【献本御礼】鳩山友紀夫著、白井聡著、木村朗著、『誰がこの国を動かしているのか』(詩想社新書)

記事公開日:2016.6.28 献本御礼(ブックレビュー)
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 木村朗様から『誰がこの国を動かしているのか』をご恵贈いただきました。

鳩山友紀夫著 白井聡著 木村朗著
誰がこの国を動かしているのか
詩想社新書 2016・6・11

 元内閣総理大臣である鳩山友紀夫氏と、京都精華大学専任講師である白井聡氏、そして鹿児島大学教授の木村朗氏が、新安保法制、普天間基地移設の問題から、原発再稼働、
従軍慰安婦問題、拉致問題まで、そこに通底する戦後日本の深層を暴き、「戦後レジーム」からの真の脱却、真の独立を説いています。

 「鳩山政権を崩壊させたのは、官僚がねつ造した『極秘』文書だった!?」――

 普天間基地の移設問題において、「最低でも県外」を模索していた鳩山総理(当時)に、腹案である徳之島への移設案を断念させたのは、官僚がねつ造した「極秘」文書だった疑惑が浮上しています。国家の方針を大きく左右し、政権をも崩壊させるきっかけとなったこの「極秘」文書が、本書の第4章掲載に掲載されています。総理でさえままならない、「対米従属」という、この国の根深い構造を明かしています。

 IWJは世紀のスキャンダルとも言えそうな、この「極秘」文書に関して、鳩山氏のインタビューを行ない、岩上安身が真相に迫っています。この動画アーカイブと合わせて同書をお読みいただければ、『誰がこの国を動かしているのか』について、より理解を深めていただくことができるかもしれません。

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