■■■ 日刊IWJガイド「止まない国会前抗議、国民の怒りの声！『平和の党』公明党はなぜ変質したのか？ 小林節氏が自公抜きの野党連立・政権交代を呼びかけ！」2015.7.17日号～No.1038号～ ■■■
（2015.7.17 8時00分）

おはようございます！ IWJで記者をしている佐々木隼也と申します。

昨日、衆議院本会議にて、民主、維新、社民、共産、生活の野党5党が欠席するなか、安保法制が静かに強行採決されました。審議は参院を舞台に行われます。

国会前には一昨日はのべ10万人（主催者発表）の国民が駆け付け、「安倍政権の政治」にNO！ を突きつけました。昨日も台風が迫るなか、朝から多くの人が集まり抗議が行われました。そして本日も、安倍政権への怒りの声は止むことはありません。

【昨日の国会前抗議の動画記事はこちら】
・2015/07/16 「この抗議はかつてないものだ！」60年安保から運動を見続けた高田建氏が証言　国会前抗議の若者ら「私たちはあきらめない。必ずひっくり返す」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253450

朝日新聞によれば、総理に近い参院議員の一人は「消費税や年金と違い、国民生活にすぐに直接の影響がない。法案が成立すれば国民は忘れる」と言い切ったそうです（※）。7月10日に国会前抗議でスピーチした民主党の寺田学議員も、官邸の偉い人と話した際に、「支持率は一時は落ちるだろうが、そのうち国民は忘れて、また支持率は上がるんだ。秘密保護法の時がそうだったじゃないか」と笑われたそうです。国民、舐められています。

（※）安保法案「成立すれば国民は忘れる」　強行採決の背景は（朝日新聞、2015年7月16日）
http://digital.asahi.com/articles/ASH7B63N3H7BUTFK01S.html

・2015/07/10 国会前で1万5000人が「戦争法案反対」の声　「覚悟を決めた本気の闘いが国会を動かしている」（IWJ）
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252323

テレビは新国立競技場の問題、台風、三連休の話題が盛んになってきましたね。来週にはきっとほとんどの人が話題にしなくなるだろう…と、官邸は思っていることでしょう。だから覚え続け、怒り続け、声を上げ続けることが、とても重要です。「まだ忘れてないのかよ!? むしろ人増えてない!?」と官邸を驚かせ、それは話題になります。

国会前抗議で声を上げてきた若者たち、多くの国民は、これからも抗議を続けます。IWもその模様を取材し続け、「国民は忘れてないぞ！」という姿を可視化し続けるつもりです。そのためにも、みなさまのご支援が頼りです！ ぜひ会員となり、IWJの安定的な取材を直接支えてください！ みなさまの兵站がある限り、僕らは積極的可視化主義を貫けます。

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（後半に続く）…

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

＊＊2015.7.17 Fri.＊＊

【録画配信・Ch6】15：00～「山崎拓元自民党副総裁・亀井静香衆議院議員・藤井裕久元財務大臣・武村正義元内閣官房長官らによる緊急記者会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※7月16日13時より、山崎拓元自民党副総裁・亀井静香衆議院議員・藤井裕久元財務大臣・武村正義元内閣官房長官らが行った緊急記者会見の模様を録画配信します。

【IWJ_IBARAKI1】17：30～「『戦争法案反対いばらき総がかり行動』第2弾」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1
※「『戦争法制』に反対する茨城県実行委員会」主催で行なわれる抗議行動の模様を中継します。

【IWJ_OSAKA1】18：00過ぎ頃～「SEALDs KANSAI 戦争法案に反対する街宣アピール」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「SEALDs KANSAI」主催で行なわれる、大阪での抗議行動の模様を中継します。

【IWJ_HOKKAIDO1】18：15～「戦争をさせない！北海道総がかり行動」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-hokkaido1
※「戦争させない北海道委員会」主催で行なわれる、北海道での抗議行動の模様を中継します。

【Ch4】18：30～「戦争法案反対 強行採決反対 国会正門前大集会」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「戦争させない・9条壊すな！総がかり行動実行委員会」主催の国会正門前大集会の模様を中継します。

【Ch5】18：30～「SEALDs主催「戦争法案強行採決に反対する国会前緊急抗議行動」～遊軍カメラ」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※国会前で行われる、「戦争法案強行採決に反対する国会前緊急抗議行動」の模様を中継します。こちらのチャンネルは、遊軍チャンネルです。

【Ch6】18：30～「戦争法案強行採決に反対する国会前緊急抗議行動 ～固定カメラ2」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※国会前で行われる、「戦争法案強行採決に反対する国会前緊急抗議行動」の模様を中継します。こちらのチャンネルは、カメラ固定チャンネルです。

【Ch4】19：30～「SEALDs主催「戦争法案強行採決に反対する国会前緊急抗議行動」～固定カメラ」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※国会前で行われる、「戦争法案強行採決に反対する国会前緊急抗議行動」の模様を中継します。こちらのチャンネルは、カメラ固定チャンネルです。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch7】18：30～「再稼働反対！首相官邸前抗議（首相官邸前）」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=7

【IWJ_AOMORI1】17：30～「青森駅前金曜日行動」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1

【IWJ_TOKYO8】18：00～「原発反対八王子行動」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-tokyo8

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…（前半の続き）

■「平和の党」公明党はなぜ変質してしまったのか

昨日の本会議では、与野党の各代表者が賛成・反対の立場から討論をしたのですが、公明党の遠山清彦議員のそれは、多くの視聴者と、創価学会員を驚かせたことでしょう。

遠山議員は、はち切れんばかりの大声で、「国際社会の平和あってこその日本の平和です！」「野党は残念でなりません！！！！」などと、何かに取り憑かれたように絶叫しました。

NHKのマイクが割れるほどの大声にも驚きましたが、そのスタンスにもビックリです。確か公明党は安保法制に賛成しつつも「慎重」だったはず…。いつのまに、ここまで前のめりで賛成にまわったのでしょうか？

今年32歳になる僕らの世代から見れば、公明党と言えば「自民党の腰巾着」「自民党の集票係」というイメージですが、岩上さんのような上の世代から見ると、公明党はかつて「平和の党」で、自民党と対峙していたイメージが強いそうです。

戦時中は、共産党とともに戦争に反対したために弾圧されていた、と聞いて、正直驚きました。そんな歴史があったとは…。それが今や戦争加担党となってしまったのですから驚きです。

一昨日の国会前抗議では岩上さんが、「SGI」という創価学会員のプラカードを持った一人の学会員にインタビューしました。平和を重んじる宗教として歩んできたはずの創価学会が、今や「戦争法案」の成立に加担してしまっている現状を憂いていました。多くの学会員の方も、同じ疑問や不満や、そして不安を感じているのではないでしょうか？

昨日、岩上さんがインタビューした憲法学者の小林節・慶応大名誉教授は、公明党と創価学会に苦言を呈しました。

・2015/07/16 岩上安身による小林節・慶應義塾大学名誉教授インタビュー（動画）
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253214

「公明党は自民党のおかげで与党となり、権力の味を知ってしまった。麻薬と同じ。そして創価学会員は『これが池田先生のお考えなんだ』と言われたら、思考停止してしまうんです。それを僕は何度も見てきた。自民党と公明党の政党としての関係は壊れません」

学会員のみなさま、どうなのでしょうか？ IWJにもちらほらと「学会員ですが、今の安倍政権には反対です」という声が寄せられることが多くなりました。もっと多くの学会員の方のお話を聞いてみたいです。ぜひぜひ、以下の記事よりコメントを送っていただければと思います！

・IWJ代表・岩上安身より戦争法案に反対する全ての方へご寄稿のお願い
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252769

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■野党が連携して連立政権を！ 小林節氏が呼びかけ

小林氏が苦言を呈したのは、公明党だけではありません。自民党に巣食う「日本会議」という極右組織にも斬り込みました。

日本会議とは、日本最大の右翼組織と知られ、安保法制「合憲」の憲法学者として菅官房長官が紹介した3人も所属しています。国会議員の4割（約280人/717人）、そしてなんと閣僚ポストの8割（15人/19人）が所属しています。「愛国者教育」「改憲」「有事法制整備」など、今の安倍政権が進めている政策のほとんどを提言しています。

今、安倍政権の極右政策、歴史修正主義の「黒幕」として、海外メディアから熱い注目を集めています。

日本会議に知り合いが多いという小林氏は、6月15日に行われた外国特派員協会の会見で、「彼らに共通する思いは、第二次大戦で敗けたことを受け入れ難い、だから、その前の日本に戻したいというもの。日本が軍事五大国だったときのように、米国とともに世界に進軍したいという思いを共有する人々の集まりだ」と暴露しました。

・「95%超の憲法学者は違憲だと回答する」 長谷部恭男氏、小林節氏、改めて「安保法案＝違憲」を主張 ～安倍自民を陰で支える「日本会議」への言及も
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/249275

昨日のインタビューでは、「彼らは自分が特権階級であり、下々の者を管理するんだ、という人たち。はっきり言って気持ち悪い」と批判していました。そして、「彼らは欧米とやり合うことはもうありません。今度は、欧米と一緒になって弱いものを叩く、という側につくのではないでしょうか」と語りました。

こんな「おかしい人たち」に、今や官邸も政府も牛耳られている。これは陰謀論の話ではありません。

小林氏は、この状況を打開する方策として「最後は政権交代だ」とぶち上げました。

「野党が固まることで、4割の票で8割の議席を取る。このほうがよっぽど現実味があります。これはもちろん、共産党も入れた連立政権です」

ここで注目なのは、小林氏が「共産排除の連立はダメだ！」「共産と組んで候補者調整をすべきだ！」とまで断言したことです。改憲右派の小林氏がここまで言う理由とはなんでしょうか。この部分はぜひ、インタビュー動画で確認してみてください！

・2015/07/16 岩上安身による小林節・慶應義塾大学名誉教授インタビュー（動画）
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253214

自民党から共産党まで人脈がある小林氏の構想には、リアリティがあります。次の参院選は、今から要注目ですし、もうすでに始まっています。

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■維新案にも言及！「合憲」と断言する理由とは？

小林氏には、もちろん維新案についてもうかがいました。

水島朝穂・早稲田大教授は、維新案が「わが国が攻撃されていない」にも関わらず「日本来援中の米艦船を守る」ために自衛権を発動することは、集団的自衛権であり、違憲だと厳しく批判しています。

・「自国が攻められたとき」という自衛権のハードルを下げ、戦争に突入した日本 水島朝穂・早大教授が岩上安身のインタビューで政府案・維新案を「違憲」と徹底批判！
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252583

小林氏はこれに対し、現在の安全保障環境の変化は確かにある、としたうえで、「ホルムズ海峡」など地球の裏側の事態ではなく、日本本土周辺で、明らかに日本も標的になっている状況で、同盟国である米国のイージス艦への攻撃に対して自衛権を発動することは、「ギリギリ合憲の範囲内だ」と反論しました。

やはり、難しいテーマですね。ただ、これは何度も何度も議論を重ねる価値のあるテーマだと思います。

一方で、本当は論外なほど議論が必要な政府案は、提案した政府・与党が一切議論するつもりがないのですから、手がつけられません。

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■「憲法違反の安保法制」について、みなさまにご寄稿のお願い！

6月に設立された「安保法制に反対する学者の会」は、1カ月あまりで、賛同者の学者の数がなんと1万人を越えました。

あらためて、この法案がいかに問題のあるものか、思い知らされます。IWJでは現在、以下の記事にて学者のみなさまにご寄稿をお願いしています。もうすでに、何人かの学者の方から、ご寄稿が届いています。こちらは、順次HPにアップしていきます！

・2015/07/13 「安全保障関連法案に反対する学者の会」呼びかけ人の皆様
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252770

またそれとは別に、以下のページでは、学者以外にも日本中、いや世界中のすべてのみなさまからのコメント、ご寄稿を募っています。文面上でスピーチをしたり、シュプレヒコールをするつもりで、どしどしお送りいただければと思います。

・2015/07/13 IWJ代表・岩上安身より戦争法案に反対する全ての方へご寄稿のお願い
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252769

いただいたすべてのご寄稿、コメントは、HPに順次アップしていくとともに、以下のページでまとめて掲載しています！！ ぜひこのページを多くの方に拡散お願い致します！！ すでに200を越えるコメント・寄稿が寄せられています。

・安倍政権の集団的自衛権にもとづく「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ
http://bit.ly/1Dctmg0

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■全国の「戦争法案」反対抗議・デモの予定を一覧できるページを開設しました！

抗議が行われているのは、国会前だけではありません。日本中、すべての国民に直結する大問題。日本中、あらゆる場所で、抗議行動、デモが開催されています。

IWJでは可能な限りその情報を集め、予定を記したスケジュール表を作成しました。あなたの地元でも近々開催されるかも知れません。ぜひ、参考にしてみてください！！

・「集団的自衛権・戦争法案 反対」全国デモ・抗議行動情報
http://iwj.co.jp/feature/demo/

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■「違憲の安保法制」への抗議を可視化する中継・動画編集スタッフ緊急大募集のお知らせ！

ここで、事務にカメラマンに新番組ディレクターとフル回転中の扇風機状態の谷口から、スタッフ募集のお知らせです。

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　IWJのカメラマン兼事務スタッフの谷口です。

　現在IWJでは、中継・動画編集を担当していただくスタッフを募集中です。IWJの記者や中継市民の皆さんが、日々取材してきた映像を動画編集ソフト（adobe Premiere）で編集したり、サーバーへアップロードする作業をメインに担当していただきます。

　動画編集の経験や知識をお持ちの方はもちろん大歓迎ですが、そうした経験がなくても、映像やIWJのコンテンツに興味がある方なら大丈夫です！

　経験豊富なIWJスタッフが親切にレクチャーいたします。自主性と向上心を持って、学び成長できる方をお持ちしております。

　また、動画編集だけでなくカメラを持って、記者会見やシンポジウム、デモの現場などに取材に行っていただくこともあります。こちらも、ビデオ撮影の経験や知識をお持ちの方は大歓迎ですが、「ホームビデオぐらいしか使ったことないなぁ…」という方でも心配いりません！

　映画やドキュメンタリーに興味があって、ビデオ撮影に挑戦したいという情熱をお持ちの方を募集します。あとは、体力と運転免許があれば、云うことなしです。

　経験や知識を持っているに越したことはありませんが、何よりもまず第一に、映像とIWJに対する情熱を重視します。

　フリーランスの方などで兼業も可能ですので、ふるってご応募ください。また、ご紹介をくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

＜スタッフ募集フォーム＞

http://bit.ly/1ALJypQ

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■Web班からも人材募集のお知らせ！

さらに、日夜、事務所に泊まりこんで記事の更新作業を行い、早朝には銭湯に通い詰めているWeb班チーフの伊藤からも、スタッフ募集のお知らせです。

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　IWJでWeb関連の仕事を担当している伊藤です。

　ただ今、Web班では、個別記事のデザイン統一化や、カレンダーページのシステム構築にとりかかっておりますが、まだまだ発展途上、課題山積のため、Web班の人材を緊急補強したいと思います。

　日々の記事コンテンツのアップロード・更新・管理などWordPressによる作業を行いつつ、HTMLやCSS言語によるページデザイン変更、記事検索システムのさらなるバージョンアップ、また、中途となってしまっているスマホ対応などのWeb構築作業に当たっていただきます。Web作成の経験のある方でしたら、WordPressはあまり扱ったことがない方でも大丈夫です。

　週2日以上の出社が可能でしたら、フリーランスの方などで兼業も可能です。また、今のスキルに多少自信がなくても意欲の強い方でしたらOKですので、ぜひぜひ奮ってご応募ください。

＜スタッフ募集フォーム＞
http://bit.ly/1ALJypQ

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■わとはぷ！ のコーナー

1956年の今日7月17日、「もはや戦後ではない」の文言が記された『経済白書』が発表され、経済面での戦後は終わったと宣言されました。

僕は物心ついた時から、この言葉にずっと違和感を持ってきました。戦争を忘れよう、というポジティブな意識の高まりなのかも知れませんが、おかげで国民の意識のなかで、経済と政治が切り離されてしまったような気がします。

「経済的な豊かさ」だけを求め続けた結果、日本は今、米国に経済戦争を仕掛けられ、負け続けているように思えてなりません。人々の話題からは歴史や政治の話が消え、仕事やお金や自分の身の回りの生活の話だけになった、そんな世界的にも珍しい国民性を植え付けられた結果が、安倍政権の暴走を許してしまった今につながっています。

経済は、国民の営みの一部。その営みを見渡すと、あの戦争は終わっていないし、いまだ戦後だし、戦前でもある、と認識できます。

IWJは今日も、人のリアルな営みを可視化し続けます！

IWJ　株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】

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