日刊IWJガイド「TPP交渉が大筋合意! 日本政府は大幅譲歩か?~『イスラム国』が日本人殺害の犯行声明、中国では日本人2人が拘束中! 政府はノーコメントで安倍総理は銀閣寺をお散歩なう」 2015.10.6日号~No.1119号~


■■■ 日刊IWJガイド「TPP交渉が大筋合意! 日本政府は大幅譲歩か?~『イスラム国』が日本人殺害の犯行声明、中国では日本人2人が拘束中! 政府はノーコメントで安倍総理は銀閣寺をお散歩なう」 2015.10.6日号~No.1119号~ ■■■
(2015.10.6 8時00分)

 おはようございます! IWJのぎぎまきです。

 すっかり冬を彷彿とさせる夜風が吹く東京です。。。。正直、寒いです。。。もうすでに2回、鍋を作って食べたくらい寒いです! 嫌ですねぇ。。

 本当に嫌ですよねぇ。。何が嫌だってTPPですよ。。。。はぁ、、ため息が止まりません。TPP交渉が大筋合意されたって本当なのでしょうか。

 甘利経済再生担当大臣は、交渉参加12か国の閣僚らとの全体会合後、記者団に対し、「TPP交渉の大筋合意が確認された。TPPは、成長著しいアジア・太平洋地域に21世紀型のルールと貿易の在り方を示す大きな基本になっていく。その基本は、これから全世界のスタンダードになっていくと思う」と述べたといいます。

■「TPPが全世界のスタンダード」だぁぁあああああ!????

 そして、昨夜、安倍総理も早速、いつも通り「いいことしか言わない」コメントを発表しました。

 「TPPは、価値観を共有する国々が、自由で公正な経済圏をつくっていく、国家百年の計だ。政権発足後、最初の日米首脳会談において、交渉参加の決断をした。以来、2年半にわたって粘り強い交渉を続けてきた結果、妥結に至ったことは、日本のみならず、アジア太平洋の未来にとって大きな成果だ。政権発足以来の大きな課題に結果を出すことができた。

 また、交渉の結果、農業分野において、コメ、牛肉、豚肉、乳製品といった小品目を中心に、関税撤廃の例外をしっかりと確保することができた」

 安倍総理のこの発言を、もちろん、そのまま受け取ってはいけません! IWJに入ってきた当初からTPPを止めてやる!と誰よりもTPPを敵視してきた佐々木記者は、安倍総理のこの発言に対して、「よくこんなウソを堂々を言えるな」と怒りのツィートをしていました。

 安倍政権が絶対に守る! と豪語し、国会決議で約束までした、コメ、牛肉、豚肉、乳製品などのいわゆる「聖域」。実際には、米国産コメの無関税輸入枠を7万トンまで増やし、牛肉の関税は現在38.5%のところを15年かけて9%にまで引き下げられます。

 そういえば、自民党の大西英男衆院議員は、2013年5月14日に岩上さんがインタビューした際、自民党が掲げた農産品の「聖域」について、「すぐにではなく、いずれ関税撤廃ということ。自民党の多くの議員も同じ考えだ」と語っていました。この大西議員の迂闊な暴露の通りに、事が進んでいますね。

・【岩上安身の「ニュースのトリセツ」・加筆バージョン】JAが「殺される」理由~TPP参加で「聖域」の関税を守る気のない自民党と、それでも安倍政権を支えるJAの不条理
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/222188

 コメと牛肉だけでこれです。他にも日本の唯一の強みである自動車分野や、とにかく様々な分野で日本は大幅譲歩しています。そしてTPPは農業や自動車だけでなく、知的財産や医療など、多岐にわたります。

 知財の強化は薬価に即、はね返ります。医療は保険制度に手をつけないなんてありえないでしょう。日本が誇る国民皆保険制度は、米国の保険ビジネスのためにガタガタにされて、マイケル・ムーア監督の『シッコ』のように、医療保険に入れず、アメリカ並みのバカ高い医療費を請求されるようになるのでしょう。

 私は大学卒業後、アメリカのNYに渡り、数年映像の制作会社で働いていたのですが、アメリカの医療システムについては目の前で見てきましたから、あれが日本でわが身に降りかかるとなると、鳥肌が立ちます。アメリカには日本のような国民皆保険制度はなく、当時、収入の少なかった私が支払えた保険料は微々たるもので、保険会社が指定する病院しか選ぶことができませんでした。一度だけ、歯医者にかかったことがありましたが、ひどい扱いを受けたので、それっきりNYで病院に行った記憶はありません。保険証さえあれば、どの病院でも自由に選べる日本の医療制度は素晴らしいものだなとその時、思い知りました。

 今回の交渉でいったい、日本はどれほどの譲歩をしたのか…。取り返しのつかない一歩を踏み出してしまったのではないか、不安でなりません。

 本日は、18時より官邸前で『「合意」なんてあり得ない!~STOP TPP!官邸前アクション』を中継します。昨日まで米アトランタでTPP交渉の現地取材を敢行していた、PARC(アジア太平洋資料センター)の内田聖子さんが、交渉の内幕や、この「大筋合意」の中身について、報告してくれる予定です!

 岩上さんはこの中継について、「IWJで、TPP問題について一番食らいついて取材してきたのが佐々木記者。大筋合意の見通しとの情報が流れる中、このアクションの取材は彼に行かせようと思う」と佐々木記者を指名しました。

 佐々木記者は、年に数回、脈絡なく「TPPしね!」とツィートするほど、TPPに怒りを燃やしていましたから、さぞかし落ち込んでいるだろうと思いきや、何やら闘志を燃やしている様子。曰く、「本当の意味で大筋合意なのかどうか、疑問がある…」と意味深なことを言っていました。

 このあたりについても、本日の中継で内田さんに取材して、レポートしてくれるだろうと思いますので、ぜひ、中継をご覧下さい!

■IWJの新連載「サルでも分かるマイナンバー」の第一弾がスタート!

 昨日アップした注目記事を紹介します! ひとつは先日から告知していたように、昨日のマイナンバー法施行にともない、ついに新連載「マイナンバーって何? 教えて、エマイナちゃん!(仮)」シリーズがスタートしました!

 内閣府作成のマイナンバーの広報キャラクター「マイナちゃん」を人気実力とも上回るべく、IWJの新人学生記者・城石愛麻(きせき えま)ちゃんが「エマイナちゃん」として立ち上がったのです!

 連載第1話は、マイナンバーのことを何も知らない主人公・アンナ(都内出版社勤務、30歳)のもとに10月半ば、簡易書留郵便でマイナンバーが記載された「通知カード」などが届くところから物語は始まります。

 「なに、これ」と、何もわからないまま財布に通知カードを入れ出勤したアンナ。会社に着くと、経理担当者から「マイナンバー」を提出するよう、求められます。え? マイナンバーを会社に提出? 本当は「任意」なのに、アンナは言われるがままに提出してしまいます。

 他にも、「マイナンバーってうちの赤ちゃんにも割り振られるのかな?」「それはないでしょ~」と話し合う無邪気な同僚たちや、住民票に記載されている住所に「通知カード」が自動的に送付されてしまうことで大変な思いをするであろう「DV被害者」のことなど、マイナンバーの問題点をストーリー仕立てでわかりやすく解説しています!

 いよいよ皆さんのもとにも届くマイナンバー。様々なリスクが想定されるこの制度の問題点を正しく理解し、絶対の安全はないにしても、リスクを最小限にする努力をしましょう!

 もちろん、マイナンバー制度そのものをストップさせる必要もありますが、今はまず、この制度について急いで知って、わが身を守らないと! 個人情報が漏洩したら、取り返しがつかないし、他人の個人情報を故意でなくても漏洩してしまったら、罰則を受けます! 怖い社会になったものです。

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NEW!
いよいよ、あなたのもとにも届く「マイナンバー」! 「共通番号法」が10月5日より施行開始!――新連載第1話「さあ手元に届いた。でも…何をすればいいの? 教えてエマイナちゃん!」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268813 

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…(後半へ続く)

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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.10.6 Tue.**

【Ch4】10:30めど~「高市早苗総務大臣 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※高市早苗総務大臣による定例会見を中継します。

【Ch1】13:00~「岩上安身による民主党・長島昭久衆院議員インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※民主党・長島昭久衆院議員に岩上安身がインタビューします。

【Ch4】13:30~「院内学習会『秘密保護法と公文書管理法、情報公開法 -公文書管理法の改正を求めて-』 ―講演 瀬畑源・長野県短期大学助教」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「『秘密保護法』廃止へ!実行委員会」主催の院内学習会を中継予定です。瀬畑源氏(長野県短期大学助教)が講演予定。

【Ch5】16:00~「10.6函館市大間原発訴訟第6回口頭弁論期日 ~裁判報告集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「大間原発反対関東の会」主催の裁判報告集会を中継予定です。

【IWJ_KYOTO1】18:00~「帰ってきた!モーレツ政治経済教室 ―対談 平智之氏&安冨歩氏」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「モーレツ政治経済教室」と題して行われる、平智之氏と安冨歩氏の対談を中継予定。

【Ch6】18:00~「『合意』なんてあり得ない!!STOP TPP!! 官邸前アクション」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「STOP TPP!! 官邸前アクション実行委員会」主催の首相官邸前アクションを中継予定です。

【IWJ_HYOGO1】18:20~「吉井英勝氏講演会『原発をなくし、温暖化を防止し、自然エネルギーの爆発的普及へ』」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-hyogo1
※「原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会」主催の講演会。講師は元日本共産党国会議員の吉井英勝氏。

【シリーズ特集・マイナンバーの罠・Ch5】19:00~「共通番号法案可決『第二ステージとしての取り組みを』 ~共通番号制~参議院での徹底した審議を求める院内集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/82024
※2013年5月28日収録の「反住基ネット連絡会」らによる院内集会の模様を再配信します。

【シリーズ特集・安倍chと化したNHKの現実・Ch1】21:00~「『説得する言葉を持たないけれど、権力は持っている』NHK番組改変事件でかいま見た、安倍晋三という政治家の本質 元NHKプロデューサー・永田浩三氏に岩上安身が再びインタビュー 第4回(全4回)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/205343
※2014年11月12日、元NHKプロデューサー・永田浩三氏に岩上安身が二度目のインタビューを行いました。本日はその後編です。

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◆明日の中継番組表◆

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

**2015.10.7 Wed.**

【Ch3】14:30~「原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=3
※原子力規制委員会田中俊一委員長による定例会見を中継します。

【IWJ_KYOTO1】18:30~「第59回北区母親大会 ―講師 浜矩子・同志社大学教授」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「憲法と共に歩み続ける平和・くらし・子どもの未来」と題して行われる、同志社大学教授の浜矩子氏講演を中継予定。

【シリーズ特集・マイナンバーの罠・Ch未定】19:00~「盗聴法改正『立会人なし』『通信傍受の対象範囲拡大』で、国家による国民監視が強化 ~弁護士らが反対集会で警鐘」
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/136311
※ 2014年4月24日、盗聴法(通信傍受法)の改正に反対する「盗聴法廃止ネットワーク」が開いた集会の模様を再配信します。

【録画配信・IWJ_OSAKA1】20:00~「第六回リニア・市民ネット大阪の学習会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-osaka1
※2015年10月4日収録の「リニア市民ネット」主催の学習会を録画配信します。講師は「リニア市民ネット」副代表の懸樋哲夫氏。

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(前半の続き)…

■プロスチールカメラマンの城石パパと愛麻記者はIWJ史上初の親子スタッフ!

 さらに昨日は、東京都足立区内で、住民の要請によって区職員が行った「放射線計測」の現地調査の模様を城石さんが記事化しました! 「城石」といっても、こちらは「エマイナちゃん」こと城石愛麻記者ではなく、城石裕幸さん。そうです…城石裕幸さんは、何を隠そう、城石愛麻記者の実のお父さんなんです! 

 つまり、父娘ともにIWJスタッフなわけですが、愛麻ちゃんが記者志望の大学生バイトなのに対して、城石パパは現役のプロのスチールカメラマン。約2ヶ月ほど前から中継スタッフとして、IWJで汗を流してくれています! 数週間後、愛麻ちゃんが父に続いてスタッフに応募。今では父娘ともにIWJで活躍中です! 「私もいつか娘と同じ職場で働く日がくるのだろうか」などと夢想すると、何やら不思議な気持ちになります。

 IWJで仕事をし始めたのは、パパが先ですが、原稿を書き始めたのは娘が先なので、記者としてのデビューは娘の半歩あとになります。SEALDs世代の娘エマちゃんを追いかける、50代になったばかりのミドルス世代の裕幸パパ。どちらも応援してください!

 さて、今回はカメラマンが本職である城石パパが記事を書きました! これがデビュー記事となります! とても重要な記事です。

 10月2日、足立区職員立ち会いのもと、放射性物質の計測が行なわれました。市民から高線量地点「マイクロスポット」があると通報があったためです。IWJはその通報者本人から連絡を受け、城石記者が現場に急行しました。

 足立区は、「地上50センチメートルで5回計測した平均値が毎時0.25マイクロシーベルトを超えていた場合にはすみやかに除染すること」と除染基準を定めています。この日行なわれた測定結果を見ると、地表5センチで計測すると毎時0.9マイクロシーベルトや1マイクロシーベルトを超えるスポットが点在していることが分かります。

 しかし、同じ場所でも地上50センチともなると、その数値は最大で0.24マイクロシーベルトや平均値で毎時0.226マイクロシーベルトなど、除染基準を下回る数値にまで落ちる。高さ5センチでは1マイクロを超えていても、50センチでは基準値以内。区の担当者は、「(安全)基準を満たしているので、今回は対応はしません」と言いきったそうです。

 高さ50センチという基準は何を根拠にして決められているのか。城石記者は区の担当者に尋ねました。

 原発事故から4年が過ぎ、東京都内の放射能汚染については、都民である私も、あまり気に留めなくなっていたというのが正直なところです。しかし、改めて城石記者の記事を読んで考えさせられるところがありました。みなさんも、ぜひ、ご一読いただければと思います!

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2015/10/02 毎時1マイクロシーベルト!福島第一原発事故から4年半以上たった今でも、東京都内にマイクロホットスポットが~足立区職員立ち会いのもとで行われた放射性物資計測の模様を取材!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/268176

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■大注目のインタビューが続きます! 本日13時から、民主党・長島昭久議員のインタビュー! 

 今週は水曜日をのぞいて、岩上さんのインタビューが金曜日まで毎日、続きます!

 本日13時からは、岩上さんが民主党の長島昭久議員にインタビュー!

 岩上さんと長島議員が9月21日にTwitter上でやりとりしたことをきっかけに、実現したこのインタビュー。長島議員の「この安保法制が文字通り『戦争法』でないことを天下に示さなければならない」という投稿に対し、岩上さんが「安倍さんの側近かと思ったら、民主党の長島さん」と結構こちらがドキリとするツィートでご挨拶。ここから始まった二人の会話は、最後、長島議員が岩上さんのインタビューに応じるという形で、ひとまず終止符を打ちました。

 そのインタビューが今日、実現します!

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9月20日に行われた岩上安身と民主党・長島昭久衆議院議員のやりとり
http://iwj.co.jp/wj/open/20151006morning

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 昨年の集団的自衛権の閣議決定を「ぎりぎり合憲」だと評価し、安保法案は「戦争法」ではないと断言する長島さんは、明確に岩上さんとは異なる考えの持ち主です。きっとインタビューでは意見がぶつかる時もあると思います。個人的には、そうした意見のぶつかり合いは嫌いじゃありません。むしろ、冷静な環境で行なわれる議論は、法案の賛成派、反対派双方にメリットしかないと思います! 

 長島議員も「安倍さんの側近かと思ったら、民主党の長島さん」という岩上さんの挨拶に、よく気持ちよく応じて下さったなと思います! 

 野党再編思考が強いといわれている、民主党の長島昭久、前原誠司、細野豪志3議員のスタンスが謎すぎる、参院選での野党共闘の動きを鈍らせるのでは・・・と心配されている方もいると思います! ぜひ、今日は長島議員のインタビューから沢山のヒントや発見を得ていただけたらと思います!

 本日午後1時からCh1でオンエアです!!!!

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【民主党・長島昭久議員インタビュー】Ch1 13時00分~
http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1

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 そして、その長島議員も難色を示している共産党提案の「国民連合政府」を掲げ、来年の参院選に向けて誰よりもい早く狼煙を上げたのが、言うまでもない共産党の志位和夫委員長です。

 明後日8日の木曜日は、岩上さんによる志位和夫委員長の初インタビュー(たっぷり1時間!)が実現することになりました!!

 志位委員長が「国民連合政府」を打ち出したとき、おいおい、幾らなんでも政策がバラバラな野党を束ねて統一政府は無理だろう…と思っていた私でしたが、毎日、じゃぶじゃぶと流れてくる、安倍政権の暴走を伝えるニュースの数々に、最近はもう耐えきれなくなってきています。

 例えば、直近で言えば、国民が積み立ててきた年金基金が株式市場に投じられていたため、暴落の影響で9.4兆円も失われてしまったというあり得ない事件や、「日本政府が関与していることは絶対にない!」と菅官房長官は言い切っていたのに、中国でスパイとして逮捕されていた日本人2人は、実は日本の公安調査庁から依頼されていた!?というニュース。この2人がまだ中国政府に拘束されている中、3日には「イスラム国」を名乗る武装組織がバングラディッシュで日本人を殺害したという事件が。先日可決された集団的自衛権の行使による安保法制の成立に対する「イスラム国」からの「返答」とみられています。もう、テロの犠牲者が出てしまっているのです。

 さらには、政府がこうした事件でコメントを出さないその異様な静けさと、安倍政権を突っ込まない横並びの大手メディア。安倍総理にいたっては、「今日はヴァルス首相と銀閣寺を散策しました」と和やかに微笑んでいる総理の写真が首相官邸のTwitterに投稿されています。

 この不誠実極まりない総理のもとで、日本は崩壊していく一方だなと、今まで日本人が築き上げてきた真面目さや実直さが踏みにじられてる気分になって、正直落ち込む日もあるほどです。

 だから、もう安倍政権の暴走を止めるには統一政府くらい思い切った案でいいのかもしれない! 勝たないことには意味がない! 「次は憲法改正だぁ」なんてうはうはしている安倍政権の面々に次の選挙も勝たせたら、もう、私たちは王様に搾取される奴隷に成り下がることを自らの手で選ぶことに他なりませんよね。。。。そんなの絶対に嫌です、私。

■「政権交代を目指さない野党連携は単なる子どもの遊び」

 そんな中、生活の党の小沢代表は2日、キレッキレの談話「政権交代こそ野党連携の最大の目的」を発表しました。日刊ゲンダイが記事にしています。談話の中で小沢代表は、来夏の参院選に向けて(比例代表の)統一名簿を野党間で作り闘う「オリーブの木構想」をあらためて提案。談話の中で「野党連携実現の肝は、各議員の ”自分を捨てる”、”自分を殺す”という利他の精神。”オレがオレが”と主張していては大事を成就できない」と、煮え切らない民主党に対して、踏み込んだ表現で苦言を呈したといいます。

 政治と金の問題では散々共産党に追及されてきたという小沢氏が、今、共産党に一番エールを送っている張本人。このあたりの話も、志位委員長のインタビューで出るのではないかと思います! 明後日木曜日も、乞うご期待です!

※野党の“青二才”に業煮やし 小沢一郎氏が「檄文」に込めた決意
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164983/1

■タイムリーなインタビューや記事をお届けするIWJのさらなる応援をお願いします!

 安保法制やマイナンバー、次期参院選やTPP、社会保障など、IWJが追うテーマは日に日に増える一方ですが、安倍政権に気を使ってばかりのメディアがこれほど多いと、独立系メディアががんばるしかありません! 岩上さんの机は雪崩が落ちそうなほど沢山の書籍と資料が積まれ、日々のインタビューに挑んでいます! 私たちスタッフも、タイムリーな取材をお届けできるよう、全てのセクションが総力をあげて全力で走り続けています!

 今日も明日も明後日も、どうぞ、引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

※会員登録はこちら!
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※ご寄付・カンパもお願いしています!
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■10月、11月の岩上さんのインタビューや講演情報!

 その他、10月と11月に決定している、岩上さんのインタビューや講演情報をご紹介します!

【インタビュースケジュール】

・10月6日(火):13時~
民主党・長島昭久議員インタビュー

・10月8日(木):16時~
共産党・志位和夫委員長インタビュー

・10月9日(金):14時~
濱田邦夫弁護士・元最高裁判所判事インタビュー

・10月13日(火):16時~
水上貴央弁護士インタビュー

・11/5(木)(現在調整中)
元自衛官・末延隆成氏インタビュー

【講演情報】

・10月25日(土) 17:30~(1時間程度)
独り芝居公演「おわりのはじまり」後 単独講演
(場所:箱根湯本 箱根菜の花展示室)

・11月06日(金)18:30~20:15(内講演は90分)
これから日本はどこに向かうのか~改憲前夜~
(亀田福祉センター(北海道函館市美原1丁目26-12))

■権力に屈し「安倍チャンネル」と化したNHKを元プロデュサーが批判! 本日21時より永田浩三氏インタビューシリーズ第4回(最終回)を再配信!

 私たちの受信料で成り立つ「公共放送」は、第2次安倍政権の発足とともに、「国営放送」、つまり「安倍チャンネル」へと変貌してしまったようです――。

 9月18日、参議院特別委員会で、安保法案に関する「強行採決のような暴力的な何か」が起きた際、NHKは即座に「安保法案が特別委員会で可決」と速報で報じました。まるで、政府・与党に都合のいいように、既成事実を作ろうとしたかのようです。

 他にも、大学生有志によるSEALDs(シールズ)らによる国会前での大規模な抗議行動を矮小化して報じるなど、ここのところのNHKの「偏向」報道ぶりは目に余るものがあります。

 また、経営陣からは問題発言が連発しています。会長に就任した安倍総理の「お友達」である籾井勝人氏は、従軍慰安婦問題に関して、「戦争をしているどこの国にもあった」「なぜオランダには今も飾り窓があるのか」などと発言。同じく経営委員に就任した作家の百田尚樹氏や埼玉大学名誉教授の長谷川三千子氏も、問題発言を繰り返しました。

 IWJでは、9月30日(水)、10月1日(木)、そして昨日の10月5日(月)という日程で、3回にわたり、『NHKと政治権力』の著者で、元NHKプロデュ―サーである永田浩三氏への岩上さんによるインタビューを再配信してきました。本日は、その最終回として、第4回を配信します。

 今回のインタビューでは、永田氏がプロデューサーという立場から当事者として関わった、2001年の「NHK番組改変事件」を扱っています。

 2001年1月30日、永田氏が統括プロデュ―サーを務めた番組「ETV2001~戦争をどう裁くか」が放送されました。これは、従軍慰安婦問題をはじめとする旧日本軍の戦時性暴力の責任を問う「女性国際戦犯法廷」の模擬裁判の模様を、ドキュメンタリーとして描いたものでした。

 しかし、この放送は、NHKがこの民衆法廷を主催するVAWW-NETジャパンに取材時に示していた企画内容とは隔たりがあるものでした。実は放送直前に、番組の内容を知った安倍晋三氏(内閣官房副長官・当時)と故・中川昭一氏(経済産業相・当時)から、番組の編集をめぐり、NHK上層部に対して圧力がかけられていたのです。

 永田氏によれば、安倍氏はNHK放送局長を呼び出し、「ただでは済まないぞ。お前、勘ぐれよ」と言ったといいます。「作り直せ」とはっきり言えば圧力になるので、「勘ぐれ」という表現を使った、というのです。現在の安倍総理につながる、メディアに対する権力の振るい方の典型を、ここに見出すことができるのではないでしょうか。

 このインタビューでは、この「NHK番組改変事件」に関して、安倍氏をはじめとする右派がNHKに対してどのような圧力をかけたのか、当事者である永田氏の口から存分に語っていただきました。

 また、この永田氏へのインタビューに関しては、先月末に続き、フルテキスト化して詳細な注釈を付したものを、近く、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」として発行する予定です!配信だけでなく、テキストでお読みいただけると、より理解が深まると思います!ぜひ、この機会に「岩上安身のIWJ特報!」をご購読ください!

★再配信スケジュール

・10/6(火)配信時間 21:00~
【永田浩三氏インタビューシリーズ・全4回】「説得する言葉を持たないけれど、権力は持っている」NHK番組改変事件でかいま見た、安倍晋三という政治家の本質 元NHKプロデューサー・永田浩三氏に岩上安身が再びインタビュー<第4回>
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/205343

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■日本がアメリカの戦争に加担する「安保関連法」は非常に迷惑

 今日の【安倍政権の集団的自衛権にもとづく「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ】は、鳥取大の藤巻晴行教授から届いた寄稿文をご紹介します。

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 集団的自衛権の行使は、攻撃を受けた国からすれば先制攻撃を受けたことになり、個別的自衛権発動の国際法上の根拠と道義的正当性を与えます。行使すべきではありません。後方支援であっても攻撃と一体不可分です。資源の輸送ルートの確保のための武力行使など論外です。

 私はアラブの農地で共同研究をしていますが、日本がアメリカの戦争に加担すれば、とても友好的なアラブの人々の日本を見る目が変わり、日本人研究者も危険に晒されます。非常に迷惑です。

(藤巻晴行 鳥取大学教授)

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 アラブの農地と言っても広大なので、どの地域を指すのかは不明ですが、藤巻さんは親日だと言われるアラブ人と一緒に、農業関係の共同研究に従事している立場から、友好的だったアラブ人が、集団的自衛権を行使し、米国主導の戦争に加担することになれば、日本人研究者も危険に晒されることを危惧しています。

 先ほども書きましたが、現に、バングラデシュで10月3日、JICAの海外支援事業の一環で今年8月から現地で農業指導にあたっていたという、66歳の星さんという男性が銃撃をうけて亡くなりました。「イスラム国」の関連組織を名乗る過激派が声明を出しており、その内容は「『イスラム国』に対抗する同盟国の市民、日本人の殺害に成功した」と書かれていたのに加え、こうした攻撃を継続すると警告していたそうです。

 日本政府はこの件でまだ何もコメントを出していませんし、声明の信憑性も未だ不明ですが、後藤健二、湯川遥菜両氏が今年1月、「イスラム国」に殺害されてから、「日本人に指一本触れさせない」と豪語していた安倍総理は、こうしたテロを未然に防ぐため何か策は取ってきたのでしょうか。しっかりと追及されるべき点だと思います。

■IWJスタッフ募集のお知らせ

 毎日お届けしていますが、IWJではまだまだ、スタッフを大募集中です! 一般事務スタッフ、経理スタッフ、テキストスタッフを募集しています。

<一般事務スタッフ>

 電話やメールでの外部の方との連絡、岩上さんのスケジュールを把握してのインタビューのアポ取りや、スケジュール管理、イベント開催の準備、ファイリングやその他、諸々発生する、庶務的なことなど、IWJの活動の軸となる重要なお仕事です。

■応募条件
・事務経験のある方
・PC操作に不安のない方
・柔軟性があり、協調性のある方
・責任感のある、真面目な方
・IWJの報道に関心や理解があり、政治・社会問題にも興味のある方
・できれば運転ができる方。できれば、です。
・できれば長期にわたって勤められる方。これもできれば、です。

<経理スタッフ>

 テキストスタッフだけでなく、IWJでは経理スタッフも募集しています。現状の人員ですと、処理すべき事務量が多く、経理事務をこなしきれません。現在の経理スタッフが悲鳴をあげており、ヘルプしてくださる方を急募いたします。IWJの屋台骨を支える、とても大事なお仕事です。

 経理の実務経験がある方、簿記などの資格をお持ちの方を歓迎いたしますが、経理の経験がなくても、真面目、几帳面、注意力がある、数字を扱うこと、計算することが苦ではない、という方、初めて経理を覚えてみたいという方でも大丈夫です。ご応募、お待ちしています。

■応募条件
・ワード・エクセル・メール送信などの基本的なPC操作ができる方
・責任感・協調性のある方
・IWJスタッフを裏で支えたいと思ってくださる方
・未経験者可。経験者や専門知識のある方歓迎

<テキストスタッフ>

 テキストスタッフとは、「テキスト」全般に関わる仕事で、現場に出て取材をし、記事を書く、いわゆる「記者」だけにとどまりません。各種リサーチ、パワーポイントの作成、Twitterでの実況、原稿のリライトや注釈付けといった具合に、幅広い作業が含まれます。そのすべてを一人でこなせないといけない、というわけではありません。その人の適性や置かれた条件に合わせて、部分的に業務に携わっていただくことも可能です。

 現場で取材したことをスピーディーにTwitterで実況することもあれば、何日もかけて頭をひねらせながら文章を仕上げていくこともあります。いずれにしろ、IWJの核として、テキストベースの情報を発信していくことが仕事の中心的な内容となります。

 私は約4年間にわたり、IWJで中継記者として仕事をしてきました。入ったばかりの頃は、事務の補助をしていたのですが、次第に現場に行くことに。 現場での取材・中継を中心に、記事を書いています。

 平山茂樹記者が、「毎日、自分の持つボキャブラリーやリテラシーの限界と向き合いながら、仕事をしています」と書いていましたが、東大の修士課程を卒業したシゲりんでもそうなのか!と意を強くしました。

 私は初めからボキャ貧で、岩上さんから仕事の指示を受けるときに、わからない言葉だらけなので、片っ端から、「それはなんですか?」と尋ね、しばしば絶句されています。帰国子女で、英語も日本語も中途半端な、そーーんな私でも、原稿を書けるようになったんです! 今は自信がない方も大丈夫です! 

 勤務形態は、在宅でも可能ですので、地方在住でもパソコンさえあれば、テキストスタッフとしてお手伝いいただくこともできます。現に、多くの皆様に様々な仕事をしていただいています。

 また、英語をはじめ、中国語、フランス語、ドイツ語など、外国語に堪能な方も募集しています。最近、中国語のできる、しかも私と同じ主婦の人が入って、ちょっとワクワクしてます。IWJは、日本国内だけでなく、情報をワールドワイドに発信していきたい、と考えています。翻訳などの能力に長けている方の応募をお待ちしています。

 また、本稿にも書いたように、IWJはマルチなテーマを追い続けています。この分野なら詳しい! このテーマはずっと追いかけてきた!といった専門分野や強みを持つ人も大歓迎です!
 一人で、全部マルチに詳しくなければならない必要はありません。IWJはそれぞれの強みを生かして分業・協力体制を敷いてます。

 他の仕事と兼業で、という場合は、なおさら、得意分野がある方は頼りになります!

■応募条件
・IWJのコンテンツに理解があり、方向性に共感できる方
・読解力と論理的な文章力のある方
・マスコミ、出版業界経験者歓迎
・未経験者でも素直に仕事を覚えようという方なら歓迎
・人とのコミュニケーションスキルがあり、明るく、協調性のある方(チームワークで動くので)
・パソコンが使える方
・知的好奇心旺盛な方
・地道に粘り強く仕事のできる方
・外国語が堪能な方、大歓迎
・運転ができる方、気力、体力、機動力のある方、歓迎

 各募集スタッフのその他の詳細の項目に関しましては、以下のページよりご確認ください。上記の応募条件は、すべて当てはまっている必要はありません。IWJは今、本当に人手を必要としています!ぜひ、ふるってご応募ください!

※【 スタッフ応募フォーム 】
http://bit.ly/1ALJypQ

■わとはぷ!のコーナー ~What Happened Today?~

 1969年の今日、千葉県松戸市役所に「すぐやる課」が誕生しました!

 「すぐやる課」!? 、、、冗談のように聞こえると思いますが、「市民にとって役に立つ人がいる所」をモットーに、当時、松戸市役所には「すぐやる課」が設置されました。

 従来の地方行政では、緊急事態に対しても何重もの決済が必要とされていた旧来のシステムを、当時の松戸市長が斬新なアイデアで一新。「すぐやる課」を市長直属とすることで、機動性を確保。「すぐできる事はすぐやる」というこの思想は、日本各地の市区町村長ななどで支持され、1975年には全国315の自治体が「すぐやる課」を採用したといいます。

 コロンビアレコードからは「すぐやる課」というレコードが発売され、テレビドラマ「すぐやる一家青春記」まで放送されたといいますから、どれだけ松戸市役所のこの試みがその当時、注目されていたのかが分かりますね!

 そして、実は、なんと!この「すぐやる課」を設置したのが、あの、日本最大手のドラッグストアチェーン「マツモトキヨシ」氏、ご本人!というから、さらに驚きです!!!「マツモトキヨシ」の創設者、松本清は1969年、松戸市長をつとめていたんですね!

 こういうノリ、なんかいいですよね!こういう気風の良さが私は大好きです! 「すぐできる課」なんてユーモアたっぷりなアイデアを行政に持ち込み、実現しちゃうその行動力! 私も見習って、こうした思い切りのいいノリの良さでこの鬱々とした時代を晴れ晴れしく、笑って生きてやろうと思っています!

 では、今日も大注目な一日のIWJをどうぞよろしくお願いいたします!

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/

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