みんなで語る「改憲への危機感」寄稿文 Vol.22 全国の有志が配れるチラシを作る 農業 今井和夫さん

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Democracy-Tshirts

 いつも精力的なご活躍、敬服いたします。

 さて、この件に関して、私は、ぜひとも一つの提案をさせていただきたいのです。それは、地元で配るチラシを作ることです。

 私は、兵庫県の一田舎に住む者です。ここでは、まだまだネットの情報が有効な地域ではありません。まだまだ紙媒体が有効です。そこで、新聞折り込みのチラシを作りたいなあと前から思うのですが、なかなか作ることができません。仕事に追われてしまう、書きかけてもなかなかまとまらない、あるいは、転載を無断でしてもいいものか・・・、等々でなかなか実現しません。

 それで、提案なのですが、例えば、A4版片面とか、B4版片面、あるいは、コラム的に使いやすい大きさとかに、PDF形式でも、ワード形式でも結構なので、作っていただく。それを例えば、私の場合ですと、自営業(農家)なので、自分とこのチラシの裏面にそれを貼り付けて、新聞広告で出す。

 B4版1枚のチラシで、私の町は人口3000人くらいの町ですが、新聞折り込み費用は1,200円くらいです。印刷代も含めても1〜2万円くらいではないでしょうか。これくらいなら、十分自腹でまかなえます。

 つまり、チラシの中味を作っていただくと、印刷・配布は、その地域の有志が自費でする。そうやって、新しい一つのメディアの形を作っていくことはできないでしょうか。

 そんな有志が全国にはいっぱいいると思います。例えば、毎月一日には、全国一斉に、あちこちで同じチラシが折り込みに入る。都会だと、駅とかにチラシを置く場所があると聞いたこともあります。

 実は、この方法をTPP反対のある会で提案したことがあり、一度取り組んでいただいたのですが、あまりにも送られて来た内容が難しいもので(当事者にしては簡単に書かれたつもりなのでしょうが)、使うことができなくて頓挫中になっています。

 短く書こうとすれば、漢字・熟語が多くなってしまいます。それでは、普通の人々の頭には入っていきません。

 でも、このIWJでいつも書かれているような文体ならば、十分いけると思います。何も知らない普通のおじさん、おばさん、高校生たちに語りかけるような文体で、毎月テーマを決めて、発信してもらう。

 それを、そのまま印刷してもいいし、自分のチラシの一部として使いたい者は、それを自分のチラシのどこかに載せてもいい。

 そうやって新しいメディアを作って行くことはできないでしょうか。

 拙文でご理解いただけますでしょうか。とにかく、正しい情報、テレビが伝えない情報を伝えるメディアをいかにして作って行くか、今後の戦いは、それに尽きると思うのです。

 全国には、悶々としている有志はたくさんいると思います。カネのある有志もいるでしょう。そんな有志が動ける場を、機会を、何とか作っていければと思うのです。

 どんなもんでしょうか。

(農業 今井和夫さん)