影書房、杉浦弘幸様、吉田康子様から『日本型ヘイトスピーチとは何か 社会を破壊するレイシズムの登場』をご恵贈いただきました。
梁 英聖 著
日本型ヘイトスピーチとは何か 社会を破壊するレイシズムの登場
影書房 2016/12/21
『日本型ヘイトスピーチとは何か 社会を破壊するレイシズムの登場』
本書は、戦後、民主主義国家として歩んできた日本がなぜ、白昼堂々と街中で嗤(わら)いながら「死ね、殺せ」とマイノリティのジェノサイドを叫ぶヘイトスピーチを許す社会になってしまったのか、その要因を、戦後も絶えず続いてきた在日コリアンへのレイシズム暴力事件をひもときながら探っています。
また、市民に対する政界からの差別先導の実態、「企業社会」化した戦後社会における「平等規範」の状況、「反レイシズム規範」が定着しなかった理由などを分析しつつ、民主主義を破壊するレイシズムへの対抗策について論じています。
著者は、1982年東京生まれの在日コリアン3世世代、現在一橋大学大学院に在籍する社会学研究者で、社会運動にもコミットする活動家でもあります。
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