【安保法制反対 特別寄稿 Vol.81~Vol.90】
「安保法制」絶対反対です。違憲状態の選挙制度の中で低投票率でとった政権であるのにも関わらず、ここまで論理破綻した政治手法を強行する安倍政権に怒りを覚えております。
ポツダム宣言で指摘された「日本国民を欺瞞し世界征服の挙に出る過誤」が目の前で又も繰り返されることに断固反対します。
歴史はもはや日本国民だけのものではなく、もっと客観的に世界が見ているものだと思う。もう私たちは騙され続けるだけの国民をやめよう。
国民主権は自分たちで守ろう。同時進行で世界が見ている。
崩壊寸前のアメリカに貢ぐため、安倍内閣が強引に推し進めているのは、中国との戦争の準備です。
近い将来 この内閣は 稀に見る凶悪な政権として、歴史に汚名を刻むことになるでしょう。
国民を守る憲法をないがしろにする政治屋は、私たちにとって有害な存在ですので、速やかに議員バッジを外して、政治の世界から退散してください。
私は 安倍政権が行った全ての閣議決定と、安倍政権が国会に提出した全ての法案に反対します。
そして 日本が真の独立国となることを望みます。
コスタリカのように、日本も、政府や首相や政治家を、子供でも憲法違反で訴えられる仕組みが必要です。最高裁憲法法廷に提訴し、すぐに判決を出す。
高浜原発差し止めの仮処分のように、国民に被害が出てからでは遅い問題は、すぐに対応出来る仕組みが必要ですし、仮に、最高裁憲法法廷が国民の大多数の意見に反する判決を出した場合、すぐに、国民が最高裁裁判官を罷免出来るようにすべき。
それが出来てこそ、国民主権と民主主義、立憲主義が可能になりますし、政府=官僚の国民へのツケ回しも防ぐことが出来るようになると思います。
(くまがいマキ)
私は、公立高校の教員です。つまりは公務員です。日本国憲法第99条に基づいて主張します。
戦争法案に絶対反対です。
私たち日本人は、1945年、焦土の中から立ち上がりました。その時に誓ったのです。国権の発動たる戦争は再び起こさないと。
多くの国民が日本国憲法を支持しました。
私の祖母や叔父は口々に言っていました。戦争だけは絶対にやっちゃいけないと。戦争を経験した、爆弾の雨の中を逃げ惑った人が言う言葉です。
理屈ではありません。人間として、戦争はやってはいけない。戦争こそ、人間性を破壊するものなのです。
私たちは、違憲立法に服する義務はありません。むしろ、それと戦う義務があります。例え、安倍内閣が強硬採決を行ったとしても、私たちは違憲立法に服することはありません。
日本国憲法は私たち国民のものです。命は、私たちのものです。決して、時の権力者のものではない。
私は、戦争法案に絶対反対です。
自由と民主主義を守るために戦い抜くことでしょう。日本国憲法と共に。
(公立高校教諭 平井 拓)
いいかげん反対していることを認めてみんなの話を聞いてください。命を大切に考えてください。
よろしくおねがいします。
日本国憲法を読めば、国民が平和の中で人生の素晴らしさを感じながら幸せに満たされて暮らすためには本当によい決まりであることがわかります。
しかし、日本人の多くはあまり幸せの実感がありません。
それは何故か、やはり十分に使いこなされてこなかったからだと思います。憲法のポテンシャルの半分程度しか機能していません。
今までも日本の政治は遵守義務や人権を守るべき決まりをしっかり守ってきませんでした。
ならばもっとしっかり使わせてもらわなければと思っていた矢先、日本国憲法の素晴らしさをすべて無力化させてしまおうと企む安倍政権が現れました。
世界中の人々が憧れる平和国家を捨てさせるだけでなく、あまりにも乱暴な手続きで法体系そのものをも破壊しかねない状態です。
詭弁を弄し国民を騙すような屁理屈、すり替えしかしない安倍政権から日本を取り戻さなければなりません。
素晴らしい日本国憲法に一つ足りないものがあったとすれば、「想定外の遵守義務違反の為政者」に対しての強制的な対抗措置を組み込んでいなかったことだと思います。
権力者に集まった力は元々は私たち一人一人に平等に元来与えられているもの。皆の幸せを実現するために、皆のために奉仕すると誓った者を為政者として貸し与えたものだと思います。
もし、為政者が集めた力を私たちを苦しめるために使おうとしているのなら、権力の取り付け騒ぎを起こして、自らの権利を取り戻さなければいけませんね。
真実を多く広めて日本人が本来享受出来るはずのフルスペックの日本国憲法による幸せを手に入れましょう!
今回、自民党、公明党が違憲法案の強行採決をしたなら、フルスペックの日本国憲法を展開させるスイッチが押されたと考えてしっかりと自らの権利を取り戻し、その力を使って未来の世代に幸せな世の中を残したいと思っています。
(フラワーアーティスト・小澤 弘邦)
学者の会の意に賛同し署名した者です。
今の緊急事態にメッセージを送らずに「質問」を送るのは的がはずれてるかもしれませんが、あえて根本的な疑問を投げかけたいと思います。一定の人たちには分かっていて当たり前のことかもしれませんが、こうした分野の素人として「米国の要請」に関して、どうしても知りたいことがあります。。
具体的な情報伝達ルート(命令伝達ルート?)がどのメディアにおいても見えないんです。「米国からの要請に応じて」、自衛隊を世界のどこへでも送れるようにするという、安全保障関連法案(つまり、戦争法案)の本質を突いた発言が、普通にオープンに論じられるようになったのは、歴史、特に戦中、戦後史を勉強し始めた人が増えたからでもありますが、IWJさんの発信力の力かとも思います。
でも今一つ納得できず、どうしても知りたいものは、米国側の具体的な要請事実と要請プロセスです。
ジャパンハンドラーズの報告内容がわかっても、具体的に誰がどういった文言でどういう形でどのような機会に安倍首相に要請したのか、つまり、どのようなプロセスが安倍首相の、国内での議論なしに米国と集団的自衛権の行使を約束する動きにつながったのか、などという日米間の具体的な動きがわかれば、そこから与党や官僚などのとった具体的な動きも見えてきて、それなりに判断できるように思うのですが、肝心の動きが国民に知らされていないまま、事が進んでいるように思います。
安倍首相が、一方で「世界列強軍事国家」の仲間入りを目指しているのは分かりますが、そもそも集団的自衛権行使に固執する、米国の要請に関する動きがまだ見えてないというのが私の疑問です。
逆に言えば、そうした隠された具体的な動きが分かれば、直接米国の人々に向けても、米国の覇権主義の実態や今の日本の実態をアピールすることができるのではないかと思います。
「安全保障関連法案に反対する学者の会」賛同者
ベルリン自由大学 野呂香代子
先の大戦(敗戦)による犠牲者を蹂躙するような、戦争法案の採決に断固、反対!
まだ70年しか経っていません。
大東亜という大義名文で、不毛にされ、まだ個人のレベルでは何も傷の癒えていない東南アジアの人々や、あの戦争の為に日本の多くの命(特に乳飲み児、幼児、或は若者の瑞々しい命)をみすみす犠牲にしたという事実を覆い隠し、無辜の民に又あらたな犠牲を強いる法案に反対!
他国に対して、これは経済援助では決して癒える筈の無いものです。
日本国民ももの言わずあの傷を耐えているのです。
これ以上の暴行は赦されません。傲慢にもほどがある。
(音楽家・章 昌順)
第二次大戦下、警察官だった祖父は、戦後、警察を辞めて酪農家として未開の山奥に入植した。
戦時中、口には出せないいろいろなことがあって警察にとどまることがつらくなったらしい。
安全保障ってなんだ?
集団的自衛権って?
自衛といいながら、それは侵略ではないのか?
もし正しい行為だとしても、一般民衆をまき込む可能性はないのか?
議論が徹底されたとはとても思えない。
私が安保関連法案に反対する理由をお話します。
私は岩上さんと同年代ですから、子供の頃は周囲に戦争体験を持つ大人がまだたくさんいました。
繁華街では戦争で足や手を失った兵隊服姿の人達が物乞いしているのをよく見かけ、子供心に痛々しく感じたものです。
当時中学生だった父も、働かされていた兵器工場を空襲され、同級生を半分近く失いました。自宅まで2日かけて歩いて帰ってきた父を、祖母はただただ涙に暮れて抱きしめていたそうです。
祖父は日中戦争で騎兵として参戦しましたが、母から伝え聞いた話では、スパイと疑われた中国人は左右の足を別々の馬に縛り付けられ、馬に鞭をあて、身体を引き裂いて処刑したそうです。
夫の中学時代の先生は中国人捕虜の人体実験で悪名高い731部隊で兵士として働き、酷寒の地でカチカチに凍りついた実験後の死体を丸太と呼んで一カ所に積み上げる仕事をしていたことを生徒たちに話したそうです。
アジアで日本人が殺した2000万人と言われる人々。その家族や知人達がそれぞれの体験を子孫に伝えていくことを考えれば、戦後70年経っても中国、朝鮮半島を始め戦禍をもたらしたアジアの人々となかなかうまくやっていけない状況は当然と言えます。
それらの反省に基づいて日本は、平和国家として70年やってきました。集団的自衛権により、ベトナム戦争に参加せざるをえなかった韓国軍は今でも現地の人達から根深い恨みをかっていると聞きます。
戦場という、殺人が許される場所において強姦や掠奪が横行するのは想像にかたくありません。スパイと一般人の区別がつかない現場で、多くの罪のない市民が虐殺されるのも日中戦争、ベトナム戦争、イラク戦争で知られているところです。今度は日本の若者がこれをやりに行くのです。
戦争とは、集団的自衛権とは、現実にはこういう事だと認識しなければいけません。
それに加えて、もはや狂信的集団と言える現政権が国の最高法規である憲法を完全無視し、あらゆる卑劣な手段で言論弾圧を試み、この法案を強行採決させること、これまで平和国家建設の為に日本人が行ってきたあらゆる努力が、このような無法者達によって無に帰せられることを許す事が出来ません。
現政権が個人の人権や、言論、思想、信条を統制しようとする意図を持っている事もひしひしと感じます。怒りよりも恐怖を覚えます。
ルビコンを渡る前に引き返してほしいと切に思います。絶対に強行採決させてはいけないと。
(高崎ちづる)