みんなで語る「改憲への危機感」寄稿文 Vol.35 ナチスを模倣する安倍政権 鍼灸師 たなぴーさん

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 安倍政権の改憲の当面の目標は、緊急事態条項でしょう。この条項が成立すれば憲法9条などどうでもいいのです。なぜなら、緊急事態が宣言されれば、憲法は停止、国会のチェックなしに閣議決定で法律が成立。おそらく緊急事態ゆえ、個人の行動や発言の自由・人権は無視。沖縄の東村高江のような光景が、日本中で見られるでしょう。麻生財務大臣がいみじくも「ナチスに学んだらどうか」と言ったことを、重く受け取らなければなりません。

 詳しくは「報道ステーション:ワイマール憲法から学ぶ自民党憲法草案緊急事態条項の危うさ」をご覧下さい。YouTubeに動画がアップされています。

 もし、緊急事態条項が成立した後、米国やEUで発生しているテロが日本で起きたら、間違いなく安倍政権は待ってましたとばかりに緊急事態を宣言するでしょう。そのための移民受け入れでは? と勘繰ってしまいます。

 私は、安倍政権が「偽旗作戦」を考えているのでは、と懸念しています。

 かつて米国がイラクに対して「大量破壊兵器がある」、「フセイン政権はビン・ラディンとつながっている」と言ってイラクに侵攻しました。後になって、大量破壊兵器はないこと、ビン・ラディンとは敵対関係だったことがわかったそうです。

 過去に遡れば、1933年2月27日の夜、ベルリンの国会議事堂が炎上。ナチスは共産党の犯行と断定。この時から、ナチスの独裁が始まったそうです。しかし、これはナチスのマッチポンプ(自作自演)の疑いがあるそうです。

 何故、麻生財務大臣が「ナチスに学んだらどうか」と言ったことを重く受け止めたほうがいいのか、解りますか? 私は安倍政権が戦争をするために、テロリストをリクルートしてテロを起こさせ、「中国がテロをしかけた」と言って緊急事態を宣言する。こんな自作自演を安倍政権は企んでいるのではと推察しています。

(鍼灸師 たなぴーさん)