みんなで語る「改憲への危機感」寄稿文 Vol.8 改憲ではなく新憲法制定ではないか 自営業・年金生活者 河村大典さん

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 安倍政権が「改憲隠し」をして選挙をしていたことは当然のことだと理解する。理由は、憲法改正を争点にすると参議院選挙で負けると思っていたからである。その為にマスコミを最大限に利用した選挙であったと思う。

 しかし、「前文も含めて全部変えたい」といっているなら、これは「憲法改正」ではなく「新憲法の制定」である。

 それは、国民主権にもとづく民定憲法であるべきで国会議員の全てが条文作成に参加すべきではないのか。そして、何故条文を変えるのか・どのように変えるのかをマスコミは国民主権者に芸能ニュースばかり流していないで十分に説明すべきである。だが、報道が死んだ今、私たち市民の手で憲法を知らない多くの国民に伝えていく必要があると思う。この為私は何が出来るか考えたい。

 民進党は選挙に負けたのだからこの新たな憲法にやはり共闘して進めていくべきである。そうでなければ次の衆議院選挙で再び負けることになるだろう。そして、9月の大会の代表選には野党共闘を分断させるような対米隷属議員を排除すべきである。

(自営業・年金生活者 河村大典さん)