【献本御礼】サスキア・サッセン著、伊藤茂翻訳『グローバル資本主義と〈放逐〉の論理―不可視化されゆく人々と空間』(明石書店)

記事公開日:2017.5.27 献本御礼(ブックレビュー)
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 明石書店様から『グローバル資本主義と〈放逐〉の論理―不可視化されゆく人々と空間』をご恵贈いただきました。

サスキア サッセン (著), Saskia Sassen (著), 伊藤 茂 (翻訳)
グローバル資本主義と〈放逐〉の論理―不可視化されゆく人々と空間
明石書店 2017/4/22

 本書は『グローバル・シティ―ニューヨーク・ロンドン・東京から世界を読む』(筑摩書房)の著者としても知られるグローバリゼーション研究の第一人者、サスキア・サッセンによる、Expulsions: Brutality and Complexity in the Global Economy (Harvard University Press 2014)の全訳です。

 著者は現在進行している格差、難民、環境破壊が世界的な規模で拡大している背景には、人・モノ・場を社会システムから「放逐(expulsion)」(その場所や追い払うこと)する新たな論理が出現しているとし、それは、西欧諸国や旧共産圏、共産主義といった政治体制の違いや、経済や環境といった枠組みを問わず、共通した力学としてあらゆる場で働いているという仮説を提示しています。

 原書刊行後には欧州連合(EU)からのイギリス脱退やトランプ大統領誕生という多くの人々を驚愕させる出来事も起こりました。

 本書においては、新たな段階に入った高度資本主義の支配的論理、現代社会の潮流をわかりやすくするために、極端な事例に焦点を当てていますが、現在の各国政治情勢の混乱について熟思するうえでも示唆に富む課題の提示がされています。

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