日刊IWJガイド・非会員版「財政危機のIWJにサーバー移転費用が加わる! 岩上安身は300万円の私財を投入! IWJの存続のために、ご支援をお願いします!」2026.6.26号~No.4763


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~財政危機のIWJに、サーバー移転費用が加わる重大危機! IWJサイトのデータのサーバーを運営する会社が9月でサーバー事業廃止! IWJは、創立時からの3万5千本もの動画コンテンツが失われる危機に瀕しています! 6月26日までに206万1000円のご寄付をいただいています。この金額は、月間目標額350万円の58.9%に相当します! さらにキャッシュフロー不足で、6月末までに、岩上安身は300万円の私財を投入せざるをえず! IWJが存続できるかどうかは、皆様からの会費と、ご寄付・カンパにかかっています! どうぞ皆様、IWJをお救いください!!

■<岩上安身によるインタビュー初配信>本日6月26日(金)午後7時から、「岩上安身によるインタビュー第1227回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 第6回」の後半を撮りおろし初配信します! 完全版は会員向けアーカイブで公開しますので、ぜひとも会員となって全編御覧ください!!

■FIFAワールドカップ2026大会は、ピッチの外の話題も沸騰! 日本人サポーター達は、アニメなど、日本のソフトパワーによって、海外で歓迎される! 日本のサポーターによる試合後のスタンドの清掃が、メキシコ、ポルトガル、イラク、サウジアラビア、イングランドのサポーターなどにも拡大! テキサスで、日本人サポーターが地元メディアに「テキサスは、最高! 何もかもでかい!」と答えて、テキサス人に大受け! 試合後のウォルマートに1000人の日本人サポーターが押し寄せるも、窃盗や喧嘩などのトラブルが1件もなく、それ自体がニュースに! 上海でのスポーツバーでは、中国人客までもが日本を応援!

■重要!! 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士インタビュー(その7)アイゼンハワー第34代大統領時代は、ロックフェラー家・スタンダードオイルが優勢だったため、シオニストが入り込めなかったが、リンドン・ベインズ・ジョンソン第36代大統領は「シオニストの手先」になった!
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■はじめに~財政危機のIWJに、サーバー移転費用が加わる重大危機! IWJサイトのデータのサーバーを運営する会社が9月でサーバー事業廃止! IWJは、創立時からの3万5千本もの動画コンテンツが失われる危機に瀕しています! 6月26日までに206万1000円のご寄付をいただいています。この金額は、月間目標額350万円の58.9%に相当します! さらにキャッシュフロー不足で、6月末までに、岩上安身は300万円の私財を投入せざるをえず! IWJが存続できるかどうかは、皆様からの会費と、ご寄付・カンパにかかっています! どうぞ皆様、IWJをお救いください!!

 IWJ代表の岩上安身です。

 FIFAワールドカップ1次リーグは、オランダがチュニジアを下して首位通過、日本はスウェーデンと1-1で引き分けて2位通過を決めました。日本中が興奮したに違いない、リーグ戦最終戦、日本は1位通過ならず、決勝トーナメント第3戦は優勝候補の強豪ブラジルとの対戦となりました。

 他方で日本列島は、南でも北でも自然災害に見舞われています。

 列島全体に梅雨前線がかかり、南から2つの台風、7号、8号が暖かく湿った空気を送り込み、梅雨前線の活動を活発化させています。列島各地で線状降水帯が発生し、大雨や土砂崩れなどへの厳重な警戒が続いています。

 他方、北では、6月25日朝、青森県で最大震度6強を観測する地震が発生し、東北新幹線が一時運転を見合わせるなど、交通にも大きな影響が出ました。まさに、北でも南でも自然災害への警戒が続いています。

 私、岩上安身は現在、九州へ出張中ですが、台風の直撃で足止めを余儀なくされています。九州地方の鉄道は各地で運休、道路も各所で通行止めとなり、新幹線に乗るための博多駅へもたどりつけず、予定を変更して、孤立してしまった宿で延泊せざるをえなくなりました。

 北を見ても、南を見ても、日本列島は慈善災害には強いとはいえないことを、改めて実感しています。いち早い復旧と、被災した方々へのお見舞いを申し上げたいと思います。

 さて、IWJの経営もピンチ状態が続いています。

 連日お伝えしているように、IWJのサイトのデータそのものが、今年の10月にも消えてなくなるかもしれないという、大問題が発生しています!

 現在IWJのサイトのサーバー運営を委託している会社(W社とします)が、「9月末にサーバーサービス事業を廃止する」と通知してきました。

 W社を岩上安身に紹介してくれたのは、故・坂本龍一さんでした。2011年の東日本大震災による福島第一原発のメルトダウン後、原発の再稼働反対デモを実況中継したのが契機となり、坂本龍一さんと知り合い、その後、W社を紹介してくれたのです。

 そうした経緯もあって、W社からは比較的安価に、サーバーへのデータ保存、保守・管理サービスなどを安定的に提供してもらっていたのですが、事業を撤退するという知らせを受けて、大至急、データの引越し先を探さなくてはならなくなりました。動画の総本数は、約3万5千本もあります。

 W社から「事業撤退」の連絡を受けて、大急ぎで複数社に見積もりを出してもらい、検討した上で、事前調査次第で、安く済むか、他社と同程度の約1000万円までかかるか、現時点ではわからない、というB社にお願いすることにしました。

 事前調査には、さっそく取りかかってもらっています。この先の成り行きは、またご報告させていただきます。

 IWJの第16期は、6月で11ヶ月目に入りました。

 6月は、1日から26日までの26日間で、49件、206万1000円のご寄付をいただいています。この金額は、月間目標額350万円の58.9%に相当します。

 6月こそは、月間の目標額が達成できるよう、どうぞ皆様のご支援をよろしくお願いいたします!

 昨年8月から始まったIWJの第16期は、今月6月と7月を残すのみとなりました。今期は、今年の2月のみ、ご寄付・カンパによるご支援の月間目標金額350万円を達成できましたが、それ以外の9ヶ月間は、月間目標額を大きく下回りました! 5月末時点で概算ではありますが、今期の赤字幅は、約1千100万円を超えています。

 この赤字は、岩上安身個人の私財を投じてカバーしてきました。今月の月末は、手元のキャッシュフローが尽きかけてきたため、今月末までに、300万円、会社に貸しつけなければ、資金ショートを起こして、IWJの運営ができなくなってしまいます。個人的には、非常に厳しい状態に直面しています。

 しかし、このまま日毎に増えてゆく赤字を、私の私財で、ずっと埋め続けてゆくことはできません。

 その上、上記のように、サーバーのデータの移転で、最小で約300万円、最大で約1000万円程度のコストがかかることとなってしまったわけです。

 赤字がこれ以上、拡大しないうちに、この機会に会社を整理するべきなのか、それともまだ継続すべく粘るべきなのか、今もなお、真剣に悩んでいます。

 コロナの際に経営が危機に至った時に、私、岩上安身が会社に貸しつけたお金のうち、返済されていない残高がまだ約1千万円残っており、前記の新たな貸付金300万円を含めて、貸付金残高は、合計で1300万円となります。

 また、コロナの時の特例で自治体が利子を補助してくれて、無利子で金融機関から借りたお金も返済し続けており、あと返済が約1800万円残っています。

 金融機関からの借り入れは、会社がつぶれようが、待ったなしで返し続けなければいけません! 保証人は、岩上安身個人となっています。

 つまり現時点で2850万円もの借入金が、まだ残っており、それが最終的には私、岩上安身個人の肩にのしかかってくる、ということです。その上でさらに今期は、現時点でも1100万円を超える赤字が出ている、ということになります。

 合計すると4000万円弱の負債となります。プラスして、新たなサーバーへのデータの引っ越し代を含めると、最大で約5000万円が必要となります。個人としては、とてもではありませんが、背負いきれません!

 それでも、この狂気に支配された歴史的な危機の時代に、IWJとして皆様にお伝えしたい正しい情報は山ほどあります!

 イランが、米国とイスラエルに侵略され、日本だけでなく、全世界が、かつてないエネルギー危機に見舞われつつあるというのに、高市政権を筆頭に、イランだけを非難し、国際法違反の米イスラエルの侵略を正当化しているかのような、愚かな政府見解や報道や情報があふれかえっています。

 そうした報道・論評は、共通して、イスラエルと米国にまたがって存在するシオニスト達の存在と、その支配的な影響力、彼らの戦争犯罪の責任について、見て見ぬふりをして、頬かむりしています。

 高市政権は、無自覚なシオニズム・アシスト政権であり、自国の国益、国民の生活を第一に考える政権ではありません! そのことを見抜けず、対米隷従的で、結果、間接的にシオニズムを是とするような政府発表・報道・言論が多すぎます。

 政治家も官僚もマスメディアも、いまだに、米国こそが、世界の「主役」である、という誤った認識を改められない点も、「対米従属」外交を続けていく、大きな原因となっています。

 米国の外交政策を牛耳っているのは、イスラエルと、米国内のイスラエル・ロビーです(在米ユダヤ人だけではなく、福音派ら、キリスト教シオニストを含む)。その傾向は年々強まり続け、トランプ政権では、過去に前例のないレベルにまで達しています。

 「陰の主役」であるイスラエルと、イスラエル・ロビーは、この秋の中間選挙やその後の大統領選挙で、共和党が敗北し、民主党が勝利しようとも、マイナスの影響を受けません。

 イスラエル・ロビーは、共和党と民主党のどちらにも多額の献金という「保険」をかけており、選挙結果に関係なく、米国の政権には「イスラエル・ファースト」の外交政策をとらせ、中東ではイランと平和的に共存する道を米国にとらせません。石油危機が起ころうが、世界恐慌となろうが、「世の終わり」を待望している原理主義的な狂信者達は、そんなことは恐れないのです。

 イスラエルは、パレスチナ人とも、シリアとも、イラクとも、イランとも、最終的にはアラブとも、トルコとも、エジプトとも平和共存を望まず、中東において、「ナイル川からユーフラテス川まで」の「大イスラエル」建設を目指して、この地域における圧倒的に優越的な支配だけを望んでいます。

 かつては隠していたその「大イスラエル」建設の野望を、近年はもはや隠さなくなりました。公職にあるネタニヤフ首相ですら、こうした野心を公的な場で認めています。

 その侵略的な植民地主義の欲望には、際限がなく、米国を内部から操作・支配して、国際法や国際秩序を破壊しています。

 イランと米国との交渉に入る合意署名がかわされても、イスラエルは、レバノン南部への侵略をやめず、ガザでもヨルダン川西岸でも、パレスチナの民間人を殺し続けているのは、『旧約聖書』にもとづく彼らの「大イスラエル」構想の狂信的侵略イデオロギーが、少しも揺らいでいないことを示しています。

 もっと言えば、ユダヤ人と、ユダヤ人以外の人類を区別し、後者は前者より劣り、奉仕するべき存在だ、というのが、宗教極右のシオニストの考え方です。イスラエルの街頭インタビューで明らかになった一般のユダヤ人のもつ選民意識を、ぜひ、直視してください。

※衝撃! イスラエルの街頭でのランダムなインタビューで明らかになった、ユダヤ人の一般市民の選民意識!「我々は、彼ら(非ユダヤ人=ゴイム)を人間とは呼ばない」!(その1)(日刊IWJガイド、2026年5月22日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20260522#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55586#idx-2

※イスラエルの街頭インタビューで、ユダヤ人達の「本音」が露わに!!『旧約聖書』を絶対視!「ユダヤ人は選ばれた民族だと思います。ユダヤ人は、神に選ばれました」!(日刊IWJガイド、2026年5月27日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20260527#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55591#idx-3

 シオニスト批判の極端な欠落も問題ですが、1973年の石油危機から53年間も経過して、この危機の大きさが、日本国民の大半に共有されなくなっているのも大きな問題です。

 未来の見通しを見誤るような、「正常化バイアス」のかかった「楽観的」な分析・情報・報道・論評が、日本では多すぎます!

 そうした歪みをただす、カウンターの情報を、IWJは伝え続けていかなければならないと思っています!

 エネルギー自給ができないのは、日本の宿命です! 日本は、何よりも石油危機に対しては、無為無策のまま、手をこまねいていてはいけません!

 緊急事態条項を含む、憲法改悪だけは熱心な高市政権と日本政府に、ロシアを含めて、代替の石油確保の道を早急にとらせないと、迫り来る石油危機の津波に、我々日本国民丸ごとのみ込まれて、つぶされてしまいます! そのためには、世論を変える必要があります!

 私もスタッフも、真実を伝えるために全力を尽くしていますが、今は、IWJの活動が続けられるかどうかの瀬戸際です!!

 どうぞ皆様、IWJの存続のために、緊急のご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!

 岩上安身 拝

※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。ぜひとも、皆様、会員となって、お支えください!!
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■<岩上安身によるインタビュー初配信>本日6月26日(金)午後7時から、「岩上安身によるインタビュー第1227回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 第6回」の後半を撮りおろし初配信します! 完全版は会員向けアーカイブで公開しますので、ぜひとも会員となって全編御覧ください!!

 本日6月26日(金)午後7時から、6月18日に収録した「岩上安身によるインタビュー第1227回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 第6回」の後半を、4分割して撮りおろし初配信します!

 24日に初配信したインタビューの前半は、以下のURLからご視聴ください。

※【1】米国とイランの停戦は不透明! ネタニヤフはトランプの言うことを聞かず、「ヒズボラの脅威」を主張して、戦争を継続! 岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏インタビュー 第6回
https://youtu.be/aXBriYQAxL0

※【2】田中角栄内閣は米国の圧力をはねのけ、イスラエルの占領地からの撤退を求める声明を発表! 高市総理はこの声明を踏襲しイスラエルとの防衛協力を停止するべき! 岩上安身による宮田律氏インタビュー 第6回
https://youtu.be/KpJMtqMaWIs

※【3】韓国は国家備蓄を放出することなく、原油を確保! さらに対露制裁を停止し、ナフサを非ドル決済で2万7000トン購入! 岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏インタビュー 第6回
https://youtu.be/zpcMl2jz_oI

※【4】日本にもイスラエル・ロビーの強い影響が! ガザでのジェノサイドで開発した兵器・監視システムを日本も購入検討! 岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏インタビュー 第6回
https://youtu.be/PBUNDqnFmk4

 IWJ会員向けサイトのアーカイブにて、IWJ会員の方のみが御覧いただける会員版として、完全版動画を公開しています。会員にまだなっていない方は、この機会にぜひ、会員登録をお願いします!

※【1】米国とイランの停戦は不透明! ネタニヤフはトランプの言うことを聞かず、「ヒズボラの脅威」を主張して、戦争を継続! 岩上安身によるインタビュー第1227回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 第6回 完全版
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/531657

※【2】田中角栄内閣は米国の圧力をはねのけ、イスラエルの占領地からの撤退を求める声明を発表! 高市総理はこの声明を踏襲しイスラエルとの防衛協力を停止するべき! 岩上安身によるインタビュー第1227回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 第6回 完全版
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/531716

※【3】韓国は国家備蓄を放出することなく、原油を確保! さらに対露制裁を停止し、ナフサを非ドル決済で2万7000トン購入! 岩上安身によるインタビュー第1227回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 第6回 完全版
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/531717

※【4】日本にもイスラエル・ロビーの強い影響が! ガザでのジェノサイドで開発した兵器・監視システムを日本も購入検討! 岩上安身によるインタビュー第1227回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 第6回 完全版
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/531718

※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。ぜひとも、皆様、会員となって、お支えください!!
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https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
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 インタビューの後半では、まず最初に、中東の今後について、米国抜きの新安全保障体制への模索が、すでに始まっているのではないか、という点について考察しました。

 中東の湾岸諸国は、米国とイスラエルによるイラン侵略攻撃により、イランから国内の米軍基地を攻撃されました。

 こうした中で、エジプト、パキスタン、サウジアラビア、トルコの4ヶ国は、今年3月以降、外相会合を重ねています。

 上記の4ヶ国間では、すでに相互防衛協定を締結したり、防衛産業分野での連携が強化されるといった動きが始まっています。

 岩上安身は、「米国抜きで、スンニ派・シーア派といった宗教対立を超えた、汎イスラム共栄圏が形成されつつあるのではないか?」と指摘し、それに対して宮田氏は、以下のように考えを述べました。

 「こういう関係は、今回のイラン戦争を通じて、おそらく強まったと思います。

 根底にあるのは、米国・イスラエルに対する不信感だと思います。

 サウジアラビア、パキスタン、トルコ、これらは全部、民族的にも、文化的にも、全然違います。そういった国々が一体となっている。

 また、エジプトはアラブの大国で、人口も多く、軍事的にも強国です。ただ、エジプトは、イスラエルに次ぐ、米国からの援助受益国ですが。

 一方トルコは、エルドアン大統領が就任して以降、ロシアからミサイル防衛システムを購入したり、米国から独立した外交を行っています。

 こういう国々が一緒になって、米国・イスラエルへの非常に強力な対抗軸が出来上がりつつある、という印象があります」。

 さらに、元CIAのラリー・ジョンソン氏は、「中露がバックアップする、イスラエルの拡張主義に対抗する新たな防衛同盟が再編されるのではないか」との考えを示しています。

 これについて宮田氏は、「正しい見方だと思います」と同意し、次のように述べました。

 「それもやはり、米国の影響力が低下しているひとつの表れだと考えられます。(中略)

 中露が中心になって作っている上海協力機構に、パキスタンも、パキスタンと対立するインドも入っています。

 米国があまりにもバカなことをやっているので、敵対する国同士がみんな接近するようになっていますよね」。

 岩上安身が、「拡大版BRICSこそ、第2の国連になるのではないか。そうなると日本は、ユーラシアから取り残されてしまうのではないか」との考えを示すと、宮田氏も「日本だけが、米国を見ている、ということになりかねないですね」と同意しました。

 宮田氏は、「外交の基本は国益」だと述べ、以下のように続けました。

 「現実的な方向に進んでいくんじゃないでしょうか。

 トランプのような人についていくと、大きな国益を損なうのではないか、という思いから、こうした拡大BRICSができているのだと思います。

 本当に不合理なイラン戦争でも、支持するような発言をしているのは、日本だけです」。

※【5】エジプト、パキスタン、サウジ、トルコによる米国抜きの新たな安全保障体制が、イラン戦争によって強まった! 中露のバックアップによる拡大BRICSは、米・イスラエルへの対抗軸に! 岩上安身による現代イスラム研究センター・宮田律氏インタビュー 第6回
https://youtu.be/E2GR6PKCDwQ

 続いて、インタビューでは、「イスラエル国家の解体」というテーマを取り上げました。

 米・イスラエルによる国際法違反のイラン侵略攻撃に対して、ノルウェーのヨーナス=ガール・ストーレ首相や、イタリアのジョルジャ・メローニ首相は、はっきりと非難の声をあげています。

 宮田氏は、ユダヤ人言語学者のノーム・チョムスキーが、イスラエルによるシオニズム政策を批判し、「ユダヤ人の民族国家としてのイスラエル、パレスチナ人を排除・排斥するイスラエル国家は、解体されなければならない。ユダヤ人とパレスチナ人が対等に共生する国家の創設こそが必要だ」と主張していたことを紹介しています。

 さらに、ユダヤ人であるアルベルト・アインシュタイン博士や、ユダヤ人哲学者のハンナ・アーレントらが、シオニズム政策を批判し、パレスチナ人との協力関係を訴えていたことも紹介しています。

 宮田氏は、以下のように指摘しています。

 「今回のイラン戦争を見ても明らかなように、中東の安定は、パレスチナ問題抜きには考えられないわけです。

 中東の安定イコール、日本への石油供給(の安定)ということです。

 田中角栄内閣以降、日本は中東の安定のために、さまざまなパレスチナ支援の努力をしてきました。

 これからも中東から石油を安定的に供給してもらいたいという、戦略的な意向があるなら、パレスチナ問題について、日本はこれからも関心を払わなければいけないと思うんです。

 ところが、(同じ自民党なのに)高市(早苗総理)さんは、まったく関心がないですね。パレスチナ問題について、彼女が何か話しているところを、聞いたことがありません」。

※【6】高市総理はパレスチナ問題にまったく無関心! ユダヤ人のチョムスキーは、シオニズムを批判し、イスラエル国家の解体を主張! 岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏インタビュー 第6回
https://youtu.be/x-IdhnDhCpU

 米シカゴ大学教授のジョン・ミアシャイマー氏は、「イスラエルと米国は、腰でつながっている(切っても切れない関係にある)結合双生児である」と指摘しています。

 それは、単に米国政府とイスラエル政府が外交レベルで密接に結びついているというだけでなく、犯罪シンジケート同士も一体化しており、みんながみんな、互いに切っても切れない関係になっている、という意味です。

※重要!! 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士インタビュー(その6)(日刊IWJガイド、2026年6月15日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20260615#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55621#idx-3

 宮田氏は、「宗教シオニズムの父」とされるアブラハム・アイザック・クックの甥で、武装組織「イルグン」のメンバーだったヒレル・クックが、1940年に米国へ渡り、米国のユダヤ人マフィアに、英国やアラブ人と戦うための資金や武器の提供を要請していたことを、次のように解説しました。

 「『イルグン』は、現在のネタニヤフ首相の与党『リクード』の前身組織です。

 アブラハム・アイザック・クックは、ユダヤ教の聖職者ラビです。ユダヤ人が、パレスチナの地を支配することによって、メシアが到来すると説いて、今のイスラエルの極右のイデオロギーの元になっています。(中略)

 ヒレル・クックは、『イスラエルの土地を広げる』という、修正シオニズムや宗教シオニズムの考えを持って、マフィアに支援を要請しました」。

 さらに宮田氏は、「イルグン」が、「当時パレスチナを委任統治していた英当局に対しても、ひたすらテロを実行する組織だった」と述べ、1946年に、英国委任統治政府や英軍司令部が入る、エルサレムのキング・デイヴィッド・ホテルを爆破したことを紹介し、次のように明らかにしました。

 「だから、故エリザベス女王は、イスラエルに良い感情を持っていなかったと言われています。

 エリザベス女王は、イスラエルにだけは、公式訪問しませんでした」。

 一方、岩上安身は、「米国のユダヤ系犯罪シンジケートは、イスラエルに武器を密輸し、イルグン、ハガナー、レヒなどのユダヤ系テロ組織を支援していた」と解説し、その代表的な人物として、著名なユダヤ人マフィア、マイヤー・ランスキーを紹介しました。

 過激な反アラブ主義を掲げる「イルグン」は、1948年に、アラブ人の村デイル・ヤシンを襲撃し、住民100人を殺害しました。

 「イルグン」の指導者だったベギン首相は、「パレスチナ人は2本足で歩く野獣である」と公言しています。レイシズムの塊のような発言です。ナチスによって虐げられてきた経験を、「虐待の連鎖」のようにパレスチナ人に対してナチスと同様のレイシズム、サディズムを受け継ぎ、発揮しているのです。

 宮田氏は、「ベギンが訪米した時、(ユダヤ人である)アインシュタインやハンナ・アーレントは、『ニューヨーク・タイムズ』に意見広告を出し、デイル・ヤシンの虐殺を批判して、『(イルグンの後継である)へルート(自由)党のやっていることは、ナチスやファシストに酷似している』と批判しました」と紹介しました。

 宮田氏は、ユダヤ人知識人らによるこうした批判について、次のように解説しました。

 「『ユダヤ人の国』というものを作ろうとしたことが、そもそも間違いだったということです。

 『ユダヤ人の国』という、その国境の中は、『ユダヤ人でなければいけない』という考えが(支配的となり)、(そのユダヤ人至上主義が)間違っている。

 広くパレスチナという国家を作って、その中で、英国委任統治時代のように、アラブ人とユダヤ人が共存するような国家だったら、問題なかった。

 ユダヤ人国家から、アラブ人を排除するという発想に、悲劇があるわけです」。

※【7】米国とイスラエルは政府から犯罪シンジケートまで一体化した「結合双生児」! シオニストはナチスに酷似している! 岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏インタビュー 第6回
https://youtu.be/LaoLkocAvQs

 インタビューの最後は、イスラエルによるAIの戦争利用について取り上げました。

 岩上安身は、「米国の軍産複合体に、新しくテック企業が加わって、イスラエル・ロビーが新たな形態に再編されつつある」と指摘しました。

 イスラエル軍は、ガザで、「ハブソラ(福音)」「ラベンダー」「パパはどこ?(Where’s Duddy)」といった、AIをベースにした複数の標的生成プログラムを使って、標的となる建造物や人物を選定し、激しい空爆を行なっています。

 「疑わしい武装勢力」として殺害リストに載せられたパレスチナ人は、3万7000人で、AIが選定した標的は、大規模な無差別攻撃を受けています。イスラエル軍司令部は、ハマスの幹部1人を殺害するために、数百人のパレスチナ民間人を殺害することを承認しています。これはもはや「巻き添え被害(コラテラル・ダメージ)」として許容できる限界を、はるかに超えています。やっていることは、悪意のある無差別のジェノサイドです。

 イスラエル軍が開発したプログラム「ラベンダー」には、米パランティアのテクノロジーが使われています。

 岩上安身は、パランティアのピーター・ティール会長や、アレックス・カープCEOが、シンポジウムや講演会の場で、参加者から「パランティアのAIと技術が、パレスチナ人の殺害に利用されている」と非難され、狼狽したり、開き直ったりしている場面のビデオを紹介しました。

 さらにその後、『アルジャジーラ』が報じた、イスラエル軍によるパレスチナ人虐待の無惨な実態の証言なども紹介しました。

 特に、パレスチナ人の民間人女性に対し、イスラエル国防軍(IDF)は、ただ単にレイプするだけではあき足らず、獣姦させたり、棒状のもので陵辱するなど、人間としての尊厳を粉々に砕くようなサディスティックな蛮行を組織的に行っていることも明らかになっています。

 今や人類は、このイスラエルの狂気の暴力をやめさせる義務があるというべきです。

※【8】イスラエルはガザで、AIが選定した標的を大規模無差別爆撃! 米テック企業は新たなイスラエル・ロビーになりつつある! 岩上安身による現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏インタビュー 第6回
https://youtu.be/GWAw2eB5Mb0

 IWJ会員向けサイトのアーカイブにて、IWJ会員の方のみが御覧いただける会員版として、完全版動画を公開しています。会員にまだなっていない方は、この機会にぜひ、会員登録をお願いします!

※【5】エジプト、パキスタン、サウジ、トルコによる米国抜きの新たな安全保障体制が、イラン戦争によって強まった! 中露のバックアップによる拡大BRICSは、米・イスラエルへの対抗軸に! 岩上安身によるインタビュー第1227回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 第6回 完全版
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/531799

※【6】高市総理はパレスチナ問題にまったく無関心! ユダヤ人のチョムスキーは、シオニズムを批判し、イスラエル国家の解体を主張! 岩上安身によるインタビュー第1227回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 第6回 完全版
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/531800

※【7】米国とイスラエルは政府から犯罪シンジケートまで一体化した「結合双生児」! シオニストはナチスに酷似している! 岩上安身によるインタビュー第1227回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 第6回 完全版
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/531801

※【8】イスラエルはガザで、AIが選定した標的を大規模無差別爆撃! 米テック企業は新たなイスラエル・ロビーになりつつある! 岩上安身によるインタビュー第1227回ゲスト 現代イスラム研究センター理事長・宮田律氏 第6回 完全版
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/531802

■FIFAワールドカップ2026大会は、ピッチの外の話題も沸騰! 日本人サポーター達は、アニメなど、日本のソフトパワーによって、海外で歓迎される! 日本のサポーターによる試合後のスタンドの清掃が、メキシコ、ポルトガル、イラク、サウジアラビア、イングランドのサポーターなどにも拡大! テキサスで、日本人サポーターが地元メディアに「テキサスは、最高! 何もかもでかい!」と答えて、テキサス人に大受け! 試合後のウォルマートに1000人の日本人サポーターが押し寄せるも、窃盗や喧嘩などのトラブルが1件もなく、それ自体がニュースに! 上海でのスポーツバーでは、中国人客までもが日本を応援!

 FIFAワールドカップ2026大会は、ピッチの中だけでなく、ピッチの外の話題も盛り上がっています。

 日本代表選手の活躍と並んで、日本人サポーターにまつわる話題が数多く伝えられています。

 その代表例が、日本人のサポーターによる試合後の清掃活動です。

 日本人のサポーターによる試合後の清掃活動が、世界的に知られるようになったのは1998年フランスW杯ですが、その後も、2006年、2014年、2018年、2022年と、W杯のたびに「日本人サポーターが試合後にスタンドを掃除する」という光景が、国際的なニュースになってきました。

 ところが、このサポーターによる清掃が、今大会では、日本サポーターだけでなく、世界各国のサポーターにも広まってきました。

 大の日本びいきのメキシコのサポーターや、イラク、サウジアラビア、イングランドなどにも広がってきています。

※【魔改造】世界「日本のワールドカップの清掃活動いいな。真似しよ」⇒アメリカ「日本のワールドカップの清掃活動いいな。」⇒せや!【海外 日本 ゆっくり】(ゆっくり海外から見た日本、2026年6月22日)
https://youtu.be/p6oU7_4_3Qg

 また、コンゴとの熱戦の後、ポルトガルのサポーターがスタンドのごみを拾う姿もSNSで拡散されています。

※【平和】試合後にゴミ拾いするポルトガルサポーター!(@サッカーデイ、2026年6月19日)
https://youtube.com/shorts/W8yrqZWd5rk

 ワールドカップの会場となっているテキサスで、日本人サポーターが地元メディアのインタビューに「テキサスは、最高! 何もかもでかい!」と答えて、テキサス人に大受けしている様子も、SNSで拡がっています。

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■重要!! 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士インタビュー(その7)アイゼンハワー第34代大統領時代は、ロックフェラー家・スタンダードオイルが優勢だったため、シオニストが入り込めなかったが、リンドン・ベインズ・ジョンソン第36代大統領は「シオニストの手先」になった!

 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士へのインタビュー「エプスタイン階級の戦争」が、3月28日に公開されました。番組とグッド博士の紹介は、号外でお送りした(その1)を御覧ください。

※The Wars of the Epstein Class Dr. Aaron Good(Neutrality Studies, 2026年3月28日)
https://youtu.be/WjgvH8xCbv4

※エプスタイン階級の戦争|アーロン・グッド博士(ニュートラリティ・スタディーズ、日本語版, 2026年3月28日)
https://youtu.be/3aw01qHD3Mk

 YouTubeの動画に付された解説によると、インタビューは8つの部分に分かれています。

1)三分構造国家とディープ・ステート
2)麻薬犯罪と国家権力
3)資本主義、帝国、その初期的起源
4)イスラエルのネットワークとアメリカ権力
5)インドネシアのクーデターと資源奪取
6)エリート支配と犯罪化された帝国
7)恐喝ロビーと秘密支配
8)締めくくりとアーロンの活動情報

 (その7)では、「4)イスラエルのネットワークとアメリカ権力」の中編に、仮訳と、注をつけてご紹介します。

※【IWJ号外】重要!! パスカル・ロッタ京大准教授によるアーロン・グッド博士インタビュー!!(その1)「三層構造になっている米国の『セキュリティ・ステート』──民主的な憲法政治を超えた深い層が存在」! 2026.4.27
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/531411

※重要!! 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士インタビュー(その2)組織犯罪と米国連邦の治安維持機関の共生関係、イスラエル系シンジケートの驚くべき役割!(前半)(日刊IWJガイド、2026年5月6日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20260506#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55566#idx-3

※重要!! 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士インタビュー(その3)組織犯罪と米国連邦の治安維持機関の共生関係、イスラエル系シンジケートの驚くべき役割!(後半)(日刊IWJガイド、2026年5月8日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20260508#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55568#idx-3

※重要!! 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士インタビュー(その4)(日刊IWJガイド、2026年5月20日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20260520#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55584#idx-2

※重要!! 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士インタビュー(その5)(日刊IWJガイド、2026年5月25日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20260525#idx-2
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55589#idx-2

※重要!! 京都大学法学部准教授パスカル・ロッタ氏によるアーロン・グッド博士インタビュー(その6)(日刊IWJガイド、2026年6月15日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20260615#idx-3
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/55621#idx-3

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エプスタイン階級の戦争 アーロン・グッド博士(その7)
2026年3月28日

(続き)

グッド博士「しかし民主党、特にルーズベルトよりも、ハリー・トルーマンやLBJ(リンドン・ベインズ・ジョンソン、※10)のような人物は、民主党のより腐敗した側面を代表しています。

 民主党は、二大政党の中で、より強くマフィアと結びついていました。労働組合、特にチームスターズ(トラック運転手組合)のシオニズム(※11)は、民主党の政治においてより重要な要素となりました。民主党は、共和党よりも、労働組合からの支持に依存せざるを得ず、それらの組合はマフィア、ひいてはシオニズムによって腐敗していたからです。

 共和党は、よりWASP的で、基本的には保守的な実業家達で構成されていました。

 こうした背景こそが、1956年に英国、フランス、イスラエルがスエズ作戦を試みた際、アイゼンハワーがこれに一切加担しなかった(※12)理由を理解する助けとなります。

 当時は、スタンダード・オイル(※13)の資金と、アラムコ(※14)、ロックフェラー家(※15)といった勢力が、(シオニストとは)異なる体制を代表していたからです。

 1956年(スエズ危機・第2次中東戦争)、彼らは、イスラエルによる領土奪取の企てを阻止しました。

 しかし、1967年、LBJ(36代米大統領リンドン・ベインズ・ジョンソン)が政権に就くと、彼(ジョンソン)は彼ら(シオニスト)の手先となりました。

 こうして、1967年の戦争(第3次中東戦争、※16)が勃発し、彼らはパレスチナのより多くの地域、とりわけヨルダン川西岸地区とガザ地区を占領したのです。現在も、両地区はイスラエルの占領下にあり、そこでジェノサイドを企てているのです」。

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