■■■ 日刊IWJガイド 2014.8.13日号 ~No.700号~ ■■■
(2014.8.13 8時00分)
浪速のジョー、原です。広島・長崎取材から帰ってきました。
いろいろなことが起こりましたね。 例の安倍総理の「コピペ問題」、ビビりましたね。広島だけでなく、長崎でもコピペを繰り返したことで、確信犯であることが明らかになりました。平和式典を形骸化させ、得意の「戦後レジームからの脱却」を図ろうとしているのかな、と予想しています。
僕は、涙を流しながら平和祈念像にお祈りしていた被爆者の方々にもインタビューしましたが、あの方々にも失礼だなぁと思いました。あんなのであれば来年は来なくていいですよね。来年も、「以下同文」ですよ、きっと。来るのであれば、来年はどうか他の総理で。そういえば「辞任会見は前回のコピペでいいぞ」というツイートが回ってきて笑いました(笑)
一方、コピペの対義語と言えば「アドリブ」ですが、長崎の式典では、「集団的自衛権の行使容認の閣議決定は、憲法を踏みにじる暴挙です!」とアドリブを入れてスピーチした方がいました。被爆者代表の城臺美弥子(じょうだい・みやこ)さんです。素敵です。
IWJは、なんと時の人、城臺さんの電話インタビューに成功。今夜か明日にでも記事アップしたいと思いますので、ご期待ください。長崎では、山田拓民さんという被爆者の方のインタビューも撮ってきました。家族をみな原爆で亡くした方です。
山田さんのご家族の外傷は、比較的に少なく、原爆投下時には全員が無事だったのですが、数日後からパタパタと亡くなり始めた、ということです。
当時、原因は不明。長崎では「ピカにやられた人は急死する」という噂が流れたことから、「ああ、自分ももうすぐ死ぬのか」と覚悟した山田さんは、弟や母が病院でお亡くなりになったときも、「すぐおれもそっちに行くよ」という気持ちがあり、涙は出なかったといいます。
「普通の子どもだったら遺体にすがって泣くのが当たり前なわけでね。なんであのとき泣かなかったのかと思うと、今になって涙がでる」とおっしゃっていました。これも早急に原稿にまとめたいと思います。重要な取材がいっぱいできたなぁと思います。
僕は原稿執筆に追われていて観れていないんですが、岩上さんがインタビューして、昨夜、配信した郷地秀夫医師は、広島、長崎の被爆者の治療にずっと携わっているそうです。
その郷地先生によると、被爆者の方はケロイドが治っても、またケロイドが盛り上がってきて、大変苦しむのだとか。これが原爆症の特徴で、今なお多くの人が苦しみ、治療を受け続けているんだそうです。福島の被災者の方々も関西に避難してきて、この郷地先生の治療を受けているのだとか。僕も、このインタビュー、見てみます。皆さんも、見てみてください。
…(後半へ続く)
◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表を送ります。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もありますのでご了承ください。
**2014.8.13 Wed.**
※水曜日定例の、原子力規制委員会と田中俊一委員長の定例会見は、お休みとなります
【Ch1】14:00~「岩上安身による早尾貴紀・東京経済大学准教授インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※『ホロコーストからガザへ』翻訳者の早尾貴紀・東京経済大学准教授へ、岩上安身がインタビュー。イスラエルによるガザ攻撃についてお伺いします
【会員限定配信】19:00~「『歴史修正主義者達は、自分自身の民族観に怯えて虐殺を必死に否定している』~岩上安身による能川元一氏インタビュー 第一部~南京大虐殺」
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/127694
※8月15日(金)、岩上安身が能川元一氏へ再度取材予定!それに合わせ、2014年2月28日に収録した、岩上安身による能川元一氏へのインタビュー・第一部を再配信いたします。テーマは「南京大虐殺」。膨大な歴史史料を研究し、「歴史修正主義者」の発言の嘘を告発し続ける哲学者・能川元一氏に、IWJ代表・岩上安身が単独インタビューを行いました
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~~会員限定配信の視聴方法(※視聴ページが変更になりました)~~
1,会員限定視聴ページ( http://iwj.co.jp/wj/member/limited )へアクセス
2,ログインIDとパスワードを入力
3,ページに表示されているパスワードを、視聴画面に入力
以上の手順で、ご視聴いただけます。是非御覧ください。
(前半の続き)…
昨日は、新宿で行われた「GAZAに平和を! サイレントデモ」の取材に行ってきました。参加者のみなさんの多くが、「ガザの問題は、外国人からの反応が多い。日本人で関心を示す人は少ない」と語りました。今日中には記事化しますので、そちらもご覧ください。
また、今日は、岩上さんによる早尾貴紀さんインタビューがあります。『ユダヤとイスラエルのあいだ――民族/国民のアポリア』などを著している、ガザの問題の第一人者でもあります。お盆も近づき、中継本数も少なくなっていますので、是非、集中して(笑)こちらのインタビューをご覧になってみてください。
そういえば、長崎では、名物の「トルコライス」を食べてきました。皆さん、ご存知ですか? なんか、ピラフとスパゲティナポリタンが半々になってて・・・その上にトンカツが載っていて・・・さらにカレーのようなものがかかっている、というワンパクな食べ物です。味は・・・ワンパクな皆さんならお好きかと思います。
トルコにはもちろん存在しない料理ですが、名古屋名物の「台湾ラーメン」といい、現地にはないものを、あたかも現地のソウルフードかのように売り出してくるスタイル、嫌いじゃありません。
ノリが大事! 言っちゃったもの勝ちの世の中ですから!
さて、我々「最強のワンパクインターネットメディア」であるIWJは、ワンパクな報道とコンテンツを支える素晴らしい会員の皆さんを募集しています。
CDが売れない時代ですから、「いいアーティストも減っていくのではないか…」と危惧する僕は、ちゃんと好きなアーティストのCDは買って、支えていこうと実践中です。皆さんが支えたくなるメディアを目指して頑張りますので、よろしくお願いします!
月々1000円、または年1万円から、有料の一般会員としてIWJを支えてください。もちろん、太っ腹な方は、どーんと月々3000円、あるいは年間3万円のサポート会員としてお支え下さい。サポート会員とは、いわゆる賛助会員です。
僕のようなカネのない若造は、若さと体力に任せて、走り回り、取材しまくり、書きまくります。僕らの書き殴った原稿を岩上さんは、毎日毎晩、赤入れしまくります。で、なかなか、動き回るのは大変という皆さんは、会員となって、あるいはご寄付・カンパで、僕らをお支えまくってください!
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