■■■ 日刊IWJガイド 2014.8.7日号 ～No.694号～ ■■■
（2014.8.7 8時00分）
おはようございます。
IWJで主に動画編集とインタビュー中継を担当しております渡辺みさと申します。
本日の会員限定配信では、1年前に中継配信しました「岩上安身によるアメリカン大学 ピーター・カズニック教授インタビュー」をお送りします。
アメリカン大学で歴史学を教えるピーター・カズニック教授は、主な著書に『原発とヒロシマ』『広島・長崎への原爆投下再考』（いずれも共著）などがあり、オリバー・ストーン監督と共に『もうひとつのアメリカ史』というドキュメンタリーを制作して大きな反響を呼びました。同名の共著も早川書房から発刊され、3巻本の大著ながら、ロングセラーを続けています。
カズニック教授は、1995年から毎年8月に学生を引率して広島・長崎の被爆地を訪れ、講演会なども精力的に行っています。
明日8月8日には、岩上安身によるピーター・カズニック教授と乗松聡子氏への1年ぶりのインタビューを中継予定です。
乗松氏は、カナダのバンクーバーで活動する平和団体「ピース・フィロソフィー・センター」の代表で、2006年からはカズニック教授と連携して、広島・長崎プログラムにも通訳、コーディネーター、講師として関わっています。昨年はオリバー・ストーン監督とピーター・カズニック教授の来日をコーディネートし、通訳も務めました。今回は通訳をして下さるだけではなく、ご自身の意見も述べられる予定です。
乗松氏には、昨年8月19日に単独インタビューを行っており、その録画も本日21時より会員限定配信いたします。
まだ会員登録されていない方は、ぜひこの機会に会員登録をして御覧になって下さい。
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・2014/08/01 【大阪】ピーター・カズニック氏講演会「平和な日本、沖縄をつくるために」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/159306
・2013/08/19 「歴史は文明の糸のようなもの」 オリバー・ストーン監督とピーター・カズニック教授が日本人に伝えたかった本当のこと ～岩上安身による乗松聡子氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/96936
・2013/08/14 【沖縄】「辺野古の海はとてもきれい。そこに米軍基地が建設されるのは非常に恥ずかしい話だ」 ～オリバー・ストーン 基地の島 OKINAWAを語る
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/97893
・2013/08/09 【長崎】「1943年5月の段階で、原爆は白人国家のドイツではなく、日本に投下すると決まっていた」 ～オリバー・ストーン監督、ピーター・カズニック教授記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95556
・2013/08/08 【長崎】オリバー・ストーン監督とピーター・カズニック教授が語る『アメリカ史から見た原爆投下の真実』
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95425
・ピース・フィロソフィー・センターの記事より
2014/01/16 ＲＴアメリカ局で沖縄の基地被害と普天間基地移設問題が取り上げられる－ピーター・カズニック「沖縄の人々を支持するのが私たちの責任です」
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2014/01/blog-post_16.html
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このインタビューで、カズニック教授は岩上安身の質問に対し、「アメリカの一部には、朝鮮戦争以来、日本に平和憲法9条を捨てさせようという動きがあり、それは安倍政権の現在にも引き継がれている」「日本での戦略核配備は、反発が大きいと予想できるので、考えてはいない。それよりも、沖縄などの、日本の米軍基地を拡大利用する方向を考えているのではないか」などと語っています。
集団的自衛権、解釈改憲、辺野古基地移転問題など、まさにその現実を突きつけられている今、ぜひ明日のインタビューに備えてこちらも併せてご覧ください。
さらに明後日9日には、69年前のこの日、16歳の時に長崎で被爆し、現在は長崎原爆被災者協議会の会長を務める谷口稜曄氏へ、岩上安身が1年前にインタビューした模様を再配信いたします。
こちらはオープンでの再配信となりますので、皆さまぜひご覧ください。
・2013/08/09 「核と人類は共存できない。核には、きれいな核も、汚い核もない」 ～岩上安身による谷口稜曄（すみてる）長崎原爆被災者協議会会長インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95640
昨日、集団的自衛権のダイジェスト動画を、ある団体での内部の学習会に使いたい、というご希望が届きました。
IWJでは、過去のアーカイブ動画を上映して勉強会や上映会などのイベントを催したいという方には、動画の貸し出しをしております。
よろしければぜひご連絡ください。
こうしたイベントの機会に、IWJのチラシを配っていただくなどして、ネットになじみのない方にも、IWJの報道内容を知っていただく機会にしてもらえたらと思います。
・【IWJドキュメント】集団的自衛権～安倍政権の「暴走」と抗議する国民
http://youtu.be/hLgtMiA8Rgk
私はこのようなダイジェストの編集も手がけておりますが、慢性的な人手不足で日々の仕事に追われ、なかなか思うような編集作品を作れず、はがゆい思いをしております。
動画の編集は、思ったよりも時間がかかります。
岩上さんのインタビューも、あとから録画として編集版を配信する際には、資料を挟み込んだり、テロップを入れたりしてもっと見やすく分かりやすくしていきたいと思っておりますが、現状の人手では追いつきません。人手を増やして欲しいと、動画班チーフの古田班長ともども社長の岩上さんにお願いしていますが、動画班専従の人材の獲得と、何よりもその人件費に苦慮している様子です。
この集団的自衛権のダイジェストのベースを作る時も徹夜をした覚えがあります。たいへんな作業ですが、こうやって皆さまに観て頂き、広がっていくのは大変嬉しくやる気も出ます。
引き続きご支援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
…（後半へ続く）
◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表を送ります。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もありますのでご了承ください。
＊＊2014.8.7 Thu.＊＊
【Ch2】17：30～「東電会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力の定例会見
【再配信・IWJ_SF】13：00～「広島原爆投下の日、ローレンス・リバモア国立研究所前での平和祈念集会」
中継URL：http://www.ustream.tv/channel/iwj-sf
※8月6日23時半から、米カリフォルニア州リバモアの核技術開発施設ローレンス・リバモア国立研究所前で行われた平和祈念集会を再配信いたします
【Ch4】14：00～「アジア太平洋戦争敗戦の日から69周年を迎える8月15日に向け正確な歴史認識の定着を求めるアピール発表にあたっての記者会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※参議院議員会館で行われる記者会見。鎌倉孝夫・埼玉大学名誉教授、田中宏・一橋大学名誉教授、内海愛子・恵泉女学園大学名誉教授、高嶋伸欣・琉球大学名誉教授、中村明・元共同通信社編集委員らが出席予定
【IWJ_TOKYO1】15：00～「舛添要一 東京都知事 定例会見」
視聴URL： http://www.ustream.tv/channel/iwj-tokyo1
※舛添要一・東京都知事による定例会見
【録画配信・Ch7】17：15（会見開始時刻）～「PC遠隔操作事件 第15回公判後記者会見 ―会見者 佐藤博史弁護士ほか」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=7
※第15回公判後に弁護士の佐藤博史氏らにより、記者会見が行われる予定。なお、司法記者クラブでの会見は中継不可ですので、会見後に録画配信いたします
【Ch6】19：00～「STOP！秘密法 みんなで書こう！パブコメワークショップ」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※7月24日～8月24日の秘密保護法関連のパブリックコメント募集を受けて行われる、ワークショップ。「『秘密保護法』廃止へ！実行委員会」が主催。海渡雄一弁護士らが講師として登壇予定
【会員限定配信】20：00～「『沖縄の米軍基地が拡大される可能性』 核兵器に代わる米国の新戦略とは ～岩上安身によるアメリカン大学・ピーター・カズニック教授インタビュー」
記事URL： http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95813
※2013年8月11日に行われた、ピーター・カズニック教授へのインタビューを会員限定配信いたします。ピーター・カズニック教授はインタビューの中で、「アメリカは日本での戦略核配備について、沖縄など日本の米軍基地を拡大利用する方向なのではないか」との見解を示しました
【会員限定配信】21：00～「『歴史は文明の糸のようなもの』 オリバー・ストーン監督とピーター・カズニック教授が日本人に伝えたかった本当のこと ～岩上安身による乗松聡子氏インタビュー」
記事URL： http://iwj.co.jp/wj/open/archives/96936
※2013年8月19日に行われた、ピース・フィロソフィー・センター代表の乗松聡子氏へのインタビューを会員限定配信いたします。乗松氏は、昨年日本に滞在していた、オリバー・ストーン監督とピーター・カズニック教授の様子を詳細に紹介。2人が各所で語ったという「歴史は文明の糸のようなものだ」という言葉を示し、「オリバーとピーターは、『歴史から教訓を得ない者は、愚かな戦争を繰り返してしまう』ということを、日本人に伝えたかったのだと思う」と語りました
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～～会員限定配信の視聴方法～～
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4,ページに表示されているパスワードを、視聴画面に入力
以上の手順で、ご視聴いただけます。是非御覧ください。
（前半の続き）…
DVD販売しております『饗宴III』『饗宴IV』の在庫がほとんどなくなり、本日増刷が決まりました。
どちらも今日の状況を予見した内容となっています。
「原発を抱えたまま、戦争が始まる。それも『大義も、主権も、国益もない戦争』が」――。
『饗宴IV』のこのキャッチコピーをつけたのは岩上さんですが、まさかまさか、そんなコピーの通りに世の中が動いていくなんて、昨年末には全く実感していませんでした。
IWJのスタッフの一人として、当日のシンポジウムの撮影・録画も担当し、DVDの編集も行なっておきながら、鈍感とお叱りを受けそうですが、本当にピンとこなかったのが正直なところです。それが今、現実として迫ってきて、本当に怖さを感じています。
IWJで仕事をさせてもらってから、以前より世の中の事に関心を持って生活をしていますが、それにしてもここ最近の日本は急速におかしくなっているように見えます。「原発を抱えながら戦争」だなんて、どうしてそんな方向へ国が動いてゆくのか、考えれば考えるほど分からなくなってしまいます。IWJの中継やインタビューなどで色々勉強していくと、警告が発せられているのに、世間に広くその警告が届かず、悪い方へ、悪い方へと事態が進行してしまっていることを痛感します。IWJの発信する情報がもっと多くの人に広がれば、と個人的には願っているのですが、、。
饗宴IVでは、そんな日本の状況に危機感を持ったそれぞれの分野での第一人者たちが、この現状に抗うべく熱く語っています。
ぜひお手元においてご覧ください。
このDVDの編集には私も加わりました。
「饗宴」は毎年12月に開催されていて、その準備期間はスタッフ全員たいへんな思いをしていますが、年が明けると動画班は編集作業のため、さらに追いつめられた状態になります。
皆さまに見て頂けることを励みにしてこれからもコツコツやっていきたいと思います。
IWJは会員の皆さまやご寄付いただいている皆さまのおかげで活動ができます。
感謝しております。
これからもより良いものを作っていきたいと思っていますし、もっともっとIWJを知って頂きたいと思います。
ぜひお近くの方へのご紹介などもよろしくお願いいたします。
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これからも情報を伝え続けていけるよう、スタッフ一同、気を引き締めて頑張って参ります！これからも応援をお願いいたします。
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