【献本御礼】半藤一利著、保阪正康著『日中韓を振り回すナショナリズムの正体』(東洋経済新報社)

記事公開日:2015.5.20 献本御礼(ブックレビュー)
このエントリーをはてなブックマークに追加

 東洋経済新報社様から『日中韓を振り回すナショナリズムの正体』をご恵贈いただきました。

 著者の半藤一利氏と保阪正康氏は日本を代表する昭和史の専門家。この2人が、今日中韓で燃え上がるナショナリズムの実体について分析。その背景にある歴史問題を直視し、憎悪の連鎖に歯止めをかけるための提言を行っています。そして、他国に振り回されず権力に踊らされない、健全な日本人のナショナリズムの在り方も提示しています。

半藤一利著、保阪正康著
『日中韓を振り回すナショナリズムの正体』
(東洋経済新報社、2014.9)

 「保坂:日本の自称ナショナリストたちは、『軍隊を海外へ出せないから日本はバカにされている』とか、『戦争をできないから日本は他国からナメらえている』と思っているらしい。

 でも、それは逆ですよ。むしろ、戦争という選択肢を捨てた日本は、国際的に大きな評価を得ているんですからね。

半藤:何度でも繰り返しますが、それこそが今の日本の最高の国益なんです。他人の喧嘩を買って出て最高の国益を投げ棄てるなんて、まともな人間の考えることではありません」
(本書より引用)

 大好評の前作『そして、メディアは日本を戦争に導いた』に続く迫真の対談です。

◇◇◇ 関連記事 ◇◇◇

 

◆ 書籍広告出稿のお願い ◆

IWJでは書籍広告を募集しております。

下記の通り、「戦後史の正体」「日米地位協定入門」は、IWJサイトの広告をきっかけに、増刷を重ね、ベストセラーに羽ばたきました。

広告掲載の媒体としましては、月間のべ20万人の訪問者数を誇るトップページをはじめ、ユニークユーザ1万人超えるUstreamの各チャンネルの待機画面、購読者数約一万人のメールマガジン「日刊IWJガイド」など、様々な機会を用意しております。

詳細はこちらを御覧ください。→ 協賛・広告掲載のお願い

上記掲載の媒体以外でも、ご相談・ご要望に応じ、柔軟に対応させていただきます。また、いくつかの媒体を複合的に組み合わせたプランにも対応可能です。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

問い合わせ先 office@iwj.co.jp

 
◆◆◆ 弊社書籍広告実績 ◆◆◆

タイトル 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 (「戦後再発見」双書2)
著者 前泊 博盛
実施期間 2013年3月~
サービス内容 TOPページバナー及び、特集ページ作成等
発行部数 3刷5万部
第一弾の『戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)』は9刷22万部
Amazonランキング 社会・政治 > 外交・国際関係 > エリアスタディ > アメリカで1位(2013/10/04現在)
同シリーズの第一弾である『戦後史の正体 (「戦後再発見」双書)』は
歴史・地理 > 日本史 > 昭和・平成で2位

1つ前のページに戻る