リニアよりも速い(気持ちの上では)超特急で製作中です!
まもなく応募フォームを開設しますので、ぜひご予約のお申し込みをお願いします!

 もうひとつ、「緊急事態条項」に詳しい知識人が少ないということは、国家緊急権の脅威にスポットを当てた書籍も少ない、ということです。・・・そんななか、『前夜・増補改訂版』は、緊急事態条項の危うさをズバリ取り上げた、日本でもっとも重要な一冊に仕上がっていると思います!

 増補改訂版では、まるまる新書一冊分が加筆されておりますので、『前夜』をご購入いただいた方もためらわずにご購入ください!

・『前夜・増補改訂版』のご購入はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=186

 ここで、城石エマ記者にご登場いただきます!
ネトウヨのアタマでもわかる、とってもやさしい「慰安婦は合法だったという稲田発言はどこがどう間違っているか」という親切極まりないレクです。お願いします!

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■「従軍慰安婦制度が合法という稲田発言は「虚偽」!「日本軍慰安婦制度は、国内法上も国際法上も明らかに犯罪である」――国際人権法学者・戸塚悦朗氏、インタビューを再配信!
本日18時30分より、チャンネル1で!

 冒頭、原記者から紹介にあずかりました、城石エマです! 本日もどうぞよろしくお願いいたします!
大晦日の日にIWJの経理の責任者が体調不良で退職届を出され、年始早々から岩上さんは頭を抱えこんで対策に走り回っているところですが、さらにその翌日は、炎上騒ぎが重なりました。

 きっかけは、岩上さんのツイッターでした。2013年、当時、内閣府の特命担当大臣(規制改革担当)だった稲田朋美氏が、定例会見の場で、IWJの平山茂樹記者から日本軍による韓国従軍慰安婦について問いつめられ、「戦時中合法であったことは事実」と発言をしたことがあります。

一昨日、2013年のIWJの記事がツイッター上で岩上さんにメンションされ、岩上さんがこの時の稲田氏の発言に対し、「戦時中合法だったというのは虚偽」とリプライしてツイートしたところ、タイムラインがあっという間に炎上しました。「何法の何条に抵触するのか」と迫ってくるものまでありました。

※2013/05/24 稲田大臣、従軍慰安婦制度について「戦時中、合法であったことは事実」 ~稲田朋美行政改革担当大臣 定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/81090

※岩上さんのツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/683278167897849856

 さらに岩上さんの「勉強してから出直せ」というツイートにも、何一つ調べもせず、再度、再々度と噛みついてくる始末。「基本的なことを、なーんにも知らないんだなあ」と呆れていた岩上さんが、スタッフにすぐに指示を出したのが、従軍慰安婦問題に詳しい法律家として知られる、戸塚悦朗氏へのインタビューの再配信でした!

今から2年半ほど前、2013年6月に、岩上さんが戸塚氏のお宅にお邪魔して行われたものです。「基本のき」の字も分からないネトウヨやその影響圏内にある人に対し、蒙を啓く(もうをひらく)ため、急遽、再配信いたします!
IWJって、なんというサービスの良さ!

※2013/06/24 「日本軍慰安婦制度は、国内法上も国際法上も明らかに犯罪である」「韓国併合は無効である」~国際人権法学者・戸塚悦朗氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/86605

※2013/06/24 【IWJブログ: 従軍慰安婦制度は「奴隷制度であり、 醜業条約違反であり、強制労働条約違反」~戸塚悦朗氏インタビュー】
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/90389

 戸塚氏へのインタビューをご覧いただくと、2年前にIWJの平山茂樹記者が引き出した稲田元大臣の発言が、決して捨て置けないものであることが分かるはずです。従軍慰安婦をめぐる議論で、人権観念が不十分の当時の法律に照らしても、「違法だったか否か」は非常に大事な論点であり、戸塚氏はこの点に見事に答えています。

 従軍慰安婦が、「女性を傷つける非道なものだから断じて許されない」のはもちろんですが、「道義」の話をすれば必ずと言っていいほど、「あの時代には悪いことではなかった」とか、NHKの籾井勝人会長の「(従軍慰安婦は)どこの国にもあった」発言のようなものが出てきます。果ては、「当時、売春は合法だった」などと、「売春」と「従軍慰安婦」の違いも分からず言っている人もいます。

 戦前の当時、道義的な善し悪しは別として、たしかに売春は「合法」ではありました。「娼妓取締規則」という法規が存在し、娼妓となる本人自らが警察へ赴いて、どこで娼妓を行うのか、なぜ行うのかなどを届け出ることで、「商売」が認められたのです。逆に、この手続きを踏まえない性商売は「違法」だったのです。戦前、セックスワークは国家の管理下にありました。「管理売春」と言われるゆえんです。

 「売春」と「従軍慰安婦」の違いは、ここにあります。戸塚氏は、「戦地や外地を転々とし、戦い続ける軍隊についていく業者に、警察が娼妓取締規則で場所を指定することや、業者を警察が監督するなど、できるわけがない」として、従軍慰安婦は「完全に違法だ」と断じています。

 「違法」の根拠はこれだけにとどまりません。売春と従軍慰安婦の大きな違いは、「強制性の有無」です。従軍慰安婦は、明らかに「強制的」でした。「強制」とは、脅しと力によるものだけを指すわけではありません。「お金になるいい話がある」「簡単な仕事だよ」と言われ、ついていったら慰安婦にされた――これも間違いなく「強制」であり、「犯罪」です。要するに、「かどわかし」や「誘拐」によって、女性を売春婦にさせるのは、戦前の、人権意識薄弱な明治憲法下の日本国家においても、まぎれもなく「違法」であり、「犯罪」だったのです。

 戸塚氏によれば、当時の刑法で、「暴行脅迫による連行、すなわち略取と、騙して連れて行った誘拐による連行とは刑法では同じ条文」で、「略取・誘拐」とひとまとめにして「犯罪」とされました。従軍慰安婦の多くが、戦地で兵隊とのセックスの相手を強要されるとは知らず、「従軍看護婦になれる」「外地でお国のためになる、よい条件の仕事がある」と騙されて連れていかれ、現地で売春をしなければならないと知っても、逃げ出すことが許されず(これは明らかな監禁。当時も現代でも違法であり、犯罪ですね)、時に力づくで性行為を強要されました。従軍慰安婦の悲惨な身の上を聞いた軍人や兵士はたくさんいましたが、個々人で同情はしても、刑法に触れる「犯罪」を、軍として組織的に看過しました。同時に、軍が関与したこの制度を警察も他の文民官僚も看過したわけで、日本という国挙げての「犯罪」であったことは疑いようもありません。

 騙されて誘拐され、監禁され、意に反して何人もの兵士の性行為の相手をさせられる――。これは、戦前において法律によって定められた「商売」としての売春とは全く違います(もちろん「売春」を積極的に是としているわけではありません)。こんな所業を、顔色一つ変えずに「合法です」などと言う人間に、道徳や良心など、ないのかもしれませんね。稲田朋美議員(元内閣府特命担当大臣、現在は自民党政調会長)の場合は、良心だけでなく、法律の知識も歴史の知識も欠けているのかもしれませんが。早大法学部を卒業した弁護士のはずですが、「勉強し直せ」というのは、私からも稲田さんに言っておきたいと思います。

 国際法の観点では、「醜業(しゅうぎょう)3条約」に違反していると、戸塚氏は指摘します。「醜業」は「売春」を指します。この条約のもと、女性の売春が禁止されており、日本もしっかり1927年に批准しています。

 さらにさらに戸塚氏による議論は続くのですが、どうぞ全容は本日18時30分からの再配信をご確認ください!

 戸塚氏の議論を踏まえた上で、今回の日韓合意を見てみると、この「違法性」への言及がまったくないことが分かります。「日本政府は責任を痛感している」(外務省)としながら、今回の合意で決められたのは、元慰安婦に対する支援財団に「日本政府の予算で資金を一括で拠出」することと、日韓政府で「全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしのための事業を行うこと」です。

 一方、日韓合意が報じられてほどなくして、韓国の研究者らによる「日本軍『慰安婦』研究会設立準備会」が、政府による「早まった談合」を懸念する表明を発表しました(http://ajwrc.org/jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=966)。

 準備会は、慰安婦問題の「正義の解決」のためには、「事実の認定、謝罪、賠償、真相究明、歴史教育、追慕事業、責任者処罰」が必要と言います。今回なされたのは、「謝罪」のみです。「事実認定」については、従軍慰安婦があったことを認めるのは当然として、よりはっきりと「『日本の犯罪』であったという事実を認めなければなりません」としています。つまり、事実にもとづいて「違法」であったことを認めよ、ということですね。

 当時の国内法においてすら、弁明の余地のない違法な「かどわかし」を認めず、かつて第二次安倍内閣の一角を占め、「次期総理大臣」とまで言われる稲田朋美・現自民党政調会長の口から、「合法だった」という「虚偽」の発言が行われていたのですから、安倍政権の「謝罪」の値打ちはいかほどのものか、と言わざるを得ません。

 いずれにしても、心身に傷を負いながら何年も屈辱に耐え続けてきた人たちから、100%の許しを得ることなど期待すべきではないと思います。ですが、少なくとも、日本の公的立場にある人々による、「合法だった」という虚偽の発言や「どこの国にもあった」発言が繰り返されること、こうしたことが徹底的になくされない限り、日本政府が「最終的かつ不可逆的に解決」した、などと、胸を張って良いはずがありません。

 今後、日韓政府によるこの「『最終的かつ不可逆的』解決」なるものが、従軍慰安婦被害者らの訴えを退ける根拠に使われていくことでしょう。そうなれば、事態は合意以前よりも悪い方向へいくかもしれません。「アベもようやく世の中のためになることをしてくれた!」などと浮かれることなく、IWJは従軍慰安婦問題と日本政府の挙動に注視し続けます!
ともあれ、まずは本日の戸塚氏インタビュー再配信をご視聴ください! 18時30分より、チャンネルは1番です!
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 城石エマ記者、ご苦労様でした!
犯罪を犯罪です、と言える時代に生まれて僕らはよかったなぁと思います。が、そういう社会が続くかどうかは未定。おかしな政治指導者が幅をきかせているところを見ると先行きはかなり怪しい気がします。

 だからこそ、声が枯れそうになるまで、おかしいものはおかしいと唱え続けないと。若い世代ほど、これから先が長いわけですから。

 続いて、IWJスタッフ兼 映像作家、「青樹劇場」社長・青木浩文記者(55歳・自称「輪郭のはっきりしない変なおじさん」)より、重要な告知がございます!

■IWJカメラマン兼記者の青木浩文制作の映像作品「陶芸家 三上亮
作陶ドキュメンタリー『STARDUST』」――IWJで一度限りのネット配信決定!――予告編+インタビュー動画も完成!

 IWJで中継やテキスト関係のお手伝いをしながら報道現場の勉強をしています青木浩文です。約7年越しの創作活動を経て、自主制作のDVD映像作品が昨年末にやっと完成しました。

 タイトルは「陶芸家 三上亮 作陶ドキュメンタリー『STARDUST』」。その名の通り、陶芸家である三上亮氏の作陶ドキュメンタリーです。今日はその作品の中にも登場するサンタ・フェについてご紹介します。

 「人は縁のないところには行かない」――。

 2010年に個展開催のために訪れた米国ニューメキシコ州サンタ・フェ市を、数年後に振り返り三上氏が語った言葉です。

 サンタ・フェから北東へ100キロ程行ったところに、ロスアラモスという街があります。1943年この場所にロスアラモス国立研究所が設立されます。初代所長はロバート・オッペンハイマー。1945年8月、広島、そして長崎に投下された原子爆弾は、ここで開発されました。

 1945年7月16日、サンタ・フェから南へ約300キロ離れた場所で、世界で初めての原子爆弾の実験が行われました。プルトニウム原子爆弾で、同じ型の爆弾が翌月長崎に投下されました。

 ニューメキシコ州がこれほど日本の歴史に関わりのある場所であったことを、恥ずかしながら私は米国から帰国後、2011年の福島第一原子力発電所事故を経験して初めて、気がついたのです。

 さらに、アメリカで採掘可能なウランの半分は、ニューメキシコ州にあると言われています。この地域の先住民であるナバホの人びとの土地では、1940年後半からウランの採掘が行われるようになりました。鉱山労働者はほとんどがナバホの人びとでした。

 ウラン採掘のために掘り出された鉱物の99%は廃棄物で、ウランが抽出された後、鉱山にそのまま捨てられていました。その粉塵は鉱山労働者に肺癌や珪肺症をもたらしました。米国政府、とくに原子力委員会は、ウランが鉱山労働者にとって有害であることを事前に知っていたことも、聞き取り調査や科学的データから判明しています。

 労働安全衛生局によれば、同州のウラン鉱山労働者3500人のうち200人が、
1970年代末までに死亡したとのこと。平均の約5倍の死亡者がでていたことになります。ウラン鉱山の労働環境は劣悪で、作業場には換気扇さえなく、また、鉱山労働者にウランの危険性が説明されることもありませんでした。

 福島第一原子力発電所事故後に日本で起きている出来事と、大きく重なる部分があることを強く感じます。しかし、私は同地の歴史を知らずにサンタ・フェを訪れ、先住民の人びとのどこか暗い表情を不思議な気持ちで眺めていたことを、今でも悔やんでいます。

 そして、これらの経験を経て、陶芸家三上亮氏のものづくりにたいする意識も、大きく変化してゆきます。

 1月6日17時半よりIWJ文化チャンネル1で一度だけ配信していただけることになりました。ぜひ、ご覧いただければ幸いです。

 同作品の予告編動画が完成しました。さらに、IWJの精鋭スタッフにより、青木のインタビュー動画も作成していただきました。どうぞ、こちらもお楽しみ下さい。

【予告&インタビュー動画】IWJスタッフ・青木浩文(映像作家)、青樹劇場 制作 陶芸家・三上亮 作陶ドキュメンタリー『STARDUST』
https://youtu.be/Jt6LHZ-lTyg

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 以上、「蒼き激情」こと青木記者でした! 今回、青木さんのドキュメンタリー作品を放送するにあたり、岩上さんが「告知が必要だ!
青木さんに誰かインタビューを!」とスタッフに呼びかけたので、僕が「これは面白そうな役回りだ」と諸手を挙げて立候補。「予告&インタビュー動画」でインタビュアーを務めさせていただきました。

https://youtu.be/Jt6LHZ-lTyg

 ドキュメンタリー作品も視聴しましたが、なんとも哲学的な内容で学ぶところも多く、三上さんのアトリエの雰囲気も手伝ってか、いつまでも観ていられるような心地よい作品に仕上がっております!
放送は必見、DVDは「買い」です!

 さて、ここで参院選の出馬準備状況などについて、かつての京都の公家のような高貴な雰囲気を醸し出している安道幹記者よりご報告です!

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 ■参院選、野党は1人区の1本化を急げ!

こんにちは。IWJの安(あん)です。
新年を迎え、参院選まで残り半年となりました。今回は、定数是正により、「鳥取・島根」と「徳島・高知」がそれぞれ合区されましたので、選挙区が47から45に減少。そのうち、与野党の勝敗を決するといわれる1人区は32あります。

 現在、各党で候補者の擁立作業が続いていますが、1人区での野党各党の連携が、どこまで進展しているのか、まだよく見えない状況ですね・・・。民主党は12月30日時点で、1人区の正式な公認候補者は9人のみ。さらに、昨日の時事通信の記事によれば、野党共闘を狙って「民主党系だけど、あえて無所属で立候補」を決めているのが8人だそうです。

 ということは、民主党とすれば、まだ1人区で擁立の目処が立っていないところが15前後はあるということですよね・・・。自民党が着々と選挙準備をすすめる中、民主党はこのペースで大丈夫なのでしょうか?
今後、民主党は昨年末に結成された「市民連合」などと連携し、無所属での候補者が出てくれば、そちらの応援も検討するとしています。

 また共産党は、11月29日時点ですでに1人区だけで26人の候補を決めていますので、さすがの組織力だと言えそうです。

 現在のところ、1人区で正式に野党統一候補を実現させたのは沖縄と熊本だけ。まだ多くの1人区で、民主党と共産党の候補者が競合しているのが現状です。野党は1人区の1本化を急げ!

 最近話題になった長野選挙区をはじめ、地方紙には少しずつ、各地の動きが載り始めていますのでこちらも要チェックです。

・民主候補にTBS杉尾氏が浮上 来夏の参院選長野選挙区
http://www.asahi.com/articles/ASHDX5FPJHDXUOOB00H.html

・3野党共闘協議、共産が社民に申し入れ /大分
http://mainichi.jp/articles/20151229/ddl/k44/010/285000c

・高知の「勝手連」野党共闘を要求 安保法廃止向け /徳島
http://mainichi.jp/articles/20151228/ddl/k36/010/291000c

  特に、最後の高知での動きは、IWJでもお伝えしている座間宮ガレイさんの勉強会が発端とのこと。小さなことからコツコツと、大きなうねりにしていくことが大切ですね。

 「野党共闘」。各選挙区の状況をつぶさに見ていく必要がありそうです。今後IWJでも、そんな来年の参院選に向け、特に「野党統一候補」の動きをレポートしたいと思っております!
現在、全国各地から参院選の動きを伝えてくれる仲間を募集しておりますので、こちらの方もご興味のある方はぜひ、ご連絡ください!

・宛先はこちら!
office@iwj.co.jp

 本日は永田町で午後12時から、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催による、「戦争法廃止!安倍内閣退陣!1・4
国会開会日総がかり行動」が開催されます!
各党議員も参加し、アピールするそうですが、野党は共闘を望む市民の声に応えられるのか、現場で発破をかけるのも大事かもしれませんね。中継はIWJ
Ch4で行いますので、どうぞご視聴ください!

【IWJ Ch4】 http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi4

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 安記者、せんきゅう! 続いては新人にして海外取材を敢行、連載を任されるというデビューを飾り、現在年末年始も不休で原稿執筆と動画の編集に取り組んでいる山本愛穂記者より告知です!

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■本日連載&配信3回目! 2016年
年始特別連載:辺野古基地建設反対「島ぐるみ会議」訪米団完全密着レポート~日本政府を飛び越えて―沖縄がアメリカと始めた直接対話

 おはようございます。山本愛穂です。

 本日も引き続き、島ぐるみ会議訪米団密着取材レポート連載のお知らせです。

 5日間の集中連載と配信、昨年末から臨んだ本企画の前編も、気付けば今日で3日目、前半戦の折り返し地点を過ぎました。

本日配信する映像は、ついに、サンフランシスコ滞在最終日に行われた記者会見の模様です。

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【IWJ_サンフランシスコCh.】
「島ぐるみ会議訪米取材(3)~滞在2日目:バークレー市議会との交流会」
[収録日時] 2015年11月17日(月)11:00~
[配信日時] 2015年1月4日(月)17:00~
[場所]サンフランシスコ市

※約1h
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年始は忙しくて、配信は見逃した・・・という方も、今回の記者会見映像では、島ぐるみ会議訪米団の主張が分かりやすく説明されています。

またこちらの記者会見、TPP、従軍慰安婦問題に関して現在の安倍政権への批判と取れるような鋭い質問が現地市民から飛び交う、貴重な映像となっております。

ぜひご覧いただき、明日迎える「前編:サンフランシスコ編」最終日の配信、そして1月12日以降に再開する「後編:ワシントンDC編」も合わせてご覧いただければと思います。

 IWJの各分野のスタッフと岩上代表が年末年始返上で日夜取り組んだ本企画を、皆さま、どうぞ引き続き、よろしくお願いいたします。

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 以上、山本記者でした!

 IWJの魂を込めた取材活動は、皆さんの会費やご支援によって成り立っています!
岩上さんは年末年始、山本さんの連載につきっきりで指導に当たっていますが、その一方で、すでにご紹介したように、年頭早々炎上騒ぎに巻き込まれています。そんな波乱の2016年、IWJの取材活動費、スタッフの人件費は昨年以上に必要となることが予想されます!

 どなたも経済状況が厳しいご時世ではあるかと思いますが、少しでも明るい未来を切り開くため、政府に圧力をかけられたマスコミが、大晦日の「朝生」のように、権力にするするすり寄り、緊急事態条項のような正面切って報じ、論じなければならない主題を素知らぬ顔をしてスルーしていく、おっそろしい時代だからこそ、どうかIWJの取材活動をご支援いただきたいと思います!
よろしくお願いいたします!!

 まずは会員登録をぜひ! すでに登録されている方は、どうか忘れずに継続的なご支援をぜひお願いします!

※ IWJ の会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 昨年もピンチにつぐピンチでしたが、たくさんの方々の励ましと応援に勇気づけられました。また、会員数はまだまだ足りないなか、ご寄付・カンパによってお支えいただき、心から感謝しています。この場を借りまして、改めて御礼申し上げます!
ありがとうございました! そして本年もまた、引き続きよろしくお願いします!

※ご寄付・カンパによるご支援も、どうぞよろしくお願いします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■『米国が隠す日本の真実』絶賛発売中!

 岩上さんが執筆陣の一人に名前を連ねている新刊『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』が発売されました!
政治経済学者の植草一秀氏、元衆議院議員の川内博史氏、鹿児島大学教授の木村朗氏の4人で行なったクロストークの他、各執筆者の単独原稿が収録されています。

 本書に通底するテーマは、タイトルが示す通り、いかに米国が日本の真実の姿を「見えなくさせているか」、すなわち「暗部」が作られているか、ということです。

 原発再稼動、集団的自衛権行使容認、TPP、辺野古新基地建設など、いずれも米国からの強い要請にもとづくものですが、これによって、日本の本来あるべき姿が大幅に歪められてしまっています。我々は、こうした米国からの圧力を繰り返し指弾し、日本を、独立した国家へと建てなおす必要があるように思えてなりません。

 本書は、多様なテーマを扱っています。先にあげたものの他にも、IS(イスラム国)による日本人殺害事件、消費税増税、9.11、アベノミクスの嘘、「オフショア・バランシング戦略」、刑事司法の闇、などなど・・・。

 本書を読めば、いかに日本が米国の意のままに操られているか、お分かりいただけるかと思います。しかし、日本の未来は、よくも悪くも米国との関係抜きには語れません。2016年の年頭は、まずは本書を手に取っていただけたら幸いです!

 『米国が隠す日本の真実』は、全国の書店、Amazonなどのネットストアの他、「IWJ書店」でもお買い求めいただけます。ぜひ、この機会に、お買い求め下さい!

※『米国が隠す日本の真実』ご購入はこちらから!
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

■岩上さんの早稲田での講義録を収録した『「今を伝える」ということ』、絶賛発売中!

 12月20日、「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞
記念講座2015」と銘打って行われた講座の講義録を収録した『「今を伝える」ということ』が発売されました。

 大手紙の新聞記者、フリーのジャーナリストに混じり、岩上さんが早稲田大学で行なった講義録も収録されています。タイトルはずばり「『王様は裸だ』と君は指摘する(できる)だろうか?~ネットメディア・市民ジャーナリズムの可能性、あるいは耐えがたい認知的不協和について」です。刺激的なタイトルですよね。気になる中身は、というと・・・。

 UstreamやTwitterを駆使するネットメディアは、テレビや新聞といった既存メディアとどのような点で違い、どのような武器となる特性を持っているのか。そしてそれは、2011年3月11日の東日本大震災のような大災害の際に、どのような威力を発揮したのか。

 岩上さんの話は、こうしたネットメディアの特性から、ジャーナリストとしての資質にまで及びます。「マスコミ業界の人」「大手新聞社の会社員」ではなく、ジャーナリストになるとは、どういうことなのか。岩上さんが母校である早稲田大学の学生に伝えたかったメッセージとは?
詳細は、ぜひ、お買い求めになってお読みください。

 そして実はこの講義、続きがあるのです。紙幅の関係上、本に収録できなかった部分に関しては、IWJのホームページに掲載しています。陸山会事件、福島第一原発事故、TPP、尖閣諸島をめぐる日中間の領有権問題、日米同盟をめぐる問題など、様々なトピックについて扱っていますので、こちらもぜひチェックしてみてください!

※「王様は裸だ」と君は指摘する(できる)だろうか?―ネットメディア・市民ジャーナリズムの可能性、あるいは耐えがたい認知的不協和について~『「今を伝える」ということ』岩上安身講演続編
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279798

 サイトをチェックされた方は、ぜひ、『「今を伝える」ということ』をお読みください。マスコミ志望の学生だけに向けた講演録ではありません。メディアのあり方について疑問や関心、問題意識をもつすべての方々に読んでもらいたい好著です!「IWJ書店」に申し込んでもらえれば、岩上さんのサイン入りでお届けいたします!
ぜひ、この機会にご購読ください!

■IWJスタッフ募集のお知らせ

  IWJでは現在、一緒に仕事をし、一緒にお雑煮を食べたり、同じ釜の飯を食べたりするスタッフを大募集中です!
皆さんの応募をお待ちしています!
今年は昨年以上に決定的な、波乱の年になるであろう予感を、スタッフ一同、ひしひし感じています。そんな波乱に満ちた1年を乗り切るためにも、新規スタッフの力がどうしても必要です!

 経理・総務スタッフ、Webスタッフ、事務スタッフ、テキストスタッフ、中継・動画編集スタッフを募集しています!

※IWJスタッフへの応募はこちらから
http://bit.ly/1ALJypQ

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 ここで、今日のフィニッシュを安記者(再登板)に決めてもらいたいと思います! それでは皆さん、Have a Good Day!!

■わとはぷ~What happened today?

 再登場、失礼します。IWJの安(あん)でございます。皆さま、お正月はゆっくりと休むことはできましたか?

 私は大晦日と元旦は、終日お部屋に引きこもり、久しぶりにグータラさせていただきました! 皆さんもしっかりグータラできましたか?

 さて今日は、そんな夢のグータラ生活が終わり、世間が「現実」へと戻る日のようです。1873(明治6)年、明治政府は12月29日から1月3日までを官公庁の休暇とすることを法律で定めましたので、本日4日は「官公庁御用始めの日」とされています。

 皆さまの中で、今日からお仕事という方も多いのではないでしょうか?

 お仕事に行かれる方(もちろん、お仕事に行かれない方も)、今日からまた心機一転でがんばって参りましょう!

 IWJは、2016年も世論の先頭を走り抜けてゆきます。どうぞ引き続きご注目ください!

 本日も一日、よろしくお願いします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/