日刊IWJガイド 2015.5.20日号~No.980号~


■■■ 日刊IWJガイド 2015.5.20日号~No.980号~ ■■■
(2015.5.20 8時00分)

おはようございます。IWJの原です。

東京は昨日、かなりの湿気に見舞われましたが、ついに奄美地方は梅雨入りしたようですね。まもなく1年でもっとも自転車に乗れない時期がやってきます。今から気持ちがジメジメする思いです。

しかし恵みの雨ともいいますから、ここは観念し、どうせ降るのであればいっそアホほど降って、豊かな食物を育ててもらえれば嬉しいので、ここは断腸の思いで、梅雨を受け入れようと思います。

■山本太郎議員、岩月浩二弁護士…岩上インタビュー2連発!

昨日は岩上さんが2本のインタビューをこなしました。

1人目は山本太郎議員です。これまでも何度もインタビューしてきましたが、「生活の党と山本太郎となかまたち」の所属議員となってからは初となるインタビューでした。

山本議員は、「1年半無所属で議員をやってきて、やれることとやれないことがはっきりしました。安倍政権のやっていることを見ると、いつまでも無所属でいいわけではないと思った」と語り、生活の党との合流秘話を明かしました。

山本議員が共同代表になることも、「生活の党と山本太郎となかまたち」という政党名になることも、小沢一郎代表は「いいよ」と即決。あまりの決断力の早さに逆に山本議員が驚いたといいます。他にも「IS(イスラム国)」への非難決議をひとり退出した理由や、TPP、安保法制をめぐる安倍政権への見方など、話は広範に及びました。

2人目は、岩上さんも原告に名を連ねる「TPP交渉差止・違憲訴訟」の弁護団共同代表・岩月浩二弁護士です。

岩月弁護士は、TPPの違憲性について、グローバル企業の専横な活動によって国民の生命、自由、幸福追求の権利が侵害されることから憲法13条に反すると主張します。また、グローバル企業の活動によって、憲法25条で保障された健康で文化的な最低限度の生活を営む権利が侵害されると指摘。さらに、TPPの極秘交渉は、憲法21条が保障する国民の知る権利を侵害すると訴えました。

さらに、TPPは「貿易」ではなく、全面的な内政干渉であると述べ、日本の主権をめぐる話であると訴えられました。主権を奪われて違憲でないわけがない、ということで、違憲訴訟の行方に注目です。

山本議員、岩月弁護士のインタビューは早ければ本日中にアップします。サポート会員であればずっと、一般会員であれば1ヶ月間ご視聴いただけますので、どちらも是非チェックしてみてください。

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.5.20 Wed.**

【Ch4】12:00~「【緊急記者会見・集会】原発事故の避難者のいのち綱を切らないで~住宅供与打ち切り方針の撤回を求め、避難当事者たちが発言」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※河崎健一郎氏(弁護士/福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク)、満田夏花氏(原発事故子ども・被災者支援法市民会議世話人/FoE Japan理事)らが発言予定。

【Ch5】13:00~「日本外国特派員協会主催 翁長雄志・沖縄県知事 記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※沖縄県知事・翁長雄志氏が、日本外国特派員協会で記者会見。

~関連記事はこちら~

・2015/05/17 【沖縄】戦後70年 止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/245894

・2015/04/29 【沖縄】「安倍首相の頑なな固定観念は残念」 オバマ米大統領に辺野古新基地建設を約束した安倍総理に憤り――4月29日翁長沖縄県知事臨時記者会見 発言文字起こし
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/244118

【Ch6】14:00~「関東大震災時の朝鮮人虐殺の真相究明を求める請願に関する院内集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※関東大震災時の朝鮮人虐殺の真相究明を求める請願に関する院内集会。「関東大震災朝鮮人虐殺の国家責任を問う会」が主催。

【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会 田中俊一委員長の定例会見を中継。

【Ch4】17:00~「憲法改正に関する自民党街頭演説会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※有楽町イトシア前で行なわれる、自民党街頭演説会。礒崎陽輔・憲法改正推進本部 事務局長、三原じゅん子・女性局長らが演説予定。

【IWJ_OSAKA1】17:30~「第10回ガレキ広域処理差し止め裁判報告集会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※第十回目の期日を迎える「大阪ガレキ裁判」。「放射能汚染ガレキ広域処理差止め裁判・原告団」が主催の報告集会を中継します。

【「これが戦争のリアルだ!」再配信シリーズ 第1弾・Ch1】20:00~
「陸軍兵站総監が指令した『ことごとく殺戮すべし』~戦慄の殺戮作戦自体を陸軍公式の『日清戦史』から抹消した参謀本部~岩上安身による井上勝生氏インタビュー
前半」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※2013年8月2日に行われた、岩上安身による井上勝生氏インタビュー の前半を再配信します。

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(前半の続き)…

■明日は小西洋之議員、福島瑞穂議員ダブルインタビュー!

明日は「言葉狩りに遭ったコンビ」である小西洋之議員、福島瑞穂議員を同時にお招きし、岩上さんがインタビューします。

小西議員は、閣議決定で次々と重要政策を決めていってしまう安倍政権のやり口を批判し、「安倍首相とそれを支える外務官僚を中心とした狂信的な官僚集団がこういうことをやっている」と指摘。福島議員は「安倍内閣は14本から18本以上の戦争法案を出すと言われています」と発言。この中の「狂信的」「戦争法案」という単語が気に入らなかったようで、自民党は2人に対し、発言の修正、削除を求めました。

いずれも過去に使われ、何ら問題視されなかった文言ですが、安倍政権はそれを認めず、言葉狩りに出る。気に入らない発言は潰す…非民主的で、とても危険な考えだと思います。もちろん2人とも屈していません。

小西議員はこの時、次のようにも質問しました。

「イランは日本に敵意を持っているわけではないが、米国からイランを守るためにホルムズ海峡に機雷を敷き詰めている。結果、日本のタンカーが通れなくなり、日本に石油不足が生じている。石油のために日本に攻撃をしてきてもいない国の人たちを殺してしまうことができるのか。(略)なぜ、日本に攻撃もしていないイランを、石油が足りないからと言って自衛隊が海外で武力行使し、殺戮して巻き添いで市民を殺すことができるのか」

安倍総理はこれに対して、「今、小西委員は勝手にいろんな状況を想定して、我々が言ってもいないことに批判をしている。(略)これは安全保障の議論なので、レッテル貼りをされた場合は、レッテルをはがしていく必要がある」などと反論しました。

しかし、一昨日のニュースを覚えていますか? 安倍総理は集団的自衛権の行使要件である「存立危機事態」に、「国内の電力不足も含まれる」との見解を示しました。これは、まさに小西議員のいう「石油のために日本に攻撃をしてきてもいない国の人たちを殺してしまうこと」が現実に起きうると認めたも同然ではないでしょうか。

国会で鋭く安倍政権を、「戦争法案」を追及する小西、福島両議員のインタビュー、再注目でお願いします。何やらとんでもないスクープが飛び出す予感がします。

これに関連し、本日は「陸軍兵站総監が指令した『ことごとく殺戮すべし』~戦慄の殺戮作戦自体を陸軍公式の『日清戦史』から抹消した参謀本部~岩上安身による井上勝生氏インタビュー」の前半を再配信します。

かつて大日本帝国陸軍が侵略戦争で殺しに殺し、戦闘員も非戦闘員も老いも若きも殺しまくって、ジャーナリストたちの口を塞ぎ、記録を抹殺したというドス黒い歴史を、今こそご覧ください。

※2013/08/02 陸軍兵站総監が指令した「ことごとく殺戮すべし」~戦慄の殺戮作戦自体を陸軍公式の「日清戦史」から抹消した参謀本部~岩上安身による井上勝生氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/94362

■「役立たず」のオスプレイの性能を検証する

米海兵隊のオスプレイが5月17日、ハワイ・オアフ島にあるベローズ空軍基地の訓練区域で着陸事故を起こし、搭乗していた22人のうち1人が死亡、残る21人が病院に搬送されました。事故原因は調査中だといいます。

かねてから危険性が指摘されていたオスプレイ。東京・横田基地にCV22オスプレイ10機を配備する計画が発表された矢先の事故で、周辺住民には不安が広がっています。

※【オスプレイ着陸失敗で1人死亡】 普天間・横田基地配備に不安と怒りの声 「欠陥輸送機」の危険性を指摘し続ける真喜志好一氏インタビューを緊急再配信!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/246029

また、米政府は5日、オスプレイ17機を日本に供与すると議会に通知したばかり。関連部品などを含めた売却総額は30億ドル(約3600億円)にものぼるとみられるといいます。これは安倍政権が2015年度予算で削減した社会保障予算の3900億円にもせまる額です。

米政府は「陸上自衛隊の人道支援・災害復旧活動や水陸両用作戦の能力を大幅に強化する」と主張しますが、その直後、ネパール大地震の救援活動に参加したオスプレイが現地での物資を輸送中、住宅の屋根を吹き飛ばすなどの被害をもたらし、地元紙に「useless(役立たず)」と酷評されるなど、その実用性に改めて疑問符がつきました。

日本が莫大な予算をかけて導入しようとしているオスプレイは、一体どれほど「useless」なのか、日本の国民は、改めて見つめ直す時期にきているのではないか…ということで、昨日、オスプレイの危険性を検証したIWJ特報「強行配備された『空飛ぶ恥』オスプレイ ~普天間ゲート完全封鎖してまで沖縄県民が阻止したかった理由」を再アップしました。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/64626

新たにロング記事にも手を付け始めたので、そちらもご期待ください。

すでにオスプレイが配備されてしまっている沖縄県の翁長知事は、今回の事故を受け、原因が究明されるまで飛行停止を求めたいとの考えを示しました。

翁長知事は「オスプレイの配備は、県民からすると到底容認できない」「1機墜落したことの意味合いは大変大きなこと。原因究明含め、しかるべき説明をしてもらう中で、もちろん、オスプレイの配備撤回を要求する」としています。

本日は、その翁長知事が外国特派員協会で記者会見します。27日から訪米し、辺野古新基地建設反対の声を直接叩きつけてくる予定の翁長知事。本日はその覚悟を、外国人記者の前で示されると思います。

IWJももちろん中継しますので、お見逃しないようお願いします。

■IWJへのご支援をお願いします!

IWJのこれらの取材には、経費がかかっています。また、貴重な情報の保存・管理にも、データベース代を含め、コストがかかります。さらにこれらのシステムの構築、運営にもコストがかかります。テキスト化し、記事を作ってアップし、告知をし、メルマガを発行するのもコストがかかります。付随する膨大な事務にももちろんコストがかかります。

「IWJの取材には経費がかかっているので支援してくれというが、じゃあ無償でツイキャスしている人たちはどうなるんだ!」というお叱り(?)のツイートを最近見かけました。

ツイキャスなどで、個々に、世の中の役に立つ貴重な情報を発信している方々に、心から敬意を表します。我々だけでは、すべてをカバーできるはずもなく、あらゆる人々が、機会があれば、この社会がまっとうな方向に向かうように、声をあげてほしいと願います。

しかし、継続的、組織的に、マスメディアがカバーしない、あるいは伝えようとしない情報を伝え続け、不当な権力の濫用に対しては建設的な批判を加える独立メディアが、やはり必要である、と我々は考えます。

公共性のある情報はできる限りフリーで共有できればそれにこしたことはありません。IWJとしても、可能であるならすべての情報を無料公開したいところです。でも、それは現実的には不可能です。すでに創設者である岩上さん個人の持ち出しは、限界に達しています。

かと言って、NHKのように強制的に契約を結び、受信料をいただくことももちろんできません。皆様のご支援がすべてです。ご理解いただければ幸いです。

IWJは必要ない、とおっしゃる方から会費をいただこうとは思いません。でも、もし「IWJがなくなったら困る」「新しい独立メディアを育てないと危ない」とお考えになってくださる方がいらっしゃいましたら、どうか、IWJをご支援ください。

昨日は、お一人、新規登録してくださいました。心から感謝いたします。

スタッフ一同、ストイックに頑張り続けていきます。何卒、よろしくお願いします。

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■「わとはぷ!」のコーナー

本日は成田空港開港記念日です。1978年の今日、千葉県成田市に新東京国際空港、つまり成田空港が開港しました。

広大な土地を必要とした空港の建設計画ですから、どこも受け入れようとするところがありません。候補地は二転三転、四転五転し、1966年7月、当時の佐藤栄作内閣が千葉県三里塚に空港を建設すると閣議決定。政府は地元合意どころか、事前説明さえ怠り、地元住民の猛反発を招きました。

政府は閣議決定済であることを盾に、一切の交渉に応じず、地元農民らは「三里塚芝山連合空港反対同盟」を発足。三里塚闘争が始まりました。

決定から12年かかって開港した成田空港。当初の開港日の4日前に過激派ゲリラが突入して管制塔の機器が破壊され、開港がさらにこの日まで延期。開港の式典は、機動隊による厳戒態勢の中で行われました。

ちなみに1927年の今日、チャールズ・リンドバーグが大西洋横断飛行のため、スピリット・オブ・セントルイス号でニューヨークを出発。翌日、仏・パリまで5,810kmを33時間29分間29.8秒間かけて到着し、単独・無着陸では人類初の大西洋横断飛行に成功しました。

世界が近くなりましたね。もっともっと、広い世界をみてみたいと思っています。でも、とりあえずは梅雨明けまで、カラッと晴れ渡った世界を夢想しつつ、今日も一日、目の前のことに一生懸命取り組みたいと思います。

皆さまも、良い一日をお過ごしください。本日もIWJをよろしくお願いします。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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