大月書店の岩下結様から『風(かじ)かたか 「標的の島」撮影記』をご恵贈いただきました。
三上智恵著
風かたか「標的の島」撮影記
大月書店 2017/3/22
本書は、沖縄、そして日本全土が米中の軍事衝突の防波堤とされる現実に強く警鐘を鳴したドキュメンタリー映画「標的の島 風かたか」の撮影記です。「マガジン9」に連載された「三上智恵の沖縄(辺野古・高江)撮影日記」(2015年6月~2016年12月)に加筆しています。
「風かたか」とは、沖縄の方言で「風よけ」の意味。2016年4月に沖縄県うるま市で起きた米軍属による女性暴行殺人事件の追悼集会で、名護市長である稲嶺進氏は「我々はまたしても『風かたか』になれなかった」と語りました。 沖縄の次の世代のために、身を投げ出して風よけになろうとする人びとの思いの一方で、基地建設が強行される高江・辺野古、そしてミサイル基地設置に揺れる宮古島・石垣島。南西諸島を防波堤として中国の海洋進出を封じ込めようとする米国の戦略「エアシー・バトル構想」のもと、先島諸島の軍事拠点化が進められています。
「風かたか」というタイトルには、この二つの意味がこめられていると著者は言います。 そして、「いま沖縄で起きていることは、誰にとっても他人事ではない」と著者は訴え、巻末では、読者にも「風かたか」となり「次の世代の笑顔を守る一列に入っていただけたら、こんなに嬉しいことはありません」と結んでいます。
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