■■■日刊IWJガイド・番組表「安倍総理出演の『ワイドナショー』本日放送、自らが強調したテレビの『政治的公平性』はどこへ?/安倍総理9条改憲にまた意欲を示すも露骨な「二枚舌」に衝撃!/おい!東京五輪の仮設会場改修費当初の4倍で3000億円にものぼるってマジ!?/米軍が誤爆認めるも『戦争犯罪に当たらず』と言い逃れ!」2016.5.1日号~No.1326号~■■■
(2016 5.1 8時00分)
おはようございます!IWJ記者の原です。皆さん、ゴールデンウィーク満喫されていますか?東京の街も閑散としていますが、休みすぎて5月病にならないよう気をつけましょう!
さて、冒頭、さっそくですが、IWJ九州緊急特派チームの城石カメラマンからご挨拶させていただきます!
■「IWJ九州緊急特派チーム」城石より報告!玄海原発も取材します!
おはようございます。九州緊急特派チーム、動画班カメラマンの城石裕幸です。
4月26日に熊本から九州入りして、5日間が過ぎました。先発組の高橋カメラマンはその前の週、4月17日に九州入りしたので今日で15日目になります。当初は岩上さんも「4月末くらいをめどに」と考えていたようですが、全くそうはいかないようです。
4月14日21時26分、最大震度7の大きな揺れを記録したマグニチュード6.5の内陸型の地震によって、さらに28時間後の16日1時25分に再び「こちらが本震」とも「双子型の別の地震」とも言われる、1995年の阪神・淡路大震災と同じマグニチュード7.3の大地震が起こりました。さらには延々と続く余震によって、熊本県・大分県を中心にした九州地方は甚大な被害を受けました。
高橋カメラマン・安記者の九州緊急特派チーム先発組は、佐賀空港から福岡県久留米市を経由して熊本に入ったのですが、中央構造線沿いに震源と被害を広げていく地震を「今後IWJでは『熊本・大分大地震』と呼ぶ!」という岩上さんの号令に合わせるように九州を横断して、取材と支援の先を由布市・別府市のある大分県へと広げていきました。
そして4月28日・29日、安道幹記者と交代した私とともに、引き続きチームに残った高橋敬明カメラマンは、西南方向へ進路を取ります。
こんなに震源が広がっていて、地震の専門家ですら「この先どうなるか予測がつかない」と言っているのに、たとえ一時的にでも九電が止めようとしない川内原発とその周辺を取材するため、今度は九州を縦断するかたちで鹿児島市の九州電力鹿児島支社へ、その足で北上して薩摩川内市の原発現地と周辺地区へと向かいました。
ここで新たな難題が持ち上がります。「月末までをめどに」ということで30日朝までの予定で借りていたワンボックスタイプのワゴン車は、ゴールデンウィークということで「延長も、変更も、借りた場所以外での乗り捨ても、新たに借り直すこともできない」とレンタカー会社に通告されてしまったのです。
鹿児島市内に宿泊していた私たちは、いったん北上して薩摩川内市でやり残した取材をした後、車を返却するために再び鹿児島を通過してその日やっと全線開通したばかりの九州自動車道(2週間、通行止めでした)を北上、熊本経由で一気にレンタカー会社のある久留米へと移動しました。
カメラや中継のための機材があるため、「爆買い中国人観光客」かと見まごうほどの大量の荷物を抱えたまま、車という足をなくした私たち二人は、「久留米から佐賀まではひと息。玄海原発も取材しよう!」という岩上さんの指令に電車で唐津に移動。「もう、動けばどんな車でもいいから」というリクエストに、やっとの思いで空いているレンタカーを見つけて手配してくれた事務所の神野明里スタッフにも感謝しつつ、(神野さんと浅野百衣スタッフは、こんなに宿の見つけにくい状況の中、毎日電話をかけまくって、その夜の宿泊先を見つけ出して手配してくれてもいるのです!バックアップに、本当に感謝!)本日5月1日は玄海原発周辺を取材する予定です。
まだまだ被害の大きさに復旧・復興が追いついてはいないものの、私が合流した26日頃には当初に比べれば比較的支援物資の流通も動き出し、またゴールデンウィークに入ったことでボランティア活動も活発になってきたこともあって、特派チームのミッションは今後、「支援と取材」から取材活動へと、徐々にその中心を移していくことになりそうです。
中央構造線の西側、川内原発を取材し、玄海原発も取材したら当然「大きな被害の出ている別府の目と鼻の先、中央構造線にほど近い四国の伊方原発は大丈夫なのか?」という点も放ってはおけません。避難経路の一つとされている「豊後水道をフェリーで」という話が現実的なのかどうかを検証するため、大分側から四国側へ逆にたどるルートで行ってみたいと思っています。
今の九州緊急特派チームは二人とも「現場に行かなければ何の役にも立たない」カメラマン。取材に行けと(行ってもいいよと)言われれば、喜んでどこにでも行こうという人種です。東京の動画班の手が足りないことを心配しつつ、また同じく現場入りしたがっていた同僚の阿部カメラマンに「悪いな」とも思いつつ、そして何よりもこの「熊本・大分大地震緊急取材」のためにご寄付くださった多勢の支援者の方々に感謝しつつ、引き続き取材を重ねてまいりたいと思います。
熊本県・大分県での現地取材の様子は、以下の特設ページに集約しています。本日も、現地からの情報をUSTREAMでの中継やTwitterなどを通して、随時、お伝えしてゆきますので、どうぞご注目ください!
※【IWJ緊急行動】熊本・大分大地震 緊急取材と関連情報
http://iwj.co.jp/wj/open/kumamoto-eathquake
IWJはこれからも取材活動を進めてまいりますので、どうかまだ会員になられていない方は会員登録していただき、可能な方はできる範囲でご寄付・カンパなどで、引き続きご支援いただければ幸いです!よろしくお願いします!
※会員登録はこちら!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
※IWJの活動を市民の皆さんで支えてください。ご寄付・カンパも可能な範囲でよろしくお願いします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
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九州を駆け回っている城石カメラマンでした!
┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■「IWJ九州緊急特派チーム」城石より報告!玄海原発も取材します!(城石裕幸)
┠■中継番組表
┠■本日の新着記事
┠■【ニュース・フラッシュ!】安倍総理出演の「ワイドナショー」本日放送!「放送法違反」の話はどこへ!?/安倍総理9条改憲に意欲「憲法学者の7割が違憲と断じている状態でいいのか」と言いつつ、9割の憲法学者が違憲と断じた安保法制を強行採決した二枚舌/緊急事態条項「必要」と答えたのは1自治体だけ/東京五輪の仮設会場改修費当初の4倍で3000億円に/米軍が誤爆認めるも「戦争犯罪に当たらず」(原佑介)
┠■熊本・大分大地震の報道から消された中央構造線と原発の危険性!安倍政権の「虎の威を借る独裁」を敷きジャーナリズムの「本道」からそれて「邪道」をゆくNHK籾井会長(佐々木隼也)
┠■<★記事アップのお知らせ★>子宮頸がんワクチン副反応被害の救済と再発防止を求め、10~20代女性らが国と製薬企業2社を提訴へ!(太田美智子)
┠■「ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!」~米国さながらの経済的徴兵制と積極的平和主義に道を開く!?大学労働環境の「ブラック」な実態(城石エマ)
┠■「別れ」があれば「出会い」もある!IWJのスタッフとして加わってくださる方を、大募集中です!(城石エマ)
┠■「岩上安身のIWJ特報」発行!「大災害の発生時において、国家緊急権の発動は危険である」岩上安身による永井幸寿弁護士へのインタビュー詳報!(原佑介)
┠■わとはぷ~What happened today?(原佑介)
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◆中継番組表◆
**2016.5.1 Sun.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch4】11:00~「第87回 中央メーデー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※第87回目の開催を迎える「中央メーデー」を中継します。元日弁連会長の宇都宮健児
弁護士、「安保関連法に反対するママの会」西郷南海子氏らによる連帯あいさつが予定されています。
【録画配信・IWJ_AICHI1】17:00~「名大アゴラ 第1回『大学の〈知〉の現在を考える』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aichi1
※4月16日収録の「名大アゴラ」第1回を録画配信します。講演者は安藤隆穂氏(中部大学教授・名古屋大学名誉教授)、日比嘉高氏(名古屋大学准教授)。
【IWJ_OSAKA1】17:20頃~「大阪『インクジウム』」
記事URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※SAVE TATTOOING主催のライブイベント「EXPRESSIONS」内で開催されるシンポジウムを中継します。高山佳奈子・京都大学法学研究科教授を始め、神庭亮介氏(朝日新聞記者)、金光正年氏(元NOON+CAFE)、渋谷彫雅氏(TOKYO
INK)、KANTAROU氏(LIM 美容師)らが出席予定。
【録画配信・Ch6】20:00~「DEMOCRACY STRIKES BACK/3 DAYS in WASEDA
松井久子監督・最新作『不思議なクニの憲法 声をあげる 私たち』完成披露試写会後の講演会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※4月16日に収録した「DEMOCRACY STRIKES BACK/3 DAYS in WASEDA」、映画『不思議なクニの憲法
声をあげる 私たち』完成披露試写会後の松井久子監督による講演会を録画配信します。
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◆中継番組表◆
**2016.5.2 Mon.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【Ch4】13:30~「【院内集会と政府交渉】『8000ベクレル/kg以下の除染土の公共事業への再利用』方針の撤回を」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※環境省が示した方針「8000ベクレル/kg以下の除染土の公共事業への再利用」の問題をめぐり開催される、集会と抗議署名の提出、政府交渉(予定)を中継します。FoE
Japan主催によるこの働きかけに、岩上安身も呼びかけ人として参加しています。
【録画配信・IWJ_HIROSHIMA1】15:00~「被爆地ヒロシマが被曝を拒否する ―過去は変えられないが未来は変えられる― 伊方原発運転差止広島裁判」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hiroshima1
※4月28日収録の「伊方原発運転差止広島裁判・第1回審尋」に合わせておこなわれたイベントを録画配信します。審尋後の報告集会、記者会見のほか、講演会・学習会では河合弘之弁護士、海渡雄一弁護士らが登壇しました。
【録画配信・Ch6】19:00~「DEMOCRACY STRIKES BACK/3 DAYS in WASEDA『民主主義ってなんだ?』リレートーク」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※4月17日に収録した「DEMOCRACY STRIKES BACK/3 DAYS in
WASEDA」リレートークを録画配信します。ゲストは上野千鶴子氏、香山リカ氏、長谷部恭男氏、浜矩子氏、T-ns SOWL、奥田愛基地氏ら。
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■本日の新着記事
本日の新着記事は以下の通りです。
・熊本・大分大地震の報道から消された中央構造線と原発の危険性!安倍政権の「虎の威を借る独裁」を敷くNHK籾井会長
http://iwj.co.jp/wj/open/?p=300266
・シンポジウム「戦争と学生―経済的徴兵制をぶっ潰せ!」
http://iwj.co.jp/wj/open/?p=300230
・子宮頸がんワクチン副反応被害の救済と再発防止を求め、10~20代女性らが国と製薬企業2社を提訴へ!「この理不尽な被害を、決して放置してはならない」
http://iwj.co.jp/wj/open/?p=293996
・Democracy Strikes Back! 3 DAYS 早稲田有志の会・連続講座 第2回「政権の危険性はその教育政策に集約される!安倍政権の教育政策と安保法制」
http://iwj.co.jp/wj/open/?p=296910
・九州緊急特派チームによる熊本・大分大地震被災地レポート【その40】 ―4月29日15時ごろ、大分県由布市で発生した地震の状況について商工観光課長に電話取材
http://iwj.co.jp/wj/open/?p=300162
・日弁連シンポジウム「大規模災害と法制度〜災害関連法規の課題、憲法の緊急事態条項〜」
http://iwj.co.jp/wj/open/?p=300229
・辺野古総合大学 第2弾 新垣満子氏・島袋清香氏・島袋由起氏・源啓美氏「琉舞」
http://iwj.co.jp/wj/open/?p=300231
・【IWJブログ】「盗聴法・拡大法案」が参院で審議入り!不完全な「取り調べの可視化」に騙されるな!年間10万件の盗聴大国・イタリアを夢見る警察庁の思惑を暴く!
http://iwj.co.jp/wj/open/?p=300180
・高浜原発3・4号機、運転停止仮処分決定!「世界最高水準の新規制基準」と再稼働を進める政府に「まったくのウソ」と真っ向から反証! ~岩上安身による、高浜原発仮処分申し立て弁護団長・井戸謙一氏インタビュー ※テキストをアップしました
http://iwj.co.jp/wj/open/?p=293439
・九州緊急特派チームによる熊本・大分大地震被災地レポート【その39】 ―熊本・大分大地震被災地取材の中締め
http://iwj.co.jp/wj/open/?p=300097
■「別れ」があれば「出会い」もある!IWJのスタッフとして加わってくださる方を、大募集中です!
IWJで貴社をしております城石エマです!
先日ごあいさつさせていただいた、山本愛穂スタッフはじめ、何人かの「IWJ卒業生」をお送りする立場として、非常に寂しく感じている今日このごろです・・・が、卒業生のみなさんは、ぜひ、それぞれのフィールドで頑張ってください!全力で応援してますし、私も負けないよう、1日1日を精一杯頑張ります!
お別れをしたら新たな出会いを迎えるものです。IWJには、これと決まった「入社日」がありませんので、いつでも「出会い」の季節なんです!
現在、IWJで募集しているのは、事務スタッフ(会員管理もしくは一般事務) 、テキストスタッフ、WEBスタッフの3つ。
会員管理は、会員のみなさまがIWJのサービスを心地よくお使いくださることができるよう、会員情報をお預かりしているところです。会費のお手続きやサイト利用のご相談などの対応もさせていただいています。会費やご寄付・カンパの情報も取り扱うため、社内情報の秘匿を守れる、慎重さを要する作業が得意、という方を募集しています!
一般事務は、岩上さんのスケジュール管理や、スタッフと岩上さんの面談調整、岩上さんのインタビューアポイントメント、来客対応など、まさにIWJの「プロデュース部門」(事務リーダー谷口スタッフ命名)なんです。多くの作業を、同時に手早く確実に進めることのできる方を募集しています!
テキストスタッフには、大きく分けると2種類あります。一つが、現場へ行ったり電話取材をしたりして、記事を書き、日刊ガイドのデスクも担当するスタッフです。いわゆる「記者」に相当するこの仕事は、岩上さん直伝で文章を鍛える絶好のチャンスを得ることができます!一方、収録された講演や国会中継の文字起こしや、短い要約記事を書く「ライター」の仕事も募集しています。こうした方は、在宅でも仕事が可能です。
最後に、Webスタッフは、テキストスタッフが書いた記事や動画班が取材してきた動画をサイト上にアップするのが主な仕事です。長期的にIWJでWEBスタッフとして働いてくださる方ももちろん大歓迎ですが、今、正念場を迎えている「WEB大改造プロジェクト」に短期的に力を貸していただける方も、大募集中です!7月末をメドに、IWJのサイトを大幅改造、これまでよりずっと使い勝手の良いサイトにしていく大改革に、どうぞ、力を貸してください!
以上、募集部門をご紹介いたしましたが、岩上さんはよく、IWJのスタッフに「トータルフットボールシステムを意識せよ」と伝えます。各自が自分の仕事を「これだけ」と決め付けずに、いつでも柔軟に他部門の仕事に回る。タテワリ行政とは鮮やかな対極をなしております。
もちろん、なにもかもができる人でなければいけない、という意味ではありません。IWJは、「どんなことでもやる」という意欲をもった方が、力を発揮できる場所なんです!誰もがカメラをもって、現場に急行することができる――。それが、IWJの「即応力」の秘訣です!
「お・・・おもしろそう!」と思わず目をキラキラさせてしまった方、ぜひ、IWJの扉を叩いてみてください!
※スタッフへの応募は、こちらからお願いします!
http://bit.ly/1ALJypQ
また、参院選が始まるにあたり、全国各地での中継市民の方も大募集中です!ボランティアでお願いさせていただくか、ペイワーク、つまり報酬をお支払いさせていただくかは、応相談とさせていただきます。まずは、少しでも興味をお持ちの方は、ふるってご応募ください!
※中継市民へのご応募はこちらから!
https://docs.google.com/forms/d/1VBZLYidHi8w1XNCJ1vu4NB82NENhjaz-5ASVxH5Kamc/viewform?c=0&w=1
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城石エマ記者でした!
■「岩上安身のIWJ特報」発行!「大災害の発生時において、国家緊急権の発動は危険である」岩上安身による永井幸寿弁護士へのインタビュー詳報!
熊本・大分大地震を受け、菅義偉官房長官は、最初の地震が発生した翌4月15日の会見で、安倍政権が改憲による創設を目指している「緊急事態条項」について、「極めて重く大切な課題だ」と述べ、「ショック・ドクトリン」的に自らの野望を成し遂げようとする動きを見せました。この菅氏の回答は、事前に用意された「八百長芝居」だった可能性が濃厚です。IWJは記事にまとめていますので、ご覧ください。
※2016/04/17 【緊急UP】あらかじめ原稿を用意していた菅官房長官の「緊急事態条項は重い課題」発言!会見は八百長芝居か!?ドサクサまぎれの「惨事便乗型全体主義」改憲を許すな!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/297427
菅氏の発言は到底看過できるものではありません。IWJではこれまで、自民党改憲草案第98・99条に規定された緊急事態条項を創設することは、「ナチスの手口」に他ならないということを繰り返し報じてきました。
有事の際に、ひとたび緊急事態が発令されると、基本的人権は停止され、総理が予算措置を行うことができるようになり、地方自治はなくなり、あらゆる権力が国家権力に従属する体制ができてしまう。これが「緊急事態条項」です。
事実、ナチス・ドイツは、1933年2月27日に発生した国会議事堂放火事件をきっかけとして緊急事態宣言を発令し、共産党員をプロイセン州だけで5000人も逮捕。そのことで反ナチスの運動は潰え、約1ヶ月後の3月23日には全権委任法が成立、ナチスによる独裁体制が確立されることになりました。
こうした「ナチスの手口」を見過ごしてなりません。昨日、「岩上安身のIWJ特報!」を発行しました!今回は2015年12月19日に行われた、岩上さんによる永井幸寿弁護士へのインタビューのフルテキストです。
永井氏は、阪神・淡路大震災の際に被災者支援法の成立に尽力した立場から、「大災害の発生時において、国家緊急権の発動は危険である」と主張し、その理由を詳細に語りました。改憲をかけて「天下分け目の戦い」となる夏の参院選を目前に控え、必読のインタビュー。ぜひ、全編をお読みいただきたく思います!
※「岩上安身のIWJ特報」の申し込みフォームはこちら!
http://www.mag2.com/m/0001334810.html
サポート会員さんは「岩上安身のIWJ特報」を無料でご覧いただけます!
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それでは今日も1日、よろしくお願いします!
※「日刊IWJガイド」のフルバージョンは、下記URLよりご覧いただけます。
http://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkann-20160501
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