■■■ 日刊IWJガイド・番組表「佐賀で自衛隊ヘリが民家に墜落!女児1人ケガ、搭乗していた自衛隊員1人死亡、1人不明/民意を無視し続けてきた安倍総理が名護市長選勝利で市民に感謝!? 渡具知陣営『デマの流布』『争点隠し』で市政奪還!与党は基地建設に弾みか?翁長知事の再選戦略にも大きく影響/スタッフ緊急募集中!」2018.2.6日号~No.1972号~ ■■■
おはようございます。IWJ編集部です。
今日から一週間程度、本ガイドはサイズダウンした簡易版でお届けします。2月4日、岩上さんがツイートしたように、現在、IWJはインフルエンザなどで体調不良を訴えるスタッフが相次いでおり、岩上さん自身も風邪や腹痛、下痢が長引いている状態です。通常のボリュームで発行するのが厳しい状況にあるため、<ニュース・フラッシュ!>のコーナーなどを省いたバージョンとなりますが、なにとぞご了承ください。
・岩上安身ツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/960134195216461824
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/960134911360253952
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/960135321076736000
昨日5日午後4時43分ごろ、佐賀県神埼市の住宅街に、自衛隊のAH64ヘリが墜落しました。4人家族が住む住宅から炎と煙が上がり、事故当時、家にいた小学生の女児が右足打撲などのケガをしましたが、命に別状はないと報じられています。また、ヘリに搭乗していた自衛隊員1人の死亡が確認されましたが、もう1人は22時現在も捜索中です。
今回の墜落事故現場は、JR神埼駅から南約4キロの、農地に囲まれた住宅密集地近です。また近くには小学校や保育園などの施設もあり、墜落地点が少し違えば、大勢の子供を巻き込んだ大惨事になっていたかもしれません。またこのような市街地が、普段から自衛隊の訓練飛行ルートになっていたとすれば、それ自体も問題です。
・陸自ヘリ民家墜落、炎上=隊員1人死亡、住民少女軽傷-定期整備後点検飛行中・佐賀(時事コム、2018年2月6日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020500844&g=soc
沖縄で米軍機事故が相次いでいますが、自衛隊機についても同じことが言えそうです。
昨年10月17日、静岡県の浜松基地所属の救難ヘリが訓練中に海上に墜落し、3人が死亡、1人が行方不明となっています。その翌18日には、茨城県の百里基地で戦闘機の主脚が折れて炎上するという事故が起きています。自衛隊では、昨年だけで5件の事故が起こり、合わせて自衛隊員9人が死亡、2人が行方不明となっています。
米軍機にしろ自衛隊ヘリにしろ、事故多発の背景には整備予算の不足や訓練増加による隊員のオーバーワークが指摘されていますが、今回の事故原因はまだ明らかになっていません。詳報が入れば、明日のガイドなどでお伝えします。
今回の事故について、元陸自レンジャー隊員の井筒高雄さんはIWJの取材に対し、「詳しい状況はわからないが」と前置きしつつ、「米軍や自衛隊のヘリの事故が相次いでいる背景には、北朝鮮情勢の緊張を煽って、より実戦に近い訓練、あるいは今までよりも訓練数が多くなったことが背景にあるのではないか」と指摘。「パイロットの数も潤沢ではないので、これまでならセンスがなくてヘリを操縦しなかった人にもハンドルを握らせている可能性もある」と分析しました。
また、今回の佐賀県神崎市におけるヘリ墜落事故の現場から車で10分ほどのところにお住いの主婦の方は、IWJの取材に対し、「曇天の空でもくっきり分かるほどの煙が確認できた。子どもが騒いでいたからか、墜落時の音までは気がつかなかった」「日常の中で、いきなりこんな事故が起きるなんてことを想像したことも考えたこともなかったが、テレビで現場に留守番の子どもさんがいたと聞いたので、うちも子どもがいるから怖いと思った」と答えました。
自衛隊に関連して、昨日、もう一つ重要なニュースがありました。現職の自衛官が、安保法制にもとづく防衛出動命令は憲法9条に反するとして、国を相手に、命令に従う義務がないことの確認を求めた裁判で、東京高裁は先月31日、東京地裁に審理を差し戻しました。
東京地裁は昨年3月、「防衛出動命令が発令される具体的・現実的可能性があるということはできない」とし、原告に「訴えの利益」がないとして、裁判での審理をおこなわず、門前払いしていました。しかし、東京高裁は「出動命令に従わない場合、刑事罰や懲戒処分を受ける可能性があり、訴えの利益はある」として、この判断を取り消しました。
・安保法訴訟 自衛官に「訴えの利益」 審理差し戻し 東京高裁判決(毎日新聞、2018年2月1日)
https://mainichi.jp/articles/20180201/ddm/041/040/070000c
驚くべきことは、国は今回の裁判を通じて、「存立危機事態が生じることや防衛出動命令が発令されることがおよそ想定できない」と主張していたことです。
「存立危機事態」が生じない?ならばなぜ、解釈改憲を通じて集団的自衛権の行使を決め、「戦争法」とも呼ばれる安保法制を強行採決したのか。上記にあるように、事故が多発するほど、実戦を意識した訓練の強化をはかっているのか。「専守防衛」という、憲法9条が許すギリギリの範囲を超えて、防衛大臣が敵基地攻撃論を、振りかざし、実際に外国を攻撃可能な長距離射程のミサイルを購入しようとするのか。すべては「存立危機事態」がありうる、という前提で進められてきた話ではなかったか。国の主張は全く矛盾しています。
これに対し、東京高裁は「平和安全法制整備法による自衛隊法の改正が平成27年にされていることに照らし、(存立危機事態が生じないという国の主張は)採用することができない」と判断しました。当然の判断です。
朝日新聞は社説で、国が「存立危機事態の発生は想定できない」という立場をとり続けたことについて、「説得力を欠くこと甚だしい。ならばなぜ、長年の憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認し、強引な国会運営で安保法を成立させたのか」と批判。「高裁が、国の言い分を『安保法の成立に照らし、採用できない』と一蹴したのは当然だ」とし、安倍政権の振る舞いを「あぜんとする」「ご都合主義が過ぎる」と強く批判しています。
・(社説)「安保法」訴訟 あぜんとする国の主張(朝日新聞、2018年2月3日)
https://www.asahi.com/articles/DA3S13343426.html?iref=pc_ss_date
弁護士の金原徹雄氏は、今回の判決について、Facebookで「なかなか凄い判決が東京高裁(第12民事部/杉原則彦裁判長)で出たようです」「これから東京地裁で始まる差戻審は、全国の安保法制違憲訴訟の中で、初めて被告・国を『安保法制は違憲か合憲か』という土俵に引っ張り出せる可能性が出てきたこと、裁判所も違憲判断に真正面から向き合わねばならなくなる(統治行為論で逃げない限り?)」とコメントしています。
・金原徹雄氏のFacebook(2018年1月31日)
https://www.facebook.com/tetsuo.kimbara/posts/1601606789931954
さて、沖縄県の名護市長選から一夜明けて、様々な分析が報じられています。
大接戦と言われていた今回の選挙は、3期目を目指した稲嶺進氏が渡具知武豊(とぐち・たけとよ)氏に約3400票差で敗れました。決め手となったのは公明党票と言われ、前回の選挙で自主投票とした同党が、今回は「自公連立」を優先したことで、公明党支持層の94%(期日前)、84%(当日)が渡具知氏に投票したことが、朝日新聞の調査によりわかりました。
・名護市長選、公明票の動きがカギに 朝日新聞出口調査(朝日新聞、2018年2月5日)
https://digital.asahi.com/articles/ASL246G0XL24UZPS001.html?_requesturl=articles%2FASL246G0XL24UZPS001.html&rm=361
辺野古基地建設を急ぐ米国追従まっしぐらの安倍政権は、この選挙で名護市政奪還を果たそうと、なりふり構わない選挙戦術を展開しました。
「辺野古移設反対を掲げる公明党沖縄県本部が、移設容認派の候補を推薦する」という矛盾を隠すため、渡具知氏は徹底的に「辺野古基地建設」の賛否に口を閉ざし、「争点隠し」を徹底しました。渡具知氏は、県政記者クラブが呼びかけた政策討論会への出席さえも拒否。さらに、渡具知陣営は稲嶺市政に関して数々の事実誤認にもとづいた批判、つまり「デマ」を流布するという、にわかには考えられない方策を取ってきたのです。
例えば「名護市は税金が高い」、「住民税が高い」、「借金を増やした」、「市営球場の危機」などです。
名護市は沖縄県にある11市の中で健全財政がトップであり、国民健康保険税は11市のなかで一番低く、また米軍の再編交付金にも頼らず、稲嶺市政は過去8年で市の予算を508億円増やしています。
市営球場についても、渡具知陣営は「市営球場の改築に対する現市長の決断が遅れ、日本ハムキャンプが米国アリゾナへ移動。市民経済に大きな打撃を与えた」と説明したビラを配布しましたが、これも全くのデタラメ。球場を解体し建て替えるために、日ハムはキャンプ地を一旦アリゾナ州に移転することにしましたが、新球場完成後には再び全日程を名護市でおこなうことは、日ハムの栗山英樹監督も約束しているのです。
・相手陣営上回る猛奮闘を 名護市長選あす投票 沖縄 “子や孫の命守り抜く”稲嶺市長、懸命の訴え 自民陣営 デマ宣伝、締め付け強化(しんぶん赤旗、2018年2月3日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2018-02-03/2018020303_01_0.html
「争点隠し」と「デマ」の流布に加え、与党は、中央から自民党の小泉進次郎議員や菅義偉官房長官、二階俊博幹事長など大物幹部らを投入し続け、圧倒的なパフォーマンスを見せつけました。勝つためになら平気で嘘もつく。こうした与党の節操なき選挙戦術については、フリージャーナリスト・横田一氏の特別寄稿の中で詳しく語られているので、ぜひ、ご一読ください。
※【特別寄稿】2月4日投開票!名護市長選で隠された争点!自公推薦の渡具知候補は「公明票が欲しいだけ」で本当は「隠れ新基地容認派」?公明党沖縄県本部代表を直撃!(ジャーナリスト・横田一)2018.2.1
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/411283
敗北確定直後、稲嶺氏は声を絞り出しながら「残念ながら、辺野古が争点とならなかった」、「市民の選択の結果だ。真摯に受け止めないといけない」と悔しさを語っています。深夜には「明日からもまた、この名護市のために尽くしていきます」とツイート。そして、開票翌日を迎えた朝はいつもどおり、5kmのジョギングを終えた足で、「交通安全おじさん」をこなし、通学する子どもたちの安全を見守ったといいます。
・稲嶺ススム☆ネットシンカー氏のツイート(2018年2月5日)
https://twitter.com/susumu_shinka/status/960197658349527041
懸念されるのは今年11月に迫る、沖縄県知事選です。稲嶺氏の選挙戦を支援してきた翁長知事は1月上旬、「名護で負ければ知事選に出る大義がなくなってしまう」と関係者にこぼしていたとも報じられています。
辺野古埋め立てをめぐる国との訴訟をめぐっては、翁長知事の主張は退けられ、残りの拠り所は県民の民意です。しかし、今回の名護市長選でその民意が崩れたと翁長知事が判断すれば、知事選出馬も流動的になると報じるメディアもあり、今回の敗北は翁長氏の再選戦略にも大きな影響を与えそうです。
・「出馬大義なくなる」 翁長知事 再選戦略に狂い 名護市長選 辺野古移設反対派が敗北(日経、2018年2月4日)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26516560U8A200C1ACYZ00/
2014年、稲嶺氏が2期目を果たした時もそうでしたが、基地建設に反対する候補が勝利するたびに「辺野古移設と選挙結果とは切り離して考える」と民意を無視し続けてきた安倍政権。しかし、安倍総理は今回の選挙結果を受けて「本当に勝ってよかった。市民に感謝する」、「普天間基地の移設についてはその方針で進めていきたいと思っております」と述べています。
その時々で、民意を無視したり、市民に感謝する、としたり。結局は米国および米軍が、彼らの勝手な「世界戦略」のために、作りたいところに米軍基地を作ろうとする、その欲求に、ひたすら協力し続けている、ということに他なりません。これこそは、岩上さんの命名した「ポチズム」、あるいは「朝鮮戦争レジーム」の姿であろうと思います。
※日本が「基地」も「原発」もやめられないのは「朝鮮戦争」に起源があった!? 岩上安身による『知ってはいけない――隠された日本支配の構造』著者・矢部宏治氏インタビュー 2017.8.2
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/394226
※【広告連動企画】日本人が知らない冷戦構造「朝鮮国連軍体制」の衝撃!在日米軍基地は朝鮮有事で「後方基地」に!『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』著者・五味洋治氏に岩上安身が訊く! 2017.12.11
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/407374
※北朝鮮に日本攻撃の意思なし! しかし北朝鮮陸軍中佐は「日本がこのまま対米追従を続ければその可能性はある」と警告〜14度訪朝に成功したジャーナリスト・浅野健一氏に岩上安身が訊く! 2017.11.6
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/404575
さらに政府は基地経済の依存から脱却した稲嶺市政を愚弄するかのように、渡具知市長の誕生により、名護市に米軍再編交付金を支給する方針を固めています。給付金は新基地を受け入れ、協力することが条件です。渡具知市長は政府と「一定の距離を置く」と言いながらも、交付金については「受け取れるのであれば受け取る」と話しています。今後、辺野古基地建設が勢いづくのは間違いありません。これでまた、基地経済に依存する名護市へと逆戻りしてしまうのでしょうか。
さて、明後日7日、岩上さんは共産党の辰巳孝太郎参議院議員へのインタビューを予定しています。辰巳議員は、森友学園前理事長の籠池泰典氏と近畿財務局の協議を録音した、新たな音声データの存在を国会で暴露。その音声には、籠池氏が昭恵氏から電話があったと話す内容が含まれていたといいます。
安倍総理は「妻は電話していない」と音声データについて否定していますが、なぜ、昭恵氏が直接国会で答えないのでしょうか。もう片方の当事者、籠池氏は半年間もの間不当に勾留され続けており、音声データの信憑性を検証することはできません。しかし、これを切り口に、森友学園問題の真相解明へ向けて、大きく前進するかもしれません。インタビューでは、国会では時間制限のために全て明らかにできなかったそのスクープの全貌を明らかにする予定です。
ただ2月6日夜現在、岩上さんは「何とか辰巳氏のインタビューはやらなければ」と言っていますが、発熱と胃腸不良は治まっておらず、万が一、体調が悪化したり好転しない場合、延期となる可能性もありますので、予めご了承ください。なお本日岩上さんは病院へ行き、あらためて検査をしてきました。インフルエンザについてはやはり陰性であるものの、症状が何に由来するかは不明とのことでした。その待合室で、岩上さんは先述の佐賀のヘリ墜落事故の一報を聞き、以下に始まる連投ツイートをしています。
「今日は、スマホで情報収集しない、ツィッターも見ない、ニュースにも触れない、静養だ、治療だ、それだけにするんだ。そう思ってヘロヘロの心身で病院へ行き、長い待ち時間を堪えて診察。ところが待合室のテレビで自衛隊のヘリ墜落と安保法制の違憲訴訟で高裁が差し戻しというニュースを見てしまった」
岩上安身ツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/960459468847722497
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/960460408145330176
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/960465688224612352
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/960561882934333442
今夜は今回の辰巳議員インタビューに関連し、年末年始に二度にわたっておこなった木村真・豊中市議のインタビューを再配信。昨夜に引き続き、本日21時から第二弾をお届けしますので、ぜひ、ご視聴ください!
★【タイムリー再配信・IWJ_Youtube Live】2月6日(火)21:00~
「森友問題の本質は『カルト右翼学園』に政権中枢と維新の会が肩入れした事件だ」〜通常国会開会直前!財務省の数々の嘘を検証!岩上安身による木村真
豊中市議インタビュー(後編・その1)
YouTube視聴URL:https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409009
岩上さんによるインタビュー・アーカイブは、現在、800本を超えます。学者や研究者、活動家、ジャーナリスト、政治家、さらには作家、芸術家など、様々な方々と岩上さんがじっくりと向き合うことで引き出された、情報と知恵の宝庫とも言える内容となっています。
こうしたインタビューは、タイムリー再配信といったかたちで、過去のコンテンツを掘り出してお届けしておりますが、その機会は限られています。サポート会員へご登録いただければ、これらのインタビュー・アーカイブの数々を、いつでもご自身のご都合の良い時にご覧いただけます。現在、YouTubeLiveでの無料視聴をご利用されている方は、この機会にIWJ会員へのご登録を、また会費未納等で一旦休眠会員となられている方は再開を、ぜひご検討ください!
IWJの有料会員制度は1ヶ月千円、支払いをまとめてお得な1年1万円の一般会員と、1ヶ月3千円、まとめてお得な年3万円からのサポート会員の2種類です。会費は、クレジットカード、銀行振込(ゆうちょ銀行を含む)でお支払いいただけます。IWJの活動は、会員の皆様のこの会費によって支えられています。詳細は下記URLより御確認ください。
※IWJ会員のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
またIWJの活動資金の半分は、皆様からの毎月のご寄付・カンパによって支えられています。今後も、IWJが活動を続けていくことができるよう、継続的なご支援を何とぞよろしくお願いいたします。
※ご寄付・カンパのご支援はこちらから
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
ここで橋下徹氏の訴訟について、岩上さんとスタッフへのお心遣いのお声の一部を紹介させていただきます。
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闘いの火蓋は切られました。
敵の狙いはIWJ弱体化を狙ったのは明らかです。
あわよくば、たった100万円の訴訟で言論の自由の封殺とIWJ弱体化を狙った正に一石二鳥のとんでもない訴訟です。
判例が出てしまえば、誰もTwitterを自由に使えなくなります。
これから年単位の長い闘いが始まります。私自身、常々思っていることがあります。
人間は相手を思いやるイマジネーションや良心を失ったとき、その人間は人間ではなくなると。
権力の腐敗は凄まじく、過去に当事者だった人物も権力の濫用を防ぐ為に独立した監視機関を設置すべきとの声が聞こえてきます。
まだ憲法は改悪されていません。
日本国憲法は法の下の平等を保証しています。
我々サポーターは、これから数年は続くであろう言いがかり裁判が継続する限り経済的援助は惜しみません。
岩上氏の御心労は想像に難くありません。
少なくとも6000人の会員は、全面的に応援することは心に留めて頂きたいと思います。
(O.H様)
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O.H様、ありがとうございます!岩上さんもスタッフも、長い闘いとなる覚悟を抱いていますが、そんな中でのご支援のお言葉、本当に心強く感じております。
またIWJでは、人手不足のオフィスをカバーしてくれるスタッフ、そしてボランティアの方を大募集中です!
職種は「テキスト」、「中継・動画」、「事務」となります!「IWJを内側から支えていきたい!」とお考えの方は、以下の職種の概要をご一読の上、ぜひご応募ください。
「テキスト班」は、現在お読みのこの日刊IWJガイドの執筆の他、日々の岩上さんのインタビュー用パワーポイント資料の作成やリサーチ、実況ツイートなどをおこなったり、記者として取材や記事作成をしたりもします。記者はおおむね、取材現場での動画撮影カメラマンも兼ねます。
現場へ行く仕事以外にも、パワポ作成やリサーチなど、机に向かってこなす仕事もあります。事務所へ出社しフルタイムで働くことのできるコアスタッフとなっていただける方がいらっしゃれば一番ありがたいですが、能力と情熱さえあれば、兼業でも在宅でも構いません。地方在住で、在宅でテキスト関連の業務をお手伝いしてくださっている方もいます。資料の読解力や文章力、リサーチ能力といった情報処理能力と、チームで動く協調性、事務処理能力のある方をお待ちしています。
現場で取材し、記者会見で質問することが得意な人もいれば、事務所内でのパワポ作業が得意だという方もいると思います。前者が体力勝負の仕事であれば、後者は知力がものをいう仕事といえます。理想はどちらも兼ね備えた人材ですが、全員がそれらの能力をフルに備えている必要はありません。実際に、現在のIWJでも個性に応じて役割分担していますので、何かひとつ能力に自信があれば、ぜひ一度面接にいらしていただきたいと思います。ご応募をお待ちしております。年齢・性別・経験・未経験は問いません。
「中継・動画班」はカメラマンとして現場に駆けつけ、取材をおこなった後、動画を編集するほか、簡単な記事を執筆することもあります。突然の取材にも飛び出して行ける俊敏性が命です。心身ともに丈夫な方を歓迎しています!
また、現在、動画編集に詳しい方、技術力のある方も募集中です。こちらもテキスト版と同じく現場向きの方、PCに向かって編集を行うのが得意な方と、その人の個性に応じて仕事を割りふっています。数多あるYouTube動画の中でIWJを効果的にアピールする発想力や編集技術をお持ちの方、ぜひご応募ください!テレビ制作の下請けなどでVTR編集の経験のある方など大歓迎です!
「事務班」は、電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握した上でインタビューのアポイントメント取り、講演や出張、各種イベントなどのスケジュール調整・準備などをおこなう他、IWJがおこなっている全国各地からの中継市民さんによる動画配信のスケジュール管理なども担います。IWJでは「事務・ハドル班」と名づけている部署です。「ハドル」とは、アメフト用語でいう「作戦会議」で、IWJのスケジューリングの基礎骨格を形作る、とても重要な仕事です。
例えば、大臣会見などは、大手メディアの記者クラブが仕切っているのが現状で、午前中に取材の申し込みをしたとしても、記者クラブ側から返事が来るのが夕方から夜になることも多いため、ハドル班の業務は9時~5時で帰れる仕事ではありません。夜の8時、9時ころまで働ける方を募集しています。そのかわり、朝のスタートは11時頃と遅めです。また、逆に事務班は朝早目の出勤となります。
いずれの職種も、PCの操作を行えることは必須条件となります。またいずれもIWJを支える上で非常に重要な役割を担っているので、ときにはプレッシャーのかかる場面に直面することもあります。そうしたときほど、私たちIWJスタッフはチームで動くことを大切にし、スタッフ全員の力を合わせて乗り越えてきました。そのため、協調性とコミュニケーション能力の高い方を募集しています。
なお岩上さんがオーバーワークであるのはすでにみなさま御存知かとも思いますが、IWJは時給こそスタート時の研修期間のみ1000円(スタート時の研修期間2ヶ月のみで、以後、能力と実績によって順次昇給していきます)と、高給とは言えませんが、誤解なきように、IWJは決してブラック企業ではありません。
岩上さんだけは経営者なので労基法に縛られず、不休で働いていますが、スタッフは労基法にのっとって、ローテーションで各自週休2日、過剰な月刊の残業時間は最大でも80時間を超えないように制限し、オーバーワークにならないように配慮、サビ残などもちろんなし。社労士と顧問契約を結び、そのご指導のもと、労基法を遵守しています。機材、交通費などの必要経費は会社が負担し、社保ももちろん完備です。
従業員への給与の遅払い、不払いなどのトラブルは、過去に一度もありません。経営の厳しい時に岩上さんへの報酬を「お預け」にして、他の資金繰りに回すことはたびたびありますが、従業員に対しては全く遅れることなく支払っています。
記者や編集者などの頭脳労働職は、時間の制限なく働く裁量労働制が、労基法がもっとも厳格だった時代でも認められていましたが、IWJでは、テキスト班のような頭脳労働でも裁量労働制ではなく、タイムカードで労働時間をきちんと記録し、残業代もきちんと支払い、夜遅い場合は労基法通り深夜割り増しもきちんとつけています。
他方、他の仕事と兼業したい、あくまで独立業者として関わりたい、家事・育児があるのでパートで働きたい等々のリクエストにも柔軟に応じて、パートタイム、兼業、業務委託などの働き方もありです。地方の方で在宅で働いている方もおられます。
現在、IWJは深刻な人手不足ではありますが、少しずつながらもスタッフが新たに加わりつつあります。「人生早い者勝ち」です。お迷いの方も、ぜひ、急いでご応募ください!ご応募は、以下のフォームからお願いいたします!
※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdbeeE8cGfuFucSge58KaR0vRQF5-uYoc52DeRCENG4u3_1mg/viewform
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◆中継番組表◆
**2018.2.6 Tue.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【録画配信・IWJ_KYOTO1】18:00~「『グローバル化に伴う領域横断的法学研究・教育の課題と可能性』講演会 国連特別報告者と日本 ―講師:エセックス大学人権センターフェロー 藤田早苗氏」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=kyoto1
2017年12月収録の講演会「国連特別報告者と日本」を録画配信します。主催と司会は高山佳奈子氏(京都大学大学院法学研究科教授)/「安全保障関連法に反対する学者の会」呼びかけ人、「自由と平和のための京大有志の会」が共催。
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【ツイキャス・エリアCh1・大阪】19:40以降~「アジア国際映画祭新人女優賞受賞作品『レジスタンスなう!』上映会後のトーク~登壇:川口真由美氏(シンガーソングライター)」
視聴URL: http://twitcasting.tv/iwj_areach1
「戦争あかん!ロックアクション」主催の映画上映会後におこなわれるトークライブを中継します。
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【タイムリー再配信104・IWJ_Youtube live】21:00~「『森友問題の本質は「カルト右翼学園」に政権中枢と維新の会が肩入れした事件だ』~通常国会開会直前!財務省の数々の嘘を検証!岩上安身による木村真 豊中市議インタビュー(後編・その1)」
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
1月5日収録の岩上安身による木村真 豊中市議インタビューを再配信します。
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/409009
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◆中継番組表◆
**2018.2.7 Wed.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 更田豊志委員長 定例会見」
視聴URL: https://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
原子力規制委員会 更田豊志委員長による記者会見を中継します。
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◆中継番組表◆
これ以降の予定で決定しているものは、以下のカレンダーよりご覧いただけます。あわせてご確認ください。
→「配信カレンダー」 https://iwj.co.jp/channels/main/calendar.html
(あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。)
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それでは本日も一日、どうぞよろしくお願いいたします!
WJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】