■■■ 日刊IWJガイド「マジギレ寸前…疑惑まみれの川内原発再稼働とわざわざ非核三原則をカットした安倍総理の野望」2015.8.11日号~No.1063号~ ■■■
(2015.8.11 8時00分)
Good Morning! IWJの原です。猛暑日が8日連続で続いて、灼熱の夏が大好きな僕は、いいぞ、いいぞ、と思っていたら、突然、3日前あたりからパッタリと涼しくなってしまいました。ネットで「やっぱり地球は温暖化している!」と叫んでいた人をお見かけしていましたが、拍子抜けしたことでしょう。
温暖化議論を改めて検証したい方は、近いうちに、おなじみ横浜国大の伊藤公紀先生への岩上さんのインタビューをアップしますので、ぜひご覧になってください。
涼しくなってすっかり物足りなくなった僕は、ひとり夏空に向かって、「おーい、夏よー。お前は、何でそんなに落ち着いてしまったんだ。もっとがんばれよ…」と、つい詩人のように呼びかけてしまいます。
しかし本当にSUMMERというのは短いもので、もうすぐ目の前でAutumnが手ぐすねを引いて待っている気配が満ちています。僕と同じように、「急いで夏の思い出を作らなければッ!」と焦っている人も多いかと思います。
そこで今日、IWJでは神宮の花火大会を中継しますので、過ぎゆく夏に危機感を感じていらっしゃる方はIWJ CultureのCh1を覗いてみてください。きっと現場は超にぎやかなのでしょう。ちなみに僕は今日、お休みをいただいたので、その時間は渋谷の映画館で孤独に「マッド・マックス~怒りのデス・ロード」を鑑賞して、一足お先に「核戦争後の世界」を疑似体験しているはずです。
それはさておき、今日もハードな話題に入りますか。
■川内原発がついに再稼働。規制委・新基準で初 しかし…
今日、午前10時半頃に鹿児島県の川内原発が再稼働すると言われています。規制委の作成した新規制基準の下では初の再稼働。約1年11ヶ月続いた“原発ゼロ状態”が終わろうとしています。
IWJはたびたび追及してきましたが、川内原発の火山リスクの矮小化、避難計画の杜撰さなど、目に余るものがあります。しかも責任者がいない。規制委も政府も九電も責任の所在をたらい回しにし、万一の事故が起きた場合の責任を今からすでに煙に巻くスタイルで統一しています。
桜島など、もくもくと噴煙を上げ、活発に活動中の火山が近くにある川内原発ですが、運転中の原子炉の燃料を取り出すためには、まず冷却しなければならず、その冷却には約5年かかると言われています。もし、5年先の噴火を確実に予知することができず、冷却が間に合わずに取り出せなかったら、どうするのか。九電はモニタリングで予知できるとうそぶいていますが、どの火山学者も「火山の噴火は予知できない」と口を揃えておっしゃっています。九電も、九電の言い分を追認する規制委も、あまりに楽観的で、無責任ではないでしょうか。
また、現在、川内原発には1946体の使用済み核燃料が保管されており、もちろん、再稼働すればまた増えます。九電のHPによると、2004年以降、1体も外に搬出できていません。どこにも持って行き先がないからだそうです。どうしようもありません。
「科学者はできないと言っているけど、巨大噴火を5年前に察知し、その間に燃料を冷却し、約5000体の使用済み核燃料をすべて外に運び出すから再稼働しても大丈夫なんだい!」
駄々をこねる子どもじゃないんですから、もうちょっと真面目にやってください。こんな話、誰が「なるほど!」とうなづけますか。
※【岩上安身のニュースのトリセツ】御嶽山噴火から分かった、川内原発再稼働「新たな安全神話」の7つの欺瞞(IWJウィークリー68号より)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/174819
また、川内原発1号機は昨年7月に運転開始から30年経過していたのにもかかわらず、30年目までに必要とされている高経年化の技術評価、それに基づく長期保守管理方針についての審査が終了せず、保安規定の変更認可が行われていませんでした。これまで老朽原発に適用されてきた「30年ルール」から逸脱していたんです。
九電は今年の7月3日、慌てて補正申請を申し立て、規制委も大急ぎで8月5日に審査を終了させました。わずか1ヶ月。この補正申請は、基準地震動の変更をともなうもので、大掛かりな評価の変更・追加を含みます。「補正」とはいえ、新規申請にも等しい内容だということです。それを、わずか1ヶ月。おーい、規制庁よ、そんなことでいいのかい!…と、こちらは詩人のようにではなく、非常識な話にちゃんと怒る、常識ある社会人として、怒りたいと思います。僕ももう30代。MIDLLEsの仲間入りもそう遠くない年齢ですからね。
皆さん、落ち着いている場合ではありません。下記記事をご参考ください。問題は山積です。さらに10月には2号機を再稼働させるといっています。今後の動きにも監視が必要です。また、「戦争法案」が審議されている今、岩上さんが昔から危険性を指摘し、ついに山本太郎議員が国会で追及した「原発×戦争リスク」も今こそ考えておきましょう。
※2015/08/04 市民 vs. 規制庁、川内原発「老朽対応ルール」をめぐり激しい応酬 ~規制庁の答弁に「これで事故が起きれば犯罪だ」と怒りの言葉も
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/256302
※2015/06/29 川内原発再稼働に疑問続出「火山リスク」「老朽化」「ヨウ素剤配布」「孤立集落の避難」 ~「九電まかせ」にするかのような規制庁担当者の無責任な姿勢に市民ら憤然
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/251030
※【質疑全文掲載】「原発にミサイルが着弾したあとの『最悪のパターン』も考えていないのか。呆れてものも言えない」――山本太郎議員が原発×戦争リスクを追及!「福島の事故のようにまた泣き寝入りか」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255492
※【DVD販売中!】山本太郎 × 岩上安身 特定秘密会談(原発×戦争)×秘密=?!
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=87
IWJでは、鹿児島の現地に関西スタッフの柏原カメラマンを派遣して、連日、早朝から晩まで、生中継で現場の抗議の模様をお伝えしています! 本日も朝7時から、IWJ KAGOSHIMA Ch1で川内原発ゲート前での大行動や集会の模様を中継しています!
・【鹿児島】川内原発再稼働阻止!ゲート前大行動・起動日集会(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/257197
こうしたIWJの取材活動にはそれなりに経費がかかっております。しかし現政権のもとでは、今後、全国の原発が立て続けに再稼働されてゆくでしょうし、IWJはその都度、現場からのレポートをリアルタイムでお届けしたいと考えています。
おかげさまで、IWJの会員数は現在5167人、まもなく5200人に回復する見込みです! 6000、7000人まで会員さんが増えれば、本当に動きやすくなります!
どうか皆さん、IWJの会員になって、取材活動をご支援ください! よろしくお願いいたします!
※会員登録はこちら
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また、現在の中継配信活動を継続していくには、現有会員数では足りません。不足分を補なっているのは、皆さまからのご寄付であり、カンパです。どうぞ、よろしくお願いします!
※カンパもお願いします!
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
…(後半へ続く)
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.8.11 Tue.**
【IWJ_KAGOSHIMA1】7:00~「川内原発再稼働阻止!ゲート前大行動・起動日集会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kagoshima1
※「ストップ再稼働 3.11鹿児島集会実行委員会」主催の川内原発ゲート前大行動・起動日集会の模様を中継する予定です。
【Ch5】9:00~「許すな、川内原発再稼働!8・11 官邸前アクション」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「原子力規制を監視する市民の会」と「FoE Japan」主催の川内原発再稼働に反対する官邸前アクションを中継する予定です。
【Ch6】12:00~「さようなら原発1000万人アクション 川内原発再稼働反対 緊急行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「さようなら原発1000万人アクション」による川内原発再稼働に反対する緊急行動を中継する予定です。
【Ch1】14:00~「岩上安身による元農水相・山田正彦氏×アジア太平洋資料センター(PARC)事務局長・内田聖子氏インタビュー」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※元農水相・山田正彦氏とアジア太平洋資料センター(PARC)事務局長・内田聖子氏のお2人に岩上安身がインタビューします。
【Ch4】14:00~「歴代首相の『安倍首相への提言』に関する記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「マスコミ九条の会」と「日本ジャーナリスト会議」による記者会見を中継する予定です。出席者はマスコミ九条の会呼びかけ人の桂敬一氏ほか。
【Ch5】16:00~「豊洲市場用地での汚染未調査問題に関する記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※都庁記者クラブで行われる記者会見を中継する予定です。
出席者は、元日本環境学会会長の畑明郎氏、日本環境学会土壌汚染WG長の坂巻幸雄氏、日本消費者連盟共同代表の山浦康明氏、弁護士の大城聡氏、一級建築士の水谷和子氏、東京中央市場労働組合書記長の中澤誠氏ら。
【Ch6】18:30~「0811 川内原発再稼働反対 首相官邸前抗議」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「首都圏反原発連合」主催の川内原発再稼働に反対する首相官邸前抗議を中継する予定です。
【IWJ_CULTURE1】19:30~「2015 神宮外苑花火大会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-culture1
※神宮外苑花火大会の模様を中継予定。
【再配信・Ch1】 20:00~「『昭和一桁』と重なりあう、現代日本の軍事国家化 今こそ、昭和史から教訓を引き出すべき時 ~ノンフィクション作家・保阪正康氏に岩上安身が聞く ―後半」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※2014年11月13日に行われた岩上安身による保阪正康氏インタビュー。昨日に引き続き、本日はその後半を再配信します。
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(前半の続き)…
■広島で、非核三原則を自身の判断でわざわざカットした安倍総理の思惑
昨日は参院予算委員会で、安倍総理がまたもや“しれっ”と驚くべき発言をしました。8月6日、原爆の日に広島平和記念式典で挨拶した安倍総理。スピーチ中、「非核三原則」に触れなかったことで批判を呼びました。
非核三原則の厳守は、1994年以降、歴代の首相が毎年必ず言及してきたことです。それをわざわざ70年目の節目に抜くとは、どういう腹積りか。いったいどうなってんだ、総理のスピーチライターは!
と皆さんもお怒りだったたことでしょう。しかし昨日、民主・蓮舫氏の質問に答えた安倍総理は、非核三原則を削ったことについて「最終的に私の判断だ」と曝露。なんと、原稿を書いたスピーチライターではなく、自分の意思で「カット」していたと認めたのです。
9日の長崎での式典では非核三原則に触れましたが、これについて安倍総理は「誤解を招くことがないよう言及することとした」と説明しました。が、安倍さん…ちょっと待ってもらいたい。
僕が「スピーチライターのせいだろう」と思いこんだのには理由があって、安倍総理は7日の衆院予算委員会で、広島で「非核三原則」に触れなかったことを追及され、「長崎の式典ではこの文言は入っていると承知している」と答えたんです。完全に第三者(スピーチライター)の存在を匂わせていますよね。
でも、自分の判断で非核三原則の文言を削っていたんだから、「長崎の式典ではこの文言は入っていると承知している」じゃなくて、「長崎の式典ではこの文言は原稿通り読むことにします」でしょう。なにを他人ごとみたいに言ってるんですか、総理たるものが。
要するに、世論の動向を見るために、チャレンジしたってわけですね。広島でのスピーチで批判が出なければ、何食わぬ顔で長崎のスピーチでも非核三原則には触れなかったでしょう。安倍談話は「おわび」を盛り込まないとも言われていますが、これが安倍総理のいう「戦後レジームからの脱却」なんでしょうね。じりじりと、戦後日本の平和主義から撤退してゆく。
非核三原則をうやむやにできれば、2期目の新人議員の武藤貴也議員が大声で「日本も核武装を!」と主張したのと同じように、その方向、つまりは核保有の方向で進めてゆくのでしょう。安倍総理自身、かつて早稲田大学での講演で、「小型の核爆弾なら保有できる、憲法上も問題ない」と発言したそうですから。ちょっとだけなら許されるって、いう卑猥さすら感じさせる、その姿勢。実際、そのための原発維持政策でもあるのでしょう。
都合が悪い歴史は全部修正する。もしくは意図的に風化させる。目指すのは表面的には戦前の日本。現実的には米国の追従。プラスして核の保有。そりゃポツダム宣言も「不承知」だし、戦後70年談話で「謝罪」もしたくないわな、と言いたくなります。
そういえば、日本会議のメンバーで、生長の家の谷口雅春氏に傾倒しているという、自民党の稲田朋美議員が、東京裁判を検証するための党内組織の設置を検討しているそうですね。「戦争犯罪」とされた事実の証拠や立証の方法、戦勝国が「事後法」を適用したという指摘について、さらには、東京裁判で「20万人以上」と認定された南京事件の犠牲者数について検証するようです。また、憲法制定過程へのGHQの関与など、戦後占領政策も幅広く検証するとしています。
ようするに、敗戦を認めないということですね。改憲だってそうです。天皇の威光を借りて、時の権力者が絶大な権力を握り、国民ならぬ臣民を従わせる世界。そんな明治憲法下の大日本帝国に戻すために作成したのが「自民党改憲草案」です。新国立競技場は行き当たりばったりで白紙に戻したくせに、こういう歴史修正主義、復古主義はすべて計画的に進めていくんですね。明確な野望があるんでしょう。このあたりは絶対に『前夜』を読んでください。「大げさだよ、もう朝だぞ。いつまで寝ぼけてるんだ?」と思われた方は、なおさら『前夜』を是非。
※『前夜』販売ページはこちら
http://iwj.co.jp/wj/open/%E5%89%8D%E5%A4%9C
LINEで、僕のもとにも「おはようございます。安倍晋三です。8月6日に訪れた広島市では、改めて、核兵器の惨禍が決して繰り返されることのないよう非核三原則を堅持し、核兵器のない世界の実現に向けて国際社会をリードしていくことを誓いました」とメッセージがきていました。9日のことでした。
…嘘つけや。触れてないじゃんか…。なんだ、この小さな歴史修正は。でも、多分、SNSの担当者は悪くなくて、もともとのスピーチ原稿をもとに作った投稿分をそのままセットし、流れてしまったのでしょう。いずれにしても、安倍総理のふるまいは被爆者への侮辱に他ならない。ひとりの愛国者として、この売国総理に対しては、「恥を知れ」と言いたいと思います。
※安倍首相:「非核三原則」長崎式典では明言する(2015年8月7日、毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20150807k0000e010180000c.html
※岩上さんツイート
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/630468530979254272
■山田正彦元農水相、PARC事務局長・内田聖子さんインタビュー!
日本をまるごと売り渡す、そんな「売国」の代名詞ともいえるのがTPP。安全保障の一環なんだとか。つまり集団的自衛権で米国のいいなりになって海外に派兵するとともに、米国が中心となって形成する経済ブロックに自ら飛び込もう、という話のようです。
7月末に、ハワイで開かれていたTPP12カ国閣僚会合で、甘利明担当相は「今回でまとまる」と意気込み、報道各社も「大筋合意へ」などとこぞって大々的にぶち上げました。
しかし、終わってみれば、乳製品の市場開放などをめぐって、ニュージーランドやオーストラリア、カナダなどとの間の対立が解消できず、合意には至りませんでした。なんだったんだ、あの報道は。実は日米間では、もうすでに日本が大幅に譲歩して合意できているんじゃないか、との疑いがあるようです。
そこで本日、直接ハワイに出向き、情報収集やロビイング活動をしてきた山田正彦元農水大臣、PARC(アジア太平洋資料センター)事務局長・内田聖子さんをお招きし、岩上さんがロングインタビューを行います。
風の噂では、報道とは違い、とても合意できる雰囲気ではなかったとか…ではなぜ、メディアはそんなに浮かれきっていたのか。このあたりの舞台裏もお聞きする予定ですので、現地の生報告にご注目ください。
■「1人の人間として、戦争国家化に反対する」~「戦争法案」に関する寄稿・コメントをお寄せください!
IWJでは、全国の学者の方々、そして一般の市民の皆様から、この「戦争法案」に対する寄稿・コメントを募っています! これまでにお寄せいただいた寄稿・コメントは、下記のページに集約していますので、ぜひご一読ください。
※安倍政権の集団的自衛権にもとづく「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ
http://bit.ly/1Dctmg0
本日は「フォーラム4」賛同人であるBMETALさんの寄稿をご紹介します。
「私は、ごくありふれた、政治的にはいわゆるノンポリの会社員です。
大抵のことは、事なかれ主義と御身大切でやり過ごすことができます。そのような私でさえ、現在の安倍政権は見過ごすことができません。
思えば、私の世代の価値観は経済第一主義で方向付けされ、そのレールの上を歩く事に何等疑問を持つこともありませんでした。
その結果手にする生活の安寧や経済的な余裕で満足することが可能だったからです。正に、一億総中流社会が一度は現れたのです。しかし、そのような社会はあっという間に消え去りました。
今、日本が向かおうとしているのは、立場の弱い者をより弱くすることで、強者が栄えようとする社会です。
怒りや恨みや恐れといったネガティブな動機が、物事を動かすような社会です。
私はそのような醜い社会にしたくありません。
しかし、安倍政権と自民党はそう考えてはいないようです。
国民のみならず世界に向かって、平気でうそをつく。
議論をしようにも、根拠や理屈に基づいたコミュニケーションが成立しない。
そもそも相手を理解しようとしない。
気に入らない相手に対しては、権力をもって恫喝し、威圧する。
彼らは、一体どうしたいというのでしょう。
要するに、自分がやりたいと思うことを、どんな手を使ってでもやろうとしているだけのことです。
このような政権に、人間の不幸の源である『戦争』のような危険な問題を扱わせることは、絶対にあってはなりません」
・・・とても親近感を覚える御寄稿です。続きは下記URLからお読みください。
※2015/07/14 【安保法制反対 特別寄稿 Vol.17】「自民党の終焉のために」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/253011
IWJでは、学者のみなさんだけでなく、市民の皆さんの御寄稿も募集しています! まだまだみなさんの声を募集しています。ぜひ下記アドレスまで、皆さんの思いをお寄せください!
→ office@iwj.co.jp
■わとはぷ!のコーナー
今日は山の日です! 2014年5月23日に改正祝日法が可決され、2016年より施行します! 趣旨は、山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝するというもの。日本山岳会をはじめとする全国「山の日」協議会加盟諸団体や、すでに「山の日」を制定していた地方自治体、その他山岳関係者や自然保護団体などから意見を聞き、制定となりました。ちなみに、日本で8月の祝日制定はこれがはじめてとなります。
ちなみに、今日は「ガンバレの日」でもあります。そうです。昨日の日刊ガイドでは、佐々木記者がつい時代を先取りしすぎて、1日勘違いして「ガンバレの日」を紹介してしまいました。
さらにちなみに、今日は何の日かなぁ~と調べてみると、「関東東海大地震が8月11日に来る」という記事を数件発見しました。
「なになに、再稼働の日にちょっとそういうのマジ勘弁してくれよ」と思ってクリックすると、ネタ元はどうやら2011年8月31日の2ちゃんねるに書き込まれた投稿だそう。
な~んだ、と思いつつ一応続きを読んでみると、次のような投稿があったそうです。
「昨日の深夜の話なんだけどさ、ラジオ聞いてた。
んでちょうど日付変わる頃にさ、いきなり混線し始めた。古いタイプのラジオだからすぐチューニングがズレる。
たまに韓国だか北朝鮮だかの電波捉えたりすることもある。でも昨日は違った。
『8月31日月曜日になりました。引き続き11日に起こった関東東海大地震の情報をお伝えします』
ん?まだ東北の地震の事言ってんのかと思ったら違った。
『関東東海大地震?』
だけどものの1分くらいで放送は途切れ、通常の放送に戻った。おんなじ放送聞いた人いないかな?
夢だといいんだけど…」
どういうことでしょうか。どうやら、「8月31日月曜日になりました」という点から時期を割り出したところ、これは2015年、2020年、2026年、2037年、2049年のいずれかの年を指していることになるため、それが2015年、つまり今年なのではないかと囁かれているのだとか。
夏にはもってこいの怪談でしょうか。
ま、怪談でしょう。僕はこういうの信じないので。というか、怪談であってほしい! 怪談であってくれ!
でも、備えは大切です。怪談にあやかって、身の回りの備えを確認しておきましょう。規制委の皆さん、九電の皆さんは特に。ヨウ素剤とかね。
それでは今日も1日、よろしくお願いします!
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 http://iwj.co.jp/ 】
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