日刊IWJガイド 2014.10.4日号 ~No.752号~


■■■ 日刊IWJガイド 2014.10.4日号 ~No.752号~ ■■■
(2014.10.4 8時00分)

 おはようございます。IWJで主としてテキスト関係の編集を担当している平山です。

 皆さん、突然ですが、大変なことが起きました…。

 IWJのアーカイブが大ピンチです!9月30日、UstreamAsiaからニュースリリースが発表され、Ustreamのアーカイブ映像の保存期間が30日間に変更になり、30日間を過ぎると自動的に削除されるようになってしまいました。

 IWJは、Ustreamのアーカイブ映像を埋め込むかたちで記事をアップしています。その数は、9月30日の時点で1万本を超えます。

 そこで、我々IWJにとって貴重な財産であるアーカイブ映像が消去されてしまう前に、大急ぎで、ダウンロードをする作業が必要になります。しかし、量が膨大であるため、現在の人員ではとてもではありませんが足りません。

 そこでこのたび、IWJでは、この緊急事態にお手伝いいただける方を、ペイワークとして募集することになりました。IWJの本部事務所に来て、作業できる方を優先してお願いします。また、ボランティアで応援して下さるという方がいらっしゃれば、喜んで歓迎いたします。詳細は、以下のページをご覧ください。

※【緊急かつ重大なお知らせ!IWJのアーカイブがピンチです!】IWJにおけるUstreamアーカイブ映像の取り扱いに関して
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/21084 

 また、このたびの人材確保と機材の調達にあたり、経営者でもある岩上さんによると、最低でも200万円の出費は覚悟しなければならない、とのことです。10月末に決算を迎えるIWJにとっては、大変な痛手です。岩上さんが頭を抱えていることは、その姿を毎日見ているスタッフとしては、痛いほどよく分かります。

 IWJがこれからも活動を継続できるよう、何とぞ、ご寄付・カンパでのご支援をお願いいたします。

※寄付・カンパのお願い
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
…(後半へ続く)

◆中継番組表◆

本日のIWJの中継番組表を送ります。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もありますのでご了承ください。

**2014.10.4 Sat.**

【IWJ_OKINAWA1】9:30~「市民と支援者のための精神医療を学ぶ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okinawa1
※全国オルタナティブ協議会準備室主宰の中川聡氏が講師として登壇。「子どもの精神疾患と治療について」や「精神医療の関わり方」など、参加者の疑問をざっくばらんに話し合うワーク型セミナー

【IWJ_IBARAKI1】10:00~「『原発のない茨城をつくる集会』 ー広瀬隆氏 講演部分」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1
※茨城県で行なわれる集会の、広瀬隆氏講演部分を中継いたします。広瀬隆氏は、本集会にメインゲストとして登壇します

~関連記事はこちら~
・2014/09/30 「検察は自ら起訴すべき」~福島原発告訴団が東京地検に起訴を求め上申書を提出 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/171794
・2014/03/01 「東電、国会議員、役人は、福島の農産物を食ってくれ!」 ~福島原発事故「被害者証言集会」ゲスト 広瀬隆氏ほか http://iwj.co.jp/wj/open/archives/127308

【Ch4】13:30~「『10.8山崎博昭プロジェクト ー50周年まであと3年』講演と映画の集い」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「私の1960年代――樺美智子・山崎博昭追悼――」と題し、科学史家・元東大全共闘議長の山本義隆氏が講演予定

【Ch1】17:00~「岩上安身による、福島県知事選へ立候補を表明した元岩手県・宮古市長 熊坂義裕氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※福島県知事選へ立候補を表明した元岩手県・宮古市長 熊坂義裕氏へ岩上安身がインタビュー

~関連記事はこちら~
・2014/08/29 【福島県知事選】前岩手県宮古市長の熊坂氏「国策として原発政策を推進してきた国の責任を問い、言うべきことは言っていく」 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/165253
・2014/09/19 【福島県知事選】卒原発、個人の選択に寄り添う被災者支援「常に市民の立場で」宮古市長を12年務めた熊坂義裕氏が政策を発表 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/169681

【フルオープン再配信・Ch5】19:00~ 「川内原発の火山リスク検証 『桜島大正噴火』の10倍規模の噴火もー講演 井村隆介・鹿児島大准教授」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※2014年4月16日に収録した、川内原発の火山リスク検証についての勉強会を再配信いたします。火山学者の井村隆介・鹿児島大准教授が講演しました

(前半の続き)…
 さて、月が変わって、本格的な秋の到来を迎えた10月。しかし昨日は、東京都内では30度以上を記録する真夏日となりました。まだまだ、残暑の厳しい日が続きそうです。

 暑い日が続くと、私はいつも、福島第一原発で事故収束の作業にあたっている、作業員の方のことを考えます。

 私はこれまで、福島第一原発で2回にわたり入構取材を行いました。その際、タイベックスーツや全面マスクを着用したのですが、息苦しいのはもちろん、大変な蒸し暑さを感じました。

 この装備を毎日着用している作業員の方は、放射能はもちろんのこと、暑さも天敵です。既に10月ではありますが、気温が30度を超えるようなことがあると、現場での作業は困難を極めるのではないか、と思われます。

 IWJはこれまで、計8回にわたり、福島第一原発への入構取材を行ってきました。その中では、いまだ傷跡の残る現場の生々しい様子や、作業員の方の様子などをほぼノーカットで撮影し、フルオープンで公開しています。

安倍政権が川内原発の再稼働に前のめりになっている今だからこそ、ぜひ、多くの方に見ていただきたいアーカイブです。ぜひ、ご覧ください。

※【特集】福島第一原発入構取材 アーカイブス
http://220f1.iwj-beta.com/

 さて、その福島では、10月9日告示、26日投開票の日程で、県知事選が行われます。

 争点は、原発事故による被災者への支援や、避難区域の復興への取り組み、被爆対策などがあげられています。

 岩上さんは、今回の福島県知事選について、連続インタビューを敢行することになりました。9月28日に行った、井戸川克隆前双葉町長に続き、本日は、元宮古市長で医師の熊坂義裕氏にインタビューを行います。

 IWJではお馴染み、海渡雄一弁護士や新里宏二弁護士らで作った「熊坂義裕を応援する勝手連」からバックアップを受けている熊坂氏。原発や被爆、被災者支援など、政策についてじっくりお話をお聞きしますので、ぜひ、ご覧ください。

 また、岩上さんは、福島県知事選に続いて、沖縄県知事選でも連続インタビューを行います。現在、既に立候補を表明している翁長雄志氏と喜納昌吉氏へのインタビューが決定しています。他の候補にも、現在取材の依頼を続けています。福島県知事選と沖縄県知事選では、IWJの動きから目が離せません! どうぞ、ご注目ください。

 福島に関しては、IWJでは現在、原発事故に被災された方へのインタビューシリーズ『百人百話』第3集の制作を進めています。第1集、第2集とも、各話のリストは以下のページからご覧いただけます。書籍版も販売していますので、ぜひ、お求めください。

※百人百話~故郷にとどまる、故郷を離れる それぞれの選択
http://iwj.co.jp/feature/100100/

 『百人百話』新シリーズ制作にともない、IWJでは、岩上さんのインタビューをお受けいただける方を探しています。自薦、他薦を問いませんので、情報をお寄せください。

※IWJ お問い合わせフォーム
https://pro.form-mailer.jp/fms/9ac630ed27381

 さらに明日は、IWJが継続して取材し続けている川内原発再稼働に関する勉強会の模様を、会員の皆様以外にもフルオープンで再配信いたします。

※2014/04/16 川内原発のリスク検証 「桜島大正噴火」の10倍規模の噴火も
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/134888

 今回の御嶽山の噴火により、改めて明らかとなった火山の噴火リスク。鹿児島県の川内原発に関しても、桜島が噴火し、火砕流が原発に到達するのでは、と懸念する声があがっています。

 この集会では、火山の噴火リスクに詳しい鹿児島大学准教授の井村隆介氏を招き、科学的な知見から詳細な検証が行われています。この機会にぜひ、ご覧ください。

 さて、IWJでは、昨日も多くの中継を行い、多くの記事をアップしました。その中でも、私のオススメは、次の記事です。

※施行迫る!“稀代の悪法”特定秘密保護法に対してフリー記者ら43人が違憲訴訟提訴 その狙いとは?~岩上安身による山下幸夫弁護士インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/172491

 フリーランスのジャーナリストら43人が原告となって提訴された、特定秘密保護法の違憲訴訟。その代理人を務める山下幸夫弁護士に、今回の訴訟の目的と、施行が迫る特定秘密保護法の問題点について、改めてお聞きしました。

 近く、中心となっている寺澤有氏をはじめ、原告団の方々にもお話をうかがう機会があるかと思います。どうぞ、ご注目ください。

※【特集】”稀代の悪法”特定秘密保護法~米国によって剥奪される国民の知る権利
http://bit.ly/1cExtmP

 特定秘密保護法に関しては、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」で、海渡雄一弁護士、そして元米NSC高官であるモートン・ハルペリン氏へのインタビューを、詳細な注をつけて発行しています。こちらもぜひ、あわせてご覧ください。

【IWJ特報113・114・115号】「特定秘密保護法は「ツワネ原則」にもとづき白紙撤回すべき! ~海渡雄一弁護士インタビュー」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/114193 

【IWJ特報!129・130号】秘密保護法強行採決を安倍政権の「終わりの始まり」にできるか ~海渡雄一弁護士インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/127948

【IWJ特報155・156号】秘密保護法の不当性と安全保障のこれから~モートン・ハルペリン氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/158446 

 毎号、ボリューム満点、読み応えたっぷりのメルマガ「IWJ特報」。以下、私のオススメをご紹介します。

【IWJ特報!123・124・125・126号】自衛隊が米軍の「下請け」になる日~山口大学副学長・纐纈厚氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/123633 
※これを読めば、安倍政権の安全保障政策の「デタラメ」ぶりが分かる! 軍事国家化に突き進む安倍政権の実相について、政軍関係史の専門家である纐纈厚氏が、歴史的観点から解き明かす! あの坂本龍一氏もオススメのインタビューです。

【IWJ特報!134-138号】日米原子力協定、その交渉の舞台裏に迫る~元外務省科学審議官・遠藤哲也氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/132525 
※日本にはなぜ、原発が存在するのか? その謎を、日米原子力協定の実務経験者に岩上安身がスクープインタビュー! 核燃料サイクルの真の目的とは? 溜め込んだプルトニウムの使い道とは? 必読の内容です。

 メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」は、「まぐまぐ」(http://www.mag2.com/m/0001334810.html)と「ブロマガ」(http://ch.nicovideo.jp/iwj)でご購読いただけます。ぜひ、この機会に、ご購読ください!

 現在、IWJでは「アーカイブ大整理プロジェクト」にご協力頂けるボランティアの方を、募集しております。

 具体的には、記事の付いていない動画に対し、皆さまからの「POP」付け作業をお頼みしています。

 IWJのホームページは、アーカイブは大量にあるものの、そのひとつひとつを調べる「検索性」の面において、まだ充実したものとなっていない、というご指摘をしばしばいただきます。この「アーカイブ大整理プロジェクト」は、IWJのホームページの「検索性」を飛躍的に向上させるために、非常に重要なプロジェクトです。どうか、皆さまのお力添えをお願いいたします。

※「アーカイブ大整理プロジェクト」ボランティア募集フォーム
http://bit.ly/1qFg2fL

 10月に入り、いよいよ年末のIWJ恒例イベント「饗宴」が近づいてきました。今年の予習のためにも、過去の「饗宴」のDVDで予習するというのはいかがでしょうか? 特に昨年の「饗宴IV」は、豪華ゲストを迎え、「秘密と改憲」「経済植民地化」「軍事属国化」の3つのテーマでシンポジウムを行い、過去最高の盛り上がりをみせました。

 DVDはIWJのホームページからご購入いただけますので、この機会に、ぜひ、お買い求めください!

※DVDのお買い求めはこちらから!
http://iwj.co.jp/feature/symposion4/archives/542

 昨年12月に刊行した、岩上さんと梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士による共著『前夜~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』は、おかげさまで読者の皆さまよりご好評をいただいております。安倍政権が狙う憲法改正の実相について、これ以上精緻に迫った本は他にないのではないかと思います。全国の書店の他、IWJのサイトでも販売しておりますので、この機会にぜひ、お買い求めください。

http://iwj.co.jp/shop/goods/main.html

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 それでは本日も、どうぞよろしくお願いいたします。

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