日刊IWJガイド・非会員版「10月残り2日! 累積赤字と金融機関への返済をあわせた目標額まであと228万2400円必要です! どうかIWJをご支援ください!」2023.10.30日号~No.4057号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~10月は残り2日となりましたが、今月のご寄付の目標額まであと15万2400円が必要です! さらに累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済まであわせた毎月の目標額613万円までは、あと228万2400円が必要です! 赤字転落回避のため、どうか、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

■国連総会で「人道的休戦」を求める決議案が採択された日の夜、イスラエル国防軍がガザで開戦以来最大の地上作戦を実施、攻撃はまだ継続中! イスラエル国防大臣は「戦闘は新たな段階に入った」、ネタニヤフ首相は「第2段階に入った」「これは第二次独立戦争だ」と発表! 500kmに及ぶハマスの地下トンネル網での人質救出のリスク、市街戦で民間人を巻き込むリスク、人道支援を制限し、230万人のパレスチナ人の命を危機的状況に追い込むリスク、それでも地上作戦をやめる気がないイスラエル!

■【中継番組表】

■イスラエル国防軍が地上作戦のために、ガザ地区の通信を遮断! 国連機関も「ガザ地区のチームとの連絡が途絶えた」「救急車や民間防衛チームはもはや負傷者や、瓦礫の下にまだ残っていると推定される数千人を見つけることができていない」と悲痛な訴え! スペースX社のイーロン・マスク氏は「スターリンク」の提供を申し出るが、イスラエル側は「ハマスはそれをテロ活動に利用する」と反発! 援助であれ通信であれ、ハマスを口実にしてパレスチナの民間人に極限の苦痛を与え続ける残虐なサディスト・イスラエル!

■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! 国連緊急特別総会でハマスを名指しせず、ガザでの「即時、永続的かつ持続的な人道的停戦」を求める決議を圧倒的多数で採択!】ハマスのテロを名指しで非難することを求めた米・カナダ共同提案の修正案は否決!! パキスタン代表は「もし、カナダの修正案が公正であるならば、ハマスだけでなくイスラエルの名前も(テロ行為の実行犯として)あげるべきだ」とまったくもってもっともな指摘!「これはイスラエルによる占領とパレスチナ人殺害が、何の処罰も受けずに続いた50年間の結果。イスラエルは真実を直視することも、正義を直視することもできない。イスラエルによるパレスチナ占領は原罪であり、10月7日に始まったことではない」とど正論の演説!日本も世界も耳を傾けるべし!(『国連ニュース』、2023年10月27日)

■【第2弾! 国連グテーレス事務総長が、7日に起きたハマスのイスラエル攻撃を「何もない状況で急に起こったわけではない」と指摘!】イスラエルのエルダン国連大使は、歴史的事実を指摘されただけなのにもかかわらず、逆ギレ!「即刻辞任を要求する」と反発! グテーレス氏は「ハマスのテロ攻撃を正当化したかのように誤解され、ショックを受けている」と声明を発表するも、発言は撤回せず! 当然のこと! 国際社会におけるイスラエルの横暴な横槍が酷すぎる!(『時事通信』、2023年10月26日)

■IWJのYouTubeチャンネル『Movie Iwj』の登録者が7万人台に乗りました! 昨年は5万人台で推移、2023年が始まった時は、6万3651人でしたが、少しずつですがご登録いただけるようになりました! ありがとうございます! 10万人突破をめざします! 皆さま、チャンネルのご登録をお願いします! IWJの会員登録もぜひ、お願いいたします!
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■はじめに~10月は残り2日となりましたが、今月のご寄付の目標額まであと15万2400円が必要です! さらに累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済まであわせた毎月の目標額613万円までは、あと228万2400円が必要です! 赤字転落回避のため、どうか、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 10月も下旬に入り、急に冷え込むようになってきました。

 正念場を迎えているIWJの第14期も、3ヶ月目となります。

 私、岩上安身の訴えにお応えいただき、今期第14期が始まった8月、9月と、ご寄付・カンパは、月刊目標額を上回りました! 前期第13期は、目標額に到達した月が1回しかなく、平均して半分程度だったため、大変大きな赤字を出してしまいました。今期は、その轍を踏まないように、ぜひ、皆様のご寄付・カンパが、毎月の月刊目標額400万円に届きますように、よろしくお願いいたします! 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万の返済に回したいと存じます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします。皆さま、本当にありがとうございます!

 10月は、27日までに、206件、384万7600円のご寄付・カンパ(月間目標額の96%)をいただいております! ありがとうございます!

 ご寄付・カンパは、月間目標金額400万円の96%となりました。10月の目標額400万円まで、残り2日間で、あと4%、15万2400円が必要です! 赤字転落回避のため、引き続き、月末まで、どうぞご支援をよろしくお願いします!

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、まだまだ約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 第13期の2200万円を超える赤字は、IWJ創業以来初めての危機です。これは私、岩上安身1人の力で乗り越えることは困難です。

 今期、第14期からは、支出を徹底的に削り、赤字を出さないだけではなく、黒字分を累積した赤字への返済にあてて、今年は、私からの借り入れ2200万円を返済しきろうとすると、2200万円÷12ヶ月=183.3万円となり、この183.3万円の返済額と、直接の運営のための月間目標額の400万円とを合計すると、毎月583.3万円が必要になります。

 他方、金融機関からの借り入れによって、毎月の返済額も約30万円ずつ7年間にわたると、決して少額ではなく、毎月の返済負担は重いものとなります。前述の通り、毎月、583.3万円が必要であり、それに毎月30万円の銀行への返済額を合計すると、約613万円が毎月、必ず必要となります。そういうわけですので、月額400万円の目標額に到達して、ようやく、その月がトントンということであり、累積した赤字を返済してゆくことは、それだけでは足りないということです。

 今月10月は、月々の返済まで含めた月間目標額約613万には、あと37%、228万2400円足りません!

 どうか、月400万円を超え、613万円近くにまで達するよう、皆さまの応援、ご支援をよろしくお願いします。

 皆さま、どうぞ今こそ、IWJの救済のために、ご支援をよろしくお願いします!

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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 岩上安身

■国連総会で「人道的休戦」を求める決議案が採択された日の夜、イスラエル国防軍がガザで開戦以来最大の地上作戦を実施、攻撃はまだ継続中! イスラエル国防大臣は「戦闘は新たな段階に入った」、ネタニヤフ首相は「第2段階に入った」「これは第二次独立戦争だ」と発表! 500kmに及ぶハマスの地下トンネル網での人質救出のリスク、市街戦で民間人を巻き込むリスク、人道支援を制限し、230万人のパレスチナ人の命を危機的状況に追い込むリスク、それでも地上作戦をやめる気がないイスラエル!

 イスラエル国防軍は、27日金曜日の夜から28日土曜日の朝にかけて、開戦以来最大規模となるガザでの地上作戦を行いました。28日土曜日の朝、イスラエル国防軍報道官のダニエル・ハガリ少将は記者会見で、前夜にガザに派遣された部隊は「まだ現場にいて戦闘を続けている」と述べました。28日付『RT』などが報じています。

 イスラエルのヨアブ・ガラント国防大臣は28日、「我々は戦争は新たな段階に移行した」と発表し、ガザでの地上作戦は「新たな命令が下されるまで」継続すると宣言しました。ガザ地区内での地上軍活動を強化していることを明らかにしました。

※War entering ‘new phase’ ― Israeli defense minister(RT、2023年10月28日)
https://www.rt.com/news/586051-israel-war-new-phase/

 25日、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルの戦時内閣と軍参謀総長が地上侵攻の日程を「全会一致で決定した」と発表しましたが、その時期については明言しませんでした。25日夜から「限定的」な地上作戦が行われていました。

 『AFP』によると、26日夜、イスラエル国防軍は、戦闘機と無人航空機(UAV)の支援を受けながら、ガザ地区中部に地上軍を送り込み、「テロ組織ハマスの拠点」や「対戦車ミサイル発射地点や指揮所、司令部など多数のテロ拠点を特定、攻撃」し、地上部隊は作戦終了後、ガザ地区から撤退した、と明らかにしました。

 27日、イスラエル国防軍の報道官、ダニエル・ハガリ少将は、軍がガザ地区で空軍、陸海軍の部隊がハマスの拠点を標的とした攻撃を「大幅に増加させている」と述べましたが、大規模な地上作戦については明言していませんでした。

 同27日には、国連総会で「人道的休戦」求める決議案が圧倒的多数で採択されています。その夜、イスラエル国防軍は開戦以来、最大の地上作戦を行ったことになります。

 29日付『フィナンシャル・タイムズ』は、28日の夜も地上作戦は続けられ、イスラエル軍はガザ北部の一部を制圧した、と報じました。

※Israel expands ground operations in Gaza war amid U.S. calls for restraint
(The Washington Post、2023年10月27日)
https://www.washingtonpost.com/world/2023/10/27/israel-gaza-war/

※イスラエル軍地上部隊、ガザ中部に夜襲(AFP、2023年10月27日)
https://www.afpbb.com/articles/-/3488360

※国連、ガザの「人道的休戦」決議採択 圧倒的賛成多数で(Reuter、2023年10月27日)
https://jp.reuters.com/world/us/LVGURM42NBO3ZHLO4GU4K6XRNQ-2023-10-27/

※Israeli forces hold part of northern Gaza for second night(Financial Times、2023年10月29日)
https://www.ft.com/content/244ac777-e713-4b97-9a0f-7c0ecdee3e86

 28日付『タイムズ・オブ・イスラエル』は、「イスラエル軍の戦闘員が、金曜日(27日)の夜から土曜日(28日)にかけて、ガザ北部で、開戦以来最大規模となる攻撃を行い、テロ組織ハマスの150以上の地下トンネルや地下壕を攻撃したと軍が発表した」と報じました。

ガラント国防大臣「ガザの大地が揺れた。我々は地上と地下を攻撃し、あらゆる場所であらゆる階層のテロリストを攻撃した。部隊への指示は明確である。追って通知があるまで作戦は継続される」。

 29日『ガーディアン』は、空爆には約100機のジェット機が用いられ、「イスラエル国防軍はガザ地区の3か所で、一晩中、装甲車両や歩兵が戦闘した」とガザのパレスチナ住民が話した、と報じました。

 イスラエル国防軍は、多数のハマスのテロリストを殺害したと発表しています。

 殺害された中には、ハマスの航空作戦を率いるリーダー、アセム・アブ・ラカバ氏も含まれていました。ラカバ氏はハマスの無人航空機やドローン、パラグライダー、航空探知、防空システムの責任者で、10月7日の奇襲攻撃の立案に関与した、とされています。

 イスラエル国防軍は、ハマス海軍ガザ地区旅団のラテブ・アブ・サヒバン司令官も空爆で殺害したと発表しています。

※IAF strikes 150 Hamas tunnels, bunkers; tanks in Gaza; Gallant: War entered new phase(The Times of Israel、2023年10月28日)
https://www.timesofisrael.com/warplanes-hit-150-hamas-tunnels-bunkers-ground-forces-push-into-northern-gaza/

※イスラエル軍機、地下の目標150カ所を攻撃 ハマス航空作戦のトップ殺害(CNN、2023年10月28日)
https://www.cnn.co.jp/world/35210857.html

※Gaza experiences heaviest bombing since war began as 150 targets hit by Israel(The Guardian、2023年10月29日)
https://www.theguardian.com/world/live/2023/oct/28/israel-hamas-war-live-gaza-phone-and-internet-cut-off-as-israel-intensifies-bombardment

 29日付『BBC』によると、イスラエル国防軍は空襲と砲撃を行っただけではなく、戦車と軍隊もガザ地区に進入し、ハマスの戦闘員と直接衝突しました。

 ハマスが運営するガザ地区保健省は、イスラエル国防軍による空襲と砲撃で、ガザ地区の数百棟の建物が破壊され、過去1日で少なくとも377人が死亡した、と発表しました。

 ガザ民間防衛報道官マフムード・バッサル氏は、イスラエル軍の空爆で「数百の建物や家屋が完全に破壊され、他の数千の家屋が被害を受けた」、「(ガザ北部の)景観が変わった」と述べています。

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◆中継番組表◆

**2023.10.30 Mon.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2023.10.31 Tue.**

【IWJ・Ch5】16:00~「『ヤマト運輸「クロネコメイト」の3万人一斉契約解除についての不当労働行為救済申し立て』記者会見」
視聴URL:https://twitcasting.tv/iwj_ch5

「建交労軽貨物ユニオン」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた労働問題関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E5%95%8F%E9%A1%8C

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「『同志』(トンジー)とLGBTの狭間で―台湾と日本で性的少数者として生きる―」―講演:劉靈均氏(大阪公立大学人権問題研究センター特別研究員)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/517594

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■イスラエル国防軍が地上作戦のために、ガザ地区の通信を遮断! 国連機関も「ガザ地区のチームとの連絡が途絶えた」「救急車や民間防衛チームはもはや負傷者や、瓦礫の下にまだ残っていると推定される数千人を見つけることができていない」と悲痛な訴え! スペースX社のイーロン・マスク氏は「スターリンク」の提供を申し出るが、イスラエル側は「ハマスはそれをテロ活動に利用する」と反発! 援助であれ通信であれ、ハマスを口実にしてパレスチナの民間人に極限の苦痛を与え続ける残虐なサディスト・イスラエル!

 28日付『フィナンシャル・タイムズ』によると、イスラエルがガザに課した通信遮断によって、固定電話、携帯電話、インターネットが遮断され、負傷者の避難が妨げられ、救急車も連絡できなくなっています。

 60万人以上の避難民を避難所である学校に収容している国連のUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)は、「ガザ地区のチームとの連絡が途絶えており、エジプト国境のラファにいた現地所長との連絡も途切れ途切れにしか取れていない」、と述べています。UNRWAは、開戦以来、53名の職員が殺害されています。イスラエル軍に、国連の職員を殺害しても許される特権などありません! ハマスのテロをはるかに上回る暴挙であり、なぜ、イスラエルの蛮行が、米国や一部の国々の支持や支援を受けるのか、極めて不正義であり、許し難いことです。

 UNRWAのジュリエット・トウマ氏は「ガザの状況は悪化しています」、「通信障害のため、最新の状況を明確に把握することができません」と述べています。

 フォルカー・ターク国連人権高等弁務官は「通信インフラへの爆撃により、民間人は重大な危険にさらされている。救急車や民間防衛チームはもはや負傷者や、瓦礫の下にまだ残っていると推定される数千人を見つけることができていない」と、イスラエルによる通信遮断を批判しています。

 WHOのテドロス事務局長も、「このような状況では患者の避難は不可能であり、安全な避難所を見つけることもできない」と、批判しました。

 28日付『CNN』は、パレスチナ自治政府のムハンマド・シュタイエ首相が27日、イスラエルがイスラエル国防軍の地上作戦に備えて「犯罪を実行できるように暗闇を作り出す試み」として、ガザへの通信とインターネットを遮断したと非難した、と報じています。

 イスラエルは、もう十分に贖いきれないほどの犯罪を犯していますが、もっと血なまぐさい、悪の極みとも言うべき犯罪を犯すべく、国際社会の目が届かない、そして殺されるパレスチナ人の悲痛な叫びが国際社会に聞こえないように、通信を遮断して、「暗闇」を作るというのです。なんという残酷さでしょうか。

※Gaza endures heaviest bombardment since start of war(Financial Times、2023年10月28日)
https://www.ft.com/content/6e06b2fc-e3f3-47de-9396-82dc4afa3688

※IDF announces expanded ground operation in Gaza, amid communications blackout in the enclave(CNN、2023年10月28日)https://edition.cnn.com/2023/10/27/middleeast/israel-gaza-ground-operations-airstrike-intl/index.html

 29日付『ロイター』によると、イーロン・マスク氏は28日、ガザ地区で活動する「国際的に認められた援助団体」に対して、スペースX社のスターリンクで、ガザ地区との通信リンクを支援すると述べました。

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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】

■【第1弾! 国連緊急特別総会でハマスを名指しせず、ガザでの「即時、永続的かつ持続的な人道的停戦」を求める決議を圧倒的多数で採択!】ハマスのテロを名指しで非難することを求めた米・カナダ共同提案の修正案は否決!! パキスタン代表は「もし、カナダの修正案が公正であるならば、ハマスだけでなくイスラエルの名前も(テロ行為の実行犯として)あげるべきだ」とまったくもってもっともな指摘!「これはイスラエルによる占領とパレスチナ人殺害が、何の処罰も受けずに続いた50年間の結果。イスラエルは真実を直視することも、正義を直視することもできない。イスラエルによるパレスチナ占領は原罪であり、10月7日に始まったことではない」とど正論の演説!日本も世界も耳を傾けるべし!(『国連ニュース』、2023年10月27日)

 10月27日、国連は緊急特別総会で、ヨルダンが提案した「ガザ地区のイスラエル軍とハマス武装勢力との間の『即時、永続的かつ持続的な人道的停戦』を求める決議」を、賛成121、反対14、棄権44で採択しました。投票では、賛成120、反対14、棄権45でしたが、匿名の1国が、その後、「技術的な問題」を理由に変更を申し出たため、最終的な集計は、賛成121、反対14、棄権44となりました。

 国連の発表によると、反対した14ヶ国は、イスラエル、米国のほか、オーストリア、クロアチア、ハンガリーなどです。

 日本は、カナダ、オーストラリア、英国、ドイツ、イタリア、ウクライナ、インドなどと共に、棄権しました。

※「国連ニュース」のX(旧ツイッター)への投稿(2023年10月27日)
https://twitter.com/UN_News_Centre/status/1717992371906839005?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Eembeddedtimeline%7Ctwterm%5Escreen-name%3AUNMediaLiaison%7Ctwcon%5Es1

※UN General Assembly adopts Gaza resolution calling for immediate and sustained ‘humanitarian truce’(国連、2023年10月27日)
https://news.un.org/en/story/2023/10/1142847?reload12

★国連安保理では、10月7日のハマスによるイスラエル奇襲攻撃以来、これまでに4回、パレスチナ問題についての決議案が提議されましたが、いずれも米国、ロシア、中国など常任理事国による拒否権行使で否決されています。

 10月16日には、ロシアが提出した「人道的即時停戦」を求める決議案が、米国や日本など4ヶ国の反対、6ヶ国の棄権で否決され、18日にはブラジルが提出した人道支援を行うための「戦闘の一時的な停止」を求めた決議案に、米国が拒否権を発動しました。

 さらに25日には、米国が提出した「戦闘の一時的な停止」を求める決議案に、ロシアと中国が拒否権を発動し、続いてロシアが提出した「即時停戦」を求める決議案は、米英が反対、9ヶ国が棄権して否決されました。

 27日に「占領下の東エルサレムとその他のパレスチナ占領地域におけるイスラエルの違法行為」に関する第10回緊急特別総会で採択された決議は、法的拘束力はありませんが、イスラエルによるガザ侵攻を容認しないという、国連の姿勢を初めて示したものとなりました。

 国連の発表によると、ヨルダンが提出した、46ヶ国共同提案の「文民の保護と法的・人道的義務の遵守」(文書A/ES-10/L.25)と題する決議案は、すべての当事者に、国際人道法を含む国際法にもとづく義務を直ちに完全に遵守することを求め、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)やその他の国連機関、パートナーなどが、パレスチナ占領地域に、即時、全面的、持続的、安全かつ妨げられずに、人道的アクセスができるよう求めています。

 今回のイスラエルによるガザへの攻撃では、10月24日までに、UNRWAの職員35人が死亡(27日時点では53人が死亡)しています。

 また、占領国イスラエルによる、パレスチナ民間人と国連職員に対し、ワディ・ガザ以北のガザ地区全地域から避難し、ガザ南部に移住する命令の取り消しも求めました。

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■【第2弾! 国連グテーレス事務総長が、7日に起きたハマスのイスラエル攻撃を「何もない状況で急に起こったわけではない」と指摘!】イスラエルのエルダン国連大使は、歴史的事実を指摘されただけなのにもかかわらず、逆ギレ!「即刻辞任を要求する」と反発! グテーレス氏は「ハマスのテロ攻撃を正当化したかのように誤解され、ショックを受けている」と声明を発表するも、発言は撤回せず! 当然のこと! 国際社会におけるイスラエルの横暴な横槍が酷すぎる!(『時事通信』、2023年10月26日)

 国連のアントニオ・グテーレス事務総長は10月24日、安全保障理事会でイスラエルによるガザ攻撃について「明白な国際人道法違反を深く憂慮している」とした上で、7日に起きたハマスによるイスラエル攻撃を「何もない状況で急に起こったわけではない」と、至極真っ当な指摘をしました。

※国連総長、ガザの状況は「国際人道法違反」 イスラエルは強く反発(BBC、2023年10月25日)
https://www.bbc.com/japanese/67213313

 これに対してイスラエルは、逆ギレして、猛反発。ギラド・エルダン国連大使がX(旧ツイッター)に「即刻辞任を要求する」と、自らの何十年と続けてきた蛮行は振り返らずに、以下のように投稿しました。

 「子ども、女性、高齢者の大量殺害キャンペーンに理解を示す@UN事務総長は国連を率いるにはふさわしくない。

 私は彼に即刻辞任するよう要求する。

 イスラエル国民とユダヤ人に対して犯された最も恐ろしい残虐行為に同情を示す人々と話すことには何の正当性も意味もありません。ただただ言葉がありません」。

※ギラド・エルダン国連大使のXへの投稿(2023年10月25日)
https://twitter.com/giladerdan1/status/1716837646813614354

 これを受けてグテーレス事務総長は25日、「誤解され、ショックを受けている」との声明を発表しました。

 10月26日付け『時事通信』は、「ハマスのテロ攻撃を正当化したかのように誤解され、ショックを受けている」と、国連本部で報道陣に声明を読み上げたと報じました。

※グテレス国連総長「誤解」と釈明=パレスチナ発言への反発で(時事通信、2023年 10月26日)
https://sp.m.jiji.com/article/show/3082306

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■IWJのYouTubeチャンネル『Movie Iwj』の登録者が7万人台に乗りました! 昨年は5万人台で推移、2023年が始まった時は、6万3651人でしたが、少しずつですがご登録いただけるようになりました! ありがとうございます! 10万人突破をめざします! 皆さま、チャンネルのご登録をお願いします! IWJの会員登録もぜひ、お願いいたします!

 IWJがYouTubeにアカウントを初めて登録したのが、2012年1月4日、これまでにアップした動画は1万本を超えます。21年分を均せば、毎年3000人から3500人の方にご登録いただいてきたことになります。これは1日10人弱のペースです。

※Movie Iwj
https://www.youtube.com/@IWJMovie

 近年は、まさに一大YouTubeブームで、さまざまなチャンネルが次々と開設され、IWJも埋没しかけて苦戦してきましたが、今年は1月1日から10月20日まで、1日あたり20名の方にご登録いただくペースになっていました。

 1月1日時点での登録者数の推移を見ると、2012年にチャンネルを開設して1年後の2013年は418人、2014年1410人、2015年2444人、2016年4522人、2017年6052人、2018年1万2616人、2019年1万8388人、2020年3万2797人、2021年5万3479人、2022年5万8366人でした。

 10月20日の登録者は6万9710人でしたが、27日は7万377人となり、この1週間で677人、毎日100人近くの方にご登録いただき、これまでの5倍のペースに加速しました。

 また、IWJのYouTubeコンテンツを探すキーワードとして、1位の「岩上安身・IWJ」に続き、2位に「イスラエル・ヒューマンアニマルズ」が浮上してきました。

 この1週間で反響が大きかった番組は、26日にYouTubeライブでお届けした「政権交代を実現する会」結成大会で、配信後1日で視聴数3万回を突破、2日で4万回を超えると思われます。

 久しぶりの小沢一郎氏の登壇、白井聡氏の講演、そしてなんといっても、岸田政権の内閣支持率が30%そこそこなのに、ふがいない野党に業を煮やしている人々の期待が、一気に集まったのではないでしょうか。

 この「実現する会」の結成大会は、公益性に鑑み、少なくとも1ヶ月はフルオープンで公開することに決定しましたので、ぜひ、御覧になっていない方は御覧いただき、御覧になった方は周囲の方々やSNSで呼びかけてください。

 なお、IWJのYouTubeチャンネル、『Movie Iwj』のチャンネル登録も呼びかけの際には、お忘れなく! IWJへの会員登録もあわせてアナウンスお願いします!

※【ライブ配信 10/26】「政権交代を実現する会」結成大会 ―登壇: 立憲民主党 小沢一郎 衆院議員ほか(Movie Iwj、2023年10月26日)
https://www.youtube.com/watch?v=5u0R_p-DcCA

 岩上安身による小沢一郎氏への単独インタビュ―は、下記のURLからご視聴いただけます。会員登録をしていただいて、両名の若い姿も、ぜひ、この機会に御覧ください。

※岩上安身による単独インタビュー 第80回 ゲスト小沢一郎衆議院議員 2010.12.23
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/692

 続いて、早稲田大学大学院文学研究科教授である岡真理氏が、20日に、京都大学吉田南キャンパスで行った「緊急学習会 ガザとはなにか」は、ツイキャスで生中継した後、YouTubeにアップしましたが、大きな反響を呼びました。ツイキャスで生中継している段階から、どんどんと視聴数が伸び、5000回を超えるという異例の事態でした。

 10月7日にハマスがイスラエルに奇襲攻撃をかけ、多くの国際機関やアラブ諸国などから「民族浄化、ジェノサイド」だと非難を受けながら、イスラエルが過激なハマス殲滅作戦と称して、パレスチナの人々を殺害し、追放しようとしているという危機的な時期だけに、大きな注目を集めた、といえますが、何よりも明晰で真摯な岡教授のお話が、視聴する人々の共感を呼んだといえます。

 岩上安身は、これまでに岡真理教授に複数回インタビューを行っています。こちらもどうぞあわせて御覧ください。

※(1)「緊急学習会 ガザとはなにか」―登壇 岡真理 早稲田大学大学院文学研究科教授(Movie Iwj、2023年10月24日)
https://www.youtube.com/watch?v=8TtXbIi446I&t=59s

※同(2)
https://www.youtube.com/watch?v=VVL1r6DJQSw&t=17s

※同(3)
https://www.youtube.com/watch?v=BhUQV7JRBxQ&t=30s

※同(4)
https://www.youtube.com/watch?v=NW0Q4TIejnM&t=14s

※【第165-169号】岩上安身のIWJ特報!何よりガザ封鎖解除を 尊厳ある生への戦い~京都大学教授・岡真理氏インタビュー 2014.9.30
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/172310

※「今度は、日本がガザを殺す立場になる」日本とイスラエルの協調姿勢を糾弾、「暴力の根源」を探り解決を見出す必要性 ~京都大学教授・岡真理氏に岩上安身が聞く~岩上安身によるインタビュー 第514回 ゲスト 岡真理氏 2015.1.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/227872

※(再掲)ガザ封鎖と民族浄化「パレスチナ人は芝のように刈られる」~岩上安身によるインタビュー 第442回 ゲスト 岡真理・京都大教授 2014.7.26
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/157429

※岡真理教授のご講演の取材などは以下から御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/?s=%E5%B2%A1%E7%9C%9F%E7%90%86&area

 岡教授への岩上安身のインタビューは、御覧の通り、2013~14年に集中しています。これはガザ侵攻が行われたからですが、この時、同時にウクライナではユーロマイダン・クーデターと、ロシア語話者への差別・暴力・迫害・民族浄化が始まって、ロシア語話者の多い東南部ではドンバス紛争という内戦に突入していました。

 ガザとウクライナの紛争が、2013~14年と、2022~23年にかけて、2回も重なって起こったのはなぜなのか、2014年時点にまで立ち返ってみなければ、現在の事態がわかりません。

 大手メディアや一部のフリーランスが、なぜウクライナ紛争理解において、まんまと欧米のプロパガンダにのってしまっているのか、偏向し、間違った報道を続けているのか、それはそこに至るまでの「歴史的事実」を学んでいないからだ、ということもよくわかります。

 続いて、「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」では、元経産官僚の古賀茂明氏が講演、江戸文化研究者で法政大学第19代総長を務めた田中優子氏、漫画家の東村アキコ氏、日本女医会会長の前田佳子氏がパネリストとして登壇、司会は望月衣塑子氏と杉浦ひとみ氏でした。

※【ライブ配信 2023年10月22日】シンポジウム「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」―登壇:古賀茂明氏(元経産官僚)東村アキコ氏、田中優子氏、前田佳子氏(Movie Iwj、2023年10月22日)
https://www.youtube.com/watch?v=AIIPoz_rOH8

 神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏が、19日に衆議院第一議員会館で講演した「日本の没落」も、大変ご好評でした。

※【1】院内集会「日本の没落」―登壇:内田樹氏(神戸女学院大学名誉教授)(Movie Iwj、2023年10月25日)
https://www.youtube.com/watch?v=lasZw_ArkJs

※同【2】
https://www.youtube.com/watch?v=nzT_GRMfjGc

※同【3】
https://www.youtube.com/watch?v=dzuI2tnQ6Z8&t=24s

 いずれも、ぜひ、周囲の方々やSNSで評判を拡散なさってください!

 そして、『Movie Iwj』へのチャンネル登録、好評価ボタンのPushも忘れずに!

 また、IWJへの会員登録も、ぜひ、皆さん、よろしくお願いします!

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231030

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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