■■■ 日刊IWJガイド「NHKと朝日でも内閣不支持の逆転劇! 強行採決間近と言われる安保法制、若者の次は『女』たちが沈黙を破った! 安倍政権打倒の声の広がり」2015.7.14日号~No.1035号~ ■■■
(2015.7.14 8時00分)
おはようございます。IWJのぎぎまきです。
いやーーーーー暑い!! 本当に暑いですね。熱帯夜でなかなか寝つけない夜が続いていますが、みなさま、いかがお過ごしですか。昨日だけでも全国で600人以上の方が熱中症などで病院に搬送されたというニュースがありました。自分が熱中症の状態にあると気づかないケースも多いといいます。こまめな水分補給と休息を心がけて、熱中症予防をこころがけたいですね。
さて、今週にも強行採決か!?という大注目の局面を迎えている安保法制ですが、昨日は朝9時から国会で中央公聴会が開かれ、5人のうち3人の参考人が集団的自衛権は違憲であるとする立場を表明。そのうちの一人は、IWJにも登場していただいた首都大学東京の木村草太准教授です。
木村氏は、「国家は国民により付託された権限しか行使できない。憲法を無視した政策論は国民を無視した政策論であると自覚すべき」と政府を厳しく追及し、憲法学者の小沢隆一東京慈恵医大教授、山口二郎法政大教授と並んで、法案を憲法違反とする問題提起を突きつけました。
私は公聴会が行なわれているちょうどその頃、衆議院議員会館で開かれていた反対集会を取材していましたが、公聴会終了後、山口氏が集会に駆けつけ、中の様子を報告しました。また、このスピーチが熱かった!!!
山口氏はまず、「ふざけるな!」とスケジュールありきの進め方に憤り、中央公聴会が終わったのだから後は採決をしてもいいだろうという政府与党の態度を猛烈に批判しました。確かに、公聴会後、安倍総理は「国民の理解も深まってきている」「議論も十分に深まった」などと発言。山口氏は政府のこうした、国会、国民軽視の居直りの態度にはもうお手上げ、という感じで「もう、国会の中の動きはどうしようもできない。55年前のあの闘いを繰り返さなければいけない」と、反対の声のさらなる高まりを呼びかけていたのが印象的でした。
この日、抗議活動に参加した市民6~7人にゆっくり話を聞く機会もあったので、山口氏の報告とともに本日アップを予定している記事をぜひチェックしてください。
■NHKと朝日でも安倍内閣不支持が逆転!
毎日新聞の世論調査に続き、朝日新聞、NHKの最新の世論調査でも、ともに、安倍内閣の不支持率が支持率を逆転しましたね。11、12日両日に行なわれた朝日新聞の調査では、支持率が39%で不支持率が42%。10日から3日間実施されたNHKの世論調査では、「支持しない」と答えた人が43%で、「支持する」と答えた人の41%を逆転。法案が憲法違反ではないとする政府の説明についても、納得できないとする回答が66%と、納得できるの24%を大きく上回っています。
それなのに、それなのに、それなのにですよ。
やっぱり、政府は耳を貸さず、見向きもせず、です。自民党の谷垣幹事長は「同じような議論が繰り返されている」、つまり、「議論が出尽くした」という魔法のような解釈で、15日の特別委員会での採決と可決後、16日の衆議院本会議での採決を目指す方針を口にしています。
しかし、政府が強行に横暴に振る舞えば振る舞うほど、全国で、あらゆる立場の、普通の人々を目覚めさせていることになぜ気づかないのかと、不思議で仕方ないんですよね。やっぱり、憲法学者の小林節氏が言うように、「安倍内閣は本物の、確信犯のバカ」なのでしょうか。
…(後半へ続く)
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.7.14 Tue.**
【Ch1】夕方(予定)~「IWJ『題名のまだない新番組』第02号(仮)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※本日夕方頃から行なう予定の「題名のまだない新番組」第02号を中継予定。
【Ch4】12:00~「戦争被害のすべて解決に向けて…『情勢』を共有しましょう『会』 ―発言 小林節・慶應大学名誉教授」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「戦後70年・戦争被害のすべて解決を!実行委員会」主催の院内集会を中継する予定です。発言者は慶應大学名誉教授の小林節氏。
【Ch5】12:00頃~「維新の党 柿沢未途・幹事長定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「維新の党」の柿沢未途幹事長による定例会見を中継する予定です。
【Ch6】16:30~「生活の党と山本太郎となかまたち定例記者会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
※「生活の党と山本太郎となかまたち」の定例記者会見を中継する予定です。会場が地下のため、録画となる可能性がございます。あらかじめ、ご了承ください。
【Ch5】17:00~「『戦争法案の強行採決を許さない』法律家リレートーク」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「憲法問題対策法律家6団体連絡会」主催の法律家リレートークを中継する予定です。
【IWJ_OKAYAMA1】17:00頃~「小さな声をあげよう!」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※「小さな声をあげよう!実行委員会」主催の、安保法案の強行採決に反対する緊急アクションを中継する予定です。
【IWJ_OKAYAMA1】18:00~「とめよう戦争法案!共同アピールin 岡山」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※「社会民主党岡山県連合」主催の、野党による共同アピールの模様を中継する予定です。
参加団体は、社会民主党岡山県連合、民主党岡山県連、日本共産党岡山県委員会、新社会党岡山県本部ほか。
【IWJ_KYOTO1】18:30~「シリーズ『グローバル・ジャスティス』第52回 高里鈴代さんと『基地の町に生きる』を観る」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※「同志社大学グローバル・スタディーズ研究科」主催の連続セミナー第52回の模様を中継する予定です。
講師は、「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」共同代表・「沖縄強姦救援センター(REICO)代表」の高里鈴代氏。
【IWJ_KYOTO2】18:30~「7.14緊急シンポジウム 学者の会×SEALDs KANSAI」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto2
※「安全保障関連法案に反対する学者の会×SEALDs KANSAI」主催の緊急シンポジウムを中継する予定です。
【Ch4】18:30~「戦争法案廃案!強行採決反対!7.14大集会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催の集会の模様を中継。集会後にデモが予定されています。
【再配信・Ch1】20:00(予定)~「「『7.1閣議決定』は9条の首を落とす『憲法介錯』だ」岩上安身による水島朝穂・早稲田大学教授緊急インタビュー(後半)」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=1
※2015年7月12日、早稲田大学法学学術院教授の水島朝穂氏に岩上安身がインタビュー。その後半の模様を再配信します。
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(後半へ続く)…
■女性と若者の怒りを煽る安倍晋三と仲間たち
火に油を注ぐ結果を自ら招いている安倍政権。最近、若者だけでなく、女性の怒りがマグマのように噴出しているのを感じます。 7月10日、3つの弁護士事務所に所属する女性弁護士140人が集結しました。その姿はとても華やかな反面、女性弁護士の憤慨するエネルギーの物凄さに、私自身、若干おののきました(笑)。
「立憲主義を知らない国会議員があんなにいるとは」「法律で憲法を変えることがどれだけ矛盾したことか」「解釈で憲法を変えるなんて、とんでもないこと」「どれだけ論理的に矛盾しているか普通の人は知らない。そこにつけ込んでやろうとする姿勢はずるい」
などなど、女性法律家140人は安倍内閣を厳しく詰めました。街宣活動では、同じく法律家の枝野幸男民主党幹事長も駆けつけ、「集団的自衛権を行使できるようにする。それは戦争への道であると同時に、私たちが当たり前だと思ってきた法の支配と立憲主義、近代主義の基本を根底から覆す事態だ」とスピーチ。個別の主義主張、政策の違いがあったとしても今は共闘する時だと、共産党の山下芳生書記局長とがっちり握手をしていました。
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2015/07/10 女性弁護士140人が異例の集会「集団的自衛権は違憲!」ーー小林節氏「安倍内閣は本物の、確信犯のバカだと気づいた」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252319
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また、昨日13日にはSNSを利用して集まったママたちが2000人超えの署名を集め、安保法案反対の声をあげました。IWJはママたちの会見を中継し、わたしも移動中にスマホで中継の様子を少しだけ見ていたのですが、「誰の子どもを殺させない。これは、どうしてもゆずることのできない思いです」という彼女たちの訴えを聞いて、目頭が熱くなってしまいました。
子どもを育てるために親がやることを全否定するのが戦争だと私も思っています。
この「ママの会」。発足を決意した27歳のママは大学院に通いながら3人の子どもを育てている若い女性です。3人の子どもを育てながら、どこにそんな時間と労力が残っているのかと、私は、この会について知ったとき、本当に驚きました。
3人にご飯を食べさせ、風呂に入れ、髪を乾かし、寝かしつける。多分、これだけで夜のゴールデンタイムはすべてなくなってしまうほど、ママはやることが鬼のようにあるはずなのに。1秒でも多く寝たいはずなのに。。。
安保法案反対の声をあげようと思った背景には、学業の傍ら、顔と名前を出し、反対の声をあげているSEALDsの姿に励まされたから、だと言います。でも、自分たちは子どもがいるから外出できない。だったら、ママたちでもできるやり方で、と7月27日、渋谷をジャックする計画も企てているといいますから、その実行力に驚かされます。
安倍内閣はもしかしたら本当に、女と若者にとどめをさされるかもしれませんね。そんな勢いを感じる毎日です。
ママたちの会の記者会見も、今日か明日には記事化しますのでお待ちください!
ここで重要なお知らせがあります。
とにかく、人手が足りません! 取材するものは山のようにあり、1日も早く記事にしてみなさまにお伝えしたいのに、なかなかスピードが追いついていないのも現状。ぜひ、IWJを手伝ってください。
この「戦争法案」を覆すために、全国の津々浦々で、抗議集会やデモやパレードなどが行われています。我々IWJは、3.11直後から主要メディアがひたすら無視を決め込む脱原発デモを可視化してきました。
同様に、ここまで戦争法案につながる秘密保護法反対デモなどからずっと、集団的自衛権に反対する抗議行動などを撮り続けてきましたが、爆発的に広がっている全国の抗議行動をすべて自力でカバーすることができず、とても悔しい思いをしています。
岩上さんが、数日前から全国の有志に中継や録画の協力を呼びかけています。こちらをぜひ、お読みになり、コピペでもなんでもして拡散してください!
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【岩上安身のツイ録】戦争法案反対という「国民の声を可視化する」ために中継依頼と臨時中継市民参加のお願い
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252558
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さらに今、全国の戦争反対のアクションを一覧にしたページを緊急作成中で、明日にも公開できるようにします! こちらに皆さん、どしどし情報をお寄せいただき、また、拡散したりして、参加を募るなど、大いにご利用ください!
そしてそしてさらに、大事なお知らせが!
岩上さんが、「安全保障関連法案に反対する学者の会」の方々に、メッセージや論文を寄せてください、と依頼しました。そのお願いの文章は、以下の通りです。
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「安全保障関連法案に反対する学者の会」呼びかけ人の皆様
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252770
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この学者の会の声明には、7月13日の未明現在、賛同し署名している学者の数が9541名にも及んでいます! こうした知識人の主張を、直接、メッセージや論文の形で、できるだけ多くの皆さんに読んでもらおうとお願いをしています。
さらに、知識人だけでなく、戦争法案に反対するすべての市民に、メッセージをお寄せいただき、掲載する特設ページも緊急で作成し、呼びかけ文を岩上さんが書きました。
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IWJ代表・岩上安身より戦争法案に反対する全ての方へご寄稿のお願い
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252769
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すでに複数のブログやメッセージやテキストが寄せられており、特設ページの緊急オープンと同時に掲載いたします。
そのうちの一つ、サルサ岩淵さんは、かつて「平和の党」と称していた公明党が、自民党の「下駄の雪」と化してしまった現状に失望し、抗議するデモに参加するそうです。このデモグループは、日比谷野音で行われる「戦争させない・9条壊すな!総ががり行動」にも合流するとのことですので、賛同される皆さんは、ぜひ、ご参加ください!
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緊急オープン!!! 特設ページ【安倍政権の集団的自衛権にもとづく「安保法制」に反対するすべての人からのメッセージ】
http://iwj.co.jp/wj/open/安保法制反対
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「2015/07/13 【安保法制反対 特別寄稿 Vol.2】心が折れそうになっても、再び立ち上がることについて(サルサ岩渕さん)」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/252780
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先に挙げた岩上さんの呼びかけにもありますように、IWJは、この戦争法案反対運動のすべてを可視化したいと願っていますが、まったく人手が足りません! 会員として支えていただくのも、カンパという形で応援していただくのでも、本当に大きな支えになります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
【IWJ定額会員のご登録はこちらから】
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また、IWJでは、ご寄付・カンパも受け付けています。
【寄付・カンパのお願い】
http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
■学生インターンの沼沢純矢からご挨拶
今日は、学生インターンとしてIWJで現場経験を積んでいる、沼沢純矢君から初めてご挨拶をさせていただきます。
IWJを手伝ってと言っても、実際、どんなことをやるのか分からない。。。そう思われる方も多いのではないでしょうか。現在大学4年の沼沢君は今、毎日、現場に出て、何を経験しているのか、彼の言葉で書いてくれたので、今日はぜひ、紹介させていただきたいと思います。
IWJをごらんのみなさん、こんにちは。これまで、最年少であったIWJのマドンナ芹沢あんずさんからその座を奪った、IWJの『新参者』こと沼沢純矢です。僕は、拓殖大学4年で、現在は、単位習得や卒論を全て終え、残りの時間を利用してIWJにのめり込んでいます。
僕は、現在、主として、動画班の業務に携わっています。リュックサックいっぱいに、ビデオカメラ、三脚、養生テープ、ライブシェル(中継のための機材)、ポケットWI-FIを入れて、都内をあちらこちら駆けずり回っています! USTREAMで中継するためです。
最近、特に、おもしろい、と感じている現場は、毎週金曜の学生団体『SEALDs』の抗議デモです。自分と同じ年の人が、身体を張っている姿には、毎回、関心させられます。今、IWJに入ると、報道用スペースで、『SEALDs』の様子を見ることができますよ!
といっても、最近は○BS、テレビ朝○、○本テレビ、をはじめとした、在京マスコミの関心も高く、報道スペースもぎゅうぎゅう詰めですが(笑)。あと、岩上さんの人脈の広さはすごいので、好きな人に会えるかもしれません。僕も、いわゆる「大阪都構想」騒動の時も、藤井教授がオフィスに来社された時、興奮しました。
そんな感じで、IWJでは、学生のインターンも受け入れているようなので、良かったら、是非、IWJの一員になって経験を積んでみませんか? それでは、失礼します。
■中継・動画編集スタッフ緊急大募集のお知らせ!
ここで、事務にカメラマンにとフル回転中のトリプルアクセル状態の谷口から、スタッフ募集のお知らせです。
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IWJのカメラマン兼事務スタッフの谷口です。
現在IWJでは、中継・動画編集を担当していただくスタッフを募集中です。IWJの記者や中継市民の皆さんが、日々取材してきた映像を動画編集ソフト(adobe Premiere)で編集したり、サーバーへアップロードする作業をメインに担当していただきます。
動画編集の経験や知識をお持ちの方はもちろん大歓迎ですが、そうした経験がなくても、映像やIWJのコンテンツに興味がある方なら大丈夫です!
経験豊富なIWJスタッフが親切にレクチャーいたします。自主性と向上心を持って、学び成長できる方をお持ちしております。
また、動画編集だけでなくカメラを持って、記者会見やシンポジウム、デモの現場などに取材に行っていただくこともあります。こちらも、ビデオ撮影の経験や知識をお持ちの方は大歓迎ですが、「ホームビデオぐらいしか使ったことないなぁ…」という方でも心配いりません!
映画やドキュメンタリーに興味があって、ビデオ撮影に挑戦したいという情熱をお持ちの方を募集します。あとは、体力と運転免許があれば、云うことなしです。
経験や知識を持っているに越したことはありませんが、何よりもまず第一に、映像とIWJに対する情熱を重視します。
フリーランスの方などで兼業も可能ですので、ふるってご応募ください。また、ご紹介をくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。
<スタッフ募集フォーム>
http://bit.ly/1ALJypQ
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■Web班からも人材募集のお知らせ!
さらに、日夜、事務所に泊まりこんで記事の更新作業を行い、最近腰を痛めつつあるWeb班チーフの伊藤からも、スタッフ募集のお知らせです。
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IWJでWeb関連の仕事を担当している伊藤です。
ただ今、Web班では、個別記事のデザイン統一化や、カレンダーページのシステム構築にとりかかっておりますが、まだまだ発展途上、課題山積のため、Web班の人材を緊急補強したいと思います。
日々の記事コンテンツのアップロード・更新・管理などWordPressによる作業を行いつつ、HTMLやCSS言語によるページデザイン変更、記事検索システムのさらなるバージョンアップ、また、中途となってしまっているスマホ対応などのWeb構築作業に当たっていただきます。Web作成の経験のある方でしたら、WordPressはあまり扱ったことがない方でも大丈夫です。
週2日以上の出社が可能でしたら、フリーランスの方などで兼業も可能です。また、今のスキルに多少自信がなくても意欲の強い方でしたらOKですので、ぜひぜひ奮ってご応募ください。
<スタッフ募集フォーム>
http://bit.ly/1ALJypQ
■わとはぷ! のコーナー
1933年の今日、ドイツではナチ党をのぞく、全政治政党が禁止された「強制的同一化」が執行された日だそうです。
「強制的同一化」政治や社会全体を、一人の指導者、つまり、ヒトラーが率いる指導者原理によって「均質化」するもの。その影響は公的なものから個人の精神にまで及んだといいます。
例えば、ボーイスカウトなどの青少年組織も解体され、代わりに、ナチ党の青少年組織「ヒトラーユーゲント」が結成され、編入。
出版・放送業界も「国民啓蒙・宣伝庁」の監督下に置かれ、報道・表現の自由が消滅したと言います。
さらに刑法も見直され、犯罪そのものだけではなく、「犯罪への性向」も処罰の対象となり、また、ヒトラー、国家、ナチ党、民族共同体に対する反逆は、ヒトラーに指名された裁判官が、法律ではなくナチズムの見地から見て好ましい判決が要請されたといいます。
そして、そこから、ユダヤ人、同性愛者、精神障害者、遺伝的疾病者などが「民族共同体に悪影響を与える異分子」とみなされ、排除される動きに繋がったというのです。
冒頭で紹介した140人の女性弁護士の話に戻りますが、弁護士の1人が、2年前にアウシュヴィッツを訪れた経験を通して、なぜ、大虐殺へと至ったのか考察した経験についてスピーチされていました。
「ドイツには素晴らしい憲法がありました。しかし、『全権委任法』という、政府に全ての権限を委任しようという法律が通ってしまったのが、そもそものきっかけだったのだと思います」
彼女は法律が憲法を超えてしまうということがいかに恐ろしいことなのか力説していたのですが、今、まさに、法律が憲法を超えるかどうか、国民がそれを許すかどうかの岐路に、私たちが立たされていることは間違いないんですよね。
麻生副総理の、ナチスの「手口を真似たらどうか」という言葉を、私たちは絶対に忘れてはいけないと思います。
今日も安保法案関連の中継が目白押しです。IWJは必死に世の中の動きに食らいつき、今日も駆け抜けますよ!
どうぞ、今日も一日IWJをよろしくお願いいたします。
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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