日刊IWJガイド「暴言・失言・暴力沙汰・不倫に『政治とカネ』…疑惑の総合商社・自民党議員の『不祥事』続々!明日・明後日と岩上安身が『政治資金オンブズマン』上脇博之教授に『連日』インタビュー!そして本日は井戸謙一弁護士にインタビュー!Ch1が見逃せない!!」2016.3.25日号~No.1289号~


■■■ 日刊IWJガイド「暴言・失言・暴力沙汰・不倫に『政治とカネ』…疑惑の総合商社・自民党議員の『不祥事』続々!明日・明後日と岩上安身が『政治資金オンブズマン』上脇博之教授に『連日』インタビュー!そして本日は井戸謙一弁護士にインタビュー!Ch1が見逃せない!!」2016.3.25日号~No.1289号~ ■■■
(2016.3.25 8時00分)

 おはようございます。IWJの佐々木隼也です。

 本日のガイドでも、大手メディアが伝えない重要ニュースや、市民の草の根の声・運動の模様、そして岩上さんによる注目インタビューの告知など、気になる情報をお伝えしていきます!

 「カナダの企業が米国政府をISDで訴えた!」「日本の教科書から『イラク侵攻』の文字が消えた!?」「8人もの自民党議員の『政治とカネ』疑惑を告発した上脇博之氏に岩上さんが『連日』インタビュー!?」--などなど、確かに気になるラインナップです…!

 IWJがこうした情報を「可視化」するためには、日々の中継・配信を撮影し、編集する「動画班」の存在が欠かせません。本日は注目ラインナップの前に、フリーのカメラマンとして仕事をしながら「兼業」で、このIWJ動画班の「柱」を担っている、阿部洋地より、みなさまへご挨拶をさせていただきます!

===========================

■過去、現在、未来の「いま」を伝える映像アーカイブを、これからも残し続けていくために--IWJへのご支援をよろしくお願いいたします!

 おはようございます。IWJの動画中継班で兼業でカメラマンをしています阿部洋地と申します。昨年の8月からIWJで働き始め、中継及び収録した動画をいつでも見れるよう、変換・編集してみなさまにお届けしております。

 私はIWJに入った当初から、SEALDsが主催する国会前デモの固定カメラ(正面からスピーチ等を撮影)として中継を担当していました。毎週金曜日の夜に行われていた国会前デモは9月の第3週あたりから連日行われるようになり、安保法制が強行採決された9月の18日前後は雨の降る中、夜通しコールが鳴り響いていたのが、今でも印象深く記憶に残っています。

 8月の中旬から国会前で中継をしていた身をしては、このデモが、次第に爆発的に大きくなっていたことを肌で感じていました。そのなかで、この国会前の空間が決定的に変わったと感じた瞬間がありました。

 それは18日深夜から19日未明にかけて強行採決された後のこと。デモに参加していた人達は、電車の始発が走り出すまでの間、その場に留まらざるを得ませんでした。そんななか自然と、脚立をステージに、水上弁護士や大沢まみさんのスピーチが始まったのです。

-----
・20150918 水上弁護士スピーチ安保法案に反対する国会前抗議行動 SEALDs・総がかり行動実行委員会 ー固定カメラ
https://www.youtube.com/watch?v=-EVuMrEuBRc

・20150918 大沢まみさんスピーチ安保法案に反対する国会前抗議行動 SEALDs・総がかり行動実行委員会 ー固定カメラ
https://www.youtube.com/watch?v=9S7DH1eGbc0
-----

 この瞬間、私は、今までとは明らかに違う空間の立ち上がりを感じました。デモに参加していた見知らぬ他者が、同じ秘密を共有しているかのような空間--。今までとは違う何かが始まるような、異様な熱気と明るさ…。中継をご覧になっていた方のなかには、同じ印象を持った方も多いのではないでしょうか。映像は、人の繊細な表情やしぐさ、そして現場の空気や温度を伝えます。そして、いま、ここに、共に、いる、と思わせる力をはらんでいます。映像によってしか伝えられないことが確かにあります。

  これからもIWJの動画班の一員として、映像によって現場を「可視化」すること、そして現場「そのもの」を伝えることを、大事にしていきたいと思っています。IWJでは、こうした「現場」が詰まった映像データを、すべてアーカイブしています。ぜひ一般会員、そしてサポート会員に登録していただき、過去、現在、未来の「現場」のすべてを、ご覧になっていただければと思います!

-----
・IWJの会員登録はこちらです!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
-----

 しかし現在、IWJは、そうした現場を伝える機会を、縮小せざるを得ない危機に直面しています。IWJは今期、大きな赤字になる危機に陥っているのです。

 もし万が一IWJが潰れてしまったら、記事アーカイブはもちろん、今まで撮りためてアーカイブしてきた映像データも、すべて視聴することができなくなってしまいます。危機的な財政に見合った規模に縮小したら、現場に出動して可視化する機会が減るばかりか、それをデータとして変換し、みなさまに届けるという作業も、影響を被ってしまいます。

 同じ時空間を共有していなくとも、共有しているかのように思わせる映像は、時に人の生き方さえも変えてしまう力を持っています。アーカイブとして残っていれば、50年後、さらには100年後の人にさえ影響をもたらす可能性があり、それはIWJの財産だけではなく、これから先、生きていく人、生まれてくる人の財産でもあると思っています。

 どうかみなさまのお力で、IWJの窮地を助けてください。そして、まだこれからを生きていく人々のためにもアーカイブを存続させてください!もし、まだ会員登録がお済みでない方は、ぜひ、会員への登録をご検討いただき、またご寄付・カンパでのご支援も、どうぞよろしくお願いいたします。

※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパでのご支援をよろしくお願いします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 現在、私たちのSOSに対し、多くの方がご支援や激励のメッセージを送ってくださっています。本当にありがとうございます!以下、その一部をご紹介させていただきます。

-----
・いつも貴重な情報を頂きまして有難うございます。余りのメディアの酷さに驚くばかりです。ペンは、政権の忖度がすき!に変貌したようですね。
皆様の力が必要とされる時です。微力ながら応援しています。

・IWJ様のご活躍に敬服しております。ブログ マスコミに載らない海外記事 様がIWJを強く推薦しておられます。心強いですね。今回カンパに協力させて頂きました。

・熱い報道いつもありがとうございます。岩上さん、そしてスタッフの皆さんの志には頭が下がります。岩上さんの健康、それに経営状態ほんとうに心配です。僅かですがカンパさせていただきます。くれぐれもお体大切にしてください。
-----

 励ましのお言葉、ありがとうございます!あらゆる努力をして、IWJが存続できるように頑張ります!

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■過去、現在、未来の「いま」を伝える映像アーカイブを、これからも残し続けていくために--IWJへのご支援をよろしくお願いいたします!(阿部洋地)
┠■【中継番組表】
┠■ニュースフラッシュ!~乙武洋匡氏の5股不倫スキャンダル/自民党・山田俊男が「暴力沙汰」!?/そしてあの自民党・大西英男も「職業差別」「女性蔑視」発言!?(山本愛穂・原佑介)
┠■本日13時半より岩上さんが井戸謙一弁護士にインタビュー! 大津地裁による高浜原発3・4号機運転差し止め仮処分決定の意義についてお聞きします!(平山茂樹)
┠■明日と明後日、岩上安身が「政治資金オンブズマン」上脇博之・神戸学院大教授に2日間の「連日」インタビュー!上脇氏らが刑事告発した8議員の正体とは~「第6号・中西祐介議員」(佐々木隼也)
┠■「カナダの企業が米国政府をISDで訴えた!」「日本の教科書から『イラク侵攻』の文字が消える!?」--政府と大手メディアが黙殺をはかる安倍政権の「不都合な事実」を岩月弁護士が指摘!(佐々木隼也)
┠■【実は注目度NO.1】海渡雄一弁護士に、孫崎享氏も!~豪華ゲストフルスロットルの隠れた人気商品、『饗宴IV DVD』『前夜~取り返しのつかない軍事属国化と経済植民地化に抗うために~』などなど、大セール実施中!(山本愛穂)
┠■西の戦う法曹・知識人に会うべく――レンタカーで関西を爆走移動中~岩上さんの今後のスケジュール(山本愛穂)
┠■わとはぷ~What happened today?(佐々木隼也)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆中継番組表◆

**2016.3.25 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch1】13:30~「岩上安身による元裁判官・井戸謙一弁護士インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※元裁判官・井戸謙一弁護士に岩上安身がインタビューします。

【録画配信・Ch4】15:00~「影法師in永田町:『花は咲けども』―福島の今日、明日―」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※3月7日収録の「影法師in永田町」を録画配信します。登壇者は、影法師(農村フォークグループ)、長谷川健一氏(福島県飯館村・酪農家)、今中哲二氏(京都大学原子炉実験所助教)、佐高信氏(評論家)。

【Ch5】18:00~「選挙市民審議会・第二部門会議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「公正・平等な選挙改革にとりくむプロジェクト」主催の「選挙市民審議会」第二部門会議を中継します。

【IWJ_OSAKA1】18:30~「講演会「再び沖縄を『捨て石』にする安保法制」講師・高良鉄美氏(琉球大学法科大学院教授)」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「関西・沖縄戦を考える会」主催の講演会を中継します。講師は、琉球大学法科大学院教授 高良鉄美氏。

【Ch4】20:00~「0325保育士アクション」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※国会前で行われる、保育士の待遇改善を求める「0325保育士アクション」を中継します。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

※「再稼働反対!首相官邸前抗議」は、お休みです。

【IWJ_AOMORI1】17:45~「青森駅前金曜日行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1

【IWJ_IBARAKI1】19:00~「第177回原電いばらき抗議アクション」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1

============

◆中継番組表◆

**2016.3.26 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_GIFU1】10:30~「乳歯保存ネットワーク発足イベント」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-gifu1
※「乳歯保存ネットワーク」主催の発足記念イベントを中継します。

~・~・~NO NUKES DAY大集会中継~・~・~

【Ch4】12:15~「NO NUKES DAY 原発のない未来へ!3.26全国大集会
つながろう福島!守ろういのち!―福島原発事故から5年・チェルノブイリ事故から30年―(第1ステージ・メインステージ)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「さようなら原発1000万人アクション」「原発をなくす全国連絡会」「首都圏反原発連合」「反原発運動全国連絡会」主催の3.26全国大集会第1ステージ(メインステージ)を中継します。

【Ch5】11:30~「NO NUKES DAY 原発のない未来へ!3.26全国大集会
つながろう福島!守ろういのち!―福島原発事故から5年・チェルノブイリ事故から30年―(第2ステージ・つながろう福島)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「さようなら原発1000万人アクション」「原発をなくす全国連絡会」「首都圏反原発連合」「反原発運動全国連絡会」主催の3.26全国大集会第2ステージ(野外音楽堂)を中継します。

【Ch6】11:30~「NO NUKES DAY 原発のない未来へ!3.26全国大集会
つながろう福島!守ろういのち!―福島原発事故から5年・チェルノブイリ事故から30年―(第3ステージ・基地も戦争もいらない)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「さようなら原発1000万人アクション」「原発をなくす全国連絡会」「首都圏反原発連合」「反原発運動全国連絡会」主催の3.26全国大集会第3ステージ(ケヤキ並木)を中継します。

~・~・~~・~・~~・~・~~・~・~~・~・~

【IWJ_KYOTO1】14:00~「気候変動と原発、安保法制(戦争法)を考える学習講演会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「気候変動と原発、安保法制(戦争法)を考える学習講演会実行委員会」主催の講演会を中継します。講師は、田浦健朗氏(気候ネットワーク)、すぎ(木久、※本メールで使用できない漢字のため、表記をひらがなにさせていただいております)本育生氏(環境市民)。

【再配信・Ch1】20:00~「岩上安身によるジャーナリスト鳥越俊太郎氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
※3月23日収録の「岩上安身によるジャーナリスト鳥越俊太郎氏インタビュー」を再配信します。@iwj_ch1ではインタビューの模様を実況ツイートします。こちらも合わせてご覧ください。

===========================

■今日のニュース・フラッシュ!!

 昨日も巷では、様々なニュースが飛び交いました。特に、自民党議員や自民党議員「候補者」にまつわる暴言・暴力沙汰・スキャンダルが目立った日でした。以下、フラッシュ形式で山本愛穂記者と原佑介記者がお伝えします!

---
【1】不倫相手は5人?!~『五体不満足』の乙武洋匡氏のスキャンダル、さらに夫の不貞に謝る妻は、選挙対策?

 おはようございます。IWJで事務兼記者をしている山本愛穂です。迫る参院選に自民党から出馬することが発表された、乙武洋匡氏に不倫スキャンダルです。

 3月24日発売の『週刊新潮』によれば、既婚者である乙武氏は3、4年に渡る20代女性との不倫関係を続けていたとのことです。さらに不倫相手は1人ではなく、5人(!!)いた、というから驚きです。乙武氏は事実関係認め、自身のHP上で謝罪しました。

 乙武氏は2011年9月、Twitter上で特に意味もなく「五体不倫満足」とツイートしたことがあります。当時は自身の著書にちなんだダジャレかと思えたツイートが、今はリアルな実生活のレポートだったのだとわかります。

 しかし5人と不倫とは随分アクティブな…と呆れたいところをおさえて、ここでもうひとつ注目したいことは、HP上に同時掲載された乙武氏の妻によるコメントです。乙武氏の妻は、「このような事態を招いたことについては、妻である私にも責任の一端があると感じております」と、なぜか夫の不貞を謝罪したのです。

 なぜ、夫の不倫について、妻に責任の一端があるのでしょうか。

 この乙武夫人のコメントについて、映画『選挙』などで自民党内部を取材してきた想田和弘監督は、「妻の謝罪にはびっくりした。あれぞ、ザ・自民党的価値観。あれを肯定的にとらえられるのが自民党支持層なのかも」とFacebook上で発言。そういえば、想田監督の『選挙』でも、自民党の選挙スタッフらが、選挙対策として、候補者の妻に「職をやめて家で夫を支えろ」と迫ったり、妻ではなく「家内」と呼ぶように強制したり、子供を産んでいない妻を前に、そのことを下ネタにして有権者に話すシーンがありました。

 想田監督が指摘したように、こういう「3歩下がって、夫の不倫にも謝罪できる貞淑な妻」像は、自民党支持層には効果的に働くのかもしれません。乙武氏の妻は、果たして自主的に、上記の「謝罪」コメントを出したのか。それとも、映画『選挙』のように、今後の選挙対策として、自民党サイドから何らかの形で迫られたものだったのか--疑念は尽きません。

 こうした古い、時代遅れな「ザ・男尊女卑」を地でいく自民党は、弱者の切り捨てでも名を馳せており、2005年、小泉政権下で成立した障害者自立支援法で、弱者切り捨てを進めてきました。そんな自民党から、なぜ、重度の障害を持ちながらそれをものともせず、教育や執筆業で活躍してきた乙武氏が出馬するのでしょうか。政治の世界に参入しようとする以上、もはや私人とはいえないのですから、乙武氏は、その経緯を有権者に説明する必要があります。

 不倫といえば、自民党の宮崎謙介・元衆議院議員が、「イクメン」を標榜しながら、妻が妊娠中に不倫していたというスキャンダルが発覚し、議員辞職したことが記憶に新しいところです。その一方で、5股不倫が明らかになった乙武氏が、同じ自民党から予定通り出馬するというのであれば、不公平なのではないか、という声が出るのは避けられません。

 IWJでは、こうした疑問を宮崎議員にぶつけつつ、乙武氏へも直撃取材などを試み、見解をうかがう予定ですので、どうぞ続報ご注目ください!

---
【2】さすがにウソだろ!自民党の国会議員がJA関係者を白昼堂々と2、3発「ぶん殴った」!?

 おはようございます、みなさま。記者の原です。

 「自民党議員は劣化した」――そんな言葉を毎日のように耳にしますが、もはや劣化という言葉すら生易しすぎて、妥当ではないようです。いくらなんでも、国会議員が支援者に「暴力」をふるっちゃダメですよね…(国会議員でなくても暴力はダメ)。

 今月18日に開かれた自民党の「農林水産業骨太方針策定プロジェクトチーム」で、山田俊男参院議員(比例)がJA関係者にブチ切れて、ボディパンチを数発お見舞いしたというのです。日刊ゲンダイが報じました。

※自民党参院議員が白昼堂々の“暴力沙汰” JA関係者を殴る(日刊ゲンダイ)
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/177926

 暴力事件が起きたのは、会合が終わった後。会合終了後、JA関係者が、「原産地表示義務がなくても弊害はない」と主張する山田さんに直接反論しようとすると、山田さんは「おまえは何を言っているんだ!」と激高し、「ぶん殴るぞ!」と詰め寄り、JA関係者が「殴りたければどうぞ」と言った瞬間に、みぞおちあたりに相当な力で2、3発拳を入れたということです。

 そもそも山田議員は元JA全中の専務理事--JA「OB」なのです。痛いところをつかれた先輩が、突き上げる後輩を殴ったという構図です。

 山田議員は何も言わずに去ったそうですが、周囲にはマスコミ関係者を含めて十数人が残っており、当然、場は騒然としたそうなのですが、現在、このことを報じたのは日刊ゲンダイだけ…。事実が記事の通りであれば立派な暴行傷害事件であり、立派な刑事事件です。日刊ゲンダイ以外の大手メディアの皆さんは指をくわえてみているだけだったのでしょうか?

 誰も止めたり、いさめたり、しなかったのでしょうか?なぜ報道せず、なぜ記事にもしないのでしょう?

 IWJは山田議員事務所に確認のため電話をしましたが、議員も担当秘書も不在。この問題については後日、改めて事実確認したいと思いますが、昨日はもう一件、自民党議員が舌禍事件を起こしました。

 「失言王」の称号獲得へと独走する、自民・大西英男衆議院議員(東京16区)です。

---
【3】「巫女のくせになんだ」――また失言!?自民・大西議員の「職業差別」「女性蔑視」に非難轟々!IWJは大西議員事務所に直撃取材!その弁明とは…?

 大西英男衆院議員は昨日24日、所属する細田派の総会で、衆院北海道5区補欠選挙の応援で道内の神社を訪れた際の様子を紹介。そこで、「世話を焼いてくれた巫女さんは20歳くらいで『自民党はあまり好きじゃない』と言う。『おい、巫女さんのくせになんだ』と思った」と述べたそうです。「職業差別」「女性蔑視」ともとれる、いや、そうとしか受け取れない発言で、批判の声が高まっています。

 大西議員は2013年3月、衆議院総務委員会で、元外務省情報局長の孫崎享さんを指して、「間違った考えを語る人間を、ひとりでしゃべらせてはいけない!」と訴え、まるで「NHKは今後、孫崎氏を番組に出すな」と言わんばかりに番組構成に介入しました。

 2014年4月には、同委員会で、質問中の日本維新の会(当時)の上西小百合衆院議員に「子供を産まないとダメだぞ」とセクハラやじを飛ばして謝罪。

 2015年6月には、自民党若手議員の勉強会で「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番」などと発言し、党から厳重注意処分を受たことで有名です。

 そして2016年は「巫女のくせになんだ(←New!!)」と…。なんというか、春に桜が咲くように、大西議員の失言は例年の恒例行事となっているようですね。もはや失言癖があるというよりは、本心を口に出せばすなわち「失言」になるような、そんな思考回路のお方なのかもしれません。

 実は2013年、大西議員は岩上さんのインタビューに応じてくれています。その際、大西議員は、TPPに関し、自民党が「守る!」と掲げた農産品の「聖域」について、「すぐにではなく、いずれ関税撤廃ということ。自民党の多くの議員も同じ考えだ」と、ポロッとお認めになられたことがあります。正直な方なのでしょう。

-----
・【岩上安身の「ニュースのトリセツ」・加筆バージョン】JAが「殺される」理由
~TPP参加で「聖域」の関税を守る気のない自民党と、それでも安倍政権を支えるJAの不条理(IWJウィークリー75号より)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/222188
-----

 今回の「巫女のくせに発言」を受け、IWJは大西議員事務所に電話取材。「まだ大西本人と話していないのでわからない」としつつも、丁寧に取材に応じてくれた秘書さんは、「私の印象だと…」と前置きしたうえで、「巫女のくせに発言」に対するコメントをいただきました。

 「職業差別」「女性蔑視」と指摘されれば弁明の余地もないと思われる今回の失言に対し、秘書さんはどう説明したのか。続きは記事としてまとめましたので、以下のURLをご覧ください!

・2016/03/25「巫女のくせになんだ」――また失言!?自民・大西議員の「職業差別」「女性蔑視」に非難轟々!IWJは大西議員事務所に直撃取材!その弁明とは…?
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/293417

===========================

 …続いては、四季のなかでは春が一番苦手、という平山茂樹記者より、本日の岩上さんによる超注目インタビューの紹介をさせていただきます!

===========================

■本日13時半より岩上さんが井戸謙一弁護士にインタビュー! 大津地裁による高浜原発3・4号機運転差し止め仮処分決定の意義についてお聞きします!

 おはようございます。IWJで主にテキスト関連の業務を担当している平山と申します。

 本日は13時30分より、岩上さんの「関西出張インタビューシリーズ」第2弾として、井戸謙一弁護士へのインタビューを配信します。

 3月9日、大津地裁が関西電力高浜原発3・4号機の運転停止を命じる仮処分の決定をくだしました。この裁判で、住民側の弁護団長を務めていたのが、井戸弁護士です。本日のインタビューでは、今回の大津地裁による仮処分の決定が、どのような性格を持ち、今後の原発訴訟にどのような影響を及ぼすのか、岩上さんがじっくりとお話をお聞きします。

※IWJ・Ch1の視聴はこちらから
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

 井戸弁護士は、2006年に金沢地裁の裁判長として、北陸電力志賀原発2号機の運転差し止めを命じる判決を言い渡した経歴の持ち主です。退官して弁護士に転身した後、原発に関する訴訟に関わり続け、2015年4月14日に福井地裁が高浜原発3・4号機に運転停止を命じる仮処分の決定をくだした際にも、住民側弁護団の団長を務めていました。

 この福井地裁による決定の画期性に関しては、2015年4月19日に岩上さんが井戸弁護士に単独インタビューしていますので、ぜひ、下記URLからアーカイブ動画をご覧ください。

-----
・2015/04/19 「死せる魂」だった司法から微かに見えた「希望」
志賀原発を止めた元裁判官・井戸謙一弁護士に、高浜原発差し止め決定から司法の戦争責任まで岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243041
-----

 今回の大津地裁による仮処分の決定は、2015年4月14日の福井地裁の判断と同様、画期的なものです。予想されていた通り、関西電力をはじめ、関西の財界からは、今回の大津地裁の決定を不服だとする声があがり始めました。しかし、その不満の声は、「暴走」と呼ぶしかないレベルの、驕り高ぶったものでした。

 関西経済連合会副会長で阪急電鉄会長の角和夫(すみかずお)氏は、3月17日、関経連の記者会見で、「憤りを超えて怒りを覚えます。なぜ一地裁の裁判官によって、原発を活用する国のエネルギー政策に支障をきたすことが起こるのか。こういうことができないよう、速やかな法改正をのぞむ」などと語りました。

※怒る関経連「なぜ一地裁の裁判官が」 高浜原発差し止め(朝日新聞、3月18日)
http://bit.ly/1T7l44u

 角氏は、「三権分立」という言葉を知らないのでしょうか?「一地裁の裁判官」という、はるか高みから見下したような言葉を、なぜ口にできるのでしょうか。

 行政がエネルギー政策に関してどのような方針を持っていたとしても、司法はその方針から独立しています。いや、独立して判断を下さなければなりません。角氏は「こういうことができないよう、速やかな法改正をのぞむ」とまで踏み込んで発言していますが、彼は「三権分立」や「司法の独立」の原則を壊したいのでしょうか?--そんなことになれば、もはや日本は近代的な民主主義国家・法治国家とはいえなくなってしまいます。

 関西の経済界からは、この大津地裁の決定に関して、他にも驚くべき発言が飛び出しています。高浜原発の事業主体である関西電力の八木誠社長が、3月22日の会見で、「上級審で逆転勝訴した場合、(申し立てた住民への)損害賠償請求は検討の対象になりうる」などと発言したのです。

※関電社長「逆転勝訴で住民に賠償請求も」 弁護団が抗議(朝日新聞、3月23日)
http://bit.ly/1o8iluu

 この八木社長の発言に対して、住民側弁護団と脱原発弁護団全国連絡会は連名で、関西電力に「申立人への恫喝で、断じて容認できない」とする抗議文を送付。連絡会共同代表の海渡雄一弁護士は、「二度と原発事故を起こして欲しくないという思いで、司法手続きに沿って申し立てをした人への完全な脅迫。あるまじきことだ」と話しています。

 IWJでは、この八木社長による「恫喝」発言について、海渡雄一弁護士、河合弘之弁護士、そして関西電力に対して、取材を行っています。こちらの取材成果については、近日中に記事として発表しますので、どうぞご注目ください!

 原発訴訟に関しては、岩上さんはこれまでに多数のインタビューを行っています。以下、そのラインナップをご紹介しますので、この機会に、ぜひご覧ください!

----
・2015/04/15 「新規制基準自体にノーをつきつけた」 高浜原発再稼働禁止の仮処分、何が画期的だったのか~弁護団共同代表の河合弘之弁護士に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242735

・【スクープ速報!】「想定外の巨大津波」は実は想定の範囲内だった!震災から5年、東電が「巨大津波」を予測できていた「新証拠」を福島原発告訴団・代理人の海渡雄一弁護士が岩上安身のインタビューで証言!「何度も司法記者クラブで話したが、新聞は記事にしなかった」衝撃の事実をIWJで公開!!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/291231
-----

===========================

■明日26日と明後日27日、岩上安身が「政治資金オンブズマン」上脇博之・神戸学院大教授に2日間の「連日」インタビュー!上脇氏らが刑事告発した8議員の正体とは~「第6号・中西祐介議員」

 再び、佐々木です。自民党議員の暴言・失言、そして不祥事、さらに「政治とカネ」の疑惑噴出が止まりません。

 本ガイドで連日お伝えしている通り、明日3月26日(土)と明後日27日(日)の2日間にわたり、岩上さんが神戸学院大学教授で「政治資金オンブズマン」共同代表の上脇博之氏に「連日」インタビューします。

 上脇氏は「政治資金疑惑」を切り口に、安保法に賛成した国会議員を夏の参院選で落選させるべく、「落選運動支援の会」を立ち上げ。次々と刑事告発を続けています。今までに告発した議員は8人。インタビューではこの8人の疑惑のほか、金銭授受で問題になるや「雲隠れ」した前TPP担当大臣の甘利朗氏(神奈川13区)や、政治資金の「私物化」の疑いがもたれている林幹雄経産相(千葉10区)についても、詳しくうかがう予定です。

 本日ここでご紹介させていただくのは、告発「第6号」にあたる、自民党の中西祐介参議院議員(徳島県選出)です。

 中西議員はUFJ銀行に勤務していた経験から、安倍政権では財務大臣政務官を務め、自民党では参議院政策審議会副会長のポストに就いています。そんな「金勘定」のエキスパートである中西議員に持ち上がった疑惑が、「政治資金規正法違反(虚偽記載)」です。

 上脇氏らが提出した告発状によれば、中西議員は2010年の「選挙運動に関する収支報告書」で、自身が支部長を務める自民党支部と「中西祐介後援会」から、計345万円の寄付を受けたと記載していますが、上記2団体の収支報告書には、その半分を下回る計約167万円分の支出しか記載されていませんでした。

 告発状は、「虚偽の記載をし、政治資金規正法第25条第1項第3号(虚偽記載罪)に違反した」と指摘しています。

 昨日、IWJがこの告発状について中西議員事務所に電話取材したところ、事務所側からは以下の回答が返ってきました。

 「政党支部や後援会が事務所として使用していた事務所を選挙事務所に無償で賃借したことから、事務所や備品の無償提供があった旨の記載を選挙運動費用収支報告書に記載したが、政党支部と後援会の収支報告書に記載することを事務的なミスで記載漏れとなっていたことが判明。直ちに訂正するよう指示した」

 --つまり、「事務所や備品の無償提供」分が、記載されなかった残りの支出金、ということなのでしょうか。この中西議員事務所からの回答を含め、どこがどう問題で、法的にどう問題となり得るのか、岩上さんが上脇氏に詳しくうかがいます。

===========================

■「カナダの企業が米国政府をISDで訴えた!」「日本の教科書から『イラク侵攻』の文字が消える!?」--政府と大手メディアが黙殺をはかる安倍政権の「不都合な事実」を岩月弁護士が指摘!

 再度、佐々木です。

 「カナダの企業が米国政府をISDで訴えた!」「日本の教科書から『イラク侵攻』の文字が消える!?」--これは、つい最近の超重大ニュース2つです。前者は世界中を震撼させ、後者は今後の日本の教育の根幹・安全保障政策の根幹に関わる、どちらも、僕らの生活に大きなインパクトを与える出来事です。

 しかし不思議なことに、この2つのニュースについて、日本の大手メディアは、ほとんど報じていません。「問題の重大性に応じた標準的な報道が存在しない」--こう指摘するのは、岩上さんも原告に名を連ねている「TPP交渉差止・違憲訴訟」の弁護団共同代表を務め、昨年12月、IWJの年末恒例シンポジウム『饗宴VI』にも登壇していただいた、岩月浩二弁護士です。

 岩月弁護士は名古屋に拠点を起きながら、誰でも気軽に相談できる「町医者」のような弁護士(マチベン=街角の弁護士)」として、市民の生活に寄り添う姿勢を貫く弁護士です。

 早くからTPPに盛り込まれる「ISD条項」の危険性に着目し、2013年7月には、「TPPの『ISD条項』は国家主権の侵害につながる」として、「TPPに反対する弁護士ネットワーク」(有志の弁護士320名以上が参加)を設立。2013年から3度にわたる岩上安身のインタビューでも、その危険性に警鐘を鳴らし続けてきました。

-----
・2013/07/29 「TPPの『ISD条項』は国家主権の侵害につながる」有志の弁護士318名が政府に撤退を求める要望書を提出~TPPに反対する弁護士ネットワーク設立記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/93613
-----

 岩月弁護士は、自身のブログ「街の弁護士日記」で、このニュースを取り上げながら、日本の報道界にはびこる「検閲コード」を徹底的に批判しています。まずはぜひ、以下のURLより、ブログ記事をご覧になってみてください。

※街の弁護士日記「教科書から『イラク侵攻』が消える」
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2016/03/post-a78f.html

 「カナダの企業が米国政府をISDで訴えた!」というニュースは、カナダに本社を置くエネルギー企業大手トランスカナダ社が進めるカナダ・米国間の石油パイプライン建設について、オバマ大統領が、自身の掲げる「気候変動対策」に則り、建設を認めない決定を下したことを不服として、米政府を相手取り、パイプラインの建設費用のみならず、投資によって将来得られたであろう利益も含めた150億ドル(1兆8000億円)の賠償を要求したものです。

 これはTPPにも盛り込まれている「ISD条項」を利用したもので、企業の利益のために国内法の変更を余儀なくされるISD条項の恐ろしさを改めて認識させられる出来事です。ISDとは何か、御存知ない方のためにひと言、説明しておきますと、ISDとは「その国のルールや規制、法律が、多国籍企業や投資家の利益追及の邪魔になると彼らが判断した場合、その国に対して高額の賠償請求ができる」というものです。

 今回、その典型的な事例となったこの出来事は大きな波紋を呼んでおり、米国を含め世界中で、ISDと、それが盛り込まれたTPPに否定的な動きがわき起こっています。

 しかし、TPPの国会承認に前のめりな日本では、このニュースを伝えたのは赤旗と、大手メディアでは日経新聞のみ!しかも日経の書きっぷりの「異常さ」は凄まじく、記事内には一言も「ISD」の文字が出てこないのです…!

 TPP推進一点張りの日経といえど、経済ニュースとして取り上げざるをえなかったのでしょうが、「ISD」について書けば国内から不安と反発の声が上がるのは避けられないと判断して、その部分は「隠ぺい」したのでしょう。日経で働く記者らは、自分たちの新聞がこのような情報操作を行い、読者を欺いていることに、胸が痛まないのでしょうか?

 岩月弁護士はブログで、「各社の検閲コードには、“TPPの問題は関税問題以外は触れてはならない”と書いてあるに違いない。検閲コードに従うと、マンガのような記事しか書けない。誤報ともねつ造とも言いがたい、読者を誤解させる目的で書かれた記事を何と呼べばいいのだろう」とあきれています。

 ISD条項の危険性について、IWJでは、岩上さんによる岩月弁護士へのインタビューや、様々な講演・シンポジウムを通して、何度も繰り返し報じています。政府と大手メディアが国民にひた隠すISD条項とは、いったい何なのか、以下の記事でぜひ、知っていただけたらと思います。

-----
・2015/06/02 TPP交渉の差止・違憲訴訟を提起中の山田元農水相と岩月弁護士が外国特派員協会で会見
――危険なISD条項に関する報道「圧倒的に少なすぎる」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/247545

・2015/05/19 「TPPに反する法律は廃止され、将来にわたって立法できなくなる」
岩上安身による「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」弁護団共同代表・岩月浩二氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/246065

・2016/02/22 TPPフォーラム「日本の農業と食の安全、協同組合の行方―海外の専門家が指摘する影響と問題点とは―」(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/288357

※岩月弁護士が登壇した「饗宴VI」「饗宴V」「饗宴IV」のDVDは以下のページより購入できます。「饗宴IV」は【半額価格】でたいへんお買い求めやすくなっております!内容など詳細は以下ページをご覧ください!

・饗宴VI
https://iwj.co.jp/ec/products/list.php?category_id=25

・ 饗宴V(3枚組)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=69

・【半額!!】饗宴IV(2013年開催・2枚組)
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=66
-----

 また岩月弁護士が同ブログ記事で取り上げている「日本の教科書から『イラク侵攻』の文字が消える!?」というニュースについても、大手メディアの「検閲」ぶりは目も当てられない状況となっています。

 この続きは、以下のブログ記事で詳しく書きましたので、ぜひこちらをご覧下さい!

-----
・2016/03/25 「カナダの企業が米国政府をISDで訴えた!」「日本の教科書から『イラク侵攻』の文字が消える!?」--政府と大手メディアが黙殺をはかる安倍政権の「不都合な事実」を岩月浩二弁護士が指摘!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/293392
-----

===========================

 …続いては、山本愛穂記者より、「あの」DVDのお得なセール情報や、超注目!岩上さんの今後のインタビュースケジュールをご紹介させていただきます!

===========================

 おはようございます。再び山本です。

 本日も私より、IWJ書店での注目の商品をご案内させていただきます。昨日、ご紹介した孫崎享さんの新刊『小説外務省II-陰謀渦巻く中東』は、インタビューの中継配信からわずか一日で、10冊すべて完売となりました!大好評にお応えして、現在追加で孫崎さんにサインのお願いをしています。再入荷まで、今しばらくお待ちください。

 紙の本が売れなくなって久しい今だからこそ、良書をサイン入りで皆さまのもとに届けたい――。IWJではそんな信念のもとに、岩上さんからインタビューを行った豪華ゲストの方々にサインをいただき、サイト上で販売してきました。孫崎さんや山本太郎さんに愛用していただいている「TRUE:DEMOCRACY」Tシャツなども販売しており、こちらはIWJの財政を支える大切な収入源のひとつとなっています。

 岩上さんが、市民の市民による市民のためのメディアを目指して孤立奮闘し踏ん張ってきたIWJも、6年目。参院選を前にし、今ここからというときに、倒れるわけにいきません。ご支援やカンパ、IWJ書店での商品購入などによるサポートをどうかぜひご検討いただきますようお願いいたします。

ーーーーー

◆【実は注目度NO.1】海渡雄一弁護士に、孫崎享氏も!~豪華ゲストフルスロットルの隠れた人気商品、『饗宴IV DVD
前夜~取り返しのつかない軍事属国化と経済植民地化に抗うために~』などなど、大セール実施中!

 まずはセール商品の中から、2013年12月に行われた『饗宴IV』DVDのご紹介です。3年前の饗宴DVD?昨年の『饗宴VI』も持っているしなぁ…と思った方、実はこの『IV』こそ、今ぜひ見てほしい、豪華ゲスト総出演のドリームDVDなのです。

 饗宴IVのシンポジウム第一部の登壇者は、『前夜』の岩上さんとの共著者としてもおなじみの、澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士、そして海渡雄一弁護士です。「秘密と改憲」のテーマで、自民改憲草案と特定秘密保護法について語ります。海渡弁護士といえば、現在、福島原発告訴団・被害者代理人もつとめる弁護士で、先日3月10日には岩上さんがインタビューを行ったばかりです。3人の日本を代表する弁護士による討論は見ものです。

 また第三部では、先日21日に岩上さんがインタビューを行い、サイン入り新刊も完売したばかりの孫崎享さんも出演し、「軍事属国化」のテーマで、原発を抱えたまま、日本は米国とともに戦争ができる国に突き進むのか、元宜野湾市長の伊波洋一氏や横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏らと語りつくします。


※下記のインタビューアーカイブも、合わせてご覧ください。

・【スクープ速報!】「想定外の巨大津波」は実は想定の範囲内だった!震災から5年、東電が「巨大津波」を予測できていた「新証拠」を福島原発告訴団・代理人の海渡雄一弁護士が岩上安身のインタビューで証言!「何度も司法記者クラブで話したが、新聞は記事にしなかった」衝撃の事実をIWJで公開!!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/291231

・2016/03/21 『小説 外務省II~陰謀渦巻く中東』刊行企画! 岩上安身による元外務省 国際情報局長孫崎享氏インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/292847

・2015/12/21 「中国のミサイル1400発で日本は一度壊滅させられ、中国に花を持たせて戦争を集結させる。それが米国の戦略」~岩上安身による伊波洋一・元沖縄県宜野湾市長インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279853

※こうした過去の動画は、サポート会員に登録していただくことですべて無料で視聴することができます。財政難の折、どうかサポート会員への切り替え登録のご検討をお願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 1984年生まれで、ファミコンからWiiまで一通り知っている世代の私としては、マリオシリーズの傑作は『スーパーマリオブラザーズIII』か、もしくはIVに相当する『スーパーマリオワールド』だと思っていますが、饗宴DVDのIVも、数ある名作『饗宴』シリーズのなかでもひときわ光る「作品」だと思います。今なら、そんな珠玉の1本を、通常価格2,700円(税込)のところ、半額の1,350円(税込)でご提供させていただきます!!この機会にぜひご利用ください。

 またこの他にも、半額商品を多数取りそろえています。、IWJ書店売り上げトップ3、『前夜増補版』、『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』、『「今を伝える」ということ』、他サイン本と合わせて、ぜひご利用ください。


※【半額!!】DVD ドキュメント築地市場移転 通常価格1500円⇒750円!
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=24

※【半額!!】DVD ドキュメント築地市場移転 通常価格1,500円⇒750円!
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=24

※【増補改訂版・岩上安身サイン入り】『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=171

※【増補改訂版】『前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=169

※【岩上安身単独サイン入】『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

※『米国が隠す日本の真実~戦後日本の知られざる暗部を明かす』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=158

※【岩上安身単独サイン入り!】『「今を伝える」ということ』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=194

※『「今を伝える」ということ』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=193

※『百人百話』特設ページ ――故郷にとどまる、故郷を離れる。それぞれの選択
http://iwj.co.jp/feature/100100/100100book/

※DVD【岩上安身サイン入り】『饗宴VI~「国民」非常事態宣言! 露わになった「ナチスの手口」/国家緊急権を阻止せよ!』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=187

※DVD『饗宴VI~「国民」非常事態宣言! 露わになった「ナチスの手口」/国家緊急権を阻止せよ!』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=188

ーーーーー

◆西の戦う法曹・知識人に会うべく――レンタカーで関西を爆走移動中~岩上さんの今後のスケジュール

 現在、東の戦うジャーナリスト、岩上さんは現在、関西に滞在中です。注目の3連続インタビューをにご期待ください。

・3/25(金) 井戸謙一弁護士インタビューin滋賀彦根
元裁判官である井戸謙一弁護士に、岩上さんがインタビュー。主に、高浜原発3・4号機の運転差し止めを命じた大津地裁の仮処分決定に関しておうかがいします。

・3/26(土)-3/27(日) 上脇博之氏・2日間「連日」インタビュー@神戸学院大学ポートアイランドキャンパス
IWJでもおなじみの、上脇博之・神戸学院大学法学部教授に岩上さんがインタビュー。「政治資金オンブズマン」共同代表として、「政治とカネ」の問題に取り組む上脇氏に、島尻安伊子・内閣特命担当大臣や、猪口邦子衆院議員など、落選運動対象の議員についておうかがいする、2日間の「連日」インタビューです。

・4/4 (月) 内田樹氏インタビュー @凱風館in 神戸
 上脇氏インタビューの後、岩上さんはいったん帰京し、4/4には再び関西へ。思想家で神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏に岩上さんがインタビュー。「安全保障関連法案に反対する学者の会」呼びかけ人として、SEALDs関西や関西市民連合を支える内田氏に、「緊急事態条項」の危険性や今後の日本についてお話をおうかがいします。

===========================

 …山本記者でした!

■わとはぷ~What happened today?

 再び佐々木です。本日3月25日は「電気記念日」です。1878年3月25日に、東京・銀座に開設された中央電信局の開局祝賀会が開かれ、式場に50個のアーク灯(白熱孤光燈)が点灯されたことを記念して、日本電気協会が1927年9月に制定しました。

 日本で初めて電気燈が、多くの大衆にお目見えした、日本の近代化を記念する非常にめでたい日ですね。記念日を制定した日本電気協会も、そうした日本の「電気化」と共に、歴史を歩んできました。しかし、2011年3月11日を契機に、同協会もいつのまにか「原子力ムラ」の一翼を担っていたことが浮き彫りとなりました。

 日本電気協会のHPを見ると、以下のように掲げられています。

 「地球規模の環境・エネルギー問題や原子力発電の推進への協力など、電気事業に役立つ新たな業務活動に取り組んでいます」

 「原子力発電を促進するため、電力会社、原子力機器メーカーなどによる懇談会や原子力PAセミナー、現場第一線のための原子力講座などを開催しています」

 もはや原発のPR機関です。それを証明するように、2011年3月11日の福島第一原発事故の後、2013年6月にはなんと、あの勝俣恒久・元東電会長が同協会の理事長職に就いているのです。

 原発事故の責任から東電会長の座をおりた勝俣氏ですが、その後すぐに日本原子力発電株式会社の取締役に就くなど、「原子力ムラ」のなかを「天下り」しながら渡り歩き、現在の止まり木が、この日本電気協会なのです。勝俣氏は今でも、同協会の理事に名を連ねています。

 原発事故の被害を被った国民としては、この勝俣氏の「責任を感じていない姿勢」「責任を問われない体制」、そして「責任を負わせないどころか堂々と『天下り』をさせる」、原子力ムラの変わらぬ姿勢を、見過ごすわけにはいきません。

 IWJでは、事故から5年経とうとも、10年経とうとも、こうした問題への追及を続けていきます。

 先日は、海渡雄一弁護士ら福島原発告訴団が明らかにした、「勝俣氏ら東電幹部が、事故原因となった『想定外の津波』を実は過去に『想定』し、『対策』も進めていたが、お金がもったいないという理由で対策を突如『ストップ』した」という衝撃的な事実を、岩上さんのインタビューでスクープとして可視化しました。

-----
・2016/02/29「証拠は山ほどある」 東電元幹部らの有罪認定は可能だ~東電元取締役らによる業務上過失致死傷被告事件に関する起訴状提出についての記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/289643

・【スクープ速報!】「想定外の巨大津波」は実は想定の範囲内だった!震災から5年、東電が「巨大津波」を予測できていた「新証拠」を福島原発告訴団・代理人の海渡雄一弁護士が岩上安身のインタビューで証言!「何度も司法記者クラブで話したが、新聞は記事にしなかった」衝撃の事実をIWJで公開!!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/291231
-----

 こうした過去・現在・未来の「事実」を、みなさまに届けるべく、今日もIWJは現場に立ちます。本日も一日、IWJをよろしくお願い致します!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/