■■■ 日刊IWJガイド 「シリア難民問題に一切言及しない安倍総理の『積極的平和主義』の空虚~今日は自民党総裁選告示日! 野田聖子氏の出馬なるか?」2015.9.8日号~No.1091号~ ■■■
(2015.9.8 8時00分)
雨模様の東京からおはようございます。IWJのぎぎまきです。
曇り空か雨かの二択しかないのか!というどんより天気が続いている東京ですが、季節の変わり目、みなさまいかがお過ごしですか。私は秋晴れが待ち遠しくて仕方ない毎日を送っています。
さて、今日はまずお詫びとお知らせがあります。
「TRUE DEMOCRACY」Tシャツのプリント図案を使ったプラカード用の画像を、安保法制反対のデモや抗議の現場でご愛用いただいていますが、これまでお伝えしていたネットプリントの予約番号の期限が切れており、「印刷ができなかった」というお声をいただきました。
せっかくコンビニに足を運んでいただいたのに印刷することができなかったみなさま、大変、申し訳ありませんでした。ネットプリントは1週間延長し、現在は印刷が可能となっております。印刷方法や図案の種類など、詳しくはこちらのURLでお知らせしていますのでご確認ください!
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「TRUE DEMOCRACY」プラカード作製用画像配布ページ ネットプリント有効期限2015/9/14まで
http://bit.ly/1g5aaeq
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■シリア難民のアイラン君の写真が欧州の難民政策を変えた
さて、先週の金曜日、あるショッキングな一枚の写真が、欧州諸国の政策を転換させるできごとがありました。
その写真とは、クルド人のアイラン君という3歳の男の子の亡骸が、トルコのリゾートビーチに漂流したもの。みなさんの多くも目にされたと思います。あまりにもショッキングなその写真に私も釘付けになり、しばし何も手がつきませんでした。
赤いTシャツと青いズボン、靴を履いたままで、今にも起きて走り出しそうなのに、アイラン君はもう帰らぬ人となって波打ち際で発見されました。
THE WALL STREET JOURNAL(注:アイラン君の写真が掲載されています)
http://on.wsj.com/1JP8Ozg
アイラン君の死体を発見したのは、トルコの地元記者の女性でした。「私ができたことと言えば、彼の叫びを世界に届けることだけでした」とその記者はインタビューで答えていましたが、彼女が撮影したアイラン君の姿は、シリアの難民問題がいかに深刻かを象徴する一枚として、世界各国のメディアによって広く拡散されることになりました。
「写真に撮られなかった犠牲者、人知れず亡くなった犠牲者、そして我々が何もしなかった場合の未来の犠牲者に思いをはせている。だから今こそ行動するときだ」
移民大国フランスのオランド大統領の言葉です。この写真をきっかけにして、オランド大統領とドイツのメルケル首相は連名で、難民の受け入れの新たな仕組みをEUに提案。一方、イギリスのキャメロン首相も、「一人の父親としてアイラン君の写真に深く心を揺さぶられた」と、移民や難民の流入を制限してきた政策を一転し、シリア難民を数千人規模で受け入れることを約束しました。
一国のリーダーも、一人の人間です。「一人の父親として深く心を揺さぶられた」というキャメロン首相の言葉に私は素直に共感しました。
■安倍首相の「積極的平和主義」は難民を救わないのか
「ヨーロッパが直面する難民問題」と日本では報道されている今回の問題ですが、これは本当に「ヨーロッパ」だけの「問題」なのでしょうか。日本には関わりのない話なのでしょうか。
人口の約半数、400万人ともいわるシリア難民が長引く内戦によって国を追われ、トルコやレバノン、ヨルダンなどへ逃れた後、欧州を目指す理由は、ドイツやスウェーデン、オーストリアといった欧州各国が、彼らを受け入れ、保護する意思があるからです。
もし、日本がシリア難民を積極的に受け入れる姿勢が示せば、中東、欧州を経て、日本に渡ってくる人もいるでしょう。難民問題が日本で議論や問題にならないのは、日本政府が難民を頑として受け入れないために、問題から逃れているに過ぎません。日本がこれまで難民認定したシリア人はたった3人。今年6月、国連は日本にも難民受け入れに協力するよう要請しています。
一方、驚くべきことに、ドイツのメルケル首相は80万人の難民を受け入れる意向を表明しています。80万人、、、信じられない規模です。ドイツが難民を受け入れる根拠は「連邦基本法に規定された人間の尊厳と庇護権である」とメルケル首相は述べています。しかし、国内に反発がないわけではありません。
財政負担の増加や難民の収容施設不足、職員不足などで国内から不満が上がっているほか、「ネオナチ」といった極右の差別主義グループが難民排斥の暴動を起こすなど、受け入れに抗議する勢力の存在も深刻です。
しかし、そうした状況を抱えながら、難民の受け入れはドイツにとって大きな挑戦であることを認めた上で、メルケル首相は毅然とした態度で「ネオナチ」について、次のように呼びかけています。
「どのような理由であれ、このようなデモへの参加を呼びかける人たちには従わないように。彼らの心は偏見に満ち、冷たさと憎しみがあるからだ。近づかないように」と。
一定の反対世論がありながらも、人間の尊厳を重視する女性リーダーのこの決断に、88%の国民が難民のための衣類提供や募金に協力すると答え、ボランティアに協力するという世論も67%に上ったそうです。メルケル首相の覚悟にドイツ国民も立ち上がったのでしょう。身一つでようやくドイツに辿り着いたシリア難民の多くを、ドイツ市民が歓声と拍手で迎え入れるシーンが世界に報じられました。
そして、アイラン君の写真から聞こえてくる難民たちの叫びは、今でも波紋を広げています。欧州以外の国々、ブラジルやオーストラリア、ニュージランドも次々とシリア難民の受け入れを各国首相が明らかにしています。
安倍さん?
おーーーーーーーーーい、安倍晋三さーーーーーーーん?
あなたの言う「積極的平和主義」とは何なのでしょう。
国際社会の平和と安定にこれまで以上に積極的に寄与していかなければならないという、安倍さんの平和主義が、なぜ、集団的自衛権の文脈でしか語られないのか。
今年の初め、シリアで日本人の人質2人がISILに殺されたとき、許さないと強い口調でISILの暴力を非難した安倍総理が、なぜ同じくシリアを舞台にした難民の苦境に対しては、徹底した沈黙を貫いているのか。これまでシリア難民を受け入れてきた国に資金援助をしてきたとは言え、一切の沈黙には不自然さが残ります。
「戦争法案」という呼称に反発し、地理的制限を取り払って地球規模の平和や安全を強調しておきながら、今こそ人道的な配慮を示すべき時であるはずなのに、何ひとつ「積極的」に動こうとしないのはなぜなのか。
差別と侵略戦争は深く結びついているのは明らかなのに、公然とヘイトスピーチを行うレイシストを放置して、自身も偏狭なナショナリズムをあらゆる場面で煽りながら、支持率に結びつけてきた安倍さんは、ネオナチやレイシズムとの決別を敢然と訴えたメルケル首相の発言をどう聞いたことでしょうか。
今回の件で改めて、安倍さんのいう「積極的平和主義」の本性が見えた気がします。
…(後半へ続く)
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.9.8 Tue.**
【IWJ_KYOTO1】9:00~「9.7~10 安冨歩先生の大谷大学での集中講義・1~2限目」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※東京大学教授の安冨歩氏の集中講義の1~2限目を中継します。
【IWJ_KANAGAWA1】11:30~「安保関連法案に反対するママの会@神奈川」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「安保関連法案に反対するママの会@神奈川」によるアピール行動を中継します。
【IWJ_KYOTO1】12:50~「9.7~10 安冨歩先生の大谷大学での集中講義・3~4限目」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※東京大学教授の安冨歩氏の集中講義の3~4限目を中継します。
【Ch5】18:00~「安保法案 東京大学人緊急シンポジウム @本郷キャンパス」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「『安保法案 東京大学人緊急抗議集会・アピール』実行委員会」主催のシンポジウム。
広渡清吾氏(元東京大学副学長、元日本学術会議会長、専修大学法学部教授)、石川健治氏(東京大学法学政治学研究科教授)らが登壇予定。
【Ch6】18:00~「新外交イニシアティブ(ND)主催 安保法制を問う―国際社会の現状から考える日本の取るべき指針―」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「新外交イニシアティブ(ND)」主催のシンポジウムを中継予定。司会・コーディネーターは弁護士の猿田佐世氏。
登壇者は、千葉大学教授の酒井啓子氏、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏、法政大学教授の山口二郎氏ら。
【IWJ_OKAYAMA1】18:00~「とめよう戦争法案!共同アピール in 岡山」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※「社会民主党岡山県連合」主催の共同アピールを中継予定。
参加団体は、社会民主党岡山県連合、民主党岡山県連、日本共産党岡山県委員会、新社会党岡山県本部 他。
【Ch4】20:00~「対談・山本太郎×福島みずほ」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※山本太郎議員と福島みずほ議員の対談を中継予定。
【再配信・Ch1】20:00~「『日米開戦の正体』インタビューシリーズ 後編3分の2 第二夜 元外務省国際情報局長・孫崎享氏に岩上安身がインタビュー『今も昔も日本には全体が見えている人間がいない』―権力に座っている人間が馬鹿であろうと、その人が考えているかたちが、日本の現実になる―」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/258464
※2015年8月18日、IWJ代表・岩上安身が元外務省国際情報局長・孫崎享氏にインタビューした模様を、第二夜として、再配信します。
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◆明日の中継番組表◆
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.9.9 Wed.**
【IWJ_KYOTO1】9:00~「9.7~10 安冨歩先生の大谷大学での集中講義・1~2限目」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※東京大学教授の安冨歩氏の集中講義の1~2限目を中継予定。
【Ch未定】 12:00~「安保法制と安倍政権の暴走を許さない演劇人・舞台表現者の会 記者会見」
※「安保法制と安倍政権の暴走を許さない演劇人・舞台表現者の会」主催の記者会見。
【IWJ_KYOTO1】12:50~「9.7~10安冨歩先生の大谷大学での集中講義・3~4限目」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※東京大学教授の安冨歩氏の集中講義の3~4限目を中継予定。
【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会 田中俊一委員長による定例会見を中継します。
【Ch1】15:00~「岩上安身による矢吹晋・横浜市立大名誉教授インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※岩上安身が横浜市立大名誉教授の矢吹晋氏にインタビューします。
【Ch未定】16:30~「研究集会『安全保障関連法案はなにが問題かー報告と応答』」
※「安全保障関連法案の廃案を求める早稲田政経有志の会」主催の研究集会。
報告者は、早稲田大学政治経済学術院教授の笹田栄司氏、早稲田大学法学学術院教授の長谷部恭男氏、民主党衆議院議員の辻元清美氏ら。
【IWJ_NIIGATA1】18:00~「『PEACE PARADE』~まもりたいこどもたちのみらい~ピースキャンドル2015~」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-niigata1
※「新潟県弁護士会」主催のイベントを中継予定。
【再配信・Ch1】20:00~(予定)「『日米開戦の正体』インタビューシリーズ 後編3分の3 第三夜 岩上安身による元外務省国際情報局長・孫崎享氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/258464
※2015年8月18日、IWJ代表・岩上安身が元外務省国際情報局長・孫崎享氏にインタビューした模様を、第三夜として、再配信します。
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(前半の続き)…
■新宿で「安保法案反対」を訴えたクルド人の男性
9月6日、東京・新宿の歩行者天国を埋め尽くした1万2000人。
安倍さんの掲げる、名前だけ「平和安全法制」の、その実、「米軍の金魚の糞」として自衛隊を戦場へ向かわせる「戦争法案」に断固として反対する市民の数です。
その模様はIWJでも中継しましたが、現場でカメラを回していた青木浩文記者が、動画だけでなく、テキストでも現場の熱気を伝えてくれました! 以下、ぜひ、お読みください!
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1万2千人が新宿歩行者天国に集結、伊勢丹から紀伊国屋まで抗議のプラカード――学生と学者が「安保法案」に反対の声
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/261747
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そして、有償の奨学金を受けながら、国際基督教大学に通う栗栖由喜さんのスピーチも胸に刺さります。
「この世の全ての富を手に入れても、死んでしまったら誰一人の命も私たちは生き返らせることができない。『私が責任を取る』ということが、どんなに無責任で残忍なことであるのか、安倍さんはしっかり認識すべきです」
本当にその通りです。戦争で命を落とすのは、戦闘に参加した兵士たちだけではない。戦火に巻き込まれて、膨大な数の一般市民が命を落とすのです。平和を謳歌してきた「戦後」に生まれ育ってきた私たちだからこそ、戦争とは何か、何をもたらすのか、過去の歴史に学び、想像力を働かせ、そして今、現実に何が起きているのか、目を見開かなくてはならないと思います。
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【スピーチ全文掲載】「何百万という借金をしながら何を学んでいるのか、安倍さんに教えてやります。それは抑圧者の権力に抗い、それと戦う知性です」ーー新宿・歩行者天国で大学4年の栗栖由喜さんがスピーチ
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/261975
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実は、新宿通りを埋め尽くした多勢の市民の中に、「誰にも生き返らせることのできない」アイラン君の写真を掲げ、「戦争をするとこうなるんです」と反戦を訴えた外国人の姿がありました。Twitterで出回っていたその男性は、アイラン君と同じクルド人だったそうです。
アイラン君の写真を掲げ反戦を訴えていたクルド人男性
http://bit.ly/1M69pjN
シリアの混乱、ISの台頭、中東地域の泥沼化は、米国が「大量破壊兵器」の名の下に仕掛けたイラク戦争が引き落とした部分が非常に大きい。実際には大量破壊兵器は存在しませんでした。ただの言いがかりだったのです。米国の責任は重大であるにもかかわらず、イラクを破壊しただけでなく、その隣のシリアへも空爆を敢行しています。自身の過ちを認めない米国に、「世界の警察官」気取りで他国を空爆する資格があるでしょうか。その米軍に、なぜ自衛隊が「金魚の糞」のようについていかなくてはならないのでしょうか。
アイラン君の写真を掲げたクルド人の男性は、日本が集団的自衛権を行使し、米軍を軍事的に支援すれば、中東でもまた、アイラン君のような悲劇がさらに増えてしまうことを訴えたかったのかもしれません。
中東出身の彼らが、なぜ、新宿で声をあげたのか。アイラン君の写真から見えてくる難民問題は、決して「欧州だけの問題」ではないことを、私たちはもっともっと考える必要があるのだと思います。
私たちは狭い地球でともに生きている。私たちも、同じ地球の上で起きていることに敏感であるべきだし、日本の動きも世界に影響を与えること、注意深く見守られていることを、知っておくべきです。
IWJでは、世界に発信する必要性があるという岩上さんのイニシアティブのもと、先日、仁比聡平議員が明らかにした自衛隊の統合幕僚長と米軍幹部らとの会見の内容を、英訳して公開しました。国会論議に先行する日米の「軍軍間」の動きは、世界の多くの人の関心を呼ぶと思います。
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Full text of leaked MOD internal document shows exceptional submissiveness. Translated in English
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/261922
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■全国のデモや抗議にIWJの中継あり!
最近、計算したのですが、IWJが全国で取材、中継し、記事にする本数は一ヶ月で約200本。これは我々IWJスタッフだけでなく、全国の中継市民のみなさんの存在があってこそ!なのですが、全国各地の市民、国民の声を生中継で可視化しているメディアは他にはないのではないでしょうか。
8月29、30の両日、国会前大行動と連帯した安保法制反対のデモや抗議行動が、日本全国で展開されました。IWJではこの一斉行動を可視化すべく、画像やテキストで各地の様子を記事化するプロジェクトが進行中であることはすでにお伝えしていますが、全国各地から届いたレポートをHPで順次UPしています!
レポートや画像などの素材を提供していただいたみなさま、ご協力ありがとうございます!
昨日は安倍総理のお膝元、山口県内9ヶ所で一斉に行われた安保法制反対のデモの様子を一本の記事にまとめました。
IWJは岩国米軍基地のある岩国会場と、安倍総理の選挙区(山口4区)である下関会場で行われた抗議の模様を中継。岩国会場では約250人が集まり、下関では350人に及ぶ市民が安保法制反対の声をあげたそうです。
やはり、総理のお膝元となれば、何かと声をあげづらい空気があるようですが、それでも安保法制はおかしいという思いや声が上がり始めた意味は大きい。安倍総理の選挙区、山口4区を筆頭に、自民党候補が圧倒的投票を誇る「無風選挙区」で、「安倍晋三から日本を守れ」「安倍晋三から憲法を守れ」といったシュプレヒコールが聞かれるようになるとは、安倍総理自身は想像だにしなかったでしょう。
代々、自民党、安倍家を支えてきた地盤が揺らぎつつある!? 地元からの声をぜひお聞きください。
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【山口】総理のお膝元で「安倍晋三から日本を守れ」の声が響く! 山口県内9カ所で安保法制反対一斉デモ
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/260370
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ヘリを飛ばし空撮を取る経済的余裕はないIWJですが、陸の上では全国各地、這いつくばっています! 地方のデモにIWJあり! IWJのこうした地道な活動をぜひ、応援してください!!! まず、何よりも、会員が増えてほしい、と痛切に思います。安定的な運営のために、そして会員になってたくさんのIWJのコンテンツをご覧になっていただきたいと思います。
※会員登録はこちら
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※ご寄付・カンパのお願い
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
また、みなさんからお寄せいただいたデモレポートはこちらにまとまっていますので、是非ご覧になってください。http://bit.ly/1EIyz5H
そして、まだまだレポートや写真・動画やメッセージはご応募をお待ちしています! 全国各地から、ぜひ、お寄せください! また、今後行われる予定のデモや抗議行動の予定の情報も募集しています! ぜひ、たくさんの人にお伝えしたいので、お知らせください! ご連絡をお待ちしております!
※宛先はこちら
【 office@iwj.co.jp 】
■事務スタッフ、テキストスタッフを大至急募集!
IWJでは事務スタッフ、テキストスタッフを大募集中です。
テキストスタッフとは、まさに「テキスト」全般に関わる仕事で、現場に出て取材をし、記事を書く、いわゆる「記者」だけにとどまりません。各種リサーチ、パワーポイントの作成、Twitterでの実況、原稿のリライトや注釈付けなどと幅広い作業が含まれます。
勤務形態は、在宅でも可能ですので、地方在住でもパソコンさえあれば、テキストスタッフとしてお手伝いいただくことも可能です。
また、英語をはじめ、中国語、フランス語、ドイツ語など、外国語に堪能な方も募集しています。IWJは、日本国内だけでなく、情報をワールドワイドに発信していきたい、と考えています。翻訳などの能力に長けているかたの応募をお待ちしています。
応募条件の詳細は、以下の通りです。
<総務・営業事務スタッフ>
契約など一般的な総務の業務の他、営業事務、事務所内庶務、資料のファイリング、そして経理の補助的なお仕事もお願いする場合があります。
■応募条件
・ワード・エクセル・メール送信などの基本的なPC操作ができる方
・責任感・協調性のある方
・IWJスタッフを裏で支えたいと思ってくださる方
・未経験者可。経験者や専門知識のある方歓迎
<一般事務スタッフ>
電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握してのインタビューのアポ取りや、スケジュール管理。イベント開催の準備、ファイリングやその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動のまさに屋台骨となる重要なお仕事です。
■応募条件
・事務経験のある方
・PC操作に不安のない方
・柔軟性があり、協調性のある方
・責任感のある、真面目な方
・IWJの報道に関心や理解があり、政治・社会問題にも興味のある方
・できれば運転ができる方。できれば、です。
・できれば長期にわたって勤められる方。これもできれば、です。
<テキストスタッフ>
取材前・企画立案段階からのリサーチャー(資料収集・調査)、取材・記事の執筆、実況・報告ツイート、記事の編集・作成・校正・アップロード・告知、筆力がある方は他のライターの記事のリライト、メールマガジン「岩上安身のIWJ特報」、「IWJウィークリー」の編集、注釈の作成、発注管理、校正など、テキスト作成に関わる業務全般。(すべてできなくても可。得手不得手によって部分的担当だけもあり)
■応募条件
・IWJのコンテンツに理解があり、方向性に共感できる方
・読解力と論理的な文章力のある方
・マスコミ、出版業界経験者歓迎
・未経験者でも素直に仕事を覚えようという方なら歓迎
・人とのコミュニケーションスキルがあり、明るく、協調性のある方(チームワークで動くので)
・パソコンが使える方
・知的好奇心旺盛な方
・地道に粘り強く仕事のできる方
・外国語が堪能な方、大歓迎
・運転ができる方、気力、体力、機動力のある方、歓迎
各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。IWJは今、本当に人手を必要としています!ぜひ、ふるってご応募ください!
【スタッフ応募フォーム】
http://bit.ly/1ALJypQ
■わとはぷ!のコーナー ~What will happen today?
”What happened”ではなく、”What will happen today”の意味でのわとはぷ!です。
今日は自民党総裁選の告示日ですね!
無投票で安倍総理の自動再選が見込まれていたところ、突如、野田聖子氏が出馬を模索していると報じられ、予期せぬこの動きに世間は「おぉ~」となったわけですが、野田氏の推薦人になるということは、安倍総理の反対派と受け止められるわけで、官邸が対抗馬出現に睨みをきかせる状況で、推薦人集めは難航しているとも。
ですが、私は個人的に野田氏の主張には賛同します。
野田氏はこれまで、「首相の政権運営をめぐるこれまでの決算、そして次の任期3年間で何を行うのかを明らかにする場だ」「選挙をやらずに『国民の手を入れてない』ということで政治基盤が不安定になり、内閣支持率は1年で大きく落ちた。長期政権の基盤は自らつくらないといけない」といった発言をしています。
独裁的な政権だと思われないためには、野田氏が言うように、民主主義的な手法で総裁を選ぶのが安倍政権にとってもイメージアップに繋がると思うのですが、、、、野田氏に対する党内の風当たりは強いようですね。
それでも、野田氏が「日本のメルケル」になれるのかどうか、私は注目したいと思います。あまりに非常識で無神経で酷薄な政治がまかり通ってきたこの日本で、血の通った政治家が現れるのか否か、野田氏がどんな方なのかも含めて、見極めたいと思います。
今日の告示日の動きで、「可視化」されることがあります。
党内の声もシャットアウトする独裁を堂々と宣言するのか、一応は民主主義を尊重するというメンツを保つのかどうか、本日、火曜日の動きに要注目ですね!
もちろん、今日もIWJに絶賛大注目をお願いします!
今日もどんより天気でぱっとしないエリアのみなさまへ、こうも雨が続くと気分が萎えがちですよね。音楽があれば雨も楽しめるかもしれません。ということで、そんな日におすすめの曲を奏でる米国のバンド「Bon Iver」のライブ音源を最後にご紹介します! それでは、素敵な一日をお過ごしください。
https://www.youtube.com/watch?v=5b9MqzyVVIQ
WJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】
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