┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~日本政府をはじめ、西側諸国は「力による現状変更は許されない!」と米国に抗議しないのか!? トランプ氏はグリーンランド強奪に軍事力も排除しないと発言! これに対し、イラン軍がグリーンランド、カナダ、メキシコ、パナマを軍事支援すると反応! 第2次トランプ政権では、北極圏利権が国際的に争われる時代に!
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┠■IWJが2025年も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします! 12月は31日間で、111件、134万9200円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! これは月間目標額の約39%に相当します。月間目標額の350万円には、あと61%、215万800円が必要でした。IWJの財政は大ピンチです! 11月からカンパの月間目標額を400万円から350万円に下げたのですが、8月からの今期第15期は、5ヶ月連続で未達です!「IWJしか報じていない情報」は激増中です!
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┠■「どこにも忖度しないIWJの姿勢を貫くのを支援するため」「IWJが存続し、健全なジャーナリズムとして活動することを期待する」。ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
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┠■【中継番組表】
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┠■本日午後7時より、「米国から訓練・支援を受けていた『ウクロナチ』勢力が、暴力革命によって成立させた親米欧政権は、何をしたか? ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録を振り返る! 岩上安身によるインタビュー第1178回ゲスト 黒龍會・アジア新聞社会長 田中健之氏(その1)」を撮りおろし初配信します! 配信終了後、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップします!
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┠■<IWJ取材報告>「ウクライナの駐日大使が、私に対して中傷・誹謗を繰り返し、私の家の電話線が切断された」!~10.18 第11回興志塾「ロシアとウクライナとの問題について『天使の並木道~ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録』をベースに」登壇・田中健之氏ほか
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┠■石丸伸二新党旗揚げ記者会見が中止に! 石丸氏は中止の理由を『X』に「記者クラブ宛に出した案内がネットに流出し、日時と場所が広く知られてしまったことが原因」「誰が来るかわからない状況は種々のリスクが高い」と投稿! 閉ざされた記者クラブ主催の会見を、民主党政権以降、多くの人々の尽力でオープン化してきたのに、真っ向から逆流する見解! 新党の名前は「ノクターン東京」! 記者会見の日時と場所が広く知られることは「情報漏洩」なのか「拡散」なのか?
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■はじめに~日本政府をはじめ、西側諸国は「力による現状変更は許されない!」と米国に抗議しないのか!? トランプ氏はグリーンランド強奪に軍事力も排除しないと発言! これに対し、イラン軍がグリーンランド、カナダ、メキシコ、パナマを軍事支援すると反応! 第2次トランプ政権では、北極圏利権が国際的に争われる時代に!
おはようございます。IWJ編集部です。
次期米大統領のドナルド・トランプ氏が、グリーンランドを支配するための「軍事力行使を排除しない」と述べたことを踏まえて、1月11日付『アクシオス』が、グリーンランドの主権を持つデンマークの新しい反応を報じています。
それによると、「デンマーク政府が、新しい米国政権との公開対立を避けたいと考え、今週トランプ氏のチームに対して、同氏の最近の発言の意図を確認するためのメッセージを伝えた」とのことです。
※Scoop: Denmark sent Trump team private messages on Greenland(アクシオス、2025年1月11日)
https://www.axios.com/2025/01/11/denmark-response-trump-greenland-threat
トランプ氏が、繰り返し、グリーンランド(世界最大の島)を支配することが、ロシアや中国との関係において、米国にとっての国家安全保障上必要であると述べている事実を踏まえて、EU内で最も米国に近い同盟国の1つと見なされているデンマークが、トランプ・チームに送ったメッセージの目的は、次の通りだと、同日付『アクシオス』は解説しています。
「トランプ氏の示した安全保障上の懸念が、グリーンランドを米国の領土にすることなく解決できると説得しようとしている」。
グリーンランド(人口5万6000人)は、ほぼ自治を行っていますが、安全保障はまるまるデンマークに依存しています。
仮に、米国とデンマークが、グリーンランドの支配権を巡って戦争になれば、NATO加盟国同士の戦争ということにもなってしまいます。他の加盟国はどうすればいいのか、右往左往するでしょうし、NATOの集団安全保障機能は機能不全となり、NATOの存在意義すら危うくなります。
11日付の『スプートニク日本』は、デンマークのグリーンランド防衛能力について、デンマークとグリーンランドが気の毒になる現実的な指摘を次のように行っています。
「米国がグリーンランドに侵攻すれば、これは史上最速で決着する戦争となる。グリーンランドを領有するデンマークは、ウクライナに武器を渡したため、防衛能力は残されていない」。
※米国・デンマーク戦争は史上最速で決着(スプートニク日本、2025年1月11日)
https://sputniknews.jp/20250111/19489039.html
さらに、NATOとの対決についても、11日付の『スプートニク日本』は、こう報じています。
「NATOの『同盟国』も、米軍に対抗できるほどの軍事力を有していない。
米軍は130万もの兵士がいるのに対し、デンマーク軍はわずか2万弱。
そもそもグリーンランドには、1951年から米軍が展開しており、デンマーク軍の上陸を阻止するだけでグリーンランドの制圧は完了する」。
これは、ある意味で、最初に強烈な脅しをかける、トランプ氏の強力なディール戦略が功を奏していると考えることもできます。
現に、脅されたデンマークは、あわてふためいて、トランプ氏の安全保障上の懸念が、グリーンランドを米国の領土にすることなく解決できると説得するために、動き出しているのです。
他方で、グリーンランドにおける米軍の新しい動向について、ロシアのデンマーク大使、ウラジミール・バルビン氏が、非常に重要な指摘を行っています。
「バルビン氏は、島(グリーンランド)の北西海岸に位置する米国のピツフィク宇宙軍基地(旧称:トゥーレ空軍基地)が現在、北極圏からの核攻撃を早期警戒するための拠点の一部となっていると述べた。
『総合的な近代化が進行中であり、数十億ドル規模のレーダーシステムの更新が含まれています。さらに、核兵器を搭載可能なF-35戦闘機のための空港インフラも整備中です』と同大使は述べ、同基地がすでに米空軍の演習中に戦闘機によって使用されたことを付け加えた」。
米軍は、ロシアへの最短の核攻撃拠点として、ピツフィク宇宙軍基地を近代化しているのです。
つまり、グリーンランドにおける、米軍のプレゼンスは、ロシア(おそらくは中国も)が標的であり、トランプ氏の脅迫的なディールによって、今後、加速的に拡大することは必至です。
他方、こうした「国際法に違反」し、「国際秩序を壊し」、圧倒的な軍事力を背景にして、「力による現状変更」を迫る、トランプ氏の領土略奪の脅迫に対して、日本政府を含めて西側諸国の反応は極めて鈍いものです。対ロシアへの非難や制裁発動とは、雲泥の違いがあり、ダブルスタンダードの開きの大きさに目が眩みます。
これらの「不正義」に対して、正面から応答したのはイラン軍です。
9日付X(旧ツイッター)で、トランプ次期米大統領に、独立主権や領土を奪われそうになっている、カナダ、グリーンランド、パナマ、メキシコに対して、軍事支援すると、次のように述べています。
※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!
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■IWJが2025年も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします! 12月は31日間で、111件、134万9200円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! これは月間目標額の約39%に相当します。月間目標額の350万円には、あと61%、215万800円が必要でした。IWJの財政は大ピンチです! 11月からカンパの月間目標額を400万円から350万円に下げたのですが、8月からの今期第15期は、5ヶ月連続で未達です!「IWJしか報じていない情報」は激増中です!
いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
12月は、1日から31日までの31日間で、111件、134万9200円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! この額は、単独月間目標額350万円の約39%にあたります。言いかえると、月間目標額には、あと61%も不足していた、ということです。
1月は、1日から9日までの9日間で、13件、13万4000円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! この額は、単独月間目標額350万円の4%にあたります。たいへん厳しい数字です。
IWJの今期第15期は、6ヶ月目に入りました。11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることといたしました。目標額を下げても、目標額にはまったく手が届かないようならば、活動を続けてゆくことが困難になります!
1月は1日から6日までの6日間で、8件、9万5000円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! この額は、単独月間目標額350万円の約3%にあたります。
第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!
岩上安身は、コロナ後遺症と思われる体調不良から、養生しつつも、少しずつ回復しつつあります。11月、12月と、続々とインタビューを収録・配信しています! 全編視聴は、会員のみとなることが多いので、会員登録してご視聴ください!
また、インタビューを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です!
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12月末現在、IWJ会員の総数は2035人、このうちサポート会員の方は779人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします! 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
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同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円(消費税込み)ですみます! 2ヶ月分おトクです! ぜひ、ご検討ください!
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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
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店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
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どうぞ、皆さま、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの活動をご支援ください!
よろしくお願いします!
岩上安身 拝
■「どこにも忖度しないIWJの姿勢を貫くのを支援するため」「IWJが存続し、健全なジャーナリズムとして活動することを期待する」。ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!
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どこにも忖度しないIWJの姿勢を貫くのを支援するため。岩上さん、お体大切にしてください。
(A.K.様)
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A.K.様
ありがとうございます!
今年も頑張ります!
応援、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
岩上安身 拝
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IWJが存続し、健全なジャーナリズムとして活動することを期待する。
(大島利夫 様)
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大島利夫 様
ありがとうございます!
ジャーナリズム活動を、「健全」に行うことが、日本の記者クラブメディアでは、こんなにも容易ではないことなのかと、今さらながら、思い知らされています。本来ならば、そんなに難しいことではないはずなのです。
『フジテレビ』を舞台とする性加害事件も、『フジテレビ』で10年間にわたってコメンテーターをつとめてきた身としては、情けない、嘆かわしい、という複雑な気持ちの一方、裏の裏は、ここまでひどいのか、と唖然とするような思いもあります。
コメンテーターを続けている当時は、所詮はゲストの身ですから、裏事情はここまで闇深いとは気付きませんでした。
フジサンケイグループというのは、東大出身の元共産党員で『赤旗』の初代編集長でもあった水野成夫(しげお)氏が、思想転向し、「反共」の闘士となって、財界入りし、ラジオ局の『文化放送』の社長となり、さらに『フジテレビ』を設立し、大阪生まれで倒産寸前だった産経新聞も買い取って作りあげたメディア・コンツェルンです。
水野氏亡きあと、同グループを私物化したのが、鹿内信隆氏であり、その息子の鹿内春雄氏です。
まともな労働組合を作らせなかった鹿内信隆氏は、「社員の人権」など尊重する経営者ではありませんでしたし、女子アナを含め女性社員の人権は、さらに軽んじていました。
戦中、応召されて陸軍にいた時代、慰安所を開設したことを、自ら著者の『いま明かす戦後秘史』の中で自慢話として述べており、戦後は、今度は進駐してきたGHQのために、日本人女性を動員して慰安所を作った人物でもあります。
日本軍のためにも、日本を占領してきた米軍のためにも、日本女性らをかき集めて「性的慰安」や「性上納」システムを巧みに作り上げた人物が、フジサンケイグループの「中興の祖」だったのです。
こうした社風は、あくまで「昔のことであり、現在は一掃された」とは、とても言いがたい、ということが、今度の事件によって明らかになったように思います。
実に無惨な事件であり、被害にあった女性には非常にお気の毒なことですが、現代において、このような女性への人権侵害が、メディアの中心部で起きていること、「性上納」「性接待」が、決して過去の話ではないことを明らかにした事件といえるでしょう。
こうしたことも、メディアの世界ではタブーになりがちですが、IWJとしては、忖度することなく、事実を報じていきたいと思います。
どうぞ、今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。
岩上安身 拝
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◆中継番組表◆
**2025.1.14 Tue.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2025.1.15 Wed.**
調整中
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◆昨日アップした記事はこちら◆
経産省は昨年末公表の『第7次エネルギー基本計画案』に「再生可能エネルギーと原子力をともに最大限に活用」と明記する一方、「原発依存度を低減する」との文言を削除! ~1.10 原発反対八王子行動 2025.1.10
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526176
◆「2025年2月28日」まで、フルオープン! 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします!◆
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米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(前編)
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米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ! 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論! 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘!「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!(後編)
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「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918
性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465919
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■本日午後7時より、「米国から訓練・支援を受けていた『ウクロナチ』勢力が、暴力革命によって成立させた親米欧政権は、何をしたか? ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録を振り返る! 岩上安身によるインタビュー第1178回ゲスト 黒龍會・アジア新聞社会長 田中健之氏(その1)」を撮りおろし初配信します! 配信終了後、会員向けIWJサイトのアーカイブにアップします!
本日午後7時より、岩上安身による黒龍會・アジア新聞社会長 田中健之(たなか たけゆき)氏インタビューを撮りおろし初配信します。
田中氏は、昨年10月に、『天使の並木道~ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録 2014~2022』(ヒカルランド)を編集・上梓しました。
同書は、第1部「写真で見るウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録 2014~2022」と第2部「【資料集】プーチン大統領の、ウクライナに関する論文および講話集」によって構成された、600ページを超える大著です。
「どういう経過で、ウクライナでの『ユーロマイダン』デモが、暴力革命に変わっていったのか。それがどう発展して、オデッサの虐殺が行われたのか」、また、「政府に反対する者、ロシア系の住民が、ドンバス、東部ウクライナに立てこもって武闘せざるを得なかったのか」が、時系列で並べられた写真を見れば、わかる内容になっています。
インタビューは、著書に掲載された豊富な写真を紹介しつつ、本の内容に沿って進められました。
詳しくは、ぜひ本日初配信のインタビューをご視聴ください。
インタビューは、会員向けサイトのアーカイブにて、4日間、全公開で、その後はハイライトは公開、全編は会員限定となります。ぜひ、IWJの会員となって、全編を御覧ください。
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【撮りおろし初配信】19:00~
米国から訓練・支援を受けていた「ウクロナチ」勢力が、暴力革命によって成立させた親米欧政権は、何をしたか? ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録を振り返る! 岩上安身によるインタビュー第1178回ゲスト 黒龍會・アジア新聞社会長 田中健之氏(その1)
視聴URL:https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525684
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※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
■<IWJ取材報告>「ウクライナの駐日大使が、私に対して中傷・誹謗を繰り返し、私の家の電話線が切断された」!~10.18 第11回興志塾「ロシアとウクライナとの問題について『天使の並木道~ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録』をベースに」登壇・田中健之氏ほか
2024年10月18日午後6時より、第11回興志塾「ロシアとウクライナとの問題について『天使の並木道~ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録』をベースに」が開催され、黒龍會・アジア新聞社会長の田中健之(たけゆき)氏、一般社団法人JCU議長の饗庭(あえば)浩明氏が、それぞれ講演を行いました。
興志塾は、田中氏が主宰する私塾であり、日本の近現代史、特に在野の人々の生き様を中心に、混迷する日本の立て直しを考え、新聞やニュースには出ない国際情勢の分析を行い、日本の進路を考えるため、毎月、横浜中華街の横浜バザール「天空山・磊落(らいらく)堂」にて、講義を開催しています。
※田中健之:興志塾
https://yoor.jp/door/koshijyuku
田中氏は、1881年(明治14年)に日本で初めて誕生した右翼団体ともいわれる「玄洋社」の初代社長・平岡浩太郎氏の曾孫として、福岡市に生まれました。
また、アジア主義団体である黒龍会を創立した内田良平氏の血脈道統を継ぐ親族でもあり、日本とロシア、日本と中国の間を往来し、有力者との人脈を築き、善隣友好に務めるかたわら、歴史作家として、日露、日中、日韓問題などについて、歴史的視点から今日を見る、独自の執筆、講演も行っています。
田中氏は、英語、中国語、上海語、北京語、朝鮮語、ロシア語、ペルシャ語に精通するコスモポリタンでもあります。
この日の興志塾は、参加者多数のため、「胖鴨(Pnag Ya)まるまる鴨」という中華料理店を貸し切りで開催されました。
田中氏は、『天使の並木道~ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録 2014~2022』(ヒカルランド、2024年10月10日)という、600頁を超える衝撃の問題作を編集し、上梓しました。
※『天使の並木道~ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録 2014~2022』(ヒカルランド)
https://www.hikaruland.co.jp/products/detail.php?product_id=4470
この本は、現在も続いているウクライナ紛争について、日本の大手メディアが決して取り上げない、いわゆる「黒塗り」された部分を、白日のもとにさらすものです。
「黒塗り」されているのは、2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻(特別軍事作戦発動)までの8年間(2014~2022)にわたり、ウクライナ東部のドンバス地方で、キエフのネオナチ政権により、ロシア系住民に対する差別政策や、民間人殺傷などの民族浄化(ジェノサイド)が行われたという事実です。
この『天使の並木道』は、膨大な写真資料をもとに、その事実を詳述しています。
講演の冒頭、田中氏は、自著『天使の並木道』について、次のように語りました。
田中氏「私が書きました『天使の並木道』という本を、既にお求めになって、手元に来ていらっしゃる方もいるかと思います。
その本を見ていただければわかりやすいですが、約606頁を超えている大著でございます。その3分の1が、写真でやっています。
(DTP担当の)宮林(雅和)さんがいろいろ手伝ってくださって、DTPとか資料なんかも集めてくださったのですが、写真が、順番になっています。
どういう経過で、ウクライナでの『ユーロマイダン』というデモが、暴力革命に変わっていったのか、そして、それから発展して、どういう形で、オデッサで虐殺が行われたのか、どういう形で、政府に反対する者、ロシア系の住民が、いわゆるドンバスで、東部ウクライナに立てこもって武闘せざるを得なかったのか、ということが、写真を見ていただければ、順番になっています。
その中の、写真を使わせてもらった人の中では2人、それ以外では、数人のウクライナ人ジャーナリストが、『ユーロマイダン』以降のウクライナ政府によって、暗殺されています。
ですから、この本は非常に危険な書であって、出る前から、ウクライナの駐日大使とかが、私に対して、中傷・誹謗を繰り返し、また、出ると言ってからは、私の家の電話線が切断されたり、そのようなことが起きています。
とにかく、『出ちゃいけないものが出た』という、それがウクライナとかアメリカの、非常に、癇に障るのです。(中略)
『日テレ』のいろいろな記者なんかとも話をし、(駐日ロシア)大使館にも一緒に行ってるし、食事会も大使館でやっている。
『なんで真実がわかってて、報道できないんですか?』(と聞くと)、『いや、上の方が許さないから、現場じゃわかってても報道できない』と言うんですよ。
ということは、要するに、日本のマスコミの経営陣がですね、日本の政府の言いなりになって、言論統制を行ったということ。
私の本を作るのに、2年かかった。原稿は、2年前に上がっているんですよ。何でできないのか。
印刷屋がね、『ロシアを宣伝したくないから、やりたくない』『紛争に巻き込まれたりしないか、怖い』『いや、日本政府から何か圧力をかけられそうで、怖い』って言って、みんな逃げたんです。だから2年もかかった。
日本っていうのは、『言論の自由』があるのか?
ないです。統制されている。
統制された中で、我々は(それを)当然として生きているのか?
はっきり目を開けて、日本の現状を見ていかなきゃいけないのです」
また、田中氏は、10月27日の投票日を控え、激しい選挙戦が繰り広げられた衆議院議員総選挙についても、次のように持論を語りました。
田中氏「全部が多数決の原理。選挙なんかでも、くだらないでしょ。今回の『総裁選』。
好むと好まざるとにかかわらず、訳わかんないものが、たくさん出てる。衆院選もそう。国民の税金を使ってるんですよ。我々の大事な。
『物が高い、物が高い』。物が高い中で、そのくだらない奴らが出てきている。この、くだらない奴らに対して、私達は、どういうふうに戦っていかなきゃいけないのか?
じゃあ、自分達も自民党に入って、総裁選に立候補するのか? 自民党員になって、総裁選に立候補した人に1票を入れるのか? それとも野党になるのか?
与党も野党も同じようなもの。みんな国民の税金が使われているんですよ。茶番でしかない!
国家のことを、誰も考えてない。国家のことを考えれば、私はいつも言いますよ。ウクライナの問題、そしてロシアの問題は、本来、中立じゃなきゃいけない。中立になって、日本は紛争を止められるような国になんなきゃいけない」。
ウクライナ紛争で、岸田政権は、一方的にロシアを悪とし、米国に追随する形で、ウクライナに肩入れする、硬直した外交を展開してきました。
そして、『天使の並木道』にもある通り、ロシアによるウクライナ侵攻までの8年間、ウクライナ東部のドンバスで、ロシア系住民への差別政策や民間人殺傷などの民族浄化があった事実を、まったく認めていません。
米国で、トランプ政権が成立すれば、米国のウクライナ政策が変更されることも予想され、NATO内の対応も一様ではない現在、日本は、対米従属ではなく、自主・主体的に、両国の和平実現を後押しする外交へと転換する必要があるのは確実です。
「対米従属」ではない、新しい外交方針について、田中氏は「中立国家」という方向性を提起しました。
田中氏以外にも、青山学院大学名誉教授の羽場久美子氏は、「日本は、相互信頼、対話、そして戦争ではなく経済的共同発展を働きかける、ブリッジ国家であるべきだ」と提唱しており、衆院選にれいわ新選組の比例東京ブロック公認候補として出馬した、伊勢崎賢治・東京外国語大学名誉教授も、同様に、大国間の戦争を回避するために動く「緩衝国家」という選択肢を提示しています。
田中氏に続いて、一般社団法人JCU(Japanese Conservative Union)議長の饗庭(あえば)浩明氏が、11月5日に投開票が行われた米大統領選挙の真相、そして、共和党と民主党の間で繰り広げられた選挙戦の最新情報、および情勢解説などを行いました。
※JCU
https://conservative.or.jp/
田中氏、饗庭氏の講演の詳細は、ぜひ全編動画を御覧ください。
※「ウクライナの駐日大使が、私に対して中傷・誹謗を繰り返し、私の家の電話線が切断された」!~10.18 第11回興志塾「ロシアとウクライナとの問題について『天使の並木道~ウクライナ人がウクライナ人をジェノサイドし続けた8年間の記録』をベースに」~登壇・田中健之氏ほか
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525161
■石丸伸二新党旗揚げ記者会見が中止に! 石丸氏は中止の理由を『X』に「記者クラブ宛に出した案内がネットに流出し、日時と場所が広く知られてしまったことが原因」「誰が来るかわからない状況は種々のリスクが高い」と投稿! 閉ざされた記者クラブ主催の会見を、民主党政権以降、多くの人々の尽力でオープン化してきたのに、真っ向から逆流する見解! 新党の名前は「ノクターン東京」! 記者会見の日時と場所が広く知られることは「情報漏洩」なのか「拡散」なのか?
昨日の『日刊IWJガイド』1月13日号で、IWJも取材に入るとお知らせした、石丸伸二氏の新党旗揚げ記者会見が、突如、中止となりました。予定では、1月15日、都庁記者クラブで開催される予定でした。
石丸氏は13日午後、『X』に、記者会見中止のお知らせとその理由を、以下の通り、投稿しました。
「1/15(水)に予定していた記者会見は中止になりました。
記者クラブ宛に出した案内がネットに流出し、日時と場所が広く知られてしまったことが原因です。
記者クラブには『取材目的の希望者は出席を制限しない』と言われたため、誰が来るかわからない状況は種々のリスクが高いと判断しました」。
石丸氏は、「誰が来るかわからない状況は種々のリスクが高い」と書いています。石丸氏は「誰が来る」ことを警戒しているのか、示していません。米国の大統領選挙期間中に、共和党の候補者であったトランプ氏が銃撃を受けた暗殺事件を警戒しているとは思えません。いわゆる「YouTuber」などによる「荒らし」を警戒しているのでしょうか。
※石丸伸二@shinji_ishimaru(X、午後0:35・2025年1月13日)
https://x.com/shinji_ishimaru/status/1878647019167998198
石丸氏の投稿に対して、複数の石丸支持者らが「拡散してすみません」などとリポストし、「安芸高田市長時代にYouTuberが記者会見に参加させろと市役所内で職員の方に凸ってきて、押し問答がありましたね。確かに身元不明の輩が来るリスクがありました」などとコメントを添えています。
※ky292929@ky1311825(X、午後4:35・2025年1月13日)
https://x.com/ky1311825/status/1878707425030844494
こちらの投稿は、2024年5月10日、当時安芸高田市の市長であった石丸氏の記者会見に、YouTuberが「参加させろ!」と、当日午前中に市役所内で職員の方へ突撃、押し問答になった事件を指しているようです。
石丸氏はこの日の記者会見で、任期満了に伴う市長選(7月21日告示、28日投開票)には出馬しない意向を明らかにしました。
※安芸高田市の石丸市長 次の市長選に不出馬を表明(広テレ!NEWS、)
https://www.youtube.com/watch?v=IHWvLIT2BSk
また別の投稿には、フリーランスのジャーナリストである横田一氏や菅野完氏、アークタイムズなどの固有名詞をあげて「収拾がつかなくなりますからね」「〇〇みたいな奴きたら困るしな」などという投稿もされています。
本人の説明ではありませんので、石丸氏が、視聴回数を稼ぎたいだけのYouTuberや、自分とは異なる立場や観点の記者からの質問を「リスク」と考えているかどうかはわかりません。しかし、自分にとって都合の良い記者だけを招いて、ということであれば、記者会見をする意味はないのではないでしょうか。
石丸氏は、『X』への投稿前に、YouTube「石丸伸二と日本を動かそう」に、新党旗揚げ記者会見が15日に開催できるかどうか、「都庁記者クラブの雲行きが怪しい」などとする動画をアップしていました。
この動画の中で石丸氏は新党の名称を「ノクターン東京(Nocturne † Tokyo)」だと述べています。
石丸氏「ノクターン東京、ノクターンと東京の間には、『ダガー(短刀)』のマークが入ります」
「ノクターン」は夜想曲、ラテン語の「nocturnus(夜の)」を語源とする、自由な発想・形式で書かれた作品のことを指します。石丸氏は、命名の由来を特に説明していませんが、自由な発想で、都政に関わりたいという意図を込めているのかもしれません。
石丸氏は動画の中で、「重大発表」があるとのべて、新党旗揚げの記者会見が開催できるかどうか、危うい状況だと述べました。記者会見を開く予定だった、都庁記者クラブとの間のやりとりを語っている部分を、少し長くなりますが、以下にご紹介します。
石丸氏「重大発表。何かというと、記者会見、新党のね。『ノクターン東京』の記者会見を、1月15日に開催しようとしてたんですけど。いや、できるかな。ちょっと、リスケ、キャンセルもありかなっていう状況になってます。リスケはめんどくさいな、場所の変更かな。
なんでかって言うと、都庁の記者クラブに『記者会見をする』って、案内を出したんですね。ま、記者クラブというのが、都庁の中にあって場所があるんです。で、そこで記者会見やるのが、1番オーソドックスなので、『そこかな』と言ったんですけど。
そうすると、主催が記者 クラブになるらしいです。ここは、ちょっとよくわかんなくて。じゃあ、『僕は何?』みたいな。ゲストなの!? だから、会見を開くのは記者クラブで。そこに出るという形式になるらしいんですね。ま、それはいいんですけど。
ただ、記者クラブは加盟してる新聞社、テレビ局に『取材してね』って、確かに案内出してる。で、記者クラブの場所も借るし、取材してもらっていいんですね。ただ、そうじゃないメディアというか、メディアをどう線引きしてるのかわかんないから、聞いたんですよ。
そうしたらすっごいあやふやなんですね。『基本、誰でもオッケー』みたいな。『え!?』と、思って。いや例えば、『リハック』とか、『ピボット』とか、『ニコ動』とか。あと、『選挙ドットコム』とかが、取材したいって来るのは別にいいかなと思うんですね。うん。
でも、それこそ最近だと、YouTuberの人とか来たらどうすんの?と思って。そうしたら『いや、断りはしないです』とか言うんですよ。『マジか!!』と思って。『正気?』みたいな。それ、混乱の元じゃないですか? 危ないでしょ、そんな。『YouTubeやってます』って、『記者です』って、自称の人が来たら。『自称』って自分で名乗ってるってことですよ。
『え、それ、コントロール効くんですか?』って聞いたら、『いや、一応、一般の人が誰でも入れるわけじゃない』って言うんですよ。『はあ。じゃどこが線引なんですか』って言ったら、『いや、特になんかこれと決まりはない』っていう。それ、超いい加減だなと思って。
『いや、それじゃ困る』と。『そうだったら、こっちで取捨選択するから、それはいいか?』って聞いたら、『確認します。今まで、そういうことやったことない。というか、考えたことがないから、お答えしかねます』って言うんです。
それだったら、もう、記者クラブに頼まずに、自分達で会場を押さえて、こっちが完全に主催で、メディアの人に来てもらう。で、こっちが『この人は入っていいけど、この人はダメ』っていうふうに選択したら、自分たちの責任になるじゃないですか。よっぽどすっきりしますよね。
記者クラブが主催で、よくわからん人を入れて大混乱になりました、誰が責任取るんですか? 記者クラブ、責任取れないですよ、混乱した時に。
僕らもそんな混乱する記者会見にしたくないです、当たり前ですけど。情報、大事な情報を発信するんで、最大限効率的に、効果的にやりたいんです、当たり前じゃないですか。ここに妥協の余地はないんです。
なのに、記者クラブに聞いたら、『基準がないんです』とか言うから、これも無理じゃないかなっていうふうに、今日の夕方、記者クラブの人と話をしてて思いました」。
石丸氏は、「(相手に反論の機会がないので)、僕はあんまりこういう場(YouTube)で批判をしないようにしてる」が、今回は相手が「何よりメディアという超強者なので」この場で話すことにした、と述べ、「情報を扱う仕事、その責務をちょっと軽んじている」のではないか、と付け加えました。
石丸氏「記者クラブに出した案内がよく分からんルートで外部に出て、なんならネットに乗って、何時どこでやるって、みんな知っちゃってるわけですよ。どうやって止めるんですか、これ。
『記者です』『記者です』『記者です』っていう人がたくさん来て。いや、本当に危ないですし、何より混乱するでしょ? それはマスメディア、記者クラブの人たちも困るはずなんですよ」。
石丸氏は、「言論の自由という名ばかりの混乱でしょ」といい、「ある程度の不文律、マナーがあったほうがいい」と付け加えました。
※【石丸新党の重大発表】いよいよ記者会見!しかし都庁記者クラブの雲行きが何やら怪しくて…?【東京都議会選挙/meetup/安芸高田市/石丸伸二/石丸市長/】(石丸伸二と日本を動かそう、2025年1月13日)
https://www.youtube.com/watch?v=PIWW_aVlC1s
記者会見といえば、冷やかしはともかく、取材し、記事を書くために集まってきた記者達に、伝えたいことを伝え、記者らの質問に応じて必要な情報を提供するものです。
記者会見の情報を都庁記者クラブが漏洩した、と石丸氏は主張していますが、IWJは、石丸陣営から聞いたというフリーランスのジャーナリスト新田哲史の「サキシル」(石丸新党旗揚げ記者会見の動画はすでにクローズ)や、石丸氏のファンを自称するアカウントの『X』への投稿で情報を得ました。情報漏洩元は石丸陣営ではないのでしょうか。
また、記者会見は根本的に秘密集会でもなんでもないので、日時や場所の情報は「情報漏洩」というよりも、「告知」としての意味があり、リアルタイムで実況を目にする有権者が増えるはずです。むしろ、「拡散ありがとうございます!」と言うべきところなのではないでしょうか。石丸氏の主張には、首を傾げたくなります。
新党を作れば、選挙の際に、有権者の前に立って、演説を行わなければいけません。自らを市民にさらし、時には投げかけられる質問にも、答えていく責任があるはずです。オープンな記者会見を、なぜ恐れなければならないのでしょうか?
※SAKISIRU~サキシル~公式
https://www.youtube.com/@sakisiru
従来、記者クラブが閉鎖的で、記者クラブ加盟メディア以外を締め出していた時期もありました。今でも、記者クラブに加盟していないフリーランスのジャーナリストや、独立系メディア、ネットメディアが入れない記者会見や、情報すら回ってこない記者会見があります。
そうしたクローズドな記者会見をオープンにし、記者クラブ非加盟の記者達が参加できるようにすることが、情報のオープン化につながり、記者クラブメディアと権力側の癒着を剥がしていくのが、昔年の課題でした。IWJはずっとそうした壁と向きあい、押し開いてきました。
都庁記者クラブが「取材を目的とする人なら誰でも」などということは、むしろ歓迎すべきことではないでしょうか。
たしかに、「取材」を目的とするのではなく、言いがかりをつけるような自称記者がいることも事実です。しかし、おかしい質問には、「それはおかしい」と一蹴すればいいだけのことです。「出禁」にしたいのであれば、記者クラブに頼むのではなく、自分がそうした記者やメディアと対峙して、これは誰の目から見てもひどいだろう、と思った時点で、自分の責任で、その社なり、記者なりに、退出をうながせばいいのではないでしょうか。
不特定多数の有権者を相手にする政治家は公人であり、記者会見場にYouTuberや喧嘩腰の記者が詰めかけて、あらゆる隙を狙って質問を飛ばしてくるものです。それが自分にとって不都合な質問であっても、切り返して自分の見解を述べてゆくのも、仕事のひとつです。新党旗揚げ記者会見で、こんなに神経質になっていて、この先、大丈夫なのかと、いささか心配になります。
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それでは、本日も1日、よろしくお願いします。
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IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、浜本信貴)
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