日刊IWJガイド「いよいよ『饗宴VI』前日! まだの方はお早めに参加申し込みを! 当日は会場で『IWJ書店』をオープンし、サイン会も行います!」 2015.12.19日号~No.1193号~


■■■ 日刊IWJガイド「いよいよ『饗宴VI』前日! まだの方はお早めに参加申し込みを! 当日は会場で『IWJ書店』をオープンし、サイン会も行います!」 2015.12.19日号~No.1193号~ ■■■
(2015.12.19 8時00分)

 おはようございます。IWJで主としてテキスト関係の編集を担当している平山と申します。

 いよいよ、IWJ年末の特大イベント「饗宴VI」の前日となりました!

 もう、参加のお申し込みはお済みでしょうか? まだまだ申し込みを受付けていますので、みなさまふるってご参加いただければ、と思います。

※「饗宴VI」参加申し込みはこちらから
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/apply.html

 今年の「饗宴VI」は、「『国民』非常事態宣言! 露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!」という、ストレートなタイトルを掲げました。

 このタイトルからもお分かりいただけるように、今年のメインテーマは、ズバリ、自民党憲法改正草案に規定がある「緊急事態条項」です。なぜ、このテーマが他のイシューに優先して議論されなくてはならないのか? それは仮に改憲が現実に行われ、緊急事態条項が設置されたら、原発も、消費税も、貧困問題も、辺野古の反基地闘争も、安保法制も、TPPも、おおよそありとあらゆる問題について、政府の政策に対し異議申し立てができなくなる、抵抗できなくなるからです。

 すべてのマルチイシューを、国家権力の極大化によって踏みつぶすことができる「最終手段」を政府の手に与えてしまうのです。権力は、いったん握ったこの「非常大権」を手放すことはないでしょう。

 この規定によれば、大災害やテロ、戦争などに際して、政府が「緊急事態」を宣言すれば、国民の基本的人権は著しく制限をかけられ、事前に国会の承認がなくても法律と同じ効力をもつ政令を制定することができるようになります。

 かつてヒトラー率いるナチス・ドイツは、1933年2月27日の国会放火事件に際して、時の大統領ヒンデンブルクに「非常事態宣言」を発令させました。共産党の国会議員や左翼運動の指導者など、プロイセン州だけで5000人が逮捕されました。これにより、ナチスに対する組織的抵抗が挫折し、約1ヶ月後の全権委任法(1933年3月23日制定)へと一気に流れ込むことになりました。つまり、「非常事態宣言」の時点で、ナチスによる独裁体制の確立はセットアップされていたということなのです。

 この「非常事態宣言」、そして全権委任法という流れが、日本においても急速に現実化しつつあると、これは戦争を遂行するために国内を全体主義的な体制で固めるための大きな一歩であろうと、饗宴をオーガナイズする岩上さんは非常に大きな危機感を抱いており、このテーマを正面から掲げました。

 安倍総理が来年夏の参院選で「明文改憲」を公約に掲げると明言し、その第一歩として、「緊急事態条項」の創設から着手する、と発言していること自体、どれだけ国民の間で知られているでしょうか? その中身や危険性をどれだけ知っているでしょうか? 麻生太郎副総理はかつて「ナチスの手口を学んだらどうか」と発言して非難を浴びましたが、現在の日本では現実に、「ナチスの手口」によって事実上の「全権委任法」が導入されようとしているのです。

 この危機的な事態を前に、民主党をはじめとする野党は、明確な対立軸を打ち出せていません。唯一、共産党だけが、安保法制を廃止するための「国民連合政府構想」を打ち出しましたが、各野党との連携はいまだ未知数の状態で、何より「明文改憲阻止」を最大の争点に掲げているわけではありません。どの政党も危機感が不十分です。

 今回の「饗宴VI」では、このような危機的状況に瀕していながら、その現実に気づいていない現在の日本に、警鐘を鳴らします。シンポジウムは、「米国の経済覇権の終わり?~AIIBの衝撃とTPP『砲艦外交』の正体」、「違憲の『戦争法』強行可決から『明文改憲』による緊急事態条項導入へ~属国のファシズムを阻み、立憲民主主義を救い出せるか」、「『戦争』の過去・現在・未来~安倍政権の目指す『戦争遂行国家化』その帰結は!?」と3部構成になっていますが、一貫した通奏低音として流れているのは、「緊急事態条項」への危機感です。

 ぜひ、「饗宴VI」にご参加いただき、この危機感を、司会を務める岩上さん、そして登壇者の皆様と共有していただけたら、と思います。

■3部構成、豪華16人のパネリストが終結! ぜひご参加を!

 ここで改めて、各パネルの登壇者の皆様について、振り返っておきたいと思います。

 テーマ1「米国の経済覇権の終わり?~AIIBの衝撃とTPP『砲艦外交』の正体」では、TPP交渉差止・違憲訴訟弁護団共同代表の岩月浩二弁護士、政治経済学者の植草一秀氏、国際情勢解説者の田中宇氏、中央大学名誉教授の富岡幸雄氏、横浜市立大学名誉教授の矢吹晋氏、NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長の内田聖子氏の計6人にご登壇いただきます。

 今年10月5日に大筋合意したTPPの危険性を中心に、TPP、TTIPといった経済ブロックの構築を目指す米国の思惑、タックスヘイブンなどで多額の税金逃れを行うグローバル企業の驚くべき実態、そしてAIIB(アジア・インフラ投資銀行)の設立でますます拡大する中国経済のインパクトなどについて、議論します。

 テーマ2「違憲の『戦争法』強行可決から『明文改憲』による緊急事態条項導入へ~属国のファシズムを阻み、立憲民主主義を救い出せるか」では、学習院大学教授の青井未帆氏、元宜野湾市長の伊波洋一氏、「SEALDs」(シールズ)創設メンバーで「Redemos」(リデモス)代表理事の奥田愛基氏、弁護士の水上貴央氏、弁護士の永井幸寿氏、弁護士の升永英俊氏の計6人にご登壇いただきます。

 今年9月に政府・自民党による「採決の強奪」によって「可決・成立」してしまった「戦争法」の問題点から、安倍政権のもとで危機に瀕している立憲主義、今後の市民運動の展望、沖縄県辺野古での米軍新基地建設問題と米国の世界戦略、そして自民党が創設を狙う「緊急事態条項」の危険性まで、幅広いトピックについて議論します。

 テーマ3「『戦争』の過去・現在・未来~安倍政権の目指す『戦争遂行国家化』その帰結は!?」では、元陸上自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄氏、ジャーナリストの志葉玲氏、元内閣官房副長官補の柳澤協二氏、元外務省国際情報局長の孫崎享氏の計4人にご登壇いただきます。

 「戦争法」の「可決・成立」にともなう集団的自衛権行使容認によって、日本は今後本当に戦争に巻き込まれることになるのか。その時、自衛隊員にはどのようなリスクが生じるのか。そして、戦場の「リアル」とはどのようなものか。「戦争」をテーマに、気鋭の論客4人が意見を交わします。

 以上のような豪華ラインナップでお送りする今年の「饗宴VI」。まだまだ参加申し込みを受付けていますので、皆様、ふるってご参加ください!

※「饗宴VI」参加申し込みはこちらから
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/apply.html

■いよいよ明日開催の「饗宴VI」では、豪華登壇ゲストの豪華サイン会も開催!!

 「饗宴VI」は、まだまだ残席に余裕がございますが、どうしても当日にならないと予定がわからないという方は、当日参加も可能ですので、ぜひ会場にお運び下さい(ただし、予約の方優先とさせていただきますので、できればご予約をお勧めいたします)。

 また、今回は岩上さんの、「例年、赤字は覚悟の上のイベントだが、今の若い人たちが経済的に困窮しているなら、さらに少々赤字が増えてでも、学生さん、若い人々には、大幅に割引して、来ていただけるようにしよう! 饗宴はこれから先の長い未来を生きる若い人にこそ、見たり聞いたりしてもらいたい」という思いのもと、赤字覚悟の出血サービスを敢行しています。

 【学割半額】です…!!

 IWJの会員・非会員に関わらず、学生証をご提示いただければどなたでも、豪華登壇者のシンポジウムも、シンポジウム登壇者や豪華ゲストとも交流のチャンスのあるパーティーへも、すべて【半額】でご参加できます。

・学割でのご参加申し込みはこちらから
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/student.html

・学生以外の方のお申し込みはこちらから
http://iwj.co.jp/feature/symposion6/apply.html

・会員になっていただければ、さらにお得です!
【会員登録はこちら!】
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 今回の【学割半額】を打ち出したことで、もともと参加予定だった方や、参加予定のなかった方からも、「親子で参加することにしました」という参加申込みが届いています。

 選挙年齢が18歳に引き下げられたことで、多くの学生がこれからは「有権者」となります。今回の「饗宴VI」は、自分の持つ一票の重み、一票のインパクトをより実感できる場です。多くの学生、学生を子どもに持つ親御さんへ、どしどし拡散していただければと思います。

※パーティー会場では、酒類の提供もございますが、未成年者の方への酒類の提供はいたしません。年齢確認をさせていただく場合もございます。ご了承ください。

 20日(日)はTHE GRAND HALL品川へぜひ、お越しください! 品川駅から会場までの道順は、以下の案内動画でご確認ください。

【2015年 饗宴VI会場・品川駅「港南口」からTHE GRAND HALLへの行き方(動画)】
https://youtu.be/_16ODU_ZqQs

・今回参加できないけれども、心意気にご賛同下さるという方はぜひ、ご寄付・カンパをお願いいたします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 そして今回の「饗宴VI」の目玉の一つが、シンポとシンポの幕間に開かれる豪華登壇ゲストによるサイン会です!!

 「IWJ書店」では、IWJ関連の書籍、数々のサイン本が並びます。そして、各テーマの幕間には、登壇ゲストのサイン会が予定されております!

 現在、サイン会を行うことが決まっているのは、植草一秀さん、富岡幸雄さん、青井未帆さん、水上貴央弁護士、SEALDsの奥田愛基さん、井筒高雄さん、孫崎享さん、志葉玲さん、伊波洋一さん、柳澤協二さん、永井幸寿弁護士です。

 それぞれサイン会開催時間帯が決まっていますので、ぜひ、饗宴のHPでご確認下さい!

 もちろん、岩上さんもサイン会を行います。先日、刊行されたばかりの『前夜 増補改訂版』や『米国が隠す日本の真実』、そして岩上さんが早稲田で行なった「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞記念講座」の模様を収録した『「今を伝える」ということ』などの書籍にサインを入れますので、どうぞこの機会にご購入ください!

 ちなみに、この『「今を伝える」ということ』(成文堂)は、饗宴当日の12月20日が発売日となっています。本書の中で岩上さんは、同時性や相互性といったネットメディアの特性に始まり、それが記者クラブの閉鎖性を打ち破る可能性を秘めているということ、さらには市民一人ひとりが情報の受け手であると同時に発信者になることができるという「市民ジャーナリズム」の可能性などについて、早稲田大学の学生に語りかけています。どうぞ、この機会に、ぜひ、手に取っていただきたい一冊です(なお、本書の完全版は、追ってIWJのサイトにアップする予定です)。

【サイン会の時間はこちら!!】

(11:00~11:20)
植草一秀さん、富岡幸雄さん

(14:05~14:25)
青井未帆さん、奥田愛基さん、水上貴央さん

(16:20~16:40)
井筒高雄さん、永井幸寿さん、伊波洋一さん

(18:50~19:40)
孫崎享さん、志葉玲さん、柳澤協二さん

 会場の物販コーナーでは、普段、3,780円で販売している「IWJロゴ」「岩上くん」各種各色Tシャツが半額の1,900円でご購入いただけます! また、DVD「饗II・III・IV」3枚セットですが、定価7,000円のところ、半額の3500円で販売いたします!

 さらに、DVD「ドキュメント築地市場移転」を、定価1,500円のところを800円で! 「堤未果×岩上安身」「植草一秀×岩上安身」などのクロストークカフェを収録したDVDが、本来4枚セットで7,200円のところ、会場では特別価格1,900円で販売! 大変お得になっています!

 岩上さんと孫崎享さんが、語られざる日米関係について論じたDVD「Deep Night 1~4話」が、4枚セットで8,500円のところ、「饗宴」会場では4,300円でご購入いただけます! 会場では、岩上さんだけでなく、孫崎さん本人から直にDVDにサインもいただけますので、ぜひ会場にお越しください!

 そして今回のみの特典として、去年までの饗宴DVDなども大幅割引でご提供予定です! こちらも出血大サービス!! ぜひ現地の物販コーナーでお確かめください!!

 でも、本は重いので、そんなにたくさん買えないかも、という方のために宅販便サービスも承ります! 本やDVD、Tシャツなどをたくさん購入してしまったという方、スタッフがお預かりして着払いでお送りいたします。安心して手ぶらでお帰り下さい! ぜひこの機会に、登壇する先生方のサイン入りの著書をお買い求めいただくと同時に、IWJ書店で、日頃、通販でお取り扱いしているサイン入りの著書をその場で販売いたします! 手にとって、ぜひ、お確かめ下さい!

 さらに、会場では、開場から開演までの間、シンポの各部の幕間の間に、岩上さんとIWJスタッフが選曲した世界の名曲とともに、この5年間のIWJの歩み、日本の状況、世界情勢の移り変わりを時系列にまとめたスライドショーをご用意しています!

 スライドショーには、樋口健二さん、志葉玲さん、DAYS JAPANの広河隆一さんからも写真の使用許可をいただきました! リアルで生々しい原発や戦場の実態もご紹介できるかと思います。幕間であっても退屈させません! こちらもご期待ください!

 いよいよ明日、たくさんの皆さんと会場でお会いできることを、スタッフ一同楽しみにしております!

…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.12.19 Sat.**

【IWJ_KYOTO1】13:30~「秘密保護法と安全保障法制~廃止を求める市民集会~講師 孫崎享氏」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「京都弁護士会」が主催する、秘密保護法と安全保障法制の廃止を求める市民集会を中継します。講師は、孫崎享氏。

【Ch4】14:00~「自衛隊を戦場へ送るな!総がかり講演集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催する、「自衛隊を戦場へ送るな!総がかり講演集会」を中継予定。井筒高雄氏(元自衛官)、高木太郎氏(労働弁護団前幹事長・弁護士)、高田健氏らが講演予定。

【Ch5】14:00~「第27回『多田謠子反権力人権賞』受賞者発表会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「多田謠子反権力人権基金」が主催する、第27回「多田謠子反権力人権賞」受賞者発表会を中継します。

【Ch6】14:00~「なぜ、どうして、強行?辺野古の新基地建設 日米地位協定に見る『日米同盟』の現実 ―お話 前泊博盛・沖縄国際大学大学院教授」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「<語やびら沖縄>もあい練馬」が主催。前泊博盛・沖縄国際大学大学院教授がお話し予定。

【Ch1】15:00~「岩上安身による永井幸寿弁護士インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※岩上安身による永井幸寿弁護士インタビューを中継します。

【饗宴VI・ゲストシリーズ特集15・Ch1】18:00~「『日米開戦の正体』がこのままでは『日中開戦の正体』に!?元外務省国際情報局長・孫崎享氏が岩上安身のインタビューで、安倍談話に見られる『官僚の狡猾さ』を指摘! 後編」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/258464
※2015年8月18日、元外務省国際情報局長・孫崎享氏を迎えて、岩上安身が6時間にも及ぶインタビューを行いました。孫崎氏は、満州事変以降の日本の迷走について、全体が見えている人間がいなかったからだとし、「今も、原発、TPP、安全保障、全体的に見ていない」と指摘しました。本日はその後編をお届けします。

【IWJ_OSAKA1】18:30~「『TALK EVENT 民主主義ってなんや?』内田樹さん×SEALDs KANSAI×SADL×関西の大学有志の会 ―第一部 内田樹氏講演部分」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※「民主主義ってなんや?」実行委員会事務局が主催するトークイベントの内田樹氏講演部分を中継します。

【饗宴VI直前!特別配信・Ch1】21:00~「『饗宴V・5』パレスチナ、ウクライナ、イスラム国~世界における「文明の衝突」の虚実 <ゲスト> 板垣雄三氏、上村静氏、孫崎享氏(※トークセッション部分除く)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※2014年12月21日収録の『饗宴V・5』を特別配信します。各登壇者ごとの講演までの配信となります。

【IWJ_IBARAKI1】21:00~「12.19Christmas Peace Walk」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-ibaraki1
※『PEACE』『No WAR』をテーマにアピールが行われる。コースは、水戸駅北口から大工町交差点の予定。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.12.20 Sun.**

【Ch4】13:00~「自治体議員立憲ネットワーク主催「地方から参議院選挙を考える」シンポジウム ―立憲主義の回復!安保法制の廃止!野党・市民連合の可能性!― 」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「自治体議員立憲ネットワーク」が主催するシンポジウムを中継します。伊藤真氏(弁護士・伊藤塾塾長)、小林節氏(慶応義塾大学名誉教授)、山口二郎氏(法政大学教授)、中村未央氏(沖縄県議会議員)、SEALDsメンバーらが登壇予定。

【IWJ_KYOTO1】14:00~「SEALDs KANSAI 安保関連法の廃止を求める京都デモ」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※京都円山公園で行われる、「SEALDs KANSAI」による安保関連法の廃止を求める京都デモを中継します。

【IWJ_FUKUOKA1】18:30~「激おこ!参院選勉強会 ―講師 座間宮ガレイ氏」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-fukuoka1
※「福岡県民連合ネットワーク」が主催する、「激おこ!参院選勉強会」を中継します。

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(前半の続き)…

■安倍政権が次に狙う国家緊急権はナチスの手口! 永井幸寿弁護士に岩上さんが本日インタビュー!

 おはようございます。太田美智子です。

 明日の饗宴でもご登壇くださる永井幸寿弁護士に、本日午後3時から、岩上さんがインタビューを行います!

 国家緊急権のことは、どうしてもこの人の話を聞きたい――。それが永井弁護士です。というのも、憲法学者の小林節氏は、大災害など非常時に対応する国家緊急権は必要という立場だったのですが、永井弁護士と討論した約1時間半後には、「私が勘違いしていた。国家緊急権は必要ない」と自説を撤回したのです。言いかえると、永井弁護士の議論には、あの小林節さんをも動かす説得力がある、ということです。

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2015/10/21 「災害時に、国家緊急権は役に立たない」緊急事態条項・反対派の永井幸寿弁護士との議論で、賛成派の小林節氏に「地殻変動」 ~国家緊急権を徹底討論!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/271317
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 小林節氏といえば、IWJの動画でもすっかりおなじみですが、今年夏の安保法案反対運動のなかで、安倍「壊憲」政権を舌鋒鋭くぶった切る姿が、とても頼もしかったですよね。きちんと納得すれば、堂々と考えを改められる小林氏の柔軟さには、敬服せずにはいられません。

 と同時に、小林氏も納得した永井弁護士のお話を、岩上さんのインタビューでじっくり聞くチャンスも、聞き逃せません。

 安倍総理は、ナチスがワイマール憲法を停止させたやり方と同じように、人権の制限など国がやりたい放題できる国家緊急権を定める「緊急事態条項から(憲法改正を)やる」ということを、今年11月10日にはすでに明言しているのですから、もう本当に待ったなし、です。

 永井弁護士は阪神淡路大震災で被災した経験を持ち、災害関連法規に詳しいそうです。国家緊急権がいらないなんて、非常時に備えなくていいのか!? 代案を出せ! と思われる方も、ぜひこのインタビューをご覧ください!

■今こそぜひ、『前夜・増補改訂版』を! ぜひ、ご購読ください!

 おはようございます。IWJで記者をしている安(あん)です。

 皆さん、『前夜・増補改訂版』はもうご購入されましたか? 岩上さんが澤藤統一郎弁護士、梓澤和幸弁護士とともに自民党改憲草案をつぶさに読み解き、その危険性をじっくりと語り合った読み応えのある一冊となっております。加筆分のボリュームは、なんと新書一冊分! 発売開始から1週間が過ぎましたが、旧版をお持ちの方でも、加筆分を読むために、増補改訂版をお求めになる方がいらっしゃいます。まだお手元にない方は、ぜひぜひお買い求めください!

 今年4月28日、当時自民党の憲法改正推進本部長だった船田元議員は、憲法改正を「数回に分けて行うこと」「1回目の改正では9条には触らないこと」「その代わりに『環境権の設定』『財政健全化』『緊急事態条項』の3点を手がけること」を表明しました。

このように、自民党が当面「憲法9条」には手を付けないと表明したことで、国民の中には気持ちのゆるみが生じているものと思われます。ここが、自民党の与党・政府の狡猾なところです。ここで浮上してきた「緊急事態条項」なるものは、実は「9条改正」以上に、私たちの基本的人権を脅かすほどの重大な危険性があるのだということを、『前夜』では、すでに旧版を出した2013年から指摘してきました。

 自民党の緊急事態条項案では、緊急事態宣言が発令されれば「何人も(略)国その他公の機関の指示に従わなければならない」とされ、私たちは「法の下の平等」「身体の拘束や苦役からの自由」「思想と良心の自由」「表現の自由」などの普遍的な権利を踏みにじられる可能性があります。

 実はこのやり方を使って独裁政治を敷いたのが戦前のナチス・ドイツでした。ナチスはヒトラーが首相となってすぐに発生した国会放火事件を利用し、「緊急事態宣言」を発令しました。これにより、ナチスに反対する勢力をプロイセン州だけで5000人を逮捕拘束したのです。ヒトラーは、全権委任法を手にする前に、緊急事態宣言によって事実上の独裁権力を手中にしていたのでした。

 本書の中で澤藤弁護士は次のように述べておられます。「事態はさらに深刻に『前夜』となりつつある。多くのハードルの一つ一つを、向こうは越えようとし、私たちは、そのハードル一つ一つのところできちんと精一杯の抵抗を積み上げていかなければならない」――。

 12月20日にIWJが主催する「饗宴VI」において、岩上さんが悩みに悩んで「『国民』非常事態宣言!露わになった『ナチスの手口』/国家緊急権を阻止せよ!」という張りつめたタイトルをつけたのは、国民の間にほとんど知れ渡っていない緊急事態条項の危険性を訴えたいという思いがあってのことです。皆様と共に、自民党改憲草案の危険性を深く理解し、今必要とされる行動について考えていきたいと思います。『前夜・増補改訂版』のご購読と、「饗宴VI」へのご参加を重ねてお願い致します!

■「明かされた暗部」を自分自身で1つずつつなげてゆくために――2016年を迎える前に是非読んで欲しい新刊『米国が隠す日本の真実』(詩想社刊)好評発売中!!

 IWJで中継現場に行くようになってから10ヶ月あまりが経ちました青木浩文です。大手メディアがほとんど報じないニュースに、これでもか、これでもか、とフォーカスしていくIWJの報道スタイルの中で働いていると、仕事が終わって自宅に帰ってテレビのニュースなどを見ていて驚くことが多々あります。

 岩上さんや先輩記者たちが、危機感を持って興奮しながら声高に語っていたことが、その日のテレビのニュースでは何一つ報じられず、肩透かしを食らうというか、IWJで見て聞いた事柄とマスメディアの報道のギャップに驚いてしまうのでした。

 「真実とは何か?」などと思いながら、11月に発売された書籍『米国が隠す日本の真実』のタイトルに改めて着目すると、「あの巨大な米国が覆い隠そうとするのだから、ちっぽけな日本の真実などは見えなくなって当然」などと、半ば諦め気分に包まれてしまうこともあります。

 しかし、同書のサブタイトルの「戦後日本の知られざる暗部を明かす」という言葉通り、米国が覆い隠してできたあまりに大きな闇に対して、著者の植草一秀さん、川内博史さん、木村朗さん、そして岩上さんが、一箇所ずつ丁寧に明かりを灯してくださっているような感想を、同書を読んで持ちました。

 そして、「明かされた暗部」を1つずつ、自分自身でつないでゆく努力をすることで、初めて「日本の真実」が見えてくるのではと思いました。

 2015年11月19日に開催された、『米国が隠す日本の真実』刊行記念クロストークカフェで、岩上さんは次のように語っていました。

 「ぼくは56年生きてきて、よく左翼の人たちが、『日本はファシズムに飲み込まれつつある』などと言うのを、若い頃からたびたび聞いてきました。しかし、それ実際にはそうはならないだろうと思っていたし、実際ならなかった。ところが、56年生きてきて、生まれて初めて、『あっ本当に来るな』と、今思っています。その分かれ道となる2016年の参議院議員選挙まで、後8ヶ月です」

 クロストークカフェから既に1ヶ月が経ちましたので、あと7ヶ月ですね。

 岩上さんがご自身の人生を振り返り、力を込めて語ったこの言葉がどのような意味を持つのか、それを理解していただくために、ぜひ、『米国が隠す日本の真実』をお読みいただければと思います。

 以下の「IWJ書店」で注文していただければ、岩上さんのサイン入りでお届けすることができます。2016年を迎えるにあたり、是非読んでいただきたい一冊です!

※『米国が隠す日本の真実』ご購入はこちらから!
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=159

■わとはぷ~What happened today?

 おはようございます。再び新人記者の安(あん)です。

 皆さま、本日は12月19日(土)ですね。今日はどういう1日になりそうですか?

 私には、日本中の皆さんがふと空を見上げ、「もう年末か・・・」とつぶやき始める、そんな日だという気がします。そろそろ年賀状を書いたり、年末に向けてお掃除やお洗濯を始めなきゃいけませんね。

 実際、12月19日は日本で「大洗濯の日」と言われているそうです。考えてみれば、12月の第3週目の土曜日というのは、年末の準備がとてもはかどりやすい日なのかもしれませんね。布団カバーや、毛布、カーテンなどの大きな物は洗って、すっきりとした気持ちで新年を迎えたいところです。

 そんな中、われわれIWJのスタッフといえば、「洗濯」はあと回し。いよいよ明日に迫った「饗宴VI」のため、スタッフ一同髪の毛が逆立ちする形相で、入念な準備をしております。

 IWJの一年の終わりを締めくくる、年末最後のイベント。

 皆さんも、年賀状書きや大掃除やお洗濯にとりかかりたいところでしょうが、少々お待ちください。

 明日の「饗宴VI」にご参加していただいて、皆で日本の未来について本気で考え、それからゆっくりと来年に備えることにいたしませんか?

 来年はきわめて重要な選挙のある年です。日本の進路を大きく左右することになるかもしれません。まだ週末の予定、迷っていらっしゃる方、ぜひとも「饗宴VI」にお運びください。

 それでは本日もIWJをよろしくお願いいたします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/
添付ファイル エリア
YouTube 動画 【2015年 饗宴VI会場・品川駅「港南口」からTHE GRAND HALLへの行き方】 をプレビュー

【2015年 饗宴VI会場・品川駅「港南口」からTHE GRAND HALLへの行き方】

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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