日刊IWJガイド「昨日、明仁天皇は記者会見の場で『年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います』と『戦争』について言及。安倍総理はこの言葉をどう思うのでしょうか!?」2015.12.24日号~No.1197号~


■■■ 日刊IWJガイド「昨日、明仁天皇は記者会見の場で『年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います』と『戦争』について言及。安倍総理はこの言葉をどう思うのでしょうか!?」2015.12.24日号~No.1197号~ ■■■
(2015.12.24 8時00分)

 おはようございます。IWJの芹沢あんずです。

 2015年も残すところ、1週間を切りました。みなさま、どのようにお過ごしでしょうか。東京では、手袋が無いと手が痛くなってしまうような、寒い日が続いております。お風邪を引きませんよう、全国のみなさん、お身体を大切にしてください。

■本年も「饗宴」を開催することができました。本当にありがとうございます!

 すでに本ガイドでは他のスタッフよりご報告させていただいておりますが、20日(日曜日)には、IWJの年末恒例特大イベント「饗宴VI」を開催させていただきました。2015年も饗宴を開催することができましたのは、ご支援いただいている皆様のおかげです。

 この場を借りまして、厚く御礼申し上げますす。本当にありがとうございました。

 今年も、日頃お世話になっている皆様への感謝の気持ちを込めて、ご用意させていただきました。みなさま、いかがでしたでしょうか?

 2次会でご一緒させていただいた会員さまより、以下のような感想をいただきました。

 「登壇者の方は発言時間が短いながらも、どの先生も、重要な内容を簡潔に分かりやすくまとめていて、勉強になりました。参加してよかった。緊急事態条項の危険性についても、本当に怖い内容ということが分かりました。こういう場を設けてくれるIWJに感謝しています」

 …岩上さんはじめ、スタッフ一同、一生懸命準備させていただきましたので、このようなご感想をいただき、非常に安堵いたしました。

 また多くの方々から、岩上さんの体調を気遣う言葉を沢山頂戴しました。スタッフ一同、一生懸命頑張りますので、岩上さんとIWJへのご声援をよろしくお願い申し上げます。

 皆様にご支持いただく限り、日頃の報道と、年末の主催イベント「饗宴」を続けていきたいと思っております。今後ともIWJをよろしくお願い申し上げます。

 残念ながら都合が合わず、饗宴にお越しになれなかった方、再度勉強をしたいと思っている方は、これから発売予定の「饗宴VI」を収録したDVDをご覧ください! DVDは完成予定が見え次第、告知いたしますので、注目ください。

※IWJの会員に登録していただき、今後とも、直接私たちの取材活動をお支えください!
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパもお願いします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

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…続いては、IWJ男子スタッフ内でも特にメガネが似合う、安記者より、注目記事アップの短い告知です!

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■国民による「非自民」対抗軸となるか!?「市民連合」結成の記者会見の記事をアップしました!

 おはようございます。記者の安(あん)です。

 先日21日発行の本ガイドでもお伝えしましたが、12月20日、IWJの「饗宴VI」の真裏で行われていた、SEALDsなど5団体による「市民連合」結成記者会見。昨日、記事をアップしました!皆様、どうぞご一読下さい!

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・2015/12/20 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」結成記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279815
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 野党共闘が遅々として進展しないなか、この状況を座視してはいられないと、これまで安保法案への反対デモを牽引してきた5団体(「SEALDs(シールズ)」「ママの会」「学者の会」「立憲デモクラシーの会」「総がかり行動実行委員会」)が大同団結して結成されたのが今回の「市民連合」です。

 市民の力によって、モタモタしている野党を突き上げていこう、野党統一候補が立てば「市民連合」の看板で選挙支援をしよう、というのが結成の目的だと言います。

 IWJでは、この注目すべき「市民連合」の動きを、今後もがっちりフォローしていきますので、どうぞ引き続きご注目ください!

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…「饗宴VI」に登壇されたSEALDsの奥田愛基さんは、シンポジウムで、「今はみんなが『スターウォーズ観に行かなきゃ!』と話している。それと同じ温度で多くの人に政治を語ってもらうわないといけない」とおっしゃっていました。私たち若者が、率先して世間にそうした温度を振りまいていかないといけないな、と思います。(奥田さんの講演は、近々発売される「饗宴VI」のDVDでしっかりとお確かめください!)

 私もこの市民連合の動き、とても注目しています。

 続いては、ぎぎまき記者から、昨日の注目ニュースの紹介です。

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■生誕82年、戦後70年、戦争前夜?年に天皇陛下は何を思うのか

 おはようございます!ぎぎまきです。

 昨日、12月23日の祝日は天皇誕生日、明仁天皇82歳の誕生日でした。皇居には約3000人が駆けつけて一般参賀が行なわれ、その後、記者会見が開かれました。

 天皇陛下は会見で今年一年を振り返り、「ことしも豪雨などの災害があり、危険や苦労を味わった人々のあることに心を痛めています」と5月に起きた鹿児島県・口永良部島の新岳噴火や、9月の鬼怒川の氾濫といった災害に触れ、人々の痛みに寄り添いました。

 明仁天皇というと、常に平和を願い、傷ついた人々に対する思いやりを欠かさない方、という印象があります。

 2011年3月11日の東日本大震災の発生では、天皇陛下が国民や被災者に向けてビデオメッセージを放送したことがありました。天皇が直接、国民に向けて放送を行ったのは、1945年の玉砕放送以来だったそうです。

 また、当時、皇居がある千代田区は、地震に伴う計画停電の対象外地域だったにも関わらず、「国民と困難を分かち合いたい」とする天皇の意向によって、時間になると皇居の電源は落とされたました。計画停電の実施が終了した後も、天皇は自主停電を続けたというエピソードもあり、「国民と苦労を共にしたい」という?偽りないお気持ちがひしひしと伝わってくるようです。

 今年は戦後70年という節目にあたりました。1月1日の新年の挨拶から、明仁天皇はことあるごとに、先の戦争に言及し、二度と同じ過ちを繰り返さないようにと呼びかけられてきたように思います。それはどこかで、集団的自衛権の行使容認を掲げ、再び戦争のできる国づくりを進めている安倍政権に対するメッセージではないかと、私は思います。

 この新年の挨拶で天皇陛下は、「満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本の在り方を考えていくことが、極めて大切なこと」と述べられ、メディアで大きく報じられました。

 昨日23日の記者会見では、70年という月日の流れの中で風化していく戦争の記憶に警鐘を鳴らすように、「戦争」について長く時間を割いておことばを述べられました。そして最後に、こう語りかけました。

 「この1年を振り返ると,様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々、戦争を知らない世代が増加していきますが、先の戦争のことを十分に知り、考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います」

 「戦争を知らない世代」--私ももちろんそうですし、戦争のできる国づくりを進めている安倍政権の面々も、安倍総理も、「戦争を知らない世代」です。「戦争を知らない世代」が、戦争へと歩みを進めようとしている。そんな危険な日本の政治状況に、強い警告を発しているような気がしました。私は映像を見ていませんが、報道によれば、天皇の声は震えていたといいます。

※天皇陛下お誕生日に際し(12月18日)
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h27e.html

 天皇陛下は今年も新年の「感想」を述べられましたが、その際も戦後70年の節目を意識し、次のように今のキナ臭い政治を牽制されました。

 「各戦場で亡くなった人々、広島、長崎の原爆、東京を始めとする各都市の爆撃などにより亡くなった人々の数は誠に多いものでした。この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」

 天皇陛下の言葉を取り上げると、「天皇がどうした!」と怒られることもありますが、正しい危機感であることは疑いようがありません。岩上さんも支持を表明していました。

・岩上さんツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/679706801722413056

 憲法を改正し、天皇主権の「大日本帝国憲法」時代を「取り戻そう」としている安倍政権が、天皇陛下のお言葉に耳を傾けず、戦争のできる国作りへと邁進しているところをみると、天皇を政治利用して好き勝手に戦争への道を突っ走っていった戦前、戦中を思い起こさずにはいられません。

 戦前、戦中は、天皇陛下の威光を傘に、時の権力者が好き勝手に日本の進路を決めていったそうです。大日本帝国憲法では、国家に手厚い緊急権を与えていたといいます。

 「天皇は戒厳を宣告す。戒厳の要件および効力は法律をもってこれを定む」――。

 つまり、「戒厳令」という勅令が、そのまま法律になるわけです。明治憲法でも、臣民(国民)は権利を持っていました。しかし、こと非常時においては、「天皇大権の執行を妨ぐることなし」・・・つまり、ひとたび国家が非常時と認められれば、主権者・天皇は臣民の権利を制限してもよい、と定められていたのです。臣民の権利は暫定的なものだった、ということですね。

 自民党は、憲法を改正し、真っ先に「緊急事態条項」を新設するとしています。「緊急事態条項」とはなにか。自民党改憲草案によれば、「内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができる」――。これでは、まるで大日本帝国憲法下の天皇陛下の権限を、今度は総理大臣・内閣が得ようとしているかのようです。

 大日本帝国憲法下で、緊急事態の名のもと、どのようなことが行われていたかは、先日の「ロックの会」で澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士が詳しく言及されています。そして今年の「饗宴VI」も、メインに「緊急事態条項」の危険性を取り扱いました。時を超え、暗黒時代の再来を予期させるような脅威が、目の前に迫っているのです。饗宴にご登壇いただいた伊波洋一・元宜野湾市長(来年の参院選に、「オール沖縄」を背負って立候補予定!)も、「緊急事態条項」の危うさについて、昨日のツイッターで「一度手に入れたらなんでもできる魔法の権力・国家緊急事態宣言」と述べられていました。

・伊波洋一さんツイート
https://twitter.com/ihayoichi/status/679642972263022592

 現在、大急ぎで「饗宴VI」のDVD化を進めていますが、こちらも絶対にチェックしてほしい内容です!

・【実況ツイ録】ナチスの生みの親「緊急事態条項」は独裁者が喉から手が出るほど欲しがる「切り札(ジョーカー)」! 参院選まで7ヶ月、「ロックの会~IWJ Night」で梓澤和幸、澤藤統一郎両弁護士が警鐘
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/279522

 安倍政権の不気味な野望がしたたかに、しかし確実に具現化されている気がしてなりません。

 今月22日、日本の近現代史を検証するという安倍総裁直属の勉強会が発足しました。自民党・稲田朋美政調会長は「敗戦で何が変わり、また占領政策において何を得て何を失ったのかということをしっかりと学ぶ必要があるのではないかと」と述べ、また、ある出席議員からは「西欧諸国の帝国主義に基づいた政策とは違う。誤解している国民も多くいる。こうした点も取り上げるべきだ」と、歴史修正主義をうかがわせる発言も飛び出したといいます。

 何より気味が悪いのは、この勉強会が海外メディアの取材を「拒否」したということです。うちに閉じこもって、対外的には公にできないようなことを考えているのでしょうか。この動きには、常に監視が必要です。IWJは今後も、逐一目を光らせていきたいと思います。

 ところで皆さん、「戦争をしない国 明仁天皇メッセージ」という本をご存知でしょうか。

 「日本はなぜ、『基地』と『原発』を止められないのか」の著者、矢部宏治さんが出された本ですが、これを手に取ると、いかに、安倍総理と明仁天皇の戦後史が真っ向から対立するものであるのかが分かるといいます。

 政治に対する影響力で言えば、私たち国民ひとり一人が持つ力の方が、天皇陛下のものよりも大きいのかもしれません。来年の夏は、ダブル選挙がささやかれている極めて重大な総選挙を迎えることになります。私も今日までこの本の存在を知らなかったのですが、次期選挙の意味を噛み締めるためにも、早速購入し、読んでみたいと思っています。

※2014/11/02 国際社会の「敵国」であることを自ら望む日本の病~岩上安身による『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』著者・矢部宏治氏インタビュー第2弾
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/201949

※2014/10/13 「戦後再発見双書」プロデューサーが語る、日米関係に隠された「闇の奥」~岩上安身による『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』著者・矢部宏治氏インタビュー
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/181723

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…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.12.24 Thu.**

【IWJ_FUKUI1】13:30~「『大飯・高浜原発差止仮処分事件決定告知日』福井地裁前の模様」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukui1
※「大飯・高浜原発差止仮処分事件決定告知日」の福井地裁前の模様を中継します。

【IWJ_FUKUI1】15:00~「『大飯・高浜原発差止仮処分事件決定告知日』記者会見・報告集会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukui1
※「大飯・高浜原発差止仮処分事件決定告知日」記者会見と報告集会を中継します。

【録画配信・Ch4】16:00~「『ミナセン (みんなで選挙) 東京』発足記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※2015年12月22日に行われた、「ミナセン東京」主催の発足記者会見を録画配信します。

【録画配信・Ch4】17:00~「ミナセン東京発足!2016.7日本に市民革命を起こす! 座間宮ガレイ氏 全国ツアー報告会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※2015年12月22日に行われた、「ミナセン東京」主催の「座間宮ガレイ氏 全国ツアー報告会」を録画配信します。

【Ch2】18:00~「『中長期ロードマップの進捗状況』に関する会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による中長期ロードマップの進捗状況に関する会見を中継します。福島第一廃炉推進カンパニー・プレジデントの増田 尚宏氏、福島第一廃炉推進カンパニー広報担当の川村 信一氏、原子力・立地本部長代理の菅野定信氏が会見予定。

【クリスマス特別配信・Ch1】19:00~「キリスト教の『神話』のベールを取り去り、『史的イエス』の実像に迫る――岩上安身による上村静氏インタビュー(後半)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/117865
※2013年12月25日に行われた、「岩上安身による上村静氏インタビュー」の後半部分を特別配信します。「聖書学」が明らかにした「史的イエス」の実像から、ユダヤ教徒とキリスト教の関係、黙示録やシオニズム、さらにはTPPや集団的自衛権行使容認といった今日的な話題まで、多岐に渡りました。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.12.25 Fri.**

【Ch1】12:30~「岩上安身による民主党・岡田克也代表インタビュー」
記事URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※ 民主党の岡田克也代表に岩上安身がインタビューします。

【クリスマス特別配信・Ch1】19:00~「『上から目線(ヘイト)は、16世紀に渡来したキリスト教宣教師が日本に伝えた』 岩上安身による上村静氏インタビュー(前半)」
記事URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/215322
※2014年12月22日に行われた、「岩上安身による上村静氏インタビュー」の前半部分を特別配信します。テーマは、ユダヤ教とキリスト教の成り立ちと教義、宗教改革、キリスト教と資本主義、日本の戦国時代への影響、国家と政教分離、エバンジェリストとアメリカとイスラエルなど。

▲▽▲▽官邸前抗議関連 ▽▲▽▲

【Ch5】18:30~「再稼働反対!首相官邸前抗議(首相官邸前/国会正門前)」
記事URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5

【IWJ_AOMORI1】17:15~「青森駅前金曜日行動」
記事URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-aomori1

【IWJ_TOKYO8】18:00~「原発反対八王子行動」
記事URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-tokyo8

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(前半の続き)…

■ジャーナリストの安田純平さん、シリアで拘束 !?「国境なき記者団」が日本政府に対して救出に全力をつくすよう求める!

 フランス・パリに本部を置く「国境なき記者団」が昨日、ジャーナリストの安田純平さんがシリアで7月に武装勢力に「拘束された」とする声明を出しました。ホームページ上に出した声明で、日本政府に対して救出に全力をつくすよう求めたということです。

 「国境なき記者団」が21日に入手した情報では、武装勢力は身代金を要求しており、応じられない場合は安田さんを殺害するか、他のテログループに売り渡すと主張しているということです。声明はまた、安田さんは7月上旬、シリアに入国した数時間後、国際テロ組織アル・カーイダ系の「ヌスラ戦線」が支配する地域で拘束されたとしています。

 「国境なき記者団」担当者は読売新聞に対し、安田さんの身代金の金額や支払いの期限は「言えない」とした上で、「12月上旬までの時点で、安田さんの健康状態は悪くないと聞いた。拘束したのと同じグループが安田さんを現在も拘束しているようだ」と話したようです。

※ジャーナリストの安田純平さん、シリアで拘束か 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151223-OYT1T50090.html

 朝日新聞によると、記者団アジア・太平洋地区担当、ベンジャマン・イスマイール氏は「日本政府がジャーナリストの救出に必要な措置をとるよう求める」とコメントしているといいます。

 一方、日本政府関係者によると、同記者団が入手した情報に、政府は接していないという。安田さんと親しいフリージャーナリストの常岡浩介さんは「声明では身代金の要求に触れているが、安田さんの奥さんら家族にそのような要求はされていない。情報の出所も不明で信憑性がない」と指摘されています。

・安田純平さん、シリアで拉致か 国境なき記者団が伝える 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASHDR7HXHHDRUHBI01K.html

 いずれにしても、日本政府は何らかの見解を示すべき時だと思われます。明日にでも菅義偉官房長官あたりがコメントを出すかと思いますが、IWJでも外務省に問い合わせたり、フランスにおける国境なき記者団の情報に触れるなどして、情報収集にあたりたいと思います。

 今年1月に発生した、「IS(イスラム国)」による邦人殺害事件のような、最悪の展開にならないよう、政府には全力を尽くしてもらいたいと心から願います。

 続報をお待ちください。

■改憲迫る来年の7月末までに、Web大改造プロジェクトを行います! 我こそはというWeb人材を大募集!

 多くの方に自民党改憲を、そしてIWJの記事を知って、観て、読んでもらいたい。そのために、今、IWJが全精力をかけて取り組んでいるのが、IWJの「陳列棚」「店頭」であるwebページ(http://iwj.co.jp/
)の抜本的な改良作業です!

 来年7月に行われる予定の参院選と、参院選後の自民党の改憲を、「新」IWJサイトのアーカイブで迎え撃とうという、採算度外視の無謀なプロジェクトです。私たちは前向きに、戦います!

 具体的には、こうすればもっと見やすいのに、こうすれば利用しやすいのに…という部分を、徹底的に洗い直し、刷新するというものです。これまでIWJが貯めてきた15000本のコンテンツも、一気に整理し、検索しやすいようにしたり、見やすくする予定です。

 そのために、今回は正真正銘のプロの方にも、奮ってご協力いただきたいと思っています! 仕事を受注するおつもりで、まずはお話だけでもドシドシご応募ください!

 以下、IWJに住み込む勢いで仕事に励んでいるWeb班の伊藤理チーフが詳細をご説明します!

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 Web班の伊藤理と申します! 皆さん、おはようございます!!

 今年の8月に、Web班にはWebエンジニアの仲間も増え、ただいま、IWJの記事アーカイブ検索を充実させるべく日夜奮闘していますが、さらに来年の7月までに、Web大改造プロジェクトを行う予定でおります。

 お陰様で15000本以上になった記事アーカイブページですが、皆さまが見たい読みたい過去記事にスムーズにたどり着くためのシステム改良をもっともっと進めたいと思っています。IWJサイト全体の検索と利便性を高めるのが一番の目的です。

 そこで、Web班では、下記の(A)と(B)の2パターンの人材を緊急募集いたします。

(A) サイトの改良プロジェクトのメンバー募集です。今期(来年7月末)の間に一挙に進めてまいりたいと思っております。法人でも個人でも構いません。各記事ページのデザイン変更、メニューの追加・整頓、スマホ対応の作業をしていただきますので、特にWebデザインやCSS言語の得意な方、またスマホサイトのWeb作成経験のある方にお手伝い願いたいと思っております。よろしくお願いいたします。基本的に(A)は、来年夏頃までの短期契約でのプロジェクトとなります。複数名でチームを組んでタスクに当たりたいと思っております!

(B) 来年早々には、15000の全アーカイブを再編集する作業も視野に入れて準備しておりますので、WordPressなどへ大量にデータ入力することに慣れている方で、IWJコンテンツに精通し、日々の記事コンテンツのアップロード・更新・管理作業もしていただく方を募集いたします。(B)はなるべく長期契約で働ける方にお願いしたいと思っております。

・応募条件

(A)<短期契約> 下記の内、いずれか一つに該当する方を募集します

・HTML/CSSコーディングの経験のある方で、Webデザインの得意な方

・スマホ対応サイトの作成経験のある方

・PHP、JavaScript言語の経験のある方

(週2日以上出勤で週3日以上でもOK(在宅作業相談可)夜勤可能な方は歓迎! )

(B)<長期契約可能>

・HTML言語を知っている、Web作成した経験がある方

・Webのデータ入力を素早く、ミスなくできる方

・夕方以降、夜遅い時間帯に主に作業できる方

・チームワークで動くので、明るく、協調性のある方

(週4~5日出勤(在宅作業相談可))

(A)と(B)を兼ねてのご応募も可能です。また、前述の通り、(A)のプロジェクトは、法人に請け負っていただくことも考えています。個人だけでなく、法人もぜひご連絡ください!(B)につきましては、IWJで長期的に働きたい方ももちろん、フリーランスの方などで兼業もOKですので、ぜひ奮ってご応募ください。よろしくお願いいたします。

※ スタッフ応募フォームはこちら
http://bit.ly/1ALJypQ

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■IWJスタッフ募集のお知らせ

 IWJでは現在、スタッフを大募集中です。特に事務スタッフは大募集中です!IWJでは、事務経験もないスタッフが頑張って事務を覚え、記者経験もないスタッフが頑張って記者仕事を覚えています!

 他にも経理・総務スタッフ、テキストスタッフ、中継・動画編集スタッフを募集しています!
IWJは常に忙しく、仕事量は山のようにありますが、やり甲斐はあります。あなたもIWJで働いてみませんか。ご応募をお待ちしています!

<一般事務および会員管理スタッフ>

 電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのインタビューのアポ取り、スケジュール管理、イベント開催の準備などを行うのが、一般事務の仕事です。IWJの屋台骨を支える、とても大切なお仕事です。

 IWJでは現在、特にこの一般事務の人手が不足しています。一般事務がしっかりしていないと、IWJの足腰は立ちません。少しでも事務の仕事にご関心をお持ちの方がいれば、ぜひ、ご応募いただきたいと思います。

 一方、会員管理事務のスタッフは、会員様からのお問い合わせなどの接点になりますので、人当たりのよい方(メール対応中心です!)、メールなどPC操作に慣れている方(エクセルができるとありがたいです!)を募集しています。

◆応募条件

※「事務スタッフ」を御覧下さい。

http://bit.ly/1ALJypQ

<経理・総務スタッフ>

 IWJでは、経理・総務スタッフも募集しています。経理および総務の実務経験がある方、経理ならば簿記などの資格をお持ちの方を歓迎いたしますが、経理の経験がなくても、真面目、几帳面、注意力がある、数字を扱うことや計算することが苦ではない、という方、初めて経理を覚えてみたいという方でもやる気があれば大丈夫です。ご応募、お待ちしています。

◆応募条件

※「経理・総務スタッフ」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

<テキストスタッフ>

 IWJでは、記者およびテキストスタッフも募集しています。IWJと聞くと、Ustreamを使ったライブストリーミングが主体のメディアだと思われる方が多いかもしれません。しかし、IWJではブログやメルマガなどのテキストにも力を入れています。インターネットメディアとしては、配信しているテキスト量はナンバーワンであると自負しています。

 IWJのテキストスタッフの基礎となる仕事は、現場に行って取材をし、それを原稿にまとめることです。さらにそこから派生して、Twitterを使ったリアルタイム実況、メルマガ用原稿の構成・編集、各種リサーチ資料の作成、岩上さんのインタビューや講演で使用するパワーポイントの作成なども行っていただきます。

 もちろん、すべてを一人でこなさないといけない、というわけではありません。本人の適性に合わせて、部分的に業務に携わっていただくことも可能です。

 勤務形態は、在宅でも可能です。地方在住の方でも、パソコンさえあればお手伝いいただくことが可能ですので、どうぞふるってご応募ください。

◆応募条件

※「【職種2】 -テキストスタッフ- (記者・ライター・リサーチャー・編集者etc)」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

 各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。ぜひ、ふるってご応募ください!

※【 スタッフ応募フォーム 】
http://bit.ly/1ALJypQ

<中継・動画編集スタッフ>

 IWJの記者や中継市民の皆さんが、日々取材してきた映像を、動画編集ソフト(adobe Premiere)で編集したり、サーバーへアップロードしたりする作業をメインに担当していただきます。

 動画編集の経験や知識をお持ちの方はもちろん大歓迎ですが、そうした経験がなくても、映像やIWJのコンテンツに興味がある方なら大丈夫です!

 経験豊富なIWJスタッフが親切にレクチャーいたします。自主性と向上心を持って、学び成長できる方をお持ちしております。

 また、動画編集だけでなくカメラを持って、記者会見やシンポジウム、デモの現場などに取材に行っていただくこともあります。こちらも、ビデオ撮影の経験や知識をお持ちの方は大歓迎ですが、「ホームビデオぐらいしか使ったことないなぁ…」という方でも心配いりません!

 映画やドキュメンタリーに興味があって、ビデオ撮影に挑戦したいという情熱をお持ちの方を募集します。あとは、体力と運転免許があれば、云うことなしです!

◆応募条件

※「【職種5】-中継・動画編集スタッフ-」を御覧下さい。
http://bit.ly/1ALJypQ

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■わとはぷ!のコーナーです!

 改めまして、芹沢あんずです。本日はクリスマス・イブですね。

 先日、小さいお子さんがお母さんと、サンタクロースについて話しているのを聞きました。「お母さん、あれ買って!」「サンタさんにお願いしてみなさい」非常に微笑ましい光景で、その親子から目が離せないでいました。きっと、その子のもとには今日の夜、サンタさんが来るのでしょう。

 私が小さい頃、私の家にもサンタクロースがやってきました。両親が一生懸命、演技してくれたおかげで、長い間、サンタクロースはいるものだと信じていました。大人になった今は、小さい頃に、ワクワクした夢を持たせてくれた親に対して、感謝しています。

 「煙突が無いのにどうやって入るんだ? 」と思い、少しだけ、部屋の窓を開けてみたり、「靴下がこんなに小さいのにプレゼントは入るのか?」と思いつつ、靴下を枕元に置いて寝てみたり。子どもの頃は楽しい疑問だらけでした。今思い出してみても、ワクワクしてきますね。

 子どもが夢を持てる世界は幸せな世界なんだな、と心から思います。今後も、多くの子どもたちが、ワクワクした夢を持てる世界のままであって欲しいと思っています。日本の将来について考えを巡らせるとき、最初に出てくるのは、子どもたちのことです。これからの日本の政治がおかしな方向に進むのを本当に止めたい、と思う瞬間です。

 ちなみに、今年の「饗宴VI」では、岩上さんの発案で、JASRACの許可もとり、ジョン・レノンの「Happy Xmas ~War is over」をエンディングソングで流しました。歌詞も含めて、「饗宴VI」にぴったりな1曲だったと思います。

「And so happy Xmas (war is over)
ハッピー・クリスマス(争いは終わるよ)

For black and for white (if you want it)
黒人にも白人にも(君たちが望めば)

For yellow and red ones (war is over)
アジア系にもヒスパニック系にも(争いは終わる)

Let’s stop all the fight (now)
全ての争いをやめようじゃないか(今)

A very Merry Xmas
メリー・クリスマス

And a happy New Year
そして新年おめでとう

Let’s hope it’s a good one
いい年になるよう祈ろうよ

Without any fear
恐怖のない世の中であるように」

 それでは、みなさま、最後になりましたが、メリークリスマス! 来年、クリスマスを迎えられますように。

 本日も1日、IWJをよろしくお願いいたします。

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/