■■■ 日刊IWJガイド「安全保障関連法案がついに可決・成立。日本は平和主義を捨て去り、いよいよ『戦争ができる国』へ」2015.9.19日号~No.1102号~ ■■■
(2015.9.19 8時00分)
おはようございます。IWJで主としてテキスト関係の編集を担当している平山と申します。
昨夜遅く(日付変わって本日午前2時半頃)、集団的自衛権にもとづく安全保障関連法案が参議院本会議で可決、成立しました。
戦後70年間、平和主義を堅持してきた日本は、「戦争をすることができる国」へと、その姿を変えることになりました。
今回の安全保障関連法案は、日本国中のほとんどの憲法学者、元内閣法制局長官、さらには最高裁判所長官と最高裁判所判事が「違憲」と断じています。国会議員には、日本国憲法第99条において、憲法尊重擁護義務が課されています。つまり、国会議員が国会議員であるためには、憲法を尊重し、その規定を守る必要があるのです。違憲である法案を可決・成立させたことは、政府・与党による「クーデター」に他なりません。
安倍政権が、これほどの強行スケジュールでこの安全保障関連法案の成立を急いだ背景とは、一体何なのでしょうか。それは、米国からの強い要請に他なりません。
安倍総理は、今年4月29日に行われた米国連邦議会上下院両院合同会議で、次のように演説をしていました。
「日本はいま、安保法制の充実に取り組んでいます。実現のあかつき、日本は、危機の程度に応じ、切れ目のない対応が、はるかによくできるようになります。
この法整備によって、自衛隊と米軍の協力関係は強化され、日米同盟は、より一層堅固になります。それは地域の平和のため、確かな抑止力をもたらすでしょう。
戦後、初めての大改革です。この夏までに、成就させます」
このように安倍総理は、国会での審議が行われていない状態で、米国に対し、安全保障関連法案を「夏までに、成就させます」と誓約してしまっていたのです。
安倍総理をはじめ、自民党の議員たちは、台頭する中国の脅威に対抗するために、抑止力を高めることが必要であると強調します。しかし、本当にそうでしょうか。現在はもはや冷戦時代ではありません。そもそも米国と中国は、経済的に「チャイメリカ」と呼ばれる相互依存状態にあります。「対中国」を掲げて妄信的に米国についていくという外交戦略は、結局のところ、梯子を外されるだけではないでしょうか。
IWJではこれまで、日米関係、日中関係、そして米中関係の真実について、有識者への岩上さんによるインタビューを配信してきました。以下、安全保障関連法案が可決・成立した今だからこそ、ぜひご覧いただきたいアーカイブ動画をピックアップしてご紹介します。
※2014/02/05 安全保障のプロが語る、安倍「タカ派」外交の危険性~岩上安身による元内閣官房副長官補・柳澤協二氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/123724
※2015/04/10 勃興する中国経済のインパクト AIIB不参加で日本は世界で孤立する!? ――現代の「シルクロード」に日本はどう対応すべきか?~岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242140
※2015/06/08 ”史上最悪の愚策”真珠湾攻撃を行った当時の日本と似通っている現在の安倍政権~安保法制、TPP、AIIB、中東情勢について、元外務省国際情報局長・孫崎享氏に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/248422
もう一つ重要な論点として、自衛隊と米軍の一体化という問題があります。今回の安全保障関連法案により、自衛隊は米軍の下部組織として位置づけられ、米軍の下請け部隊として戦場に駆り出されるようになる可能性があります。
学習院大学教授の青井未帆氏は、新しく改定された日米ガイドラインのもとで「同盟調整メカニズム」が設置され、自衛隊と米軍の「運用面での調整」「共同計画の策定」が行われるようになると指摘し、米軍と自衛隊の一体化によって、自衛隊の主体性はことごとく失われることになる、と語りました。
※2015/07/08 「日本全体が米軍の巨大な兵站部隊になる懸念がある」――日米の「調整メカニズム」で自衛隊が米軍化する? 学習院大学教授・青井未帆氏に岩上安身が緊急インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252124
この青井氏の指摘を裏付けるのが、参議院での審議の中で日本共産党の小池晃議員と仁比聡平議員が暴露した防衛省の内部資料です。小池議員が暴いた資料の中では、日米ガイドラインにもとづいた「日程表」が存在していること、仁比議員が暴いた資料の中では、自衛隊制服組のトップである河野克俊統合幕僚長と、米国の国防副長官、統合参謀本部議長、陸軍参謀総長などとの会談の詳細が記されていました。いずれも、青井氏が指摘するような、自衛隊と米軍の一体化を裏付ける決定的な資料です。
※2015/08/12 「自衛隊が米軍の指揮下に入るのは間違いない」――“調整メカニズム”で「軍軍間」協力!? 秘密文書で発覚した「独立と主権を蔑ろにする異常な対米従属」小池晃議員に岩上安身が訊く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/257515
※2015/09/03 米国に忠誠を誓う「軍人政治家」がペンタゴンで交わした「密談」の衝撃の全容! 防衛省内部文書・第二弾を暴露した共産党・仁比聡平議員に岩上安身が緊急インタビュー!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/261463
今回の安全保障関連法案は、与党が数の力でもって可決・成立させてしまいました。そのことにより、焦点は次の選挙に移った、と言えます。SEALDsのメンバーら、法案に反対する市民からは、次の選挙で今回の法案に賛成した議員を落選させ、国会の勢力図を変えることによって、法案を撤回に追い込もう、という声も上がり始めています。「賛成議員を落選させよう!」というコールは、日本中に浸透していくことでしょう。一昨日の国会前のスピーチで東京大学名誉教授の樋口陽一氏が訴えていたことですが、戦いはまだ「始まったばかり」であると思います。
本日も、朝9時からから「総がかり行動」による国会前での集会が行われます。IWJはこの様子も引き続き中継いたしますので、ぜひ、ご覧いただければと思います。
【Ch4】 9:00~「戦争法案廃案!国会正門前座り込み行動(仮)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
…(後半へ続く)
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.9.19 Sat.**
【Ch4】 9:00~「戦争法案廃案!国会正門前座り込み行動(仮)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「総がかり行動実行委員会」が主催で行われる、国会正門前抗議行動を中継します。
【IWJ_OKAYAMA1】13:00~「ストップ戦争法!総がかり岡山実行委員会・街宣行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※「ストップ戦争法案!総がかり岡山実行委員会」が主催の安保関連法案に反対を訴える街宣行動を中継します。
【IWJ_KYOTO2】14:00~「辺野古の海は埋め立てさせない!No Base !沖縄とつながる京都の会 講演会&結成総会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto2
※彫刻家・金城実氏の記念講演ほかを予定。
【IWJ_HOKKAIDO1】14:30~「戦争法案に反対する怒りの緊急サウンドドラムデモ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hokkaido1
※旭川市役所前広場集合で行われる、安保関連法案反対を訴えるサウンドドラムデモを中継します。
【IWJ_KYOTO1】15:00~「戦争法案に反対する京都高校生デモ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「SCHOOL OF DEMOCRACY in kyoto(スクデモ京都)」らが行う「戦争法案に反対する京都高校生デモ」を中継します。
【Ch5】16:00~「日本共産党・志位和夫委員長記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※日本共産党本部で行われる、「日本共産党・志位和夫委員長記者会見」を中継します。
【Ch6】19:00~「小出裕章氏『原発と戦争を推し進める愚かな国、日本』出版記念講演会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※『原発と戦争を推し進める愚かな国、日本』を著した、小出裕章氏の出版記念講演会。
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◆明日の中継番組表◆
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.9.20 Sun.**
【IWJ_KAGAWA1】15:00~「講演会『沿岸の生き物の多様性』小豆島から辺野古への土砂の持ち出しを考える」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kagawa1
※向井宏氏が講師として登壇予定。テーマは、「沿岸の生き物の多様性」。
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(前半の続き)…
■山本太郎議員のみが牛歩戦術を取る。民主党にも期待が集まったが…
昨日の動きを改めて振り返ってみたいと思います。一昨日の、特別委員会における「採決のような何か」が起きた後、昨日は、中谷元(げん)防衛大臣への問責決議、安倍総理に対する問責決議、安倍内閣に対する内閣不信任決議、鴻池祥肇委員長への問責決議が審議され、いずれも与党による賛成多数で否決されました。
野党側は、少しでも審議時間を延ばすために、「フィリバスター戦術」を展開しました。民主党の枝野幸男議員、小西洋之議員、白眞勲議員などが、非常に長い演説を展開しました。
最近、国会前の集会では、「野党は牛歩!」というコールがあがっていました。牛歩戦術とは、投票の際にわざとゆっくり歩くことで、審議時間を長引かせるという戦術です。「戦争法案」に反対する市民の間では、野党に対して牛歩戦術を取るよう、要望が高まっていました。
昨日の国会で、この牛歩戦術を取った議員が一人だけいました。それが、「生活の党と山本太郎となかまたち」共同代表の山本太郎議員です。
山本議員は、参議院本会議で安倍総理に対する問責決議案を採決する際、牛歩戦術を敢行。さらに、喪服姿で数珠を持ち、自民党議員が座っている席に向かって、合掌をしてみせました。「自民党は死んだ」ということなのでしょう。
山本議員はその後も、採決が行われるたびに牛歩戦術を敢行。議場からは「パフォーマンスはやめろ」といった野次が飛びましたが、山本議員は執拗に牛歩を続けました。
牛歩戦術は、確かに賛否が分かれる行動だと思います。しかし、与党側が一昨日にあまりに強引な「採決」を行なった以上、野党側の戦略として、牛歩戦術は許容の範囲内であると私は思います。むしろ、民主党をはじめとする野党には、「なぜ、牛歩をやらなかったのか」と問いたいくらいです。
■国会前の抗議行動を朝9時から深夜までぶっ通しで中継!石田純一さんへの直撃インタビューも!
安保法案の審議が大詰めを迎えた今週、IWJは国会前で行われた「総がかり行動実行委員会」やSEALDs(シールズ)による集会の模様を、複数台のカメラを投入し、ぶっ続けで中継してきました。
昨日は、早朝9時からIWJのカメラマンが国会前でスタンバイ。抗議の模様を行うとともに、一昨日についで登場した俳優の石田純一さんに直撃インタビューを行いました。
※【インタビュー全文掲載】「芸能人である前に、市民であり国民です」。9月18日、石田純一さんにIWJが直撃取材!「将来に対する我々の義務として、『戦争法案』に反対します」自民党改憲案に強い危機感をあらわす
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265416
夫人である東尾理子さんの第二子懐妊が報じられたばかりの石田さん。参加者から渡された「だれの子どももころさせない」というプラカードを掲げた石田さんは、IWJのインタビューに答えて、「とにかくこれです」と話しました。
石田さんは他にも、自民党の憲法改正草案に言及。次のように語りました。
「安倍さんも、自民党も、最終的には憲法改正したいと言っておりますけれども、自民党のホームページを見ても、例えば言論の自由のところでも、『何人も、言論、出版、集会、結社の自由がある』と、これは今の憲法なわけです。それに対して、自民党案の場合は、第2項ができて、『ただし、公共の秩序に反するものは、この限りではない』と。つまり、公共の秩序に反したら、言論も、出版も、集会も、結社も、自由がなくなる、っていうのは、『治安維持法』、戦前と同じなんですよ」
ここで石田さんが語っているのは、言論・表現の自由について規定した日本国憲法第21条です。石田さんが言うように、自民党の憲法改正草案では、第2項において「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」と記されています。「公の秩序」という曖昧な概念は、時の権力者によって、いかようにも恣意的に解釈されてしまいます。自民党の憲法改正草案が現実のものとなったら、言論・表現の自由が骨抜きになってしまうのです。
自民党の憲法改正草案は、この第21条以外にも、問題だらけです。国民主権や基本的人権の尊重、立憲主義をないがしろにする、とんでもない代物です。
この自民党憲法改正草案の問題点については、岩上さんと澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士による12回の鼎談を完全テキスト化した書籍『前夜~日本国憲法と自民党改憲草案を読み解く』を、ぜひお読みいただければと思います。
※前夜 ~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
http://bit.ly/1jWh3da
また、この石田さんへのインタビュー以外にも、一昨日から昨日にかけて行われた国会前集会でのスピーチの文字おこしを、ハイライト動画つきでアップしています。安保法案に反対する人々の声を、ぜひテキストでもお読みいただければと思います。
※【緊急アップ!】俳優・石田純一さんが国会前抗議でスピーチ!「戦争は文化ではありません!」安保法制反対を堂々訴え
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265336
※【スピーチ全文掲載】盗みとられた「採決」――民主党・福山哲郎議員「絶対に忘れちゃいけない」安倍政権の採決強行に怒り!9.17国会前抗議
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265402
※【スピーチ全文掲載】「創価学会信者の願いを公明党議員が踏みにじるようであれば、落選運動に転じる!」~「戦争法案」に賛成する公明党を徹底批判!創価学会員・天野達志さんが魂の訴え!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265527
※【スピーチ全文掲載】「多くのメディアに出る人間が、今の政府に反対しているし怖がっている」~作家の室井佑月氏がいい記事を書いたメディア人への応援を呼びかけ「Twitterやメールを送ってほしい」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265448
※【緊急アップ!】「政治家として感覚悪い」俳優・石田純一さんが9月18日、再び国会前抗議でスピーチ!国民の声を聞かない与党政治家を痛烈批判!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265411
■「戦争法案」に関する寄稿・コメントをお寄せください!
集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案反対のデモや集会を取材していると、「法案が成立しても廃案まで声を上げ続ける」という声を非常にたくさん聞きます。IWJに届く、この安保法案に反対する寄稿を読んでもそれと同じような熱を感じます。
今日はその中から、京都大学教授である廣野由美子さんの危機感に溢れた寄稿をご紹介します。
廣野さんは、寄稿の中で、イギリスの小説『フランケンシュタイン』を引き合いに出し、安倍総理は、フランケンシュタイン博士と同じように、「怪物」を今、まさに生み出そうとしていると指摘しています。
「このところ権力者としてどんどん活性化してきた安倍晋三総理もまた、亡き祖父(岸元総理)の栄光を引き継ぎ、強い軍国主義の国を蘇らせ、日本を救う英雄になりたいという『死体』のような切れ切れの思いを寄せ集め、自分が正しいのだという妄想に駆られて、平和憲法をずたずたにし、日本に再び戦争という『怪物』を産み出そうとしています」
フランケンシュタイン博士は、人造人間ができあがる日まで、周囲の世界から自らを遮断し、誰の声にも耳を傾けようとしませんでした。そして、怪物による殺戮の歯止めがきかなくなったとき、ようやく、自分の犯した取り返しのつかない過ちに気づきました。
まさに、今、安倍総理がやっていることと、フランケンシュタイン博士の姿がピタリと重なります。廣野さんが言うように、「怪物」が生まれてからでは遅いのです。今回の安保法案により、日本人がテロの標的となり、自衛隊員が戦場で悲惨な体験をしたり、日本が殺し殺される国になったりする日が来てしまいます。
廣野さんは、そうなってから安倍総理の過ちが証明されても遅すぎる、そうならないために、今、法案を通過させないための具体的な策を練り、知恵を結集すべきだと訴えています。
【安保法案反対 特別寄稿 Vol.314】 安倍フランケンシュタインの過ちが、戦争という「怪物」を産み出す
「安全保障関連法案に反対する学者の会」賛同者 京都大学教授(英文学)廣野由美子さん
http://iwj.co.jp/wj/open/anti-war-msg-00314
昨夜、法案は成立してしまいましたが、今後の励みになる寄稿文を他にも沢山ご紹介していますので、ぜひ、ご覧ください。また、学者のみなさん、市民のみなさんどなたでも、安保法案に反対する気持ちをまだまだ募集していますのでお寄せください!
※【 宛先はこちら! 】
office@iwj.co.jp
■復刻版「TRUE DEMOCRACY」Tシャツ、大好評発売中!&プラカード作製のお知らせ!
大好評をいただいている「TRUE DEMOCRACY」Tシャツ、まだまだ発売中です!
こちらの「TRUE DEMOCRACY」Tシャツ、デモや抗議行動などの現場で、見かけることが多くなってきました。私は一昨日の夜に国会前でカメラを回したのですが、もう肌寒い季節になってきたにも関わらず、この「TRUE DEMOCRACY」Tシャツを着ている方が何人かいらっしゃいました。本当にありがとうございます。
「TRUE DEMOCRACY」、つまり「真の民主主義」。SEALDsの「民主主義ってなんだ??」というコールを耳にするたび、「これだ!」と胸を張りたくなります。
色は、ブラック×レッド、生成り(ナチュラル)×エンジ、ネイビー×イエローの3色を用意しています。サンプルはIWJのホームページからご覧いただけますので、ぜひチェックしていただきたいと思います。
IWJのホームページで絶賛発売中です!この機会にぜひ、お買い求めください!
・ブラック×レッド
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=140
・生成り(ナチュラル)×エンジ
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=141
・ネイビー×イエロー
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=142
また、IWJでは、このたび、この「TRUE DEMOCRACY」Tシャツのプリント図案を使った、プラカード用の画像を作製いたしました。こちらのプラカードも、デモや集会でたびたび目にします。一昨日の国会前でも、多くの方がこのプラカードを掲げていらして、本当に感動しました。
簡単にプラカード化していただけるように、マルチコピー機の設置された全国のセブンイレブンの店舗にて、A3サイズで簡単に、そして綺麗にカラー印刷できるようにいたしました。
プリントアウトしたものを台紙に貼り付けていただくことで、プラカードとしてご利用いただけます。
画像の種類は、販売中のTシャツの3色(黒?赤、紺?黄、生成り?エンジ)に加えて、白?赤の4色と、さらに、岩上さん直筆の「真の民主主義を!」のメッセージバージョンと、余白を残してご自由にメッセージを書き入れていただけるバージョンの計6種となります。
画像はこちらからご覧ください
↓
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22589
<ネットプリント方法のご案内>
1 マルチコピー機の設置された全国のセブン-イレブン店頭のマルチコピー機の操作画面より「ネットプリント」を選択します。
2 マルチコピー機に下記の対象となるプリント予約番号(8桁数字)を入力し、印刷代金を入れてプリントアウトします。
※印刷代金はA3サイズの場合、1枚100円(税込)が必要です。
<プリント予約番号一覧(有効期限2015/9/21)>
1
ホワイト×レッド 岩上さん直筆「真の民主主義を!」(A3縦)
プリント予約番号:32675794
2
ホワイト×レッド 余白あり(A3縦)
プリント予約番号:57731557
3
ホワイト×レッド(A3横)
プリント予約番号:27777964
4
ブラック×レッド(A3横)
プリント予約番号:25807520
5
ネイビー×イエロー(A3横)
プリント予約番号:16525805
6
生成り×エンジ(A3横)
プリント予約番号:65787715
セブンイレブン店舗の検索はこちらから(マルチコピー機設置の有無もご確認ください。)
http://www.sej.co.jp/shop/index.html
詳しい使い方はこちらのをStep3以降をご覧ください。
http://www.sej.co.jp/services/popup/svflow_print_online.html
A3サイズ以外のサイズでプリントアウトしたい方は、こちらのページから画像をダウンロードしていただくこともできます。
↓
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22589
■IWJスタッフ募集中! ふるってご応募ください!
IWJではスタッフを大募集中です! テキストスタッフ、一般事務スタッフ、経理スタッフを募集しています。
<テキストスタッフ>
テキストスタッフとは、「テキスト」全般に関わる仕事で、現場に出て取材をし、記事を書く、いわゆる「記者」だけにとどまりません。各種リサーチ、パワーポイントの作成、Twitterでの実況、原稿のリライトや注釈付けといった具合に、幅広い作業が含まれます。そのすべてを一人でこなせないといけない、というわけではなく、その人の適性や置かれた条件に合わせて、業務に携わっていただくことも可能です。
現場で取材したことをスピーディーにTwitterで実況することもあれば、何日もかけて頭をひねらせながら文章を仕上げていくこともあります。いずれにしろ、IWJの核として、テキストベースの情報を発信していくことが仕事の中心的な内容となります。
私は約4年間にわたり、IWJでこのテキストスタッフとして仕事をしてきました。入ったばかりの頃は、現場での取材・中継を中心に。今は主に事務所で、メルマガ原稿の作成やTwitterでの実況、リサーチ資料の作成などに従事しています。毎日、自分の持つボキャブラリーやリテラシーの限界と向き合いながら、仕事をしています。もちろん、今でも現場に取材に行くこともあります。
勤務形態は、在宅でも可能ですので、地方在住でもパソコンさえあれば、テキストスタッフとしてお手伝いいただくこともできます。現に、多くの皆様に様々な仕事をしていただいています。
また、英語をはじめ、中国語、フランス語、ドイツ語など、外国語に堪能な方も募集しています。IWJは、日本国内だけでなく、情報をワールドワイドに発信していきたい、と考えています。翻訳などの能力に長けている方の応募をお待ちしています。
■応募条件
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・パソコンが使える方
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・外国語が堪能な方、大歓迎
・運転ができる方、気力、体力、機動力のある方、歓迎
<経理スタッフ>
テキストスタッフだけでなく、IWJでは経理スタッフも募集しています。現状の人員ですと、処理すべき事務量が多く、経理事務をこなしきれません。現在の経理スタッフが悲鳴をあげており、ヘルプしてくださる方を急募いたします。IWJの屋台骨を支える、とても大事なお仕事です。
経理の実務経験がある方、簿記などの資格をお持ちの方を歓迎いたしますが、経理の経験がなくても、真面目、几帳面、注意力がある、数字を扱うこと、計算することが苦ではない、という方、初めて経理を覚えてみたいという方でも大丈夫です。ご応募、お待ちしています。
■応募条件
・ワード・エクセル・メール送信などの基本的なPC操作ができる方
・責任感・協調性のある方
・IWJスタッフを裏で支えたいと思ってくださる方
・未経験者可。経験者や専門知識のある方歓迎
<一般事務スタッフ>
電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握してのインタビューのアポ取りや、スケジュール管理、イベント開催の準備、ファイリングやその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動の軸となる重要なお仕事です。
■応募条件
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・PC操作に不安のない方
・柔軟性があり、協調性のある方
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・できれば運転ができる方。できれば、です。
・できれば長期にわたって勤められる方。これもできれば、です。
各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。IWJは今、本当に人手を必要としています!ぜひ、ふるってご応募ください!
※【 スタッフ応募フォーム 】
http://bit.ly/1ALJypQ
■わとはぷ~What happened today?
今日は9月19日です。1988年のこの日、以前から体調の悪化が伝えられていた昭和天皇が大量吐血しました。この事態を受け、全国には「自粛」ムードが広がり、スポーツイベントなどが中止になりました。
その後、1989年1月7日午前6時33分、昭和天皇は崩御。2月24日、新宿御苑で大喪の礼が行われ、激動の昭和は終わりを告げました。
戦前は大日本帝国憲法のもとで統治権を総攬する国家元首として、戦後は日本国憲法のもとで国家の象徴として生きた昭和天皇。最近では、宮内庁において24年間にわたって編集された『昭和天皇実録』が刊行されたことが大きな話題を呼びました。アジア・太平洋戦争時にどのような心境だったのか、あるいは靖国神社に対してどのような思いを持っているのか、いまだ知られざる点が多いその実像が、これから明らかになっていくのではないでしょうか。
昭和には、二つの側面があります。それは、満州事変、日中戦争、そして太平洋戦争と、軍国化の道をひた走った面と、戦後、日本国憲法のもとで、決して戦争をしない平和国家として歩んできたという面です。
しかし、今回の集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案の成立によって、時計の針は逆戻りすることになりました。すなわち、平和国家から軍事国家への逆戻りです。日本は再び、戦前のように「戦争ができる国」へと、国のかたちを変えようとしているのです。
今上天皇は、この事態を憂慮していると伝えられています。それは、今年の年頭所感において、「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくことが,今,極めて大切なことだと思っています」と述べられたことに表れています。
今から27年前、昭和の「終わりのはじまり」となったこの日が、日本の「終わりのはじまり」となるのか。私たちは、これからも安倍政権の動向を注視していく必要があります。と同時に、国民一人一人がこの状況を前にして、傍観者のように眺めているのではなく、能動的に関わっていく必要があると痛感します。
SEALDsが支持された理由は様々でしょうが、なんといっても彼らが政治にコミットすることに尻込みしなかった、その勇敢さにあると思います。「絶対に止める!」と宣言した思い切りの良さ。「止まるだろう」とか、「止められないかもしれない」といった、他人事のような傍観者の姿勢とははっきりと一線を画した、意志を持った姿勢です。
勇気なき知性は、無力である、ということを、この夏、嫌というほど感じさせられました。そして、勇敢な行動力を持った人々がたくさんいることを知って励まされもしました。
IWJもまた、勇敢さを胸に秘めて、これからも全力で取材・中継を行い、怖れることなく論評し、日本の政治を可視化し続けます。ジャーナリズムが、真実を報じる、という使命をおざなりにした時、どんなに社会にマイナスの影響をもたらすことか、今のNHKの無残さを目の当たりにして、他山の石としなければ、と改めて思いました。
岩上さんは、かつてNHK局内でのシンポジウムに招かれ、「NHKの唱える公共性と、我々IWJの掲げる公共性は似て非なるものだ」と、断言してきたそうです。今、その事実ははっきりしてきたように思います。
公共放送と称しながら、事実上の「徴税」のように受信料を「強制徴収」し、その上にあぐらをかいてきた事実上の「国営放送」と、市民の自発的で主体的な支援のもとで活動しているIWJとの違いです。
我々は、これからも、ご支援してくださる市民の皆さんとともに、「真の民主主義」の実現のために、力を尽くしたいと思います。ご支援をいただけると幸いです。
本日も、我々は何ひとつ変わりなく活動を続けます。どうぞ、今日も一日、IWJをよろしくお願いいたします。
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