■■■ 日刊IWJガイド・番組表「岩上安身より『饗宴』開催とりやめのご報告と、緊急のご支援のお願い/岩上さんが元同志社大学教授でイスラム学者の中田考氏にインタビュー!トランプ米大統領誕生で中東情勢はどう変わる?/南スーダン『駆けつけ警護』の新任務付与を閣議決定 18日にも稲田朋美防衛相が部隊に命令し、12月12日にも実施か」2016.11.16日号~No.1524号~ ■■■
(2016.11.16 8時00分)
■岩上安身より、IWJ年末恒例シンポジウム「饗宴」開催とりやめのご報告と、緊急のご支援のお願い。
IWJ代表の岩上安身です。日頃より、IWJをお支えいただき、誠にありがとうございます。
10月21日、日刊IWJガイドと皆さまへの直接のメールにて、IWJ年末恒例のシンポジウム「饗宴」開催に関するアンケートの呼びかけをさせていただきました。「これまでと同規模で開催する」「規模を縮小して開催する」「開催自体を取りやめる」の3択でお聞きしたところ、全部で733件ものご回答をいただきました。お答えいただいた皆さま、誠にありがとうございました。
IWJ設立以来、毎年開催している「饗宴」は、全国各地からたくさんの方々にお越しいただき、好評をいただいているイベントですが、実は例年、赤字必至で、昨年も会場費や人件費などで約50万円の赤字を出しています。
本年8月からスタートした第7期では、経営危機に陥ることのないように、期の始まりからスタッフの深夜残業を減らし、配信規模を縮小するなどして、人件費や活動費の削減に努めてきました。しかし、残念なことに秋からのご寄付・カンパの低迷は予想を超え、私どもの支出削減努力を上回るものでした。経済環境の悪化を反映しているのではと思われます。
ご寄付、カンパというものは、出してくださる方のお志、お気持ち次第であり、その時々でいただけたり、いただけなかったり、不安定なものです。しかし、IWJの経営は会費とご寄付の二本柱でまかなわれており、ご寄付が低迷しますと、たちまち、経営難に陥ってしまうのが現状です。そのご寄付が、このところ低迷し、急激に財務状況が悪化しています。
「寄付をあてにせず、収入の見込みが立つ会費だけで収支を考えるべきだ」というご意見もあります。ごもっともだと思います。しかしあまりにも急激な収支のアンバランスに対し、支出の少々の削減だけでは対応できません。
最大の支出費目は人件費です。人こそIWJの財産でもあります。人件費を削減するとはIWJの宝を切り捨てる、ということでもあります。身を切られるような痛みを覚えます。
それでも支出をカットしなければならないのが、経営上の現実だとしても、人件費は単なるコストではありません。働いているのは、生身の人間です。
人それぞれに生活がかかっており、人件費の圧縮がいくら急務といっても、「明日からスタッフの3分の1を解雇する!」「明日から、スタッフの給与を半分にする!」などという乱暴なことが許されるわけではありません。IWJはブラック企業ではありません。労働基準法を尊守しています。人件費の圧縮には時間がかかります。人手を減らすにも、相応の手続きや配慮も必要です。人件費の毎月の支払額はピーク時で900万円台にまで達していましたが、現在、700万円台まで圧縮しています。それでも、減収のスピードに追いついていません。
会員数も最低目標の6000名にはなかなか回復しない状況です。また、7月末の決算後、9月に消費税・法人税を約500万円も納付したために、予想以上に現預金の残高が少なくなってしまいました。11月のスタッフの給料を支払うには、手元のキャッシュがついに不足してしまったため、私の個人的な預貯金をつぎ込んで乗り切るしかない、というところまで追いつめられてしまいました。
経理からの悲鳴を聞いて私が貯金を崩して500万円の貸付けを行い、今月のスタッフへの報酬支払いは、なんとか遅払いなくすませることができましたが、私の蓄えなどたかが知れています。来月、さ来月も同様の状況が続けば、私の貯金も底をついてしまいます。
IWJは、どこの金融機関からの融資も受けていません(打診したことはありますが、担保もないので、融資してくれるところは皆無です)。IWJに資金を貸しているのは、私個人のみです。私からIWJへの貸付金残高は約900万円なので、今回の緊急の500万円とあわせると、合計1400万円。過去には平成26年(第4期中)に貸付金が最大約2000万円まで膨れ上がったことがあります。会計から少しずつ返済してもらって、900万円まで減っていましたが、これで逆戻りです。
私は資産家でも何でもありません。過去最大だった2000万円は、本当に貯金をすべて投げ込むようにして差し出した金額であり、私の資産は増えていませんから、これが私の出せる精一杯の限界です。現在の状況があと2、3ヶ月続いたら、私自身は手も足も出なくなり、IWJは本当に行き詰まってしまいます。
このような状況で、赤字必至の「饗宴」を開催すべきか否か。毎年続けてきたイベントでもあり、開催するたびに多くの方から、「とても良かった」と好評をお寄せいただいていたこともあって、決断に至るまでには非常に悩みました。
今回のアンケートでも、「寄付をするので、ぜひ開催してほしい」とのご意見もいただきました。しかし、一番多かったのは、「何より大事なのは、IWJそのものの存続だ」というお声でした。
皆さまからのご意見を読ませていただき、日頃IWJがどれだけ皆さまのお支えによって成り立っているのかを痛感し、私もスタッフもとても励まされました。その一つ一つを丁寧に読み、時間をかけ、じっくりと考えました。
スタッフ一人ひとりの意見も聞き取りました。その上で答えを出しました。
苦渋の決断ではありますが、今年は、例年と同じ規模での「饗宴」は、開催を取りやめることにいたします。
12月23日におさえていた会場も、キャンセル料を払ってキャンセルしました。断腸の思いです。
とはいえ「饗宴」は、日頃IWJをお支えくださっている方々へ感謝をお示しする場でもあります。その場がなくなってしまうのは、私としてもやりきれませんし、また、毎年集うのを楽しみにしてくださっていた方々に対し、申し訳ない気持ちもあります。
アンケートにも、「規模を縮小してでも、無理のない範囲で続けてほしい」というお声が最も多かったため、それを踏まえて何ができるか考えたいと思います。考えがまとまり次第、皆さまには、改めてご連絡させていただきます。
ともあれ、眼前に迫っているのは、IWJが存続できるか否か、という問題です。2010年12月にIWJを設立して以来、毎年12月に必ず行ってきた、大切な饗宴の開催を今年は見送る、というのは、それだけ目前の危機が大きなものであることを意味していると、ご理解いただけたらと存じます。
大きな危機とはいっても、乗り越えられない危機ではありません。
仮に一般会員(11月13日時点で4228名)の皆様が、全員サポート会員に切り替えていただいたら、楽々と乗り越えられます。一般会員の方々には、ぜひ、この機会にサポート会員へのお切り替えのご検討をよろしくお願いいたします。
また、過去に一時は会員登録し、現在は休会中(会費の納付がない)の方々が、再開してくださったら、会員数は1万人をはるかに超えて、悠々と乗り越えられます。「休会中」の皆様、この呼びかけが届いたら、ぜひ再開をお願いいたします!
※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また、現会員の皆様が、仮に一人あたり平均1万円のご寄付・カンパをしていただけたら、今期の危機は乗り越えられます。やはりご寄付・カンパによるご支援が現実的かと思います。
簡単なようで、簡単ではないことは、重々承知しております。しかし、IWJの存続は、決して不可能なことではなく、皆様のご支援次第で、可能なことだと思っています。
どうか、皆さま、危機に瀕する今のIWJを皆さまからのご寄付やカンパでお支えいただけないでしょうか。伏してお願いを申し上げます。
※ご寄付・カンパはこちらからお願いいたします
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
皆様にご支援のお願いをしている私が、まず率先して身を切らなくてはなりません。前述した500万円貸し付けとは別に、役員報酬の50%、私への240万円をIWJへ「返上」することを決めました。
家族がいれば独断でこんな決断は到底無理だと思いますが、幸か不幸か両親を看取り、子供たちも巣立ち、今は伴侶のいない独り身なので、独断で決めました。「返上」と申しましたが、正確には、税務上「返上」は難しいとのことで、実際には役員報酬の半額分をIWJに「寄付」するという形になります。
私自身も、IWJをお支えいただいている皆様と同じ思いでいます。IWJをつぶしてはならない、存続させなければいけない、そう思っています。これからますます厳しい時代がやってきます。どんな時代になろうとも、変わらずに真実を伝え続ける独立メディアとして、IWJを残さなくてはいけないと思います。
どうぞ、皆様のお力をお貸しください。饗宴をとりやめなくてはならないほどのIWJの窮地に、緊急のご支援を、何とぞよろしくお願い申し上げます。
IWJ代表 岩上安身拝
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おはようございます。南スーダン駆けつけ警護の新任務付与に怒りを禁じ得ない、IWJ記者の城石エマと申します。本日の日刊ガイドは、IWJの岩上安身代表からの「饗宴」開催とりやめのご報告と緊急のご支援のお願いを掲載させていただきました。同様の「お願い」を会員やサポーターの方々、岩上安身と関わりのある方すべてにお送りしていますが、お見逃しになる方もいると思い重要なご報告とお願いですので、重ねてではありますが、本日の日刊ガイドにも、短縮版を掲載させていただきました。ご了承いただきたいと存じます。何とぞIWJのおかれた厳しい状況をご理解いただき、ご支援賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
※岩上安身より、IWJ年末恒例シンポジウム「饗宴」開催とりやめのご報告と、緊急のご支援のお願い。 2016.11.16(全文)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/345856
さて、怒りを禁じ得ない「駆けつけ警護」の話に戻ります。集団的自衛権の行使を可能にする、最初の一歩とも言うべきが、この「駆けつけ警護」です。「警護」「国際貢献」「平和」などという美辞麗句で粉飾されたこの新任務は、自衛隊が南スーダンで戦闘に加わることを可能にします。しかし、いったいだれを「敵」と見なし、誰の利益のために戦うのでしょうか?
大統領派と反大統領派が対立を続ける南スーダンでは、今も武力衝突が絶えません。このような戦地で自衛隊が戦闘行為に加担すれば、自衛隊員の生命が危険にさらされることは間違いありません。しかも、世界から見た日本は、「駆けつけ警護」によって「戦争のできる国」になったとみなされるでしょう。
実際に自衛隊が戦闘行為を行ったら、「日本は戦争のできる国になっただけでなく、実際に戦争を始めた」とみなされるはずです。しかも、戦争の目的も、理由も、誰を「敵」「味方」と判断したのかの理由も判然としない、米国の要求に従って自動的に米軍に追従してゆく不気味な戦争マシーンです。そう考えると、どれほど日本という国の信用と尊敬とイメージが失墜するか、想像を超えます。
「駆けつけ警護」の問題は、自衛隊の問題としてだけではなく、日本国民全体の問題として考えなければならないことだと思うのです。
日本が(自国の国益とは関係なく、ただただ米国に追従して、米国の始めた戦争に加担する国になったとしたら、それはテロリストに日本を攻撃する「口実」を与えてしまうようなものでもあります。そうなってからでは、遅いのです。
「駆けつけ警護」の問題については、後ほど、ニュース・フラッシュ【1】で詳しくご紹介いたしますので、どうぞこのガイドを読み進めてみてください。
さて、昨日岩上さんは、元同志社大学教授でイスラム学者の中田考氏に、東京池袋駅西口近くの千早にある、イベントバー・エデンでインタビューをしました。この千早の隣町・要町は、岩上さんの出身地でもあります。
シリアやイラクでのISによる暴虐や、米大統領選挙を制したトランプ新大統領がシリア内戦に与える影響など、中東問題を中心にお話をうかがいました。インタビュー動画は昨日23時より緊急録画配信いたしました。
そんな中田氏に対し、10月31日、突如、「古物営業法違反」の疑いで警視庁の家宅捜索が行われました。中田氏はISとも「パイプ」を持つことで知られており、2014年10月、北海道大学の学生が「イスラム国」に参加するためシリアに渡航しようとした際にも、中田氏は渡航計画に関わったなどとして、家宅捜査を受けています。
一体何が起こっているのか。11月2日にIWJの原佑介記者が中田氏のイベントを取材し、この捜査の理不尽さについて、中田氏に直接お聞きしています。テキスト記事ははすでにアップしていましたが、録画の配信は中田氏からこれまで許可が出ておりませんでした。しかし、昨日、岩上さんが直接、中田さんに交渉して、IWJの会員限定で、このときの録画を特別公開してよいとのご承諾をいただきました。この機会にぜひ、IWJの会員にご登録いただき、動画をご視聴ください!
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※日本の右翼団体が中東で「私戦」に参加!?すでに死者も出ている!?イスラム学者・中田考氏にふりかかった「別件捜査」の謎!中田氏が考える公安警察の意図とは!? 2016.11.2
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/343287
※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
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中田氏には、御著書にサインもいただき、「IWJ書店」で販売を開始しました。いずれも超限定冊数での販売ですので、どうぞお早めにお求めください!
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NEW!!【中田考さんサイン入り】 カリフ制再興
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=276
NEW!!【中田考さんサイン入り】 イスラーム法とは何か
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=277
なお、IWJの窮状を知って中田さんは、昨日のインタビュー中にIWJに1万円をご寄付してくださいました!中田さん、ありがとうございます!ぜひ、皆様、中田さんの経営する豊島区千早のイベントバー・エデンへお出かけください。難しいイスラム教の話だけではなく、いろいろなイベントが毎夜繰り広げられているそうです。
昨日はインタビューのあと、「ワニの足の料理」を食べるイベントだったとか!マスターは21歳のイケメンの「すごいひと」君だそうです!
イベントバー・エデンのツイッターアカウント(@Eventbar_Eden)はこちらです。
https://twitter.com/Eventbar_Eden
住所:豊島区千早2-18-4
電話番号:03-6905-8556
予定表:https://calendar.google.com/calendar/embed?src=jjl7dmes381n9kt27u225g6lr0%40group.calendar.google.com&ctz=Asia/Tokyo
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IWJは早くから、集団的自衛権の危険性について、声を大にして訴え、また岩上さんがこうして有識者の方々にインタビューをして、率直なご意見をおうかがいしてきました。マスコミが伝えていない情報を、徹底して可視化してきました。
IWJは小さな会社ではありますが、安保法制にしても、TPPにしても、豊洲市場の移転問題にしても、どこのメディアよりも早くから、はっきりと問題点をあぶり出して、世の中に問うてきました。IWJを支えてくださる多くの方から、「IWJは欠かせないメディアです」という、大変ありがたいお言葉をいただいています。
しかし今、IWJは大変な財政危機に立たされています。冒頭の岩上さんの「ご報告とお願い」の通りです。中継配信の本数を日々、泣く泣く切り詰めて縮小し、支出を削減しなければならないほど、ぎりぎりのところまで来ているのです。
それでも、IWJのスタッフは苦境に直面して、嘆いてばかりいるわけではありません。ピンチをチャンスに、と前向きにとらえ直し、この機会に会社全体の運営を見直そうと、全社的に取り組んでいます。
たとえば、現在、岩上さんのインタビューをはじめIWJの映像コンテンツは、Ustreamというストリーミングサービスを使ってみなさまに配信していますが、このUstreamは「CMが多い」「途切れる」など、様々な不平不満をみなさまに持たせてしまっていました。そこで今、「Youtube Live」という別のストリーミングサービスを使って配信を行うべく、試行錯誤を重ねているところです。
ストリーミングサービスの改革については、後ほど、動画班の須原拓磨スタッフよりお伝えいたしますので、どうぞそちらをご一読ください。
また、Web班では、IWJのサイトをリニューアルすべく、2010年にIWJが設立されてからこれまでに蓄積された1万8000本ものアーカイブデータを、手作業で新システムへ移行する「Web改造プロジェクト」も進行中です。
※IWJサイトのリニューアルに向け、1万8,000本もの記事を手作業で移行させる「Web改造プロジェクト」が進行中!Web班スタッフ・本田望からご支援のお願い(2016年11月15日号日刊IWJガイド)
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/28074
IWJの財政危機がどれだけ深刻なものであるかは、皆様にもご理解いただけたと思います。
今、IWJがなくなってしまえば、誰が日本のジャーナリズムを担うことができるのでしょうか。悲しいことではありますが、日本のマスメディアの現状は、「政府が右と言ったことを左とは言えない」などと会長が堂々と言ってのけるNHKに象徴されるように政府の発表を垂れ流す「広報」と化してしまっています。例外はほんの一部です。
そんな日本社会に不可欠な独立メディアであり続けるべく、IWJは誰におもねることもなく真実をこれからも報道し続けたいと存じます!どうか、IWJが活動を続けていくことができますように、みなさまのご寄付・カンパでお支えください!
※【緊急!】ご寄付・カンパをどうぞお願いいたします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
また、IWJの活動の基本的な拠り所は、みなさまからいただいた会費です。まだIWJに会員登録のお済みでない方は、この機会にぜひ、ご登録ください。
IWJの会員であれば、岩上さんのインタビュー動画なども、Vimeo(ヴィメオ)というサービスを使ってきれいな形で保存されたアーカイブでお楽しみいただくことができます。
さらに、サポート会員にご登録いただけば、月々3000円、年一括払いで3万円にて、IWJの過去のアーカイブすべてをお楽しみいただくことができます(一般会員は月々1000円、年一括払いで1万円)。一括払いですと、2ヶ月分おトクになります。また、事務のコストが12分の1になり、その分支出を削減できます。どうぞこの機会にIWJの会員にご登録いただき、みなさまの会費でIWJをお支えください。
※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
毎月会費を払い込むのをついつい忘れがち…という方には、自動引落が大変おすすめです。ぜひ、お切り替えをご検討ください。
※会費の自動引き落としに関するご案内はこちら
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/23819
★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします!
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■<お知らせ>岩上安身より、IWJ年末恒例シンポジウム「饗宴」開催とりやめのご報告と、緊急のご支援のお願い。
┠■【中継番組表】
┠■<ニュース・フラッシュ!>南スーダン「駆けつけ警護」の新任務付与を閣議決定 18日にも稲田朋美防衛相が部隊に命令し、12月12日にも実施か/トランプ新大統領とプーチン大統領が初の電話会談 「関係改善」シリア内戦に終局の兆しが!?(城石エマ)
┠■<★新着記事のお知らせ★>ついに南スーダン「駆けつけ警護」閣議決定!新任務を付与されるのは「青森陸上自衛隊第9師団普通科第5連隊」!地元青森からIWJ青森中継市民・外川記者が緊急レポート! (本田望)
┠■<★本日の配信告知★>本日18時より、法律家5団体共催“共謀罪”創設法案の国会提出を許さない院内集会を録画配信!チャンネルは6番!(城石エマ)
┠■<★動画班よりお知らせ★>「Youtube Live」での配信を真剣に検討中! 視聴者の皆さまに、少しでも御覧いただきやすい配信を目指し、改革中です!(Part2)(須原拓磨)
┠■わとはぷ~What happened today?(関根かんじ)
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◆中継番組表◆
**2016.11.16 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会 田中俊一委員長による定例会見を中継します。
【録画配信・IWJ_NIGATA1】15:00~「自然エネルギーフェスタ『エネルギーから考えるにいがたの未来』 ―小泉純一郎氏(元内閣総理大臣)講演ほか」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=niigata1
※11月4日収録の「おらってにいがた市民エネルギー協議会」主催によるイベントを録画配信します。第1部の小泉純一郎氏講演会では、米山隆一新知事が挨拶で登壇しました。
【Ch8】17:00~「TPPを批准させない!水曜日行動 ~野党議員による国会報告と意見交換」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=8
※「TPP批准阻止アクション実行委員会」主催の毎週水曜日に開催される、野党議員による国会報告と意見交換の模様を中継します。
【録画配信・Ch6】18:00~「法律家5団体共催“共謀罪”創設法案の国会提出を許さない院内集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※11月14日収録。法律家5団体による共謀罪反対集会を録画配信します。
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◆中継番組表◆
**2016.11.17 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch未定】13:30~「Stop the TPP! 医療労働者による 11・17 TPP反対グローバルアクション」
※TPP阻止にむけた医療従事者によるグローバルアクションを中継します。
【Ch1】15:30~「岩上安身による『関東大震災朝鮮人虐殺の記録:東京地区別1100の証言』著者・西崎雅夫氏インタビュー」
UST視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※社団法人ほうせんか(関東大震災時に虐殺された朝鮮人の遺骨を発掘し追悼する会)代表の西崎雅夫氏に、岩上安身がインタビューします。
【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見を中継します。
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
プーチン大統領来日迫る!「安倍総理は、4島一括返還では前に進まないと考えている」~総理と面談6回の鈴木宗男氏が、2島先行返還の可能性を主張「大きな決断があると信じる!」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/334639
ついに南スーダン「駆けつけ警護」閣議決定!新任務を付与されるのは「青森陸上自衛隊第9師団普通科第5連隊」!地元青森からIWJ青森中継市民・外川記者が緊急レポート!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/345859
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■<★新着記事のお知らせ★>ついに南スーダン「駆けつけ警護」閣議決定!新任務を付与されるのは「青森陸上自衛隊第9師団普通科第5連隊」!地元青森からIWJ青森中継市民・外川記者が緊急レポート!
おはようございます。Web班で見習い修行中の本田望と申します。
昨日「駆けつけ警護」の新任務付与が閣議決定されましたが、実際に現地へと出向く自衛隊の部隊についてやそうした隊員を送り出す基地の人々がどう感じているのでしょうか。そうした隊員や人々の声はあまり報じられていません。
そこで、青森中継市民の外川鉄治さんが危機感を募らせる現地の声を緊急レポートしてくださいました。
その記事では、現地に派遣される息子の自衛隊員の命を守ろうと必死に反対運動を続ける母親と、その活動が上司に知られてしまい解雇されるそうになっている息子のやりとりなどがつづられています。
ぜひご覧になってください!
※ついに南スーダン「駆けつけ警護」閣議決定!新任務を付与されるのは「青森陸上自衛隊第9師団普通科第5連隊」!地元青森からIWJ青森中継市民・外川記者が緊急レポート! 2016.11.15
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/345859
記事では青森県の三沢市で行われた反対集会で話す元自衛隊員末延隆成さんのスピーチも紹介されています。
「はじめて人を殺す自衛隊員は青森から行くことになる。そのような思いをさせてはいけない」
「安倍総理は『戦闘ではない衝突だ』と言っているが、私達自衛隊員にとっては戦闘も武力衝突も同じであり、武力を行使するということは、明らかに憲法違反である」
「自衛隊員には色々な人はいると思うが、よその国に言って人を殺したいと思っている人間は、誰一人としていない」
「自衛隊は入隊するときに『事に望んではわが身の危険を省みず責務完遂に務め…』と宣言にあるが、憲法9条に基づいて、この国の国民を守るという宣言であり、他国で武力行使をするための宣言じゃない」
岩上さんによる末延隆成さんへの単独インタビューは特別公開されていますので、皆様ぜひご覧になってください。
※岩上安身が元陸上自衛官・末延隆成氏に直撃インタビュー!「トモダチ作戦」の裏の目的は島嶼奪還訓練だった? 「私程度の訓練を受けた者なら、一人で原発を破壊できる」 2015.11.5
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/273709
またNGO・国際連合職員として東ティモール、シエラレオネ、アフガニスタンなど、世界各地の紛争地での紛争処理、武装解除などにあたり、紛争解決請負人とも呼ばれる伊勢崎賢治「集団的自衛権は、個別的自衛権の延長ではない。自衛隊員が集団的自衛権で海外で住民を殺した場合、今のままでは個人の責任になって、日本の刑法で殺人罪に問われてしまう」と警鐘を鳴らす、NGO・国際連合職員として東ティモール、シエラレオネ、アフガニスタンなど、世界各地の紛争地での紛争処理、武装解除などにあたり、紛争解決請負人とも呼ばれる伊勢崎賢治さんへの岩上さんのインタビューもこの機会にぜひご覧ください。こちらはサポート会員様限定公開ですので、まだの方はこの機会にぜひサポート会員への切り替えをご検討ください。
※「自民党は、自衛隊員の殉職を待っているとしか思えない」 〜岩上安身のインタビューで紛争解決請負人・伊勢崎賢治氏が戦争法案の欺瞞を暴く 2015.6.14
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/249182
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続いては、本日の配信告知です。
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■<★本日の配信告知★>本日18時より、法律家5団体共催“共謀罪”創設法案の国会提出を許さない院内集会を録画配信!チャンネルは6番!
「あの上司頭にくるよな、殴ってやりたい」「いいね!じゃあオレが呼び出してみるよ」――。
どこにでもありそうな同僚同士の愚痴。具体的な行動など何も起こしていない、こんな他愛もない会話を、犯罪とみなそうとする「共謀罪」の創設法案が、ふたたび浮上しています。国民の「思想・信条の自由」を奪う法律に他なりません。
過去3回にわたって強い反対をうけ廃案になってきたこの法案ですが、今、この法案を2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向けての「対テロ対策」法案として国会へ提出する動きを、政府が見せ始めているといいます。しかし、国民の「思想・信条の自由」を奪う法律であるという本質は、「共謀罪」そのものです。
11月14日、衆議院議員会館で、共謀罪の成立に強い危機感を持つ法律家団体や市民団体が集まり、共謀罪の危険性を訴えました。
その中で、関東学院大学名誉教授の足立昌勝氏は、政府が「共謀罪」に代わり「テロ等組織犯罪準備罪」という名称を創設しようとしているにも関わらず、構成要件の中に「テロ」の文言が含まれていないことを明かしました。新しい法案が「共謀罪」となんら変わらないものであることを国民の目から隠すために「テロ対策」の文言を無理やり使用したのではないか、と思わせるに十分と言えます。
この日の院内集会の模様は、本日18時よりチャンネル6番で録画配信いたします。ぜひ、ご視聴ください。
★法律家5団体共催“共謀罪”創設法案の国会提出を許さない院内集会
[日時] 2016年11月16日(水)18:00~
[UST]【IWJ・Ch6】http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
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続いては、動画班の須原拓磨スタッフより、お伝えします。
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■<★動画班よりお知らせ★>「Youtube Live」での配信を真剣に検討中! 視聴者の皆さまに、少しでも御覧いただきやすい配信を目指し、改革中です!(Part2)
おはようございます。IWJで動画班に所属しております、須原拓磨と申します。
11月14日に発行した日刊IWJガイドでもお伝えさせていただきましたが、現在動画班では、「Ustream」というライブストリーミングサービスを使ってお届けしている岩上さんのインタビュー中継&配信を、「Youtube Live」に切り替えるべく、真剣に検討し、試行錯誤を重ねております。
※11月14日 日刊IWJガイド<★動画班よりお知らせ★>
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/28044
「Youtube Live」とは、動画共有サイト「Youtube」が提供する、ライブストリーミングサービスです。従来使用していた「Ustream」とは大きく違う点がいくつもございますので、前回に引き続き、その特徴をご紹介させていただきます。
【特徴3】生中継中に、中継映像の巻き戻し再生が可能に!
これまでのUSTREAMでの中継では、中継している映像をさかのぼって視聴することは、技術的に不可能でしたが、「Youtube Live」ですと、「中継中に」中継映像をさかのぼることができます。
例えば、中継映像をご視聴中に、「今の発言、聴き逃した!」ということがあった場合、巻き戻して再生させることが可能になります。
「インタビューを視聴したいけど、どうしても少しの時間、席を外さなければならない…」、「お手洗いに行きたい…」という時に非常に便利な機能だと思います。是非、ご活用下さい。
※ただし、視聴者様が巻き戻しをする時間が長ければ長いほど、実際に生中継している映像との時間のギャップが生じます。実際には配信が終了しても、巻き戻してご視聴いただいている方が、中継の映像を御覧になっている状況が生まれるわけです。懸念されるのは、このとき、配信終了処理をしている際に、巻き戻してご視聴いただいている方の映像が、突然途切れてしまうのではないか、ということです。この点については現在、調査中です。
この「YouTube Live」を行なうために、新たに配信ソフトを導入する必要があります。配信ソフトは、いくつも存在し、現在動画班では、どのような配信ソフトがIWJの配信に適当か、精査しつつ、選定作業をしております。
財政が逼迫しているIWJですが、このように、逆にピンチをチャンスに変えるべく、前向きに新たなチャレンジを試みておりますので、是非、IWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます。
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