日刊IWJガイド・非会員版「トランプ氏が「香港自治法」で中国要人の「ドル資産凍結」!! 「史上最悪の米中関係」のなかで、習近平の「独裁」を唯一揺さぶりうる「北戴河会議」は開催されるか!?」2020.7.19日号~No.2866号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~トランプ氏が「香港自治法」で中国要人の「ドル資産凍結」!! 「史上最悪の米中関係」のなかで、習近平の「独裁」を唯一揺さぶりうる「北戴河会議」は開催されるか!?
■【中継番組表】
■黒川弘務元東京高検検事長と産経記者らとの賭け麻雀事件!内部告発した「産経関係者」は、産経の「飯塚隆光社長体制」打倒が狙いだった!? 記者クラブ内部に鬱積する奢りと腐敗!大手新聞の元女性記者が社内で「性的暴行」にあっても揉み消された!被害当事者に岩上安身がインタビュー!フルオープンで本日配信!
■東京の新規感染者まもなく300人!? 大混乱の「Go to トラベル」の裏に自民と業界団体の強いつながり!! コロナで消防車が来ない!? エッセンシャル・ワーカー襲う感染拡大の恐怖!!
■IWJ第10期の期末は7月末です。今期末まで残り13日ですが、 現状ではたいへん厳しく、赤字に転落しかねません! IWJが赤字転落しないために、どうか皆様、会員登録とご寄付・カンパでIWJをご支援ください!
■<本日の再配信>「限界の夏」迫る!本日午後7時より「健康被害が無いなんて、大ウソですよ !! 」「風評被害じゃない!実害が出る !! 」反対論が圧倒~8.31トリチウムを含む処理水の取扱いに関する説明、公聴会(東京会場)を再配信します!
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■IWJから皆様にサイトのコンテンツ管理中につき、お知らせがあります。一時的にご不便おかけします。
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■はじめに~トランプ氏が「香港自治法」で中国要人の「ドル資産凍結」!! 「史上最悪の米中関係」のなかで、習近平が唯一恐れる「北戴河会議」は開催されるか!?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 トランプ米大統領が7月14日、「香港自治法」に署名、成立させました。中国の「香港国家安全維持法」による香港「再併合」に対抗するもので、トランプ氏が「香港市民への抑圧的な行為をした中国に責任を取らせる」と強調したことを日経は報じています。

※米で香港自治法が成立 中国の金融機関制裁が可能に(日本経済新聞、2020年7月15日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61524190V10C20A7MM0000/?n_cid=DSREA001

 香港自治法は、「香港の自治侵害に関わった中国や香港当局者」と取引する金融機関に制裁を科し、「ドル取引を禁じる」ことも可能とします。これは、米国をはじめ世界各地に資産を持つ中国の支配層に大きなダメージを与え、習近平国家主席の支配体制に影響を及ぼす可能性がある、とされています。まもなく開かれる可能性のある、中国共産党長老と習近平の「北戴河会議」でこの問題がどのように扱われるか、注目されています。

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◆中継番組表◆

**2020.7.19 Sun.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【「限界の夏」迫る!これでいいのか!?「トリチウム水」海洋放出問題を考える シリーズ特集 1・IWJ_YouTube Live】19:00~「『健康被害が無いなんて、大ウソですよ !! 』『風評被害じゃない!実害が出る !! 』反対論が圧倒~8.31トリチウムを含む処理水の取扱いに関する説明、公聴会(東京会場)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年8月に収録した、「経済産業省 汚染水処理対策委員会 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会」主催の説明、公聴会を再配信します。これまでIWJが報じてきたトリチウム関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/tritium

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/430531

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【タイムリー再配信704・IWJ_YouTube Live】22:20~「性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん」
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 5月3日に録画配信した、「性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん」をフルオープンで再配信します。これまでIWJが報じてきた、女性の人権問題は、下記のURLからご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AE%E4%BA%BA%E6%A8%A9

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◆中継番組表◆

**2020.7.20 Mon.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【「限界の夏」迫る!これでいいのか!?「トリチウム水」海洋放出問題を考える シリーズ特集 2・IWJ_YouTube Live】20:00~「北海道がんセンター名誉院長 西尾正道氏講演会『長寿命放射性元素体内取込み症候群とトリチウムの危険性』(京都市)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

 2018年10月に収録した、「反戦老人クラブ・京都」主催の講演会を再配信します。これまでIWJが報じてきた西尾正道氏関連の記事は以下のURLからご覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%a5%bf%e5%b0%be%e6%ad%a3%e9%81%93

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/433846

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

田中久雄氏「日本のがんじがらめの選挙制度はおかしい」!!~7.17「スライドで見るスウェーデンの自由で楽しい選挙の模様」―講演:田中久雄氏(比例代表制推進フォーラム代表世話人、変えよう選挙制度の会代表)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/478205

◆昨日テキストアップした記事はこちらです◆

16日参院予算委で児玉龍彦東大名誉教授が新型コロナ感染拡大に切迫した提言!その対応について質問したIWJ記者に担当大臣の答えは「神のみぞ知る」!?~7.17西村康稔全世代型社会保障改革担当大臣定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/478323

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■黒川弘務元東京高検検事長と産経記者らとの賭け麻雀事件!内部告発した「産経関係者」は、産経の「飯塚隆光社長体制」打倒が狙いだった!? 記者クラブ内部に鬱積する奢りと腐敗!大手新聞の元女性記者が社内で「性的暴行」にあっても揉み消された!被害当事者に岩上安身がインタビュー!フルオープンで本日配信!

 検察の定年延長問題の発端となった東京高検の黒川弘務検事長(63)が、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下の今年5月初め、全国紙の記者宅で「密閉・密集・密接」の「三密」状態で「接待賭け麻雀」をしていた――。週刊文春5月28日号が、マスコミと検事総長の癒着ぶりを暴いたことは記憶に新しいです。

※黒川弘務東京高検検事長 ステイホーム週間中に記者宅で“3密”「接待賭け麻雀」(週刊文春、2020年5月20日)
https://bunshun.jp/articles/-/37926

 週刊文春によりますと、黒川氏は緊急事態宣言下において複数回、産経新聞の大竹直樹記者宅に集合し、同じく産経新聞の河井龍一記者と、朝日新聞の大島大輔経営企画室副室長と、合計4人で常習的に賭け麻雀を行っていました。さらに、黒川氏とともに麻雀を行っていた記者たちは、いつも送迎のためのハイヤー代を会社のチケットなどで支払っていたといいます。驚きの癒着ぶりです。

◇黒川弘務元東京高検検事長の記者との賭け麻雀事件 黒川氏と産経新聞記者の「ズブズブ」な関係が明らかになったが、情報の出処は「産経関係者」!?

◇黒川弘務元東京高検検事長の記者との賭け麻雀事件 黒川氏と記者の賭け麻雀ネタを打ち込んだ「産経関係者」は、「飯塚隆光社長体制」打倒を狙った「内部テロ」だった!? 『FACTA』7月号がこの謎を明らかに!!

◇新卒採用の説明会でも男性記者が「女性蔑視的」発言!? 記者を目指す女学生に「女性にデスクは無理でしょ」!?

 産経新聞の大竹直樹記者と河井龍一記者は黒川氏と「ズブズブ」な関係にあったとされる記者です。大竹記者は司法クラブ元検察担当で事件発覚当時は裁判担当でした。大竹記者は2月末には産経紙面で「黒川氏は、ゴーン被告の逃亡事件の指揮という重要な役割を担っており、定年延長という形をとらざるを得なかった」などと黒川氏擁護とも取れる記事を書いています。

※検察官定年延長、後手に回った政府 総長人事の調整不足…混乱に拍車(産経新聞、2020年2月26日)
https://www.sankei.com/politics/news/200226/plt2002260002-n1.html

 また、河合記者は大竹記者の元上司であり、司法担当が長く今年初めまで司法クラブキャップでした。大竹記者と同様、河合記者もカルロス・ゴーン氏について一方的に検察の言い分を擁護する記事を執筆していました。

※【正論3月号】ゴーン被告逃亡 人質司法批判に怯えた裁判所の醜態 産経新聞司法クラブキャップ・河合龍一(産経新聞、2020年2月1日)
https://www.sankei.com/premium/news/200201/prm2002010003-n1.html

 しかし、この週刊文春のスクープには不可解な部分があります。

 というのも、このネタを持ち込んだのが「産経関係者」であることが記事で明らかにされています。一般的に、タレコミがあっても情報の出所は書かないのが鉄則です。「産経関係者」と出処を明記すれば、自社の記者を「売った」ことになる上に、アシがつく可能性も高まるでしょう。

『FACTA』7月号はこの謎を、産経新聞現社長の飯塚浩彦氏による体制の打倒を狙った「内部テロ」だと報道しています。

※「黒川」産経・飯塚社長にテロルの硝煙(FACTA, 2020年7月号)
https://facta.co.jp/article/202007001.html

◇黒川弘務元東京高検検事長の記者との賭け麻雀事件 黒川氏と記者の賭け麻雀ネタを打ち込んだ「産経関係者」は、「飯塚隆光社長体制」打倒を狙った「内部テロ」だった!? 『FACTA』7月号がこの謎を明らかに!

 「これは飯塚体制打倒を狙った内部テロです」。『FACTA』の取材によると、産経新聞の人員削減によって無念な思いを抱いて辞めたベテランははっきりと断言したといいます。

 飯塚氏は81年に産経新聞に入社。大阪社会部で育ったがゆえに、政治部や外信部に強いコンプレックスを抱き、社長に出世した後は周りを大阪社会部で固めたとのことです。特に政治部は凌辱され、産経政治部の本流であった「正論」路線の記者らは追いやられていました。飯塚氏の下では、好き嫌い人事が横行し、周りはイエスマンばかり。『FACTA』は飯塚氏を『産経のトランプ』と揶揄しています。

 それだけではありません。飯塚氏は2019年、部数が急減している産経の建て直しとして、大規模な記者のリストラに踏み切りました。「希望退職者の募集」とは表向きの看板で、ベテランを次々に狙い撃ちにしていき、退職を拒む記者に対しても、事実上、退職を「強要」する面談を複数回行い、受け入れさせていきました。結果、合計300人程が退職に追い込まれたといいます。

 なかでも、独身の女性の地方支局長は、ことごとく標的となり、軒並み退職させられました。ここに、産経新聞の「女性蔑視的」な性質が浮かび上がってきます。

 このように、過酷で無慈悲なリストラを強行しつつ、今回の麻雀疑惑で名前が出た大竹記者など、飯塚氏がひいきにする一部の記者に対してはハイヤー経費が自由に使える特権を許してきました。こうした「飯塚体制」に対する不満が、が黒川氏の賭け麻雀を「産経関係者」がリークし、自社の記者を「売る」というテロルの背景だったと、『FACTA』は結論付けています。

◇新卒採用の説明会でも男性記者が「女性蔑視的」発言!? 記者を目指す女学生に「女性にデスクは無理でしょ」!?

 前項で産経新聞の「女性蔑視的」な性質が浮き彫りになったが、実は筆者も、こうした体質を目の当たりにしたことがあります。

 3年ほど前、学生だった筆者は就職活動を控えており、産経新聞の企業説明会に参加した。

 説明会の中で、実際に働いている記者に対して学生が質疑を行う時間が設けられていました。回答者としてその場に4人の記者が現れましたが、全員が男性でした。会場を見渡してみると、編集局長や人事部長などは全て男性です。女性は、資料配りなどの雑務係しかいませんでした。他社の説明会では、人事部長などのポストに就いている女性をしばしば見た上に、質疑応答についても男性記者と女性記者の両方がバランス良く出席していることが多かったため、産経新聞の説明会の光景が異様に感じました。

 質疑応答の時間の中で、隣に座っていた女学生が手を挙げました。

 「女性でもデスク(※新聞社などの編集・整理の責任者)を目指せますか?」。

 質問を受けた社会部の男性記者はへらへらと笑いながら答えた。

 「いや~女性にデスクは無理でしょ」。

 男性記者の発言に愕然としました。女性への差別が問題視され、男女平等が声高に叫ばれているにもかかわらず、民主主義に不可欠な情報の伝達と社会正義を実現するための役割を担っているはずの報道機関が、いまだに女性を蔑視し、伝統的性別役割分業観を温存していること自体、当時の筆者にとっては衝撃的でした。

 何より、会社説明会で就職活動中の女子学生にニヤつきながらこうした言葉を浴びせたことが信じがたいことでした。この女学生とは、その後に開催された他社の記者職向けの説明会でも偶然お会いしましたが、この男性記者の発言にひどくショックを受けた様子でした。

 岩上安身は、元大手新聞記者の女性Aさんにインタビューを行っています。

 Aさんは入社してわずか5カ月で、同僚の男性記者から性的暴行を受けた。その後、性被害について本社に訴えたものの、訴えを聞き受ける役目の女性管理職は、泣き寝入りをする方向へAさんを誘導したといいます。

 Aさんはインタビューで、記者クラブメディアの「病んだ労働環境」が性暴力を生んでいると強調しています。フルオープンで配信しますので、こちらも合わせてご覧ください。

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【タイムリー再配信704・IWJ_YouTube Live】22:20~「性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ~岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん」
視聴URL:https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501

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■東京の新規感染者まもなく300人!? 大混乱の「Go to トラベル」の裏に自民と業界団体の強いつながり!! コロナで消防車が来ない!? エッセンシャル・ワーカー襲う感染拡大の恐怖!!

 18日、東京都で新たに290人のコロナ新規感染が確認されたことが報じられました。200人以上は16日の286人、17日の293人に続いて3日連続となりました。

 このうち20代と30代が計189人で約65%、40代と50代は計61人で約21%、若年層が多い傾向は変わりませんが、都の担当者は「特に20代の女性が増えている」と指摘。20代女性の感染確認は、9日と10日の2日間で85人だったのが、16日と17日では133人に増加し、「夜の繁華街や会食などで感染している」とのことです。

※東京都 新たに290人感染確認 200人以上は3日連続 新型コロナ(NHK、2020年7月18日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200718/k10012522001000.html

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■IWJ第10期の期末は7月末です。今期末まで残り13日ですが、 現状ではたいへん厳しく、赤字に転落しかねません! IWJが赤字転落しないために、どうか皆様、会員登録とご寄付・カンパでIWJをご支援ください!

 皆様、いつもIWJをご支援いただき、ありがとうございます。

 IWJの今期第10期も、期末の7月末まで、いよいよ残すところあと13日となりました。

 新型コロナウイルスによる経済への悪影響が広がる中、IWJをご支援くださる皆様には岩上安身とIWJスタッフ一同、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 しかしながら、コロナ禍の影響もあり、現状は大変厳しく、このままでは赤字に転落しかねません!

 どうか皆さまからのご寄付・カンパによるご支援を、どうぞよろしくお願いいたします!

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■<本日の再配信>「限界の夏」迫る!本日午後7時より「健康被害が無いなんて、大ウソですよ !! 」「風評被害じゃない!実害が出る !! 」反対論が圧倒~8.31トリチウムを含む処理水の取扱いに関する説明、公聴会(東京会場)を再配信します!

 「トリチウム水」を放出しようとする「限界の夏」が、いよいよ迫ってきています!

 このトリチウム水問題に関して、2018年8月31日に行われた福島第一原発・汚染水タンク撤去後の放射性物質トリチウムを含む処理水の取扱いに関する説明・公聴会と主催委員長による囲み会見を再配信します。

 18日の日刊IWJガイドで紹介しましたが、2020年の夏頃に放射性物質であるトリチウムを含んだ汚染水を含んだタンクが満杯になるとみられています。

※「限界の夏」迫る! 福島第一原発の「トリチウム水」海洋放出に関わるパブリックコメントが再び期限延長! 2022年の夏頃にタンクは満杯! いよいよ切迫する「トリチウム水」処分問題、経済産業省は特に社会的影響が大きいとしながらも、「安くて早い」海洋放出と水蒸気放出を最も現実的な選択として選定! 本当に「安くて早い」だけでいいのか!? (日刊IWJガイド、2020.7.18日号)

https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/45722#idx-5

 この問題がマスメディアで扱われることがなぜか少なくなっており、一般に広く問題意識が共有されているとは言えない状況です。電通や電力スポンサーの意向など一切忖度する必要のない独立メディアのIWJでは、この夏に迫るトリチウム水の問題を「限界の夏」として、取り上げ続けています!

 福島第一原発事故で燃料デブリを冷却した汚染水は多核種除去設備という、放射性物質の除去装置で処理されます。しかし「ALPS」と呼ばれている多核種除去設備はセシウムを含む62種の放射性物質を除去することができますが、トリチウムは除去できません。

 そこでそのトリチウム水をどのように処理するかが問題となっているのです。

 公聴会の冒頭では、経済産業省の汚染水処理対策委員会 多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会の事務局から、トリチウム水の処分についての検討状況の説明がありました。

 事務局はトリチウム水の処分方法は、1)地層注入、2)水素放出、3)地下埋設、4)水蒸気放出、5)海洋放出の5つがあると説明。いずれも、生活圏への科学的な影響を生じないことを前提として検討しているとしました。

 そしていずれの処分方法をとっても風評被害は生じうるが、影響を最小限度に抑える対応策を検討することが必要だと説明しました。そして特に近隣国からトリチウムの放出に関して、懸念の声が上がっていることから、オリンピックなどのイベントとのタイミングを整理すべきという議論があったことを紹介しました。

 意見表明では19名が発言をしました。

 北海道がんセンター名誉院長・西尾正道氏は「日本で一番被曝している医者の一人ですし、日本一番放射線治療の患者さんを扱った医者です」と自己紹介をし、内部被曝を利用した放射線治療に精通している視点からトリチウムの危険性を強調しました。

 「トリチウムも放射線が出るんですよ。出るけどもエネルギーが低いから安全なんて大嘘です。トリチウムはなぜやばいかというと、DNAに取り込まれるんです」と発言。

 核の中にあるDNAは4つの塩基が水素結合力でつながっています。トリチウムの被曝にあうと、水素として振る舞うトリチウムが化学構造式に取り込まれ、遺伝情報を持つ最も基本的なDNAに放射線が当たってしまうのです。そして塩基の本来の化学構造式も変化してしまうと西尾氏は説明しました。

 そして、カナダの原子炉でも住民の実感として実害が出ていることを紹介し、「風評被害じゃないですよ、実害が出るんですよ」「人間としての見識を持ってくださいよ。医学的科学的に正しい知識を持ってくださいよ」と発言をしました。

 くわしくは本日午後7時からの再配信をご覧ください!

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 IWJでは岩上安身によるインタビューや毎日の中継の録画を短くまとめたハイライト動画をアーカイブとしてIWJのYouTubeチャンネル「Movie Iwj」にラインナップしています。

 また、国会での審議の中で、重要な質疑応答や話題のシーンも国会ハイライトとしてアップしています。

 これらの動画は、スタート画面に、大きなタイトルをつけて、皆様に内容をわかりやすくご案内もしています。下記のURLから、一度ご覧になってみてください。

 YouTubeのチャンネル登録者が増え、動画の視聴回数が増えれば、わずかではありますが広告料も入り、IWJの財政安定の助けになります。まだ登録されていない方は、無料ですのでこの機会にぜひご登録をお願いします!

 7月8日、登録者数は4万9155人、この1か月で約1943人の新規ご登録があり、5万人まで、あと845人と迫っています。6月の1か月間で90.4万件のご視聴をいただきました。ご登録、ご視聴された皆さま、ありがとうございます。5万人を超えたら、10万人、20万人の登録者数を目指していきたいと思います。ぜひ、まだご覧になっていない方は、チャンネル登録とともに、他の方へのおススメや拡散もよろしくお願いします。

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 会員管理とは、主としてエクセルを使い、会員の方の情報管理等の作業をしていただくお仕事です。PCの操作に慣れており、一般的な事務経験のある方、エクセルの操作ができる方を募集します。

 時給1200円以上からのスタートですが、経験と能力次第では、相談に応じます! ぜひご応募ください!

 詳しくはぜひ、下記のスタッフ応募フォームよりご応募ください! お待ちしております。

※スタッフ応募フォーム
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 これからも、激しく流動する「現代」という時代をくっきりと浮かび上がらせるために、IWJならではの視点、切り込み、深堀りで、記事、中継、録画配信、インタビューなどを、皆様にお届けしていく所存です! そのため様々な企画も進行中です。

 ぜひ、これからも、IWJがお届けする様々なコンテンツにご期待ください。よろしくお願いいたします。

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLよりご覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20200719

IWJ編集部(岩上安身、木原匡康、國府田響、近藤ゆり、中村尚貴)

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