日刊IWJガイド・番組表「本日13時30分より岩上さんによる木村朗氏・鳩山友紀夫氏・松島泰勝氏インタビュー!!明日は早稲田大学教授・長谷部恭男氏インタビューを録画配信!!/麻生副総理の『武装難民』射殺発言を問いただしたメディアは!?〜IWJは官邸内記者会見に入れず悔しい思い/『米国の軍事行動に加わらない諸国に対しては、核の使用やその威嚇を与えるいかなる意図もない』日本のマスメディアはなぜ北朝鮮外相の国連演説を正しく伝えないのか!?/民進と自由が合流を検討!? 野党再編に『希望の党』は含まれるのか? 市民連合が会見『小池旋風はメディア現象だ』つまりはメディアの作った幻想にすぎないと喝破!」 2017.9.27日号~No.1839号~


■■■ 日刊IWJガイド・番組表「本日13時30分より岩上さんによる木村朗氏・鳩山友紀夫氏・松島泰勝氏インタビュー!!明日は早稲田大学教授・長谷部恭男氏インタビューを録画配信!!/麻生副総理の『武装難民』射殺発言を問いただしたメディアは!?〜IWJは官邸内記者会見に入れず悔しい思い/『米国の軍事行動に加わらない諸国に対しては、核の使用やその威嚇を与えるいかなる意図もない』日本のマスメディアはなぜ北朝鮮外相の国連演説を正しく伝えないのか!?/民進と自由が合流を検討!? 野党再編に『希望の党』は含まれるのか? 市民連合が会見『小池旋風はメディア現象だ』つまりはメディアの作った幻想にすぎないと喝破!」 2017.9.27日号~No.1839号~ ■■■
(2017.9.27 8時00分)

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<はじめに>本日13時30分より岩上さんによる木村朗氏・鳩山友紀夫氏・松島泰勝氏インタビュー!!明日は早稲田大学教授 長谷部恭男氏インタビューを録画配信!!/麻生副総理の「武装難民」射殺発言を問いただしたメディアは!?〜IWJは官邸内記者会見に入れず悔しい思い(城石裕幸・岩上安身)
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>
┠――【1】『米国の軍事行動に加わらない諸国に対しては、核の使用やその威嚇を与えるいかなる意図もない』日本のマスメディアはなぜ北朝鮮外相の国連演説を正しく伝えないのか!?(城石裕幸)
┠――【2】民進と自由が合流を検討!? 野党再編に「希望の党」は含まれるのか? 市民連合が会見「小池旋風はメディア現象だ」つまりはメディアの作った幻想にすぎないと喝破!(ぎぎまき)
┠■<★本日の岩上安身インタビュー告知!★>琉球差別の起源と実態「東アジア共同体」構想の可能性に迫る!『沖縄謀叛』編著・鳩山友紀夫元首相・松島泰勝龍谷大教授・木村朗鹿児島大教授にインタビュー!
┠■<★お知らせ★> IWJではテキストスタッフを緊急募集中!IWJコンテンツに精通している方、お待ちしています!東京事務所にフルタイムで勤務できる方は特に大歓迎ですが、地方や海外在住者でもOKです!(ぎぎまき)
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<はじめに>麻生副総理の「武装難民」射殺発言を問いただしたメディアは!? 〜IWJは官邸内記者会見に入れず悔しい思い
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 おはようございます。

 本日は13時30分より、岩上さんによる木村朗氏・鳩山友紀夫氏・松島泰勝氏インタビューをお送り致します。

 今回は、先日お亡くなりになった大田昌秀元沖縄県知事も著者に名を連ねる新刊「沖縄謀叛」(鳩山 友紀夫・大田昌秀・松島 泰勝・木村 朗 編著 かもがわ出版)の出版に合わせ、沖縄・琉球差別や、アイヌ遺骨返還運動、東アジア共同体構想などについてお話をうかがう予定です。詳しくは後段のインタビューのお知らせをご覧ください。

※【9/27(水)13:30開始】琉球差別の起源と実態「東アジア共同体」構想の可能性に迫る!『沖縄謀叛』編著・鳩山友紀夫元首相・松島泰勝龍谷大教授・木村朗鹿児島大教授にインタビュー!
YouTube Live 視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス:http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

・「沖縄謀反」アマゾンサイト
http://amzn.to/2wigVD6

 また、明日28日(木)は21時より、25日に収録した岩上さんによる早稲田大学教授 長谷部恭男氏インタビューを配信致します。

 安倍総理の衆院解散表明でいよいよ現実性をおびてきた緊急事態条項の危険性。総理は「改憲」には全く触れませんでしたが、油断できません。長谷部教授もその危険性を強く訴えています。

※【9/28(水)21:00開始】衆院解散でいよいよ現実に!?ナチスの「手口」と緊急事態条項 岩上安身による早稲田大学教授 長谷部恭男氏インタビュー
YouTube Live 視聴URL:
https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス:
http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上さんはこの緊急事態条項について「永久独裁条項」とツイートしています。

【岩上安身のツイ録】解散総選挙で安倍政権の真の狙いは緊急事態条項という「永久独裁条項」の加憲!!
ファシズムはすべての人を蝕む。今は小異を捨てて大同につき、改憲勢力の2/3確保を阻止すべし!! 2017.9.25
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/398877

 そして昨日26日には2011年12月に収録した岩上さんによる茨城大学・久保田護名誉教授へのインタビューをダイジェスト版として再編集・再配信致しました。

<★ダイジェスト動画・配信報告★>「日本の防衛という点では、原発は弱いと思うんです」――原発の事故リスクとともに「戦争リスク」について語られた、岩上さんによる茨城大学・久保田護名誉教授インタビューを再配信しました!

 昨日26日、2011年12月26日に収録した、ユーリ・バンダジェフスキー『放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響~チェルノブイリ原発事故被曝の病理データ』(http://amzn.to/2xIAc46)の翻訳者であり、茨城大学・久保田護名誉教授への岩上安身によるインタビューのダイジェスト版を、【原発を抱えて戦争なんてできるか!?シリーズ
再配信】と題して配信しました。

 久保田氏は、原発の事故リスクに言及しながら、「戦争をするとなったら、攻撃目標は原発になると思う」「(原発は)戦争に対して弱い」と、「戦争リスク」も抱えていることを指摘。戦争のリアルを知る「戦中派」の久保田氏は、第二次大戦中、船艦からの艦砲射撃によって撃ち込まれた砲弾の破片を岩上さんにみせながら、「艦砲射撃の目標としては、原発ほどいいところはない」と、生々しく語りました。

 「日本の防衛という点では、原発は弱いと思うんです」――。

 久保田氏は続けてこのように話し、「原発は冷却する必要があるために、日本の原発は海岸沿いにある。海岸沿いにあるのは、攻撃に弱い」と警鐘を鳴らしました。

 岩上さんが「原発×戦争」の危険性に気づくきっかけとなったこの久保田護氏インタビューは、以下のURLから御視聴いただけます。原発の「戦争リスク」に焦点をあて、作成し直した、ダイジェスト版映像も掲載していますので、是非、御覧下さい。

※バンダジェフスキー論文の翻訳者が語る、「原発×戦争×健康被害」リスク~岩上安身による茨城大学名誉教授・久保田護氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/238804

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 さて、安倍晋三総理が「国難を突破する」ために衆議院を解散することを記者会見で発表した9月25日夜、総理はNHK、テレビ朝日、TBSのテレビ各局で報道番組に出演し、饒舌に持論を述べました。

 各番組の中で安倍総理は「国連決議を守らず危機を煽っているのは北朝鮮」と語っていますが、安倍総理自身もまた国連決議を守っていません。安倍総理は国連で北朝鮮に対し「必要なのは対話ではない。圧力なのです」と演説しましたが、「国連安保理決議2375」には「対話を通じた平和的かつ包括的な解決を容易にする理事国及びその他の加盟国の努力を」求めており、対話の否定は「国連安保理決議2375」に明らかに抵触します。

・北朝鮮への国連決議に背いたのは安倍首相でもある(YAHOOニュース、2017年9月22日)
https://news.yahoo.co.jp/byline/masanoatsuko/20170922-00076083/

 さらに安倍総理は、テレビ朝日「報道ステーション」で「北朝鮮がストックホルム合意を実行しない」と発言しました。本当でしょうか?

 2014年5月29日に発表された北朝鮮による拉致被害者の全面的な調査を約束した、日朝政府間協議の合意文書である「ストックホルム合意」。この合意を、2016年2月に北朝鮮がミサイル発射実験を行ったことを理由に(「ストックホルム合意」ではミサイル発射実験については何ら言及されていません)、一方的に破って規制措置を強化したのは日本。その時の総理大臣は安倍晋三氏です。

・日朝政府間協議(概要)(外務省ホームページ、2014年5月30日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kp/page4_000494.html

 先に約束を破っておいて相手が「合意を実行しない」とは、驚きの発言です。

 ミサイルの発射実験はもちろん脅威ではあります。しかし我が国の拉致被害者を取り返すために粘り強く交渉してきた枠組みを投げ捨ててしまう必要まであったでしょうか? また、「異次元の圧力」を呼びかけ、対話をしない、すべきことはないと宣言することは、拉致被害者を取り返すための対話や交渉も一切しないということを意味します。拉致被害者を事実上、見捨てることになりますが、それでいいのでしょうか!? そんなことはないはずです。

 他方、河野太郎外相は9月21日、米ニューヨークのコロンビア大学で講演し、北朝鮮と国交のある160以上の国々に対し「外交関係・経済関係を断つよう強く要求する」と呼び掛けています。

※河野外相、北朝鮮との断交要求=160以上の国々に(時事ドットコムニュース、2017年9月22日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092200342&g=pol

 対話の否定どころか、圧力を通り越して国交の断絶を強く要求したのです。当然、こちらも前出の「国連安保理決議2375」違反にあたるでしょう。

 繰り返しますが、拉致被害者の奪還もこれでは到底かないません。トランプ大統領は北朝鮮の「壊滅」という言葉まで口にしましたが、日本が安倍総理の「100%米国とともにある」という発言のとおりに武力行使に加わった場合、日本への報復攻撃が避けられないだけでなく、拉致被害者の生存も保証されません。非常に憂慮すべきことです。

 外交においては、どんな時でも、たとえ戦争中であっても、相手国との「対話」の可能性を探り続けるべきです。まして今はまだ「平時」です。圧力を加えつつも、どんな時も「対話」の扉を開いておくべきです。本来、圧力とは相手の譲歩を引き出すために行なわれるものであり、「対話」とセットであるべきです。

 そして9月23日、きわめつけが、麻生太郎副総理兼財務相の「朝鮮半島有事の際の難民が日本に押し寄せる可能性」についての、「武装難民かもしれない。警察で対応するのか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか」発言です。

・麻生副総理「警察か防衛出動か射殺か」 武装難民対策(朝日新聞、2017年9月24日)
http://digital.asahi.com/articles/ASK9R6DCPK9RUTFK00J.html

※【岩上安身のツイ録】麻生発言「射殺を真剣に考えなければならない」は殺人の扇動であり、犯罪の教唆だ! 福岡8区は麻生氏を落選させるべき!
有権者の良識に期待する!! 2017.9.25
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/398882

 この発言を見過ごしてしまったら、日本は、なんと好戦的で差別意識に満ちた野蛮で非人道的な国なのかと世界中からブーイングを浴びせられることでしょう。

 仮に朝鮮半島有事となり、避難民が大量に日本にやってくるという事態について、そうした避難民の中には1950年代から1984年にかけての在日朝鮮人の帰還事業で北朝鮮へ移住した人、その日本人配偶者や子供、そして北朝鮮に拉致された被害者やその家族も含まれているかもしれません。

 北朝鮮からだけではなく、韓国から避難してくる人々も多数いるでしょう。地理的関係からいえば北よりは南に位置する韓国からの避難民、その中には韓国人と結婚した日本人、同盟国の米国人を含む在韓外国人も多数含まれるでしょう。

 こういった人たちの中から「武装難民」という意味不明な言葉を使って特定の何者かを選別し、「射殺を真剣に考えるべき」と、副総理が公的な場で発言するとは考えられません。関東大震災時に「不逞鮮人」という言葉を使って同じように震災で被災した朝鮮人を虐殺した94年前の軍や警察や自警団の、悪意と偏見と差別意識が亡霊となって突然、蘇ってきたかのようです。

※南千住警察署の裏庭で後ろ手に縛られた朝鮮人が次々撃ち殺された――数多の証言から辿る関東大震災・朝鮮人虐殺の『真実』~岩上安身による『ほうせんか』理事・西崎雅夫氏インタビュー 2016.11.17
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/346096

※「極右政治家」の本性!「関東大震災での朝鮮人虐殺はなかったか?」との質問には明確に答えず!震災被災者を追悼したから虐殺被害者に追悼文を出す必要はない!?~小池百合子都知事会見 2017.8.25
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/396292

※きっかけは産経新聞! 日本会議系の横山正人・横浜市議が中学副読本から「朝鮮人虐殺」の歴史隠蔽! 市教委は本を回収・溶解処分に! ~11月17日岩上安身が西崎雅夫氏にインタビュー! 2016.10.28
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/342191

 現在日本に暮らす在日韓国・朝鮮人の中には、朝鮮戦争の戦火を逃れて、あるいは軍や警察による迫害や虐殺から逃げ出すために日本にやってきた人も大勢います。朝鮮戦争勃発当時(1950年)、まだ米占領下にあった日本への避難は、その多くが密航であったと思われます。

 作家の柳美里さんは、母親がこの朝鮮戦争当時に難民として韓国から日本へ戦火を逃れてきたことを明らかにしています。以下に柳美里さんのツィートをご紹介します。

・「難民は、難民と認められていないだけで、朝鮮戦争時も、ベトナム戦争時も、日本に逃げて来ています。 私も、朝鮮戦争時の難民の子孫です」
https://twitter.com/yu_miri_0622/status/911719438306623488

・「わたしの母は、朝鮮戦争時、5歳でした。伯父、叔母も、子どもだった。祖母は4人の子どもを連れて戦火を逃れ、漁船で日本に逃げてきたのです」
https://twitter.com/yu_miri_0622/status/911721429451776000

 また、ノンフィクションではありませんが、在日の小説家梁石日(ヤン・ソギル)の書いた、在日詩人金時鐘(キム・シジョン)をモデルにした「大いなる時を求めて」(http://amzn.to/2wiTmdg)を読むと朝鮮戦争直前の1948年の済州島四・三事件当時、粗末な船で命懸けで玄界灘を日本へ密航して来た時の様子などもわかります。

 植民地時代に労働力として朝鮮半島から強制的に連れてこられ、あるいは植民地政策で土地を奪われた末に仕事を求めて日本にやってきた人々の子孫も大勢います。

 戦前は劣悪な労働環境で朝鮮人による労働争議も起きた福岡の鉱業会社一族出身の麻生副総理の発言に、「不快」を通り越して「ジェノサイドの恐怖」を感じる人々がきっと大勢いることでしょう。

 さらに言えば、「朝鮮半島有事の際の難民が日本に押し寄せる」というケースは、アジア・太平洋戦争終結時にソ連軍の侵攻を逃れて旧満州・朝鮮半島北部から多くの日本人が命がけで逃げ帰ってきた、まさにその歴史にも重なっています。満州からの帰還民とは、文字通りの「国内難民」でした。麻生氏はその人生の中で、そうした先人達の苦難の歴史に政治家として思いをはせることはなかったのでしょうか。

 こういったことを安倍総理、麻生副総理、河野外相らに厳しく問いただしたメディアはどれくらいあったでしょうか? このガイドを書いている26日夜現在、主だったニュースを見てもそういった内容は伝わってきません。

 安倍総理の会見にはIWJからは岩上しか参加できませんが(岩上安身はフリーという扱いとなり、メディアとしてのIWJの参加は認められていない)参加したところで記者クラブに所属していない記者は絶対に指名されません。

 昨日、麻生副総理兼財務相と河野外相の会見が行われましたが、両方とも官邸内で行われました。残念なことに会見が官邸内で行われた場合、IWJ記者は参加できないのです。そしてその官邸内の会見では、報じられている限り、麻生氏の「難民銃殺発言」について問いただしている質疑はありませんでした。

 それでもあきらめず、記者会見の機会があればIWJは質問に行こうとチャンスをうかがっています。大手メディアが大事なことを伝えないのなら、独立メディアである私たちが問いただし、伝えるしかないからです。

 どうか、そんなIWJの活動を会員になって支えてくださるよう、お願いいたします。

※会員登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 昨日もお伝えしましたが、元CIA職員のエドワード・スノーデン氏や国連特別報告者のジョセフ・ケナタッチ氏が参加する自由人権協会主催のシンポジウム「デジタル時代の監視とプライバシー ―市民によるコントロールのために―」は、取材に必要な同時通訳の二次使用料20万円の支払いを決断し、正式に取材が決定しました。ご支援してくださった皆様、本当にありがとうございました。配信日時等につきましては、追ってご連絡いたしますので、今しばらくお待ちください!

 また、第二の社用車である社長車の修理見積もりですが、エアサスペンションのレベルセンサーの故障であり、そのコンピューター交換費用として約16万5千円かかるという結果が出ました。しかし、エアサスペンションのエアー漏れがあった場合は追加で20~30万円ほどかかり、それはレベルセンサーの交換をしてみないとわからないとのこと。こちらの車も経年劣化が進み始めているようで故障が続き、買い替えの時期が迫っているのかもしれません。

 物品購入や出張旅費等は必要最小限に、緊急ではない出費は可能な限り後回しにして経費削減に努めていますが、IWJの安定した活動規模を維持するためには、年間で6000万円、月平均で500万円のカンパやご寄付が必要です。しかし、今期がスタートした8月に寄せていただいたのは約100万円。9月も1~20日までの期間で200万円と厳しい状況が続いています。

 今後、我々の取材活動や配信規模の大幅な見直しを行なわなくてはならないかもしれません。現状は非常に厳しい状況です。

 ぜひ、皆さんのカンパ・ご寄付でIWJの活動を支えてください。銀行口座への振込に加え、クレジットカードでの決済も可能です。ご検討のほどよろしくお願いいたします!

※寄付・カンパのお申し出はこちらからご確認いただけます
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

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◆中継番組表◆

**2017.9.27 Wed.**

 あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【ツイキャス・IWJエリア Ch2・福岡】13:00~「記者会見『9月30日開催 シンポジウム「新たな市民運動と野党共闘の可能性」』について」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach2

 「『オール福岡を実現しよう』実行委員会」主催の記者会見を中継します。
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【IWJ_Youtube Live】13:30~「琉球差別の起源と実態「東アジア共同体」構想の可能性に迫る!『沖縄謀叛』編著・鳩山友紀夫元首相・松島泰勝龍谷大教授・木村朗鹿児島大教授にインタビュー!」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 岩上安身による木村朗氏・鳩山友紀夫氏・松島泰勝氏インタビューを中継します。
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【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3

 原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。
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【Ch4】18:30~「市民集会 辺野古の工事、いまどうなっているの? ~生命かがやくサンゴ礁の海 大浦湾を守ろう!」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 登壇者に山城博治氏(沖縄平和運動センター)、北上田毅氏(沖縄平和市民連絡会/抗議船船長)、和田重太弁護士を迎えて開催する集会の模様を中継します。

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◆中継番組表◆

**2017.9.28 Thu.**

 あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】13:00~「院内集会と防衛省交渉 辺野古の工事、いまどうなっているの? ~生命かがやくサンゴ礁の海 大浦湾を守ろう!」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4

 発言者は山城博治氏(沖縄平和運動センター)、北上田毅氏(沖縄平和市民連絡会/抗議船船長)。院内集会と防衛省交渉を中継します。
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【Ch2】17:00~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2

 東京電力による記者会見を中継します。
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【録画配信・IWJ_Youtube Live】21:00~「衆院解散でいよいよ現実に!?ナチスの『手口』と緊急事態条項 岩上安身による早稲田大学教授 長谷部恭男氏インタビュー」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

 9月25日収録の岩上安身による早稲田大学教授 長谷部恭男氏インタビューを録画配信します。

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

プールからの燃料棒取り出しが遅れる可能性について東電「今月中をメドに中長期ロードマップの見直しを計画している」――東京電力 定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/398847

北朝鮮核武装の原因は国連軍の皮をかぶった米軍の恒常的挑発!? 停戦協定の当事者を韓国に!! ~ソウルでの「環太平洋陸軍最高司令官会議」から帰国直後の伊勢崎賢治氏がトーク&ライブ!!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/398865

「福島原発事故の反省と教訓を組織の記憶として形作る必要がある」~更田豊志新原子力規制委員長が職員に訓示――田中俊一前委員長も退任の挨拶
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/398841

「選挙は勝つために出るもの。出馬しないのは勝てないから!」――上西小百合衆院議員が次期衆院選不出馬を表明! 選挙区・大阪7区で野党共闘進まず 政治活動はこれからも継続!?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/398843

「加計隠し解散」に怒りの官邸前抗議!「幼稚なファシスト安倍はやめろ!独裁政治は今すぐやめろ!」~0925官邸前に押し掛けよう
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/398904

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<本日の岩上安身インタビュー告知!>琉球差別の起源と実態「東アジア共同体」構想の可能性に迫る!『沖縄謀叛』編著・鳩山友紀夫元首相・松島泰勝龍谷大教授・木村朗鹿児島大教授にインタビュー!
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 おはようございます。テキスト班の原佑介です。

 気づけば今年も残り約3ヶ月。早すぎます。今年は2月頃に「モリカケ問題」が発覚して以降、今日まで一足飛びでしたが、皆さん、正月早々の1月6日には、TOKYO MXが「ニュース女子」という番組で沖縄ヘイトを垂れ流したことを覚えていますよね?同番組は今月30日に沖縄再取材番組を放送するらしいですが、どんな内容になるか、注意が必要ですが、IWJはこの問題についてしつこいほど記事化し、特集も組んできましたので、改めてご覧ください。

※【特集】公共放送で垂れ流された「沖縄ヘイトデマ」〜TOKYO MX「ニュース女子」問題を徹底検証!
http://iwj.co.jp/wj/open/dhc

 「ニュース女子」に代表されるように、沖縄の米軍基地問題をめぐっては、様々なデマや誤解が蔓延しています。「基地反対派は中国の手先だ!」というどうしようもないデマはともかく、「沖縄に米軍基地があるから日本の安全保障は成立している」「米軍基地がなければ沖縄の経済は成り立たない」など、一見、説得力がありそうな誤解が存在しますが、こうした誤解は沖縄への無関心や無理解にもとづくものだといえます。

 本日岩上さんがインタビューする鳩山友紀夫元首相、松島泰勝龍谷大教授、木村朗鹿児島大教授は、先日お亡くなりになった大田昌秀元沖縄県知事と合わせて4人で共著『沖縄謀叛』(http://amzn.to/2wigVD6)を上梓したばかりで、同書の中は、構造的な沖縄差別の現状と、そもそもの差別の起源である琉球処分、沖縄戦の歴史を対談形式で紐解きつつ、沖縄差別を伝えないメディアの責任、憲法にもとづいてフェアに判断しない司法の責任を追及。そのうえで、「沖縄独立」と東アジア共同体の可能性を真剣に探る、かなりコアで新しい本となっています。

 2013年、岩上さんは大田氏へインタビューを行っています。その中の、元CIA顧問でタカ派の論客であった故チャルマーズ・ジョンソン氏が、大田氏と会って沖縄の現実を見たことで180度主張が変わったエピソードには胸を打たれます。

 ジョンソン氏は2010年にロサンゼルス・タイムズ紙へ「私は憶病な鳩山由紀夫首相よりも、傲慢な米政府を非難する。基地を維持することに取り憑かれ、受け入れ国のことを顧みない。普天間の返還とともに、米国は沖縄の人々に対して65年間もの辛抱に感謝すべきだ」と寄稿し、同年亡くなりました。

・チャルマーズ・ジョンソン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3

 ぜひ、本日のインタビュー、そして太田氏へのインタビューと「沖縄謀叛」をあわせて御覧いただくことをおすすめします!

※[IWJ日米地位協定スペシャル No.2]前沖縄県知事、大田昌秀氏ロングインタビュー! 「今年は沖縄にとって一番厳しい年になるのでは」 2013.3.30
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/71434

 「沖縄独立論」はこれまで、沖縄における「居酒屋トーク」の類と見なされてきましたが、琉球処分の国際法上の不当性や独立を勝ちとった海外の事例などと合わせてみると、実は真剣に議論するに値する話であることがわかります。沖縄では少しずつ沖縄独立に賛意を示す声が広がっていると聞いていますが、少なくとも、ここまで露骨な差別を受け続けている沖縄が、「このまま差別が続くなら独立しかない」と決意したとき、我々「本土」の人間に、それを止める資格があるとは思えません。それくらい酷い差別に晒されていることを我々はもっと知るべきです。

 岩上さんはこれまでも琉球大学政治学教授・島袋純氏や琉球新報・新垣毅氏に「琉球独立論」についてお話をうかがっていますので、本日のインタビュー前に、予習的にご覧ください!

※沖縄で独立運動は起こりうるのか ――スコットランド独立運動を研究する琉球大学政治学教授・島袋純氏が岩上安身に語る 2014.10.16
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/183147

※国際法違反の「琉球処分」はアジア侵略の礎だった!『沖縄の自己決定権』に迫る!「東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会」鹿児島大・木村朗教授と琉球新報・新垣毅編集委員に岩上安身が訊く! 2016.12.4
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/349501

 それでは今日も1日、IWJをよろしくお願いいたします!

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20170927

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