日刊IWJガイド 2015.4.12日号~No.942号~


■■■ 日刊IWJガイド 2015.4.12日号~No.942号~ ■■■
(2015.4.12 8時00分)

おはようございます!

日々の中継などを担当している石川優と申します。最近、梅雨よりも雨が降っているのではないかと思う天候ですね。

先週、私は、久しぶりに、野球観戦してきました。やはり、プロの選手のプレイを間近で見る、あの臨場感はたまりません。

もう少し、暖かくなれば、キャッチボールに最適な時期です。若芽が土を破ってでるこの季節、晴れ渡った空の下で白球を追いかけたいものです。きっと気持ちいだろうなぁ、と思います。

■ロンドンで大規模油田発見! 資源がないのに自らの首を締め続ける日本

さて、昨日はロンドンの近郊で大規模な油田が見つかったという衝撃的なニュースが飛び込んでまいりましたね! この大規模油田は、ロンドン近郊にあるガトウィック空港の近くに広がる田園地帯で見つかったそうです。

推定埋蔵量は、最大で1000億バレル。地質の問題などで、このうち採掘可能なのは5%から15%だということですが、2030年までにイギリスが必要とする石油の10%から30%をも賄える見通しだそうで、石油探査会社は「過去30年で最大の発見で、国家的な意義がある」と期待を寄せています。エネルギー資源がなく、世界一高い液化天然ガス(LNG)を買っている日本にとっては羨ましい限りです。

現在、ロシアから中国に天然ガス・パイプラインが建設されていて、2019年から実際に運用が開始されるそうです。岩上さんは、このパイプラインを日本にもひき、ロシアから生の天然ガスを供給してもらうことで割安なガスを入手できる、そうすれば、原発にも、中東の石油や割高な液化天然ガスにも、依存しなくてもすむ、というアイデアを評価しています。

※(再掲) 2014/05/23 「日露エネルギー同盟を締結せよ!」シェールガス革命の幻想と日本のエネルギー戦略のこれから~岩上安身による現役の経産省官僚・藤和彦氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/141351

上記の藤和彦さんのインタビューを、IWJ特報170~174号では、テキストを読みやすいかたちにリライトし、詳細な注釈を付しました。
特報の冒頭部分は、下記のURLより、みなさまご覧いただけます。

※【IWJ特報170~174号】「日露エネルギー同盟を締結せよ!」現役の経産官僚が語るエネルギー地政学~世界平和研究所主任研究員・藤和彦氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/201762

このアーカイブの完全版は、IWJサポート会員のみ閲覧・視聴ができます。
会員登録はこちらから→ https://www.siwj.jp/cd/user/Regist/agree

特報の最新号をご覧になりたい方は、まぐまぐとニコニコのブロマガで購読することができます。
まぐまぐ→ http://bit.ly/1yiBvgl
ニコニコのブロマガ→ http://ch.nicovideo.jp/iwj

となると、米国のシェールガスを買う必要もなくなりますが、そうはさせてくれないのが私たちの宗主国・米国ですね。

僕は岩上さんがドイツで行ったイングドール氏インタビューを見て知ったのですが、中国とロシアは「米ドル」を使わずに貿易拡大することでも考えており、イギリスも貿易の決算にドル以外の通貨を使っていく可能性を示しているようです。

※2014/09/12 ウクライナ危機は「米国によるユーラシア不安定化のステップ」 ~岩上安身のインタビューでイングドール氏が警告、東に舵を切れ! 「ワシントンの奴隷国である限り破壊と低迷があるだけ」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/204610

■孤立を深める日本はどこへ? 矢吹晋氏インタビュー再配信!

世界では米国離れが進んでいるというのに、悲しいかな、それでも米国から絶対に離れることができないのが日本なのでしょう。

一昨日、岩上さんが行った横浜市立大学名誉教授・矢吹晋先生のインタビューは衝撃的でした。理路整然としたお話をうかがっていると、日本はいまや、世界の「孤児」と化しつつあるようです。

「矢吹」「孤児」といえば「明日のジョー」の主人公・矢吹丈も孤児でしたね。矢吹先生のお名前からつい、明日のジョーを連想してしまいました。インタビューでは、日本の「お先真っ暗さ」がこれでもかというほど突きつけられ、僕は燃え尽きて真っ白な灰になってしまいそうでした。なんとか、トリプル・クロスカウンターのような大技で、大逆転できないものでしょうか。

インタビューは昨日、そして本日、前後半に分けて再配信もしております。

※2015/04/10 勃興する中国経済のインパクト AIIB不参加で日本は世界の孤児に――姿を現しつつある現代の「シルクロード」に日本はどう対応すべきか?~岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242140 

それにしても、AIIBのその向こう側にあるシルクロードベルト構想というのは、気宇壮大で圧倒されます。陸路と海路で、中国からベルリンまで繋がってしまうんですね。

AIIBには日米以外の主要国のほとんどが参加しています。昨日はスペインが参加申請していたことを中国が発表しました。これで54の国と地域が参加申請したことになります。イギリスもいます。ドイツもイタリアもオーストラリアもいます。なんとイスラエルもいます。そしてイランラジオなどは、イランも創設メンバーに加わったと報じています(ロイターも「新華社によると…」として報じていましたか)。

岩上さんのインタビューで矢吹氏は、AIIBや中国の「シルクロード構想」に日本も積極的に関わって国益を実現すべきだと主張されました。日本がなぜそうせず、米国にべったりなのかといえば「バカだから」としか言えない状態ですが、驚いたのは、あの韓国さえ米国離れをし、中国との接触を深めようとしているということです。

矢吹先生によると、「韓国は中国と近づくことで、経済面での保障を得て、対北朝鮮でも安全を保障されることになる。韓国にしてみれば、米国を後ろ盾にするより、中北朝鮮の背後にいる中国と手を結ぶ方が、自国の安全保障において得策と判断したのです」ということです。

ショックでした…米軍基地を抱え、入念に軍事演習もしているお隣・韓国だけは何だかんだで日本と同じく対米追従路線で共に辛酸を嘗め続けていってくれるのかなぁなどと、どこかで考えていましたが、そんなことはないのか、と。日本だけがこれからもバカを見なければいけないのか、と。日本はどこへ行くのでしょう…。

あ、AIIBに参加しない国はもう一つ、北朝鮮がありました。こちらは、三代目の金正恩になってから、習近平体制の中国と対立。3回目の核実験を強行して孤立まっしぐらです。米中韓が今や手に手を取り合う仲に。そんななか、安倍政権は六カ国協議に加わる国の中で、ひとり、北朝鮮への経済制裁を緩めているそうです。日本の友達は北朝鮮だけになる???

いずれにしても、今夜も矢吹先生インタビュー後編を再配信しますので、お見逃しなく!

昨日、サマリーを付けた記事もアップしましたので、そちらもご覧ください。ただし、会員限定ですので、是非、この機会に会員登録をお願いします!

※会員登録はこちら
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

(後半へ続く…)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.4.12 Sun.**

IWJは、統一地方選に関連する各党、候補者の街頭演説などの模様を中継しております。
本日は京都Ch1で中継予定です。

【IWJ_SF】7:15~(現地時間 4月11日 15:15~)「サンフランシスコ・第33回月例11日原発反対集会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-sf
※サンフランシスコ日本領事館前から、「No Nukes Action」主催の月例反原発抗議集会の模様を中継する予定です。

【IWJ_KYOTO1】9:30~「日本医学会総会2015関西 並行企画『歴史を踏まえた日本の医の倫理の課題』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「医の倫理-過去・現在・未来-企画実行委員会」が主催。
近藤昭二氏(NPO法人731部隊・細菌戦資料センター協同代表)、青木冨貴子氏(ジャーナリスト・作家)、香山リカ氏らが登壇予定。午後には、「歴史を踏まえた日本の医の倫理の課題」と題し、シンポジウムが行なわれる。

【IWJ_AOMORI1】 12:30~「2015年『4・9反核燃の日』全国市民集会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1
※「2015年『4・9反核燃の日』全国市民集会実行委員会」主催にて、基調報告は山田清彦さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団・事務局長)、講演は伴英幸さん(原子力資料情報室・共同代表)、他が予定されています。

【再配信・IWJ_SF】 13:00~ (現地時間 4月11日21:00~)「サンフランシスコ・第33回月例11日原発反対集会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-sf
※本日7:15から行なわれる、「サンフランシスコ・第33回月例11日原発反対集会」の模様を再配信します。

【「残業代ゼロ法案」閣議決定 進行する労働法制の悪化・再配信シリーズ
第8弾・Ch4】16:00~「セブン-イレブン店舗オーナーがコンビニフランチャイズの実態を暴露『契約に無いことが次から次と起こる』外国特派員協会で会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/158790
※2014年7月30日(水)に収録した、「日本外国特派員協会 セブン-イレブンフランチャイズオーナー・三井義文氏 連合岡山会長・高橋徹氏 中野和子弁護士 記者会見」の模様を再配信します。
「オーナーを始めてから驚いたのが、契約にないことが次々と起こることだ」と、会見で三井氏は、コンビニフランチャイズの実態を詳細に語りました。 

【グローバル大企業の悪行に迫る!第13弾 再配信・Ch5】18:00~「『TPPで日本の食文化が荒廃』~食の安全を考える~天笠啓祐氏講演会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/115440
※2013年12月7日(土)に収録した、ジャーナリストで、市民バイオテクノロジー情報室代表の天笠啓祐氏による講演会の模様を再配信します。
「命のつながりで農業をするのではなく、作物しか必要ない」というのが遺伝子組み換え農業だと天笠氏は指摘しています。

【再配信・Ch1】21:00~「岩上安身による矢吹晋・横浜市立大学名誉教授インタビュー 後編」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※4月10日に行われた「岩上安身による矢吹晋・横浜市立大学名誉教授インタビュー 後編」を再配信します。
AIIB(アジアインフラ投資銀行)と中国の「シルクロード経済圏」構想について、約5時間にわたり、岩上安身がたっぷりとお話をうかがいました。本日はその後編を再配信します。

~関連記事はこちら~
・2013/12/10 外務省が削除した日中「棚上げ」合意の記録 尖閣諸島問題の核心について、岩上安身が矢吹晋氏にインタビュー

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/115882

・2014/02/13 尖閣問題から見えてきた「沖縄問題」の本質とは~岩上安身による横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/125015

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(…前半の続き)

■岩上さんが悪夢の超特急・リニアの「タブー」に迫ります!

狭心症の発作で倒れた岩上さんが、仕事に復帰してから徐々にペースアップ! インタビューが続々と決定しています!

明日4/13(月)19時より、『悪夢の超特急 リニア中央新幹線』の著者である樫田秀樹氏にインタビューし、リニア中央新幹線の問題点についてうかがいます! 

品川から大阪までを1時間7分で結び、「夢の超特急」と呼ばれている「リニア」。きれいな部分だけがクローズアップされていますが、「日本史上最大」の環境破壊と地域分断と財政破綻が起こるかもしれないと言われています。しかし、そういった影の部分はまったく報じられません。JRはマスコミの広告元として強大な地位を占めており、「JRタブー」が存在するのです。実際、樫田さん自身、そうした圧力に晒されたそうです。

リニア計画の問題点を追及し、昨年9月に出版された『“悪夢の超特急”リニア中央新幹線』(旬報社)。もともとは昨年春に別の出版元から刊行される予定だったのですが、書店に並ぶ1週間前というタイミングで、出版社の上部組織である某大学から「待った」がかかったそうです。

大学側の言い分は「本校において、研究者や卒業生で鉄道関連の事業に携わる者もいる。(リニアを批判する)この本の内容が大学の意図と思われるのは困る」というもので、すでに3000部を印刷し終えていたにもかかわらず、異例の断裁処分になったのだとか(!)。

一体そこまでして隠したい「リニア」の正体とは…明日のインタビュー、絶対に観てください!

他にも、次のインタビュースケジュールが確定しています。ご期待ください!

・4/18(土)18時30分~20時30分:西尾正道氏・黒田洋一郎氏インタビュー
※北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏、『発達障害の原因と発症のメカニズム』の著者であり、「ネオニコチノイド」など農薬が人体・脳に与える影響の問題に詳しい黒田洋一郎氏と、三者鼎談を行います。

・4/21(火)14時~16時:宋文洲氏インタビュー
※中国出身の経済評論家であり、日本で現在コメンテーターとして数多くのテレビ番組に出演されている宋文洲さんに、AIIBの衝撃、中国の描く「一帯一路」構想についてうかがいます。

こうして、岩上さんのインタビューをお届けできるのも、僕らが日々、中継をお届けしたり、日々、取材をして、記事を書いてお伝えできるのも、支えてくださる皆様のご支援あってのことです。

IWJには「タブー」など一切関係ありません! しがらみだらけの大手メディアではできない報道を続けてまいりますので、引き続き、ご支援をよろしくお願い申し上げます!!!

※カンパのお願い
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

また、IWJが安定した運営ができるよう、会員となってIWJへの継続的な支援もよろしくお願い申し上げます。

※会員登録はこちら
http://bit.ly/1zCebcF

■IWJ特報発行!「知られざる福沢諭吉 侵略の肯定、そしてヘイトスピーチ」

昨日はメルマガ「岩上安身のIWJ特報!」最新号を発行しました! 

今号では、「知られざる福沢諭吉 侵略の肯定、そしてヘイトスピーチ~名古屋大学名誉教授・安川寿之輔氏インタビュー」と題し、福沢諭吉が残した言説を徹底検証しています。

これも、考えてみれば日常に潜む巨大なタブーです。僕らが日々、ありがたく受け取ったり、渋々支払ったりしている一万円札の顔である福沢諭吉さんが、元祖ヘイトスピーカーだったとは!

安川寿之輔氏は、『福沢諭吉のアジア認識』『福沢諭吉と丸山眞男』などの著書がある、社会思想史研究者。福沢諭吉が残した、数多くの拡張主義的、差別的言説を、原典にあたって取り上げ、徹底検証しています。

今号では、そうした丸山や司馬により形作られてきた福沢のイメージを批判的に検証し、福沢の拡張主義的、差別的な言説を、徹底的に取り上げています。驚くべきことに、そうした言説は、現代の「ヘイトスピーチ」に通じるものです。

回は、全7回のうち、「その2」までを発行しました。全編は、今月中にすべて発行する予定です。メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」は月額864円で、初月は無料でお読みいただけます。ぜひ、この機会に、「IWJ特報!」をご購読ください!

※ご購読はこちら
http://www.mag2.com/m/0001334810.html 

現在、昨年開催したIWJの大イベント「饗宴V」がDVDとなって発売中です!

前回の「饗宴IV」の2倍のボリュームとなり、見どころ満載の内容となりました。

テーマは原発・経済・ヘイトスピーチ・集団的自衛権・憲法改正・安全保障・パレスチナ・ウクライナ・イスラエル・「IS」といった中東情勢など、多岐にわたりました。

イスラム国による邦人人質事件を利用し、集団的自衛権行使に結びつけようとする安倍政権。消費税増税で冷え続ける日本経済。福島原発事故から3年以上が経過しても、事故の収束には程遠く、トラブルを繰り返す汚染水の問題と原発再稼働問題。そして原発を抱えたままの日米合同軍事演習「ヤマサクラ」の正体。安倍自民党政権とヘイトスピーチの問題――。

どのテーマも安倍政権下で進む「軍事国家化」に繋がる重要な問題です。安川先生も登壇し、福沢諭吉とレイシズムについて語っていただきました!

僕もまだすべてを理解できていないので見返さなければなりませんが、皆さんも是非、「饗宴V」のDVDをご覧ください!

※ご購入はこちらから
http://bit.ly/17wghFn

※DVDは、岩上さんのサイン入りもございます。
http://bit.ly/1c7Crji

■「外国軍の撤去」「対米自立」「国土を穢すなかれ」一水会・木村三浩氏インタビュー是非、ご視聴を!

先日、3月31日に岩上さんがインタビューした一水会代表・木村三浩氏インタビューはご覧いただけたでしょうか。

※2015/03/31 「新右翼・民族派」の代表的論客に「対米自立」の真髄を聞く~岩上安身による一水会代表・木村三浩氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/241022

私事ではありますが、木村さんは国士舘の大先輩にあたり、ここ最近のアクティブな行動に注目しており、お会いするのを楽しみにしていました! 国士舘というと、かつては「押忍!」という硬派のイメージがあったそうです。僕らがキャンパスに通っている頃は、微塵もそんな空気はなくなってしまいましたが。木村さんの口からは、次から次へと興味深い話を聞くことができました。

「外国軍隊の撤去!」「沖縄に米軍基地があること自体、恥」「国土を穢すなかれ」「イラクに大量破壊兵器は無い!」など、ビシッ!ズバッ!と言っていただきました。…押忍!!

木村さんは今も「IS(イスラム国)」に殺害されてしまった後藤健二さんの遺骨返還交渉に尽力されたり(殺害予告が出された時には、様々なルートを使って、イスラム国に説得もしていたとか)、精力的に活動されています。そして、今回、岩上さんがインタビューしたのは、鳩山由紀夫元総理とともに、クリミアに訪問したことについてでした。

視聴者の皆様からは、

「面白かった!ネット上のエセ右翼とはやっぱり違うね。話面白い」

「ネトウヨのようなニワカのエセ右翼とは全く異なり、きっちりと筋が通っていますね」

…などなど、大きな反響をいただきました! 同じ「保守」でも、木村さんとネトウヨとのハッキリとした違いを感じていただけたものと思います。さすが、母校の先輩です。国士舘に立派な大先輩がいたこと、誇りに思います…押忍!!

その木村さんの最新著『お手軽愛国主義を斬る 新右翼の論理と行動』(彩流社)サイン入りを、ただいま、販売中です。在庫が残り僅かとなっておりますので(IWJの経理スタッフMさんもコッソリ注文したとの噂アリ)お早めにお買い求め下さい!

※ご購入はこちら
http://bit.ly/19EJazc

■IWJ書店 著者サイン入り本ラインナップ一覧

IWJでは、木村さんのサイン入り本以外にも、様々なサイン入り本を販売中です! 残り僅かのものもございますので、お早めにお買い求め下さい。

※岩上さんサイン入り「前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=70

※大野和興さんサイン入り「百姓が時代を創る」【増補版】
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=73

※大野和興さんサイン入り「百姓が時代を創る」【通常版】
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=95

※IWJ記者・柏原亮資・できやよいサイン入り写真集 「PANDY & MIKO JAPAN」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=79

※IWJ記者・柏原亮資・できやよいサイン入り写真集「PANDY & MIKO ITALY」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=81

※西尾正道さんサイン入り「放射線健康被害の真実」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=77

※孫崎享さんサイン入り「崖っぷち国家 日本の決断~安倍政権の暴走と自主独立への提言」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=90

※杉田聡さんサイン入り「天は人の下に人を造る―「福沢諭吉神話」を超えて」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=93

※杉田聡さんサイン入り「福沢諭吉 朝鮮・中国・台湾論集―「国権拡張」「脱亜」の果て―」
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=94

■憲法改正は2016年夏の参院選後、「変えやすいところから」!

憲法改正については、2016年夏の参院選後に、改正しやすいものからやると、自民党憲法改正推進本部長の船田元氏が明言しています。

このままでは、憲法改正はもう1年後には、現実のものとなってしまうかもしれません…。自民党は、2016年の参院選で憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を獲得し、憲法の明文改正を目指す考えのようです。

もう早ければ来年の話となってしまった憲法改正。いよいよ、自民党の憲法改正草案が現実のものになる日が近づいてきたのだとひしひしと感じるようになりました。

2012年暮れから、岩上さんと梓澤和幸弁護士、澤藤統一郎弁護士の3人でおこなった自民党の憲法改正草案についての鼎談は、計12回にも及びました。
その鼎談は、書籍『前夜 ~日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』となり、映像で見る時間がないというかたには、通勤・通学時間にその内容がわかるようになりました。

※ご購入はこちらから
http://bit.ly/1D7pb98

※こちらも岩上さんのサイン入りもございます。
http://bit.ly/1Go2P4R

※自民党の憲法改正草案についての鼎談はこちらから御覧ください。
http://bit.ly/19gNdlN

書籍『前夜』のもととなった自民党の憲法改正草案についての鼎談のIWJ動画アーカイブとテキスト記事は、IWJサポート会員の方々であれば、いつでもご視聴いただけます。是非、御覧ください!

■築地市場移転問題、来年11月豊洲新市場開場を決めたものの…

先日、動画班の古田“磐梯山”晃司チーフが、築地市場移転問題について触れていました。

ここで、小ネタを少々。

どうやらIWJの築地市場移転問題の特集ページ、様々な業界関係者に見られているようです。某在京ラジオの夕方のニュース番組に出演している◯◯さんが、昨年、築地市場移転問題についてお話していました。その内容が、IWJで報じてきていることをそのまま、喋ったようなものでした。

この問題は、どの大手メディアも、まったく批判的に取り上げていないので、新聞記事を読んだだけではああした話はできません。業界専門紙の日刊食料新聞さんを購読しているか、その記者さんに話を聞いたか…もしくは、IWJで製作したDVD「ドキュメント築地市場移転」に出演している中澤誠さんなどにお話を聞いたか…。

漏れ伝わるところによると、どうやらIWJの記事をご覧になっているようなのです。

築地市場の移転先、豊洲新市場は、施設計画そのものが問題となっています。都がコンサルタント会社に委託して、物流計画などを検討していますが、検討に検討を重ねて、いまだ、未定のままです。豊洲新市場では、市場には欠かせない、あの荷物を運ぶ「ターレットトラック」が使えないのです。

※「ターレットトラック」写真
http://bit.ly/1I25H4Y 

コンサルタント会社の方も、IWJの記事を見ているそうで、業界関係者には、大変ご好評をいただいているとか…あくまで小耳にはさんだ話ですが。ここにきて、都が未定・先送りを連投し続けてきたツケがいろいろなところで、噴出してきています。

2020年の東京五輪で、選手村のある晴海に繋ぐ、環状2号線(通称・五輪道路)も。虎ノ門から晴海方面へ繋ぐには、築地市場を退かさないと、完成しないことが、ここにきて最大の課題になっています。

IWJが製作したDVD「ドキュメント築地市場移転」は、いまから4年も前に発売したものですが、なんと、驚くべきことに、その内容がいま見ても、全然、内容は古くありません。ということは、まったく、移転計画が進歩していないということですね。

DVD「ドキュメント築地市場移転」は、こちらからご購入をどうぞ。
http://bit.ly/1c7AVh6

このDVDは、私はもう、3回は観ました(笑)。

移転先の豊洲新市場予定地にも、取材で行ってきましたが、本当にあそこに行くんですかね? 都心からは、だいぶ離れて、非常に不便な場所です。私たちの毎日の生活に欠かせない食の問題ですから、当然、無関心ではいられないのがこの築地市場移転問題です。

築地市場移転問題特集ページも、ここ最近の情勢についても日々、更新していますので、是非、DVDとセットでご覧下さい。

※特集 築地市場移転問題
http://iwj.co.jp/feature/tsukiji/

■わとはぷのコーナー(4月12日)

2009年4月12日、アフリカのジンバブエ政府が、ハイパーインフレが続くジンバブエ・ドルの無期限発行停止を発表しました。このジンバブエのハイパーインフレは、超々ハイパーインフレでした。

僕も、とんでもない桁数のお札で買い物をしているシーンをニュース映像でも見ました。お金の価値が無くなって、しまいには、札束がごみ箱行きです。100兆ジンバブエ・ドル札という紙幣も、ごみ箱行きです。。。

ジンバブエの経済は大混乱となり、国民の生活は、とても苦しいものとなってしまいました。去年、「ボンドコイン」という新硬貨を発行したそうですが、過去に超々ハイパーインフレを経験した国民からは、そっぽを向かれているとか。

日本も、アベノミクスとかいうどうにも腰の定まらない経済政策、同志社大学の浜矩子先生のいう「アホノミクス」のせいで、私たちの生活は苦しくなるばかりです。消費税増税と、原材料高騰による食品の値上げのダブルパンチで、財布のひもは、全然、緩みません。

ジンバブエのハイパーインフレを思い出したら、日本のアホノミクスへの怒りがまたこみ上げてきました。世界の孤児・日本の行く末はジンバブエか? いや、それはジンバブエに失礼ですね。

くらいニュースが続きますが、それでも元気にやっていきましょう!
本日も一日、よろしくお願い致します。

押忍!!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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なお、手作業で解除の手続きを行っておりますため、返信後も数回、当メールマガジンが届く場合がありますが、ご了承ください。