日刊IWJガイド「本日は早朝から民主党・阿部知子議員にインタビュー 野党共闘に向けた民主党の”本気度”を聞く! 赤字転落危機のIWJはみなさまのご支援を必要としています」2015.10.23日号~No.1136号~


■■■ 日刊IWJガイド「本日は早朝から民主党・阿部知子議員にインタビュー 野党共闘に向けた民主党の”本気度”を聞く! 赤字転落危機のIWJはみなさまのご支援を必要としています」 2015.10.23日号~No.1136号~ ■■■
(2015.10.23 8時00分)

 おはようございます。IWJで主としてテキスト関係の編集を担当している平山と申します。

 突然ですが、ご支援のお願いです。

 昨日の日刊ガイドでもご案内をさせていただきましたが、IWJは新しい期が始まった8月、早々に赤字に転落してしまいました。

 安保法制が国会で審議されている間、IWJはSEALDsの抗議行動をはじめ、市民の声を不眠不休で報じ続けてきました。岩上さんも、キーパーソンへのインタビューを精力的にこなしました。その甲斐あってか、おかげさまで会員数は着実に伸び、6000人台をうかがおうか、という所まで来ました。

 ですので、私などは、財政基盤も安定に向かいつつあるのではないか、と呑気に思っていたのですが、そうは問屋が卸さなかったようです。

 安保法制の問題が盛り上がれば盛り上がるほど、取材する対象は増えます。取材する対象が増えるということは、それだけ経費がかかる、ということです。この間、人材も大幅に補強しましたので、それだけ人件費もかかってしまっています。

 毎日、この日刊ガイドでご紹介している安保法制に関する大学人の寄稿に関しては、派遣の方にお願いして、先生方にご寄稿をお願いするメールを出し続けました。これも、支出が増えた理由のうちのひとつです。

 そこでみなさまに、改めてお願いいたします。どうか、IWJの定額会員にご登録いただき、IWJの活動をご支援ください。今回の安保法制の報道に関しては、NHKをはじめ、大手既存メディアが腰の引けた政府寄りの報道に終始するなか、国会前抗議の模様を中継し続け、レポートを続けたIWJの果たした役割は、手前味噌ながら、非常に大きいものがあったと自負しています。

 私自身、取材に行っても、「IWJ、見てますよ!」「会員です!応援していますよ!」という声を、以前よりも格段に多く聞くようになりました。「IWJの報道が、市民の皆さんに浸透してきたんだなあ」と思うと、約4年半、この仕事を続けてきて、本当によかったとジーンとしてしまいます。

 どうか、「市民のためのインターネット報道メディア」という新しい領域にチャレンジし、閉塞した既存大手メディアの言論空間に風穴を開けようとする私たちの試みを、これからも応援していただければ、と切に思います。なにとぞ、IWJの定額会員にご登録いただき、IWJの活動を支援してください!よろしくお願いいたします!

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■松木謙公議員が語る維新の党・内紛の裏事情~橋下徹氏はやはり国政進出に意欲満々!?

 昨日、岩上さんは17時30分から維新の党の松木謙公衆議院議員にインタビューを行いました。橋下徹大阪市長が率いる大阪系の議員が保管する維新の党の預金通帳と印鑑を取り戻しに大阪へ向かった松木議員に、今回の維新の党の内紛について、約2時間半にわたりたっぷりお話をうかがいました。

 岩上さんがインタビューの中で、事の顛末について時系列で振り返り、「維新の党の国会議員のオツムは大丈夫かい?」などといった橋下氏のTwitterへの書き込みを紹介すると、松木議員は「まるで小学生みたいだ」と苦笑。「こんなことになって有権者の方には、本当に申し訳ない」と落胆の表情を見せつつも、最後には、「でも、こうなったらしっかりと闘いますよ」と「おおさか維新の会」との対決姿勢を鮮明に示しました。

 自身の地元である北海道を中心に、この間、1人で党員をなんと1万2千人も増やしたという松木議員。その一方で、大阪では党員の数が伸び悩んでいたとか。国会議員なのに、27人しか増やせなかった議員もいるそうです。党員の数は、党内の代表選に影響します。

 どうやら、橋下氏側は、代表戦の準備が進む中で、現執行部の松野頼久代表に勝てないことが分かってきたために、今回の内紛を意図的に起こしたようなのです。内紛の真相がインタビューを通じて、次第に浮き彫りになってきました。

 現在、橋下氏は、安倍総理をはじめとする首相官邸側に接近しつつあります。橋下氏と安倍総理の共通点といえば、両者ともに、憲法改正を主張している、ということです。橋下氏とすれば、「おおさか維新の会」を国政政党にして、来年の参院選後には与党入りも視野に入れているのかもしれません。政界引退を表明したはずの橋下氏ですが、その実、国政への意欲満々であるように映ります。

 岩上さんによるインタビューでは、松木議員が見た橋下徹像など、今、維新の党内部で起きている事態について、興味深い話題がいくつも飛び出しました。ぜひ、アーカイブ動画をチェックしていただきたいと思います。

・岩上安身による維新の党・松木謙公議員インタビュー(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271577

 また、インタビューの中でもご紹介した郷原信郎弁護士のブログに関しては、以下のURLからご覧ください。郷原さんが、同じ弁護士として、弁護士である橋下氏の、法律知識を振りかざして詭弁に巻く論法を厳しくたしなめています。

※「弁護士たる政治家」としての橋下徹氏への疑問(郷原信郎、2015年10月21日【URL】http://blogos.com/article/140377/

 さらに、維新関連の記事として、10月10日に行われた、大阪府知事選・大阪市長選のW選挙に向けたマニフェスト発表記者会見の模様を、サマリー付きでアップしましたので、こちらもあわせてご一読ください。新人の太田さんが書きました。単独原稿のデビュー作です。

※2015/10/10 【大阪】住民投票で否決されたはずの「大阪都構想」が争点!? 起死回生を図り、なりふりかまわぬ「大阪維新の会」が府知事・市長W選挙マニフェスト発表記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/269832

■民主党左派・リベラルの考えやいかに? 本日は午前9時30分から岩上さんが民主党・阿部知子衆議院議員にインタビュー

 維新の党のように分かれる党があれば、その一方で、協力体制の構築を目指す動きもあります。

 集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案が「可決・成立」した9月19日、日本共産党の志位和夫委員長が記者会見し、民主・維新・共産・生活・社民が選挙協力を行って安保法制の廃止を目指す「国民連合政府」を提唱しました。志位委員長の考えについては、10月8日に岩上さんが単独インタビューを行い、その真意について徹底的に聞いています。

※2015/09/19 日本共産党が結党以降初めて、衆参両院での『選挙協力』を目指す!『戦争法案』を廃止にすべく、野党の結集を呼びかける!志位委員長が緊急記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/265699

※2015/10/08 日本共産党が提唱する「国民連合政府」、その狙いと実現可能性に迫る! 世界的に追い風が吹く左派への支持を共産党は取りつけられるか? ~岩上安身による志位和夫委員長インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/269515

 共産党からのこの画期的な提案に対し、社民党の吉田忠智党首、「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎共同代表の2人は、前向きの姿勢を示しました。

 他方、腰が座らないのが民主党です。前原誠司議員や細野豪志議員、金子洋一議員、長島昭久議員など「民主党右派」と呼ばれる議員らから、共産党への強い拒否反応が出ており、交渉はうまくいっていないように見えます。長島昭久議員は10月6日に岩上さんのインタビューに応えて、「民主党がこれから打って出るべきなのは、真ん中から右のウイングだ」と断言しました。

※2015/10/06 「野党共闘」に反対し「7.1閣議決定」を合憲とする民主党右派・長島昭久議員に岩上安身がインタビュー!さらに日本会議、櫻井よしこ氏、アーミテージらとの関わりも直撃!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268897

 そのような中、民主党内部から、「共産党の提案に乗るべき」という声があがりました。声をあげたのは、民主党の阿部知子衆議院議員です。阿部議員は10月15日付けの自身のTwitterで、以下のように述べています。

 「安保関連法制成立から約1ヶ月、共産党以外の野党は明確な対抗策を打ち出さず。共産党は今朝も安保法制廃止の為の新政府樹立の旗を立て街頭宣伝。民主党では野党第二党の維新との政策協議中だが、当の維新は分裂騒動、いっそのこと立憲主義だけを共通に、この指止まれで新しい政党になればよいのに

 あらゆることを呑み込んでいく自民党に対峙しなくては野党は勝てないのに、何故民主党はちまちまとまず維新との政策合意とかに走るのだろう。生活も社民も入れて、立憲主義にこの指止まれで戦い抜く覚悟でないと。その上で共産党との臨時政府だって組めばよい。自公を揺るがす力を国民は求めてる」

 このように阿部議員は、「立憲主義」を旗頭に、共産党の「国民連合政府」構想に乗るべきだ、と主張しています。

 阿部議員は、元々は社民党所属の議員でした。ですので民主党の中では、どちらかというとリベラル左派の考え方をする人物です。右から左まで、様々な考え方を持った議員が所属する民主党ですが、これまではどちらかというと右派のほうが声が大きく(特に鳩山政権崩壊後)左派の意見はそれにかき消される傾向にあったように思います。

 本日9時30分より、岩上さんがその阿部知子議員に直撃インタビュー。民主党ははたして共産党の「国民連合政府」構想に乗るのかどうか、徹底的にお聞きします。インタビューは早朝に行われますが、こちらは収録となり、配信は皆さんが視聴しやすい時間帯に行いたいと考えています。詳細な時間が決まりましたら、TwitterやFacebook等で告知いたしますので、どうぞご注目ください!

■文科省による国立大学の人文社会系学部の統廃合計画が進行中~そんななか、気骨ある京大総長・山極寿一氏の発言に注目!

 全国の国立大学で、人文社会系学部が存続の危機に立たされています。

 10月20日、文部科学省の国立大学法人評価委員会で、全国86の国立大学の新たな中期目標・計画の素案が示されました。そのなかで、2016年度以降に学部組織の見直しを計画しているのは43校で、そのうち33校が、人文社会系学部・大学院の見直しを計画していることが分かりました。

 人文社会科学系と教員養成系の学部に関しては、文科省が6月の通知で「廃止や転換」を求めていました。政府による「文系つぶし」が広がっていることが見てとれます。

 現在の安倍政権は、「グローバル化」の名のもとに、授業を英語で行うなど実学を重視し、大学を「職業訓練校」化しようとしています。一見、実学と関係のない「古典の精読」などといった授業はもはや必要ない、というわけです。

 私は、大学では日本近現代文学を専攻しました。大学在学時は、教官や先輩から、とにかく大量の本を読むようアドバイスを受け、文学作品を中心に、思想、哲学、美術、映画などの関連書籍をたくさん読みました。ゼミも、文学テキストの構造を、海外の理論などを参照しながら解釈する、というもので、とにかく在学中は大半の時間を活字と向き合って過ごしました。

 政治学にしろ、経済学にしろ、歴史学にしろ、文学にしろ、まず、自国の言葉で読み書きをし、自分の頭で腰を落ち着けてしっかりと物事を考えぬく思考力を鍛えることが必要なのではないでしょうか。そうすることで、その国の社会の「厚み」のようなものが生まれてくると、私は考えています。

 しかし、TOEICのスコアや各種資格を取ることにのみ執心するような実学に偏重した教育は、社会からそうした「厚み」を奪い、やせ細らせていきます。自分の国の政治や経済、歴史、文学を、自分の国の言葉で語ることができない社会が、はたして世界に誇れるものでしょうか?

 先日、ある大学に就職したゼミの先輩から聞いたのですが、日本近代文学の学会では、研究成果を発表する若手研究者が、海外からの留学生ばかりになってしまっているそうです。日本における学問の空洞化は、既に始まっています。安倍政権による実学偏重の方針は、こうした空洞化をさらに推し進めるものです。

 こうした安倍政権の「愚民化」政策に対し、大学人として毅然と反対を唱えているのが、京都大学総長の山極寿一氏です。ゴリラの研究で世界的権威である山極氏は、日本経済新聞のインタビューの中で、「京大生よ日本語で考えよ」と語っています。

 「学生には春、夏の休暇中にどんどん海外に短期留学させ、国際感覚を身につけさせたい。だが、英会話の習得が大学4年間の目標で終わってしまうようでは駄目だ。英語は習熟する必要はあるが、たかが言葉だ。ツールの一つでしかない。

 重要なのは大学4年間で考える力をしっかり身につけることだ。それには日本語で考えるのが一番だ。日本の大学はこれまで高度な高等教育をし、海外のあらゆる研究成果を日本語に訳し、自国語で研究・教育を高める学術を確立した。だからノーベル賞も相次いでいる。英語で考えることをやっても教養や思考力はさして深まらない」

※京大生よ日本語で考えよ 山極学長2年目に 英語はツールでしかない。答えのない問題を全員に(日本経済新聞、2015年10月21日【URL】http://s.nikkei.com/1MFCspe

 大学人として、非常に立派な見識であると感服します。日本は今年も2人、ノーベル賞受賞者を輩出しました。それは、山極総長が語るように、日本の大学が日本語による高度な高等教育を確立したからです。山極総長のような考えが日本のスタンダードになればよいのですが…。実際は、山形大学や横浜国立大学、神戸大学などが、人文社会学系学部と教員養成系学部の統廃合を計画しているとのことです。

 こうした国立大学改革の問題に関しては、IWJとしても取材を進め、いずれ記事にまとめたいと考えていますので、どうぞご注目ください!

■安保法制の「可決・成立」後も勢いが衰えないSEALDs~IWJでは、日曜日の渋谷街宣の模様を記事化しています

 先週日曜日(10月18日)に渋谷で行われ、スチャダラパーが参加したことでも大きな話題を読んだSEALDsの街宣はご覧いただけましたでしょうか? IWJでは、当日2台のカメラで中継し、その後、スピーチをピックアップした記事を掲載しています。

 当日、マイクを握ったSEALDsのわかこさんは、この日、次のようにスピーチしました。

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 日本は民主主義で国である以上、いつかその順番は回ってきます。今回こうして、廃れきった社会と、荒れ狂った政治は、思わぬタイミングで私にバトンを回してきました。私たちの番なんです。

 その道をならし続けることは、決して簡単なことではないでしょう。しかし、私はその役目を喜んで引き受けることができます。なぜなら、私は思考することを放棄しないからです。そして、この国の未来に対し、極めていつだって真剣であるからです。

 希望の光をまだ見ぬ、そんな絶望の世代は、いつだって、いつだって、前を向くことに長けています。これから明るくなるしかない。そんな場所に立ち続けて、やっと掴みかけたその淡い光を、手探りで、しかし確かに、つなげることを諦めることなく、続けてきました。

 そんな灯りの火種をまた一つ、時の政権と、そしてその暴挙を許した社会に踏み潰されてしまったのだけれど、私はもうその暗さを、恐れる必要もないということも知っています。

 あるべきものを、守り続けるために、何度でも何度でも諦めることなく進んでいく。それは、絶望の世代のなによりの強さに違いないでしょう。

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 安保法制が「可決・成立」した今、SEALDsの次なる展開に関しては、大きな注目が集まっています。そのような中で、わかこさんの「あるべきものを、守り続けるために、何度でも何度でも諦めることなく進んでいく。それは、絶望の世代のなによりの強さに違いないでしょう」という決意表明は、胸を打つものがあります。

※【スピーチ全文掲載】「希望の光をまだ見ぬ絶望の世代は、いつだって前を向くことに長けています」――SEALDsわかこさんが「10.18安保法制に反対する渋谷街宣」でスピーチ!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271356

 わかこさんには、以前、SEALDsが国会前での抗議行動を始めたばかりの頃、IWJの番組にゲストとして登場していただきました。そちらの模様は、以下のアーカイブからご覧いただくことができます。

※2015/06/19 IWJ定期番組(仮)「第0回」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/249751

 SEALDsに対しては、ネット上で、心ない中傷が繰り返されているようです。にも関わらず、堂々と顔と実名を晒してスピーチするSEALDsの若者の姿からは、誇りと気高さを感じます。

 IWJはこれからも、SEALDsに限らず、安保法制の廃止を訴える市民の声を可視化し続けますので、どうぞご注目ください!

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.10.23 Fri.**

【Ch4】10:10~「馳浩・文部科学大臣 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※馳浩・文部科学大臣による記者会見の模様を中継します。

【Ch5】11:00~「高木毅・復興大臣 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※高木毅・復興大臣による定例会見を中継します。

【Ch6】13:00~「安倍総理宛に『臨時国会を召集してください』の署名を提出」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※自民党本部前で行われる、安倍総理宛に出される『臨時国会を召集してください』の署名提出行動を中継します。

【Ch4】15:00~「市民のためのがん治療の会・第4回講演会 ~がん検診を考える」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「市民のためのがん治療の会」主催の講演会を中継します。

【録画配信・Ch7】15:00~「笹川平和財団 モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団共催 パネル・ディスカッション『日米の原子力ガバナンスの次なる課題
~スリーマイル島、福島の教訓~』」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=7
※尾本彰・東京工業大学特任教授、太田昌克・共同通信社編集委員らがコメンテーターとして登壇予定。「公益財団法人笹川平和財団」が主催。

【IWJ_OSAKA1】19:30~「『大阪維新の会』全体会議 ―冒頭部分」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「大阪維新の会」全体会議の冒頭部分を中継予定。

【再配信・Ch1】20:00~「安保法制適用第一弾は南スーダンでの「駆け付け警護」 政府は「戦闘現場」を想定している!?~三輪隆氏(埼玉大学名誉教授)×井筒高雄氏(元レンジャー隊員)×岩上安身 後半」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268726
※10月5日に行われた、三輪隆氏(埼玉大学名誉教授)×井筒高雄氏(元レンジャー隊員)×岩上安身の鼎談の後半を再配信します。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議(首相官邸前/国会正門前)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_AOMORI1】17:30~「青森駅前金曜日行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1

【IWJ_TOKYO8】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-tokyo8

【IWJ_IBARAKI1】19:00~「第156回原電いばらき抗議アクション」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.10.24 Sat.**

【IWJ_KYOTO1】16:00~「おいしい政治トークカフェ 第4回平塚市議 江口友子さんの提唱する癌にならない社会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※神奈川県平塚市議の江口友子氏が提唱する「癌にならない社会」について考えるトークカフェ。

【再配信・Ch1】20:00~「岩上安身による元最高裁判事・濱田邦夫弁護士インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/269676
※10月9日に行われた、「岩上安身による元最高裁判事・濱田邦夫弁護士インタビュー」を再配信します。

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(前半の続き)…

■本日の注目配信~三輪隆氏、井筒高雄氏が南スーダンでの「駆け付け警護」に警鐘を鳴らす!

 国民の広範な反対の声にも関わらず、9月19日に「可決・成立」してしまった、集団的自衛権にもとづく安全保障関連法案。この安保法制の適用第一弾になるのではないかと言われているのが、南スーダンにおける「駆け付け警護」です。

 この「駆け付け警護」のはらむ危険性について、IWJでは10月5日に、埼玉大学名誉教授の三輪隆氏と元陸上自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄氏を招き、岩上さんがインタビューを行いました。

※2015/10/05 安保法制適用第一弾は南スーダンでの「駆け付け警護」 政府は「戦闘現場」を想定している!? ~三輪隆氏(埼玉大学名誉教授)×井筒高雄氏(元レンジャー隊員)×岩上安身
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268726

 昨日は、防衛省の資料「第一線救護の状況」の内容を検討した前半部の模様を再配信しました。その中で三輪氏は、戦闘の前線である「第一線」として、政府が戦闘現場を想定しているということ、そしてそのような「第一線」での医療処置においては、救助よりも戦闘を優先する場合があることなどを指摘。「駆け付け警護」において、自衛隊が実際の戦闘に駆り出されることになる、と警鐘を鳴らしました。

 本日20時から、昨日の続きとして、主に井筒氏にお話をうかがった後半部の模様を再配信します。井筒氏は、三輪氏の問題提起を受け、現場の実情について証言。「法律だけが先にできて、自衛隊員は準備もないまま海外に行かなくてはならない。防衛省の官僚は、自衛隊員の命などまったく考えていない」と憤りました。

 さて、このインタビューとあわせて、ぜひ、ご覧いただきたいのが、元自衛官・末延隆也氏が登壇した、9月14日の院内集会のアーカイブです。この院内集会で末延氏は、戦場での捕虜の扱いについて、自らが体験した事実を次のように語っています。

 「そこでは、捕虜の取り扱い、脱走兵の取り締まりが、もうひとつの業務だった。捕虜への尋問のノウハウも教わった。情報を聞き出すまで生かしておき、終わったら始末する。所属隊員は20人ほどなので、何十人、何百人の捕虜は扱いきれない。殺害方法では、心臓は死なない可能性があるので、目と耳、または頭部裏の延髄を狙うと教えられた」

※2015/09/14 「安倍総理が自衛隊の最高司令官。これが一番怖い!」ーー自衛隊員、家族の悲痛な思いがあふれたホットライン「自衛官の家族は皆、夫を戦地に行かせたくない」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/264267

 非常に生々しい証言で、聞いていて胸が痛くなります。しかし、これが自衛隊の現状だとすると大変危険です。投降する捕虜が多いから扱いきれない、として、片っ端から殺してしまった南京事件をはじめとする中国戦線における旧日本軍と変わらない行動パターンです。戦争犯罪に問われることになるのは必至です。今回の安保法制により、自衛隊が過酷な任務につくことになりますが、こんな実状のまま、戦地へ赴かせていいのでしょうか??

 この末延氏には、11月5日(木)、岩上さんによるインタビューが決定しています。実際に自衛隊で任務にあたった当事者から、生の証言が飛び出すことになる、貴重な機会であると思います。日程が近くなったら、再度この日刊ガイドなどで告知いたしますので、どうぞご注目いただければ、と思います。

■国際情勢解説者・田中宇氏へのインタビューはもうご覧になりましたか?

 10月20日、岩上さんは国際情勢解説者の田中宇氏にインタビューを行いました。おにぎりを食べてひと息つくシーンも含めて、4時間半! こちらは、当日は会員限定で配信。現在は、会員の方はアーカイブ動画を視聴することができるようになっています。

※2015/10/20 プーチンの国連演説と電撃的なシリア空爆で中東情勢が一変!地政学的な変化と表裏をなす覇権国・米国が抱える金融面のアキレス腱~岩上安身による国際情勢解説者・田中宇氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271166

 インタビューは、前回同様、田中氏のマシンガントークが炸裂し、非常に見応え・聴き応えのあるものになりました。

 今回のインタビューで主に取り上げたのが、中東情勢、特にシリアを巡るロシアの動向です。プーチン大統領は国連総会での演説で、IS(イスラム国)が米国によって養成されたものであることを示唆。

 その2日後、シリアのアサド政権の要請を受けて「合法的に」空爆を開始し、米軍があれだけ手こずっていたISを、あっという間に蹴散らしてしまいました。米軍は一年数ヶ月にわたり、9000回も空爆してISに対して何の影響も与えられなかったというのに、ロシア軍はたった3日で蹴散らしてしまったというのです。

 ロシア軍と米軍とで、空軍力にそんな大差があるのでしょうか? そんなはずはないでしょう。

 このロシア軍と米軍の空爆の結果で明らかになってくるのは、米軍によってこれまで繰り返し行われてきたISへの空爆が、実はインチキだったのではないか、ということです。田中氏は英文のニュース記事を多読して分析し、「米軍はわざとイスラム国に負けている」と断言します。

 ロシア、イラン、サウジアラビア、トルコ、そして中国。シリアを巡っては、こうした国々がそれぞれの思惑のもと、戦略を展開しています。田中氏はこの日のインタビューの中で、それらをひとつずつ紐解きながら解説していきました。

 4時間半にわたる、必見のロングインタビューです。ぜひ、IWJ会員にご登録いただき、ご視聴ください!

 なお、田中宇氏が記事を配信しているサイト「田中宇の国際ニュース解説」のURLはこちらです。こちらにもぜひ、ご登録ください。

※田中宇の国際ニュース解説
https://tanakanews.com/

■安倍政権が臨時国会を開かないのはおかしい!

 秋の臨時国会が開かれない公算が高まっています。

 野党各党は昨日、臨時国会の召集を規定する日本国憲法第53条にのっとり、民主党、社民党、共産党、生活の党が連名で要求書を提出しました。民主党の岡田克也代表は会見で、「憲法に基づく要求であり、これを無視することが憲法違反であることは、誰が考えても明らかだ。憲法に基づいて、召集要求に応える責任が政府・与党にはある」と指摘しました。しかし、政府・与党の中からは、臨時国会の召集に消極的な声が広まっており、このまま開かれない公算が高まっています。

 岩上さんは最近、連日のようにTwitterで「臨時国会を開くべきだ!」とツイートしています。TPPや新閣僚の不祥事など、議論すべきことは山積みです。私も当然、臨時国会は開かれるべきだと考えています。

 臨時国会を開かないということが、具体的にどういう点で憲法に違反しているのか、という点については、渡辺輝人弁護士が昨日配信した、以下の記事が参考になります。

※安倍政権が臨時国会を召集しなければ憲法違反となる(渡辺輝人)
http://bit.ly/1Mb2pD1

 安倍政権は通常国会における安保法制の審議において、日米同盟を最優先して、国会での審議を徹底的に軽視しました。アメリカ様というご主人にだけ忠誠心を示す一方、国民の意志などはまったく顧慮していない、ということです。

 IWJでは、臨時国会の召集を求める市民のアピールなどがあれば、飛んでいって取材・中継します。この臨時国会召集をめぐる与野党の攻防については、引き続きウォッチしていきますので、どうぞご注目ください。

■「戦争法案」に関する寄稿・コメントをお寄せください!

 集団的自衛権行使容認にもとづく安全保障関連法案は、与党による「採決の強奪」によって、国会で「可決・成立」してしまいました。安倍政権は今後ますます、対米従属を深め、自衛隊員の命を危険に晒すような施策を取ってくるものと思われます。

 しかし、落胆してばかりはいられません。IWJには現在も、全国の大学人や市民の皆様から、今回の安保法制に対して怒りの意を表す寄稿文が届いています。これらの寄稿文一つ一つからは、デモや抗議行動で訴えられているスピーチやコールと同じような熱量を感じます。

 本日はその中から、専修大学文学部歴史学科教授・飯尾秀幸さんの寄稿を紹介させていただきたいと思います。

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 日本は、ドイツ・イタリアと比べても、戦争責任を追及してきませんでした。いまだに「ヤスクニ」は存在し、歴史的に明らかな「慰安婦」を否定するなどは、これまで政治家から発せられる「反省」が、言葉だけであり、信頼することはできないとアジアから理解されてしまいます。

 しかし信頼を損ねる行動(政治家のヤスクニ参拝)への、アジアからの非難に、「何度謝ったらいいのか」「戦争を知らない世代には責任がない」などの言動が発生いたします。侵略した歴史への反省は若者にも及びます。その反省は「過ちは二度と繰り返しません」という宣言に他なりません。これを次の世代に受け渡すという責任が生じます。

 そんななか、侵略戦争に対する、世界に向かっての「唯一」といって良い日本(日本人)の反省の表明が「9条」であった、と末言爾は日本国憲法を位置づけています。それを解釈だけで無効とする事態は、全く反省のできない国(国民)、信頼されない国へと向かわせてしまうことになりかねません。そんな国(政府)が「戦争法」を持てば、再び何をするかわからない、ということになってしまわないかと危惧しています。

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 飯尾さんは、第2次世界大戦で日本と同じく枢軸国であったドイツ、イタリアと比べて、日本には「反省」が足りない、と述べています。そして、唯一の反省の表明が、日本国憲法9条であった、としています。

 飯尾さんが指摘する通り、イタリアは終戦前に市民がムッソリーニ政権を倒し、ドイツは東方外交によって周辺国との友好関係を回復してきました。一方、日本は、従軍慰安婦問題や南京大虐殺を否認する発言が閣僚から相次ぐなど、中国や韓国との関係を改善させられるような「反省」を示せていません。今年発表された戦後70年談話(安倍談話)も、日本による侵略によって多大な被害を被った国々に対し、真摯に謝罪し反省するような内容ではありませんでした。

 過去に起こした侵略戦争の清算をうやむやにしたまま、日本は再び「戦争をすることができる国」になろうとしています。本当にそれでいいのでしょうか? いいはずがありません。

 こうした安倍政権の「暴走」にストップをかけるには、大学人などの知識人と一般の市民が手を携えて声をあげていくことが必要であると思います。安全保障関連法案は「可決・成立」してしまいましたが、IWJではまだまだ、学者の皆さん、市民の皆さんからの寄稿を募集しています。どうぞ、下記の宛先から寄稿をお寄せください。よろしくお願いいたします。

 昨日は、「学者の会」賛同人で、IWJの会員でもあるという近畿大学通信部短期大学の松永章生氏から寄せられた、「昭和天皇自ら天皇主権を否定し、大日本帝国憲法から日本国憲法へ橋渡しをした」と題した本格的な論考をアップしました。

 松永氏はこの論考の中で、日本国憲法やポツダム宣言の英文版を精緻に分析し、authority(権限)とsovereignty(主権)が使い分けられている点に注目。日本の国家主権はGHQの統治後も日本に存しており、天皇は自由に行動できたという事実を明らかにしています。

※【IWJ特別寄稿】昭和天皇自ら天皇主権を否定し、大日本帝国憲法から日本国憲法へ橋渡しをした 近畿大学通信部短期大学・松永章生氏(憲法、社会保障法、生活保護法)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271385

 このような本格的な論考はもちろん大歓迎ですが、ちょっとした短文や論考もIWJでは受け付けていますので、ぜひ、お寄せいただければと思います。

※【 宛先はこちら!】
office@iwj.co.jp

■「TVUパック」使用期限更新にあたり、会員登録とカンパのお願い

 IWJのUstream中継は、テレビなどと違い、微弱な電波をポケットWifiでキャッチして行っているため、現場の電波状況によっては、映像や音声が途中で途切れてしまい、ご視聴中の皆様にご不便をかけてしまうことが多々あります。

 そうした電波の問題を解決すべく導入されたのが、「TVUパック」という、無線によるポータブルタイプの映像伝送システムです。このTVUパックを使用すると、微弱な電波しか届かない場所でも、回線を何本も束ねて配信することができます。

 このTVUパックの更新期限が迫っているのですが、これから先、2年間にわたり新たに使用するには、ソフトウェアの更新と回線契約料およびメンテナンス費として、合計198万円が必要とのこと。現在のIWJの財政状況からすると、「超」がつく大金です。

【TVUパックの写真とカンパのお願いページはこちら!】
http://iwj.co.jp/wj/open/tvu

 IWJは「ニュースの産直メディア」として、デモや抗議行動、院内集会、シンポジウムなどの現場で発せられる市民の声を、可能な限りダイレクトに、綺麗な映像と音声で中継したいと考えています。そのためには、このTVUパックの力がどうしても必要です。

 安保法制は「可決・成立」してしまいましたが、来年の参院選に向け、政局は今後、大きな動きを見せることが予想されます。それに伴い、市民の動きも活発化するでしょう。IWJはそれらを、その都度、しっかりと中継・配信していきたいと考えています。

 IWJがこの先、市民の声を中継・配信していくためには、しっかりとした財政的基盤が必要です。どうか、IWJの定額会員にご登録いただき、私たちの取材活動をお支えください。

※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパもどうぞお願いいたします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

■岩上さんのインタビューと講演のお知らせ

 10月と11月に決定している、岩上さんのインタビューや講演情報をお知らせいたします。もちろん、これが全てではありません。まだまだインタビューアポ中の方はたくさんいます。もし決まったら、どんどんラインナップを更新していきますので、毎日、このコーナーにご注目ください!

・10月23日(金)9:30~
民主党・阿部知子議員

・10月27日(火)15:30~
澤藤統一郎、梓澤和幸、岩上安身『前夜』鼎談

・11月5日(木)15:00~
元自衛官・末延隆成氏インタビュー

・11月12日(木)14:30~
社民党党首・吉田忠智氏インタビュー

・11月24日(火)16:00~
共同通信編集委員・太田昌克氏インタビュー

・11月26日(木)15:00~
岡山大学大学院教授・津田敏秀氏インタビュー

【講演情報】

・10月25日(土) 17:30~(1時間程度)
独り芝居公演「おわりのはじまり」の後に単独講演
(場所:箱根湯本 箱根菜の花展示室)
http://owahajihakone25.peatix.com/

・11月06日(金)18:30~20:15(うち講演は90分)
これから日本はどこに向かうのか~改憲前夜~
※参加料無料
場所:北海道国際ホテル(北海道函館市大手町5-10)
主催:北海道教職員組合函館支部・平和運動フォーラム)
お問い合わせ先::htu-hakodate@bz01.plala.or.jp
0138-51-2254

 本日は上記リストの中から、岩上さんが11月24日(火)にインタビューする共同通信編集委員の太田昌克氏について、ご紹介いたします。

 新刊『日本はなぜ核を手放せないのか~「非核」の死角』(岩波書店、2015年9月)をはじめ、『日米<核>同盟~原爆、核の傘、フクシマ』(岩波新書、2014年8月)、『日米「核密約」の全貌』(筑摩選書、2011年11月)など、「核」に関する力作ノンフィクションを多数発表してきた太田氏。今回のインタビューでは、「核」を巡って、岩上さんがトコトンお話を聞く予定です。

 日本は世界で唯一の被爆国であるにも関わらず、戦後一貫して、核の魅力に取り憑かれ続けてきました。岸信介元総理から、孫の安倍総理に至るまで、かつての自民党政権のトップは、核武装への欲望を垣間見せてきました。

 原発の再稼働の問題は、エネルギーの問題としてだけではなく、突き詰めていけば、日米原子力協定、プルトニウムの保有を目的とする国策としての核燃料サイクルの維持、そして核武装の問題へと至ります。つまり、原発の問題は、外交・安全保障の問題と直結しているのです。この点に、唯一の被爆国であるにも関わらず、日本が核を求め続けてきた理由があります。

 原発と原爆の問題を、<核>の問題として再定義し、外交・安全保障の文脈で徹底的に取材し、考え抜いてきたジャーナリストが太田氏です。濃密なインタビューになること、間違いなし!どうぞ、ご注目ください!

 また、太田氏のインタビューを視聴する前に、ぜひチェックしていただきたいのが、1988年に締結された日米原子力協定(包括協定)に対し、日本側の実務者として携わった元外務省科学審議官・遠藤哲也氏のインタビューです。

 交渉の舞台裏から、実現のメドが立っていない核燃料サイクルの展望などについて、岩上さんが話を聞いています。こちらもあわせて、ぜひ、ご視聴いただければ、と思います。

※2014/02/12 核燃料サイクルと「核技術抑止」政策のこれから 日米原子力協定の交渉担当者・遠藤哲也氏に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124876

 なお、太田氏は、本日15時からIWJがCh7で中継する笹川平和財団とモーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団が共催するパネルディスカッション「日米の原子力ガバナンスの次なる課題~スリーマイル島、福島の教訓」に登壇します。こちらは主催者の希望によりアーカイブには残せませんので、ぜひ、リアルタイムで中継をご覧ください。

■IWJスタッフ募集のお知らせ

 IWJでは現在、スタッフを大募集中です。事務スタッフ、経理・総務スタッフ、テキストスタッフを募集しています。IWJは常に忙しく、仕事量は山のようにありますが、やり甲斐はとてもあります。また、スタッフはみな仲がよく、チームワークもばっちりです。あなたも、IWJで働いてみませんか。ご応募をお待ちしています。

<一般事務および会員管理スタッフ>

 電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのインタビューのアポ取り、スケジュール管理、イベント開催の準備などを行うのが、一般事務の仕事です。IWJの屋台骨を支える、とても大切なお仕事です。

 IWJでは現在、特にこの一般事務の人手が不足しています。一般事務がしっかりしていないと、IWJの足腰は立ちません。少しでも事務の仕事にご関心をお持ちの方がいれば、ぜひ、ご応募いただきたいと思います。

 一方、会員管理事務のスタッフは、会員様からのお問い合わせなどの接点になりますので、人当たりのよい方(メール対応中心です!)、メールなどPC操作に慣れている方(エクセルができるとありがたいです!)を募集しています。

◆応募条件
※「【職種1】 -事務スタッフ-」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

<経理・総務スタッフ>

 IWJでは、経理・総務スタッフも募集しています。経理および総務の実務経験がある方、経理ならば簿記などの資格をお持ちの方を歓迎いたしますが、経理の経験がなくても、真面目、几帳面、注意力がある、数字を扱うことや計算することが苦ではない、という方、初めて経理を覚えてみたいという方でもやる気があれば大丈夫です。ご応募、お待ちしています。

◆応募条件
※「-経理・総務スタッフ-」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

<テキストスタッフ>

 IWJでは、記者およびテキストスタッフも募集しています。IWJと聞くと、Ustreamを使ったライブストリーミングが主体のメディアだと思われる方が多いかもしれません。しかし、IWJではブログやメルマガなどのテキストにも力を入れています。インターネットメディアとしては、配信しているテキスト量はナンバーワンであると自負しています。

 IWJのテキストスタッフの基礎となる仕事は、現場に行って取材をし、それを原稿にまとめることです。さらにそこから派生して、Twitterを使ったリアルタイム実況、メルマガ用原稿の構成・編集、各種リサーチ資料の作成、岩上さんのインタビューや講演で使用するパワーポイントの作成なども行っていただきます。

 もちろん、すべてを一人でこなさないといけない、というわけではありません。本人の適性に合わせて、部分的に業務に携わっていただくことも可能です。

 勤務形態は、在宅でも可能です。地方在住の方でも、パソコンさえあればお手伝いいただくことが可能ですので、どうぞふるってご応募ください。

◆応募条件
※「【職種2】 -テキストスタッフ- (記者・ライター・リサーチャー・編集者etc)」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

 各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。ぜひ、ふるってご応募ください!

※【 スタッフ応募フォーム 】
http://bit.ly/1ALJypQ

■良書のお買い求めは「IWJ書店」をご利用ください!

 IWJでは、岩上さんがインタビューした有識者の方々の書籍を、著者のサイン入りで販売する新しいサービスを始めました! その名も「IWJ書店」。こちら、オープン以来、おかげさまで大変なご好評をいただいています。

 私がオススメするのは、青山学院大学特任教授・間宮陽介氏の『市場社会の思想史―「自由」をどう解釈するか』です。アダム・スミスに始まり、ケインズやハイエクといった経済思想家が、「自由」という概念をどのように捉え、理論化していったかということが、平易な言葉で書かれています。

 「新自由主義」が跳梁跋扈する現在の世界経済を把握するうえで、必読の一冊です。ぜひ、お買い求めください!

【間宮陽介さんサイン入り】『社会科学における善と正義:ロールズ「正義論」を越えて』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=153

【間宮陽介さんサイン入り】『市場社会の思想史―「自由」をどう解釈するか』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=152

【井筒高雄さんサイン入り】『日本と日本人を危うくする 安保法制の落とし穴』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=151

【山口二郎さんサイン入り】『徹底討論 日本の政治を変える―これまでとこれから』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=150

【山口二郎さんサイン入り】『いまを生きるための政治学』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=149

【森まゆみさんサイン入り】『異議あり! 新国立競技場――2020年オリンピックを市民の手に』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=125

【再入荷!】【矢吹普さんサイン入り】『尖閣問題の核心 日中関係はどうなる』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=99

【再入荷!】【矢吹普さんサイン入り】『チャイメリカ 米中結託と日本の進路』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=97

【再入荷!!】【矢吹普さんサイン入り】『尖閣衝突は沖縄返還に始まる 日米中三角関係の頂点としての尖閣』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=98

【水島朝穂さんサイン入り】『ライブ講義 徹底分析! 集団的自衛権』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=143

【笹山尚人さんサイン入り】『ブラック企業によろしく 不当な扱いからあなたを守る49の知識』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=135

【笹山尚人さんサイン入り】『パワハラに負けない!―労働安全衛生法指南』
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=134

 これらのサイン入り書籍は、IWJ定額会員(サポート会員・一般会員)の方のみご購入可能の商品です。IWJへの会員登録がまだの方は、この機会にぜひよろしくお願いします!

※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

■会員の更新と継続に関するお知らせ

 ここで、会員管理を担当しているスタッフの中山裕規より大事なお知らせがあります。

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 IWJ事務局の中山裕規と申します。

 会員様へ、ご更新時期やご継続のお手続きについて、私からご連絡をさせていただいております。

 10月15日に、10月以降分の会費が未納であった268名の会員様へご利用を停止する手続きをとらせていただきました。

 先日、IWJは過去最高の有効会員数を5722名様まで伸ばしましたが、15日の措置後、有効会員数は5474名様まで落ち込んでしまいました。

 もし、ご継続のお手続きをお忘れでご利用が停止となってしまっておられましても、会費を納入いただけましたら、ご利用を再開していただけます。

 下記URLから、ログイン後のMYページにて、ご自身の会員期限(更新時期)をご確認いただけます。

https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php

ログインID:ご登録メールアドレス
パスワード:(ご自身で設定されたもの)

 MYページより、ご継続のお手続きにも進んでいただけますので、何卒、よろしくお願いいたします。

※ご入金方法によって、ご利用再開の時点が異なりますので、ご了承ください。

 銀行振込の場合はご入金の確認ができ次第(口座の確認を銀行営業日の15時以降に行います)、クレジットカード決済の場合は、即時、会員情報の更新・ご利用再開となります。

 また、こうして、日刊ガイドをご覧いただけている方には、直接の問題はございませんが、9月16日以降、IWJ日刊ガイドの配信の受信エラーが大量に発生し、不着のお問い合わせが相次いでおります。

※IWJ日刊ガイドの配信不着についてのご案内(2015年9月16日号以降)

http://iwj.co.jp/info/whatsnew/post/22730

 ご更新時期やご継続のお手続きについても、同様の事例が発生しております。

 お心当たりや、ご不明な点がございましたら、< shop@iwj.co.jp >まで、何なりとご連絡くださいませ。

 また、月末でご更新をお迎えの会員様へは、当該月の中旬より、順次、ご更新・ご継続のお手続きについてのご案内メールをご登録いただいているメールアドレスへお送りしております。

 対象の会員様へは、近日中にご案内メールをお送りいたしますが、お手続き方法をご存じの方は、ご案内のメールを待たずに、お手続きいただきましても、正しく会員情報を更新させていただきますので、どうかご確認のほど、よろしくお願いいたします。

 お手続き方法についてなど、ご不明な点がございましたら、< shop@iwj.co.jp >まで、お気軽にお問い合わせください。

 よろしくお願いいたします。

■わとはぷ~What happened today?

 今日は10月23日です。2001年のこの日、Appleが携帯音楽プレイヤー「iPod」を発表しました。それまでSonyのウォークマンが圧倒的優位を誇っていた携帯音楽プレイヤー市場は、このiPodの登場によって、劇的に変わることになりました。

 iPodの開発コンセプトは「iTunesのライブラリに収めた音楽を外へ持ち出す」というもの。それは、iPod発売時のキャッチコピー「iTunes to go(アイチューンズ・トゥ・ゴー)」に表れています。

 私が中学、高校生だった頃は、まだインターネットも発達しておらず、自宅にパソコンもありませんでした。携帯音楽プレイヤーは、今となっては懐かしいMD(ミニディスク)を愛用していました。CDをレンタルして、自分のお気に入りの曲を編集してMDに録音し、外出する際にはよく聞いていました。今となっては、よい思い出です。

 その後、我が家にもパソコンとインターネットが導入され、音楽もパソコンで聞く時代がやってきました。CDも、レコードショップで買うのではなく、iTunesStoreでデータ単位で買うように。現在、私のiTunesには、一万曲近くの音楽が保管されています。

 Appleは現在、純正のiPodとして、「iPod shuffle」「iPod nano」「iPod touch」の3種類を販売しています。また、iTunesはiPhoneにも内蔵されているため、iPhoneをiPodとして活用することもできます。

 私は今、11月8日(日)に開催される「フレンドリーラン」に向けて、ウォーキングをしているのですが、その際、iPodの存在は欠かせません。現在のiPodには、「フィットネスモード」というものがあり、自分がどれくらいの距離を走ったり歩いたりしたか、計測してくれるのです。

 Apple前CEOのスティーブ・ジョブズの類まれなる発想力と創造性によって生み出されたiPod。IWJも、Appleに負けないようなイマジネーションとクリエイティビティーを持って仕事に取り組んでゆきます。どうか、IWJの活動を応援してください。

 それでは本日も、よろしくお願いいたします。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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なお、手作業で解除の手続きを行っておりますため、返信後も数回、当メールマガジンが届く場合がありますが、ご了承ください。