現代書館の菊地泰博様から『ぼくの村は壁で囲まれた―パレスチナに生きる子どもたち』をご恵贈いただきました。
高橋真樹著
ぼくの村は壁で囲まれた―パレスチナに生きる子どもたち
現代書館 2017/4/18
何世代にもわたり、故郷に帰れないパレスチナ難民は、700キロにも及ぶ巨大な壁に囲まれています。軍隊の脅威に晒されながら暮らすパレスチナの子どもたち。彼らをめぐる状況は、日増しに悪化しています。
「ホロコーストの犠牲者の国がなぜパレスチナ人を迫害するのか?」
「イスラエル市民はなぜ攻撃を支持するのか?」
「国際社会は何をしているのか?」
日本に住む私たちのこのような素朴な疑問に、ノンフィクションライターである著者が丁寧に解説。地図、写真、注釈、コラムなどが見やすく多数掲載され、パレスチナ・イスラエル問題を理解するための入門書となっています。
同書の帯には、国際政治学者で放送大学教授である高橋和夫氏が「文章の中にパレスチナ人の声が響いている。記述からパレスチナの臭気が立ち上って来る。丁寧に取材し、脚で書いたような本である。入門書だが内容には妥協がない。しかも、わかりやすい。やっと本物の入門書が出た」との言葉を寄せています。
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