■■■ 日刊IWJガイド 2015.6.22日号~No.1013号~ ■■■
(2015.6.22 8時00分)
おはようございます。IWJの原です。
総理大臣を目指していると公言し、集団的自衛権行使が合憲か違憲かの議論をすることは意味がないと放言し、さらにはネオナチ団体との付き合いまで指摘されている自民党の稲田朋美政調会長が、昨日もやらかしました。
■「憲法の教科書にも間違いがある」!? 言うことが雑すぎる!
NHKの日曜討論で民主党の細野豪志・政調会長が、「(自民党が推薦した参考人で早稲田大教授の)長谷部恭男教授は、集団的自衛権そのものが違反と言っている。憲法学のど真ん中にいる長谷部教授がこの発言をした重みを受け止めるべき」と指摘しました。
これに対して稲田氏は、憲法学の権威・芦部信喜さん著『憲法』を引き合いに出し、「長谷部教授が『憲法学会のど真ん中』という話があったが、まさしく憲法学会のど真ん中、憲法学会の最高の教科書的な本には『自衛隊は9条2項の戦力にあたる』、すなわち、違憲であると書いてある」と反論し、教科書にも間違いがあると主張しました。
「だから憲法など守る必要がない」とでも言いたげですが、では憲法13条を根拠に急迫不正の侵害に対して個別的自衛権の発動が可能としてきたこれまでの政府解釈はどうするんでしょうか? この議論に憲法学者が関わっていなかったとでも言うんでしょうか?
何はともあれ、安倍総理は芦部さんの名前さえ知らなかったというのに、よくそんな得意げでいられるものだと感心します。
ところで稲田さんは「憲法の最終的な判断は最高裁」として、憲法学者の指摘を蔑ろにされていますが、その頼みの綱である最高裁は、これまで一度も自衛隊を合憲だとは認めていませんよね。教科書と現実は確かに一致していないかもしれませんが、稲田さんの理屈で言えば、最高裁が判断していない現状では、教科書に間違いがあるとは言えないはずです。
無理くり違憲立法を通そうとしているせいで、いろいろ理論が破綻していますね。総理大臣になりたいのであれば、これ以上の恥の上塗りをする前に、安保法案など引っ込めて、よーく考えたほうがいいかと思います。
■米国の対露政策、冷戦時代に逆戻り!?
米国とロシアの関係悪化によって、冷戦時代末期に築かれた制度的枠組みが崩壊し始めています。1987年に米国と旧ソ連が調印した「中距離核戦力全廃条約(INF)」も危ういようです。昨日、ロシアNOWが報じました。
※米が欧州に中距離ミサイル配備?
http://m.jp.rbth.com/politics/2015/06/17/53265.html
米国は現在、INF条約の破棄を通告する用意があると話しており、なんと「ロシアが条約を順守しなくなってすでに2年だ」と主張しているそうです。ロシア外務省は「ロシアがいつ、何に違反したのかの具体的な説明を、アメリカから結局受けることができなかった」と強調。米国は説明もなく、ヨーロッパに中距離ミサイルの配備計画などを進めており、イギリス政府はすでに、配備に内々に同意しているということです。
オバマがロシア封じ込めを提起したG7を機に、冷戦体制が急に戻りつつあるともいわれています。米国はINF締結後、ヨーロッパから米国のミサイルを撤収しましたが、これによってヨーロッパがソ連の攻撃の標的ではなくなりました。今、欧州が再び大国間の核対決の舞台に変わる危機に直面しているわけですが、日本ではこうした状況がなかなか報じられていません。
米国の戦略は、米国とロシアが大陸間弾道弾で直接、核の応酬をやりあうのでなく、欧州とロシアとで相討ちさせ、自分は漁夫の利を得ようというものだそうです。僕はこのことを、岩上さんがインタビューした孫崎享さんのお話で知りました。集団的自衛権の話が出るずっと前、3.11よりも前、IWJが正式に設立された4年前よりも前の話です。そんな頃から、お二人は今日の状況に直結する話をかわしていたわけです。
米国の中には、欧州と同様に日本に核保有を認め、中国と相討ちさせようと考える者もいると、孫崎さんは言っていました。日本が、どれほど原発でシビアアクシデントを起こそうと、原発を止めないのは、核保有のオプションを手放さないためだとも言われています。
先日、岩上さんがインタビューした、ニューヨークタイムス支局長のマーティン・ファクラーさんは、「米国の中には、日本の核保有を認める声がある」と言っていました。喜んでいい話じゃありません。米国本土には火の粉が降りかからない限定核戦争を行わせよう、という話なんですから。そうした観点から米国の、欧州での核配備という話は、日本に置き換えてみると背筋が凍るような話です。
稲田さん。あなたは、集団的自衛権行使によってひたすら対米追従した果てに日本が捨て駒として、核の相討ちをさせられる未来を見据えているんですか? そう聞きたくなります。
これまでもウクライナ危機など詳しく報じて参りましたが、これからもIWJは世界を俯瞰する目をもって、精力的に取材し続けていきます。どうか、大手メディアが報じない問題を広く周知させるためにも、IWJをご支援ください。よろしくお願いします。
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(後半へ続く…)
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◆中継番組表◆
本日のIWJの中継番組表をお送りします。
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
**2015.6.22 Mon.**
【Ch5】11:00~「ヨハン・ガルトゥング博士来日イベント・記者発表」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=5
※「一般社団法人国際平和映像祭」主催の、ガルトゥング博士来日に先立つ記者発表。ガルトゥング博士のビデオメッセージ投影が予定されている。
【Ch4】11:45~「【児童相談所問題】晃華学園事件 第3回口頭弁論後の報告会」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※11時からの晃華学園事件第3回口頭弁論後の報告会を中継する予定です。
~関連記事はこちら~
・2015/04/27 【児童相談所問題】晃華学園事件 第2回口頭弁論後の報告会(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/243790
【IWJ_TOKYO1】14:00~「都営霞ケ丘アパート住民記者会見」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-tokyo1
※国立競技場の建替に伴う霞ヶ丘アパート取り壊し計画見直しと住民の声に真摯に耳を傾けることを都知事に要望。
都営霞ヶ丘アパート住民有志の方々、上智大学教授の稲葉奈々子氏らが発言予定。
【Ch2】17:30~「東京電力 定例会見」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=2
※東京電力による定例会見の模様を中継します。
【IWJ_TOCHIGI1】17:30~「栃木県塩谷町 指定廃棄物最終処分場候補地の白紙撤回を求めるアピール行動」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-tochigi1
※「塩谷町民指定廃棄物最終処分場反対同盟会」主催の、候補地の白紙撤回を訴えるアピール行動。
環境省が、一般県民向け説明会を開く宇都宮市の会場周辺で行われる。
【IWJ_OKAYAMA1】18:00~「とめよう戦争法案 6.22 合同街頭アピール」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama1
※社民党岡山県連合が呼びかけ、日本共産党岡山県委員会、民主党岡山県総支部連合会、新社会党岡山県本部ほか、が参加予定の合同街頭アピール。
【IWJ_TOCHIGI1】18:30~「栃木県塩谷町 指定廃棄物最終処分場に関する一般県民向け説明会」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-tochigi1
※環境省による指定廃棄物最終処分場に関する一般県民向け説明会の模様を中継する予定です。
【再配信・IWJ_KYOTO1】19:00~「SEALDs KANSAI【6.21 戦争立法に反対する学生デモ】」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※昨日行われた、学生を中心としたグループ「SEALDs KANSAI」主催のデモを再配信します。
【再配信・Ch6】20:00~「辻恵氏、森田実氏、孫崎享氏、天木直人氏、植草一秀氏、2016参院選に向け『新勢力』創出へ ~政府の安保関連法案『砂川判決根拠論』を一刀両断」(配信時間:約2時間43分)
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=6
記事URL: http://iwj.co.jp/wj/open/archives/249006
※2015年6月12日(金)、衆議院第一議員会館で行われた「日本政治の行方を考える市民と国会議員の勉強会」の模様を再配信します。
弁護士の辻惠氏、政治評論家の森田実氏、元外務省国際情報局長の孫崎享氏、外交評論家の天木直人氏、経済評論家の植草一秀氏、弁護士の伊東章氏らが登壇しました。
【再配信・IWJ_KYOTO1】22:00~「SEALDs KANSAI ▼After Party▽ Guest:岡野八代氏」
視聴URL: http://www.ustream.tv/channel/iwj-kyoto1
※昨日行われた、学生を中心としたグループ「SEALDs KANSAI」主催のイベントを再配信します。政治学者で同志社大学教授の岡野八代氏がゲストとして登場しました。
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(…前半の続き)
■実質賃金が24カ月連続マイナス
実質賃金が24カ月連続マイナスだったということも押さえておきたい事柄です。
6月2日、厚労省は実質賃金が2年ぶりにプラスに転じたと、速報値を発表し、各メディアは速報を打って大はしゃぎをしていました。
※実質賃金、2年ぶりプラス 消費増税の影響一巡、賃上げ広がり 日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL01HQC_R00C15A6000000/
どうだ、これぞアベノミクスの底力だ、とばかり、得意げになっていた人たち、ネット上でもたくさんおみかけしましたね。
ところが、18日になって、前年同月比0.1%増だった速報値を0.1%減に下方修正しました。一瞬、浮足立ったものの、結局、実質賃金は24カ月連続ダウン、ということです。これこそが、アベノミクスの底力の実態なのでしょう。24カ月連続ダウンという負の偉業を成し遂げていながら、2017年には確実に消費税を10%に引き上げるというのですから、その計画性のなさに涙する他ありません。
日刊IWJガイドをお読みの方は、よもや「まぁ安保法案とかは微妙だけど、経済面においては安倍政権は評価できなくもない」などとは考えていないとは思いますが、この現実を少しでも周知させなければならないでしょう。株価の上昇だけをみて、なんとなく「経済は回復している」と考え、自民党に投票している人も少なくありません。
株価が空前の高さだというけれど、それはバブルじゃありませんか? バブルの記憶、僕らは直接体験していないのでわかりませんが、中年以上の世代の方は、直撃を受けて、その陶酔と崩壊の衝撃力の両方をご存じのはずです。岩上さんは、実体験も踏まえて、バブルの崩壊の怖さを口を酸っぱくして語っています。
「バブルは必ず恐慌で終わる」と断言するエコノミスト・浜矩子氏は、岩上さんのインタビューの中で、リーマンショックと同じパターンの「アホノミクス恐慌」がやってくる可能性に言及し、「暴落は、明日にでも起こるかもしれない」と警鐘を鳴らしました。
※2015/05/30 「バブルは必ず弾ける、それは明日かもしれない」と断言する浜矩子氏、空前の官製相場で沸きに沸く株式市場、しかし…! 岩上安身が「アホノミクス恐慌」の危険性について訊く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/247279
岩上さんによる、浜矩子さんのこのインタビューは、絶対に見逃さないでおいてもらいたいものです。この日刊ガイドをお読みの方々におかれましては、周囲の方々に「実質賃金24カ月連続ダウンなんだってよ」という大手マスコミが報じない事実を広めていただくと同時に、こちらのインタビューの視聴も、ぜひぜひ、お薦めしてください。そのついでに、ぜひぜひ、IWJの会員になることをお薦めしていただければと思います。IWJはしぶとく生き残るつもりですが、それにはこのガイドを読んでくださっている皆様の口コミの力によるところ大です。ぜひ、よろしくお願いします。
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政権を取ってから、まる二年間、我々国民の実質賃金を下げ続けてきたわけですから、安倍内閣の支持率もきっと下がり続けて、今頃は2%くらいかと思いきや、先週、日テレが行った世論調査では、まだ40%を超えているといいます。本気か??と、その40%に聞きたくなりますね。
今月19日には、働く人を交代させれば企業が派遣労働者を使い続けられる「派遣法改正案」が衆院を通過しましたが、なんでこんなに痛めつけられていてなお、支持しようと思うのか。いや、安倍政権とか、安倍晋三個人への支持ではなく、そのバックボーンとなっているネオリベの思想そのものをどうして支持していられるのかってことです。
国民として、安倍政権のようなネオリベ政権を、本当にこれから先も支持していく気なのかどうか、改めて考えなければならない気がします。
※NNN世論調査 内閣支持率41.1% 日テレ
http://www.news24.jp/articles/2015/06/14/04277286.html
■住民に相談もなく取り壊されることとなった「都営霞ケ丘アパート」
本日は「都営霞ケ丘アパート住民記者会見」の模様を中継する予定です。
先日、岩上さんが「神宮外苑と国立競技場を未来へ手渡す会」の共同代表で作家の森まゆみさんにインタビューし、いかに新国立競技場の建設計画がバカげているか、世界の実例を交えてご解説いただきました。
華やかな新国立競技場の建設計画の裏には、計画実行のため、取り壊されようとしている都営住宅があります。本日、記者会見する「都営霞ケ丘アパート」です。住民の皆さんは、何の相談もなく、2012年7月に立ち退きを迫られました。
舛添知事は、「私は知事ではなかった時代なので、そのときどうであったかということは今までも報告を受けていない」「現場をみて判断したい」としていましたが、結局、住民の多くが転居先を決定していることなどから、計画通り、取り壊しを進めると考えているようです。
しかし、このやり方は民主国家としてどうなのか、我が身のこととして考えなければなりません。本日の中継をご覧ください。
■礒崎陽輔氏をネット上で粉々に論破した「ほなみ」さんは、実在の、10代少女だった!
昨日は、スクープ記事をアップしました!
※【スクープ!】礒崎首相補佐官を論破した18歳女子は実在した! 岩上安身が直撃!「戦争は消火活動ではなく、人同士が殺し合うもの」――戦争と災害を区別さえできない安倍政権を徹底批判!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/250175
ツイッターで戦争を火事に例え、「自分の家に隣の火が燃え広がる前に消火するのが集団的自衛権である」といった理論を展開した礒崎陽輔首相補佐官に「大丈夫かこいつは」と突っ込み、「集団的自衛権と個別的自衛権の違いを勉強してください。議論はそこからです」と論破した少女がいました。
18歳の「ほなみ」さんという女性です。礒崎さんが完全に論破される模様は「togetter」でまとめられ、すでに43万回も閲覧されています。
※【悲報】総理補佐官の礒崎陽輔 (@isozaki_yousuke)が、ツイッターで喧嘩をふっかけるも論破され、相手が10代女子とわかるとブロックして逃走←バカ
http://togetter.com/li/832562
しかし、礒崎陽輔さんといえば、国家安全保障を担当する首相補佐官であるだけでなく、東大法学部卒の法学士で、自民党の憲法改正推進本部・事務局長まで務める人物です。しかも元総務官僚というエリート中のエリート。常識的に考えて、10代の女子に簡単にものの見事に言い負かされるでしょうか? ネットでは「10代女子というのは虚偽ではないか」といった声も上がりました。
果たして「ほなみ」さんは実在するのか。本当はオッサンなのではないか。実在するとすれば、どんな人物なのか。6月19日、リアル「ほなみ」さんがIWJの特別番組に電話出演し、礒崎さんをボコボコにしたときの思いを語りました。
また、ほなみさんへの電話インタビューの中では、自民党の改憲草案の酷さにも触れました。基本的人権を蔑ろにする、劣化版・明治憲法である自民党改憲草案については、『前夜』で詳しく触れていますので、是非お読みください!
【IWJ書店】前夜 日本国憲法と自民党改憲案を読み解く
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=71
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■わとはぷ!のコーナー
1976年の今日発売の週刊少年ジャンプにて『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(秋本治作)の連載が開始しました。なんと、連載39周年ということになります。「少年誌の最長連載記録」のギネス世界記録の保持、更新を継続中です。
『こち亀』は亀有公園前派出所に勤務する警察官・両津勘吉が主人公のギャグ漫画で、長期連載のポイントは、ストーリーに「時事ネタ」を盛り込むことでしょう。『こち亀』さえ読んでいれば、誰でも事情通になれると言ってもいいかもしれません。
約40年も続いていると東京の町並みも全然変わってきます。初期の『こち亀』では、今はなき東京の風景や東京下町の暖かな人情の世界などが描かれており、ちょっとホッコリすることもしばしばあります。両津の少年時代の描写も面白いですね。
今年55歳の岩上さんも、きっと、かつては両津の少年時代のように、丸坊主で白いタンクトップを着て、半ズボンを穿いて東京を走り回っていた元気な少年だったのでしょうね。想像するだけで頬が緩んでしまいます。
人情が薄れつつある時代ではありますが、繋がり合ってまいりましょう。今日も一日、よろしくお願いします。
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