日刊IWJガイド「国民の6割超が『生活が苦しい』と回答。それでも大企業優先の経済政策につき進む安倍政権」2015.7.4日号~No.1025号~


■■■ 日刊IWJガイド「国民の6割超が『生活が苦しい』と回答。それでも大企業優先の経済政策につき進む安倍政権」2015.7.4日号~No.1025号~ ■■■
(2015.7.4 8時00分)

 おはようございます。IWJで主としてテキスト関係の編集を担当している平山と申します。

 カナダで開催中の女子サッカー・ワールドカップが白熱していますね。準決勝でイングランドに勝利し、連覇へ大手をかけた我らが「なでしこジャパン」は、7月6日(月)、強豪・アメリカと決勝で相まみえます。

 政治の世界では、特定秘密保護法や集団的自衛権行使容認など、米国の要求に唯々諾々と従って「属国」ぶりを深化させてしまっている日本ですが、スポーツと政治は別ものです。アメリカを破り、ぜひともワールドカップ連覇をなしとげてほしいと思います!

 キックオフは日本時間の午前8時。平日の朝ということもあり、勤め人がリアルタイムで試合を観戦するのはちょっと難しいかと思いますが、みなさん、ぜひとも「なでしこジャパン」の勝利を信じて応援しましょう!

■国民の6割超、「生活が苦しい」 それでも国会議員所得トップは「ブラック企業」創業者

 驚愕のデータが公表されました。

 厚生労働省が7月2日に公表した「2014年 国民生活基礎調査」によると、「生活が苦しい」と感じている世帯が、62.4%に上ることが分かりました。前年より2.5ポイントの増加で、1986年の調査開始から最も高い数値であるとのことです。

※「生活苦しい」世帯、6割超で過去最高 厚労省調査
(朝日新聞、2015年7月3日【URL】http://bit.ly/1C51HSX

 調査によると、「大変苦しい」が29.7%、「やや苦しい」が32.7%、「普通」は34.0%で、「ゆとりがある」はわずか3.6%でした。

 これは、驚くべき数字ではないでしょうか。日本国民の6割以上が、「生活が苦しい」と感じているのです。

 安倍政権は、政権発足直後から「アベノミクス」を掲げ、デフレから脱却する必要性を繰り返し主張してきました。しかし、実際に行われているのは、労働者派遣法の「改悪」をはじめとする、大企業優先の経済政策です。

 今国会で衆議院を通過した労働者派遣法「改悪」法案では、働く期間に制限がなかった「専門26業務」が廃止され、派遣社員の受け入れ期限が一律最長3年となります。これでは、労働者の雇用はますます流動化し、企業による「使い捨て」が横行する事態となりかねません。

 安倍政権が進める「大企業優先、労働者軽視」の経済政策では、「生活が苦しい」と感じる世帯が、ますます増えることになるでしょう。

ちなみに、先日公開された国会議員の所得ランキングでは、「ブラック企業」として名高い「ワタミ」の創業者で、自民党の渡邉美樹参議院議員が、年間所得13億円で1位となりました。

「ブラック企業」のトップが国会議員で、13億円もの大金を手にする一方、真面目にコツコツと額に汗して働く庶民の6割が「生活が苦しい」と感じている。現在の日本は、なんと歪んだ国になってしまったのでしょうか。

 労働者派遣法の「改悪」、そして労働者を使い捨てにする「ブラック企業」の実態については、岩上さんが、日本共産党の吉良よし子議員と笹山尚人弁護士にインタビューを行いましたので、これはぜひぜひ、ご覧いただければと思います。

※2015/06/26 “ブラック社会”の合法化に王手!? 破壊される「労働者保護」の“戦後レジーム” 世界的な派遣大国、長時間労働国・日本の未来を問う――吉良よし子議員、笹山尚人弁護士に岩上安身が訊く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/250646

また、すべての有権者の方には、どんなに努力しても暮らしがよくならなくても、自分の手には有権者としての一票があるのだということを、ぜひ、忘れないようにと、呼びかけたいと思います。

選挙で不正が行われているのでは、という指摘もありますが、その可能性があるからと言って、選挙なんて無駄だ、と諦めてしまえば、微力な庶民には政治に自分の意思を反映する最後の手段を放棄させてしまうだけです。

参議院選は来年が改選ですが、自分自身はもちろん、自分の周囲と、可能な限りの方々に、あきらめないで、投票を、と今から、呼びかけ続ける必要があるのではないでしょうか。苦しくても、心が折れたり、キレたりしてはおしまいです。絶対に諦めず、皆さん、投票率を上げるようにしましょう!

■自衛隊は「捕虜」にならない!? 岸田文雄外務大臣の答弁は本当か

 「生活が苦しい」と感じる人が、生活の安定を求めて軍隊に入る――。これが、米国では既に現実化している「経済徴兵制」です。昨日の日刊ガイドで佐々木隼也記者も書いていましたが、国会で「戦争法案」が審議されている今、日本でもこの「経済徴兵制」が現実のものとなりつつあります。

 この「戦争法案」が、7月15日にも衆議院特別委員会で採決される見通しである、という情報が流れています。参議院で60日経っても採決されない場合、会期末までに衆院の3分の2以上の賛成による再議決を行えば、法案を成立させることができます。会期末が9月27日であることから、政府・与党は、再議決での法案成立を狙ってスケジュールを組んでいるものと考えられます。

※安保法案の衆院特別委採決「15日軸」 自公が確認
(朝日新聞、2015年7月1日【URL】http://bit.ly/1RVtcAn

 しかし、法案の審議が十分な状態だとは、とても言えません。政府側の答弁は、問題だらけです。7月1日には、岸田文雄外務大臣が、自衛隊が後方支援において拘束されたケースについて、「後方支援は武力行使に当たらない範囲で行われる。自衛隊員は紛争当事国の戦闘員ではないので、ジュネーブ条約上の『捕虜』となることはない」などと答弁しました。

 しかし、兵站を担う「後方支援」が「武力行使」にあたるのは、戦争の常識ではないでしょうか? その証拠に、近年の戦争では、実際の戦闘で死亡する割合よりも、後方支援中の部隊がIED(即席爆発装置)などで死亡するケースのほうが多いのです。それほど危険な後方支援を担っている部隊が、「捕虜にならない」というのは、ちょっと考えにくいのではないでしょうか。

 後方支援の危険性については、岩上さんが、国連職員として東ティモールやシエラレオネ、アフガニスタンなどで武装解除にあたった「紛争解決請負人」こと東京外国語大学教授・伊勢崎賢治氏に詳しくうかがっていますので、ぜひ、ご覧いただければと思います。

※2015/06/14 「自民党は、自衛隊員の殉職を待っているとしか思えない」 ~岩上安身のインタビューで紛争解決請負人・伊勢崎賢治氏が戦争法案の欺瞞を暴く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/249182

また、元自衛官として、「後方支援」任務につかされたら、犠牲者や、身代金目的に拉致される自衛官が必ず出るだろうと指摘し、このデタラメな集団的自衛権の行使にストップをかけるべく呼びかけているのが、井筒高雄さんです。7月6日月曜日に、実体験に裏打ちされた元レンジャー部隊の精鋭OBの、岩上さんによるインタビューを再配信しますので、今からお見逃しないよう、予定を入れておいてください!

【7/6(月)再配信予定・Ch1】20:00~「「IWJ『題名のまだない新番組』第01号(仮)~ゲストトーク 元陸上自衛隊 レンジャー隊員・井筒高雄氏」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※2015年7月2日に配信された、「IWJ『題名のまだない新番組』第01号(仮)~ゲストトーク 元陸上自衛隊 レンジャー隊員・井筒高雄氏」を再配信します。

■IWJ特報最新号「名古屋大学名誉教授・安川寿之輔氏インタビュー」を発行しました!

 一昨日配信した「題名のまだない新番組 第01号」の最後でもチラッとお知らせしましたが、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」最新号を6月末日付で発行しました!

 今回は、先々月から連続して発行してきた、「知られざる福沢諭吉 侵略の肯定、そしてヘイトスピーチ~名古屋大学名誉教授・安川寿之輔氏インタビュー」の完結編をお届けしました。

 今号では、まとめとして、福沢と対極の思想を持っていた植木枝盛や中江兆民にスポットをあてています。安川氏によれば、この2人は「個人の人権こそが目的であり、国家はそのための手段だ」という思想、すなわち立憲主義の思想を明確に持っていたといいます。その意味でこのインタビューは、歴史的でありかつ極めて今日的な問題を扱っていると言えます。必読の内容ですので、ぜひ、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をご購読ください!

 また、岩上さんが昨日ツイート(http://bit.ly/1KAayNX)で紹介していましたが、7月2日付けの東京新聞「本音のコラム」内で、法政大学教授の竹田茂夫氏が、安川氏の著書『福沢諭吉のアジア認識』を紹介しています。以下、コラムから引用します。

 「歴史の負の遺産の問いは日本人にも突き刺さる。三百万人の同胞と二千万人のアジアの人々を犠牲にした戦争はなぜ起きたのか。欧米帝国主義との覇権争いとして日本の責任を相対化することはできない。近代化と産業革命の『明るい未来』にはすでに『暗い昭和』が胚胎していた。

 安川寿之輔氏の『福沢諭吉のアジア認識』は、「天は人の上に人を造らず…」といった市民的自由主義の先駆者、偉大な啓蒙思想家とされてきた諭吉の実像を暴き出す。国権のために民権を棚上げした思想的負債を結局支払わずに、諭吉は天皇制や旧憲法や教育勅語を肯定しアジア蔑視と侵略に突き進んだ」

 ここで竹田氏が書いているように、福沢諭吉の「実像」とは、「天皇制や旧憲法や教育勅語を肯定しアジア蔑視と侵略に突き進んだ」人物でした。その事実を、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」では、たっぷりと存分に論じています!

 「IWJ特報」は、本をめくる感覚でメルマガが読める電子書籍フォーマット「ePub(イーパブ)」にも完全対応! 動画の配信を見ながら、テキストで確認すると、より理解が深まります。この安川寿之輔氏インタビューのePub版も、一両日に発行予定です!ぜひ、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をご購読ください!

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■これからの岩上さんのインタビュー・スケジュールをお知らせします

 2月21日(土)の夜、出張先の北海道・帯広で、「冠攣縮性狭心症」の発作で救急搬送された岩上さん。しかし、復帰後は、TPP、安保法制、AIIB、ウクライナ危機、福井地裁による高浜原発再稼働差止決定など、重要なニュースが立て続けに舞い込んだこともあり、ハードなインタビュー・スケジュールを精力的にこなしています。傍で見ていて、「体調は大丈夫かな?」と心配になってしまうほどです。それでも、病院通いを続けながら、運動も再開しています。ゆっくりのんびり休んで健康の回復を待つ、というより、戦いながら、健康を掴み取ろうという気迫です。

岩上さんいわく、「真に休息するためには、身体が疲れてぐっすり眠れるようにならないと。頭だけ使って、交感神経優位が続いては真に休めない。もう一度、運動する。トレーニングをして、自分を取り戻す」とのことです。キックボクシング部の練習には、私はとてもではないが参加できませんが、そのうち岩上さんの練習風景を動画でお伝えできるかもしれません。

 今後も、注目していただきたい、必見のインタビューが目白押しです! 以下、現在決定しているものについて、スケジュールをお知らせいたします。

★7月8日(水)17時~ 学習院大学教授・青井未帆氏インタビュー

※憲法学が専門で、「国民安保法制懇」のメンバーでもある学習院大学教授の青井未帆氏に、安保法制の問題点や、米軍と自衛隊が一体化している現状について、おうかがいします。

◇関連記事◇

・2015/06/26 「日本が立憲主義を否定しようとしたら、米国は黙っていない」自民党推薦で安保法制を「違憲」と断じた「時の人」長谷部恭男早稲田大学教授が岩上安身のインタビューで警告!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/250645

・2015/06/16 「法の支配に対する挑戦が行われている」――気鋭の若手憲法学者が安保法制を進める政府・与党の「無法者」ぶりに警鐘を鳴らす!~岩上安身による首都大学東京准教授・木村草太氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/249458

★【収録・配信日未定】7月13日(月)13時~国立科学博物館人類グループ研究長・篠田謙一氏インタビュー

※国立科学博物館・人類グループ研究長の篠田謙一氏に、岩上さんが3度目となるインタビュー。日本人の「起源」に人類学の視点から迫ります。

◇関連記事◇

・2015/05/18 岩上安身による国立科学博物館・人類史研究グループ長・篠田謙一氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/245971

・【IWJブログ】お彼岸を迎えて~誰しもが、20代さかのぼれば100万人のご先祖様を持つ
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/102215

・2013/08/15 「6万年前に同じ能力を持った人々がアフリカを出て、世界に広がった」――日本人はどこから来たか。DNAが語る系譜 ~岩上安身による篠田謙一氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/96484

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.7.4 Sat.**

【IWJ_KYOTO1】14:00~「米軍Xバンドレーダー基地撤去!7・4京都集会&デモ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会」主催。米軍基地建設に関する現地報告、戦争法案廃案に関する基調講演などの模様を中継します。

【録画配信・IWJ_AICHI1】16:00~「戦争をさせない1000人委員会あいち主催『戦争法を学ぼう!』愛敬浩二さん講演会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aichi1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/250399
※2015年6月24日に「戦争をさせない1000人委員会あいち」が主催して行われた、憲法学者・愛敬浩二・名古屋大学教授の講演会を録画配信します。

【IWJ_OKINAWA1】18:00~「百田尚樹氏はじめ、自民党若手議員の報道へ圧力をかける発言などに抗議する県民集会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※自民党の報道圧力問題を受け、県議会与党5会派や沖縄平和運動センター、マスコミ労協など6団体が行なう、緊急の県民集会を中継します。

【再配信・Ch1】20:00~「「IWJ『題名のまだない新番組』第01号(仮)~岩上安身のニュースのトリセツ+告知コーナー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※2015年7月2日に配信された、「IWJ『題名のまだない新番組』第01号(仮)~岩上安身のニュースのトリセツ+告知コーナー」を再配信します。

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(前半の続き)…

■中継・動画編集スタッフ緊急募集のお知らせ!

 ここで、IWJで動画と事務スタッフとしてフル回転している谷口から、スタッフ募集のお知らせです!

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IWJのカメラマン兼事務スタッフの谷口です。

現在IWJでは、中継・動画編集を担当していただくスタッフを募集中です。IWJの記者や中継市民の皆さんが、日々取材してきた映像を動画編集ソフト(adobe Premiere)で編集したり、サーバーへアップロードする作業をメインに担当していただきます。

動画編集の経験や知識をお持ちの方はもちろん大歓迎ですが、そうした経験がなくても、映像やIWJのコンテンツに興味がある方なら大丈夫です!

経験豊富なIWJスタッフが親切にレクチャーいたします。自主性と向上心を持って、学び成長できる方をお持ちしております。

また、動画編集だけでなくカメラを持って、記者会見やシンポジウム、デモの現場などに取材に行っていただくこともあります。こちらも、ビデオ撮影の経験や知識をお持ちの方は大歓迎ですが、「ホームビデオぐらいしか使ったことないなぁ…」という方でも心配いりません!

映画やドキュメンタリーに興味があって、ビデオ撮影に挑戦したいという情熱をお持ちの方を募集します。あとは、体力と運転免許があれば、言うことなしです。

経験や知識を持っているに越したことはありませんが、何よりもまず第一に、映像とIWJに対する情熱を重視します。

フリーランスの方などで兼業も可能ですので、ふるってご応募ください。また、ご紹介をくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

<スタッフ募集フォーム>
 http://bit.ly/1ALJypQ

■さらに、Web班からも人材募集のお知らせです!!

 次に、Web班を統括しているスタッフの伊藤からも、人材募集のお知らせがあります!

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IWJでWeb関連の仕事を担当している伊藤です。

Web班では今年に入り、カテゴリーメニュー(TOPページ右上の記事検索用メニュー)の設置や会員新システム(クレジットカードの即時決済やゆうちょ以外の銀行のお支払)の導入など、長い間、懸案だったIWJサイトの改良について、少しずつ少しずつではありますが、進めてまいりました。

今後も、各ページのデザイン変更、過去記事検索の改善など、引き続き、IWJサイトの改良を予定しておりますので、Web班の人材補強を行いたいと思います。

日々の記事コンテンツのアップロード・更新・管理などWordPressによる作業を行いつつ、HTMLやCSS言語によるページデザイン変更、記事検索システムのさらなるバージョンアップ、まだ中途となってしまっているスマホ対応などのWeb構築作業に当たっていただきますので、下記スタッフ募集フォームにある通り、Web作成の経験のある方でお願いをいたします。

フリーランスの方などで兼業も可能ですので、奮ってご応募ください。また、ご紹介をくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。よろしくお願いいたします。

<スタッフ募集フォーム>
 http://bit.ly/1ALJypQ

■本のお買い物は「IWJ書店」でどうぞ!

 IWJが今年になって新しく始めたサービス「IWJ書店」。おかげさまで、大変なご好評をいただいています。最近では、孫崎享氏の『日米開戦の正体~なぜ真珠湾攻撃という道を歩んだのか』が、すぐに売り切れとなりました。お買い求めいただいた皆様、誠にありがとうございました!

 岩上さんが最近インタビューした、伊勢崎賢治氏の『本当の戦争の話をしよう-世界の「対立」を仕切る』、森まゆみ氏の『異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に』、長谷部恭男氏の『憲法と平和を問いなおす』の3册を、新しく販売開始しました。これらも、早い段階での売り切れが予測されます。どうぞ、お早めにお買い求めください!

 他にもこの「IWJ書店」では、AIIBをはじめ中国の内部事情に詳しい宋文洲氏、柯隆氏の書籍や、内部被曝、TPP、子宮頸がんワクチン副反応被害問題などに詳しい西尾正道氏の書籍、さらには、「福沢諭吉神話」を批判する杉田聡氏の書籍などを、ご本人のサイン入りでお買い求めいただけます。

 この「IWJ書店」のご利用には、IWJ定額会員へのご登録が必要です。ぜひ、会員にご登録いただき、豊富な品揃えの「IWJ書店」をご利用ください!

【長谷部恭男さんサイン入り】『憲法と平和を問いなおす』
http://bit.ly/1dk3QOV

【森まゆみさんサイン入り】『異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に』
http://bit.ly/1Kgr6vU

【伊勢崎賢治さんサイン入り】『本当の戦争の話をしよう-世界の「対立」を仕切る』
http://bit.ly/1QSKJhr

【木村草太さんサイン入り】『憲法の条件 戦後70年から考える』
http://bit.ly/1dB7KD4

【柯隆さんサイン入り】『暴走する中国経済』
http://bit.ly/1F3uRTF

【宋文洲さんサイン入り】『新版 やっぱり変だよ日本の営業』
http://bit.ly/1Kc1kFR

【西尾正道さんサイン入り】『がん患者3万人と向きあった医師が語る正直ながんのはなし』
http://bit.ly/1AjkzHb

【矢吹普さんサイン入り】『尖閣衝突は沖縄返還に始まる 日米中三角関係の頂点としての尖閣』
http://bit.ly/1yAOWy0

【大野和興さんサイン入り】『百姓が時代を創る』(増補版)
http://bit.ly/1JPyyuv

【柏原亮資・できやよいサイン入り写真集】「PANDY & MIKO JAPAN」
http://bit.ly/1BzTJyL

【柏原亮資・できやよいサイン入り写真集】「PANDY & MIKO ITALY」
http://bit.ly/19gftFp

【杉田聡さんサイン入り】「福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集―「国権拡張」「脱亜」の果て―」
http://bit.ly/1IXYHqA

 この「IWJ書店」以外にも、IWJのサイトでは、「岩上安身によるスペシャルインタビュー」「饗宴」「クロストークカフェ」「Deep Night」などのDVD、岩上安身直筆サイン入りの『百人百話』第一・第二集、梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士とともに自民党の憲法改正草案を逐条で読み解いた『前夜』などの書籍、Tシャツ、オリジナルステッカーなどをご購入いただけます。

 こうした書籍やグッズ、DVD販売の収益も、私たちIWJの活動の支えとなります。ぜひ、お買い求めください!

※IWJグッズのご購入はこちらから
http://iwj.co.jp/shop/goods/main.html

■ご寄付・カンパのお願い

 岩上さんとIWJのスタッフは、本当に必要とされる情報を、可能な限り生のかたちで、かつ、分かりやすくお届けするために、日夜、奮闘しています。

 しかし、取材活動を継続するためには、どうしても経費がかかります。なにとぞ、IWJの定額会員にご登録いただき、IWJの活動をお支えください。IWJスタッフの一人として、心よりお願い申し上げます。なにとぞ、よろしくお願いいたします。

※IWJ定額会員のご登録はこちらから
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 また、IWJでは、ご寄付・カンパも受け付けています。

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■わとはぷ~What happened today?

 今日は7月4日です。1951年のこの日、阪神甲子園球場で、第1回プロ野球オールスターゲームが開催されました。第1戦はオール・セントラルが2-1で勝ち、川上哲治がMVPに選ばれました。他にも、巨人の別所毅彦や青田昇、国鉄スワローズの金田正一など、往年の名選手が出場しました。

 プロ野球は今でこそセパ交流戦があるので、セ・リーグの選手とパ・リーグの選手が対決することに目新しさはありませんが、私が子どもの頃にはまだ交流戦がなかったため、オールスターゲームは大変な盛り上がりを見せました。

 中でも記憶に残っているのが、当時、近鉄バファローズでエースを務めていた野茂英雄投手の奪三振ショーです。決め球のフォークボールを武器に、セ・リーグの強打者から次々と三振を奪っていく姿は圧巻でした。野茂選手は、1995年にロサンゼルス・ドジャースに移籍するまで、毎年、オールスターに出場しました。

 今年も、7月17日(金)、18日(土)の2日にわたり、オールスターゲームが開催されます。ファン投票の結果、先発投手には、セ・リーグからは広島東洋カープの黒田博樹投手が、パ・リーグからは北海道日本ハムファイターズの大谷翔平投手が選ばれました。メジャーリーグの舞台を経験したベテランと、勢いのある若武者の対決に、期待が高まります!

 IWJは、とてもメディア界のオールスターが集まっているとは言いがたい、若者ばかりの布陣ですが、それでも気持ちだけはオールスターのつもりで、取材に番組の制作にと頑張っていきたいと思います。

元野球少年だった私も、孫崎さんとの駅伝に向けて、おそるおそる走り出したいと思います。岩上さんに気迫で負けないように頑張ります!

どうぞ、ご支援のほど、よろしくお願いいたします!

 それでは本日も、よろしくお願いいたします。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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