日刊IWJガイド「割れる米・露! ロシア旅客機墜落は『IS』の犯行か、それとも事故か!? 本日11月7日は『鍋の日』! 恋の『鍋テク』伝授で“アツアツ”な夜を! 」2015.11.7日号~No.1151号~


■■■ 日刊IWJガイド「割れる米・露! ロシア旅客機墜落は『IS』の犯行か、それとも事故か!? 本日11月7日は『鍋の日』! 恋の『鍋テク』伝授で“アツアツ”な夜を! 」2015.11.7日号~No.1151号~ ■■■

(2015.11.7 8時00分)

おはようございます。IWJの原です。

 めっきり寒くなった・・・と、みんな口を揃えて言いますが、そんなに寒いですか? 冬が大嫌いな僕ですが、タバコを2013年の秋に辞めてからというもの、身体が強くなったのか、去年の冬もとくに寒く感じませんでしたし、一度、インフルエンザに感染中の友だちと1日中遊んでインフルエンザを移された以外は、風邪ひとつひいていません。

 しかし、現在、北海道の札幌、釧路を取材・講演で回っている岩上さんはどうでしょう。僕も生まれは北海道ですが、11月の北海道ともなれば、東京とはまるで違いますからね。もしかしたら、すでにかなり冷えているのではないでしょうか。

 岩上さんが今年の2月に心臓発作で倒れたのも北海道の帯広でした。同行していた僕が心臓発作の「第一発見者」だったわけですが、あの時も慢性的な過労に、急な「寒さ」と「タバコの副流煙」が加わって、最後のトリガーが引かれたのだったと記憶しています。

 岩上さんは一見、頑強なヒール・プロレスラーのように見えますし、それはそれである意味「正解」なのですが、いくら頑強とはいえ、ひとりの人間が耐えられるハードワークや睡眠不足には限界があります。今回も身体が悲鳴を上げないか、スタッフ一同、ちょっと心配しています。

 連日、遅くまで事務所で一緒に仕事をしている岩上さんに2日も会わないと、どうにも調子が狂う気もしますが、岩上さんの留守を守るつもりで、スタッフみんなで必死に毎日頑張っていますので、そんなIWJを今日も1日、よろしくお願いします!

P.S

お土産は、北海道限定のインスタントラーメンなどを買ってきてもらえると嬉しいです(一袋80円とかのでいいです)。

■ロシア旅客機事故の真相をめぐって意見が割れた米英とロシア! 「IS」のテロか、事故か

 さて、日刊IWJガイドという公開の場でボスにお土産を催促してみたわけですが、海の向こうでは、ロシアの旅客機墜落事故をめぐり、米・露が割れています。

エジプト東部シャルムエルシェイクを飛び立ったロシアの航空会社コガリムアビアの旅客機9268便が10月31日、シナイ半島の山岳地帯に墜落しました。乗客・乗員224人全員が死亡。機体は真っ二つに割れ、犠牲者の大半がロシア人だったということです。

 この旅客機墜落について、シナイ半島で勢力を広げているIS(イスラム国)系武装組織「ISシナイ州」は同日、「カリフの兵士が、220名以上が搭乗したロシアの航空機をシナイ地域上空で撃ち落とすことに成功した」と犯行声明を出しました。犯行声明では、9月30日からロシアが始めた「シリア空爆」への報復だとも宣言していました。

 この犯行声明に対して、ロシアの運輸大臣マクシム・ソコロフ氏は「各国がテロの可能性を報じていますが、これは正確なものとは考えられません」と否定。エジプト陸軍広報官モハメド・サミル氏も「彼らは何でも声明にのせることができるが、彼らがやったという証拠は現時点でどこにもない」と懐疑的な見方を示しました。

※【10月31日第一報】ロシア旅客機墜落にISが犯行声明!? 「空爆でシリアの人々を毎日何十人も殺してきたことを嘆くがよい」 関係各国、各社報道は「彼らがやった証拠はどこにもない」と否定

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/273046

 しかし、オバマ米大統領は米国時間5日、ラジオで「(機内の爆弾が原因だった)可能性がある」との見解を示し、独自の調査チームや情報機関が原因を調べていることを明言。米首脳が墜落の原因として爆弾に言及するのは初です。また、アーネスト米大統領報道官も同日の会見で「テロリストの関与の可能性を含め、いかなることも排除しない」と述べ、イギリスのハモンド外相も、ISによる犯行の可能性が「かなり高い」との見方を示しました。

 CNNなどの米メディアによると、米政府の見方は、墜落直後にシナイ半島のIS関係者が交信した内容を米情報機関が傍受して分析した結果が根拠となっているようです。また、墜落直前に瞬間的に強い熱が出たことを米軍の衛星がとらえており、これは飛行中の同機が爆発したことを示すということです。

 一方、当事者であるロシアのプーチン大統領は同日、キャメロン英首相と電話会談し、墜落原因について「正式な調査で得られたデータに基づく必要がある」と、テロと断定することに慎重な姿勢を示し、同じく当事者といえるエジプト政府も、爆破との見方は「事実に基づいていない」との声明を出しました。

 なんでしょう、この英米とロシアの見解の違いは。

米英は、この航空機墜落事故(事件?)の当事者ではないはずなのに、なんでこんなに自分の「ものの見方」に自信を持って、発表を急ぐんでしょうか? 当事者ではないですよね? ね? ね?

何かの被害にあった当事者は、普通は、そのダメージを大げさに言いたてるものですよね。ロシアが、IS犯行説に対して、ISの名前で声明が発表されているにも関わらず、慎重です。なのに、米英は、「ISがやったに違いない」と、「前のめり」の決めつけです。どうしてなのでしょう?

ちなみに「ISシナイ州」は4日、巷にあふれる「はいはい、自分の“戦果”にしたいんだろ…」との声に釘を刺すように、「(ロシア機を)墜落させたのは我々だ」との声明を改めて出しましたが、その真相はいかに。IWJはこの問題を注視していきますし、続報も近日中に出ると思います。少々お待ちください。

…(後半へ続く)

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.11.7 Sat.**

【IWJ_KYOTO】10:00~「本田久美子さんにまずは会ってみよう!」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「本田久美子さんを勝手に応援する会」が主催の、京都市長選立候補予定者・本田久美子氏が登場するイベントを中継します。

【Ch4】13:00~「シンポジウム:ピケティ『21世紀の資本』とグローバル・タックス ~行き詰まる資本主義、日本の格差・貧困、国際課税への提言~」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※橘木俊詔氏(京都女子大学客員教授、京都大学名誉教授)が基調講演を行うほか、各分野の第一線で活躍されている専門家の方々が問題提起する予定。

【Ch5】13:30~「”アベチャンネル”はゴメンだ!怒りのNHK包囲行動 第2弾」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※NHK(渋谷)西門前でリレートーク&コールが行われ、宮下公園北側からデモがスタートする予定。

【IWJ_OSAKA1】14:00~「『10.8山崎博昭プロジェクト』大阪講演会 アカンで、日本!ー理工系にとっての戦争ー」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※山本義隆氏、白井聡氏らが講師として登壇予定。

【IWJ_OSAKA2】16:53~「『向日葵の丘 1983年・夏』上映後の太田隆文監督、仲代奈緒さん舞台挨拶」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka2
※『向日葵の丘 1983年・夏』上映後の太田隆文監督、仲代奈緒さん舞台挨拶を中継します。

【再配信・Ch1】19:00~「「日本全体が米軍の巨大な兵站部隊になる懸念がある」――日米の「調整メカニズム」で自衛隊が米軍化する?学習院大学教授・青井未帆氏に岩上安身が緊急インタビュー!」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252124
※2015年7月8日に行われた、学習院大学教授・青井未帆氏インタビューを再配信します。青井氏は、自衛隊が米軍の指揮下に組み込まれる懸念を示し、政府提出の安保法制の違憲性を指摘。維新の党が対案として出した独自案の違憲性にも言及しました。

============

◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.11.8 Sun.**

【IWJ_AOMORI1】 11:30~「2015年反核燃秋の共同行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1
※「2015年反核燃秋の共同行動実行委員会」主催の「反核燃秋の共同行動」を中継します。青森県臨床整形外科医会の大竹進氏が基調講演を行う予定。

【Ch未定】13:30~「安保法制に反対する高校生原宿デモ」
※「T-nsSOWL」が主催の「安保法制に反対するデモ」を中継予定。

【IWJ_OSAKA2】13:30~「辺野古の海を埋め立てるな!11.8大阪アクション」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka2
※辺野古新基地建設に反対を訴える抗議行動を中継します。

【IWJ_OSAKA1】14:00~「豊かな大阪をつくる ~「大阪市存続」の住民決断を踏まえて~」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「『豊かな大阪をつくる』シンポジウム実行委員会」が主催のシンポジウムを中継予定。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

(前半の続き)…

■「『21世紀の資本』とグローバル・タックス ~行き詰まる資本主義、日本の格差・貧困、国際課税への提言」!

 IWJは本日も中継が盛り沢山です!

 午後1時半からはシンポジウム「ピケティ『21世紀の資本』とグローバル・タックス ~行き詰まる資本主義、日本の格差・貧困、国際課税への提言~」を中継します!

 こちらは京都女子大学客員教授・京都大学名誉教授の橘木俊詔さんが「『21世紀の資本』と世界的な資産税の可能性~日本の貧困・格差問題を踏まえて~」と題して講演します。

 橘木さんは、「日本ハムにホームランバッターの中田翔選手がいますが、『税金を2倍にする』といったら彼はホームランを打たないようになるか。そうはならない。それと同じで、税金を高くしたら経営者も意欲をなくして働かなくなるかといえば、そんなことはない」との持論をお持ちの方です。

 お金持ちから税金をとる政策のみならず、年金などの社会保障が充実をさせることで格差、貧困は徐々に解消できると主張されています。今日はその具体的な道筋をご提案されるかと思います。

 また、このシンポジウムには岩上さんがかつて単独インタビューした志賀櫻さん、水野和夫さんも登壇します! この豪華シンポジウムを是非、お見逃しなく!

※2013/08/14 「最低でも世界の富の4分の1は租税回避されている」 ~岩上安身による志賀櫻氏インタビュー

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/96288

※2015/01/28 機能不全に陥った資本主義 「フロンティア」なき時代、私達はどのような社会を作るべきか ~岩上安身による日本大学国際関係学部教授・水野和夫氏インタビュー

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/228274

【IWJ Ch4】

http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi4

■日本青年会議所が過激な改憲思想を中学生に押しつける「出前授業」を展開! それを無批判に報じるNHKに、いい加減アゴが外れそうだ!

 さらに今日は午後1時から、「“アベチャンネル”はゴメンだ!怒りのNHK包囲行動 第2弾」を中継します。「安倍チャンネル」との評価がすっかり定着し、ごまかしがきかなくなってきているNHK。「安倍チャンネル」と呼ばれることを籾井勝人会長はイヤがっていますが、それは痛いところをつかれているからではないでしょうか。籾井会長がなんと言おうと、今日もまたNHKは、包囲されてしまうようです。

 何かと「トンデモ報道」を流しては物議を醸しているNHKですが、11月3日放送の「ニュースウオッチ9」も、「安倍チャンネル」の名に相応しい内容だったようです。

 この日の『ニュースウオッチ9』は、安保法制を機に国民の間で「あらためて憲法を学ぼうという動きが広まっている」として民間の憲法に関する取り組みを特集。日本青年会議所(JC)が埼玉県の中学校で行った、憲法の「出前授業」の模様を報じたのです。教壇に立ったのは、JCの「憲法論議推進委員会」の副委員長・樋口陽平氏。JCは「憲法改正運動」を展開し、そこには、ぴったり寄り添う「日本会議」の影があると言われています。

 JCが発表している「JC日本国憲法草案」は、自民党改憲草案よりもさらに陳腐で立憲主義から遠く離れた内容で、「日本国は、四方に海を擁し、豊かな自然に彩られた美しい国土のもと、万世一系の天皇を日本国民統合の象徴として仰ぎ、国民が一体として成り立ってきた悠久の歴史と伝統を有する類まれな誇りある国家である」という憲法前文に加え、憲法「9条」をまるまるカットするといった徹底っぷりです。

 こうした極右思想が教育現場にぬけぬけと入り込んでいることにも驚きですが、これを無批判に放送するNHKにも開いた口がふさがらず、もうそろそろアゴが外れてしまいそうです。さすが筋金入りの「安倍チャンネル」。お見事です。本日は、良識ある市民の皆さんから目一杯抗議されることでしょうから、是非、この機会に市民の怒りの声に耳を傾けていただければと思います。

 「参加してNHKを叱りつけたくても、ちょっと遠くて参加できない!」という方は、IWJの中継をご覧ください。

【IWJ Ch5】

http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi5

■「日本全体が米軍の巨大な兵站部隊になる懸念がある」 日米の「調整メカニズム」で自衛隊が米軍化する!

 そして夜7時からは、岩上さんによる学習院大・青井未帆教授のインタビューを再配信します!

 昨日も日刊で平山茂樹記者が書きましたが、自衛隊と米軍の「一体化」が、大きな進展を見せました。

 日米両政府は今月3日、今年4月に再改定された日米新ガイドラインに盛り込まれた「同盟調整メカニズム」を設置し、運用を開始することで合意しました。これにより、自衛隊と米軍の一体化、実質的には「下請け化」が、よりいっそう進むことになります。

 「同盟調整メカニズム」では、平時を含め、日本への武力攻撃に至らないグレーゾーン事態、日本有事などの緊急事態までのあらゆる段階における日米の調整の枠組みが新設されます。自衛隊・米軍の幹部による「共同運用調整所」を設けるとともに、陸海空の協力については各部隊の代表による「各自衛隊および米軍各軍間の調整所」を設置します。

 平和主義国家の我々としては、そう言われても「つまりはどういうこと?」となってしまいがちですが、この問題に早い段階から警鐘を鳴らしてきたのが、学習院大学教授の青井未帆氏です。青井氏は今年7月、岩上さんのインタビューに答えて、「同盟調整メカニズム」について、次のように論じました。

 「『制服組』(自衛官)が実際の知識を持っているんです。米国とデータを共有しているので、事実上の指揮権が日本にあるとは考えられない。米軍の制服組を中心に決定されていくことになるのではないか、ということです。専門家である制服組の意見に政治がどう異論を挟めるでしょうか。そう考えると、NSC(国家安全保障会議)での議論が形式的なものになる可能性が高いと思います」

※2015/07/08 「日本全体が米軍の巨大な兵站部隊になる懸念がある」――日米の「調整メカニズム」で自衛隊が米軍化する? 学習院大学教授・青井未帆氏に岩上安身が緊急インタビュー!

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252124

 簡単に言えば、「自衛隊の決定権、指揮権が米軍に移るのではないか」という懸念ですね。

 もうちょっと詳細にいえば、安保関連法で自衛隊の役割は拡大しましたが、実戦経験のない自衛隊は、実戦経験豊富な米軍の指示に背くことができず、言うなりに行動するしかないのではないか、そして日本の総理大臣や防衛大臣も、後から自衛隊の行動を追認するしかないのではないか、ということです。そんな心配をしなければならない国、日本。これで独立国だといえるのでしょうか。

 落胆することうけあいですので、まぁ気は進まないかもしれませんが、それでも我が身にふりかかることだと考えなおして、どうか本日の再配信をご視聴いただき、青井先生の鋭い考察をご確認ください!

【IWJ Ch1】

http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi

ちなみに、青井先生は、12月20日に開催するシンポジウム「饗宴」に、ご登壇いただきます! 昨年は、シンポの後のパーティーで、「女性のパネラーが少ない!」と、ジェンダーバランスに配慮を欠いているとのご批判も頂戴しましたが、今年は、青井先生と、PARCの内田聖子さんにご登壇いただけるので、きっと大丈夫だと思います! 青井先生、内田さん、ご登壇のご快諾、心より感謝いたします!

■辺野古強行を許すな! 「SEALDs」動く!

 昨日は、SEALDsが参院議員会館で開いた記者会見の模様を中継しました! 今回のテーマは「辺野古」です。辺野古新基地建設を強行する政府の政治的手続きは「民主主義の根幹を否定する暴挙」だとして、抗議声明を発表しました。

 現在、辺野古には東京の警視庁からも機動隊員が投入され、これまで以上に激しい弾圧が、市民へ加えられています。

※2015/11/05 「警官が熱くなってどうする!」警視庁から100人以上の機動隊が投入された辺野古ゲート前、衝突は激化の一途 ――「統率のとれない状態での投入は非常に危険」

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/273995

 日刊ゲンダイは、「(警視庁の機動隊が)宿泊しているのは、名護市内にある1部屋1泊5万円前後の高級リゾートホテル。オフシーズンだから、さすがにそこまで高くはないが、住民たちは『リゾート気分で俺たちを締め上げに来ているのか』とカンカンなのです」との地元住民のコメントを紹介しています。

※リゾートに泊まり沖縄県民いじめ 警視庁機動隊の歪んだ正義 日刊ゲンダイ

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/168766/2

 SEALDsが今回出した声明文では、翁長雄志知事による「辺野古埋立承認取り消し」に対して、沖縄防衛局が「一般私人」になりすまして審査請求と執行停止申し立てを国土交通省に提出したことについて、「国家の専横から国民の権利利益を守るための制度である行政不服審査法の恣意的な乱用」と強く批判しました。「一般私人」についてはIWJが詳しく記事にしていますので、そちらをご参照下さい。

※94人の行政法研究者が声明を発表! 国が「私人」になりすます行政不服審査制度の濫用に抗議!――「辺野古埋立承認問題における政府の行政不服審査制度の濫用を憂う」声明文全文掲載

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271924

 さらに、「銃剣とブルドーザー」で土地を奪われてきた沖縄の歴史に触れ、新基地建設について「沖縄の長い平和のための闘いを踏みにじるものであり、日米安全保障のための負担を沖縄に今後も押し付けるという国家からの宣言であるとさえ言える」と難じました。

 SEALDsは、今月13日から全国各地で街宣運動を実施し、辺野古新基地建設反対を訴える予定です。沖縄問題に関する本土の反応の鈍さは、IWJとしては、これまでも気になっていましたが、SEALDsが本格的に動き始めたことで、新たな展開を迎える可能性が出てきた気がします。

IWJもすべて中継する予定ですが、大注目です! 昨日の会見の記事化を急ぎますが、まずはSEALDsの抗議文を全文掲載しておきますね。

【抗議文】

 辺野古新基地建設をめぐる一連の政治的手続きに関する抗議声明

 沖縄・辺野古の新基地建設工事が再開されました。2015年10月13日に翁長雄志沖縄県知事が行った辺野古沿岸部における公有水面埋め立て承認の取り消しに対し、その翌日、沖縄防衛局は行政不服審査法に基づき国土交通大臣に対し審査請求をするとともに、執行停止措置の申し立てをしました。そして10月27日、国土交通大臣が執行停止を命じたのが、新基地建設工事再開の根拠となっています。

 しかしこの審査請求は、沖縄防衛局という国家の一機関が「一般私人」を名乗りながら、同じく国の行政機関である国土交通大臣に宛てたものです。これは国家の専横から国民の権利利益を守るための制度である行政不服審査法の恣意的な乱用であり、すでに多くの行政法学者から批判の声明が出ている通り、法治国家にもとる行為です。

さらに、今回の埋め立て承認取り消しを行った翁長知事は、党派や思想信条を超えた「オール沖縄」のもと、「新基地は造らせない」ことを公約とし沖縄県民の圧倒的支持をうけて当選しました。

その知事の措置を国家がこのような不公正な手段をもって斥けるということは、憲法の掲げる地方自治の原則を蔑ろにするものであるとともに、民主主義の根幹を否定する暴挙です。

 沖縄は、これまでも構造的な差別と言う現状のなかにありました。国土面積のわずか0.6%の小さな島に在日米軍専用施設の74%が集中するなど、日米同盟の過剰な負担を負わされています。

また、不平等だと指摘されている日米地位協定もいまだに改正されておらず、米軍・軍属による事件・事故は解決されないままです。

一方、住民を含む凄惨な犠牲を出した沖縄戦、米軍による土地接収である「銃剣とブルドーザー」などを経た沖縄では、反基地・反戦運動が非暴力を通じて行われてきました。今回の新基地建設工事の再開は、こうした沖縄の長い平和のための闘いを踏みにじるものであり、日米安全保障のための負担を沖縄に今後も押しつけるという、国家からの宣言であるとさえ言えるでしょう。

 辺野古での新基地建設をめぐる日本政府の横暴は、沖縄だけにとどまらない、日本全体の問題です。今なお国会を通じて沖縄に過剰な基地負担を強いているのは、紛れもなく「日本」に生きる私たち自身です。

そして、特定秘密保護法や安保法制の整備といった安倍政権のもとに行われている政治が、この国の自由と民主主義、そして平和主義を著しく傷つけるものであったことからも、沖縄の直面している問題が全国の人々にとって決して他人事でないことは明らかです。沖縄がこの国に問うものは、この国の憲法の理念であり、この国の政治であり、「日本」に生きる私たちの行動です。

 私たちはこの国の自由と民主主義を守るという立場から、今回の辺野古埋め立てに関する一連の政府の手続きに反対します。そして、辺野古新基地建設工事の中止を求めるとともに、このような暴挙を粛々と進める現政権へNOを突きつけます。

2015年11月6日

SEALDs

SEALDs KANSAI

SEALDs TOHOKU

SEALDs RYUKYU

SEALDs TOKAI

※2015/11/06 SEALDsメンバーらによる辺野古基地建設における一連の政治的手続きに関する抗議会見(動画)

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/273905

 IWJでは、沖縄の中継市民の皆さんが連日、現地から辺野古の模様をUST・ツイキャス配信し続けてくれています! 埋立工事へ向け、常に予断を許さない状況ですので、いつ配信が始まるかは不確かだったりもしますが、いつもIWJ沖縄への関心を抱き続けていただけると嬉しいです。よろしくお願いします!

※IWJ OKINAWA Ustream

http://www.ustream.tv/channel/iwj-okinawa1

※IWJ OKINAWA ツイキャス

http://twitcasting.tv/iwj_okinawa1

■相次ぐマイナンバー配達ミス! 11月6日総務省記者会見で高市大臣が「不安を惹起させかねない」と「焦り」 普及拡大に水を差す郵便局のミスに大臣「げんなり」! 歯止めなき利用拡大に懸念も残る!

 ここでIWJのマイナンバー担当・エマイナちゃんの「中の人」を務める・城石愛麻(きせき えま)さんに、昨日の取材報告をしていただきます。

———————————————————————-

 おはようございます。城石愛麻です。マイナンバー法が施行されて、はや1カ月、通知カードの送付開始から2週間が経ちました。この間、恐れていた配達ミスが相次ぎ、日本郵便の発表によると、11月6日現在、全国で8件の配達事故が起きたそうです。

 11月6日、総務省の記者会見にいつものあふれる笑顔で現れた高市早苗大臣は、連発する配達ミスについて記者から言及されると、「(国民の)不安を惹起させかねない」と述べて、顔色を変えました。

 総務省は、11月2日、日本郵便の高橋亨(とおる)社長を総務省に呼び出し、再発防止を徹底して欲しいと要請しましたが、その後も三重県伊勢市や石川県珠洲(すず)市で配達ミスが発生し、もはや高市大臣は「憤り」を通り越して、力なく「げんなり」としている様子でした。

 高市大臣がこのように「げんなり」してしまうのも、無理はありません。なんと言っても、総務省は政府きっての「マイナンバー激推し」省庁です!

 本来、総務省はマイナンバーに関連する「セキュリティ」と「個人番号カード」を所轄していましたが、11月4日以降、マイナンバー担当だった甘利明大臣のマイナンバー実施の責務も引き継いだことで、これまで以上に大きな責任を持つようになりました。

 つまり、マイナンバーと言えば「総務省」なんです! (厳密には、内閣官房や財務省など、複数の省庁が関わるものですが)

 「それだけマイナンバーを激推しするなら、責任も当然、高市サンが背負うのよね?」という疑問が当然湧いてくるかと思いますが、この点については、こちらの記事をご一読ください!

・2015/10/20 マイナンバーをめぐる政府と自治体の認識が食い違い! 「番号変更はできます」と大臣は明言、でも自治体の対応は「ケースバイケース」!

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271160

・2015/10/06 「番号変更はできる」「責任は総務大臣にある」――マイナンバー推進の旗振り役・高市総務大臣が会見で断言。自治体の担当者は「え!? 初耳」。これでDV被害者を守れるのか!?

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268895

 そんな総務省の高市大臣は、昨日6日の会見で、「今後やはり、マイナンバーカード、利用も拡大していくと思います」と明言しました。マイナンバー推進の前のめり姿勢を隠す様子もありませんが、特に民間利用の拡大については、歯止めなきものになるのではないか、と思われています。

 総務省によるとマイナンバーを利用したい民間企業は、高市大臣の「OK」を貰えれば利用できるようになるというのです。10月に厚労省職員とマイナンバーのシステム設計を担うIT企業との癒着が報じられたばかりですが、これでは総務省においても、企業と癒着しかねないのではないでしょうか。

 6日の記者会見では、私がこの点についても質問していますので、確認してみてください!

 「…ていうか、そもそもまだ、正直マイナンバーのこと、よくわからないんだよね…」という方は、こちらをご一読くださいね!

・2015/10/05 いよいよ、あなたのもとにも届く「マイナンバー」! 「共通番号法」が10月5日より施行開始!――新連載第1話「さあ手元に届いた。でも…何をすればいいの? 教えてエマイナちゃん!」

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268813

———————————————————————-

 以上、エマイナちゃんでした。

■新刊『米国が隠す日本の真実』(詩想社)発売のお知らせ

 ここで、新刊のお知らせです。鹿児島大学教授の木村朗氏、政治経済学者の植草一秀氏、元衆議院議員の川内博史氏と岩上さんのクロストークをテキスト化して収録した書籍が11月18日(予定)に発売されます。

 タイトルは『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』。発行元は詩想社です。

※詩想社ホームページ

http://www.shisosha.com/

 クロストークでは、IS(イスラム国)による日本人人質殺害事件にはじまり、辺野古新基地建設問題、日米共同軍事演習「ヤマサクラ」、消費税増税などの問題に関して、徹底して討議を行っています。

 また、本書には、岩上さんの単独原稿「安保関連法案はなぜ強行採決されなければならなかったのか~背景にある米国の『オフショア・バランシング戦略』とは何か」も掲載されます。米国の戦略家・クリストファー・レインが主張する米国の「オフショア・バランシング戦略」について分析した、2万字を超える重厚な論考です。ぜひ、ご一読いただければと思います。

 本書のベースとなった木村氏、植草氏、川内氏と岩上さんのクロストークの模様は、IWJのホームページで動画アーカイブとして公開しています。本書とあわせて、ぜひ、ご覧ください。

※2014/01/20 「日本の真実を語る」沖縄問題から原発まで ~クロストーク 木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身-前半

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120550

※2014/01/20 東京都知事選はシングル・イシューなのか? 脱原発候補一本化をめぐり白熱討論 ~クロストーク 木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身-後半

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/120992

※2014/06/01 「日本の真実を語る~思考停止に陥らないために」 クロストーク:木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/144261

※2015/01/23 いかにして、絶望を希望に転化させるか~クロストーク「日本の真実を語る」第3回 木村朗×植草一秀×川内博史×岩上安身

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/226919

 また、このクロストークは、11月19日にも再び行います。こちらもぜひ、チェックしてみてください!

http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

■改憲草案、草案翻訳プロジェクトに手を貸していただける方を絶賛募集中です!

 たいへんご好評いただいている、自民党改憲草案の危険性を読み解いた『前夜』ですが、現在、出版社の現代書館さんが『前夜』の「増補改訂版」を編集中です! 自民党が現実化を狙っている自民党改憲草案は、とんでもない代物です。

 たとえば、現行憲法第20条は「信教の自由」を定め、「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」と政教分離の原則を定めています。

 明治憲法下では、天皇の統治権の根拠を「皇祖神・天照大神」の神勅に由来するものとして、その子孫である天皇自体も「現人神」として尊崇の対象とすることで、天皇による絶対的支配を正当化しようとしました。そのために神社信仰を利用し、「天照大神」を祀る伊勢神宮をトップに全国の神社を格付けして、「神社神道」を統治システムに組み込んだんですね。

 神道の祭祀は国政の一部となり、国民には神社参拝が強制され、神社神道は「国家神道」として事実上の「国教」として扱われました。「国家神道」は、他宗教を弾圧し、かつ、日本の軍国主義の精神的支柱としても大きな機能を果たしました。その中心となったのが、天皇陛下や「お国」のために戦死したら「英霊」として祀られるとされた「靖国神社」です。僕もIWJに入るまで、靖国神社とは古くからある神聖なものかと思っていたのですが、意外に最近のもので、かつ、そもそもが政治的なものであることを知って、衝撃を受けました。

 そんな「国教」が他宗教への弾圧、国民の扇動に使われた過去の反省を踏まえ「政教分離の原則」が定められたわけですが、自民党の改憲草案20条では、次のように「例外規定」が設けられました。

 「国及び地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教のための教育その他の宗教的活動をしてはならない。“ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない”」

 これは、靖国参拝を正当化する狙いがあるものとみられます。米国は今も帰還兵や死傷兵、負傷兵を「英雄」と祭り上げますが、再び戦争する国となった日本でも、また犠牲者を「英霊」と讃えることで、その犠牲を美談にすり替えてしまうのでしょうか。

 自民党の憲法改正草案は、この第20条以外にも、問題だらけです。国民主権や基本的人権の尊重、立憲主義をないがしろにする、とんでもない代物です。

 そこでIWJでは、この自民党憲法改正草案の「トンデモ」ぶりを海外にも広く発信するべく、英訳するプロジェクトを立ち上げることになりました。

 そこで、この日刊IWJガイドをお読みいただいている方にお願いです。このプロジェクトにお力をお貸しいただけないでしょうか。下記フォームで受け付けていますので、ぜひ、ご応募ください。お待ちしています!

【自民党改憲草案英訳ボランティアご応募はこちら↓】

https://docs.google.com/forms/d/132Gti-gN_dk7GyJlk9TFey9TOCWMaLx6EULgQScK5E8/viewform

■大手メディアとは気合がまったく違う! IWJをご支援ください!

 IWJのこうした日々の取材活動は、皆さんのご支援で成り立っています。IWJの現在の会員数は、5809名様です! IWJ初の5800台に到達しました! 6000人が目の前に見えています!

 しかし・・・!

 自民党・安倍政権が勢いづくにつれ、IWJも比例して忙しくなっていきます。来夏には参院選が控えていますが、衆院も解散し、衆参ダブル選挙になるのではないか、との見立てもあります。そして衆参で改憲勢力が3分の2を超えれば、個々人の基本的人権が公益の名のもとに制限され、公務員(警官でしょう)による拷問さえもが絶対の禁止ではなくなり、震災や紛争が起これば内閣に全権を委任しなければならないような、そんな悪夢の自民党改憲草案が彩る暗黒の世界が眼前に広がり・・・という、オドロオドロしいことにもなりかねません。

 そんなことでは明日を生きる子どもたちに未来を託せないだろう、と思うわけです。だから気合を入れ、大手メディアが黙殺する様々な事象を根こそぎダダ漏れ中継し、記事にし、世の中に「裸の王様誰だ!?」と問いかけていきたいと思っています!

 どうか、腰の定まらない大手メディアと一線を画したIWJの「フルコンタクト報道」に、皆さんのご支援をよろしくお願いします! カンパもいただいています!

※会員登録はこちら!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※カンパもお願いしています! よろしくお願いします!

http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■安保法制賛成・反対議員をリスト化しました!きたる参院選のご参考に!

 自民・公明の与党による「採決の強奪」によって「可決・成立」してしまった集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案。IWJでは、この安保法案と特定秘密保護法について、どの議員がほいほいと賛成し、どの議員が毅然として反対したのか、はたまたどの議員がニヒルに欠席したのか、一目で分かるリストを作成いたしました!

※【特集】安保法制・秘密保護法 賛成反対議員リスト 絶対忘れない!「強奪された票決」~次の参院選では「明文改憲」が現実に

http://iwj.co.jp/feature/anpo-giin/

 来年夏の参議院議員選挙は、安倍総理が目指す「明文改憲」を巡って、天王山の戦いになります。このリストを見れば、安保法案と特定秘密保護法という”稀代の悪法”をめぐり、各議員がどのような投票行動を行なったかが一目で分かりますので、ぜひ、参院選での投票の参考にしていただければ、と思います。

 なお、この特設ページは、参議院議員選挙に向けて、さらに情報を追加していく予定です。そこで、このリストの「特記事項」に掲載できる各議員の情報を皆様から広く募集いたしますので、投票行動の参考になる情報をどしどしお寄せください。

※安保法制・秘密保護法 賛成反対議員リストへの情報提供フォーム

https://form.jotform.me/52192429254456

 いただいた情報は、IWJできちんと裏取りをしてからアップ致します。確証を得られない場合は、掲載できない場合もありますので、ご了承ください。

■「TVUパック」使用期限更新にあたり、会員登録とカンパのお願い

 IWJでは、有線が確保できる室内でのインタビューだけでなく、デモや抗議行動、各種シンポジウムなど、屋外で行われる各種イベントもUstreamを使用して中継を行っています。その際には、微弱な電波をポケットWifiでキャッチしているため、現場の電波状況によっては、映像や音声が途中で途切れてしまい、ご視聴中の皆様にご不便をかけてしまうことが多々あります。

 ライブストリーミングを主軸に据えたインターネットメディアとして、Ustream中継を安定させることは、IWJにとって解決しなければならない課題でした。そこで導入されたのが、「TVUパック」という、無線によるポータブルタイプの映像伝送システムです。このTVUパックを使用すると、微弱な電波しか届かない場所でも、回線を何本も束ねて安定的に配信することができます。

 このTVUパックの更新期限が迫っているのですが、これから先、2年間にわたり新たに使用するには、合計198万円が必要とのこと。現在のIWJの財政状況からすると、かなりの負担となります。

【TVUパックの写真とカンパのお願いページはこちら!】

http://iwj.co.jp/wj/open/tvu

 IWJは「ニュースの産直メディア」として、デモや抗議行動、院内集会、シンポジウムなどの現場で発せられる市民の声を、可能な限りダイレクトに、綺麗な映像と音声で中継したいと考えています。そのためには、このTVUパックの力がどうしても必要です。

 安保法制は「可決・成立」してしまいましたが、来年の参院選に向け、政局は今後、大きな動きを見せることが予想されます。それに伴い、市民の動きも活発化するでしょう。IWJはそれらを、その都度、しっかりと中継・配信していきたいと考えています。

 IWJがこの先、市民の声を中継・配信していくためには、しっかりとした財政的基盤が必要です。どうか、IWJの定額会員にご登録いただき、私たちの取材活動をお支えください。

※会員登録はこちら!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパもどうぞお願いいたします!

http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■岩上さんのインタビューと講演のお知らせ

 11月に決定している、岩上さんのインタビューや講演情報をお知らせいたします。もちろん、これが全てではありません。まだまだインタビューアポ中の方はたくさんいます。もし決まったら、どんどんラインナップを更新していきますので、毎日、このコーナーにご注目ください!

・11月12日(木)14:30~

社民党党首・吉田忠智氏インタビュー

・11月14日(土) 13:00~

ジャーナリスト・浅野健一氏インタビュー

・【録画】11月17日(火)

カレル・ヴァン・ウォルフレン氏インタビュー

・2015年11月19日(木)13時~

木村朗氏・植草一秀氏・川内博史氏クロストーク

・11月24日(火)16:00~

共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー

・11月26日(木)15:00~

岡山大学大学院教授・津田敏秀氏インタビュー

・12月4日(金)15:00~

阪口徳雄弁護士・上脇博之教授インタビュー

■IWJスタッフ募集のお知らせ

 IWJでは現在、スタッフを大募集中です。事務スタッフ、経理・総務スタッフ、テキストスタッフ、中継・動画編集スタッフを募集しています。IWJは常に忙しく、仕事量は山のようにありますが、やり甲斐はとてもあります。また、スタッフはみな仲がよく、比喩ではなく「同じ釜の飯を食う仲間」で、チームワークもばっちりです。あなたもIWJで働いてみませんか。ご応募をお待ちしています。

<一般事務および会員管理スタッフ>

 電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのインタビューのアポ取り、スケジュール管理、イベント開催の準備などを行うのが、一般事務の仕事です。IWJの屋台骨を支える、とても大切なお仕事です。

 IWJでは現在、特にこの一般事務の人手が不足しています。一般事務がしっかりしていないと、IWJの足腰は立ちません。少しでも事務の仕事にご関心をお持ちの方がいれば、ぜひ、ご応募いただきたいと思います。

 一方、会員管理事務のスタッフは、会員様からのお問い合わせなどの接点になりますので、人当たりのよい方(メール対応中心です!)、メールなどPC操作に慣れている方(エクセルができるとありがたいです!)を募集しています。

◆応募条件

※「-事務スタッフ-」を御覧下さい。

http://bit.ly/1ALJypQ

<経理・総務スタッフ>

 IWJでは、経理・総務スタッフも募集しています。経理および総務の実務経験がある方、経理ならば簿記などの資格をお持ちの方を歓迎いたしますが、経理の経験がなくても、真面目、几帳面、注意力がある、数字を扱うことや計算することが苦ではない、という方、初めて経理を覚えてみたいという方でもやる気があれば大丈夫です。ご応募、お待ちしています。

◆応募条件

※「-経理・総務スタッフ-」を御覧下さい。

http://bit.ly/1ALJypQ

<テキストスタッフ>

 IWJでは、記者およびテキストスタッフも募集しています。IWJと聞くと、Ustreamを使ったライブストリーミングが主体のメディアだと思われる方が多いかもしれません。しかし、IWJではブログやメルマガなどのテキストにも力を入れています。インターネットメディアとしては、配信しているテキスト量はナンバーワンであると自負しています。

 IWJのテキストスタッフの基礎となる仕事は、現場に行って取材をし、それを原稿にまとめることです。さらにそこから派生して、Twitterを使ったリアルタイム実況、メルマガ用原稿の構成・編集、各種リサーチ資料の作成、岩上さんのインタビューや講演で使用するパワーポイントの作成なども行っていただきます。

 もちろん、すべてを一人でこなさないといけない、というわけではありません。本人の適性に合わせて、部分的に業務に携わっていただくことも可能です。

 勤務形態は、在宅でも可能です。地方在住の方でも、パソコンさえあればお手伝いいただくことが可能ですので、どうぞふるってご応募ください。

◆応募条件

※「【職種2】 -テキストスタッフ- (記者・ライター・リサーチャー・編集者etc)」を御覧下さい。

http://bit.ly/1ALJypQ

 各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。ぜひ、ふるってご応募ください!

※【 スタッフ応募フォーム 】

http://bit.ly/1ALJypQ

<中継・動画編集スタッフ>

 IWJの記者や中継市民の皆さんが、日々取材してきた映像を、動画編集ソフト(adobe Premiere)で編集したり、サーバーへアップロードしたりする作業をメインに担当していただきます。

 動画編集の経験や知識をお持ちの方はもちろん大歓迎ですが、そうした経験がなくても、映像やIWJのコンテンツに興味がある方なら大丈夫です! 経験豊富なIWJスタッフが親切にレクチャーいたします。自主性と向上心を持って、学び成長できる方をお持ちしております。

 また、動画編集だけでなくカメラを持って、記者会見やシンポジウム、デモの現場などに取材に行っていただくこともあります。こちらも、ビデオ撮影の経験や知識をお持ちの方は大歓迎ですが、「ホームビデオぐらいしか使ったことないなぁ…」という方でも心配いりません! 映画やドキュメンタリーに興味があって、ビデオ撮影に挑戦したいという情熱をお持ちの方を募集します。あとは、体力と運転免許があれば、云うことなしです!

◆応募条件

※「【職種5】-中継・動画編集スタッフ-」を御覧下さい。

http://bit.ly/1ALJypQ

■11月8日(日)に迫った「フレンドリーラン」に向けての抱負をご紹介します

 IWJのスタッフがタスキをつなぐ「フレンドリーラン」の開催が、いよいよ11月8日に迫ってきました。先日配信したように、IWJでは当日の大会委員長を務める孫崎享さん、元陸上自衛隊レンジャー部隊の井筒高雄さんを迎えての練習を行い、準備はバッチリです。

 本日は、走ることが大好きで大好きしかたがない元ラガーマン「IWJの五郎丸」こと佐々木隼也記者からコメントをいただいているので紹介します。

———————————————————————-

 IWJで記者をしている佐々木隼也です!フレンドリーランが行われる明日は、あいにくの雨だそうです。が、走ってしまえば雨も汗も変わらないですよね。死力を尽くして頑張りたいと思います!

 …と言いたいところなのですが、僕は、のっぴきならない所用のため、今回は出場ができません。悔しいです…!!

 振り返れば先日行った練習では、マラソンには特に必要のないタイムトライアルを行い、10年以上ぶりに全力疾走。めでたく激しい筋肉痛に見舞われました。しかし、2日も経つと、なぜだか身体が軽い…。これはいったい何だろう。そう思っていたまさにその日、僕は油断して事務所に遅刻しそうになりました。

 最寄りの六本木駅から事務所までは、これまでの経験上、頑張って走っても5分以上はかかる。そしてそもそも、5分以上なんてとてもじゃないけど走り続けられない。しかしタイムリミットは5分。これは絶体絶命だ…と思いましたが、悪あがきで走ることにしました。

 すると、あれ、いくら全力疾走しても疲れない。しかも速い…!5分の距離を、息を切らすことなく走り抜き、見事3分で事務所にたどり着き、無事、遅刻せずに済みました。

 高校時代の部活動でも経験できなかった、いわゆる「超回復」というものを、初めて実感した瞬間でした。

 ということで、「超回復」後の、リニューアルした身体でマラソンを走り抜きたかったのですが、残念です。鉢巻きとタスキを身につけ、遠い所からスタッフの勇姿を、Ustream中継でみなさんと共に見守りたいと思います。

———————————————————————-

■会員の更新と継続に関する大切なお知らせ

 ここで、めちゃめちゃいいやつではあるが、フレンドリーランへ向けた練習では元サッカー部として鍛え上げた足の速さを見せつけ、「IWJのエースか!?」と期待させておきながらも、本番は「休日ですから(笑)」との理由で、参加を見送っていた(!)ことが本番直前になって発覚した会員管理の中山裕規より、大切なお知らせがあります!

——————————————————

 IWJ事務局の中山裕規と申します。

 会員様へ、ご更新時期やご継続のお手続きについて、私からご連絡をさせていただいております。

 10月15日に、10月以降分の会費が未納であった268名の会員様へご利用を停止する手続きをとらせていただきました。

 先日、IWJは過去最高の有効会員数を5722名様まで伸ばしましたが、15日の措置後、有効会員数は5474名様まで落ち込んでしまいました。

 もし、ご継続のお手続きをお忘れでご利用が停止となってしまっておられましても、会費を納入いただけましたら、ご利用を再開していただけます。

 ご継続、ご利用再開のお手続きはこちらからお願いいたします。

http://iwj.co.jp/info/whatsnew/?p=23022

 下記URLから、ログイン後のMYページにて、ご自身の会員期限(更新時期)をご確認いただけます。

https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

ログインID:ご登録メールアドレス

パスワード:(ご自身で設定されたもの)

 MYページより、ご継続のお手続きにも進んでいただけますので、何卒、よろしくお願いいたします。

※ご入金方法によって、ご利用再開の時点が異なりますので、ご了承ください。

 銀行振込の場合はご入金の確認ができ次第(口座の確認を銀行営業日の15時以降に行います)、クレジットカード決済の場合は、即時、会員情報の更新・ご利用再開となります。

 また、こうして、日刊ガイドをご覧いただけている方には、直接の問題はございませんが、9月16日以降、IWJ日刊ガイドの配信の受信エラーが大量に発生し、不着のお問い合わせが相次いでおります。

※IWJ日刊ガイドの配信不着についてのご案内(2015年9月16日号以降)

http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22730

 ご更新時期やご継続のお手続きについても、同様の事例が発生しております。

 お心当たりや、ご不明な点がございましたら、< shop@iwj.co.jp >まで、何なりとご連絡くださいませ。

 また、月末でご更新をお迎えの会員様へは、当該月の中旬より、順次、ご更新・ご継続のお手続きについてのご案内メールをご登録いただいているメールアドレスへお送りしております。

 対象の会員様へは、近日中にご案内メールをお送りいたしますが、更新のお手続き方法をご存じの方は、ご案内のメールを待たずに、お手続きいただいてもかまいません。こちらで更新させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 お手続き方法についてなど、ご不明な点がございましたら、< shop@iwj.co.jp >まで、お気軽にお問い合わせください。

 よろしくお願いいたします。

■わとはぷ!のコーナー

 今日は「鍋の日」です! 食品メーカー・ヤマキが「いい(11)な(7)べ」の語呂合わせで制定しました。もうすっかり鍋が食べたくなる季節ですが、「寒いから鍋」というのは、短絡的な子どもの発想。僕に言わせれば噴飯物。

 大人の鍋は、「男女の距離を縮めたいとき」に食べるものです!

 鍋を食べるまでの道筋は、いわば「共同作業」です。「もう火が通ったかな?」「この野菜はいつ入れる?」「アクとっておくね」といったひとつひとつの作業に意味があるんです。

 で、グツグツ煮えて、「そろそろいいかな?」と蓋をあけるときにはドキドキ感を共有し、一気に香り立つ鍋の匂いで一喜一憂し、鍋の中身を相手のぶんも取り分けることで優しさもアピールできます。最後は雑炊でもうどんでもいいですが、生卵をふんわりと仕上げることができれば超格好いいですよね。もう勝ったも同然です。

 一応、僕は男なので男目線で書いていますが、これは男女ともに通じるテクニックでしょう。気をつけないといけないのは、鍋奉行を気取ってあれこれ仕切り過ぎると完全に「ウザい」ので、逆効果です。

 今年もまもなくクリスマスです。独り身の方々もビシっと鍋を利用することで「アツアツ」な夜をお過ごしください。

 それでは今日も1日、よろしくお願いします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

※このメールマガジンの配信解除をご希望の方は、お手数ですが、題名を変えずに、その旨を記載の上、こちらのメールに返信してください。
なお、手作業で解除の手続きを行っておりますため、返信後も数回、当メールマガジンが届く場合がありますが、ご了承ください。