■■■ 日刊IWJガイド 2015.5.3日号~No.963号~ ■■■
(2015.5.3 8時00分)
おはようございます! IWJの原がお送りします。2日連続となりますが、極端な人手不足のため、ご容赦ください。
今年もやってまいりましたね! 憲法記念日が。
大学時代、「法学部のアウトロー」と呼ばれた僕ですが(「無法者」という意味ではなく、法学部生のくせに不勉強で法律をろくに知らない、という意味です)、今日は憲法について少し触れたいと思います。
昨日、岩上さんから少し話を聞いたのですが、大日本帝国憲法下では、国民は国民でも人民でもなく、「天皇の臣民」だったんですね。憲法にもそう規定されていたのです。
今日、主権者は僕ら国民ですが、戦前の大日本帝国憲法下では、主権者は天皇であり、一般の国民には主権はなく、絶対的な権威者であり権力者である天皇に支配され、ひたすら従属するだけの臣民としての権利しか認められなかったというのです。
読んでみました、大日本国憲法。旧字体で難しい漢字ばかりでわかりにくいことこの上ないのですが、「大日本帝国憲法」の最後の条文は、こうです。
「朕カ現在及将来ノ臣民ハ此ノ憲法二対シ永遠二従順ノ義務ヲ負ウへシ」
※「日本国憲法の誕生」より引用
http://www.ndl.go.jp/constitution/etc/j02.html
「朕」は「ちん」と読むそうです。天皇だけが自称として使っていた言葉です。そのあとの「カ」は、「の」という意味。
現代仮名遣いにすると、「私の現在及び将来の臣民は、この憲法に対して永遠に従順の義務を負うべし」となります。
「永遠の従順」ですよ、信じられますか? この大日本帝国憲法の結びの文言は、「神聖にして侵すべかざる」天皇から、臣民に対して、上から下へ一方的に永遠に従順の義務を強制するもので、国民が権力者に権力の濫用を戒める、立憲主義にもとづく普遍的な憲法とはベクトルがまったく正反対です。
戦後世代の僕らは、戦前の大日本帝国憲法、いわゆる明治憲法の中身やその憲法下の実際の国民生活についてほとんど教えられることがありません。多くの人が、戦前の明治憲法について何も知らないまま。改憲論議がそれこそ「粛々と」進んでゆくのは、これは本当に危ないなと、ろくに法律の勉強をしなかった元法学部生として焦りを感じています。
神の子孫である天皇陛下に、臣民は永遠の従順を強いられている。しかし実際には時の為政者、とりわけ軍部が、天皇の威光と大権を都合よく借る狐として、臣民を従え、赤紙一枚の召集令状で徴兵し、命を捨てよと命じていた、というのが実態だと思います。天皇を、権力乱用の隠れ蓑として都合よく政治利用してきたわけですね。
憲法学者で慶応大名誉教授の小林節さんは先日、小沢一郎氏と樋口陽一さんとの鼎談で、次のように述べました。
「明治憲法で、権力は少なくとも国民の側にはなかった。つまり、天皇主権であり、国民は政治への拒否権を持たなかった。軍隊は、『天皇』の名前を出せば、やりたい放題が可能になる。だから、たかだか陸軍大佐が満州で戦争を始め、それに日本全体が引っ張られて、とんでもない負け戦に突入したのだ」
歯止めがなく、時の政権の暴走を許してしまった反省を踏まえ、今の憲法ができたわけですが、自民党改憲草案は、そうした負の歴史などなかったかのよう。堂々と国民と国家の主従関係を逆転させ、権力が暴走したら歯止めが効かないシステムに構成し直しています。
憲法記念日の今日こそ、岩上さんが、梓澤和幸、澤藤統一郎弁護士とともに、自民党改憲草案を逐条ごとに読み解いた『前夜』をお読みください。2年後の憲法記念日には、条文が今のものとは違っているかもしれませんからね。
※『前夜』販売ページはこちら
http://iwj.co.jp/wj/open/%E5%89%8D%E5%A4%9C
(後半へ続く…)
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.5.3 Sun.**
【Ch4】 12:30~「平和といのちと人権を!5・3憲法集会~戦争・原発・貧困・差別を許さない~」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※横浜みなとみらい・臨港パークで行なわれる、憲法集会。大江健三郎氏、樋口陽一氏らが登壇予定。「5・3憲法集会実行委員会」が主催。
【ヘリ空撮・録画配信・Ch5】15:45頃~「平和といのちと人権を!5・3憲法集会~戦争・原発・貧困・差別を許さない~」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※横浜みなとみらい・臨港パークで行なわれる、憲法集会の模様をヘリコプター上空から撮影した映像を、収録後に録画配信します。
この空撮は、「正しい報道ヘリの会」が行ない、レポーター:山本太郎氏、スチル撮影:野田雅也氏(日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)、動画撮影:谷口直哉(IWJ)のメンバーで、約40分間空撮する予定です。
【IWJ_KYOTO1】13:00~「生かそう憲法 守ろう9条 戦争する国にしない、させない!5.3憲法集会 in京都」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※柳澤協二氏(元内閣官房副長官補)が講演を行なう予定。主催は、「憲法9条京都の会・京都96条の会」。
【IWJ特報最新号発行!再配信シリーズ・Ch1】20:00~「『奴隷の群衆』『牛馬豚犬』…”元祖ヘイトスピーカー”としての福沢諭吉を徹底検証~岩上安身による名古屋大学名誉教授・安川寿之輔氏インタビュー・第三夜」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/166258
※2014年9月3日に行なった、 『福沢諭吉のアジア認識』『福沢諭吉と丸山眞男』『福沢諭吉の教育論と女性論』など、福沢諭吉に関する数多くの研究書を発表している名古屋大学名誉教授の安川寿之輔氏への岩上安身のインタビューを再配信します。
「天賦人権説」は、福沢諭吉が高らかに唱い上げたものであると理解されていますが、このような理解は、福沢を過剰に「美化」したものであり、実際の福沢は、大日本帝国による朝鮮・中国に対する侵略戦争を肯定するイデオローグだったと指摘しました。
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(…前半の続き)
■「私は立憲主義の考え方をとっていません」と真顔で言えちゃう自民党議員
なぜ、戦後70年も経って、いまだにこのような憲法案を作成できてしまうのでしょうか。歴史もルールもわからないやつとは、何を話しても無駄だ…ということで、こちらが諦めてしまいそうです。小林節さんは集会で、次のようにも話しました。
「(自民党議員とは)論争させられるのが恥ずかしいくらいだ。こういうと『専門家の傲慢』と言われるが、彼らは『ド素人の怠慢』です。国会に呼ばれて、私が『憲法は主権者国民が権力者を縛る法ですから』というと、自民党の質問者に『あ、私はその考え方をとっていません』と言われてしまうんです」
…朝から皆さんを不快にさせて申し訳ありませんが、本当に頭が痛い話です。
「私はその考え方をとっていません」って、おい! その自民党議員、お前も憲法に制約され、憲法尊重擁護義務を負う国会議員なんだから、立憲主義を一から勉強して、憲法に縛られとけ、馬鹿者!!
…というツッコミが、今にも皆さんの口から飛んできそうです。言葉のほんとうの意味で、彼らは「アウトロー」だと思います。
日本はとんでもない局面に差し掛かっていますが、小林先生から「ド素人の怠慢」と言われれば、僕も身に覚えがあります。法律、特に憲法について不勉強であったことを、今、猛烈に後悔しています。
裏を返せば、安倍政権や自民党がここまで憲法を踏みにじっていながら政権に居座っていられるのは、憲法に対する無知・無理解ゆえに、事態のマズさを正確に把握できていない国民の怠慢があるのだと思います。メディアの怠慢はいうまでもありません。だからIWJが、小なりといえども声をあげなければ、とあらためて思います。
■全国で改憲阻止の声! IWJは空撮しますよ~! ヘリに手を振ってね!
無知で怠慢なのは原だけだろ! お前と一緒にすんな!
…というお叱りの声が聞こえます。そうです。今日は、「少なくとも安倍政権に改憲なんてさせねぇよ?」という方々が、全国各地でアクションを起こすようです。
IWJでは、京都から「生かそう憲法 守ろう9条 戦争する国にしない、させない!5.3憲法集会 in京都」を中継し、沖縄では「2015憲法講演会~命を守る 9条の希望「絶対、戦争すなよ― 沖縄を知る 平和をつくる」を録画取材し、横浜からは、「平和といのちと人権を!5・3憲法集会~戦争・原発・貧困・差別を許さない~」の模様を中継します!
昨日もお報せしましたが、横浜の集会の模様は、ジャーナリスト・広瀬隆さんの呼びかけでヘリコプターをチャーターし、空撮する予定となっています! 予報では気温は26度で快晴だということですので、無事にヘリは飛ぶでしょう。
レポーターは山本太郎議員。IWJからは谷口直哉カメラマンが搭乗し、横浜に集いし500万人(原予想)の市民の方々の勇姿を記録します。谷口カメラマンは、空撮経験が豊富でヘリに乗るのが大好きというカメラマン。ぜひ、横浜の会場の上空で空撮のヘリを見かけたら、手を振ってください!
この空撮の費用は、カンパを募っています。広瀬隆さんの呼びかけですから、きっとみなさん、応じていただけると思います。
しかしこの中継に限らず、IWJのすべての取材、情報発信活動には、当然のことながら経費がかかっています。500万人とは言いませんが、せめてあと5000人会員が増えれば、かなりアグレッシブな取材ができるかと思います。
どうかIWJへのご支援を、よろしくお願いします。
※会員登録はこちら
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
*ご寄付・カンパのお願い
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
■海保「意識不明らしいぞ。死んだらまた連絡する」
一昨日の夜だったと思います、たぶん。深夜、そろそろ眠ろうと、部屋の電気を消し、目覚ましをかけようとiPhoneを手繰り寄せたところで、ちょっとtwitterを開いたんです。すると、メンション欄に気になるタイトルの記事が寄せられていました。URLをクリックして、開いてみました。中身は、「『死んだら連絡する』 現場の海上保安官発言」と題した琉球新報の記事でした。
重要な記事ですので、引用します。
「大浦湾で市民の抗議船が転覆した際、救急搬送された男性について当日の現場責任者とみられる海上保安官が『死んだら連絡する』『溺死になる』と発言していたことが30日分かった。複数の市民が確認している」
「転覆した船に乗っていた片岡希望さん(19)=同志社大学2年生=は拘束されていた海上保安庁のゴムボートで、搬送された男性の容体を海上保安官に尋ねた際、保安官が『意識不明らしいぞ。死んだらまた連絡する』と答えたという。片岡さんは『人の命に関わることを軽々しく口にして驚いた』と憤った」
「弘田孝明さん(41)=大阪府=と後藤ジョオさん(22)=名護市=は監視取締艇・むりぶし上で拘束されていた際、同じ保安官から発言を聞いた。保安官は『(搬送された男性が)やばい。溺死したかも。意識不明だ』と述べた。弘田さんによると、険しい表情だったという。翌29日、この保安官に市民らが発言を問いただしたところ、返答しなかった。後藤さんは『ばかにしていると感じた』と話した」
頭に血がのぼって、しばらく眠れませんでしたよ。やっぱり就寝前のスマホはよくないですね。いや、一番よくないのは、海保の保安官のアタマの中ですね。人の命をなんだと思っているのか。
今でもうまく言葉にできませんが、いろんな思いがこみ上げてきました。沖縄の中継市民の皆さんもこのような恐怖に晒されているんだろうか…と仲間が心配にもなりましたが、何よりもやはり、この暴言を吐いた保安官に対して、「あんたはなんで海保で働いているんだ!?」という怒りがもっとも強かったですね。
「職業倫理を問う」などと堅苦しい言い方をするつもりはありません。「人の命を救う仕事を志して海保に入ったんだろ? そうでありながら、初心を忘れて人命をこんなに軽く扱うやつは、海保の保安官として仕事をする資格はないから、仕事辞めちまえ!」ということです。海保に限りません。学者も政治家も、医者も農家もジャーナリストも、その道を志した当初は、ピュアな気持ちを抱いていたはず。その初心を忘れたらどんな職業人でもオワリですよね。過去の自分に恥ずかしくないのだろうか、ということを言いたい。
この海保の件は大問題ですよ。IWJも記事にしますが、国会議員も国会でちゃんと追及するように、お願いします。
■「スタンド・バイ・ミー」 ベン・E・キングさん死去
ピュアな初心について話す時、ふと映画「スタンド・バイ・ミー」を思い出します。「So darling, darling Stand by me!」と口ずさんでしまいますよね。
昨日、「スタンド・バイ・ミー」を歌ったR&B歌手のベン・E・キングさんの訃報が届きました。4月30日、米ニュージャージー州の病院で死去したということです。76歳だったということで、弁護士は「老衰で死去した」と話しているようです。
ベン・E・キングさんは米ノースカロライナ州出身で、58年に「ドリフターズ」の一員になり、「ラストダンスは私に」などのヒット曲を世に送りました。ソロに転じ、61年「スタンド・バイ・ミー」を発表、世界で大ヒット。ジョン・レノンなど、多くのアーティストがカバーしました。今年3月には米議会図書館が「20世紀に最も放送された曲の一つ」と評価し、保存対象のリストに加えていたということです。
※参考:米歌手ベン・E・キングさん死去 スタンド・バイ・ミー
朝日新聞 2015年5月2日
http://digital.asahi.com/articles/ASH517V30H51UHBI03Y.html
野外に出て、冒険するには、絶好の季節になってきましたね。冒険に出る時間がない方は、この機会に映画「スタンド・バイ・ミー」を見直してみましょう!
ベン・E・キングさんの御霊の安らかならんことをお祈り申し上げます。
■ボルティモアのデモは「暴動」で、キエフのデモ「平和的な抗議デモ」?
ソウル、R&B、ヒップホップ。ブラックミュージックが大好きな僕は、米国メリーランド州ボルティモアで起きている事態を看過できません。
4月25日に、黒人青年のフレディ・グレイさんが警察に取り押さえられた際に頚椎(けいつい)を負傷し、死亡しました。これに対する抗議が全米で広がっています。
日本では報道も多くなく、関心が高いとはいえませんが、先日の日米首脳会談後の共同記者会見でも、記者の質問は日米関係そっちのけで、ボルティモアの事件と抗議活動に集中しました。
ボルティモアでは抗議の市民らが暴徒化し、警察車両などを破壊し、警官隊と対峙した市民が投石を行いました。非常事態宣言が出され、夜間外出禁止令も敷かれました。今月1日時点での警察発表によると、これまでに警官約100人が負傷し、暴動に参加した約200人が拘束されましたが、うち100人余りが釈放されたということです。
この影響はメジャーリーグにも出ました。ボルティモアのカムデン・ヤーズにある、メジャーリーグチームのボルティモア・オリオールズの本拠地「オリオールパーク」では、4月29日のオリオールズ対シカゴ・ホワイトソックスの一戦が無観客試合として行われたそうです。無観客試合はメジャーリーグ史上初とのことです。
州検察当局は1日、「検視の結果、グレイ氏の事件は殺人である」と判断。殺人などの罪で警察官6人の訴追を発表しました。昨年8月にもミズーリ州ファーガソンで黒人青年が白人警官に射殺され、暴動が各地で発生しましたが、今回も同じ悲劇が起きてしまいました。
オバマ大統領は、日米首脳会談終了後に開かれた会見の場で、安倍総理を脇において、「ボルティモアでの暴力や騒乱行為を正当化する事はできない。彼らは抗議などせず、何の発言もしなかった。したのはただ略奪だ。自分達の街の商店に火をつけ、自分達の隣人達にも被害を与えた。彼らは、犯罪者と見なされるべきだ」と述べたそうです。これは、波紋と反発を呼ぶ発言でしょう。最初に警官の職権乱用による殺人事件が起きており、こうした事件は初めてではないからこそ、市民の怒りに火がついたことを勘案しないのでしょうか?
横で聞いていたエイブ、じゃなくて安部総理が、変なことを学ばないことを祈ります。
「スプートニク」が、ロシアのTV局「NTV」に寄せられた視聴者コメントを紹介していましたが、これが興味深いものでした。
「なぜキエフでは民主主義を求める闘志達のデモで、ボルティモアでは犯罪者なのか? 称賛される米国の民主主義と民主主義的価値は一体どこにあるのか? もし神様というものがあるのなら、米国は、自分達が崩壊させたウクライナや他の国々の運命を繰り返す事になるだろう。まさにこれが米国のダブルスタンダード、二枚舌だ。キエフでは、同じことをしても、人権擁護に向けた平和的な抗議デモという事になる」
核心をついたコメントだと思います。自分たちが攻略したい国々のデモは「正義」で、散々けしかけ、自分たちに直接、向けられた抗議は「テロ」扱い。そんなホワイトハウスのダブスタ・スタイルは、すっかりおなじみのものになったようです。
ウクライナのキエフで、ネオナチのウクライナ民族主義者らを激励したのは、ジョン・マケイン上院議員でした。そのマケイン議員は、安倍総理が中東歴訪した際、エルサレムにまで来て安倍総理と面会、日米同盟強化とTPPの進展を念押ししています。マケイン議員に言われたとおり、米国の要求に満額回答の演説を、安倍総理は米連邦議会の議場で披露しました。どうやらお祖父さんの岸信介元総理から孫の安倍晋三総理まで、星条旗に「永遠に従順」を誓っているようです。
■IWJテキストスタッフを大募集中です!!
ボルティモアに端を発した全米の抗議行動も、日刊IWJガイドやIWJウィークリー、IWJブログなどで取り上げていきます!
…と威勢よくいきたいところですが、とにかく、テキスト系の人手が、まるで足りていません。ということで、テキスト関係のスタッフを大募集します!
作業内容は上記のIWJブログ、IWJウィークリーや『IWJ特報』の編集補助、注釈入れ、赤入れや、中継動画のサマリー作成、インタビューの実況、インタビュー用のリサーチなどなど! 経験者のライタ―やリサーチャーの方であれば、在宅作業も“アリ”です!
ただし、こちらの業務は、IWJのコンテンツをよくご覧になっている方、ご理解いただいている方に限定させていただきます! ふるってご応募ください!
※スタッフ応募はこちら
http://bit.ly/1ALJypQ
■田中宇氏、臼杵陽氏、西尾正道氏…岩上インタビュー続々決定中!
岩上さんによるインタビューが続々決定しています!
5月14日には、ジャーナリストで国際情勢解説者の田中宇さんインタビューが決定! 僕もメルマガを読んでいますが、国際的な広い視野と、英語圏の情報を深く観察するリサーチ力が存分に活かされたメルマガ「田中宇プラス」は、とても勉強になっています。
田中宇さんにはウクライナ危機や米露対立、原油価格とルーブルの暴落に加え、「AIIB」の日米不参加問題、ドルの崩壊、金融崩壊の危機など、「覇権をめぐる対立と、金融の問題は表裏一体となっている」という視点でお話いただきます!
今から期待値がMAXですが、今からご注意申し上げておくと、こちらのインタビューは、不特定多数に顔やしゃべっている姿を晒したくないという田中宇さんご自身のご希望により、フルオープンの中継配信は行わず、最初からIWJの会員限定で配信させていただきます。ぜひ、この機会に会員登録いただき、田中宇さんのインタビューをご覧ください!
※会員登録はこちら
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
5月11日には「世界史の中のパレスチナ問題」の著者である臼杵陽さんに、岩上さんがインタビューします! 臼杵さんには、「IS」の問題はもちろん、サウジアラビアによるイエメンへの攻撃、アメリカとイランの核合意の意味するところについてなど、諸々、ご解説いただく予定です!
5月8日には、北海道がんセンターの名誉委員長・西尾正道さんにインタビュー! これまでご専門である放射線の内部被曝問題を中心に語っていただきましたが、今回はTPPや農薬の問題、子宮頸ガンワクチンの問題などについてお話をお聞きする予定です!
ご期待ください!
■5月9日ロックの会「IWJ NIGHT」を開催します!
5月9日、ロックの会が開催されます! 今回は岩上さんがコーディネートをする回です。「IWJ NIGHT」と題し、中国の現在の姿と中国をめぐる国際情勢、TPP(今回は崩壊の危機にさらされる公的保険医療問題)、辺野古の米軍基地建設強行で揺れる、沖縄・対米関係の3テーマについて、ゲストをお招きし、存分に検証したいと思います!
中国の実像というテーマでは、当事者の中国人自身に話を聞かなくては始まりません。そこで、先日、岩上さんが単独インタビューを行った、日本に留学後、北海道大学で博士号を修得し、ソフトブレーン株式会社を創業した、経営コンサルタントの宋文洲氏にお越しいただき、AIIBの今後やユーラシア大陸を結ぶ「シルクロード経済圏構想」についてお話いただく予定です。
TPPと米国医療の問題については、先述の西尾正道さんと山田正彦元農水大臣にご登壇いただき、TPPによって日本の公的保険医療が後退させられたあと、我々の生活はどうなるのか、農薬被害、遺伝子組み換え作物の危険性や、健康不安につけ込む米国の高額な医療保険ビジネスの実態を解き明かしていただきます。一握りの大金持ちをのぞき、すべての日本国民の身に降りかかる大問題です。
沖縄・対米関係分野については、4月に訪米し、翁長雄志沖縄県知事から託された辺野古移設反対を訴える書簡を米議会関係者に手渡した玉城デニー議員をお招きし、米国の反応や沖縄の現状についてお話いただく予定です。
今回は「IWJ NIGHT」ということで、IWJ会員の方々の優待席も設けています!
本日中に受付を開始する予定ですので、ぜひ、お早めのお申し込みを! ロックの会「IWJ NIGHT」にお越しください!
※2015/04/21 AIIBへの参加 「好きかどうか」ではなく「ニーズがあるかどうか」で判断を~岩上安身による経済評論家・宋文洲氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243213
※2015/04/18 農薬大国・日本の現実 ネオニコチノイド系農薬で、発達障害が急増する!? ~岩上安身による西尾正道氏、黒田洋一郎氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962
※2015/04/17 万歳会長の突然の辞任劇は「TPP反対封じ」工作!? TPA法案提出、安倍総理の米議会演説の裏にある日米両政府の思惑を、山田正彦元農水相が岩上安身のインタビューで暴露!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242893
■「わとはぷ!」のコーナー
憲法記念日である今日は、ファンク界の帝王・故ジェームス・ブラウンさんの誕生日(1933年)です!
日本でもよく流れる「I feeeeeeeeeeeeeeeeeeel good」で始まる「I Feel Good」や、「SEX MACHINE」など、歴史的名曲を数々残し、後の音楽シーンに大きな影響を与えたジェームス・ブラウン。
ちなみに、ポップ界の帝王・マイケル・ジャクソンの憧れのアーティストでもあり、マイケル8才の頃、ステージ脇からジェームス・ブラウンのライブを観察し、ステップ、シャウト、スピンやターンなどのパフォーマンスを学んだそうです。
5月30日には、伝記映画「ジェームス・ブラウン ~ 最高の魂を持つ男」が日本でも公開されます。この映画の製作に動いたのは、かつてのライバルであるローリング・ストーンズのミック・ジャガーさん。
ミック・ジャガーさんは「ジェームス・ブラウンは俺にすごくインスピレーションを与えてくれた。たくさんのことを彼から学んだ。彼の動きをまねるということではなく、彼の態度、仕事ぶり、そうしたものを学んだ。彼が成し遂げたことを尊敬している」とコメントしているようです。これは見逃せません。
さらにちなみに、ミック・ジャガーは2011年、ボブ・マーリーの7男、ダミアン・マーリーさんらとバンド「SuperHeavy」を結成し、アルバムをリリースしました。まもなく72歳になるミック・ジャガーさん、元気です。まもなく73歳になるビートルズのポール・マッカートニーさんも先日、来日し、武道館などでライブしていましたね。僕たちもいつまでも元気でやっていきましょう。健康第一! ネオリベもレイシズムも、ぶっ飛ばせ!
さらにさらにちなみに、岩上さんは、かつて週刊誌記者だった頃、ジェームス・ブラウンに生取材したことがあるそうです! えーっ、うらやましい…
それでは今日も1日、よろしくお願いします!
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】
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