┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~ヌクバ(ハマスの特別部隊)の隊員相手なら何をやってもいい!! イスラエルの与党リクード党議員がパレスチナ人に対するイスラエル兵による箒(ほうき)の柄を肛門に突っ込む肛門レイプを大声で正当化! イスラエル国防軍は何千人ものパレスチナ人をガザからイスラエルに連行し拘束! 水責め、睡眠妨害、電気ショック、犬に襲われるなど、拷問や虐待を受け、これまでに50人以上が死亡!
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┠■【IWJ号外】「イスラエルがたて続けに国家テロ!! イランでハマスの最高幹部ハニヤ氏を暗殺! その前日にはレバノンでヒズボラのシュクル司令官を殺害! イラン+ヒズボラとイスラエル+米英との全面戦争に拡大か!?」を発行しました。イスラエルのやっていることは、れっきとした国家テロ! なぜこんなテロが、イスラエルだけは許されるのか!?
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┠■8月です! 7月のご寄付・カンパ額が確定しました! 390万9700円で目標達成率は98%でした! 前期第14期は、8ヶ月連続で目標未達、累積の赤字額は約1260万円。他方で、「IWJしか報じていない情報」が、増えてきています! どうか財政難のIWJが、独立メディアとして報道・言論活動を継続できるよう、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます!
┃
┠■「体調を管理しながら、いつまでもいつものような記事を書き続けてください」再入院のお知らせを受けて、温かみの伝わるお叱りもいただきました。ご心配をおかけして申し訳ありません。岩上安身の健康にお気遣いいただき誠にありがとうございます! 皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
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┠■【中継番組表】
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┠■トランプ氏が自分の副大統領候補に抜擢したJ.D.ヴァンス氏は、「猫を飼う女性」を、子供を産まない女性を批判する象徴として用いて、大炎上! 大統領選挙の行方を決するスイングステートのひとつ、オハイオ州の出身、ヴァンス氏は「ワシントンの米国支配層によって、脇に追いやられ、忘れ去られた場所」である、「錆びたベルト」の貧しい白人家庭の出身であることをアピール!「ヒルビリー(田舎者、労働者階級の人々)」こそが「アメリカの偉大さの源」であり、「私は、自分がどこから来たのかを決して忘れない副大統領になる」と宣誓! だが、イスラエル問題はまったく触れない!(その3)
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■はじめに~ヌクバ(ハマスの特別部隊)の隊員相手なら何をやってもいい!! イスラエルの与党リクード党議員がパレスチナ人に対するイスラエル兵による箒(ほうき)の柄を肛門に突っ込む肛門レイプを大声で正当化! イスラエル国防軍は何千人ものパレスチナ人をガザからイスラエルに連行し拘束! 水責め、睡眠妨害、電気ショック、犬に襲われるなど、拷問や虐待を受け、これまでに50人以上が死亡!
おはようございます。IWJ編集部です。
イスラエル国防軍とそれを支える与党リクード党の鬼畜ぶりがまたしても明らかになっています!
29日、イスラエルのクセネト(一院制で120人の議員から構成されるイスラエル国会)の財務委員会で、仰天の場面が展開されました!
以下は、クセネトの29日に財務委員会における、アラブ・ムーブメント・フォー・リニューアル(タアル)党所属のアラブ系のアフマド・ティビ議員と、その発言を遮るように、叫んだ与党リクード党のハノク・ミルウィツキー議員のやり取りです。
アフマド・ティビ議員「あなた方が知っているかどうかわかりませんが、今現在、スデ・テマーン基地(ネゲブ砂漠にあるイスラエル軍の基地)で事件が起きています。
その基地では、軍事警察がやってきて、ヌクバ(ハマスの軍事部門アル・カッサム旅団の特別部隊)のテロリストたちをガードしていた複数のイスラエル軍兵士を逮捕したのです。スデ・テマーン基地は、ヌクバの拘留センターになっています。軍事警察がそこにやってきて、何人かの兵士を逮捕したのです。
たぶん、その理由は、ヌクバのテロリストたちの取り扱いに関して申し立てがあったからでしょう。しかし、イスラエル軍兵士たちが連行を拒否したという事件なのです。この事件に対する我が国の反応は、本当に狂っています。すぐにそれ(ヌクバに対する拷問)を止めなければなりません。ここで個人的な例をあげます。
私は、他の連立メンバーにも、(私と)同じことをするように呼びかけます。私は、(財務委員会の)席を立って退出します。私は、どんな議案に対しても、もはや投票するつもりはありません。検察庁には、ヌクバのテロリストたちに行っていることを理由に、兵士たちを逮捕できると考える人がいます。こういう事件と狂気が終わるまでです。
いいですか、私は本当にお願いしたい。私の連立政権の仲間も、私と同じことをしてくれれば、上手く行くと思います。我々は、これまでのように続けることはできないのです。肛門から棒(箒の柄)を突っ込むこと。こんなことが正当化できるんですか」
ハノク・ミルウィツキー議員「黙れ!(拷問された)奴は(パレスチナ人の特別部隊の)ヌクバだ、何をやったって正当化できるんだ! 何をやってもだ!」
アフマド・ティビ議員「これが、私の知りたいことです。あなたは、あの連中が何をやったかご存じなんですか?」
ハノク・ミルウィツキー議員「もういい、やめてくれ」
※Lord Beboの30日のXへのポスト
https://x.com/i/status/1818198208750756180
アラブ系のアフマド・ティビ議員の発言は、極めてまともで、イスラエルの中の良心と言えます。
日本のマスメディアでは、クセネト(国会)におけるアラブ系議員の発言は、ほとんど報道されることがありません。
アフマド・ティビ議員の所属するアラブ・ムーブメント・フォー・リニューアル(タアル)党は、ハダシュと共同で、ハダシュ・タアル連合として、イスラエルの選挙に出馬し、2024年の選挙では5議席を獲得しています。
他方、リクード党は、シオニストの保守・中道と言われ、2024年のイスラエル総選挙で36議席を獲得しています。
現在の連立政権は、リクード党を中心に、シャス党、統一トーラー・ユダヤ教党、宗教シオニスト党、オツマ・イェフディ党、ノアム党などの右派・宗教右派政党から構成されていますが、これらの連立与党は、合計で64議席を保有しており、アラブ系議員の声の約13倍です。
クセネトにおいて、まっとうなアラブ系の声は、ほとんどかき消されているのが現実であり、西側のマスメディアでは、そうした希少な声すらも届けようとすることがありません。
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■【IWJ号外】「イスラエルがたて続けに国家テロ!! イランでハマスの最高幹部ハニヤ氏を暗殺! その前日にはレバノンでヒズボラのシュクル司令官を殺害! イラン+ヒズボラとイスラエル+米英との全面戦争に拡大か!?」を発行しました。イスラエルのやっていることは、れっきとした国家テロ! なぜこんなテロが、イスラエルだけは許されるのか!?
パレスチナの抵抗勢力ハマスは、イランの首都テヘランに滞在中だった最高幹部のイスマイル・ハニヤ政治局長が、7月31日、イスラエルによるミサイル攻撃で殺害されたと発表しました。
ハニヤ氏は、7月30日に就任したイランのマスード・ペゼシュキアン新大統領の就任式に出席するため、テヘランに滞在中でした。
これは、明らかに、イスラエルという国家によるテロである、というべきです。しかも、イランという独立主権国家の主権をも侵害しています。日本に、総理の弔問のため来日した米国の特使に対し、中国や北朝鮮が東京にミサイルを撃ち込んで爆破したら、日本人、米国人はどう思うでしょうか? まともな国であれば、想像もつかない暴挙であることは確かです。
イスラエルのテロは、これだけにとどまりません。この日の前日の7月30日には、レバノンの首都ベイルートを爆撃し、ハマスを支援するヒズボラの最高指導者の副官である、フアド・シュクル司令官を殺害したばかりだったのです。これもレバノンの主権をまったく無視して侵害しています。
イスラエルはハニヤ氏殺害についてコメントしていませんが、ネタニヤフ首相は7月31日、「我々はあらゆるシナリオに備えている」「あらゆる脅威に対して団結し、断固として立ち向かう」「イスラエルは、我々に対するいかなる侵略に対しても、非常に重い代償を要求するだろう」と語り、ハニヤ氏を殺害したことを示唆しています。
パレスチナの地に侵略して、先住民を殺害し財産を奪い、土地を現在進行形で強奪し続けている「侵略者」が、その侵略に抵抗するレジスタンス運動に対し、「侵略者」呼ばわりするというのは、倒錯の極みです。
イスラエルは今年4月2日には、シリアの首都ダマスカスで、イラン大使館の敷地内にある建物を空爆し、イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)の精鋭組織「コッズ部隊」を率いていた、モハンマド・レザ・ザヘディ司令官と、ザヘディ氏の副官らを殺害しています。
※【イスラエルがシリアの首都ダマスカスで、イラン大使館を空爆! 革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」の上級司令官・ザヘディ准将ら7人を殺害!】イランは「あらゆる国際義務と国際条約への違反」と指摘し、「断固とした対応」を表明! イスラエルは米国を巻き込んでの戦争拡大を狙ってシリアでイラン施設を攻撃か!? イランは、イスラエルによる度重なる軍事的挑発に耐えられるか!?(『ブルームバーグ』、2024年4月2日)(日刊IWJガイド、2024年4月3日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240403#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53361#idx-6
イスラエルのやっていることは、れっきとした国家テロです。なぜこんなテロが、イスラエルだけは許されるのでしょうか?
イランのハメネイ師は、ハニヤ氏がイラン滞在中に殺害されたことを受け、「我々の客人を我々の家の中で殺害し、(イスラエルは)厳しい処罰を受ける段取りを自ら整えた」「我々は、イラン・イスラム共和国の領土内で起きたこのつらい出来事をうけ、ハニヤ氏の報復を行うことを自らの義務だと考えている」と表明しました。
イスラエルによるガザ侵攻は、より広範な中東での全面戦争へと発展する懸念が高まってきました。
詳しくは、本日発行のIWJ号外をぜひ御覧ください。
■8月です! 7月のご寄付・カンパ額が確定しました! 390万9700円で目標達成率は98%でした! 前期第14期は、8ヶ月連続で目標未達、累積の赤字額は約1260万円。他方で、「IWJしか報じていない情報」が、増えてきています! どうか財政難のIWJが、独立メディアとして報道・言論活動を継続できるよう、皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます!
いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。
8月になりました。IWJ第15期の始まりです。
27日に、急激な血圧低下と、起立性のめまいとに襲われ、再入院していた岩上安身は、症状が好転し、血圧の急変や、めまい、気分の悪さなどの症状や変化がなくなり、退院が可能だとの医師の判断で、昨日の午後に退院しました。
再々入院を避けるため、当面、深夜に及ぶハードワークは避けて、しばらく慣らし運転していきます。
7月のご寄付・カンパ額が確定しました! 177件、390万9700円で、目標達成率は98%でした! 惜しくも目標額に達成しませんでしたが、98%という高達成率です。誠にありがとうございました!
しかし、6月のご寄付・カンパが目標額に到達できなかったことで、前期第14期、IWJへのご寄付・カンパは、11月から6月まで、8ヶ月連続で目標金額に到達しませんでした。この8ヶ月間の不足額の合計は、1260万8589円です。零細な企業であるIWJにとって、非常に厳しい赤字額です! 財源不足は深刻な上にも深刻で、IWJは、本当にこの先、独立メディアとして活動できなくなってしまう可能性が出てきました。
今月こそ、なんとか月間目標額の400万円に届きますよう、また、できれば目標額以上のご支援をいただき、目標不足分を、期末の7月末までに補い、収支がマイナスにならないよう、有料会員登録と、ご寄付・カンパで、財政難のIWJへの強力なご支援をよろしくお願い申し上げます!
6月末現在、IWJ会員の総数は2329人、このうちサポート会員の方は869人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
(会員登録済みの方)https://iwj.co.jp/ec/mypage/login.php
(新規会員登録の方)https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうぞ、皆さま、権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えする独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!
よろしくお願いします!
岩上安身拝
■「体調を管理しながら、いつまでもいつものような記事を書き続けてください」再入院のお知らせを受けて、温かみの伝わるお叱りもいただきました。ご心配をおかけして申し訳ありません。岩上安身の健康にお気遣いいただき誠にありがとうございます! 皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答いたします!
岩上安身の健康状態をご心配いただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!
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岩上安身さま
岩上さんからのメール拝読しました。
原因不明の様々な体調不良に悩まされているということで、とても大変な様子がよくわかります。
ガザの悲惨な状況が続いている状況下で、オリンピックにはまったく関心がありません。こんなにたくさんの人を、毎日殺し続けている状況で、スポーツイベントに熱狂しているのは、とてもまともな神経の持ち主とは思えません。
IWJが報道したように、ネタニヤフは米議会で平気で嘘八百を語り続けました。本当にあきれて、ものが言えません。
片やウクライナでは、所謂軍隊同士の戦いが続き、ウクライナの劣勢が誰の目にも明らかなのに、停戦の話し合いが行われる様子もありません。EU理事会、委員会、議会すべてがロシアフォビア(ロシア嫌い)で凝り固まり、まともな理性がなくなっているようです。
このような旧西側世界全体が狂っている状況下で、今年の10月にはロシアが議長を務めるBRICS10+の首脳会議が行われます。
これは、米大統領選以上のインパクトを持つものだと考えています。新加盟国、金融プラットフォーム形成、エネルギー・金属などの商品プラットフォーム形成などが現在話し合われており、眼が離せません。
岩上さんからしてみれば、上記のような様々な情勢が刻々進展している今この時に、体が自由にならない状態は、とても悔しいと思っているのではないかと推察します。
だからと言って、無理をすることはできません。
慌てなくても、IWJが度々書いているようにGlobal Majority は、かつてのようなサイレントマジョリティーではありません。これからは多極化世界に向かって、声が徐々に大きくなり、違法な一方的経済制裁や内政干渉に抵抗していくでしょう。
体調を管理しながら、いつまでも、いつものような記事を書き続けてください。
小生も、サポート会員を続けながら援します。できる限り早め早めに支払いをします。
K.S. 様
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K.S. 様
ありがとうございます!
文章が整っていて、ライターさんとしてスカウトしたいくらいです。ここに書いてあること、まさしく同意です。
パンドラの箱は開かれた、と思いますね。人間の最大の悪意とサディズムの代名詞は、これまでは、ナチスがやらかしたホロコーストでした。
しかし、ホロコーストは隠されて行われていましたが、シオニストは、全人類にSNSを用いて、隠すことなく、フルオープンで、パレスチナ人殺しを見せつけているのです。
ネタニヤフ首相の言葉を用いれば、「地獄の底から」這い上がり、国家を復活させようとしている、そのことは、もの凄い努力と、海外にいる同胞の尽力とでなしとげた偉業である、とは思います。
しかし、そのやり方は、到底、肯定できません!
自分達が差別と弾圧と殺害と略奪によっていじめ抜かれたからといって、その非道なやり方を、他民族相手に再現しよう、憎しみ倍返し、十倍返しをしてやろう、というのが理不尽きわまりありません。
ユダヤ人が2千年もの間、キリスト教徒にやられた迫害の恨みを、千数百年の間、ほぼ穏やかに、平和に、共存してきたイスラム教徒を相手にぶつけて、殺し、土地を奪おうというシオニズムに、何ひとつ正当化できるところはありません。
入植して暴力をふるい、土地を奪い続けたのは、主として欧州の、西はドイツから東はポーランド、ウクライナ、ロシアにかけて、生活を営んできたユダヤ人達です。彼らの中には、クリミアからウクライナ南部一帯で栄えていた、カザール帝国が王と民ごとユダヤ教に改宗した、人々も含まれています。
彼ら全員が、古代から遺伝的なつながりを持つ「万世一系」のユダヤ民族ではありません。
そうした人々も、(キリスト教とユダヤ教の両方の)シオニスト指導者は、反ユダヤ主義者による迫害(ポグロム)を理由に「故郷」から引きはがすようにして、同胞をパレスチナの地へ送り込みました。
逃げ遅れたユダヤ人達が、ナチスのホロコーストの犠牲となったのです。
当初、ナチスがユダヤ人の追放政策を取っていた際、シオニストらはこれに反対するどころか、協力していました。これはシオニストにとって好都合だったからです。すべてのユダヤ人が、住み慣れたドイツやウクライナやポーランドを離れて、他人が住んでいるパレスチナの地に自ら向かおうとしたわけではないのです。
ひと握りの狂信的なイデオローグが、それらを実現しました。シオニストとは、そうした「狂信者」のことを指すべき言葉です。
今や、米国におけるキリスト教は大きく変質し、積極的にイスラエルの建国に手を貸そう、そうして「終末」の日を急いで迎え、世界最終戦争を経て、「グレート・リセット」されるのを、待ち望んでいます。
「世の終わりの日」に、イエス・キリストが地上に再臨し、ユダヤ人はすべてイエスをメシアと認めるキリスト教に改宗し、福音派のような敬虔なキリスト教原理主義者は、『聖書』の預言通り、地上が火の海になる時に、神によって肉体まるごと空中携挙され、その火が鎮まった時に、地上に、無事に、降ろされる、と信じているのです。
こうした「陰謀論」の比ではない「終末論」の「狂信」が、米国をしてイスラエルを擁護させ、世界をその協力者と敵とに分断して、第3次大戦という、破滅の日に向かって暴走を続けているのです。
残念なことに、イスラエルの友であり、シオニストであることをほのめかす大統領候補はいても、こうした「終末論」を真っ向から否定する米大統領候補など、1人もいません。ハリスも、トランプも、ヴァイスも、イスラエルへ忠誠を誓っています。自分達を選んだ神、というものを信じる集団につけるクスリはありません。
こうした一番根本的で重要なことを抜かしたまま、日米関係を論じても、永遠に「正解」にはたどりつけません。
私が復帰後のIWJは、こうした非ユダヤ教徒、非キリスト教徒には理解しがたい終末論の狂気と、そして、ユダヤ教とキリスト教の融合した新宗派の出現まで掘り下げてゆきます。
まだまだやるべきことが多くて、リタイアすることも、あの世に行くこともできません! まだまだ、地べたをはいずり回って、低い声で「真実」を語り続けますので、どうぞ、IWJの活動を続けられるよう、ご支援を末長く、よろしくお願いいたします!
岩上安身 拝
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◆中継番組表◆
**2024.8.2 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh2・福島】13:30~「第52回『県民健康調査』検討委員会」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach2
「福島県県民健康調査課」主催の「県民健康調査」検討委員会を中継します。これまでIWJが報じてきた県民健康調査関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e7%9c%8c%e6%b0%91%e5%81%a5%e5%ba%b7%e8%aa%bf%e6%9f%bb
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◆中継番組表◆
**2024.8.3 Sat.**
調整中
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■トランプ氏が自分の副大統領候補に抜擢したJ.D.ヴァンス氏は、「猫を飼う女性」を、子供を産まない女性を批判する象徴として用いて、大炎上! 大統領選挙の行方を決するスイングステートのひとつ、オハイオ州の出身、ヴァンス氏は「ワシントンの米国支配層によって、脇に追いやられ、忘れ去られた場所」である、「錆びたベルト」の貧しい白人家庭の出身であることをアピール!「ヒルビリー(田舎者、労働者階級の人々)」こそが「アメリカの偉大さの源」であり、「私は、自分がどこから来たのかを決して忘れない副大統領になる」と宣誓! だが、イスラエル問題はまったく触れない!(その3)
共和党の2024大統領選挙・副大統領候補に大抜擢された、J.D.ヴァンス氏ですが、早速、その女性蔑視発言や選挙権に関する発言が問題になっています。「猫を飼う女性」を、子供を産まない女性を批判する象徴とした過去の発言が掘り起こされ、大炎上しました。
まずひとつは、2021年に行われた『フォックス・ニュース』のタッカー・カールソンとのインタビューでの発言です。27日付『ワシントン・ポスト』によると、ヴァンス氏は「自分の人生と自分が下した選択に惨めな思いをしている、子供のいないキャット・ウーマン(猫好きの女性、子供の代わりに猫を飼っているという侮蔑)の集団であり、そのため国の他の地域も惨めにしたいと思っている」と、ハリス副大統領を含む民主党議員らを嘲笑しました。
ヴァンス氏は、16日、自分の過去の発言について「皮肉なコメントのつもりだった。猫に対して何も恨みはない」と話していますが、同時にハリス氏の家庭状況をよく知らなかったとも弁明しています。
ヴァンス氏は、この「キャット・ウーマン」のブラック・ジョークの最大のポイントは、民主党が「反家族的」であることだと説明しています。
ハリス氏は、自分自身が産んだ子供ではないとはいえ、夫のダム・エムホフ氏の連れ子である2人の子供の継母となっています。実母のカースティン・エムホフ氏は「10年以上、カマラは、ダグと私と共に子育てをしてきました」と述べています。
※Opinion:JD Vance is giving Republicans buyer’s remorse(The Washington Post, 2024年7月27日)
https://www.washingtonpost.com/opinions/2024/07/27/jd-vance-republicans-buyers-remorse/
もうひとつは、2021年7月24日に開催された、保守派の教育団体「インターカレッジ・スタディーズ・インスティテューション」による講演会での演説の発言です。25日付『ワシントン・ポスト』が、少子化問題を克服し、アメリカン・ドリームを実現するために、出産を奨励し、子どもの数だけ親に投票権を与えようという内容でした。
ヴァンス氏の講演会の記録は、以下で御覧になれます。
※JD Vance on our Civilizational Crisis(Intercollegiate Studies Institute、2021年9月8日)
https://www.youtube.com/watch?v=jBrEng3xQYo
ヴァンス氏は、「民主党の幹部らは(肉体的・経済的な問題がないにもかかわらず)、自分の業績や評価には熱心なあまり子供がいない」と批判しました。そして、新婚夫婦に低利の融資を提供し、一緒に暮らして子供を産めば返済が免除されるという政策を実施しているハンガリーのヴィクター・オルバン首相を例にあげ、米国も家族形成を促進すべきであると述べ、これから子供を持つ親たちにリソースを与え、子育てをしやすくするべきだと主張しました。
しかし、問題なのは、次の発言です。
ヴァンス氏「この国のすべての子供達に投票権を与えよう。その投票権は子供達の親に委ねよう。
この国で投票に行くときに、親としてもっと力を持つべきだ。私達の民主主義的な共和国においては、(子供のいる人達は)子供のいない人達よりももっと発言力を持つべきだ。
結果と現実を直視しよう。この国の将来にあまり投資しない人達らは、同じくらいの発言力を持つべきではないかもしれない」。
ヴァンス氏は、自分の発言は、リベラルなメディア『ワシントン・ポスト』などに、数日以内に大いに非難されるだろうと付け加えました。実際には、発言から3年を経て、『ワシントン・ポスト』は、再びヴァンス氏を批判しています。
ヴァンス氏の広報担当者ウィリアム・マーティン氏は、2021年の提案を「親の権利を強化するための単なる思考実験であり、具体的な政策提案ではない」と弁明しています。
ヴァンス氏の政策について、少子化対策については、子育て世帯の減税や、社会保障の給付については、評価できるところです。日本政府も、全然、努力が足りないので、もっと頭を使い、努力もすべき点です。不要な財政支出はやめて、子育てを最優先にすること、この点は同意できます。
しかし、「1人1票」という、民主主義の根幹に関わるルールは、崩してはならないものです。子供の数で投票権を増やせるとなると、他にも理屈はいくらでもつくことでしょう。「納税額が高い人間は、それだけ国家に寄与しているのだから、納税額に比例した投票権の数があっていいはず」だ、「投票に行かない、投票先がないと感じている有権者は、死票にするくらいならば、自分より政治に詳しい、賢い人間に、自分の票を売ってもいいはずだ」など。
「1人1票」は、身分、権力、財力の有無にかかわらず、1人1人の人間は平等の参政権をもつ、という根本的な思想にもとづくものです。それをヴァンス氏は理解していないのでしょう。平然と壊そうとしていることは、批判されるべき点です。
※Vance once advocated that children get votes that parents could cast(The Washington Post, 2024年7月25日)
https://www.washingtonpost.com/politics/2024/07/24/jd-vance-parents-kids-voting/
上記27日付『ワシントン・ポスト』の著者、カレン・タムルティ氏は、ヴァンス氏のこうした発言の失態は、これからも続くであろうし、「トランプ氏が未経験の副大統領候補を選んだことが賢明だったかどうか、多くの共和党員が疑念を深めるだろう」と分析しています。
少し間が空いてしまいましたが、『日刊IWJガイド』でお伝えした、共和党のトランプ氏が副大統領候補に指名した、J.D.ヴァンス上院議員による、ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された共和党大会での、7月17日の指名受諾演説の続きをお送りします。
(その1)、(その2)は、以下のURLからご一読ください。
※トランプ氏が自分の副大統領候補に抜擢したJ.D.ヴァンス氏は、大統領選挙の行方を決するスイングステートのひとつオハイオ州の出身! しかし、選挙戦略だけではなく、第2期トランプ政権がめざす反グローバリズム・反エスタブリッシュメントを体現する人選! ヴァンス氏は「ワシントンの米国支配層によって、脇に追いやられ、忘れ去られた場所」である、「錆びたベルト」の貧しい白人家庭の出身であることをアピール!「ヒルビリー(田舎者、労働者階級の人々)」こそが「アメリカの偉大さの源」であり、「私は、自分がどこから来たのかを決して忘れない副大統領になる」と宣誓!(その1)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240724#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53719#idx-4
※はじめに~トランプ氏が自分の副大統領候補に抜擢したJ.D.ヴァンス氏は、大統領選挙の行方を決するスイングステートのひとつオハイオ州の出身! しかし、選挙戦略だけではなく、第2期トランプ政権がめざす反グローバリズム・反エスタブリッシュメントを体現する人選! ヴァンス氏は「ワシントンの米国支配層によって、脇に追いやられ、忘れ去られた場所」である、「錆びたベルト」の貧しい白人家庭の出身であることをアピール!「ヒルビリー(田舎者、労働者階級の人々)」こそが「アメリカの偉大さの源」であり、「私は、自分がどこから来たのかを決して忘れない副大統領になる」と宣誓!(その2)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20240725#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/53721#idx-1
ヴァンス氏は、バイデン批判に戻ります。
「半世紀もの間、彼(バイデン氏)は、米国をより弱く、より貧しくするためのあらゆる主要な政策イニシアチブのチャンピオンだった。
しかし、ドナルド・トランプは4年という短い期間で、ジョー・バイデンをはじめとする腐敗したワシントンのインサイダー達によってもたらされた、数十年にわたる裏切りを覆した。
彼は史上最高の経済を作り上げたのだ。ドナルド・トランプ大統領が登場するまで、私の人生の大半は、労働者の賃金が停滞していた。労働者の賃金は一気に上昇した。
そして、あと4年が与えられたら、彼が何をするか想像してみてほしい。
数ヶ月前、ある若い家族が、彼らの親世代であるベビーブーマー世代は、彼らが初めて労働力になったときに、家を買う余裕があった、と話しているのを聞いた。しかし、私達が家を買えるようになるかどうかはわからない。
住宅にかかる不合理な費用は、多くの失敗の結果であり、ワシントンの何が破綻しているのかについて、多くのことを明らかにしている。どうしてこのような事態になったのか、私は正確に説明することができる。
ウォール街の大物達が経済を破綻させ、米国の建設業者は、職を求めて奔走し、廃業した。住宅は建てられなくなった。良い仕事がないため、もちろん賃金は低迷した。
その上、民主党はこの国に何百万人もの不法滞在者を押し寄せさせたのだ。
そのため市民は、貴重な住宅を得るために、ここにいるべきでない人々と競争しなければならなくなった。
ジョー・バイデンが言う『インフレの危機』とは、まさに『手の届く価格』の危機である。私が一緒に育った人々の多くは、食料品やガソリン代、家賃を支払う余裕がない。ジョー・バイデンの経済が彼らに与えたのは、まさにそれだった。
だから物価は高騰し、夢は打ち砕かれた。そして中国と(メキシコなどの麻薬)カルテルが国境を越えて居座り、私達の心痛に、薬物中毒を加えている」。
ヴァンス氏は、「トランプ大統領のビジョンはとてもシンプルで、しかも力強い」「米国市民を第一に考え」「米国を再び偉大な国にする」と、述べました。
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