■■■ 日刊IWJガイド・番組表「疑惑解明を棚上げにしたまま数日中にも林芳正文科相が加計学園『認可』を判断!?自公は加計学園追及を避けるために衆院文部科学委員会の質問時間を『与党5対野党5』に変更を迫る！／本日17時30分より！ 2017年日経平均2万3000円の予測が見事的中！岩上さんが政治経済学者・植草一秀氏にインタビュー！」2017.11.13日号～No.1886号～ ■■■
（2017.11.13 8時00分）

★本日の日刊IWJガイドは以下の内容でお届けします！

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■＜はじめに＞疑惑解明を棚上げにしたまま数日中にも林芳正文科相が加計学園「認可」を判断!? 自公は加計学園追及を避けるために衆院文部科学委員会の質問時間を「与党5対野党5」に変更を迫る！（城石エマ）
┠■【中継番組表】
┠■＜ニュース・フラッシュ！＞
┠――【1】前代未聞!! TPP11、「大筋合意」との日本政府の発表を、数時間後にカナダ政府が否定！ トルドー首相の欠席で首脳会合は見送りへ！（澤理恵）
┠――【2】トランプ大統領が金正恩氏と「友達」に？ 冷静さが求められる局面で米国製武器の購入にひた走る日本政府！（城石エマ）
┠■＜★本日の岩上安身のインタビュー★＞植草さんは2人いる!? 2017年日経平均2万3000円の予測が見事的中！ その一方でアベノミクスを痛烈に批判！～ 日本経済、世界の政治情勢の今後の行方は？岩上さんが政治経済学者・植草一秀氏にインタビュー！（林俊成）
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＜はじめに＞疑惑解明を棚上げにしたまま数日中にも林芳正文科相が加計学園「認可」を判断!? 自公は加計学園追及を避けるために衆院文部科学委員会の質問時間を「与党5対野党5」に変更を迫る！
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　おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。

　なぜ、52年間も開設が見送られ、今後も獣医師の需要は先細りと予測されているのに、どうして新しい獣医学部が開学されるのか。新獣医学部開設にあたっての「石破4条件」は守れたといえるのか。なぜ、その事業主は安倍総理の親友が務める学校法人なのか。なぜ、文科省から次々と、官邸の「圧力」をうかがわせるような証言や文書が出てくるのか。

　数々の問題を残したまま、学校法人・加計学園が新設を目指す岡山理科大学の獣医学部が、この週明けにも「認可」される見通しであると報道されています。

　林芳正文科相は11月10日の記者会見で、文科省の大学設置審議会が新設を認める答申を出したと発表しました。

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※加計獣医学部、設置審が認可の答申！ 林文科相はまる呑み!?「結果を尊重しすみやかに判断したい」～「4条件」について質問が集中！「4項目が満たされていることは昨年11月に確認済」 2017.11.10
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/404951
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　当初は8月中に出されるはずであった答申は、いったん保留となり、10月にも出されると見られていましたが、さらに延長され結局11月の頭に。これについて毎日新聞は、当初は10月末に出されるはずだった答申の予定を延期した理由として、文科省幹部が「衆院選直後に認可の答申をして『首相から選挙後にしろと指示された』と思われたらまずいからだ」と明かしていることを報じました。

・加計問題 「消せない傷を負った」文科省職員（毎日新聞、2017年11月11日）
https://mainichi.jp/articles/20171111/k00/00m/040/206000c

　もちろん、設置審が答申を出したからと言って、文科相がすぐに「認可」を出さなければならないというわけではありません。前川喜平前文科事務次官は、設置審の答申が出されたあと、「改めて特区諮問会議を開き、現時点で具体化した内容をきちんと審査して、加計学園による獣医学部の新設が国家戦略特区法の目的に適うものなのか、閣議決定の4条件を満たすものなのかを再確認する必要があります」と、コメントを発表しました。

　昨日、岡山市では「人権と文化のつどい『前川さん 大いに語る in 岡山』 ～夜間中学・義務教育・新設学部問題～」が開催され、前川前事務次官が登壇しました。IWJは録画取材をし、前川氏に質問もしています。本日、夜9時より、録画配信します。ぜひ、ご視聴ください。

　今後もIWJでは注目すべき重要な動画を、なるべく多くの方が御覧いただけるよう、ゴールデンタイムに合わせて配信するよう心がけてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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★【録画配信・IWJ_OKAYAMA1】人権と文化のつどい「前川さん 大いに語る in 岡山」 ～夜間中学・義務教育・新設学部問題～
[配信日時] 2017年11月13日（月）21時～
[視聴URL] http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=okayama1
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　どこまでも自分勝手な政治運営が許されると思っている安倍政権の横暴ぶりは、今に始まったことではありません。しかし、それでも加計学園問題がここまで国民の関心を呼び起こしたのは、野党が国会で連日追及を続け、政府にとって都合の悪い事実を次々暴いたからに他なりません。

　ところが、先の衆院選で大勝した自民党は今、国会での野党の質問時間削減を求めるという、暴挙に出始めています。

　「与党2対野党8」が慣習となっている現状の時間配分について、10日の衆院文部科学委員会の与野党の筆頭理事による協議で与党側は、「質問時間3時間で、与党5対野党5」にしたいと野党に提案。加計学園をめぐる審議が行われる委員会での質問時間短縮を求めるという、あまりにも露骨な「逃げ」の姿勢を見せました。

　これに対し、文部科学委員会の野党側筆頭理事である立憲民主党の川内博史議員は、「行政が歪められたのではないかという重大な問題なので、野党側が、すべての時間をもらってもいいくらいで、5対5という同じ配分はとんでもない。質問時間は譲らずに対応していきたい」と述べ、与党側の要請を断固として拒否しました。

・加計学園 衆議院文部科学委で質疑 自民・立民が合意（NHK、2017年11月10日）
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171110/k10011218761000.html

　このまま野党側が一歩も引かない場合、14日の衆院文科委の審議で、自民党の委員長が職権で「5対5」を強行する可能性もあるといいます。

　実際に質問時間3時間で与野党が半々の時間配分だった場合、野党側の持ち時間は90分。立憲民主、希望、無所属の会、共産、社民の5野党に加え、「準与党」と化した日本維新の会も含めた6会派で90分を配分しなければなりません。その場合、衆院に2議席しかない社民党は、なんとたったの1分しか、質問時間がないことになります。質問時間など、なきに等しいのです。

・「５対５」か「２対８」か　国会質問時間、与野党譲らず（朝日新聞、2017年11月11日）
http://digital.asahi.com/articles/ASKCB55NVKCBUTFK00F.html

　なおこの問題について、マルチタレントの松尾貴史さんは「与党が5質問、その5に与党側が答弁。野党が5質問、その5に与党側が答弁。つまり、主張の場は与党が5＋5＋5で15、野党が5」と、与党の要求が通ってしまうと、実態としては与野党の発言時間の配分が15：5になってしまうことをツィッターで指摘しています。

　ただでさえ大手メディアの報道は与党の都合よく歪められがちです。この上実際の国会での審議時間配分が変わり、与党に都合のよい答弁や質問が野党の三倍、繰り返し目と耳に届くことになれば、もはや繰り返しによる「心理操作」とも呼べる状態が生じはしないでしょうか？大変怖いことです。

・松尾貴史氏ツィート
https://twitter.com/Kitsch_Matsuo/status/928889048902406144

・単純接触効果（wikipedia）
「初めのうちは興味がなかったり、苦手だったりしたものも、何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E7%B4%94%E6%8E%A5%E8%A7%A6%E5%8A%B9%E6%9E%9C

　松尾さんには8月に岩上さんもインタビューを行っています。一見些細な日々の「違和感」に足を止め、平易でありながら精密な言葉でその正体を突き止め、表現される松尾さんへのインタビューを、ぜひ会員登録のうえ御覧ください!!

※安倍総理や小池都知事…現在の政治状況に感じる「違和感」について、多芸多才な松尾貴史氏に岩上安身がインタビュー！ 2017.8.28
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/396537

　国会質問の時間については、絶対に譲ってはならない死守すべき一線です。そのためにも、野党側の筆頭理事を立てられる野党第一党の立憲民主党には、決死の覚悟でこの一線を守り通してもらわなければなりません。

　衆院選では、結党数日で市民からの絶大な支持を集めた立憲民主党。その期待を裏切られることのないよう、市民側もしっかりと見張っていなければなりません。IWJは、衆院選での枝野幸男代表の演説を、ダイジェスト動画にまとめています。選挙中に立憲民主党が市民に向けて語った言葉をぜひ、こちらの動画で繰り返し確認して、忘れないようにしましょう！

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※IWJが追った枝野幸男～立憲民主党代表が語った言葉～2017衆議院総選挙・枝野幸男代表演説ダイジェスト 2017.10.2～10.22 2017.11.8
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/404792
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　それでももし、野党の質問時間が奪われるようなことがあったら、権力追及のために残されるのはIWJのような政権に忖度しない独立メディアの存在だけです。政権や巨大資本におもねらない分、大手メディアのように広告料が入らないため、IWJの財政は常に火の車です。火の車だからこそ、権力に忖度しない真剣勝負の取材・報道・論評できるのだと自負もしています。

　8月から始まった新しい会計期以降、選挙戦の取材などで出費がかさんだものの、残念ながらご寄付・カンパが低迷しており、苦しい状態が続いています。苦しい状態でもなお、私たちは権力やスポンサーに日和ることも、前のめりの取材姿勢を変えることもありません！ サポート会員の方が増えるということは本当にありがたいことなのです。非常に大きな支えになります！

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◆中継番組表◆

＊＊2017.11.13 Mon.＊＊

　あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【録画配信・IWJ_OKAYAMA1】21：00～「人権と文化のつどい『前川さん 大いに語る in 岡山』～夜間中学・義務教育・新設学部問題～」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=okayama1

　11月12日に収録した、「地域人権運動岡山市連絡会（人権岡山）」主催の前川喜平・前文科事務次官を招いて開催された講演会を録画配信します。
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【Ch2】17：00～「東京電力 定例会見」
視聴URL： http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2

　東京電力の定例会見を中継します。
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【IWJ_YouTube Live】17：30～「植草さんは2人いる!? 2017年日経平均2万3000円の予測が見事的中！その一方でアベノミクスを痛烈批判！岩上安身による政治経済学者・植草一秀氏インタビュー」
YouTube視聴URL： https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL： http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

　岩上安身が政治経済学者・植草一秀氏へインタビューします。

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◆中継番組表◆

＊＊2017.11.14 Tue.＊＊

　あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「この1～2ヶ月が脱原発のチャンス」!?今原発ゼロを言っていないのは自民党だけ～菅直人元首相が「次の通常国会に『原発ゼロ法案』を出したい」と反原発国会前集会で明言!!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/405011

年間十数億円の電気代のかかる凍土壁もあと数ヶ月たたないと評価できない!? 3号機の東芝製燃料取扱機が到着！――東京電力 定例会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/404830

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＜★本日の岩上安身のインタビュー★＞植草さんは2人いる!? 2017年日経平均2万3000円の予測が見事的中！その一方でアベノミクスを痛烈批判！岩上安身による政治経済学者・植草一秀氏インタビュー
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　おはようございます。IWJテキスト班の林俊成と申します。

　本日17時半から、岩上さんが政治経済学者・植草一秀氏にインタビューをおこないます。植草氏は国際的な政治情勢から、経済・金融の動向を予測する著作を出版されています。また、植草氏は様々な市民運動にも関わっており、IWJもたびたび取材させていただいております！

※「反戦・反核・反貧困、政党ではなく政策を基軸として候補者を支援していく」～植草一秀氏ら「オールジャパン平和と共生」が衆院総選挙緊急総決起集会を開催!!――森友・加計問題も講演 2017.9.29
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/399226

　植草氏は昨年、株価の暴落を予測する悲観的な見方が市場を支配する中で、前著『反グローバリズム旋風で世界はこうなる』において、2017年に日経平均2万3000円、NYダウ2万ドルに上昇することを予測し、見事的中させました。

　そして今月10日、植草氏は新著『あなたの資産が倍になる』を出版されました。ハウツー本のようなタイトルですが、中身は政治情勢分析がメイン。タイトルと内容が乖離しすぎているのでは…と思わずにはいられませんが、中身については非常に興味深いことが書かれており、読んで損は決してありません。

　今回のインタビューでは、株価予測を的中させた背景、都合の良いことばかりを喧伝するアベノミクスの現実、そして日本経済の今後について、お話をうかがいます。

　アベノミクスにより、民主党政権下に比べて、人々の暮らしは豊かになったのでしょうか？

　株高と有効求人倍率の上昇ばかりが注目され、景気が良くなったと盛んに喧伝されていますが、全く実感が伴っていません。この現実について、実質賃金や実質GDPを見ることで、安倍政権が喧伝している「景気回復」は大ウソであることが明らかになります。詳しくはインタビューをご覧ください！

★2017年日経平均2万3000円の予測が見事的中！その一方でアベノミクスを痛烈批判！岩上安身による政治経済学者・植草一秀氏インタビュー！
[日時] 2017年11月13日（月）17：30～
[YouTube Live] https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?view=2&flow=grid
[ツイキャス] http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi

　なお、IWJ書店では、植草氏の直筆サイン入りの新著『あなたの資産が倍になる』を販売します！こちらもぜひご確認ください。

　それでは、本日も一日IWJをよろしくお願いします！

※日刊IWJガイドのフルバージョンは下記URLより御覧ください。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20171113

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