【献本御礼】山本行雄著『制定しよう 放射能汚染防止法 総理! 逃げた後はどうなりますか』(ブイツーソリューション)

記事公開日:2017.2.24 献本御礼(ブックレビュー)
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上田三起様から『制定しよう 放射能汚染防止法 総理! 逃げた後はどうなりますか』をご恵贈いただきました。

山本行雄 著
制定しよう 放射能汚染防止法 総理! 逃げた後はどうなりますか
ブイツーソリューション 2016/12/26

 福島第一原発事故を契機に、「環境基本法」が改正され、放射能汚染は公害となりました。これに伴い、放射能汚染に関する具体的な法整備が必要とされてきましたが、国はそれを怠っていると著者は批判します。さらに、汚染にも被曝にも責任を負わない「原子力法」「災害法」を濫用して、行政は被災者を追いつめ、公害規制無き汚染ゴミの拡散政策が進められていると、著者は断じています。

他方、日本には公害問題に関する法令の抜本的な整備を行った通称「公害国会」(1970年11月に開催された臨時国会)において、公害から人を守るための法体系を作った経験があります。私たちにはこの経験を引き続く課題が与えられていると、著者は訴えています。

本書は、原発事故直後から、札幌を中心に、放射能汚染を公害として規制する「放射能防止法」の制定運動を通して得た経験を踏まえ、法制度の現実、必要な法整備、そして具体的に何が出来るのかなどを考えることを目的として書かれています。

放射能汚染の公害法整備に取り組むための案内書です。

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